JP4291299B2 - 平板型固体酸化物形燃料電池 - Google Patents

平板型固体酸化物形燃料電池 Download PDF

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Description

本発明は、平板型の固体酸化物からなる電解質層を備えた平板型固体酸化物形燃料電池に関し、特に単セルの電気的接続とガス給排気管のシールを良好に行うことができるようにした平板型固体酸化物形燃料電池に関するものである。
平板型の固体酸化物形燃料電池(SOFC:Solid Oxide Fuel Cell)は、平板型の固体酸化物からなる電解質層と、この電解質層の表裏面にそれぞれ形成した空気極および燃料極とで平板型の単セルを形成し、前記燃料極と空気極に燃料ガスと酸化剤ガスをそれぞれ給排気する通路を有するセパレータ(以下、インターコネクタという)と前記単セルとを交互に複数個積層して電気的に直列に接続することにより燃料電池スタック(以下、セルスタックという)を形成し、前記ガス給排気のための通路(以下、マニホールドという)から前記各単セルの各極に燃料ガスと酸化剤ガスを供給することにより発電を行なうようにした燃料電池である。このような燃料電池は、他の燃料電池に比べて発電効率が高く、また作動温度が高い(700°〜1000℃)ため高温の熱を利用することができるという利点を有している。
平板型固体酸化物形燃料電池の出力電圧を高めるためには、各セル間の密着度を高めて接続部分での電力の伝達損失を低減する必要がある。また、各単セルに対して燃料ガスと酸化剤ガスの給排気を行なうためのマニホールドにおいてもガス漏れしないように加圧して管どうしの接続部をシールする必要がある。
平面型セルを積層してセルスタックを製作するには、セルの電極部をガスの供給を妨げないように電気的に接続することと、このセルの電極部に外部からガスを供給するためのマニホールドを製作する必要がある。
従来は、平面型セルをスタック化するに当たって、各セルにガスを供給するためのマニホールドを、セルとインターコネクタを積層してセルスタックを製作した後、その外側から被せるように配置し、マニホールドとセルスタックとの接続部をシールするようにした構造(外部マニホールド式)のものや、インターコネクタにマニホールドの部分も併設し、セルとインターコネクタの積層とともにマニホールドも形成する構造(内部マニホールド式)のものなどが用いられていた。
しかしながら、上記した外部マニホールド式の構造は、積層したセルスタックの高さの管理や、マニホールドとセルスタックのシールが非常に難しく、信頼性の高いセルスタックを設計することは困難であった。
一方、内部マニホールド式の構造は、各積層段間の絶縁の確保と、各積層面内のガスシールなど困難な点が多々あり、特に燃料極支持形の平板型セルを用いた場合には信頼性が高いセルスタックを実現することは困難であった。
本発明は、上記した外部マニホールド型と内部マニホールド型に内在する従来の問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、各セル間の密着度を高めて接続部分での電力の伝達損失を低減するとともに、単セルに対して燃料ガスと酸化剤ガスの給排気を行なうためのマニホールドを確実にシールしガス漏れを防止することができるようにした平板型固体酸化物形燃料電池を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、平板型固体酸化物からなる電解質層とこの電解質層の表裏面をそれぞれ覆う空気極および燃料極とによって形成された平板型の単セルとインターコネクタとを交互に複数個積層して形成したセルスタックと、このセルスタックの各単セルに燃料ガスと酸化剤ガスをそれぞれ給排気する複数のマニホールドとを備え、前記燃料ガスと酸化剤ガスの供給によって発電を行う平板型固体酸化物形燃料電池において、前記セルスタックを加圧する第1の加圧機構と、前記複数