JP4293235B2 - ヘッドスタックアセンブリ及び情報記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ヘッドスタックアセンブリ及び情報記録装置に係り、特にヘッドスライダに光を入射させる熱アシスト情報記録装置等、ヘッドスライダの位置を正確に知る必要のある情報記録装置及びそれに用いるヘッドスタックアセンブリに好適なものである。
近年、記録装置の記録容量が増大しており、磁気ディスク装置では記録密度が2.54cm×2.54cm(1インチ平方)当たり1Tbを超える磁気ディスク媒体を備えた装置の研究が行われている。磁気ディスク媒体の記録密度を上げるには、磁気ディスク媒体を構成する磁性粒子の体積を小さくする必要がある。磁性粒子の体積をVとおくと、粒子の持つ磁気的エネルギーはKuVで表される。ここでKuは粒子の磁気異方性エネルギー密度である。記録密度向上のためにVを小さくすると、KuVが小さくなり室温程度の熱エネルギーで記録情報が変質する、という熱ゆらぎの問題が顕在化する。熱ゆらぎの問題を防ぐためKuの大きな磁性粒子を利用する方法が研究されているが、一般的には、Kuを上げると磁性粒子の保磁力Hcも上昇し、磁気ディスク媒体に磁気情報を書き込む(書き換えを含む記録)ために必要な磁界強度が上昇する。磁気ディスク装置は装置内に備えた記録ヘッドで磁界を発生させ磁気情報の書き込みを行うが、記録ヘッドで発生できる磁界強度の大きさには限界があるため、Hcが大きくなると磁気情報の書き込みができなくなる問題が発生する。
そこで、温度の上昇に伴いHcが減少する性質の磁性粒子を使用し、磁気情報の書き換えを行う際に、書き換えたい部分の磁性粒子を、近接場光を用いて加熱し、一時的にHcを下げて記録ヘッドで書き込みを行う、熱アシスト磁気記録方式が提案されている。
熱アシスト磁気記録方式を用いた熱アシスト磁気ディスク装置は、筐体に設置されたスピンドル及びピボットと、回転するスピンドルに固定された磁気ディスクと、ピボットを軸にして1自由度で動くヘッドアセンブリと、ヘッドアセンブリに固定されたサスペンションと、光を発光する発光部と、サスペンションに支持されたヘッドスライダと、ヘッドスライダの磁気ディスク側の面に埋め込まれた記録ヘッド及びヘッドスライダの側面に埋め込まれた受光面(以下、スライダ受光面と称す)及びヘッドスライダ内部に埋め込まれた光導波路及び記録ヘッド付近に設けられた光を磁気ディスクに照射するための光射出部から構成されている。磁気情報の書き込みを行う際には、記録ヘッドを用いて磁界を発生させると共に、発光部から光を出しスライダ受光面に伝搬させ、光導波路を介して光射出部から磁気ディスクに光を照射し、磁気ディスクを加熱する処理が行われる。(非特許文献1)
ところが磁気ディスク媒体面は、媒体表面の形状やスピンドルに固定した際の歪みにより、スピンドルの軸方向に変化する(以下ランナウトと称す)。ヘッドスライダは、空気膜効果によって媒体面から僅かに浮上した状態で、ランナウトに同期してスピンドルの軸方向に追従して運動する。また、ヘッドスライダによっては更なる低浮上化を目指し、ヘッド部がスライダ部に対して変位する構成を備えるものもある。熱アシスト磁気記録用の光を発光させる発光部はヘッドスライダの外部に固定配置されているので、ヘッドスライダの追従運動等により発光部とヘッドスライダ上にあるスライダ受光面のスピンドル軸方向、つまり媒体面と垂直な方向の相対位置が変化することとなる。
また、ヘッドスライダと発光部とは、媒体と平行な面に関しても回転自在になっている。そのため上記ランナウトの影響で受動的に、或いは磁気ディスク上の位置の微調整を行うために備えたマイクロアクチュエータを駆動させることにより能動的に、発光部とスライダ受光面とは媒体面と平行な方向の相対位置も変位することがある。
これら何れかの方向の相対位置変化により、磁気情報書き込み時にヘッドスライダに入射する光量が一定の量にならず、ヘッドスライダの光射出部から磁気ディスクに照射される光量が減少するため、Hcを下げる熱量が不十分になり書き込みを行うことができなくなり、磁気情報の書き込みに失敗し記録ミスを生じる。
ヘッドスライダの姿勢及び位置変化による記録ミスの問題を防ぐには、ヘッドスライダ位置の姿勢及び変化量を測定する必要がある。
ヘッドスライダ姿勢変化量の測定方法としては特許文献1が、ヘッドスライダ位置変化量の測定方法がとしては特許文献2がそれぞれ提案されている。
Ed Gage, et al, "Integration Challenges for Heat Assisted Magnetic Recording", IDEMA JAPAN International Disk Forum 2006, June 9, 2006 特開2002−245742号公報 特開2004−14092号公報
しかしながら、特許文献1の方法は、ヘッドスライダ上部に光学系を設ける必要があり、現在の情報記録装置の厚さを変えることなく実現するのは非常に困難である。また特許文献2の方法は、浮上量測定用記録トラックを備え、その出力からヘッドスライダの記録ヘッド部における磁気ディスク面からの浮上量を求める方法であり、通常のトラック上での発光部とスライダ受光面のスピンドル軸方向或いは媒体面と平行な方向の相対位置の変化量やヘッドスライダの姿勢の変化を測定することができない。
また、何れの文献においても発光部の発光により発生する熱問題については何ら開示されていない。
本発明は、発光部とスライダ受光面の上記方向の相対位置の変化量を測定する手段を設けることにより、スライダの浮上姿勢の測定、クリアランス測定及び/又はこの変化量に基づいてのヘッドスライダに入射する光量の制御を可能とするヘッドスタックアセンブリを提供する。
