JP6467681B2 - 固体酸化物型燃料電池 - Google Patents

固体酸化物型燃料電池 Download PDF

Info

Publication number
JP6467681B2
JP6467681B2 JP2014264156A JP2014264156A JP6467681B2 JP 6467681 B2 JP6467681 B2 JP 6467681B2 JP 2014264156 A JP2014264156 A JP 2014264156A JP 2014264156 A JP2014264156 A JP 2014264156A JP 6467681 B2 JP6467681 B2 JP 6467681B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compression spring
solid oxide
fuel cell
oxide fuel
compression
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014264156A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016126833A (ja
Inventor
明宜 樫本
明宜 樫本
宏孝 茂木
宏孝 茂木
正樹 安倍
正樹 安倍
友喜 吉田
友喜 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MAGNEX CO., LTD.
Original Assignee
MAGNEX CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MAGNEX CO., LTD. filed Critical MAGNEX CO., LTD.
Priority to JP2014264156A priority Critical patent/JP6467681B2/ja
Publication of JP2016126833A publication Critical patent/JP2016126833A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6467681B2 publication Critical patent/JP6467681B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/24Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells
    • H01M8/2465Details of groupings of fuel cells
    • H01M8/247Arrangements for tightening a stack, for accommodation of a stack in a tank or for assembling different tanks
    • H01M8/248Means for compression of the fuel cell stacks
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/24Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells
    • H01M8/241Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells with solid or matrix-supported electrolytes
    • H01M8/2425High-temperature cells with solid electrolytes
    • H01M8/2432Grouping of unit cells of planar configuration
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)