のマニホールドを加圧する第2の加圧機構と、前記単セルの外縁部に配置されたガラス材料を主成分とする第1のシール材と、前記電解質層の上面外周部に配置されたガラス材料を主成分とする第2のシール材と、前記インターコネクタの外周に嵌合する円筒状の嵌合部と、該嵌合部から半径方向中央に伸長するリング状のカバー部とを備え、該カバー部の中央には前記インターコネクタの凸部が入る開口が形成されたセルカバーとを設け、前記インターコネクタは、前記単セルと集電材と前記第1のシール材を収納する凹部と、下段側のインターコネクタの凹部に収納された前記単セルと前記集電材を該凹部の底部に押し付ける凸部とが形成されているものである。
また、本発明は、前記セルスタックの単セルの電気的な接続と各単セルへの燃料ガス、酸化剤ガスの給排気を行なうインターコネクタと前記マニホールドとを各単セルごとにパイプによって接続したものである。
また、本発明は、前記マニホールドが金属製のマニホールド部材と絶縁材料からなるマニホールドコネクタを交互に複数個積層することによって形成されているものである。
また、本発明は、前記マニホールド部材と前記マニホールドコネクタとの間に軟化点がセルスタックの耐熱温度以下であるガラスを介在させたものである。
また、本発明は、前記マニホールド部材と前記マニホールドコネクタを融点がセルスタックの耐熱温度以下であるロウ材によって接合したものである。
また、本発明は、前記マニホールドコネクタがセラミックスからなるものである。
また、本発明は、前記マニホールドコネクタをマイカを主成分とする絶縁板で構成したものである。
さらに、本発明は、前記第1、第2の加圧機構が、窒化珪素を主成分とするセラミックス製のばねをそれぞれ備えているものである。
本発明においては、第1の加圧機構によってセルスタックを加圧しているので、各セル間の密着度を高めて接続部分での電力の伝達損失を低減することができる。また、第2の加圧機構によってマニホールドを加圧しているので、マニホールドのシール性能が向上し、ガス漏れを防止することができる。
また、本発明においては、マニホールド部材とマニホールドコネクタとの間に軟化点がスタックの耐熱温度以下であるガラス(ガラスペースト)を介在させているので、熱処理時にガラスが軟化するとマニホールド部材とマニホールドコネクタとの隙間を塞ぎ、ガス漏れを防止する。
また、本発明においては、マニホールド部材とマニホールドコネクタを融点がスタックの耐熱温度以下であるロウ材によって接合しているので、熱処理時にロウ材が溶けるとこれら両部材間の隙間を塞ぎガス漏れを防止する。
さらに、本発明においては、第1、第2の加圧機構が窒化珪素を主成分とするセラミックス製のばねを備えているので耐熱性に優れており、加圧機構を燃料電池と同じ高温度な環境下に設置することができる。
以下、本発明を図面に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る平板型固体酸化物形燃料電池の一実施の形態を示す断面図、図2は燃料極支持型固体酸化物形燃料電池セルの側面図、図3はセルスタックとマニホールドの概略構成を示す図、図4は燃料ガスの流れを示すセルスタックとマニホールドの断面図、図5は酸化剤ガスの流れを示すセルスタックとマニホールドの断面図、図6はセルスタックとマニホールドの分解斜視図、図7はシール構造の他の例を示す分解斜視図、図8は同シール構造の断面図である。
図1〜図6において、本発明に係る平板型固体酸化物形燃料電池1は、セルスタック2と、このセルスタック2の周囲に配設され各単セル3(以下、セルともいう)に対して燃料ガス、酸化剤ガスの給排気を行う4つのマニホールドM1〜M4とを備え、セルスタック2を第1の加圧機構4によって加圧し、各マニホールドM1〜M4を第2の加圧機構5によって加圧するように構成したものである。
図1において、セルスタック2は、単セル3とインターコネクタ12を交互に必要な段数積層することにより形成されており、断熱プレート13上に押え板14を介して設置されている。