また本発明は、記録媒体に情報を記録する場合に照射する光の量を調整することにより、安定した記録を行える可能とする情報記録装置を提供する。
上記ヘッドスタックアセンブリは、情報を記録する媒体に照射する光を発光する発光部と、媒体に情報を書き込む素子と、発光部からの光を反射する反射面とを有するヘッドスライダの反射面で反射した光を検出する受光部と、この検出した値に応じて発光部の発光量を調整する調整機構とを備えたヘッドスタックアセンブリとする。
また、上記情報記録装置は、情報を記録する媒体と、この媒体に照射する光を発光する発光部と、媒体に情報を書き込む素子と、その側面に発光部からの光を反射する反射面とを有するヘッドスライダと、反射面で反射した光を検出する受光部と、この検出した値に応じて発光部の発光量を調整する調整機構とを備えた情報記録装置とする。
或いは、情報を記録する媒体と、この媒体に照射する光を発光する発光部と、媒体に情報を書き込む素子と、発光部からの光を反射する反射面とを有するヘッドスライダと、反射面で反射した光を受光する受光部と、この受光部で検出した光から発光部とヘッドスライダとの相対位置の変化量を求める演算部と、変化量に応じて発光部の発光量を調整する発光制御部とを備えた情報記録装置とする。
そしてヘッドスライダを支えるサスペンションと、このサスペンションを支えるヘッドアセンブリとを更に備え、このヘッドアセンブリ内に発光部を備えてもよい。
また演算部は、変化量の変動から媒体とヘッドスライダとの接触を検出したり、ヘッドスライダのピッチ角の変化を検出したりしてもよい。そして所定の変化量以上の値が所定の時間以上継続した場合、異常状態であることを出力してもよい。
また、光量の制御はヘッドスライダに向けて光を発光するステップと、ヘッドスライダの側面に当たった光を反射するステップと、この反射した光を検出・測定するステップと、この検出・測定した結果に応じて発光する光量を調整するステップとを備える。
そして反射した光の測定結果に応じて発光する光量を調整するステップの一例として、反射した光からヘッドスライダの受光面に入射された光量を求めるステップと、この求めた光量に応じて発光する光量を調整するステップとを備えても良い。
更に受光面に入射された光量を求めるステップは、反射した光の中心座標を求めるステップと、この中心座標からヘッドスライダに向けて発光された光とヘッドスライダとの相対変化量を求めるステップとを備えてもよい。
本発明によれば、ヘッドスライダの発光部に対する運動、即ち発光部との相対位置の変位を測定できるので、この変位量に応じて発光部の光量を増減させヘッドスライダに入射する光量を制御し、指定した光量を媒体に照射することが可能になる。また相対位置の変動の振動や相対位置の平均からヘッドスライダと媒体とが接触しているかいないかのクリアランス測定や、ピッチ角等ヘッドスライダの浮上姿勢の変化を測定することが出来る。
また、本発明によれば、必要に応じて発光部の光量を増減させることで、余計な発光を防ぎ、適正な発光量を確保しつつ発光部の発熱による問題を防ぐことが出来る。
以下、本発明を熱アシスト磁気ディスク装置に適用した1実施例について図1から図6を用いて説明する。各図における同一符号は同一物または相当物を示す。
図1は、本実施例の熱アシスト磁気ディスク装置25の概略図である。また、図2は図1のA−A’線の断面図である。磁気ディスク装置25は、筐体26に設置されたスピンドル27とピボット28と、スピンドル27に固定された記録媒体である磁気ディスク23と、ピボット28を中心に回転するヘッドスタックアセンブリ41と、磁気ディスク装置25の、記録/再生を制御するコントローラ(図示無し)により構成されている。ヘッドスタックアセンブリ41は、ヘッドスライダ1と、このヘッドスライダ1を支持するサスペンション13と、このサスペンション13を支持し、発光部8及び受光部7及びレンズ6を備えたキャリッジ部29とから構成される。磁気ディスク23はスピンドル27によって回転し、その回転によって発生する空気流によってヘッドスライダ1は、磁気ディスク23上を一定の間隔を持って浮上する。また磁気ディスク装置25は、ボイス・コイル・モータ15を駆動することによりヘッドスタックアセンブリ41を揺動し、ヘッドスライダ1を磁気ディスク23上の所望のトラックに移動させる。コントローラは、ホスト(上位装置)外部装置からの書き込み/読み出し命令を受け、ヘッドスタックアセンブリ41や記録ヘッド24を制御して磁気ディスク23に情報を記録/再生する。
図2を参照しながら本実施例のヘッドスライダ1の構造と光学系の概要について説明する。
ヘッドスライダ1は、ディンプル31及びサスペンション13を介してアームを含めたキャリッジ部29に固定される。ディンプル31及びサスペンション13は金属で構成している。ディンプル31は、ヘッドスライダ1が磁気ディスク23の表面形状に追従するために自在に可動できるように点でヘッドスライダ1を支持している。またヘッドスライダ1は、発光部8からの光(レーザ光)を受けるスライダ受光面3と、このスライダ受光面3で受けた光を磁気ディスク23に射出する光射出部35と、スライダ受光面3から光射出部35まで光をヘッドスライダ1内で導く光導波路2とを備えている。そしてスライダ受光面3の上部(ディンプル31側)には、スライダ受光面3の上側に照射されスライダ受光面3に入射されなかった光を反射する上部反射面4、スライダ受光面3の下部(媒体23側)にはスライダ受光面3の下側に照射されスライダ受光面3に入射されなかった下側の光を反射する下部反射面5を設ける。