JP3988513B2 - 光学ヘッド - Google Patents

光学ヘッド Download PDF

Info

Publication number
JP3988513B2
JP3988513B2 JP2002117246A JP2002117246A JP3988513B2 JP 3988513 B2 JP3988513 B2 JP 3988513B2 JP 2002117246 A JP2002117246 A JP 2002117246A JP 2002117246 A JP2002117246 A JP 2002117246A JP 3988513 B2 JP3988513 B2 JP 3988513B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light receiving
receiving element
amount
objective lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002117246A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003317294A (ja
JP2003317294A5 (ja
Inventor
貴之 永田
徹 中村
浩稔 冨田
卓生 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2002117246A priority Critical patent/JP3988513B2/ja
Publication of JP2003317294A publication Critical patent/JP2003317294A/ja
Publication of JP2003317294A5 publication Critical patent/JP2003317294A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3988513B2 publication Critical patent/JP3988513B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は情報の記録、再生を行うための光ディスク装置において、光ディスク上の集光スポットに所定の光量が照射されるように制御が可能な光学ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
記録可能な光ディスクとして、相変化光ディスク、光磁気ディスク、1度だけ記録可能な色素系光ディスクなどが従来から知られている。これらの光ディスクは、レーザー光を光ディスク上の記録面に集光、照射して局所的に温度を上昇させることにより相変化や色素の分解を起こさせて情報の記録を行う、或いはレーザー光で記録面の温度を上昇させつつ外部磁界を印加して磁化方向を操作することにより情報の記録を行い、記録時よりも弱いレーザー光量で記録面を照射して、その反射光の光量、或いは偏光の検出を行うことにより情報の再生を行う。
【0003】
このような情報の記録および再生を行う光ディスク装置では、記録時のレーザー光量が小さ過ぎると情報を確実に記録することができず、また、再生時のレーザー光量が大き過ぎると記録されていた情報に破壊等の重大な影響を及ぼす恐れがあるので、記録再生動作において十分にそのレーザー光量が制御されることが必要となる。特に相変化光ディスクの場合は、記録時のレーザー光量が2段階あるため(アモルファス化パワー、および、結晶化パワー)、再生時とあわせて3段階のレーザー光量制御が必要となる。
【0004】
しかし、光ディスク装置の光源に用いられる半導体レーザーは一般に温度特性を有し、周囲温度によりそのしきい値電流が変動するため、記録時および再生時の駆動電流を所定の値に制御しても、発光量は温度により変動する。そのため従来から、情報の記録再生を行う光ディスク装置では、半導体レーザーの発光量の変動を抑えるために、発光量をモニタしてレーザ駆動回路の帰還制御を行っている。この様な一定強度の出力光を得るための自動光出力制御はAPC(Automatic Power Control)と呼ばれる。
【0005】
図8はこのような光ディスク装置に用いられる従来の光学ヘッドの構成図である。61は半導体レーザ、62は透過および反射で光を分岐するビームスプリッタ、63は対物レンズ、64は記録面に情報トラックを有する光ディスク、65は受光素子、66は検出レンズ、プリズム、或いは回折素子等の光学素子と受光素子を有しビームスプリッタ62によって反射された光ディスク64からの戻り光を受光し、受光した光量に応じた信号に変換し、検出する信号検出手段、67は詳細は図示しないが、光ディスク64に対して水平方向、および垂直方向に対物レンズ63を駆動するアクチュエータである。
【0006】
このように構成された光学ヘッドにおいて、半導体レーザ61から出射した光はビームスプリッタ62において一部は透過、一部は反射する。ビームスプリッタ62において反射した光は受光素子65にて受光され、この検出光量が所定の値となるようにAPC回路により、半導体レーザ61の発光量が制御される。
【0007】
ビームスプリッタ62を透過した光は対物レンズ63により光ディスク64上に集光され、光ディスク64にて反射した光は再び対物レンズ63を透過し、ビームスプリッタ62で反射され、信号検出手段66により、サーボ信号および情報記録信号が検出される。
【0008】
