JP4292044B2 - 地盤改良用薬液注入装置 - Google Patents

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本考案は、地中に形成されたボーリング孔内に挿入したスリーブパイプを介して、地中にセメントミルク等の薬液を浸透させるために用いられる地盤改良用薬液注入装置に係り、より詳しくは、薬液注入後のスリーブパイプ内の洗浄を確実に行うことを可能とした地盤改良用薬液注入装置に関する。
従来から、ダム建設や巨大構造物の建築の際には、地盤を強固にするため、薬液注入装置を用いてボーリング孔にセメントミルク等の薬液を圧入することが行われているが、特に軟弱地盤等の場合には、スリーブ注入工法とよばれる方法が採用されている。
図4乃至図6は、この方法により地盤改良を行う場合を説明するための図であり、スリーブ注入工法により地盤改良を行う場合には、まず、図4に示すように、ケーシング堀り等のボーリングによって地中31に形成したボーリング孔32内にフレキシブルホース33等を挿入し、このフレキシブルホース33を介して、前記形成したボーリング孔32内に、セメントを混合したシールグラウド34を充填する。
そしてその後に、シールグラウド34を充填したボーリング孔32内に、一定間隔ごとに円孔3502を形成するとともにこの円孔3502を塞いでいる逆止弁3501を周設した中空のスリーブパイプ35を挿入するとともに、ケーシング37を引き抜き、その後、前記シールグラウド34が一定の強度になるまで養生する。
そして、シールグラウド34が一定の強度になった後に、スリーブパイプ35内に薬液注入装置36を挿入し、この薬液注入装置36を用いて地中に薬液を注入することにより地盤改良を行う。
ここで、図6は、前記スリーブパイプ35内に薬液注入装置36を挿入して薬液を注入している状態の一部断面図であり、前記薬液注入装置36は、一般的に、その内部に薬液用流路(図示せず)が形成されるとともに、この薬液用流路の先端部は、薬液注入装置の任意の箇所において外部に連通しており、この連通した部分が放出口3604とされている。
また、この放出口の上下部分には、エアーにより膨張する上部膨張部3601及び下部膨張部3602が周設されるとともに、薬液注入装置36の内部には、この上部膨張部3601及び下部膨張部3602にエアーを送るためのエアー管が備えられている(図示せず)。そして、前記上部膨張部3601及び下部膨張部3602はそれぞれ、エアー管を介して、エアーホースから注入されたエアーによって膨張し、この膨張によって、スリーブパイプ35内における前記上部膨張部3601と下部膨張部3602間に閉塞空間38を形成可能としている。
そして、このように構成される薬液注入装置36を用いて地中に薬液の注入を行う場合には、図6に示すように、スリーブパイプ35に備えた逆止弁3501の上下に前記上部膨張部3601及び下部膨張部3602が位置するようにして薬液注入装置36を配置するとともに、エアーホースを介して薬液注入装置36内にエアーを注入して上部膨張部3601及び下部膨張部3602を膨張させて、スリーブパイプ35内に閉塞空間38を形成する。
そしてその後に、薬液注入ホースを介して、地盤改良用の薬液を薬液注入装置36内に注入し、放出口3604を介して閉塞空間38内に薬液を放出する。
そうすると、閉塞空間38内に薬液が満たされるとともに、この状態で更に高圧力で放出口3604から薬液の放出を行うと、閉塞空間38内に満たされた薬液は更に、スリーブパイプ35の円孔3502、及び逆止弁3501からボーリング孔32内に放出されるとともに、ボーリング孔32内に充填したシールグラウド34を貫通して地中に浸透して、これにより地盤の改良が行われる。
そして、地中への薬液の注入が終了した後は、エアーを抜いて膨張部の膨張を解除して、パッカーを一定の距離だけ上に上げ、その位置で再び、上記と同様の方法により地盤にセメントミルク等の薬液を注入する。これにより、軟弱地盤においても地盤改良を行うことが可能となる。
ところで、このようなスリーブ注入工法で地中に薬液を注入した後には、薬液注入装置36を用いて、薬液用流路を介してスリーブパイプ35内に洗浄液等を放出し、その圧力によりスリーブパイプ35内に充填されている薬液をスリーブパイプ35の外側に押し、これによりスリーブパイプ35内を洗浄することが行われるが、このとき、従来の薬液注入装置1では、特に下部膨張部3602の近傍に充填されている薬液を有効にスリーブパイプ35の外側に押し出すことが困難であり、そのために、下部膨張部3601の近傍においては薬液が残ってしまい、そのために、この薬液が固化してしまうことにより、スリーブパイプを円滑に引き抜くことができない事態を招いてしまうこともあった。