またヘッドスライダ1は、スライダ受光面3とはヘッドスライダ1の長手方向反対側に磁気ディスク23に情報を書き込む素子である記録ヘッド24を備え、磁気ディスク23と対向する面にはヘッドスライダ1が磁気ディスク23上を浮上するための所定の形状を有する空気軸受面30を備えている。尚、磁気ディスク23の回転による空気流がヘッドスライダ1に入る側を空気流入端、ヘッドスライダ1の空気軸受面30を経由した空気流が出て行く側をヘッドスライダ1の空気流出端と呼ぶ。本実施例では磁気ディスク23は反時計回り(図1参照)に回転しているので、ヘッドスライダ1の空気流入端側の面にスライダ受光面3、上部反射面4、下部反射面5を備え、空気流出端側に記録ヘッド24を設けている。尚、磁気ディスク23を時計回りに回転させることでヘッドスライダ1の向きを反対にし、スライダ受光面3、上部反射面4、下部反射面5、及び記録ヘッド24を全てキャリッジ部29側に構成することも可能である。この様にすることで、光導波路2がヘッド部のみに形成されることになるので、スライダ部分には特別な加工が不要となり、記録ヘッド24を製造する際にスライダ受光面3、上部反射面4、下部反射面5を同時に製造することでヘッドスライダ1の製造を容易にし、製造時間を短縮することができる。
スライダ受光面3、光導波路2、光射出部35はシリコンやガラスなどの光を通す素材で作られている。上部反射面4及び下部反射面5は、イオンミリングにより形成され、表面はアルミ、金、銀などによりコーティングされた光が反射する面、或いは反射光が得られる程度の粗面や研磨面である。
本実施例の光学系はキャリッジ部29に設置され、スライダ受光面3に向けて光を発光する発光部8と、レンズ6と、このレンズ6を通過した反射光を検出する受光部7とからなる。入射光の光路11はヘッドスライダ1のスライダ受光面3のある流入端側の側面に入射する光の光路であり、反射光の光路12はスライダ受光面3のある側面で反射した光の光路である。レンズ6は凸レンズを用い、受光部7は光量を電流に変換する素子である4分割Photo Detector(PD)を用いている。そして発光部8は電流を光に変換する素子であるLaser Diode(LD)及び平行光を作りだすレンズを用いて構成される。発光部8は、光を発光し、磁気ディスク装置25がホスト(図示せず)から書き込みコマンドを受領し、磁気ディスク23に情報の記録を行う際に磁気ディスク23を熱することにより記録ヘッド24の記録の補助をする。入射光の光路11及び反射光の光路12は大気中を伝播する光路とするが、反射ミラーや光ファイバ、プリズムビームスプリッタ、λ/4波長板を利用しても良い。
本実施例のスライダ受光面3は、発光部8からの光を直角に受光するため、空気軸受面30からヘッドスライダ1の浮上時の迎え角分傾けてある。
図3は、受光部7を構成する4分割PDのPD素子面の概略図である。受光部7(4分割PD)の面上には、4つのPD素子P,P,P,Pが配置されている。図4は、ヘッドスライダの位置を求める構成の概略図である。図3及び図4を参照しながら受光部7で検出した光が、受光部7のどの部分に入射したかを求める方法について説明する。
まず受光部7は、受けた光を電気信号に変換する。発光量の調整機構である測定部37のアンプ16は、この変換された電気信号を増幅する。そしてスポット位置・光量検出部17は、受光部7上のスポット位置の検出及び受光部7が受けた光量の計算を次のように行う。
受光部7のY−Z座標は、Z軸を上部反射面4で反射した場合が正、下部反射面5で反射した場合が負となるようにし、Y軸を後述する側部第一反射面で反射した場合が正、側部第二反射面で反射した場合が負となる位置に原点を設ける。そして受光部7に入射したスポット光14の光量の中心座標を(d,d)とし、各PD素子の受光光量をそれぞれp,p,p,pとする。このとき、スポット光14の中心位置と受光光量の間には、式(1)の関係が成り立つ。ここで、αは受光光量を距離に換算する際の定数である。式(1)より、各PD素子の受光光量から、スポット位置(d,d)を求めることができる。また受光部7に入射した光の光量をpとすると、各PD素子に入射した光の光量をp,p,p,pから、式(2)が成り立つ。
Figure 0004293235
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尚、受光部7は反射光がどの部分に当たったかを求められれば良いので、図示した様なY軸及びZ軸で区切られた4分割PDの代わりとして、何れか2つのPD素子を一体化させたり、各PD素子を扇形(中心角120°が望ましい)にしたりするなどした3分割PDとしても良い。その際に各PD素子の面積が異なる場合、面積比を考慮して式(1)を変形すると良い。何れにしても反射光がどの部分に当たったかを正確に求めるためには、PD素子はY軸及びZ軸に対して対称の形状に設けることが望ましい。その他、PD素子の代わりにPosition Sensitive Detector(PSD)、Charge Coupled Device(CCD)のような光の位置を検出できる素子を用いても良い。