Description

本発明は、固体酸化物型燃料電池に係り、特に、MEAセルからなる単セルスタックを積層してセルスタックを形成し、ボルト及びナットにより積層方向に圧縮力を導入する平板型の固体酸化物型燃料電池に関する。
固体酸化物型燃料電池は、SOFC(Solid Oxiden Fuel Cell)とも称され、アノード(燃料極)、電解質、及びカソード(空気極)を重ね合わせた平板状のMEAセルに、燃料として水素や一酸化炭素を使用して電極反応を起こして発電する型式の燃料電池である。そして、このMEAセルをセパレータよりに挟み込んで何層にも積層したセルスタックとすることで高出力が得られる燃料電池である。この固体酸化物型燃料電池のセルスタックにおいて、セルスタックに供給される燃料ガスや酸化ガスのガスシール性を高めて発電性能を向上させること、及びMEAセルとセパレータの間の電気的接触性を十分に確保して集電効率を向上させることが要求されている。
また、この固体酸化物型燃料電池は、700℃〜900℃という高温で動作する燃料電池である。そこで、この高温域においてセルスタックの発電性能や発電効率を向上させるために、ボルト及びナットなどによる圧縮力導入機構を設け、セルスタックの積層方向に圧縮力を導入することが提案されている。
例えば、特許文献1には、平板型の固体酸化物形燃料電池モジュールの荷重機構が開示されている。この荷重機構は、ベースプレート上に立設した複数本のボルトの上部に上下動自在に配設された押圧板と、この押圧板とトッププレートとの間に弾装された加圧手段としての高温仕様に耐え得るセラミックスばねと、各ボルトの上部にそれぞれ螺合されたナットとを備え、押圧板には、ボルトが貫通する挿通孔が形成されている。
この特許文献1に示されるように、ボルト及びナットに圧縮バネを加えた圧縮力導入機構が提案されている。すなわち、ナットを回転してボルトに張力を導入し、セルスタックにその反力となる圧縮力を加える機構である。この機構により、セルスタックには圧縮力が確実に導入され、ボルトに生じた張力によりナットとの係合の緩みが減少し、良好なガスシール性及び電気的接触性が確保できる。
しかし、固体酸化物型燃料電池は、動作環境温度が700℃〜900℃という高温下で行われるため、セルスタックに使用される材料には高い耐熱性能が要求される。特に、高温下で圧縮応力が発生する圧縮バネについては、一般的な金属材料では温度上昇と共に強度低下が著しく使用に適さないことが知られている。一方、セラミック製の圧縮バネは、1000℃という高温下であっても強度低下が少なく、圧縮バネとして十分に機能する。しかし、セラミックは、一般的な金属材料と比べると捩じりに対する耐力、及び最大荷重を超えた使用による撓みに対する耐力が低いことが知られている。
特開第2012-38646号公報
上述したように、高温下で行われるSOFCの発電において、圧縮力が加わる圧縮バネには、下記に示す4つの課題を解決する工夫が重要となる。
第1の課題は、ボルト及びナットにおける断面の中心点と圧縮バネの断面の中心点との距離を最小限にすることである。つまり、ボルト及びナットにより導入される圧縮力の加力点と圧縮バネに発生する反力点とが偏芯しているとボルトと圧縮バネを連結する部材に曲げモーメントが発生する虞がある。そして、この曲げモーメントが発生するとボルト及び圧縮バネに傾射角などの変形が発生し、圧縮バネに圧縮力が精度良く導入されず、ボルト及びナットによる締付けが十分に管理できなくなる虞がある。
第2の課題は、圧縮バネに発生する捩り応力を最小限にすることである。つまり、ボルトに張力を導入する際に、ナットと圧縮バネとの間に一般的に設けられるワッシャが、ナットの回転に伴って共回りをしてしまう場合がある。これは、ワッシャと圧縮バネとの間で滑りが生じるためである。この共回りにより圧縮バネが捩られて捩れ応力が発生する。この捩れ応力が過大になると圧縮バネ自体の破損の原因になってしまう虞がある。
第3の課題は、圧縮バネに発生する撓み量を規制することである。圧縮バネは、ボルト及びナットによる圧縮力の導入により全長が圧縮バネの軸方向に撓むが、この撓み量が限界値を超えるまでナットを回転すると圧縮バネ自体の破損の原因になってしまう虞がある。また、セルスタックには一対のボルト及びナットが複数組設けられるが、この撓み量について全てのボルト及びナットの組に対して同様な規制をしなければならない。
第4の課題は、圧縮バネに圧縮時の面外座屈を生じさせないことである。圧縮バネは、その形状の複雑さからある程度の初期不正(Initial Imperfection)は避けられないが、圧縮時の捩れ座屈により圧縮バネ自体の破損の原因になってしまう虞がある。すなわち、ボルト及びナットによる圧縮力の導入により圧縮バネに、いわゆる[孕み出し]や「暴れ」が発生し、圧縮バネの高さ方向において、円形の断面形状が乱れて捩れ座屈が生じる場合がある。この状態では、上述した撓み量の限界値が極端に低下してしまい、圧縮バネ自体が崩壊する虞がある。