しかしながら、従来は、このような薬液注入装置における問題点を有効に解決する方法は提案されていなかった。
そこで、本発明は、薬液注入後にスリーブパイプ内の洗浄を行う際において、スリーブパイプ内の薬液を確実に排出可能とする薬液注入装置を提供することを課題としている。
本発明の薬液注入装置は、
上部ヘッドと、該上部ヘッドの下側に連結された、エアーを注入することにより膨張する上部膨張部を備えた上部パッカー部と、該上部パッカーの下側に連結された、薬液を放出するための放出口を備えたノズル部と、該ノズル部の下側に連結された中間ホース部と、該中間ホース部の下側に連結された、エアーを注入することにより膨張する下部膨張部を備えた下部パッカー部とにより構成されるとともに、その内部に、前記放出口まで薬液を搬送するための薬液用流路と、前記上部膨張部及び下部膨張部までエアーを搬送するためのエアー管とを備えた薬液注入装置において、
少なくとも前記放出口の上方側から下方側に至る部分の外周側に、本体部と該本体部(901)に連設した装着部により構成された放出用カバーを、前記装着部を前記放出口の上方部分に装着することで周設し、前記放出用カバーと前記薬液注入装置の外周との間に、前記装着部側においては閉鎖され、反装着部側では外部に連通した隙間を形成した、ことを特徴としている。
本発明の薬液注入装置では、少なくとも、薬液や洗浄液を放出するための放出口の上方側から下方側に至る部分の外周側に、本体部と該本体部に連設した装着部により構成された放出用カバーを周設しており、周設に際しては、前記装着部を前記放出口の上方部分に装着し、前記放出用カバーと前記薬液注入装置の外周との間に、前記装着部側においては閉鎖され、反装着部側では外部に連通した隙間を形成している。
そのため、スリーブパイプ内の洗浄の際に放出口から洗浄液を放出すると、この放出された洗浄液は、放出用カバーと薬液注入装置の外周との間に形成された隙間を通って、下部膨張部側に向けて放出される。
そうすると、この圧力によって、スリーブパイプ内の薬液が攪拌され、これによって、洗浄液を放出し続けることにより、スリーブパイプ内の薬液はすべてスリーブパイプの外側に押し出されていく。
そのため、本発明の薬液注入装置を用いることにより、薬液注入後に洗浄において、特に下部膨張部近傍の薬液をも有効に排出することができ、これにより、スリーブパイプ内の薬液を確実に排出してスリーブパイプ内を洗浄することが可能となる。
本発明の薬液注入装置では、上部ヘッドの下側に、エアーを注入することにより膨張する上部膨張部を備えた上部パッカー部が連結されており、また、この上部パッカーの下側には、薬液を放出するための放出口を備えたノズル部が連結されている。更に、このノズル部の下側には、中間ホース部を介して、エアーを注入することにより膨張する下部膨張部とを備えた下部パッカー部が連結されており、更にまた、その内部には、前記ノズル部の通孔まで薬液を搬送するための薬液用流路と、前記上部パッカー部及び下部パッカー部の膨張部までエアーを搬送して膨張部を膨張させるためのエアー管が備えられている。
そして、少なくとも前記放出口の上方側から下方側に至る部分の外周側には放出用カバーを周設しており、この放出用カバーは、本体部とこの本体部に連設した装着部により構成され、前記装着部を前記放出口の上方部分に装着することで薬液注入装置の外周に周設し、前記放出用カバーと前記薬液注入装置の外周との間に、前記装着部側においては閉鎖され、反装着部側では外部に連通した隙間を形成している。
ここで、放出用カバーは、前記放出口の上方から前記下部膨張部の近傍に至るまで部分において、その外周側に装着するとよく、これにより、特に下部膨張部近傍の薬液を有効にスリーブパイプから排出することが可能となる。
本考案の薬液注入装置の実施例について図面を参照にして説明すると、図1は、本実施例の薬液注入装置の構造を示す断面図であり、図において1が本実施例の薬液注入装置である。
そして、本実施例の薬液注入装置1は、上部ヘッド2と、この上部ヘッド2の下側に連結された上部パッカー部3と、この上部パッカー部3の下側に連結されたノズル部4と、このノズル部4の下側に連結された中間ホース5と、中間ホース5の下側に連結された下部パッカー部6とにより構成される装置本体と、この装置本体に周設された放出用カバー9とを備えている。
ここで、前記装置本体について説明すると、本実施例における前記装置本体は、上部ヘッド2を備えており、即ち、図において2が上部ヘッドであり、本実施例においてこの上部ヘッドは略円柱形状とされており、その内部には、先端がエアーホース10に連結されるエアー管7と、先端部に薬液注入用ホース11が連結される薬液用流路8が形成されており、これにより、エアー及び薬液の搬送を可能としている。