引き続き図4を参照しながら本発明の光学系でヘッドスライダの位置を求める原理について説明する。簡単のためX−Z平面内に限定した議論で説明を行う。座標軸のX軸の原点をスライダ受光面3からヘッドスライダ1内部に距離aの点におき、Z軸の原点をスライダ受光面3の中心線上の点におく。図4は、ヘッドスライダ1がZ方向に−bだけずれた様子(言い換えれば発光部8からの入射光の光路11がZ方向にbだけずれた様子)を示す。スライダ受光面3は光の反射率が0もしくは0に近い材料で構成する。上部反射面4及び下部反射面5は光を反射する面であり、スライダ受光面3の中心部(Z軸座標が0の点)を跨ぎZ軸方向に傾斜している。この面はスライダ受光面3が上下何れの方向に姿勢変化した場合でも同じ方向(図4では上側)に光を反射させるためである。この面は、ヘッドスライダ1の迎え角による傾きを利用しても良い。このような場合には、スライダ受光面3が入射光の光路11に対して直角となるようにスライダ受光面3のみ加工すればよい。尚、反射面を曲線(曲面)で構成することによって、反射位置による反射角度を異ならせ、微小な単位で変化量を求めることが可能となる。特に、磁気ディスク23及びスライダ受光面3(ヘッドスライダ流出端の面)と垂直な面で切断した際の断面が楕円となる曲線(曲面)とすると、変化量が大きい場合の反射角が大きくならずに済みレンズ6を小型化できる。曲面の曲率は小さなほうが反射角に差が出易い。そこで、磁気ディスク23の大きさや浮上量を考慮して、反射光が磁気ディスク23やサスペンション13に当たらない角度で受光部7まで届く曲率とする。
スライダ受光面3の中心とレンズ6のX方向の距離をL、入射光の光路11の中心とレンズ6の反射光の光路12が通る位置までのZ方向の距離をD、レンズ6の焦点距離をf、ヘッドスライダ1に入射光の光路11とヘッドスライダ1で反射した反射光の光路12のなす角度を2θと定義する。そして受光部7上の素子中心部からスポット光14の位置までのZ方向の距離をdとする。凸レンズに平行光を入射させた場合、その平行光が凸レンズに対して斜めであってもレンズからの距離が同じである焦点面で集光するので、2θは距離L、距離D、焦点距離f、距離dを用いて式(3)の様に表すことが出来る。
上部反射面4が式(4)で表される楕円形状の一部である場合(説明の数式を容易にするため、上部反射面4は図8に示すような受光面(x,z)=(0,0)を中心とした楕円とした)、入射光の光路11と上部反射面4の接点36の位置を(a,b)と表記すると、接点36における接線38の方程式は、式(5)と表記される。このとき、接点36における上部反射面4の面とスライダ受光面3の面のなす角度、つまり接線38とスライダ受光面3を延長した線とがなす角度及び接線38と接点36を通りスライダ受光面3と平行な直線とがなす角度は、図4の幾何的な関係からθといえるので、式(6)と表記される。ここでθがtan(θ)≒θ、且つtan(θ)≒0と近似できる大きさであるとき、式(3)と式(6)より式(7)が導かれ、この式(7)をbについて解くと式(8)となり、接点36とスポット光14の位置関係が求まる。尚、式(7)から式(8)を導くに当たり正負2つの解が生じるが、受光部7のY−Z座標の原点を図3にて説明した通り配置することにより、正負何れの解が変位の量を表しているのかを一義的に導き出すことができる。
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以上より、受光部7でスポット光14の中心位置を検出することにより、接点36の位置を求めることができ、接点36の位置からヘッドスライダ1のZ軸方向の変位位置を求めることができる。式(8)には光の光量の項が含まれないため、スライダ受光面3の反射率が低く光量を得られにくい場合でも、ヘッドスライダ1の位置を求めることができる。また、式(8)にはスライダ受光面3とレンズ6のX方向の距離Lと、入射光の光路11とレンズ6のZ方向の距離Dが含まれないため、スライダ受光面3とレンズ6間の距離の影響を受けずに、ヘッドスライダ1の位置を求めることができる。
スポット位置・光量検出部17は、スポット位置の情報21を演算部18に、式(2)で求めた光量の情報22を発光制御部19に渡す。演算部18は、先に説明した位置検出原理に従いスライダ受光面3の位置を計算する。そして演算部18は、スライダ受光面3に照射される光量をスライダ受光面3の変動に関わらず一定に保てるよう、次に示す手順に従い光量補正倍率を計算する。
図5は、図4の構成におけるヘッドスライダ1(スライダ受光面3)の位置の変位量と、何も補正をしないときにスライダ受光面3に入射する光量32、スライダ受光面3に入射させるべき光量34との関係を示す。発光部8から出てくる光が例えばガウス分布に従うとすると、何も補正をしないときにスライダ受光面3に入射する光量32は、「ヘッドスライダ位置の変位」が大きくなるに伴いガウス分布の光量分布に従い減少する。これを補正するために、発光部8の発光量に演算部18で計算した光量補正倍率33をかけて光量を増加させ、スライダ受光面3に入射させる光量34を「ヘッドスライダ位置の変位」の大小によらず指定した値になるよう制御する。尚、発光量を調整する変わりにヘッドスライダの位置変位に応じて発光部の発光方向を移動させたり、光軸を調整したりすることによりスライダ受光面3に入射する光量を一定としても良い。
光量補正倍率33は、発光部8から出た光がスライダ受光面3付近で形成する光の分布状態を例えばシミュレーションにより計算し、あるいは例えばビームプロファイラを用いて事前に計測し、その光量分布状態から予め計算しておく。図5の横軸の「ヘッドスライダ位置の変位」の0とは、図4においてb=0となりスライダ受光面3と発光部8が同一直線状に並んだ状態である。この状態の光量補正倍率33を1.0とする。
発光制御部19は、光量補正倍率33と書き込み制御部20からの書き換え命令を元に発光部8の発光量を制御する。発光制御部19は、発光量制御後に光量の情報22から発光部8の発光量制御結果を確認し、ヘッドスライダ1に入射する光量が一定になるよう閉ループ制御を行う。ここで書き込み制御部20は、磁気ディスク23に磁気情報を書き込む命令を出すCPU等の最初に説明したコントローラ(図示せず)の一部であっても良い。また、演算部18の代わりに発光制御部19が光量補正倍率を算出しても良い。