なお、信号検出手段66で検出されるサーボ信号は、面振れおよび偏心により変動する光ディスク64上の情報トラックと集光スポットの誤差信号であり、この信号に応じてアクチュエータ67を駆動し、対物レンズ63の位置を制御することにより、情報トラックに集光スポットを追従させて記録および再生が行われる。
【0009】
以上のような光学ヘッドにおいて、受光素子65にて検出される光量はビームスプリッタ62を透過する光量に略比例し、光ディスク64に集光される光量はビームスプリッタ62を透過する光量に略比例するため、光ディスク64上に集光されるレーザー光量は受光素子65で検出される光量に略比例する。従って、受光素子65で受光される信号を所定の値となるように制御を行えば、周囲温度が変化した場合でも光ディスク64上に集光されるレーザー光量を定められた値に制御することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような光ディスク装置では、半導体レーザの発光量を一定に制御しているだけであり、サーボ動作に伴いアクチュエータを駆動して対物レンズが移動すると、対物レンズを透過する光量が変化し、光ディスク上に集光される光量が変動してしまうという課題があった。このような光量変動は、記録時に記録マークの形成のばらつきとなり、不完全な記録マークや記録を行っている周囲の記録マークの破壊を生じさせて記録エラーを起こしたり、再生時に再生信号のS/N比を劣化させて再生エラーを起こすため、性能悪化の要因となっていた。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の光ヘッドは、光源と、前記光源からの光が通過し、前記光源からの光のうち一部不要な光を遮る開口部と、前記光源からの光のうち、前記開口部を通過した光を第1の光と第2の光とに分岐する光分岐手段と、前記第1の光を検出する第1の受光手段と、前記第2の光を情報記録媒体上の情報トラックに集光するように構成され、かつ、前記第2の光の光束径よりも光透過有効径が小さい集光手段と、前記集光手段を光軸と直交する方向に移動させる移動手段と、前記集光手段の移動に応じて移動するように構成され、かつ、前記第2の光の内、前記集光手段に入射しない部分の光を検出する第2の受光手段を備え、前記第1の受光手段と前記第2の受光手段で検出された信号を演算して得られる信号により、前記情報記録媒体上に集光される光量を間接的にモニタすることで、前記光源の発光量を制御するように構成したことを特徴とする。
また、前記第1の受光手段で検出される光量をP1、前記第2の受光手段で検出される光量をP2、前記光分岐手段に入射した光のうち前記第1の光の割合をKr、前記第2の光の割合をKtとしたとき、(Kt/Kr)×P1−P2で表される前記情報記録媒体上に集光される光量をモニタすることで、前記光源の発光量を制御するとしてもよい。
【0012】
また、情報記録媒体からの反射光を受光する第3の受光素子を備え、前記光源と前記第3の受光素子が同一の筐体内に配置される構成としてもよい。
【0015】
また、前記第2の受光手段は、前記移動手段上に配置された受光素子である構成としてもよい。
【0016】
また、前記第2の受光手段は、前記移動手段上に配置された反射手段と、前記反射手段で反射した光を受光する受光素子を有する構成としてもよい。
【0017】
また、前記受光素子は、前記情報トラックに対して平行な直線に対して対称に配置された複数の受光領域を有し、前記複数の受光領域で検出される信号を演算することにより前記集光手段の移動量を検出する構成としてもよい。
【0018】
また、前記反射手段は、前記情報トラックに対して平行な直線に対して対称に配置された複数の反射領域を有し、前記複数の受光素子で検出される信号を演算することにより前記集光手段の移動量を検出する構成としてもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0020】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における光学ヘッドの構成図である。1は光源に対応する半導体レーザ、2は半導体レーザから出射する不要な光を遮る開口、3は透過および反射で光を分岐するビームスプリッタ、4は第1の受光手段に対応する受光素子、5は集光手段に対応する対物レンズ、6は対物レンズホルダ、7は対物レンズホルダ6に一体に設けられた第2の受光手段に対応する受光素子、8は情報記録媒体に対応する光ディスク、9は検出レンズ、プリズム、或いは回折素子等の光学素子と受光素子を有し、ビームスプリッタ62によって反射された光ディスク64からの戻り光を受光し、受光した光量に応じた信号に変換し、検出する信号検出手段、10はビームスプリッタ3を透過する光束、11はビームスプリッタ3で反射する光束、12は詳細は図示しないが、光ディスク8に対して水平方向および垂直方向に対物レンズ5を駆動する移動手段に対応するアクチュエータである。
【0021】
図2は実施の形態1における対物レンズ5および受光素子7の配置を光源側から見た図であり、15は光源からの光が対物レンズを透過する領域、17は受光素子7の受光領域であり、受光領域17は例えばドーナツ型をしており、対物レンズ5を透過する光束の周囲の光を受光するように構成される。
【0022】
このように構成された光学ヘッドにおいて、半導体レーザ1を出射した光は、開口2を通過し、ビームスプリッタ3へ入射し、一部が透過、一部が反射される。ビームスプリッタ3で反射された光束11は受光素子4で受光され、ビームスプリッタ3を透過した光束10の一部(中央付近の光束)は対物レンズ5により光ディスク8上に集光され、光束10の残り(周辺付近の光束)は受光素子7で受光される。