次に、前記上部ヘッド2の下側には、略円柱形状の上部パッカー部3の上端部分が螺着されている。即ち、図1において3が上部パッカー部であり、この上部パッカー部3の内部には、前記上部ヘッド2から送られてくるエアーを受け入れて搬送するためのエアー管7と、前記上部ヘッド2の薬液用流路8から搬送されてくる薬液を受け入れて搬送するための薬液用流路8が形成されており、これらのエアー管7及び薬液用流路8の上部ヘッド2側の端部は、前記上部ヘッド2に形成したエアー管7及び薬液用流路8と連通している。
また、前記上部パッカー部3には、前記上部ヘッド2のエアー管より送られてくるエアーにより膨張するラバー製の上部膨張部301が周設されており、またこの上部膨張部301の両端部分には、上部膨張部301を固定するための固定用カバー部302が備えられている。
そして、この上部パッカー部3の下端部には、搬送されてきた薬液等を放出するための放出口を備えたノズル部が連結されている。
即ち、図において4がノズル部であり、このノズル部4は、前記上部パッカー部3の下側に螺着されるとともに、その内部には、前記上部パッカー部3から送られてくるエアーを受け入れて搬送するためのエアー管7が形成されており、このエアー管7における上部パッカー部3側の端部は、前記上部パッカー部3に形成したエアー管7に連通している。
また、前記ノズル部4の内部には、前記上部パッカー部3の薬液用流路8から搬送されてくる薬液を受け入れて搬送するための薬液用流路8が形成されている。そして、この薬液用流路8における上部パッカー部3側の端部は、前記上部パッカー部3に形成した薬液用流路8と連通しており、一方、薬液用流路8の終端部分は外部に連通しており、この連通部分が放出口801とされている。そしてこれにより、薬液用流路8を搬送されてきた薬液は、この放出口801より、スリーブパイプ内に放出可能としている。
次に、前記ノズル部4の下端部分には中間ホース部5が連結されており、この中間ホース部5内には、前記ノズル部4から送られてきたエアーを受け入れるとともに、この受け入れたエアーを下部パッカー部へ搬送するためのエアー管7が形成され、このエアー管7におけるノズル部4側の端部は、前記ノズル部4に形成したエアー管7と連通している。
そして、この中間ホース部5の下端部分には、略円柱形状の下部パッカー部3の上端部分が螺着されている。即ち、図1において6が下部パッカー部であり、この下部パッカー部6は、前記中間ホース部5の下側に螺着されており、その内部には、前記中間ホース部5から送られてくるエアーを受け入れるためのエアー管7が形成され、このエアー管7における前記中間ホース部5側の端部は、前記中間ホース部5に形成したエアー管7と連通している。
また、前記上部パッカー部3の場合と同様に、その周囲にはラバー製の下部膨張部601が周設されているとともに、この下部膨張部601の両端部分には、下部膨張部601を固定するための固定用カバー602が周設されており、この構成により、下部膨張部601を、エアー管7より送られてくるエアーにより膨張可能としている。
なお、図1において12、13、14、15、16は、各構成部品間をシールするためのOリングである。
次に、図1において9は前記放出用カバーであり、この放出用カバー9は、前記装置本体の外周側に周設され、主に、スリーブパイプ内の洗浄を行う際に有効に作用する。
ここで、図3は、前記放出用カバー9を示した斜視図であり、本実施例において前記放出用カバー9は、全体として略円筒形状をしており、本体部901とこの本体部901に連設した装着部902により構成されている。そして、本体部901は、これを前記装置本体に周設した際に装置本体との間にわずかな隙間が形成される程度の内径とされている。
また、装着部902は、前記本体部901よりも小径とされており、具体的には、前記装置本体の外形とほぼ同程度の内径とされている。
そして、本実施例においてこの放出用カバー9は、前記ノズル部8における放出口801の上方部分から下部パッカー部6における下部膨張部601の上方部分近傍までに至る部分を覆うことが可能な長さ寸法にしており、前記装着部902を前記ノズル部8における放出口801の上方部分に装着するとともに、その装着に際しては、放出口801の上方部分が閉塞されるようにしている。具体的には、本実施例においては、装着部902を装置本体にかしめており、これにより、図1に示されるように、本体部901と装置本体との間にわずかな隙間903が形成されるとともに、この隙間903は、装着部902側においては閉鎖され、反装着部902側では外部に連通した状態とされている。
そのため、放出口801から放出された薬液や洗浄液は、まず隙間903内に放出され、その後、図1における矢印Aで示すように、下部膨張部601側に向けて、スリーブパイプ内に放出される。
