JP4293973B2 - 再生装置及び再生方法 - Google Patents

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Description

本発明は、記録媒体に記録されたデータを再生する場合、記録媒体に記録された所望のデータを素早く検索して表示又は外部出力する再生装置及び再生方法に関する。
従来技術では、記録媒体に記録された情報を再生する再生装置(主に、VTR、DVD、HDD)において、記録媒体に記録されている目的とする画面(シーン)を高速に検索するため、だいたいの目安をつけて早送り又は逆送りを行い、通常の送り速度で再生する。この再生方法として、この早送り又は逆送り動作を何回か繰り返し、目的のシーンに到達する方法、又は再生映像(音声)をモニタしながら、正(順)方向サーチ又は逆方向サーチを実行して目的のシーンを探し出す方法がある。
また、映像情報がMPEG(Moving Picture Experts Group)規格により記録媒体に画像圧縮されて記録されている場合、正方向サーチ時には、正方向のIピクチャ(フレーム内符号化画像)のみを検出し、逆方向サーチ時には、逆方向のIピクチャのみを検出して高速検索する技術が知られている。
さらに、記録媒体に記録されている正方向サーチ映像又は逆方向サーチ映像をモニタする方法として、記録媒体とは別のチューナ受信映像などの入力信号からの映像を表示する親画面と、サーチ映像を表示した子画面(サムネイル)とを合成して表示する技術が、例えば、特許文献1に開示されている。具体的には、チューナ受信映像とする親画面内に、VTR等に記録された映像信号を2倍速などの高速でサーチ再生した映像を表示した子画面(サムネイル)を重畳させる。
この場合、サーチ再生映像信号は、デジタル信号に変換され、間引かれてメモリに書き込まれた後、読み出される。この読み出されたサーチ再生映像データは、親画面用映像信号(チューナ受信映像信号)に含まれる同期信号に基づいて表示される。これにより、子画面にスキュー(磁気ヘッドがトラックを斜めに横切る際に生じる映像の歪み)の発生が防止される。
なお、記録媒体に記録されている情報が、短編のシーン(ストーリ)が複数集合している情報であれば、夫々のシーンのタイトルで検索が可能であるので、検索は簡単に行える。
特開平04−172883号公報
しかしながら、記録媒体に長編のシーン(映画、スポーツなど)からなる情報が記録されている場合、シーン(ストーリ)を細分化し区切りにチャプタを付けてあるものの、目的のシーン(目的とするシーンの一場面)がチャプタ内であると、やはり上述した試行錯誤による検索が必要となる。
また、早送り又は逆送りする際に、モニタを行わないで早送り又は逆送りすると、高速動作が可能となるが、表示手段(画面)に映像が表示されないため、目的のシーンかどうかを知るには、再生動作を実行し、表示画面の映像により確認し、目的のシーンが現在より正方向又は逆方向を判断して再度早送り又は逆送りをしなければならず、所望のシーンに得るのに時間を浪費するという問題がある。
また、上述した正方向サーチ又は逆方向サーチによるサーチ方法では、どちらか一方しか選択できず、このため目的とするシーンが現在より正方向にあるのか又は逆方向にあるのか不明確な場合は、確率1/2となり、間違った選択(サーチ)を実行すると再度反対方向にサーチをしなければならずサーチに要する時間が2倍となり、検索時間の浪費になるといった問題がある。
そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、正方向早送り、逆方向早送りの作業を試行錯誤で繰り返すことなく、素早く目的のシーンを探し出すことができる再生装置及び再生方法を提供することを目的としている。
上述の課題を解決するために、本発明に係る再生装置は、以下の特徴を備えている。