同じく、前記各マニホールドM1〜M4は、断熱プレート13上に押え板15を介して設置されている。マニホールドM1(図1、図3、図4、図6)は、セルスタック2に対して燃料ガスを供給する燃料ガス供給マニホールドを構成し、マニホールドM2はセルスタック2から燃料ガスの排気ガスを排気する排気マニホールドを構成し、マニホールドM3(図5、図6)はセルスタック2に対して酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給マニホールドを構成し、マニホールドM4はセルスタック2から酸化剤ガスの排気ガスを排気する排気マニホールドを構成している。
前記セルスタック2を加圧する第1の加圧機構4は、セルスタック2上に押え板16を介して設置された加圧手段としての圧縮ばね7と、この圧縮ばね7上に設置されたプレート17と、このプレート17と前記断熱プレート13および押え板14を貫通する4本の連結ロッド18と、このロッド18に螺着されたナット19等で構成されている。
同じく、前記各マニホールドM1〜M4を加圧する第2の加圧機構5は、各マニホールドM1〜M4上に設置された圧縮ばね8と、この圧縮ばね8上に設置されたプレート20と、このプレート20と前記断熱プレート13を貫通する4本の連結ロッド21と、このロッド21に螺着されたナット22等で構成されている。
第1、第2の加圧機構4,5によりセルスタック2と各マニホールドM1〜M4に加えられる加圧は、各ロッド18,21に螺合しているナット19,22を締め付けるかまたは弛めて圧縮ばね7,8の弾発力をそれぞれ変えることによって自由に調整することができる。圧縮ばね7,8としては、耐熱、耐食性に優れた窒化珪素を主成分とするセラミックス製のばねが用いられる。これにより、圧縮ばね7,8を燃料電池1の動作温度と同じ高温度環境下におくことができる。以下、平板型固体酸化物形燃料電池1の各部の構成等を図2〜図8に基づいて詳述する。
図2および図3において、固体酸化物形燃料電池1の単セル3は、平板形の燃料極25と、この燃料極25の上に積層形成された平板型固体酸化物からなる電解質層26および空気極27とで構成され、これによって燃料極支持型のセルを構成している。
単セル3の構成材料としては、一般に開発が行われているすべての材料系に対して適用することができる。例えば、電解質層26の材料としては、Sc23およびAl23を添加した安定化ZrO2 (SASZ)やイットリア安定化ジルコニア(YSZ)などのジルコニア系材料を、燃料極25の材料としては、これらジルコニア系材料と酸化ニッケルとの混合サーメットを、それぞれ用いることができる。
空気極27の材料としてはランタンストロンチウムマンガナイト(LSM)などの一般的な空気極材料を用いることができるが、本発明では合金製のインターコネクタ12を用いる観点から、燃料電池1の動作温度は800℃以下とすることが好ましい。したがって、低温での特性がより優れているランタンニッケルフェライト(LNF)やランタンストロンチウムコバルタイト(LSCo)などの材料を用いることが好ましい。
単セル3の厚みはおよそ1mm程度である。セル3の面積は必要とされる出力に応じて決められるが、およそ10〜1000cm2 程度である。この場合セル3の800℃から1000℃までの平均熱膨張係数は10〜11×10-6/K程度である。
セル3の各電極26,27とインターコネクタ12との電気的な接続は、インターコネクタ12のそれぞれの表面の平坦性を確保することが困難なことから、変形可能な集電材28,29(図3の円内参照:図6には28のみ図示)を介して行うことが好ましい。
燃料極25側の集電材28としては、金、銀、白金などの貴金属やニッケルさらには各種ステンレス鋼およびインコネルなどの耐熱合金からなる多孔体や発泡体、メッシュ、不織布などを用いることができる。