【0023】
ここで、受光素子4で検出された光量と受光素子7で検出された光量を演算して得られる信号が所定の値となるようにAPC回路により、半導体レーザ1の発光量が制御される。
【0024】
光ディスク8で反射した光は再び対物レンズ5を透過し、ビームスプリッタ3で反射され、信号検出手段9により、サーボ信号および情報記録信号が検出される。なお、信号検出手段9で検出されるサーボ信号は、面振れおよび偏心により変動する光ディスク8上の情報トラックと集光スポットの誤差信号であり、この信号に応じてアクチュエータ12を駆動し、対物レンズ5の位置を制御することにより、情報トラックに集光スポットを追従させて記録および再生が行われる。
【0025】
以上のような光学ヘッドにおいて、開口2を通過する光量をP0、受光素子4での受光量をP1、受光素子7での受光量をP2、光ディスク8上に集光される光量をP3、ビームスプリッタ3の透過率をKt、反射率をKrとすると、ビームスプリッタ3を透過する光量においてKt×P0=P2+P3、反射する光量においてKr×P0=P1となるため、次式が成り立つ。
【0026】
P3=(Kt/Kr)×P1−P2 (数1)
(数1)により光ディスク8上に集光される光量P3は受光素子4および受光素子7で受光される光量と、既存値から求めることが可能である。
【0027】
図1の例では、受光素子4から得られるP1に対応する出力信号を増幅率GがP1に対応する出力信号をKt/Kr倍するに相当する増幅器で増幅したものと、受光素子12から得られるP2に対応する出力信号との差を差動増幅器により出力することで、光ディスク8に集光される光量P3を間接的に得ることができる。この得た信号をAPC回路へ送りAPC回路は、得られた信号が一定となるように半導体レーザの発光量を制御する。
【0028】
従って、本発明の光学ヘッドでは、実際に対物レンズ5を透過して光ディスク8上に集光される光量を(数1)の演算によって間接的にモニタすることが可能であり、この演算によって得られる信号が一定となるように半導体レーザ1の発光量を制御することにより、光ディスク8上に集光される光量を所定の値に制御することができる。
【0029】
以上のように、本発明の光学ヘッドでは、従来、光源である半導体レーザの発光量をモニタしてAPCを行っていたのに対し、実際に光ディスク上に集光される光量を間接的にモニタしてAPCを行うため、サーボ駆動により対物レンズが移動した場合にも光ディスク上の光量を所定の値に制御することができる。
【0030】
なお、(数1)の演算式は、受光素子4は光束11の全光束を受光し、受光素子7は光束10のうち対物レンズ5を透過しない全ての光束を受光すると仮定しているが、実質的にこれらの受光量P1およびP2に略比例する光量が検出できるのであれば、受光する光束は領域の一部であっても良い。但しその場合は、受光された信号にそれぞれ比例係数倍のゲインを与えて演算することになる。
【0031】
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態2における光学ヘッドの構成図である。21は光源に対応する半導体レーザ、22は半導体レーザから出射する不要な光を遮る開口、23はビームスプリッタ、24は第1の受光手段に対応する受光素子、25は集光手段に対応する対物レンズ、26は対物レンズホルダ、27は対物レンズホルダ26に一体に設けられた反射手段に対応するミラー、28は情報記録媒体に対応する光ディスク、29は複数の受光領域を持ち、第2の受光手段に対応する受光素子、30は検出レンズ、プリズム、或いは回折素子等の光学素子と受光素子29とを具備する信号検出手段、31はビームスプリッタ23で透過する光束、32はビームスプリッタ23を反射する光束、33の破線はミラー27で反射した光束、34は詳細は図示しないが、光ディスク28に対して水平方向および垂直方向に対物レンズ25を駆動する移動手段であるアクチュエータである。
【0032】
本実施の形態におけるミラー27は、図2に示した実施の形態1における受光素子7の受光領域17と同様の位置に配置され、対物レンズ25を透過する光束の周囲の光を反射し、受光素子29に導くように構成される。
【0033】
このように構成された光学ヘッドにおいて、半導体レーザ21を出射した光は、開口22を通過し、ビームスプリッタ23へ入射し、一部が透過、一部が反射される。ビームスプリッタ23で反射された光束31は受光素子24で受光され、ビームスプリッタ23を透過した光束30の一部は対物レンズ25により光ディスク28上に集光され、光束30の残りはミラー27で反射された後、破線で図示している光束33のようにビームスプリッタ23で反射し、受光素子29で受光される。
【0034】
ここで、受光素子24で検出された光量と受光素子29で検出された光量を演算して得られる信号が所定の値となるようにAPC回路により、半導体レーザ1の発光量が制御される。
【0035】
光ディスク28で反射した光は再び対物レンズ25を透過し、ビームスプリッタ23で反射され、信号検出手段30により、サーボ信号および情報記録信号が検出される。サーボ信号および情報記録信号の検出は、ミラー27の反射光を受光する受光素子29の基板上に設けられた別の受光領域を用いる。
【0036】
以上のような光学ヘッドにおいて、開口22を通過する光量をP0、受光素子24での受光量をP1、受光素子29での受光量をP4、光ディスク28上に集光される光量をP3、ビームスプリッタ23の透過率をKt、反射率をKrとすると、ビームスプリッタ23を透過する光量においてKt×P0=P3+P4、反射する光量においてKr×P0=P1となるため、次式が成り立つ。