本願の目的は、かかる課題を解決し、高温下においてボルト及びナットによりセルスタックを締め込む際に精度良く圧縮力を導入し、高性能なガスシール性及び電気的接触性を保持する固体酸化物型燃料電池を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る固体酸化物型燃料電池は、MEAセルを積層してセルスタックを形成し、一対のボルト及びナットにより積層方向に圧縮力を導入する平板型の固体酸化物型燃料電池において、圧縮バネは、セラミック製であり、ボルトにより導入される圧縮力の加力点と、発生する反力点との偏芯を最小限とするボルト周りの位置に設けられ、圧縮バネは、ナットとの間に圧縮バネ捩れ防止部材が設けられることを特徴とする。
このように、圧縮バネにはセラミック製の圧縮バネを使用する。これにより、固体酸化物型燃料電池における高温の動作環境温度に対して、圧縮バネの強度低下の問題は解決する。以下、高温下で行われるSOFCの発電において圧縮力が加わる圧縮バネの4つの課題に対する解決方法を説明する。
上記第1の課題に対しては、セルスタックに圧縮力が導入されるボルト周りに、例えば螺旋状である圧縮バネを設けることで、導入される圧縮力の加力点と圧縮バネに発生する反力点との偏芯が最小限に抑えられる。これにより、ボルト及び圧縮バネに有害な変形が発生するのを最小限に抑えられ、ボルト及びナットに圧縮バネを加えてセルスタックを締め込む際に精度良く圧縮力を導入することができる。
また、上記第2の課題に対しては、圧縮バネとナットとの間に板状の圧縮バネ捩れ防止部材が設けられ、この圧縮バネ捩れ防止部材は、ナットを回転してボルトに張力を導入する際に、ナットの回転方向に共回りしない機構を有する。一般的には、圧縮バネとナットとの間にはワッシャが設けられる。圧縮バネは、ボルトに通した後、必要な圧縮力を受けるまでナットにより締め込まれる。従って、圧縮バネの下端部は圧縮力による摩擦で回転しないが、上端はナットの回転方向に共回りするワッシャにより直接捩じられる場合がある。この場合には、圧縮バネには捩れ応力が発生して破損の原因になってしまう。このナットの回転方向に共回りしない機構を有する圧縮バネ捩れ防止部材を設けることで、圧縮バネに発生する捩り荷重を最小限にすることができる。
また、固体酸化物型燃料電池は、上記第3の課題に対し、前記一対のボルト及びナットにより圧縮力が導入される際に、前記圧縮バネの高さ方向の可動範囲を規定する圧縮バネ高さ規定部材を備えることが好ましい。これにより、ナットの回転により圧縮バネが高さ方向に撓んでも圧縮バネ捩れ防止部材が圧縮バネ高さ規定部材に衝突し、それ以上高さ方向に撓まない。つまり、圧縮バネはストッパー機能を有して過大な撓みを阻止する。このように、圧縮バネ高さ規定部材は圧縮バネに発生する撓み量を規制することができる。また、全ての圧縮バネは同じ高さの圧縮バネ高さ規定部材により同じ高さで留まるため、セルスタックの締め付けがどの位置でも同じとなり、精度良く圧縮力を導入することができる。
また、固体酸化物型燃料電池は、上記第4の課題に対し、前記圧縮バネの内側又は外側に設けられ、圧縮バネの半径方向の形状の乱れを規制する圧縮バネ形状規制部材を備えることが好ましい。圧縮バネに圧縮力が加わると、圧縮バネは、いわゆる「孕み出し」や「暴れ」などの圧縮バネの半径方向の形状の乱れが生じる場合がある。これは、圧縮バネの初期不正、荷重点と反力点との偏芯などによる。この圧縮バネ形状規制部材は、圧縮バネを内側又は外側から形状保持するスリーブとして機能する。、圧縮バネに圧縮力が導入される際に、螺旋状の圧縮バネが外側や内側に孕み出すことや暴れることを防止し、精度良く圧縮力を導入することができる。
また、固体酸化物型燃料電池は、前記圧縮バネ捩れ防止部材が、一対のボルト及びナットのうち少なくとも2箇所を連結することが好ましい。固体酸化物型燃料電池のセルスタックは、一般的に4箇所のボルト及びナットにより締め付けられる。そのうち少なくとも2箇所のボルト及びナットを圧縮バネ捩れ防止部材により連結すると、一方のボルトが他方のボルト周りの回転を阻止する。この原理により、圧縮バネ捩れ防止部材がナットの回転により共回りするのを防止できる。
また、固体酸化物型燃料電池は、前記圧縮バネ捩れ防止部材には、前記ナットの回転により圧縮力が導入される際に、前記圧縮バネ捩れ防止部材の共回りを防ぐための圧縮バネ捩れ防止治具が取付けられることが好ましい。これにより、ボルトごとに設けられた圧縮バネ捩れ防止部材にボルトごとに転用される施工用の圧縮バネ捩れ防止治具を取り付け、個別にナットを回転することで個々の圧縮バネ捩れ防止部材の共回りを防止することができ、簡易な部品により効果を上げることができる。