空気極27側の集電材29としては、金、銀、白金などの貴金属や各種ステンレス鋼およびインコネルなどの耐熱合金からなる多孔体や発泡体、メッシュ、不織布などを用いることができる。しかし、耐酸化性と経済性のバランスから、銀もしくはステンレス鋼などの耐熱合金を多孔体や発泡体、メッシュ、不織布などの変形できる形状で用いることが好ましい。
図3〜図6において、インターコネクタ12は、円板状に形成されて単セル3、燃料極集電材28および空気極集電材29を収納し、これらを電気的に直列に接続するとともに、単セル3への燃料ガスおよび酸化剤ガスの供給を可能にしている。このため、インターコネクタ12の上面側には単セル3と燃料極集電材28および空気極集電材29を収納する凹部31が形成されている。単セル3は、燃料極25を下にして凹部31に収納されている。
また、インターコネクタ12の下面側には、凸部32が一体に突設されており、この凸部32には各マニホールドM1〜M4にそれぞれ連通するガス給気通路34a,35aと、ガス排気通路34b,35bがそれぞれ形成されている。各ガス給気通路34a,35aの一端は、インターコネクタ12の凹部31にそれぞれ連通し、他端は前記マニホールドM1,M3に給気パイプ37a,38aを介してそれぞれ接続されている。各ガス排気通路34b,35bの一端は、インターコネクタ12の凹部31にそれぞれ連通し、他端は前記凸部32の外縁で各マニホールドM1,M3に排気パイプ37b,38bを介してそれぞれ接続されている。このようなインターコネクタ12は、単セル3と交互に複数段積層されて第1の加圧機構4により加圧されることにより、凸部32が空気極集電材29を下段側の単セル3の空気極27に押し付けている。なお、給気パイプ37a,38a、排気パイプ37b,38bを総称して呼ぶときは単にパイプ37、パイプ38という。
前記第1の加圧機構4の押え板16は、最上段の単セル3に対して酸化剤ガスを供給する必要があることからインターコネクタとして用いられる。このため、押え板16にも酸化剤ガス用のガス給気通路とガス排気通路(いずれも図示せず)が形成され、これらの通路には給気パイプ38a(図1)と排気パイプ(図示せず)がそれぞれ接続されている。
セル3のスタック化は、インターコネクタ12の凹部31内に単セル3と集電材28,29を収納してシールしたものをスタックに必要な段数積層することにより行う。そして、前記第1の加圧機構4によってセルスタック2に所定の荷重をかけることにより、セル3間の良好な電気的接続を得ることができる。すなわち、セル3とインターコネクタ12を積層してセルスタック2を製作する際には、インターコネクタ12−燃料極集電材28−単セル3−空気極集電材29−インターコネクタ12の順に順次積層することによりセルスタック2を製作する。そして、このようなセルスタック2を第1の加圧機構4によって加圧し、各インターコネクタ12に所定の圧力を加える。第1の加圧機構4によってセルスタック2を加圧すると、インターコネクタ12の凸部32は空気極集電材29を下段側の単セル3の空気極27に押し付け、燃料極25が燃料極集電材28を凹部31の底部に押し付けるため、各単セル3の燃料極25と燃料極集電材28、および空気極27と空気極集電材29がそれぞれ密着して電気的に直列に接続される。また、これにより積層されている全ての単セル3も直列に接続されるため、発電時に高い電圧が得られる。
インターコネクタ12の材料としては、SUS430等のフェライト系ステンレス材料をはじめとする各種耐熱金属材料を用いることができる。特に、フェライト系ステンレス鋼でAlを1%以上含むものが熱的性質の適合性の観点からもっとも好ましい。その中でも、Alを1%以上〜10%未満含むようなフェライト系ステンレス鋼が機械的性質も良好で好ましい。この場合もAlが3%以上含まれるほうがより好ましい。このような金属には、例えば日新製鋼製NCA−1(Fe:18%、Cr:3%、Al)などの鋼種がある。ただし、電気的な接続を行うため耐熱金属の表面にできる酸化被膜の電気抵抗がなるべく小さいことが好ましい。代表的な耐熱金属材料の線熱膨張係数は11〜16×10-6/K程度であり、セル3の熱膨張係数と比べて一般に大きい。したがって、セル3とインターコネクタ12とをガスシールする際にはこの熱膨張係数の違いを吸収できるような方法でシールすることが望ましい。このため、例えば単セル3をインターコネクタ12の凹部31内に配置し、セル3の外縁部とインターコネクタ12とをシール材41(図3の最上図参照:図6には図示せず)によってガスシールする。このようなシール材41によるガスシールは、ほう珪酸ガラスなどの燃料電池1の動作温度よりも軟化点の低いガラス材料を用いることにより実現できる。