本発明に係る再生装置は、記録媒体に記録されているデータを所定の再生速度で読み出す再生手段を有する再生装置であって、早送り指示を入力する指示入力手段と、前記再生速度より速い速度で正方向にデータを読み出す正方向早送り読み出し制御手段と、前記再生速度より速い速度で逆方向にデータを読み出す逆方向早送り読み出し制御手段と、前記早送り指示が入力されたとき、前記正方向早送り読み出し制御手段により読み出されたデータと前記逆方向早送り読み出し制御手段から読み出されたデータとを一画面用データに合成処理する信号処理手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る再生装置は、前記正方向早送り読み出し制御手段は、前記再生手段により読み出された正方向データを所定の期間のデータ量分、書き込みする第1の記憶手段と、前記逆方向早送り読み出し制御手段は、前記再生手段により読み出された逆方向データを前記所定の期間のデータ量分、書き込みする第2の記憶手段と、を備え、前記正方向早送り読み出し制御手段及び前記逆方向早送り読み出し制御手段は、前記第1の記憶手段から前記正方向データを、前記第2の記憶手段から前記逆方向データを略同時タイミングで所定の時間内に読み出すことを特徴とする。
本発明に係る再生装置は、前記信号処理手段により前記合成処理された一画面用データを表示する表示手段を備えたことを特徴とする。
本発明に係る再生装置は、前記正方向早送り手段及び前記逆方向早送り手段により、前記第1及び第2の記憶手段を介して読み出されたデータの情報量を低減する情報量低減手段を備えたこと特徴とする。
本発明に係る再生方法は、記録媒体に記録されているデータを所定の再生速度で読み出す再生ステップと、早送り指示を入力する指示入力ステップと、前記再生速度より速い速度で正方向にデータを読み出す正方向早送り読み出し制御ステップと、前記再生速度より速い速度で逆方向にデータを読み出す逆方向早送り読み出し制御ステップと、前記指示入力ステップにより、前記早送り指示が入力されたとき、前記正方向早送り読み出し制御ステップと前記逆方向早送り読み出し制御ステップによって読み出されるデータを一画面に合成処理する信号処理ステップと、を備えたことを特徴とすることを特徴とする。
本発明に係る再生方法は、前記正方向早送り読み出し制御ステップは、前記再生ステップにより読み出した正方向データを記憶再生する第1の記憶再生ステップと、前記逆方向早送り読み出し制御ステップは、前記再生手段により読み出した逆方向データを記憶再生する第2の記憶再生ステップを備え、前記第1の記憶再生ステップにより前記正方向データを記憶し、前記第2の記憶再生ステップにより前記逆方向データを記憶完了した後に、前記第1の記憶再生ステップは、前記正方向データを、前記第2の記憶再生ステップは、前記逆方向データを所定のタイミングで所定の時間内に読み出すことを特徴とする。
本発明に係る再生方法は、前記正方向早送り制御ステップと前記逆方向早送り制御ステップにより読み出されたデータの情報量を低減する情報量低減ステップを備えたこと特徴とする。
上述したように、本発明の再生装置及び再生方法によれば、記録媒体に記録されている目的のシーン(一場面)を検索する場合、再生、正方向早送り、逆方向早送りを繰り返すことなく、正方向と逆方向の早送り映像が同時にモニタできるので、短時間で素早く目的のシーンを探し出すことができる。
以下、図面を参照して、本発明に係る再生装置の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本実施形態の再生装置のブロック図である。
再生装置1は、記録媒体2、スピンドルモータ3、光ピックアップ4、駆動制御部5、RF/サーボ/デコーダ6、MPEGデコーダ7、信号処理部8、NTSC/PALエンコーダ9、デジタルI/F(デジタル・インタフェース)10、表示手段11、所定の記憶手段12、第1の記憶手段13、第2の記憶手段14、情報量低減手段15、制御手段(以下、CPUという)16、操作部17から構成される。また、操作部17は、指示入力手段18を含んでいる。
再生装置1は、CD、DVD、HDD、大容量半導体メモリなどのランダムアクセス可能な記録媒体に記録されたデータを再生する再生装置である。
但し、本実施形態は、映像及び音声情報が記録されているCD、DVD等の記録媒体を再生する場合を例として説明するが、他のランダムアクセス可能な記録媒体についても適用することができることはもちろんである。
また、記録媒体2に記録されているMPEG規格により符号化(MPEG1、MPEG2、MPEG4)された映像及び音声情報を再生する場合を例として説明するが、MPEGに限定するものではない。記録媒体2にMPEG規格で記録されている映像(ビデオ)のデータフォーマットは、よく知られているように、少なくとも1つのIピクチャ(1フレーム単独で圧縮したピクチャ)と、複数のPピクチャ(Iピクチャから順方向予測されたピクチャ)と、Bピクチャ(IピクチャとPピクチャから双方向予測されたピクチャ)が所定のパターンの並びで配列されたデータ形式となっている。