また、固体酸化物型燃料電池は、前記圧縮バネ捩れ防止部材が、一対のボルト及びナットに対して取り付けられるワッシャであり、前記ワッシャには、前記ナットの回転により圧縮力が導入される際に、共回りを防ぐためのワッシャ回転防止治具が設けられることが好ましい。これにより、回転するナットに設けられるワッシャに対してワッシャ回転防止治具を用いて固定し、ワッシャの共回りを防止することができ、簡易な施工工具だけで効果を上げることができる。
また、固体酸化物型燃料電池は、前記圧縮バネ捩れ防止部材の圧縮バネ側の面には、前記圧縮バネの端部の形状を保持する圧縮バネ形状保持溝部が設けられることが好ましい。これにより、圧縮バネ捩れ防止部材は、圧縮バネの端部の、例えば螺旋が嵌め込まれる溝部を有する。この溝部により圧縮バネの端部の円形の断面形状が適切に保持され、第1の課題である、ボルト及びナットにおける断面の中心点と圧縮バネの断面の中心点との距離を最小限にすることができる。
以上のように、本発明に係る固体酸化物型燃料電池によれば、高温下においてボルト及びナットによりセルスタックを締め込む際に適切に圧縮力を導入し、高性能なガスシール性及び電気的接触性を保持することができる。
本発明に係る固体酸化物型燃料電池の一つの実施形態の概略構成を示す斜視図である。 図1に示す固体酸化物型燃料電池の平面図及び側面図である。 一般的なセルスタックの構成を示す斜視図である。 図1に示す固体酸化物型燃料電池のナットを回転して圧縮バネに圧縮力を導入する前後の状況を示す断面図である。 圧縮バネ捩れ防止部材の一つの実施例を示す平面図である。 ワッシャ回転防止治具を示す側面図及び正面図である。 圧縮バネ高さ規定部材の一つの実施例を示す断面図である。 圧縮バネ高さ規定部材の他の実施例を示す断面図である。
(固体酸化物型燃料電池の構成)
以下に、図面を用いて本発明に係る固体酸化物型燃料電池1の実施形態につき、詳細に説明する。図1に固体酸化物型燃料電池1の一つの実施形態の概略構成を斜視図で示す。また、図2に、図1に示す固体酸化物型燃料電池1の平面図及び側面図を示す。本発明に係る固体酸化物型燃料電池1は、セルスタック10、蓋板2、底板3、一対のボルト4及びナット5、圧縮バネ捩れ防止部材7、圧縮バネ制御部材8、及び圧縮バネ9から構成される。
この固体酸化物型燃料電池1は、後述する単セルスタック(図3符号20)が積層されたセルスタック10の上下両面が蓋板2及び底板3により挟み込まれている。また、ボルト4が、圧縮バネ捩れ防止部材穴6a、蓋板穴6b,セルスタック穴6c,及び底板穴6dを上下方向に貫通する。また、ボルト4の下端部は底板3にねじ込まれて固定される。そして、ボルト4にはボルトネジ部12が設けられてナット5に係合する。このナット5が回転することでボルト4に張力が導入され、その反力としてセルスタック10の積層方向に圧縮力が導入される。このナット5の回転によりボルト4に張力を発生させて蓋板2及び底板3を引き寄せてセルスタック10に圧縮力を導入する機構を、以下、圧縮力導入機構と称する。本発明の特徴は、ボルト4及びナット5による従来の圧縮力導入機構に圧縮バネ9を加え、さらに圧縮バネ捩れ防止部材7及び圧縮バネ制御部材8を備える点である。
(セルスタックの構成及び機能)
次に、図3を用いて固体酸化物型燃料電池1の一般的な単セルスタック20の構成について説明する。固体酸化物型燃料電池1の単セルスタック20は、電解質21、一対の電極である燃料極(アノード)22及び空気極(カソード)23、燃料極側セパレータ25、及び空気極側セパレータ26から構成される。そして、一組の電解質21、燃料極22、及び空気極23は、MEAセル24(Membrane and Electrode Assemly)と称される。一個の単セルスタック20自体の発電量は、0.3V〜1.0V程度なので、必要な電力とするために単セルスタック20が数十枚から数百枚積層されて図1に示すセルスタック10が形成される。そして、図3に示すように、燃料極側セパレータ25には燃料ガス供給路27が設けられ、空気極側セパレータ26には酸化ガス供給路28が設けられる。そして、これらのガス供給路27,28には、図3の矢印が示す方向に、燃料ガスである水素、及び酸化ガスである空気が供給されて発電が行われるる。
(セルスタックのガスシール性)
固体酸化物型燃料電池1の燃料極側セパレータ25及び燃料極側セパレータ26は、セルスタック10中の個々の単セルスタック20間を仕切っている。すなわち、固体酸化物型燃料電池1のセパレータ25,26は、その表面及び裏面の両面がそれぞれ燃料極22側に面した燃料極側セパレータ25、及び空気極23側に面した空気極側セパレータ26となる。これらのセパレータ25,26の役割は、燃料ガスと酸化ガスとを分離し、燃料ガス及び酸化ガスを燃料極22或いは空気極23にそれぞれ供給して収容することである。そのため、セパレータ25,26のそれぞれの表面には、溝加工により燃料ガス供給路27及び酸化ガス供給路28が設けられている。セルスタック10においては、燃料ガス供給路27により燃料極22へと供給される燃料ガス、及び酸化ガス供給路28により空気極23へと供給される酸化ガスについて十分なガスシール性を備え、ガス供給効率を向上させることが要求されている。