次に、このようにして構成される本実施例の薬液注入装置1の使用方法を説明すると、図2において、地中21に形成するとともにその内部にシールグラウド24を充填したボーリング孔23内に、一定間隔ごとに円孔2201及びこの円孔2201を閉塞するように周設された逆止弁2202を備えたスリーブパイプ22を挿入するとともに、このスリーブパイプ22内に本実施例の薬液注入装置1を挿入する。
そして、薬液注入装置1の上部膨張部301と下部膨張部601間にスリーブパイプ22の逆止弁2202が位置するようにした後に、エアー管7内にエアーを送り込んで上部パッカー部3の上部膨張部301及び下部パッカー部6の下部膨張部601を膨張させ、図に示すように、上部パッカー部3と下部パッカー部6間に閉塞空間19を形成する。
そして、その後に、薬液用流路8内に高圧力で薬液を注入して放出口801より薬液を放出して閉塞空間19内を薬液で充填するとともに、更に薬液の注入を行い、スリーブパイプ22の円孔2201及び逆止弁2202を介して、薬液を放出する。そうすると、放出された薬液はシールグラウド24を貫通して地中21に浸透し、これにより地盤改良を行うことができる。
そして、スリーブパイプ22内の洗浄を行う場合には、薬液の代わりに洗浄液を注入して、これにより、放出口801よりスリーブパイプ22内に洗浄液を放出する。
そうすると、この洗浄液はまず、放出用カバー9により形成された隙間903内に放出された後に、前記隙間903がわずかな空間であるために、下部膨張部601側に向けて、スリーブパイプ内に高圧で放出される。
そしてこれにより、この洗浄液の水圧によりスリーブパイプ内の薬液は攪拌されながらスリーブパイプ22の外側に排出されていき、この放出を継続することにより、やがてスリーブパイプ22内の薬液はすべて排出される。
このように、本実施例の薬液注入装置では、薬液等を放出するための放出口の上方から下方に至る部分を覆うような配置で、放出用カバーを装置本体に周設するとともに、その周設に際しては、装置本体との間にわずかな隙間が生じるようにするとともに、放出口の上方側を閉鎖している。
そのため、スリーブパイプ内の洗浄の際に放出口から放出された洗浄液は下部膨張部側へ向けて高圧で放出され、これにより、スリーブパイプ内の薬液を攪拌することができ、スリーブパイプ内の薬液を確実に排出することが可能となる。
放出口の上方から下部膨張部の近傍に至る部分に放出用カバーを装着することによって、スリーブパイプ内に放出される洗浄液の水圧をより強くすることができ、より有効にスリーブパイプ内の洗浄を行うことが可能となる。
本発明の薬液注入装置の実施例の構造を示す一部断面図である。 本発明の薬液注入装置の実施例の使用方法を説明するための図である。 本発明の薬液注入装置の実施例に用いる放出用カバーを示す斜視図である。 軟弱地盤における地盤改良の方法を説明するための図である。 軟弱地盤における地盤改良の方法を説明するための図である。 従来の薬液注入装置を用いて地盤へ薬液を注入する場合を説明するための図である。
符号の説明
1 薬液注入装置
2 上部ヘッド
3 上部パッカー部
301 上部膨張部
302 上部膨張部を固定するための固定用カバー
4 ノズル部
5 中間ホース部
6 下部パッカー部
601 下部膨張部
602 下部膨張部を固定するための固定用カバー
7 エアー管
8 薬液用流路
801 放出口
9 放出用カバー
901 本体部
902 装着部
903 放出用カバーにより形成される隙間

Claims (1)

  1. 上部ヘッド(2)と、該上部ヘッド(2)の下側に連結された、エアーを注入することにより膨張する上部膨張部(301)を備えた上部パッカー部(3)と、該上部パッカー(3)の下側に連結された、薬液を放出するための放出口(801)を備えたノズル部(4)と、該ノズル部(4)の下側に連結された中間ホース部(5)と、該中間ホース部(5)の下側に連結された、エアーを注入することにより膨張する下部膨張部(601)を備えた下部パッカー部(6)とにより構成されるとともに、その内部に、前記放出口(801)まで薬液を搬送するための薬液用流路(8)と、前記上部膨張部(301)及び下部膨張部(601)までエアーを搬送するためのエアー管(7)とを備えた薬液注入装置(1)において、
    前記放出口(801)の上方から前記下部膨張部(601)の近傍に至る部分の外周側に、本体部(901)と該本体部(901)に連設した装着部(902)により構成された放出用カバー(9)を、前記装着部(902)を前記放出口(801)の上方部分に装着することで周設し、前記放出用カバー(9)と前記薬液注入装置(1)の外周との間に、前記装着部(902)側においては閉鎖され、反装着部(902)側では外部に連通した隙間(903)を形成した、ことを特徴とする薬液注入装置。
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