【0037】
P3=(Kt/Kr)×P1−P4 (数2)
(数2)により光ディスク28上に集光される光量P3は受光素子24および受光素子29で受光される光量と、既存値から求めることが可能である。
【0038】
図3の例では、受光素子24から得られるP1に対応する出力信号を増幅率GがP1に対応する出力信号をKt/Kr倍するに相当する増幅器で増幅したものと、受光素子29から得られるP2に対応する出力信号との差を差動増幅器により出力することで、光ディスク28に集光される光量P4を間接的に得ることができる。この得た信号をAPC回路へ送りAPC回路は、得られた信号が一定となるように半導体レーザの発光量を制御する。
【0039】
従って、本実施の形態においても、実際に対物レンズ25を透過して光ディスク28上に集光される光量を(数2)の演算によって間接的にモニタすることが可能であり、この演算によって得られる信号が一定となるように半導体レーザ21の発光量を制御することにより、光ディスク28上に集光される光量を所定の値に制御することができる。
【0040】
さらに、本実施の形態では、実施の形態1の効果に加え、サーボ信号および情報記録信号を検出する受光素子と、対物レンズ25の周囲の光を検出する受光素子を一体化することにより、受光素子の数が減らせるため、低コスト化が図れる。また、アクチュエータ内に受光素子を設けなくてもよいため、配線等の構成が簡単になる。
【0041】
なお、本実施の形態ではミラー27は対物レンズホルダ26に一体に設けるとしたが、対物レンズ25の縁の部分に蒸着等の手段で設けてもよい。
【0042】
(実施の形態3)
図4は本発明の実施の形態3における光学ヘッドの構成図である。41は光源に対応する半導体レーザ、42は半導体レーザ41の背面から出射した光を受光する第1の受光手段に対応する受光素子、43はビームスプリッタ、44は集光手段に対応する対物レンズ、45は対物レンズホルダ、46は対物レンズホルダ45に一体に設けられた第2の受光手段に対応する受光素子、47は情報記録媒体に対応する光ディスク、48は検出レンズ、プリズム、或いは回折素子等の光学素子と受光素子から成る信号検出手段、49は半導体レーザ41から対物レンズ44に向かって出射する光束、50は半導体レーザ41において光束47が出射する面の背面から出射する光束、51は内部に半導体レーザ41および受光素子42を有する筐体、54は詳細は図示しないが、光ディスク47に対して水平方向および垂直方向に対物レンズ44を駆動する移動手段に対応するアクチュエータである。
【0043】
本実施の形態における受光素子46は、実施の形態1における受光素子7と同様の構成であり、図2に示した受光領域17と同じ受光領域を持つ。このように構成された光学ヘッドにおいて、半導体レーザ41を出射した光束49はビームスプリッタ43を透過し、一部は対物レンズ44により光ディスク47上に集光され、光束49の残りは受光素子46で受光される。光ディスク47で反射した光は再び対物レンズ44を透過し、ビームスプリッタ43で反射され、信号検出手段48により、サーボ信号および情報記録信号が検出される。
【0044】
一方、半導体レーザ41の背面から出射した光束50は受光素子42で受光され、受光素子42で検出された光量と受光素子46で検出された光量を演算して得られる信号が所定の値となるようにAPC回路により、半導体レーザ41の発光量が制御される。
【0045】
以上のように構成された本実施の形態においても、半導体レーザ41の背面から出射する光束50の光量を受光素子42で検出した後、増幅器を用いて適切なゲインをかけて光束49の光量を推定し、受光素子46で得られる受光量との差動演算をすることにより、光ディスク47上に集光される光量を間接的にモニタすることが可能であり、この演算によって得られる信号が一定となるように半導体レーザ41の発光量をAPC回路により制御することにより、光ディスク47上に集光される光量を所定の値に制御することができる。
【0046】
さらに、本実施の形態では、実施の形態1の効果に加え、半導体レーザの背面から出る光を受光する、いわゆるバックモニタを利用することにより、半導体レーザ41と受光素子42を一つの筐体51内に収めることができるため、構成を簡略化できる。
【0047】
(実施の形態4)
図5は本発明の実施の形態4における光学ヘッドの構成図である。71は光源に対応する半導体レーザ、72は半導体レーザ71の背面から出射した光を受光する第1の受光手段に対応する受光素子、73は反射面73aおよびビームスプリッタ面73bを有する台形プリズム、74は集光手段に対応する対物レンズ、75は対物レンズホルダ、76は対物レンズホルダ75に一体に設けられた第2の受光手段に対応する受光素子、77は情報記録担体に相当する光ディスク、78は検出レンズ、プリズム、或いは回折素子等の光学素子から成る信号分岐手段、79は信号分岐手段で分岐した光束を受光する受光素子、80は内部に半導体レーザ71、受光素子72および受光素子79を有する筐体、81は台形プリズム73から対物レンズ74に向かって出射する光束、82は半導体レーザ71において光束81が出射する面の背面から出射する光束、83は詳細は図示しないが、光ディスク77に対して水平方向および垂直方向に対物レンズ74を駆動する移動手段に対応するアクチュエータである。
【0048】