この様にしてスライダ受光面3に入射する光量を、磁気ディスク23に情報を記録する際に指定した一定の値にすることができる。よってヘッドスライダ1と発光部8との相対位置の変位による光量不足を原因とする書き込み時のエラーを防止することが出来る。
また、演算部18は、求めたスライダ受光面3の位置を保持するレジスタを備え、所定時間内におけるスライダ受光面3の位置の変動を測定する。もし、ヘッドスライダ1が磁気ディスク23と接触している場合には、特定の振動が発生するので、位置変動を予めメモリ(図示せず)等に記憶しておいた特定変動と比較することにより、ヘッドスライダ1が磁気ディスク23と接触しているか否かを検知できる。演算部18が、ヘッドスライダ1が磁気ディスク23と接触していると判断した場合、磁気ディスク装置25は、CPU(図示せず)、ホスト、或いはこれらを経由して外部のインジケータに接触状態であることを出力する。この接触検知は装置使用時のみならず、製品組み立て後のクリアランス測定にも利用できる。
更に、演算部18は、スライダ受光面3の初期位置と現在の位置とを比較することで、浮上姿勢が変化したことを検出する。具体的には、予め設定した初期値や最初に測定した所定時間あたりのスライダ受光面3の発光部8に対する相対位置の平均値を初期位置の値として記憶しておき、磁気ディスク装置25使用時におけるスライダ受光面3の位置の所定時間における平均値と比較する。ここで平均値を比較する理由は、磁気ディスク23の凹凸等による瞬間瞬間の浮上量変動を相殺するためである。そしてスライダ受光面3の位置が初期値から所定の値以上に変位している場合には、コンタミネーションや潤滑材等がヘッドスライダ1の空気軸受面30に付着して、ピッチ角や浮上量の変化といった浮上姿勢の変化が起きている事を検出する。そして演算部18はこの所定の変化量以上の値が所定時間以上継続した場合には、ヘッドスライダ1が異常事態であることを検知する。磁気ディスク装置25は、演算部18が浮上姿勢の異常を検知すると、接触の場合と同様に外部のインジケータに異常状態であることを出力する。
尚、アンプ16、スポット位置・光量検出部17、演算部18、発光制御部19は、受光7や発光部8と同様にキャリッジ部29に設けても良いし、磁気ディスク装置25のCPU等他の回路と同じ場所に設けても良い。また、CPU自体がそれらの役割を果たしても良い。
先に説明した実施形態においては、書き込み制御部20からの磁気ディスク23に情報を記録する命令に応じて発光部8を発光するようにしている。これは、書き込み時以外に磁気ディスク23が熱せられ、記録した情報が消えてしまうことを防止するとともに、発光部8による発熱を防止するためである。よって書き込み(記録)時以外の読み取り(再生)時やシーク時にヘッドスライダ1の浮上姿勢や磁気ディスク23との接触検知を行う場合、発光部8の発光量は書き込みを行う場合よりも弱いレベルで行うことが望ましい。或いはスライダ受光3と発光部8とのそれぞれに偏光フィルタを設け、発光部8の偏光フィルタを回転させることにより書き込み処理時には振動方向を揃えて発光した光がスライダ受光3に入光し、書き込み処理時以外にはの振動方向を異ならせてスライダ受光3には光が入らないようにすると良い。
また、演算部18の処理能力が低く、光量を補正しつつ書き込む処理と浮上姿勢・接触検知の処理を同時に行えないような場合、書き込み時に光量補正のみを行い、書き込み時以外にこれらの検知を行えばよい。
図6に以上の処理を纏める。まず、ヘッドスライダ1が磁気ディスク23上にロードされたことをSTARTとする。測定部37は、磁気ディスク装置25のCPUからヘッドスライダ1がロードされたことを受け、発光制御部19は発光部8を発光させる(S1)。書き込みを行わず、相対位置変化の検出に使用する場合の発光量は、書き込みを行う際と比べて少ない発光量で十分であるため、この時点では発光制御部19により弱レベルの発光を行う。この弱レベルとは、反射面にて反射した光を受光部7で検知し、その反射光の中心位置が測定でき、且つ磁気ディスク23に投射されても記録された情報が消失するおそれのない程度である。
次に、書き込み制御部20は記録コマンドが着ているか否かを判断し、測定部37に連絡する(S2)。書き込み処理を行う場合には、発光制御部19は、記録ヘッド24で書き込みが行える程度にHCが下がるよう予め求められた発光量(定常発光量)を発光部8から発光させる(S3)。そして、受光部7は、各PD素子でそれぞれ受けた光の量p1,p2,p3,p4を求め(S4)、電気信号に変換しアンプ16に送る。アンプ16は、これらの変換された電気信号を増幅する。スポット位置・光量検出部17は、増幅されたp1,p2,p3,p4と式(1)及び式(2)から、光量ptとスポット位置dzと
を求める(S5)。
演算部18は、式(8)からb1を求め(S6)、ヘッドスライダ1と発光部8との相
対変位によりスライダ受光面3に入射する光が減少した分の光量補正倍率を計算する(S7)。発光制御部19は、この求めた補正倍率に応じて発光部8に流す電流或いは電圧を調整して発光量を増加させ(S8)、演算部18PD素子での受光量から補正分発光量が増加し、スライダ受光面に所定の光量が入射する適正な発光量になったかを確認する(S9)。