なお、これらのI、P、Bピクチャをそれぞれ15枚(0.5秒当り)集めたものを1グループ(GOP(Group of Pictures))としているので、1GOP内には、1秒当り少なくとも30枚のIピクチャが所定間隔で配列されることになる(30枚/秒=2GOP/秒)。また、GOPの先頭にはシーケンスデータ(アドレスデータ)が付けられている。
以下に、記録媒体2に上記に示したようなフォーマットで記録されている映像データを再生する再生装置1の基本的な動作について説明する。
まず、駆動制御部5がスピンドルモータ3を回転させ、CPU16により光ピックアップ4により駆動制御部5を制御して所定の回転数となるようサーボ及びトラッキングをとる。そして、サーボ/RF/CDデコーダ部6からRF信号を検出し、目的のGOPアドレスから映像・音声データを読み出す。
上記RF信号は、MPEGデコーダ7に入力され各ピクチャが復号された後、ビデオ信号処理部8によって、映像信号には同期信号、画質補正が加えられ、音声信号にはデジタルフィルタにより音声の補正が加えられる。また、信号処理部8からのデジタル出力は、デジタルI/F(出力手段)10を介して外部機器へ出力されるとともに、図示しないD/AコンバータとNTSC/PALエンコーダ(出力手段)9とを介し、外部機器へ出力される。また、NTSC/PALエンコーダ9のアナログ出力は表示手段(画像ディスプレイ・音声用スピーカを含む)11にも接続される。
次に、本実施形態に係る再生装置1に特有な正逆同時サーチモードについて説明する。
従来、記録媒体2に記録された情報(映像・音声)信号をサーチする場合、操作部17の早送りボタンを押すと、正方向ビデオサーチ(VSF)となり、逆送りボタンを押すと逆方向ビデオサーチ(VSR)となる。つまり、VSF又はVSRの何れか一方のモードのみが選択できるものであった。なお、VSFやVSRには2倍速、3倍速、・・・・、と任意の倍速を選択することが可能である。
しかし、再生装置1では、早送り又は逆送りボタンを操作することなく、操作部17に設けられた指示入力手段18から指示入力することにより、又は表示手段11のパネルに表示されるタッチパネル式やライトペン式等の指示入力手段18から、指示入力することにより、VSFとVSRによる画像を同時にモニタし、サーチするものである。このサーチモードを正逆同時サーチモードと称する。
ここで、同時とは、親画面中に、正方向高速サーチ映像と逆方向高速サーチ映像がモニタされ、ユーザにとっては、正・逆高速サーチ映像を同時に見ることができるという意味である。
以下に、再生装置1の正逆同時サーチモードの動作について詳細に説明する。
再生装置1が、記録媒体2に記録されているデータを通常再生(ノーマル再生)している最中に、指示入力手段17により正逆同時サーチモードに移行するイベント情報がCPU16に伝達されると、CPU16は、移行時点の再生映像データを所定の記憶手段12に格納し、以後、表示手段11である画像モニタへは、この格納した映像データを読み出して出力する。つまり、表示手段11のモニタ画面には、正逆同時サーチモードに移行時の基準画像を表示するために、正逆同時サーチモードに移行した時点の静止画の表示が開始される。以下、これを現在表示モードという。
再生装置1が、正逆同時サーチモードに移行すると、CPU16は、予め決められた速度でサーチ動作(指示入力手段の入力回数や入力選択により、2倍速から3倍速・・・というようにしてもよい)を行う。n倍速サーチの方法は、種々存在するが、例えば、記録媒体2を通常のn倍の回転速度で回転させて信号を読み出す方法がある。
本実施形態では、倍速サーチを例にして説明する。通常再生時は、NTSCの場合の映像信号のフレーム速度は、30フレーム/秒(2GOP/秒)であるから、TVの1フレームのIピクチャの枚数は、1枚((1/15)×GOP)である。
一方、倍速サーチにおける読み出し速度は、4GOP/秒となる。従って、倍速サーチでは、1秒間に、4つのGOPのピクチャデータが読み出される。すなわち、TVの1フレーム間では、2枚のIピクチャデータが抽出、読み出されて、画像表示されることになる。しかし、例えば、正方向及び逆方向用サムネイル画面がそれぞれ1画面で構成されている場合には、TVの1フレーム間では、それぞれ1枚のIピクチャデータしか表示されないことから、上記それぞれ2枚のIピクチャデータから1枚ごとに間引かれて表示する。