このように構成された光学ヘッドにおいて、半導体レーザ71を出射した光束81は台形プリズム73に入射し、反射面73aおよびビームスプリッタ面73bを反射した後、一部は対物レンズ74により光ディスク77上に集光され、光束81の残りは受光素子76で受光される。光ディスク77で反射した光は再び対物レンズ74を透過し、台形プリズム73のビームスプリッタ面73bを透過し、信号分岐手段78により、受光素子79に導かれ、サーボ信号および情報記録信号が検出される。
【0049】
一方、半導体レーザ71の背面から出射した光束82は受光素子72で受光され、受光素子72で検出された後、増幅器を用いて適切なゲインをかけて光束81の光量を推定したものと、受光素子76で検出された光量とを差動演算して得られる信号が所定の値となるようにAPC回路を用いて制御することにより、半導体レーザ71の発光量が制御される。
【0050】
以上のような構成においても図4に示した実施の形態3と同様に、半導体レーザ71の背面から出射する光束82の光量に適切なゲインをかけて光束81の光量を推定し、受光素子76で得られる受光量との差動演算をすることにより、光ディスク77上に集光される光量を間接的にモニタすることが可能であり、この演算によって得られる信号が一定となるように半導体レーザ71の発光量を制御することにより、光ディスク77上に集光される光量を所定の値に制御することができる。
【0051】
さらに、この実施の形態では、半導体レーザ71、受光素子72および受光素子79を同一の筐体80内に収めることができるため、さらに構成を簡略化できる。
【0052】
なお、図5に示した本実施の形態では、対物レンズホルダ75に受光素子76が一体に設けられる構成としたが、実施の形態2のように、対物レンズホルダ75にミラーを設け、その反射光を筐体80内部の受光素子で受光する構成としてもよい。
【0053】
また信号分岐手段78として例えばホログラム等の回折素子84を用いると、図6に示すように台形プリズム73を省略することもできる。図8において84は回折素子であり、その他の構成要素は図5と同じ符号をつけて示し、説明は省略する。
【0054】
(実施の形態5)
実施の形態5において、図1に示した実施の形態1と異なるのは受光素子7のみであり、その他の構成要素は図1と同様であるので説明を省略する。
【0055】
図7は実施の形態4における対物レンズ5および受光素子7の配置を光源側から見た図であり、15は光源からの光が対物レンズを透過する領域、17a、17bは受光素子7の受光領域であり、受光領域17a、17bは情報トラックに対して平行な直線に対して対称に配置されると共に、対物レンズ5を透過する光束の周囲の光を受光するように構成される。このように構成された光学ヘッドの動作を図1を用いて説明する。
【0056】
半導体レーザ1を出射した光は、開口2を通過し、ビームスプリッタ3へ入射し、一部が透過、一部が反射される。ビームスプリッタ3で反射された光束11は受光素子4で受光され、ビームスプリッタ3を透過した光束10の一部は対物レンズ5により光ディスク8上に集光され、光束10の残りは受光素子7の受光領域17aおよび17bで受光される。
【0057】
ここで、受光素子4で検出された光量と、受光素子7の受光領域17aおよび17bで検出された光量の和信号を演算して得られる信号が所定の値となるようにAPC回路により、半導体レーザ1の発光量が制御される。また、受光素子7の受光領域17aおよび17bで検出された信号の差信号により対物レンズ6の位置を検出し、トラッキング信号の補正を行う。光ディスク8で反射した光は再び対物レンズ5を透過し、ビームスプリッタ3で反射され、信号検出手段9により、サーボ信号および情報記録信号が検出される。
【0058】
以上のように構成された本実施の形態においても、受光領域17aおよび17bでの受光量の和信号を用いて(数1)の演算を行うことにより、実施の形態1と同様の効果が得られる。
【0059】
さらに、本実施の形態では、受光領域17aおよび17bでの受光量の差を演算することにより、対物レンズの光ディスク半径方向の移動距離を検出することができる。なぜなら、半導体レーザ1から出射する光束の光量分布は光束の中心部の光強度が高く、中心から離れるほど光強度が低くなるため、対物レンズが光ディスク半径方向に移動すると、光束の中心部は対物レンズの中心からずれ、受光領域17aおよび17bで検出される光量に差が生じ、明らかに、この光量差は対物レンズの移動量に応じて変化するためである。
【0060】
1ビームのトラッキング方式として知られるプッシュプル法は、光学ヘッドの構成が簡単であり、小型化、低コスト化に適した方式であるが、対物レンズの光ディスク半径方向の移動によりトラッキングエラー信号がオフセットする課題がある。本実施の形態では、上述のように対物レンズの位置の検出が可能なため、プッシュプル法のオフセットを補正することも可能である。
【0061】
従って、本実施の形態では、実施の形態1の効果に加え、プッシュプル法或いはプッシュプル法を応用した1ビームトラッキング方式を用いながらも、その課題であるオフセットを補正し、良好なサーボ特性を得ることができる。
【0062】
なお、本実施の形態では、対物レンズホルダに2分割受光素子を一体に設ける構成としたが、実施の形態2のように、受光素子の代わりにミラーを対物レンズホルダに設けると共に、その反射光を受光する複数の受光素子を設ける構成としても同様の効果が得られる。
【0063】
また、半導体レーザ1の発光量を検出する方法は、実施の形態3のようにバックモニタでもよい。