(セルスタックの電気的接触性)
また、これらの燃料極側セパレータ25及び燃料極側セパレータ26は、MEAセル24において発電された電気を集電するという役割も担っている。このため、MEAセル24とセパレータ25,26との間には集電効率を上げるために集電材(図示せず)が設けられるのが一般的である。このように、セルスタック10においては、MEAセル24とセパレータ25,26との間に設けられた集電材による電気的接触性を高めて集電効率を向上させることが要求されている。
(セルスタックの圧縮力導入機構)
図1に示すように、平板型の固体酸化物型燃料電池1において、セルスタック10のガスシール性及び電気的接触性を向上させるために、ボルト4及びナット5によりセルスタック10の積層方向に圧縮力を導入する。セルスタック10の積層方向に精度良く圧縮力を導入することで、燃料ガス供給路27及び酸化ガス供給路28の密封性が向上し、燃料ガス供給路27から燃料極22へと供給される燃料ガス、及び酸化ガス供給路28から空気極23へと供給される酸化ガスの漏れが減少してガスシール性が向上する。また、セルスタック10の積層方向に精度良く圧縮力を導入することで、集電材がMEAセル24とセパレータ25,26との間により密着し、集電材により電気的接触性が高まる。
(圧縮バネの導入)
本実施形態では、セルスタック10の圧縮力導入機構として、ボルト4及びナット5に更に圧縮バネ9を組み合わせる機構を採用する。この圧縮力導入機構は、図2(a)に示すように、平板型のセルスタック10の四隅にそれぞれ一対のボルト4及びナット5が設けられるのが一般的であり、これらの複数のボルト4それぞれに均等に圧縮力が加えられ、セルスタック10全体が一様に圧縮される。
また、本実施形態では、この圧縮バネ9には窒化ケイ素セラミック製スプリングが用いられる。例えば、ステンレス鋼(SUS304)などの一般的な金属バネの場合には、雰囲気温度の上昇に伴って強度が著しく低下してしまい、圧縮力が加わった状態でクリープや応力緩和が発生するという問題がある。一方、窒化ケイ素セラミックの場合には、略1000℃までは強度低下はあまり生じなく、室温と同様な条件で使用できる。また、窒化ケイ素セラミックは、耐食性が高く水素や不活性ガスなどの雰囲気下で加熱しても問題がない。さらに、窒化ケイ素セラミックは、金属成分を含んでいないので電気絶縁性が高いという特性がある。しかし、この窒化ケイ素セラミックは、捩れ応力、及び撓みにより発生する引張応力には脆弱であり、それらにより破損の原因となる。そこで、圧縮バネ9に窒化ケイ素セラミックを用いると共に、下記の実施案を実施して圧縮バネ9により適切に圧縮力を導入させることが重要である。
(圧縮バネの偏芯)
図2(b)に示すように、本発明では、ボルト4周りに螺旋状の圧縮バネ9が設けられる。すなわち、ボルト4及びナット5における断面の中心点と圧縮バネ9の断面の中心点との距離を最小限とする。これにより、荷重の偏芯が最小限に抑えられ、ボルト4及び圧縮バネに発生する傾きなどの変形を最小限に抑えることができる。そのため、圧縮力が圧縮バネ9に精度良く導入され、ボルト3及びナット5による締付けが十分に管理できる。
図4に、固体酸化物型燃料電池1のナット5を回転して圧縮バネ9に圧縮力をかける前後の状況を断面図で示す。図4(a)は、圧縮力が導入される前の状態であり、図4(b)は、圧縮力が導入された後の状態である。ボルト4の下端部は、底板3に設けられた底板穴6dにねじ込まれてボルト4は固定されている。上部のナット5を回転させることで圧縮バネ捩れ防止部材7は下方に低下する。ナット5の回転によりボルト4に張力が導入され、その反力としてセルスタック10は圧縮される。そして、圧縮バネ捩れ防止部材7は圧縮バネ制御部材8に当設することで圧縮時の高さ位置が規制できる。また、図4に示すように、4箇所の圧縮バネ9は、圧縮バネ捩れ防止部材7により同じ圧縮量に規制される。
(圧縮バネ捩れ防止部材)
図6を用いて、一組のボルト4、ナット5、及びワッシャ14に、更に圧縮バネ9を組み合わせた一般的な圧縮力導入機構を説明する。このボルト4に張力を導入する際に、ナット5の回転に伴ってナット5と圧縮バネ9との間のワッシャ14が共回りをしてしまう場合がある。これは、ワッシャ14と圧縮バネ9との間で滑りが生じるためである。この共回りにより圧縮バネ9自体に直接「捩れ」が導入され、捩れ応力が過大になると圧縮バネ9自体の破損の原因になる。
図1、図2(a)に圧縮バネ捩れ防止部材7の一つの実施例を示す。図1、図2(a)に示す圧縮バネ捩れ防止部材7は、帯状の板が「ロ」の字のように四角に接続されており、4箇所のボルト4を全て連結する。これにより、各ボルト4に張力を導入するためにそれぞれ対応する個々のナット5を回転させても、圧縮バネ捩れ防止部材7は共回りしない。