適正な発光量になっていない場合にはS4に戻り、演算部18は再度補正すべき光量を算出する。そして適正な発光量となっている場合には、書き込み制御部20が磁気ディスク23に対して書き込み処理を行う(S10)。浮上姿勢の初期状態からの変化を調べるために所定時間の間のb1平均を閾値と比較する(S11)。b1平均はその時点での浮上姿勢を表すので、閾値以上に変化している場合には、浮上姿勢が異常状態になっていることをCPUに連絡し(S12)、処理を終了する。CPUはこの異常状態であることをホストに連絡し、ホストはユーザに異常状態であることが分かるよう、表示する。浮上姿勢に問題がなければ書き込みが完了するまでS4からS12までを繰り返し、書き込みが完了した場合には、S2に戻る(S13)。
ホストからの書き込み命令などがなく、ヘッドスライダ1をランプにアンロードする場合(S14)には発光を停止し(S15)、アンロードして処理を終了する。アンロードしない場合にはS1へ戻る。
にて、書き込み処理を行わない場合、ヘッドスライダ1と発光部8との相対位置の検知をするか否かを判断する(S16)。この判断は通常ユーザが予め決めておくものである。先にも述べた通り、書き込み時に光量の制御と相対位置の変化の検知の両方を行い、書き込み時以外はいずれも行わないことも可能であるし、書き込み時には光量の制御のみ行い(b1平均を求めS11は行わない)、書き込み時以外に相対位置の変化のみを検知しても良い。
相対位置の検知を行う場合、各PD素子でそれぞれ受けた光の量p,p,p,pを求め(S17)、スポット位置・光量検出部17は増幅されたp,p,p,pと式(1)から、スポット位置dを求める(S18)。演算部18は、式(8)からbを求め(S19)、所定時間の間のb平均を閾値と比較する(S20)。閾値以上に変化している場合には、浮上姿勢が異常状態になっていることを表示し(S12)、処理を終了する。S16にて相対位置検知を行わない場合、及びS20にて浮上姿勢に問題がない場合には、ヘッドスライダ1をランプにアンドロードするか否かを判断し(S21)、アンロードする場合にはS15へ進み、アンロードしない場合にはS2へ戻る。
尚、処理の開始はヘッドスライダ1が磁気ディスク23上にロードされたことに限らず、磁気ディスク装置25が何らかのコマンドを受領したときでも良い。例えば相対位置変化の検出を行わない場合には、S1を備えず、S2の書き込みコマンドの受領を受けて発光制御部19が発光部8を発光(S3)させ、書き込み完了(S13)後に発光停止させるステップを設けることで発光部8の発光時間を短くし、発光部8による発熱をより少なくすることが出来る。
図2及び図4では上下何れにも生じるヘッドスライダ1の変動に対応できるように、Z軸方向の両側ともに面の法線ベクトルがスライダ受光面3から離れるに従って変化する形状とした。しかし、ディスク表面形状によるヘッドスライダ1の発光部8に対する相対位置変化に着目した場合、その変化方向は浮上量の増加、つまり図に示す上方向が主であるので、Z軸方向の下側のみ法線ベクトルがスライダ受光面3から離れるに従って変化する形状としてもよい。また、気圧変化に伴うヘッドスライダ1の浮上量低下によるスライダ受光面3の位置変化に対応することを主目的とした場合には、下側に反射面を設けない図7の構成も可能である。
また図8に示すように上部反射面4及び下部反射面5はスライダ受光面3を中心とした別個の楕円形状としてもよい。この形状の場合、上部反射面4と下部反射面5とでは、反射の方向が異なるため、図8に示したようにレンズ6a,6b及び受光部7a,7bを複数備える。図8の実施例の場合、上部反射面4で反射した光はレンズ6aに、下部反射面5で反射した光はレンズ6bに反射するので、楕円形状を先の実施例と同じにした場合、レンズ6a及び6bは先の実施例よりも小型にすることが出来る。尚、受光部7a及び7bのY−Z軸の座標は、Y軸原点は先の実施例と同じでよいが、Z軸原点は、反射光の取りうる範囲内で調整する必要がある。また図9に示すように発光部8とヘッドスライダ1との間にプリズムビームスプリッタ39、λ/4波長板40を設ける構造でも良い。
また、図4に示す位置検出原理は、Z軸方向の議論に限定されるものではなく、図10に示すようにY軸方向においても適用可能である。また図2、図4及び図8の様に、側部第一反射面9及び側部第二反射面10の両側ともに法線ベクトルがスライダ受光面3から離れるに従って変化する形状としても良いし、図7と同様に法線ベクトルがスライダ受光面3から離れるに従って変化する側部第一反射面9及び変化しない側部第二反射面10を配置してもよい。側部第一反射面9及び側部第二反射面10を設ける場合、接点(b、a)はZ軸方向の変位を求める接点を(b1Z、a1Z)、Y軸方向の変位を求める接点を(b1Y、a1Y)とに分解し、Y軸方向の変位はZ軸方向の変位算出の差異に用いたdをdとして式(3)、(5)、(7)及び式(8)を計算し、また式(4)(Z軸方向とY軸方向とで反射面の曲率が異なる場合には、式中のa及びbはZ軸方向a、b、Y軸方向a、bとなる)及び(5)のzをyに置き換えて計算すれば求められる。そしてY軸とZ軸とで個別に求めた変位を併せた変位bは、式(9)の様に求めることが出来る。
Figure 0004293235
更に、上記の実施形態では、ヘッドスライダ1の浮上量変化から、発光部8とスライダ受光面3との相対位置変化を求めた。しかし、ヘッドスライダ1が、磁気ディスク23上でピッチング、ヨーイング、ローリングを起こし、ヘッドスライダ1の姿勢が変化した場合、反射面の傾きが変化してしまう。すると、発光部8とスライダ受光3との相対位置が変わっていないにも関わらず、dzの値が変化するため正しい位置変化を求めることが出来なくなるおそれが生じる。そこで、反射面の形状をヘッドスライダ1のピッチング運動の軸を中心とする球面で構成すれば、ピッチング等が生じても反射面の傾きは変化しない。よって正しい相対位置変化を算出することが可能となる。