また、本実施の形態においては、対物レンズ5の位置を受光素子7の信号により得ているが、これまで数多く提案されている他の対物レンズ位置検出方法を用いて、位置信号を検出し、対物レンズの位置の移動により変動する光ディスク上の光量を補正したAPCの制御を行っても同様の効果が得られる。
【0064】
【発明の効果】
本発明の光学ヘッドは光源と、前記光源からの光の一部を検出する第1の受光手段と、前記光源からの光を情報記録媒体上の情報トラックに集光するように構成され、かつ、前記光源からの光の光束径よりも光透過有効径が小さい集光手段と、前記集光手段を光軸と直交する方向に移動させる移動手段と、前記集光手段の移動に応じて移動するように構成され、かつ、前記光源から前記集光手段に向かう光の内、前記集光手段に入射しない部分の光を検出する第2の受光手段を備え、前記第1の受光手段と前記第2の受光手段で検出された信号を演算して得られる信号により、前記光源の発光量を制御するので、サーボ動作時の対物レンズの移動による光ディスク上の光量の変動を抑えることができる。これにより、記録時の情報の書き込みムラ、および、再生時のS/N比の劣化を抑え、良好な記録、再生特性を有する光学ヘッドが提供できる。
【0065】
また、情報記録媒体からの反射光を受光する第3の受光素子を備え、前記光源と前記第3の受光素子が同一の筐体内に配置されるようにすれば、構成が簡略化され、小型化が図れる。
【0066】
また、前記第1の受光手段は前記光源と前記集光手段の間に設けられた光分岐素子と前記光分岐素子で分岐した光を受光する受光素子を有するようにすれば、前記光源から出射する光を精度良く検出することが可能となり、光ディスク上の光量の変動をより小さく抑えることができる。
【0067】
また、前記光源は半導体レーザから成り、前記第1の受光手段は、前記半導体レーザにおいて前記集光手段へ向かう光が出射する面の背面から出射する光を受光する受光素子とすれば、前記半導体レーザと前記受光素子を一つの筐体内に収めることができるため、構成が簡略化され、小型化が図れる。
【0068】
また、前記第2の受光手段は、前記移動手段上に配置された受光素子とすれば、前記集光手段の移動に応じて移動し、かつ、前記集光手段に入射しない部分の光を検出する受光手段を部品点数を増やすことなく実現できる。
【0069】
また、前記第2の受光手段は、前記移動手段上に配置された反射手段と、前記反射手段で反射した光を受光する受光素子とすれば、サーボ信号および情報記録信号を検出する受光素子と、対物レンズの周囲の光を検出する受光素子を一体化することができ、受光素子の数が減らせるため、低コスト化が図れる。また、前記移動手段上に受光素子を設けなくてもよいため、配線等の構成が簡単になる。
【0070】
また、前記受光素子は、前記情報トラックに対して平行な直線に対して対称に配置された複数の受光領域を有し、前記複数の受光領域で検出される信号を演算することにより前記集光手段の移動量を検出すれば、構成が簡単な1ビームトラッキング方式のプッシュプル法の課題である、対物レンズの移動によるオフセットを補正し良好なサーボ特性が得られる。
【0071】
また、前記反射手段は、前記情報トラックに対して平行な直線に対して対称に配置された複数の反射領域を有し、前記複数の受光素子で検出される信号を演算することにより前記集光手段の移動量を検出すれば、サーボ信号および情報記録信号を検出する受光素子と、対物レンズの周囲の光を検出する受光素子を一体化することができ、受光素子の数が減らせるため、低コスト化が図れると共に、
構成が簡単な1ビームトラッキング方式のプッシュプル法の課題である、対物レンズの移動によるオフセットを補正し良好なサーボ特性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における光学ヘッドの構成図
【図2】本発明の実施の形態1の光学ヘッドにおいて対物レンズおよび受光素子の配置を光源側から見た図
【図3】本発明の実施の形態2における光学ヘッドの構成図
【図4】本発明の実施の形態3における光学ヘッドの構成図
【図5】本発明の実施の形態4における光学ヘッドの構成図
【図6】本発明の実施の形態4の光学ヘッドにおいて信号分岐手段として回折素子を用いたときの構成図
【図7】本発明の実施の形態5の光学ヘッドにおいて対物レンズおよび受光素子の配置を光源側から見た図
【図8】従来の実施の形態の構成図
【符号の説明】
1 半導体レーザ
2 開口
3 ビームスプリッタ
4 受光素子
5 対物レンズ
6 対物レンズホルダ
7 受光素子
8 光ディスク
9 信号検出手段
10,11 光束
12 アクチュエータ
15 光が対物レンズを透過する領域
17 受光領域
17a,17b 受光領域
21 半導体レーザ
22 開口
23 ビームスプリッタ
24 受光素子
25 対物レンズ
26 対物レンズホルダ
27 ミラー
28 光ディスク
29 受光素子
30 信号検出手段
31,32,33 光束
34 アクチュエータ
41 半導体レーザ
42 受光素子
43 ビームスプリッタ
44 対物レンズ
45 対物レンズホルダ
46 受光素子
47 光ディスク
48 信号検出手段
49,50 光束
51 筐体
54 アクチュエータ
61 半導体レーザ
62 ビームスプリッタ
63 対物レンズ
64 光ディスク
65 受光素子
66 信号検出手段
67 アクチュエータ
71 半導体レーザ
72 受光素子
73 台形プリズム
73a 反射面
73b ビームスプリッタ面
74 対物レンズ
75 対物レンズホルダ
76 受光素子
77 光ディスク
78 信号分岐手段
79 受光素子
80 筐体
81,82 光束
83 アクチュエータ
84 回折素子