図5(a),(b)に、圧縮バネ捩れ防止部材7の他の実施例を示す。図5(a)は、交差するように配置された帯状の圧縮バネ捩れ防止部材7a,7bを用いた実施例を示す。この圧縮バネ捩れ防止部材7は、少なくとも2箇所のボルト4及びナット5を連結すればよい。そこで、図5(a)の圧縮バネ捩れ防止部材7aは、一方の対角に位置するボルト4a,4cを連結し、圧縮バネ捩れ防止部材7bは、他方の対角に位置するボルト4b,4dを連結する。そして、圧縮バネ捩れ防止部材7a,7bは、それぞれ独立させて良く、ビス13で接合されても良い。図5(b)は、同じ方向に配置された帯状の圧縮バネ捩れ防止部材7a,7bを用いた実施例を示す。この圧縮バネ捩れ防止部材7aは、一方の隣接するボルト4a,4bを連結し、圧縮バネ捩れ防止部材7bは、他方の隣接するボルト4c,4dを連結する。このように、圧縮バネ捩れ防止部材7は、少なくとも2箇所のボルト4及びナット5を連結すれば、それらのボルト4に対応する圧縮バネ9の捩れが防止できる。
(ワッシャ回転防止治具)
図6に、圧縮バネ捩れ防止部材7と同様な機能を有するワッシャ回転防止治具16を側面図及び断面図で示す。図6(a)は、ワッシャ回転防止治具16の側面図であり、図6(b)は、図6(a)のA−A断面図である。上述したように、ナット5の回転により圧縮力が導入される際に圧縮ばね9が捩れるのを防止するために圧縮バネ捩れ防止部材7が取付けられる。しかし、図6に示すように、ワッシャ14に対して施工治具としてワッシャ回転防止治具16を圧縮力導入の際にだけ取り付けても良い。ワッシャ回転防止治具16は、例えば、図6(b)に示すようにワッシャ14自体をペンチのように丸く囲んで挟み込み、ワッシャ14を抑え込む取手17が付いたプレート16であっても良い。或いは、円形のワッシャ14を図6(b)に破線で示すように切り取り、ペンチなどの工具でワッシャ14の回転を防止しても良い。
(圧縮バネ高さ規定部材)
図7に、圧縮バネ制御部材8の一つの実施例を断面図で示す。また、図8に、圧縮バネ制御部材8の他の実施例を断面図で示す。本実施例では、圧縮バネ制御部材8は、筒状の部材であって圧縮バネ9の内側又は外側に設けられる。そして、この筒状の圧縮バネ制御部材8が、圧縮力が導入される際に圧縮バネ9の高さ方向の可動範囲を規定する圧縮バネ高さ規定部材8aともなり、圧縮バネ9の半径方向の所謂「孕み出し」や「暴れ」を規制する圧縮バネ形状規制部材8bともなるが、勿論、それらの機能を同時に有しても良い。
図7は、内径が(d)であり外径が(D)である圧縮バネ制御部材8が圧縮バネ9の内側に設けられる場合である。この高さ(L)の圧縮バネ制御部材8は、圧縮バネ高さ規定部材8aとして圧縮バネ9の使用高さLという可動範囲を規定し、圧縮バネ捩れ防止部材7がそれ以上低くならないようにストッパーとしての機能を発揮する。一方、圧縮バネ制御部材8は、圧縮バネ形状規制部材8bとして、圧縮バネ9を内側から支持するガイドとしての機能を発揮する。
図8は、内径が(d)であり外径が(D)である圧縮バネ制御部材8が圧縮バネ9の外側に設けられる場合である。この高さ(L)の圧縮バネ制御部材8は、圧縮バネ高さ規定部材8aとして圧縮バネ9の使用高さLという可動範囲を規定し、圧縮バネ捩れ防止部材7がそれ以上低くならないようにストッパーとしての機能を発揮する。一方、圧縮バネ制御部材8は、圧縮バネ形状規制部材8bとして、圧縮バネ9を外側から支持するガイドとしての機能を発揮する。
(圧縮バネ形状保持溝部)
図8(b)に示すように、圧縮バネ捩れ防止部材7の圧縮バネ9側の面には、圧縮バネ9の端部の螺旋形状を保持する圧縮バネ形状保持溝部15が設けられても良い。すなわち、この溝部15に圧縮バネ9の端部が嵌め込まれ、この溝部15により、圧縮バネ9の端部の断面形状が保持される。そして、この圧縮バネ形状保持溝部15は蓋板2の表側にも設けられ、圧縮バネ9の端部の螺旋形状が保持されても良い。また、この圧縮バネ形状保持溝部15は、図8の蓋板2だけではなく、図8の底板3に設けられても良い。また、この圧縮バネ形状保持溝部15は、図7の蓋板2又は底板3にも設けられても良い。また、
1 固体酸化物型燃料電池、2 蓋板、3 底板、4,4a,4b,4c,4d ボルト、5 ナット、6 ボルト穴,6a 圧縮バネ捩れ防止部材穴,6b 蓋板穴,6c セルスタック穴,6d 底板穴、7 圧縮バネ捩れ防止部材、8 圧縮バネ制御部材、8a 圧縮バネ高さ規定部材、8b 圧縮バネ形状規制部材、9 圧縮バネ、10 セルスタック、12 ボルトネジ部、13 ビス、14 ワッシャ、15 圧縮バネ形状保持溝部、16 ワッシャ回転防止治具、17 ワッシャ回転防止治具の取手、20 単セルスタック、21 電解質、22 燃料極(アノード)、23 空気極(カソード)、24 MEAセル、25 (アノード側)セパレータ、26 (カソード側)セパレータ、27 燃料ガス供給路、28 酸化ガス供給路。