以上の実施例の通り、本発明の熱アシスト磁気ディスク装置によれば、磁気ディスク23の磁気情報を書き換える際に、ヘッドスライダ1の運動を測定し、発光部8の光量を増減させヘッドスライダ1に入射する光量を制御し、指定した光量を磁気ディスクに照射させることで、安定した書き換えを行うことが可能になる。
尚、本実施形態においては記録ヘッド24のみを備えたヘッドスライダを説明したが、磁気ディスク23に記録された情報を読み出す素子である再生ヘッドを更に備えても良いし、記録と再生を行う記録再生ヘッドを用いてもよい。
次に、2.5型の磁気ディスク装置に本技術を適用した場合の1つの具体例について、図2、図4、図7及び図10を参照しながら説明する。
フェムトサイズのヘッドスライダの寸法よりヘッドスライダ1のZ方向の厚みを230μmとし、Y方向の厚みを700μmとする。ヘッドスライダ1のスライダ受光面3のZ方向及びY方向の厚みを10μmとし光の反射率が0に近いとする。上部反射面4をa=1.00μm,b=100μmの楕円形状に、側部第一反射面9もa=1.00μm,b=100μmの楕円形状とした。そして図6と同様に下部反射面5及び側部第二反射面10をスライダ受光面3と平行な面とした。またレンズ6の焦点距離fは、5000μmとした。入射光の光路11の径は、約20μmで正規分布に従うものとし、スライダ受光面3と発光部8が同一直線状にあるとした。発光部8は光量を30%増減できるLDと平行光を作り出すレンズを用いた。スライダ受光面3の中心と入射光の光路11の中心が一致する場合に、すなわちヘッドスライダが変位しない場合には、スライダ受光面3に入射する光の光量は全体の光量の約57%となった。
まず、ヘッドスライダがランナウトによりZ方向にどれだけ変化したかの求め方について以下に記す。
入射光の光路11の中心とヘッドスライダ1との接点36のZ座標を図4よりbと置く。bは、図4のX−Z平面上ではスライダ受光面3の中に位置し、反射光が得られないが、|Y|>5μmなる領域では楕円形状の反射面上に位置するため、反射光を得ることができる。また、入射光は正規分布に従い光量が分布しているので、スライダ受光面3に入射する光の光量は約50%となり、約7%減少する。
このとき受光部7上にできるスポット光14の位置dを式(1)より求めた値が4.00μmとすると、
Figure 0004293235
となり、接点36の位置bを求めることができ、接点36の位置からヘッドスライダ1のZ軸方向の変位量b1Zは4.00μmと求めることができる。
また、ヘッドスライダがスキュー等によりY方向にどれだけ変化したかも同様にして求められる。受光部7上にできるスポット光14の位置dを式(1)より求めた値が1.00μmとすると、式(8)のdをdに置き換え、d=1.00μmを代入すると、Y方向のb1Yは、1.00μmとなる。この様にして求めたb1Zとb1Yとからb≒4.12μmを求めることが出来る。そして図5の様な関係から光量補正倍率33を1.13と求め、発光部8の光量を1.13倍することにより、スライダ受光面3に入射する光の光量が約57%となり、ヘッドスライダ1の位置の変化によるスライダ受光面3に入射する光量の減少をキャンセルすることができる。その結果、磁気ディスクに照射する光量を指定した一定量にすることができる。
本実施形態の熱アシスト磁気ディスク装置の概略図の一例である。 本実施形態のヘッドスライダ及び光学系の概略図の一例である。 4分割PDのPD素子上のスポット位置を求める方法の説明図の一例である。 本実施形態のヘッドスライダの位置を求める構成の概略図の一例である。 本実施形態の光量補正倍率を計算する方法の説明図の一例である。 本実施形態の処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態の反射面の一例である。 本実施形態の反射面の一例である。 本実施形態のヘッドスライダ及び光学系の概略図の一例である。 本実施形態の反射面の一例である。
符号の説明
1…ヘッドスライダ、2…光導波路、3…スライダ受光面、4…上部反射面、5…下部反射面、6…レンズ、7…受光部、8…発光部、9…側部第一反射面、10…側部第二反射面、11…入射光の光路、12…反射光の光路、13…サスペンション、14…受光部7上のスポット位置、15…ボイス・コイル・モータ、16…アンプ、17…スポット位置・光量検出部、18…演算部、19…発光制御部、20…書き込み制御部、21…スポット位置の情報、22…光量の情報、23…磁気ディスク、24…記録ヘッド、25…磁気ディスク装置、26…筐体、27…スピンドル、28…ピボット、29…キャリッジ部、30…空気軸受面、31…ディンプル、32…補正をしないときにヘッドスライダに入射する光量、33…光量補正倍率、34…ヘッドスライダに入射させる光量、35…光射出部、36…接点、37…測定部、38…接線、39…プリズムビームスプリッタ、40…λ/4波長板、41…ヘッドスタックアセンブリ。

Claims (22)

  1. 情報を記録する媒体に照射する光を発光する発光部と、
    この発光部からの光を受光する受光面と、この受光面に入射した光を前記媒体に照射する射出部と、前記受光面から前記射出部へ光を導く導波路と、前記発光部からの光を反射する反射面と、前記媒体に情報を書き込む素子とを有するヘッドスライダと、
    このヘッドスライダを支えるサスペンションと、
    このサスペンションを支えるキャリッジ部と、
    前記反射面で反射した光を検出する受光部と、
    この検出した結果に応じて前記発光部の発光量を調整する調整機構と、
    を備えたヘッドスタックアセンブリ。