なお、正方向及び逆方向用サムネイル画面がそれぞれ2枚の画面で構成されている場合には、間引かれずにそのまま、表示することができる。
図2(a)は、正方向データf1と逆方向データr1及び正方向データf2及び逆方向データ2の2組のデータを高速に読み出したことを示す図である。
図2(b)は、正方向に取得したMPEGデータである正方向データfを示す図である。
図2(c)は、逆方向に取得したMPEGデータである逆方向データrを示す図である。
正方向データf1は、現在表示モードのデータ位置から一定時間経過した正方向の位置にあるMPEGデータ(現在表示モードのデータより時間的に後に録画されたデータ)であり、正方向データf2は、正方向データf1よりさらに一定時間経過した正方向の位置のMPEGデータ(正方向f1より時間的に後に録画されたデータ)を意味する。以下、正方向データf2の次に、f3、f4・・・fn、f(n+1)、f(n+2)・・と続く。
また、逆方向データr1は、現在表示モードのデータ位置から一定時間前の逆方向の位置にあるMPEGデータ(現在表示モードのデータより時間的に前に(過去に)録画されたデータ)であり、逆方向データr2は、逆方向データr1よりさらに所定時間前の逆方向の位置にあるMPEGデータ(逆方向r1より時間的に前に録画されたデータ)を意味する。以下、逆方向データr2の次に、r3、r4・・・rn、r(n+1)、r(n+2)・・と続く。
ここで、正方向データf及び逆方向データrを、例えば、m/30秒(フレーム)間のデータを一度に読み出すとすれば、倍速モードにおけるGOPの一方向の個数は、(2m/15)×GOP個となる。Iピクチャとして正逆両方向で4×m枚の画像データが読み込まれる。
先ず、正逆同時サーチモードに移行した時点で、CPU16は、(2m/15)個のGOPを一度にこの正方向の時間順序で取得する。この時、光ピックアップ4がアクセスした現在表示モードの静止画像のGOPの先頭に付けられたアドレスデータをワークメモリ(図示していない)に記憶する。これは、正方向のデータを読み出した後、後述する逆方向のデータの読み出し開始位置を基準アドレスであるアドレスデータとして記憶しておくためである。
上述したように、現在表示モードより正方向(逆方向から始めてもよい)に一定時間経過後(m/30秒)の正方向データf1を読み出した後、CPU16は、取得した正方向データf1の最後尾のGOPアドレス(GOP1、GOP2、・・・GOP(2m/15)の順序で取得する場合の最後尾のGOP(2m/15)のアドレス)を検出し、ワークメモリに記憶する。そして、読み出した正方向データf1は、第1の記憶手段13に格納する。
なお、現在表示モードで最後尾のGOPアドレスを記憶し、正逆同時サーチモードで先頭のGOPアドレスを記憶するようにしてもよい。また、両モードにおいて、共に先頭アドレスを記憶してもよいし、共に最後尾アドレスを記憶してもよい。
さらに、第1の記憶手段13に格納された正方向データf1は、高速サーチ時は映像高速処理が要求されるので、他のB、Pピクチャをジャンプしながら、正方向のIピクチャデータを第1の記憶手段13より、TVのフレーム同期ごとに、1枚おきに読み出される(倍速サーチモード時)。読み出されたIピクチャデータIf1、If3・・・If(2m−1)は、情報量低減手段15に入力されて、水平方向及び垂直方向のデータを間引き処理などによりさらにデータ量が削減される。
具体的には、例えば、表示手段11の画像解像度を640×480とすると、情報量低減手段により80×60の解像度にする。これにより、Iピクチャ1枚につき1/64に情報量が低減される。
次に、CPU16は、正方向データf1を読み出した後、上述したワークメモリ(図示せず)に記憶している現在表示モードのGOPのシーケンスデータ(アドレス)を、サーボ/RF/デコーダ6の出力より検出する。そして、現在表示モードのGOPアドレス位置から一定時間前の逆方向データr1を取得する。CPU16は、取得した逆方向データr1の最後尾のGOPアドレスを検出し、ワークメモリに記憶する。
