JP4294442B2 - 掛け布団 - Google Patents

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本発明は、夏期、冬期、春秋期の季節に応じて使い分けが可能であり、羽毛などの詰め物を多く収容できる構造にすると共に襟部を利用者にとって保温と感触を良好にした掛け布団に関するものである。
従来、この種の掛け布団としては、夏期、冬期、春秋着の季節に応じて別途に構成された厚さの異なる掛け布団を使い分けて使用するか、数枚重ねて使用するものであった。
しかし、この従来の重ねる方法では、季節に応じて厚手や薄手の複数の掛け布団を用意しておく必要があり、無駄が多くそれぞれの掛け布団を収納するには嵩張り面倒である。また、冬期では数枚重ねて使用する場合はずれ落ちるものであり、襟元部分の保温性は厚手の掛け布団でも確保しずらいものであった。
さらには、厚手の掛け布団を使用しても中央部分が厚く盛り上がって周縁部はしだいに薄くなり均一な保温性は維持できない欠点があり、これは縫製上周縁部は扁平状態になるためで羽毛などの詰め物を十分に収容できず中央部が重くなるだけで全体の均一な保温には不十分であった。
ところで、経済的に羽毛ふとんをつくるために、薄肉とした2枚のふとん体を上下に重ね合わせて着脱自在に合着する構成としオールシーズン使用できる掛けふとんが知られている。この公知の掛けふとんは下部のふとん体を上部のふとん体より長く形成し、その長くした一端を上部のふとん体の上端表面に折り曲げ重ね合わせたものである。
実用新案出願公開 昭58−187368号 公報
解決しようとする問題点は、しかしながらこの羽毛ふとんは薄肉のふとん2枚を重ねるようにしたから経済的であはるが、1枚での使用は内部の羽毛などの詰め物が片寄るなどで保温性が低下せざるを得ないものであった。また利用者の襟元を覆う布団の厚みが薄いと冷気が入り込みやすい欠点があった。そこで2枚を重ねる掛け布団で季節に応じて1枚で使用したり2枚で使用したり使い分けが可能であるが1枚でも十分に保温性を有し、襟元の保温性を良好にする掛け布団を提供する。
本発明は、襟部に折り返し部分を延長して設けた肌掛け布団と、この肌掛け布団の上に重ねられ、肌掛け布団の折り返し部分と肌掛け布団本体とで襟部が挟まれる合掛け布団と、この肌掛け布団と合掛け布団の二つを止着する止着手段とを備えている掛け布団であって、合掛け布団は襟部を厚さ方向の断面を円弧状にし、襟部を除いた三側面がほぼ垂直のマチ部を有するように周縁部の断面がコ字状に縫製されることにより合掛け布団の幅方向の断面が矩形箱状に形成され、全体の厚さ寸法をほぼ均一に縫製したことを特徴とする。
本発明の掛け布団は、肌掛け布団と合掛け布団を着脱自在にしたから暑いときは肌掛け布団1枚のみで寒いときは合掛け布団とあわせて2枚で使用し、さらに合掛け布団はマチ部をほぼ垂直にして幅方向断面を矩形状に縫製したから詰め物を最大にして収容でき、端部にも十分詰め物を内包しているから全体的に保温を平均化すると共に合掛け布団1枚でも厚さを増して保温性を良好にした。ついで、肌掛け布団の折り返し部分を合掛け布団の襟部で重ねて丸襟とし、利用者の肩襟部に冷気が入るのを防ぎ保温性を良好にした掛け布団を提供できる。
この実施例は羽毛を充填した羽毛掛け布団であるが、布団全体に均一な保温性を維持する掛け布団で、オールシーズン使用可能な掛け布団を提供するものである。この実施例では、襟部に折り返し部分を延長して設けた肌掛け布団と、この肌掛け布団の上に重ねられ、肌掛け布団の折り返し部分と肌掛け布団本体とで襟部が挟まれる合掛け布団と、この肌掛け布団と合掛け布団の二つを止着する止着手段とを備えている掛け布団であって、合掛け布団は襟部を厚さ方向の断面を円弧状にし、襟部を除いた三側面がほぼ垂直のマチ部を有するように周縁部の断面がコ字状に縫製されることにより合掛け布団の幅方向の断面が矩形箱状に形成したことにより実現した。
以下図面を参照しながらこの発明の一実施の形態を説明する。図1は、本発明による掛け布団の斜視図で、図2は側面図である。(なお、この明細書で述べる「肌掛け布団」と「合掛け布団」という用語は、二つの布団を組み合わせて一つの布団として使用するときに、一方の利用者の肌側に位置するものを「肌掛け布団」と称し、他方を「合掛け布団」と称している。)、この掛け布団は肌掛け布団1の上に合掛け布団2を重ねており、肌掛け布団1には合掛け布団2の長手方向(利用者の頭部と脚部が位置する方向)において頭部側を延長して折り返し部3を設けている。
合掛け布団は、肌掛け布団よりも厚い寸法に設定されており、肌掛け布団1と合掛け布団2は、ホック4により着脱自在に結合されている。これにより暑いときはホック4を外して肌掛け布団1のみの使用とし、寒いときには、合掛け布団2のみか、肌掛け布団1と合掛け布団2を一つの布団にして使用することになる。さらにこのホック4の作用により二つの布団はずれ落ちることがない利点を有する。
肌掛け布団1の延長された折り返し部3は合掛け布団2の襟部5の曲面に沿って上方に巻かれホック4により着脱自在に襟部5の上面に止着されて丸襟を形成している。これにより、合掛け布団2の襟部5は肌掛け布団1の折り返し部3と二重になって厚さとしっくりした重さを増し利用者の肩から冷気が侵入するのを防ぎ保温性を向上させ、丸襟の曲面は利用者の襟首の感触を良好にする。