Claims (7)

  1. MEAセルを積層してセルスタックを形成し、一対のボルト及びナットにより積層方向に圧縮力を導入する平板型の固体酸化物型燃料電池において、
    圧縮バネは、セラミック製であり、ボルトにより導入される圧縮力の加力点と、発生する反力点との偏芯を最小限とするボルト周りの位置に設けられ、
    前記圧縮バネは、前記ナットとの間に圧縮バネ捩れ防止部材が設けられることを特徴とする固体酸化物型燃料電池。
  2. 請求項1に記載の固体酸化物型燃料電池であって、前記一対のボルト及びナットにより前記圧縮力が導入される際に、前記圧縮バネの高さ方向の可動範囲を規定する圧縮バネ高さ規定部材を備えることを特徴とする固体酸化物型燃料電池。
  3. 請求項1に記載の固体酸化物型燃料電池であって、前記圧縮バネの内側又は外側に設けられ、前記圧縮バネの半径方向の形状の乱れを規制する圧縮バネ形状規制部材を備えることを特徴とする固体酸化物型燃料電池。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の固体酸化物型燃料電池であって、圧縮バネ捩れ防止部材は、一対のボルト及びナットのうち少なくとも2箇所を連結することを特徴とする固体酸化物型燃料電池
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の固体酸化物型燃料電池であって、圧縮バネ捩れ防止部材には、ナットの回転により圧縮力が導入される際に、前記圧縮バネ捩れ防止部材の共回りを防ぐための圧縮バネ捩れ防止治具が取付けられることを特徴とする固体酸化物型燃料電池。
  6. 請求項5に記載の固体酸化物型燃料電池であって、前記圧縮バネ捩れ防止部材は、一対のボルト及びナットに対して取り付けられるワッシャであり、前記ワッシャには、前記ナットの回転により圧縮力が導入される際に、共回りを防ぐためのワッシャ回転防止治具が設けられることを特徴とする固体酸化物型燃料電池。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の固体酸化物型燃料電池であって、圧縮バネ捩れ防止部材の圧縮バネ側の面には、前記圧縮バネの端部の形状を保持する圧縮バネ形状保持溝部が設けられることを特徴とする固体酸化物型燃料電池。
JP2014264156A 2014-12-26 2014-12-26 固体酸化物型燃料電池 Active JP6467681B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014264156A JP6467681B2 (ja) 2014-12-26 2014-12-26 固体酸化物型燃料電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014264156A JP6467681B2 (ja) 2014-12-26 2014-12-26 固体酸化物型燃料電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016126833A JP2016126833A (ja) 2016-07-11
JP6467681B2 true JP6467681B2 (ja) 2019-02-13