Claims (7)

  1. 光源と、
    前記光源からの光が通過し、前記光源からの光のうち一部の光を遮る開口部と、
    前記光源からの光のうち、前記開口部を通過した光を第1の光と第2の光とに分岐する光分岐手段と、
    前記第1の光を検出する第1の受光手段と、
    前記第2の光を情報記録媒体上の情報トラックに集光するように構成され、かつ、前記第2の光の光束径よりも光透過有効径が小さい集光手段と、
    前記集光手段を光軸と直交する方向に移動させる移動手段と、
    前記集光手段の移動に応じて移動するように構成され、かつ、前記第2の光の内、前記集光手段に入射しない部分の光を検出する第2の受光手段を備え、
    前記第1の受光手段と前記第2の受光手段で検出された信号を演算して得られる信号により、前記情報記録媒体上に集光される光量を間接的にモニタすることで、前記光源の発光量を制御することを特徴とする光ヘッド。
  2. 前記第1の受光手段で検出される光量をP1、前記第2の受光手段で検出される光量をP2、前記光分岐手段に入射した光のうち前記第1の光の割合をKr、前記第2の光の割合をKtとしたとき、
    (Kt/Kr)×P1−P2
    で表される前記情報記録媒体上に集光される光量をモニタすることで、前記光源の発光量を制御することを特徴とする請求項1に記載の光ヘッド。
  3. 情報記録媒体からの反射光を受光する第3の受光素子を備え、
    前記光源と前記第3の受光素子が同一の筐体内に配置されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光学ヘッド。
  4. 前記第2の受光手段は、前記移動手段上に配置された受光素子であることを特徴とする請求項1から請求項の何れかに記載の光学ヘッド。
  5. 前記第2の受光手段は、前記移動手段上に配置された反射手段と、
    前記反射手段で反射した光を受光する受光素子を有することを特徴とする請求項1から請求項の何れかに記載の光学ヘッド。
  6. 前記受光素子は、前記情報トラックに対して平行な直線に対して対称に配置された複数の受光領域を有し、前記複数の受光領域で検出される信号を演算することにより前記集光手段の移動量を検出することを特徴とする請求項記載の光学ヘッド。
  7. 前記反射手段は、前記情報トラックに対して平行な直線に対して対称に配置された複数の反射領域を有し、前記複数の受光素子で検出される信号を演算することにより前記集光手段の移動量を検出することを特徴とする請求項記載の光学ヘッド。
JP2002117246A 2002-04-19 2002-04-19 光学ヘッド Expired - Fee Related JP3988513B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002117246A JP3988513B2 (ja) 2002-04-19 2002-04-19 光学ヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002117246A JP3988513B2 (ja) 2002-04-19 2002-04-19 光学ヘッド