読み出した逆方向データr1は、第2の記憶手段14に格納する。正方向の倍速データのサーチ時と同様に、サーチ時は映像高速処理が要求されるので、他のB及びPピクチャをジャンプし、逆方向のIピクチャデータのみを第2の記憶手段14から読み出す。TVのフレーム同期ごとに、1枚おきに読み出す。読み出された逆方向IピクチャデータIr1、Ir3、Ir5・・・Ir(2m−1)は、情報量低減手段15に入力されて、水平方向及び垂直方向の情報量が間引き処理などにより、さらに低減される。情報量が低減された正方向のIピクチャデータIf1、If3、・・・If(2m−1)及び逆方向のIピクチャデータIr1、Ir3,・・・Ir(2m−1)のIピクチャ映像は、TVのフレーム同期に従って、信号ビデオ信号処理部8へ出力される。そして、信号ビデオ信号処理部8によって、正逆方向Iピクチャ用の2つの子画面(サムネイル)と、親画面とが合成されて、表示手段11によって、同時に表示される。
次に、CPU16は、上記表示手段11によって、正逆方向データのIピクチャを表示している間に、次のブロックデータである正方向データf2及び逆方向データr2の読み出し処理に戻る。
まず、正方向データf1を読み出した時に、記憶した最後尾のGOPアドレスを検索し、そのGOPアドレス位置から正方向データf1に続く正方向データf2を取得し、第1の記憶手段13に格納する。そして、正方向データf2の最後尾のGOPアドレスを記憶させた後、MPEGデコーダ7に入力し、上述した正方向データf1のIピクチャを取得したステップと同様にIピクチャIf(2m+1)・・・・If4mを第1の記憶手段13より読み出し、情報量低減手段15により情報量が低減される。
同様に、逆方向データr1を読み出した時に、記憶した最後尾のGOPアドレスを検索し、そのGOPアドレス位置から逆方向データr1に続く、逆方向のデータr2を取得し、第2の記憶手段14に格納する。そして、r2データの最後尾のGOPアドレスを記憶させた後、MPEGデコーダ7に入力し、上述したr1のステップと同様にIピクチャを第2の記憶手段14より読み出し、情報量低減手段15によって情報量が削減される。
このように、情報量が削減された正方向のIピクチャデータIf(2m+1)、If(2m+3)、・・・・If4m及び逆方向のIピクチャデータIr(2m+1)、Ir(2m+3)・・・・Ir4mは、信号ビデオ信号処理部8へ出力される。そして、信号ビデオ信号処理部8によって、子画面(サムネイル)上に表示された上記正方向IピクチャデータIf(2m+1)・・・If4m、逆方向IピクチャデータIr(2m+1)・・・・Ir4mは、表示手段11によって、同時に表示される。
以降、所望の映像が見つかるまで上述した正方向のデータf、逆方向のデータrの取得及び表示手段11により正方向及び逆方向Iピクチャを同時表示の処理を繰り返す。
図2(d)は、正方向と逆方向の倍速サーチのIピクチャをTVフレーム同期に合わせて時系列に示した図である。
図2(d)に示す時刻T1、T2,T3,T4・・・・Tmは、TVの1フレーム期間を示している。
時刻T1〜T2間は、正逆同時サーチモードボタンが押下された後、現在表示モードのIピクチャの静止画(I0)が親画面に出力又は表示されている期間である。なお、静止画I0は、時刻T2,T3,・・・・Tm・・・に亘って、表示され、所望の画像が検索されるまで表示し続ける(図中、下段部分に示す)。
次の時刻T2以降は、正逆同時サーチモードとなった期間であり、正逆方向の倍速データである正方向Iピクチャ及び逆方向Iピクチャは、If1、If3、If5・・・・If2m・・・及びIr1、Ir3、Ir5・・・・Ir2m・・・のように、1画面おきに出力又は表示される。
なお、倍速サーチするときは、子画面(サムネイル)は、比較的自然な動画とするために、正逆データ表示のためにそれぞれ2画面用意し、すべてのIピクチャを表示するようにしてもよい。
図3は、再生装置1の一例を示す概観図である。
21は、表示部、20は、再生装置本体、23は、記録媒体の挿入/排出口、24は、停止ボタン、25は、逆送りボタン、26は、再生ボタン、27は、早送りボタン、28は、正逆同時サーチモードボタンである。また、22は、正逆同時サーチモードに移行した時点でホールドした静止画(現在表示モードの静止画)、29は、正方向の倍速映像(動画)、30は、正方向の倍速映像(動画)であることを示すシンボル、31は、逆方向の倍速映像、32は逆方向の倍速映像であることを示すシンボルである。
次に、図4のフローチャートを用いて、図3に示した再生装置1の動作を以下に説明する。
再生ボタン26の押下により、記録媒体2に記録されたデータの再生を通常再生モード(ノーマルモード)で開始する。そして、この通常再生を行っている状態において(ステップS1)、指示入力手段18による高速サーチモードへの変更の指示入力があるか否かを判断する(ステップS2)。指示入力手段であるサーチモードボタン28が押されると(ステップS2;Yes)、一旦、現在表示モードに移行し、サーチモードボタン28が押された時点の映像データを所定の記憶手段12に格納する。格納された映像は、静止画22として読み出される(ステップS3)。
仮にサーチモードボタン28を1回押すと倍速サーチと規定すると、CPU16は、記録媒体2の回転を倍速制御するとともに光ピックアップを制御し、正方向倍速データfが読み出される。読み出された正方向倍速データfを第1の記憶手段13に格納する。記録したデータは、上述したように、MPEGデコーダで復号された正方向データである。格納終了後、第1の記憶手段13から、倍速のサーチによるIピクチャデータのみ抽出しながら読み出しを行う(ステップS5)。さらに、読み出しされた正方向Iピクチャデータは、情報量低減手段15に入力され、情報量の低減が行われる(ステップS6)。
次に、上記の場合と同様に、CPU16は、記録媒体2の回転を倍速制御するとともに光ピックアップを制御し、逆方向倍速データrが読み出される。読み出された逆方向倍速データrを第2の記憶手段14に格納する。上述したとおり、記録したデータは、MPEGデコーダで復号された逆方向データである。格納終了後、第2の記憶手段14から、定倍速のサーチによるIピクチャのみ抽出しながら読み出しを行う(ステップS7)。さらに、読み出しされた逆方向Iピクチャデータは、情報量低減手段15に入力され、情報量の低減が行われる(ステップS8)。
ビデオ信号処理部8は、正方向倍速データの読み出しと(ステップS4、S5、S6)、逆方向倍速データを読み出しと(ステップS4、S7、S8)を交互に行い、画像データをサムネイル29、31に表示させ、ステップS4で得られた現在表示モードの静止画22を表示している親画面中に画面合成する(ステップS9)。
こうして、サムネイル29には正方向IピクチャIf1、If3、If5・・・・・がこの正方向時間順序で表示され、サムネイル31には、逆方向IピクチャIr1、Ir3、Ir5・・・・が逆方向時間順序で表示される。このサムネイル29、31は、ユーザにとっては、同時に再生されているように見える。
ここで、どちらかのサムネイル画面に目的のシーンが出現したら、ユーザによる停止ボタン24の押下又はタッチ式・ライトペンなどによるシンボル30又は32の再生停止のスイッチ情報により、CPU16は、正逆同時サーチモードから離脱し、サムネイルを停止させる。そして、目的シーンのGOPアドレスをアクセスし、目的のシーンを探し出し、そのシーンを表示させる。
以上説明したように、所定の倍速読み出し制御により、所定の速度で正方向及び逆方向データを同時に、画面合成してモニタすることで、目的のシーンを高速の探し出すことができる。
また、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限らず幾つかの変形が、可能である。
例えば、逆方向高速サーチの際、現在モード表示のGOPアドレスから逆方向にデータを読み出して時間反転映像を出力又は表示するのではなく、現在モード表示のGOPアドレスから逆方向に所定範囲にあるサーチ端を指定し当該サーチ端から現在モード表示のGOPアドレスまでを順次アクセスして通常のように過去から現在値の時間順序で映像を出力又は表示してもよい。
本発明の再生装置のブロック図である。 (a)は、記録媒体2から、正方向データf1と逆方向データr1及び正方向データf2及び逆方向データ2の2組のデータを高速に読み出したことを示す図である。(b)は、正方向に取得したMPEGデータである正方向データfを示す図である。(c)は、逆方向に取得したMPEGデータである逆方向データrを示す図である。(d)は、正方向と逆方向の倍速サーチのIピクチャを時系列に表した図である。 本発明の再生装置の一例を示す概観図である。 図3に示した再生装置の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 再生装置