シール材41としては、上述のようなほう珪酸ガラスなど燃料電池の動作温度よりも軟化点の低いガラス材料を用いることが好ましいが、単にシール材41をセル3の外周に配置するだけではシールの信頼性が十分に確保できない場合がある。このような場合は、図7および図8に示すように、ガラス材料を主成分とするリング状のシール材41a,41bをセル3の外周と電解質層26の上面にそれぞれ配置し、かつこの電解質層26上のシール材41bとインターコネクタ12をセルカバー50によって覆うことが好ましい。
セルカバー50は、インターコネクタ12の外周に嵌合する円筒状の嵌合部50aと、この嵌合部50aから半径方向中央に伸長するリング状のカバー部50bとを備えており、このカバー部50bの中央には開口51が形成されている。前記開口51はインターコネクタ12の凸部32が入り得る大きさを有している。一方、前記カバー部50bは前記シール材41bの押さえとして機能する。
セルカバー50の材質としては、高温でシール材41a,41bと反応しない材料が好ましい。また、インターコネクタ12の上部全体を覆うため単セル3の両電極間の短絡を防ぐ意味で電気的絶縁性を有することが好ましい。具体的にはアルミナやマセライト、ジルコニアなどのセラミックス材料を用いることができる。
また、Alを1%以上、25%以下、好ましくは3%以上、25%以下含有するような耐熱性ステンレス鋼や耐熱合金の中には、高温で酸化することにより、その表面にAl23を主成分とする電気的に絶縁性の被膜を形成するものがある。このような材料をセルカバー50として用いることができる。Alの含有量が25%を越えると、合金の融点が低下し、耐熱合金としての機能が失われるため好ましくない。例えば、MA47P(Ni:2%、Cr:4%、Al+α)などを用いることができる。金属材料を用いることによりセルカバー50のコストを低減できる。
このようにシール材41a,41bとセルカバー50を用いることにより、単セル3とインターコネクタ12間をより一層確実にシールすることができ、セルスタック2の信頼性、耐久性、ひいては燃料電池1の発電効率を向上させることができる。なお、セルカバー50とインターコネクタ12との間(嵌合部分)にもシール材を配置するとより効果的である。
前記各マニホールドM1〜M4は略同一構造であり、金属製のマニホールド部材44と、絶縁性の材料で作られたマニホールドコネクタ45を交互に複数個積み重ねることにより形成されており、ガスが漏れないように前記第2の加圧機構5によってそれぞれ加圧されている。各マニホールドM1〜M4を金属製のマニホールド部材44と、絶縁材料からなるマニホールドコネクタ45を交互に積層して構築する理由は、セル3を一段毎に絶縁する必要があるためである。なお、本実施の形態においては、マニホールドM1〜M4の本数を各1本としているが、必要とする燃料ガスおよび酸化剤ガスの量が多いときには2本以上適当な本数を設けることができる。
各マニホールドM1〜M4の構築に際しては、単にマニホールド部材44とマニホールドコネクタ45を交互に積層するだけでなく、マニホールド部材44とマニホールドコネクタ45との間に軟化点がセルスタック2の耐熱温度以下(例えば、1000℃)であるガラス(ガラスペースト)を介在させたり、あるいはこれらをロウ付けによって接合してもよい。ガラスペーストを介在させるかまたはロウ付けした場合は、熱処理時にガラスまたはロウ材が軟化するかまたは溶けるため、シール機能を発揮し、シール性能をより一層向上させることができる。ろう材としては融点がセルスタック2の耐熱温度以下(例えば、1000℃)の材料を用いることが好ましい。