合掛け布団2は図3、図4に示すように、羽毛を充填する内袋21と内袋21を被覆する外装地22を有し、内袋21には長手方向の複数の帯状仕切布211と、この複数の帯状仕切布211間に短手方向の帯状仕切布212を縫合し、仕切布211,212の上下の端部を内袋21の表地21a,裏地21bに縫合して複数の羽毛充填室23を形成し、内袋21の外側壁にある布地21cと21d、21eは外装地22の布地22c,22d,22eに縫合している。また帯状仕切布211,212は不織布でなり通気性を保持させている。
長手方向の帯状仕切布211の両端を内袋21に縫合しており、長手方向の一方の端部の仕切り布211aと211bとで所要幅の重ね部をつくり第1の羽毛充填口24を形成し、短手方向の帯状仕切布212aと212bのほぼ中間の位置で所要幅を重ねて第2の羽毛充填口25を形成する。内袋21の長手方向の端の布地21eのほぼ中央部の布地を所要幅の重ね部をつくり羽毛充填パイプ挿入口26を形成する。このパイプ挿入口26より充填パイプ6を挿入して順次に充填口24、25に挿入して羽毛を空気とともに圧送し吹き込み各羽毛充填室23を満たすようにする。
第5図に示すように、上記の短手方向の帯状仕切布212は2枚の帯状仕切布212a,212bでなり、内袋の側端部21dに縫合するものを除き、長手方向の複数の帯状仕切布211間にあって、端部を長手方向の仕切布211に縫着している。帯状仕切布212aと212bの所要幅の重ね部212cは、布団の厚さ寸法が大きいために上半分を縫合して閉塞し、下半分を非縫合として開口し、この開口部分を第2の羽毛充填口25としている。第1の羽毛充填口24及び充填パイプ挿入口26も同様に布団厚さ方向で上半分を閉塞し下半分を開口している。
図5は合掛け布団2の側面部の断面で表側布地223と裏側布地224とをマチ部布地225との縫合を示し、各布地の端面を玉芯7に衝合しエッジテープ8で縫合する。マチ部布地225は上下の玉縁7間でほぼ垂直に設けられ、側端部断面はコ字状に形成されている。すなわちこの掛け布団は全体的にボックス状態になっている。この縫製により羽毛などの詰め物を充填パイプ6で吹き込む際にコ字状断面のコーナ部の隅々まで羽毛を行き渡らせることができ、さらに詰め物は独自の反発力によりその形状を維持しようとするので掛け布団の端部は断面コ字状のままで利用者は使用できるから扁平状に潰れることがない。
合掛け布団2は左右側面のマチ部2aと足元側のマチ部2bをほぼ垂直な壁面とし、襟元5側を側面視が円弧状の曲面としている。側面視で襟部5を円弧状にしており、襟部5以外のマチ部の三側面(左右側面と足元側の側面)の断面はコ字状を呈する。
合掛け布団2の内部構造は長手方向の帯状仕切布211と短手方向の帯状仕切布212を交差させて複数の羽毛充填室23を形成して内袋21とし、内袋21の帯状仕切布の重ね部に第一、第2の羽毛充填口24,25,充填パイプ挿入口26とし、内袋21を外装地22で被覆している。さらに外装地22の鏡部の表側布地223と裏側布地224をエッジテープ8で被覆し、各帯状仕切布とマチ部の厚さ寸法を全体にほぼ均一にして全体を箱状にして縫製したものである。
マチ部2aと2bをほぼ垂直に縫製して断面矩形状に形成したから羽毛などの詰め物は側端の隅々まで充填されるから掛け布団の周縁が薄くならず、全体的に均一な保温性を有するものになる。さらに利用者の襟元部分は肌掛け布団の延長部が円弧状に合掛け布団の端部を覆うので、丸襟に形成された曲面と厚く形成された襟部は利用者の肩部と襟首の保温性と肌さわりを良好にする効果を有する。
本発明に係る掛け布団の斜視図である。 本発明に係る掛け布団の側面図である。 本発明に係る掛け布団の斜視図で外装地を除いて内袋の一部を切り欠いて示す。 帯状仕切り布の縫合状態を示す平面図である。 本発明に係る合掛け布団の側端部の断面図である。 羽毛充填パイプの挿入状態を示す斜視図である。
符号の説明
1… 肌掛け布団
2… 合掛け布団
2a,2b…マチ部
21… 内袋
211… 長手方向の帯状仕切布
212… 短手方向の帯状仕切布
22… 外装地
223… 表側布地
224… 裏側布地
225… マチ部布地
23… 羽毛充填室
24… 第1の羽毛充填口
25… 第2の羽毛充填口
26… 羽毛充填パイプ挿入口
3… 折り返し部
4… ホック
5… 襟部
6… 羽毛充填パイプ
7… 玉芯
8… エッジテープ

Claims (1)

  1. 襟部に折り返し部分を延長して設けた肌掛け布団と、肌掛け布団の上に重ねられ、肌掛け布団の折り返し部分と肌掛け布団本体とで襟部が挟まれる合掛け布団と、この肌掛け布団と合掛け布団の二つを止着する止着手段とを備えている掛け布団であって、合掛け布団は襟部を厚さ方向の断面を円弧状にし、襟部を除いた三側面がほぼ垂直のマチ部を有するように周縁部の断面がコ字状に縫製されることにより合掛け布団の幅方向の断面が矩形箱状に形成され、全体の厚さをほぼ均一に縫製したことを特徴とする掛け布団。
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