2 記録媒体
6 サーボ/RF/デコーダ
7 MPEGデコーダ
8 ビデオ信号処理部
9 NTSC/PALエンコーダ
10 デジタルI/F
11 表示手段
12 所定の記憶手段
13 第1の記憶手段
14 第2の記憶手段
15 情報量低減手段
16 CPU
17 操作部
18 指示入力手段
20 再生装置本体
21 表示手段
22 現在表示モードの静止画
23 記録媒体の挿入/排出口
24 停止ボタン
25 逆送りボタン
26 再生ボタン
27 早送りボタン
28 正逆同時サーチモードボタン
29 正方向の倍速映像(動画)
30 正方向の倍速映像(動画)であることを示すシンボル
31 逆方向の倍速映像
32 逆方向の倍速映像であることを示すシンボル

Claims (7)

  1. 記録媒体に記録されているデータを所定の再生速度で読み出す再生手段を有する再生装置であって、
    早送り指示を入力する指示入力手段と、
    前記再生速度より速い速度で正方向にデータを読み出す正方向早送り読み出し制御手段と、
    前記再生速度より速い速度で逆方向にデータを読み出す逆方向早送り読み出し制御手段と、
    前記早送り指示が入力されたとき、前記正方向早送り読み出し制御手段により読み出されたデータと前記逆方向早送り読み出し制御手段から読み出されたデータとを一画面用データに合成処理する信号処理手段と、
    を備えたことを特徴とする再生装置。
  2. 前記正方向早送り読み出し制御手段は、前記再生手段により読み出された正方向データを所定の期間のデータ量分、書き込みする第1の記憶手段と、
    前記逆方向早送り読み出し制御手段は、前記再生手段により読み出された逆方向データを前記所定の期間のデータ量分、書き込みする第2の記憶手段と、を備え、
    前記正方向早送り読み出し制御手段及び前記逆方向早送り読み出し制御手段は、前記第1の記憶手段から前記正方向データを、前記第2の記憶手段から前記逆方向データを略同時タイミングで所定の時間内に読み出すことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  3. 前記正方向早送り手段及び前記逆方向早送り手段により、前記第1及び第2の記憶手段を介して読み出されたデータの情報量を低減する情報量低減手段を備えたこと特徴とする請求項1または請求項2に記載の再生装置。
  4. 前記信号処理手段により前記合成処理された一画面用データを表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の再生装置。
  5. 記録媒体に記録されているデータを所定の再生速度で読み出す再生ステップと、
    早送り指示を入力する指示入力ステップと、
    前記再生速度より速い速度で正方向にデータを読み出す正方向早送り読み出し制御ステップと、
    前記再生速度より速い速度で逆方向にデータを読み出す逆方向早送り読み出し制御ステップと、
    前記指示入力ステップにより、前記早送り指示が入力されたとき、前記正方向早送り読み出し制御ステップと前記逆方向早送り読み出し制御ステップによって読み出されるデータを一画面に合成処理する信号処理ステップと、
    を備えたことを特徴とする再生方法。
  6. 前記正方向早送り読み出し制御ステップは、前記再生ステップにより読み出した正方向データを記憶再生する第1の記憶再生ステップと、
    前記逆方向早送り読み出し制御ステップは、前記再生手段により読み出した逆方向データを記憶再生する第2の記憶再生ステップを備え、
    前記第1の記憶再生ステップにより前記正方向データを記憶し、前記第2の記憶再生ステップにより前記逆方向データを記憶完了した後に、前記第1の記憶再生ステップは、前記正方向データを、前記第2の記憶再生ステップは、前記逆方向データを所定のタイミングで所定の時間内に読み出すことを特徴とする請求項5に記載の再生方法。
  7. 前記正方向早送り制御ステップと前記逆方向早送り制御ステップにより読み出されたデータの情報量を低減する情報量低減ステップを備えたこと特徴とする請求項5または請求項6に記載の再生方法。
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