前記マニホールド部材44は、燃料ガスの供給、排出、または酸化剤ガスの供給、排出を行うもので、図4〜図6に示すように中空の円筒状に形成されており、前記給気パイプ37または排気パイプ38の一端が接続されている。マニホールド部材44の材料としては、インターコネクタ12と同様に各種耐熱合金が用いられる。
また、セルスタック2の各インターコネクタ12とガスマニホールド部材44を接続するパイプ37,38もSUS310Sなどの耐熱ステンレスやインコネル、ハステロイなどの耐熱金属製パイプが用いられる。また、パイプ37,38には電気伝導性である必要がないため、表面にAl23の被膜をつくるFe−Cr−Al耐熱合金などを使用することができる。燃料に炭化水素系の燃料を用いてセル3まで直接に導入する場合には、特に、表面にAl23の被膜をつくる耐熱合金を用いると炭化水素燃料をセル3に安定した状態で供給できるため好ましい。
パイプ37,38は、それぞれ直径が1〜5mm、できれば2〜3mm程度の細いものであり、互いの位置を変えることができるように変形することができるようになっている。パイプ37,38としては、変形の容易さの観点からは細ければ細いほうが好ましいが、単セル3に供給しなければならない燃料ガスおよび酸化剤ガスは単セル3の電極面積が10cm2 以上ある場合には100ml/min以上の流量が必要となるため、最低でも1mm以上の直径は必要である。現実的なセル3の大きさとしてはおおよそ100cm2 〜400cm2 程度となるため、必要とされる流量は1000ml/min程度となる。この場合には外径1.587mm(1/16インチ)のパイプか3.175mm(1/8インチ)のパイプを用いることができる。これ以上大きな面積の単セル3を用いる場合には、パイプ37,38の直径を大きくするよりもパイプ37,38の本数を増やすほうが好ましい。
マニホールドコネクタ45の材質としては、セラミックスやマイカ(雲母)が用いられる。現実的には、アルミナ(Al23),ジルコニア(ZrO2)、カルシア(CaO)、マグネシア(MgO)、シリカ(SiO2 、石英)を主成分とするセラミックスや複合セラミックスなどが用いられる。ただし、ジルコニアなどの酸素イオン導電体は、電解質としての機能により燃料を消費する可能性があるので、燃料極側のマニホールドコネクタとして用いるのは好適ではない。また、混合物の代表物としてはマセライトと呼ばれるマシーナブルセラミックスがある。特に、マニホールド部材44が耐熱ステンレス場合は、マグネシアが好適であり、またマグネシアとアルミナ等他のセラミックスをマトリックスとした複合材料も好適である。一方、マニホールド部材44がチタンまたはコバールの場合は、アルミナが好適である。
このような構造からなる燃料電池1において、空気極27と燃料極25は、電解質層26」を介して隔離されており、空気極27には酸化剤ガスが供給され、燃料極25には燃料である水素と一酸化炭素がそれぞれ供給されている。すなわち、酸化剤ガスは、図5に示すように給気用のマニホールドM3のマニホールド部材44−給気パイプ38a−ガス給気通路35aを通って、セルスタック2のインターコネクタ12を構成する各インターコネクタ12の凹部31内に上方から供給されると、単セル3の空気極27に接触する。電解質層26と空気極27の界面では、電極反応に寄与する三層界面が形成されており、下記(1)式に示す空気極反応により酸化剤ガス中の酸素と電子が反応して酸素イオンに変わる。そして、この酸素イオンは、電解質層26の内部を移動して燃料極25に到達する。なお、生成物のガスおよび未反応の燃料ガスはガス排気パイプ35b−排気パイプ38b−排気用マニホールドM4を通って外部に排出される。
(空気極反応)
1/2O2 +2e- →O2- ・・・(1)
一方、給気用のマニホールドM1に供給された燃料ガスは、図3、図4および図6に示すようにマニホールド部材44−給気パイプ37a−ガス給気通路34aを通って、セルスタック2のインターコネクタ接続部6を構成する各インターコネクタ12の凹部31内に供給されると、単セル3の燃料極25に接触する。燃料極25では、Ni−YSZサーメット、Pt等から形成された燃料極25の働きで、空気極27から電解質層26の内部を通って移動してきた酸素イオンが下記(2)式および(3)式に示す反応により燃料極25に供給された水素および一酸化炭素と反応し、水蒸気または二酸化炭素と電子が生成される。そして、未反応の酸化剤ガスは、ガス排気通路34b−排気パイプ37b−排気用マニホールドM2を通って外部に排気される。
(燃料極反応)
2 +O2- →H2O+2e- ・・・(2)
CO+O2- →CO2+2e- ・・・(3)
燃料極25で生成した電子は、外部回路を移動し空気極27に到達する。空気極27に到達した電子は、前記(1)式で示した空気極反応により酸素と反応する。この電子が外部回路を移動する過程で電気エネルギーを出力として取り出すことができる。
以上のように本発明においては単セル3とインターコネクタ12を交互に積層し、各セル3の燃料極25に燃料ガスを供給し、空気極27に酸化剤ガスを供給することにより、図4および図5に示したようなガス供給系と電気的接続が実現され、これにより接続損失の少ない高出力な固体酸化物形燃料電池1を実現できる。
また、本発明においては独立した第1、第2の加圧機構4,5によってセルスタック2の各インターコネクタ12と各マニホールドM1〜M4にそれぞれ所定の荷重を加えるように構成したので、各セル3間の密着度を高めて接続部分での電力の伝達損失を低減することができ、また各マニホールドM1〜M4を確実にシールすることができ、燃料ガスや酸化剤ガスの漏洩を防止することができる。
特に、本発明においては独立した2つの加圧機構4,5を備えているので、セルスタック2、マニホールドM1〜M4に対する加重をそれぞれ最適な荷重に調整することができる利点を有している。
また、第1、第2の加圧機構4,5は窒化珪素を主成分とするセラミックス製の圧縮ばね7,8を備えているので、セルスタック2,言い換えれば燃料電池1とマニホールドM1〜M4の直上に圧縮ばね7,8をそれぞれ配置し、これらを燃料電池1と同じ温度環境下におくことができ、装置の小型化を可能にする。
本発明は、第1、第2の加圧機構4,5の加圧手段として、高温に耐える材料である窒化珪素を主成分とするセラミックス製の圧縮ばね7,8を用いたが、これに限らず燃料電池の動作温度に耐えない材料からなるばねを用いる場合は、そのばねを断熱材13の外側に配置すればよい。
また、加圧手段として圧縮ばね7,8の代わりにロッド18,21より熱膨張係数の大きい材料でできた伸展棒をロッドに配置することも可能である。
また、上記した実施の形態においては、いずれも燃料の供給(M1)、燃料の排気(M2)、酸化剤ガスの供給(M39および酸化剤ガスの排気(M4)の4系統のマニホールドがある場合に適用したが、スタック2の形態によって酸化剤ガスをマニホールドを介さず、インターコネクタの外縁部から直接排気することができる。この場合は、M4のマニホールドは不要である。
また、本発明は燃料極支持型の単セル3を用いたが、十分な強度を有する平板型固体電解質板の表裏面に燃料極、空気極をそれぞれ配置した電解質支持型の単セルに対しても適用することができる。この場合、システム側の要求として燃料ガスを回収する必要がなければ、特に単セル3とインターコネクタ12をシールする必要はない。また、この場合はマニホールドを燃料ガス供給用と酸化剤ガス供給用の2つとすることができる。
本発明に係る平板型固体酸化物形燃料電池の一実施の形態を示す断面図である。 燃料極支持型固体酸化物形燃料電池セルの側面図である。 セルスタックとマニホールドの概略構成を示す図である。 燃料ガスの流れを示すセルスタックとマニホールドの断面図である。 酸化剤ガスの流れを示すセルスタックとマニホールドの断面図である。 セルスタックとマニホールドの分解斜視図である。 シール構造の他の例を示す分解斜視図である。 同シール構造の断面図である。
符号の説明
1…固体酸化物形燃料電池、2…セルスタック、3…単セル、4…第1の加圧機構、5…第2の加圧機構、7,8…圧縮ばね、12…インターコネクタ、25…燃料極、26…電解質層、27…空気極、28,29…集電材、34a、35a…ガス給気通路、34b,35b…ガス排気通路、37a,38a…給気パイプ、37b,38b…排気パイプ、44…マニホールド部材、45…マニホールドコネクタ、41…シール材、50…セルカバー、M1〜M4…マニホールド。

Claims (8)

  1. 平板型固体酸化物からなる電解質層とこの電解質層の表裏面をそれぞれ覆う空気極および燃料極とによって形成された平板型の単セルとインターコネクタとを交互に複数個積層して形成したセルスタックと、このセルスタックの各単セルに燃料ガスと酸化剤ガスをそれぞれ給排気する複数のマニホールドとを備え、前記燃料ガスと酸化剤ガスの供給によって発電を行う平板型固体酸化物形燃料電池において、
    前記セルスタックを加圧する第1の加圧機構と、
    前記複数のマニホールドを加圧する第2の加圧機構と
    前記単セルの外縁部に配置されたガラス材料を主成分とする第1のシール材と、
    前記電解質層の上面外周部に配置されたガラス材料を主成分とする第2のシール材と、
    前記インターコネクタの外周に嵌合する円筒状の嵌合部と、該嵌合部から半径方向中央に伸長するリング状のカバー部とを備え、該カバー部の中央には前記インターコネクタの凸部が入る開口が形成されたセルカバーとを設け、
    前記インターコネクタは、前記単セルと集電材と前記第1のシール材を収納する凹部と、下段側のインターコネクタの凹部に収納された前記単セルと前記集電材を該凹部の底部に押し付ける凸部とが形成されていることを特徴とする平板型固体酸化物形燃料電池。
  2. 請求項1記載の平板型固体酸化物形燃料電池において、
    前記セルスタックの単セルの電気的な接続と各単セルへの燃料ガス、酸化剤ガスの給排気を行なうインターコネクタと前記マニホールドとを各単セルごとにパイプによって接続したことを特徴とする平板型固体酸化物形燃料電池。
  3. 請求項1または2記載の平板型固体酸化物形燃料電池において、
    前記マニホールドが、金属製のマニホールド部材と絶縁材料からなるマニホールドコネクタを交互に複数個積層することにより形成されていることを特徴とする平板型固体酸化物形燃料電池。
  4. 請求項3記載の平板型固体酸化物形燃料電池において、
    前記マニホールド部材と前記マニホールドコネクタとの間に軟化点がセルスタックの耐熱温度以下であるガラスを介在させたことを特徴とする平板型固体酸化物形燃料電池。
  5. 請求項3記載の平板型固体酸化物形燃料電池において、
    前記マニホールド部材と前記マニホールドコネクタを融点がセルスタックの耐熱温度以下であるロウ材によって接合したことを特徴とする平板型固体酸化物形燃料電池。
  6. 請求項3〜5のうちのいずれか1つに記載の平板型固体酸化物形燃料電池において、
    前記マニホールドコネクタがセラミックスからなることを特徴とする平板型固体酸化物形燃料電池。
  7. 請求項3〜5のうちのいずれか1つに記載の平板型固体酸化物形燃料電池において、
    前記マニホールドコネクタがマイカを主成分とする絶縁板であることを特徴とする平板型固体酸化物形燃料電池。
  8. 請求項1〜7のうちのいずれか1つに記載の平板型固体酸化物形燃料電池において、
    前記第1、第2の加圧機構が、窒化珪素を主成分とするセラミックス製のばねをそれぞれ備えていることを特徴とする平板型固体酸化物形燃料電池。
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