Family

ID=56357045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014264156A Active JP6467681B2 (ja) 2014-12-26 2014-12-26 固体酸化物型燃料電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6467681B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7001321B2 (ja) * 2017-06-30 2022-02-03 株式会社チノー 電気化学セル評価用ホルダ
KR102148066B1 (ko) 2017-07-13 2020-08-25 주식회사 엘지화학 연료전지 스택
CA3070979A1 (en) * 2017-07-24 2019-01-31 Nuvera Fuel Cells, LLC Systems and methods of fuel cell stack compression
FR3116387B1 (fr) * 2020-11-16 2023-05-12 Commissariat Energie Atomique Dispositif de serrage pour un empilement electrochimique, et assemblage forme par le dispositif de serrage et l’empilement electrochimique
DE102021203547A1 (de) 2021-04-09 2022-10-13 Ekpo Fuel Cell Technologies Gmbh Haltevorrichtung für Brennstoffzellen
CN115020777B (zh) * 2022-06-01 2024-03-19 中汽创智科技有限公司 一种燃料电池电堆压紧装置及燃料电池

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09270267A (ja) * 1996-04-02 1997-10-14 Fuji Electric Co Ltd 燃料電池
JP2004349052A (ja) * 2003-05-21 2004-12-09 Tokyo Gas Co Ltd 燃料電池のスタック構造
JP4667766B2 (ja) * 2004-05-26 2011-04-13 株式会社アドバネクス 燃料電池用締め付け工具
JP4291299B2 (ja) * 2005-06-02 2009-07-08 日本電信電話株式会社 平板型固体酸化物形燃料電池
JP5350154B2 (ja) * 2009-09-18 2013-11-27 住友精密工業株式会社 積層型燃料電池
KR20110135286A (ko) * 2010-06-10 2011-12-16 주식회사 포스코 스택의 면압인가 장치
JP5491299B2 (ja) * 2010-06-30 2014-05-14 日本電信電話株式会社 平板型固体酸化物形燃料電池モジュール

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016126833A (ja) 2016-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6467681B2 (ja) 固体酸化物型燃料電池
EP1316124B1 (en) Fuel cell stack compression system
CN106716700B (zh) 固体氧化物型燃料电池堆
EP2898562B1 (en) A fuel cell stack assembly
JP5350154B2 (ja) 積層型燃料電池
US20240063418A1 (en) Systems and methods of fuel cell stack compression
JP5491299B2 (ja) 平板型固体酸化物形燃料電池モジュール
JP2008218278A (ja) 平板積層型の燃料電池
KR101806606B1 (ko) 연료전지 스택 마운팅 구조체
JP4892897B2 (ja) 燃料電池
JP6873820B2 (ja) 燃料電池モジュール
JP2010212149A (ja) 燃料電池スタック
JP2005235408A (ja) 燃料電池及びセル積層体の長さ測定方法
JP6817108B2 (ja) 電気化学反応構造体
JP2007042441A (ja) 燃料電池および運転方法
KR102095750B1 (ko) 응력 밸런싱 모듈 및 이를 포함하는 연료 전지
KR101306349B1 (ko) 스택 체결부재 및 이를 사용한 연료전지 스택
JP2006156216A (ja) 燃料電池
JP5021986B2 (ja) 燃料電池用セル押圧アセンブリ
JP2010009844A (ja) 燃料電池スタック
JP5214270B2 (ja) 燃料電池
JP6699436B2 (ja) 発電検査用装置
KR102495989B1 (ko) 연료전지 시스템
JP4908691B2 (ja) 燃料電池
AU2017204310B2 (en) Fuel cell module

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171016

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181211

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6467681

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250