  2. 前記発光部、前記受光部、前記調整機構を前記キャリッジ部に備えた請求項1記載のヘッドスタックアセンブリ。
  3. 前記調整機構は、前記受光部で検出した光量から前記受光面に入射した光量を求める請求項1記載のヘッドスタックアセンブリ。
  4. 前記調整機構は、前記受光部で検出した値から前記受光面に入射した光量を求める演算部と、
    この演算部が求めた結果に基づき前記発光部からの発光量を制御する発光制御部とからなる請求項1記載のヘッドスタックアセンブリ。
  5. 前記演算部は、前記受光部で受光した光の位置と量とから前記受光面に入射した光量を求める請求項4記載のヘッドスタックアセンブリ。
  6. 前記反射面は前記発光部からの光を受光する受光面の周囲に配置され、少なくとも一部は曲面で形成されている請求項1記載のヘッドスタックアセンブリ。
  7. 情報を記録する媒体と、
    この媒体に照射する光を発光する発光部と、
    前記媒体に情報を書き込む素子と、前記発光部からの光を受光する受光面と、この受光面に入射した光を前記媒体に照射する射出部と、前記受光面から前記射出部へ光を導く導波路と、前記発光部からの光を反射する反射面とを有するヘッドスライダと、
    このヘッドスライダを支えるサスペンションと、このサスペンションを支えるキャリッジ部と、前記反射面で反射した光を検出する受光部と、この検出した結果に応じて前記発光部の発光量を調整する調整機構と、を備えたヘッドスタックアセンブリと、
    を備えた情報記録装置。
  8. 情報を記録する媒体と、
    この媒体に照射する光を発光する発光部と、
    前記媒体に情報を書き込む素子と、その側面に前記発光部からの光を反射する反射面とを有するヘッドスライダと、
    前記反射面で反射した光を検出する受光部と、
    この検出結果に応じて前記媒体への情報記録時に前記発光部の発光量を調整する調整機構と、
    を備えた情報記録装置。
  9. 前記調整機構は、前記媒体からの情報再生時よりも前記媒体への情報記録時の前記発光部の発光量を多くする請求項7または8記載の情報記録装置。
  10. 前記調整機構は、前記媒体への情報記録時のみ前記発光部を発光させる請求項7乃至9の何れか1項記載の情報記録装置。
  11. 情報を記録する媒体と、
    この媒体に情報を書き込む素子と、光を反射する反射面とを有するヘッドスライダと、
    前記反射面で反射した光を受光する受光部と、
    この受光結果から前記発光部と前記ヘッドスライダとの前記媒体と垂直または平行な方向における相対位置の変化量を求める演算部と、
    前記変化量に応じて前記発光部の発光量を調整する発光制御部と、
    を備えた情報記録装置。
  12. 情報を記録する媒体と、
    この媒体に情報を書き込む素子と、その側面に光を反射する反射面とを有するヘッドスライダと、
    前記反射面に向けて光を発光する発光部と、
    前記反射面で反射した光を受光する受光部と、
    この受光結果から前記発光部と前記ヘッドスライダとの前記媒体と垂直または平行な方向における相対位置の変化量を求める演算部と、
    を備えた情報記録装置。
  13. 前記変化量に応じて前記発光部の発光量を調整する発光制御部を更に備えた請求項1記載の情報記録装置。
  14. 前記演算部は、前記変化量の変動から前記媒体と前記ヘッドスライダとの接触を検出する請求項11乃至13の何れか1項記載の情報記録装置。
  15. 前記演算部は、前記変化量の変動から前記ヘッドスライダのピッチ角の変化を検出する請求項11乃至14の何れか1項記載の情報記録装置。
  16. 前記演算部は、所定の変化量以上の値が所定の時間以上継続した場合、異常状態であることを出力する請求項11乃至15の何れか1項記載の情報記録装置。
  17. 前記ヘッドスライダを支えるサスペンションと、このサスペンションを支えるヘッドアセンブリとを更に備え、
    このヘッドアセンブリ内に前記発光部を備えた請求項11乃至16の何れか1項記載の情報記録装置。
  18. 前記演算部は、前記受光部で検出した光の位置から前記相対位置の変化量を求める請求項11乃至16の何れか1項記載の情報記録装置
  19. 前記反射面は前記発光部からの光を受光する受光面の周囲に配置され、少なくとも一部は曲面で形成されている請求項11乃至18の何れか1項記載の情報記録装置
  20. 情報を記録する媒体に向けて照射する光をヘッドスライダに向けて発光するステップと、
    前記発光された光の少なくとも一部を前記ヘッドスライダの側面で反射するステップと、
    この反射した光を検出するステップと、
    この検出結果に応じて前記発光する量を調整するステップと
    を備えた情報記録装置の発光量調整方法。
  21. 前記反射した光の検出結果に応じて前記発光する量を調整するステップは、
    前記反射した光から前記ヘッドスライダ側面の受光面に入射された光量を求めるステップと、
    この求めた光量に応じて前記発光する光量を調整するステップと
    を備えた請求項20記載の光量調整方法。
  22. 前記受光面に入射された光量を求めるステップは、
    前記反射した光の位置と量を求めるステップと、
    この位置から前記ヘッドスライダに向けて発光された光と前記ヘッドスライダとの前記媒体と垂直または平行な方向における相対変化量を求めるステップと、
    この相対変化量と前記反射した光の量とから入射した光量を求めるステップとを備えた請求項21記載の光量調整方法。
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