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003317294A JP2003317294A (ja) 2003-11-07
JP2003317294A5 JP2003317294A5 (ja) 2005-08-25
JP3988513B2 true JP3988513B2 (ja) 2007-10-10

Family

ID=29534521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002117246A Expired - Fee Related JP3988513B2 (ja) 2002-04-19 2002-04-19 光学ヘッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3988513B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4293235B2 (ja) 2006-12-08 2009-07-08 株式会社日立製作所 ヘッドスタックアセンブリ及び情報記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003317294A (ja) 2003-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3988513B2 (ja) 光学ヘッド
JPH04255925A (ja) 光ディスク装置
JP3392206B2 (ja) 光ピックアップ
JPH01138627A (ja) 光デイスク装置
JP2005235276A (ja) 光ヘッド、光再生装置及び光記録再生装置
US6697398B2 (en) Laser light intensity controller
JP3841287B2 (ja) 光ピックアップおよびこれを用いる光情報処理装置
JP2003296958A (ja) 光ピックアップ装置、及び電子機器
US20070274366A1 (en) Optical unit, optical pickup apparatus and optical information-processing apparatus
JPH1083540A (ja) フォーカスエラー信号検出方法及び信号読取装置
JP2003059083A (ja) 光学ヘッドおよび光ディスク再生装置
JP3667111B2 (ja) 光ピックアップ装置及びクロストーク除去方法
JP4000388B2 (ja) 光学装置および光ピックアップ装置
JP2628972B2 (ja) 光記録装置
JP2710961B2 (ja) 光学的情報記録再生装置
JP3722670B2 (ja) 光ピックアップ装置
KR100586097B1 (ko) 광 픽업 장치
JPH1083539A (ja) ウォブル信号読取方法及び信号読取装置
KR100655547B1 (ko) 광 픽업 장치
JP4609288B2 (ja) 光ピックアップ装置
JP2002319699A (ja) 光学装置
US8488425B2 (en) Optical pickup device and optical disc apparatus
JP2796418B2 (ja) 光磁気記録装置
JPH04263124A (ja) 光学式情報再生装置
JP2004014047A (ja) 光ディスク装置および光ディスク装置における収差補償方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050218

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050218

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050706

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070220

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070405

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070626

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070709

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100727

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110727

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110727

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120727

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120727

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130727

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees