JP4290407B2 - 電子機器 - Google Patents

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    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/16Circuits
    • H04B1/20Circuits for coupling gramophone pick-up, recorder output, or microphone to receiver
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器に関し、より特定的には、アナログチューナを含む複数の音源から入力される音声信号に対して、ユーザの指示に応じて、選択的に音声再生を行うマルチソースオーディオ装置において、停電等により動作電力が遮断された際に同マルチソースオーディオ装置の動作状態情報を保持するバックアップシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
アナログチューナを含む複数種類のオーディオ信号源から音声を再生できるマルチソースオーディオ装置において、停電などの理由で急に且つ不本意に動作電力の供給が断たれると、そのときの動作状態が保存されること無く運転が停止する。そして、電力供給が回復して、マルチソースオーディオ装置の運転を再開する際には、コールドスタートと呼ばれる予め定められた一連のシーケンスを全て行って初期状態で立ち上げることになる(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
この場合、前回運転が中断された時点の状態から継続して運転させることはできない。また、ユーザ毎に必要な情報を記憶させるシーケンスを再度行うことによって、ユーザがマルチソースオーディオ装置MMSAを十分快適に利用できるようになるまでには時間を要し、ユーザフレンドリーな環境とは言えない。
【0003】
このような事態を改善する為には、動作電力が急に且つ不本意に遮断された際に、その時のマルチソースオーディオ装置の動作環境を復元できるバックアップデータを不揮発性メモリに記録待避させるバックアップ処理が有効である。不揮発性メモリとしてEEPROM(Electrically ErasableProgrammable Read−Only Memory)を用いる。そして、バックアップ処理に必要な電力は、マルチソースオーディオ装置の運転時にコンデンサに蓄えておくという対策が考えられる。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−152875号公報
【特許文献2】
特許第2533967号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
マルチソースオーディオ装置等の電子機器の動作状態を完全にバックアップするには、大量のデータを記録するために大容量のEEPROMを必要とする。そして、不本意且つ急に動作電力が遮断された時に、この大容量EEPROMに大量のバックアップデータを待避させる為のEEPROMの書き込み所要時間も長くなり、そのために消費するバックアップ電力も大きく、大容量のバックアップコンデンサを必要とする。
大容量のバックアップコンデンサーはサイズも大きくコストも高く、強いてはマルチソースオーディオ装置MMSA等の電子機器のコンパクト化および低コスト化を阻害する要因となる
【0006】
よって、本発明は、マルチソースオーディオ装置等の電子機器に対する動作電力供給が、停電などに代表されるように急に且つ不本意に遮断された時の動作環境情報を保存しておいて、電力供給が再度回復した際にはマルチソースオーディオ装置等の電子機器を早急に元の状態に復帰させる、低コスト、低電力、且つ高速なバックアップシステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
発明は、外部からの供給電力を用い、第1の動作状態情報と第2の動作状態情報とを含む複数の動作状態情報に基づいて動作する電子機器であって、
供給電力の一部を蓄電する蓄電手段と、
第1の動作状態情報及び第2の動作状態情報をバックアップデータとして記録する不揮発性メモリ手段と、
供給電力の供給時に、第1の動作状態情報を不揮発性メモリ手段に逐次記録させ、供給電力の遮断時に、蓄電手段が蓄電した電力を用いて、供給電力の遮断時の第2の動作状態情報を不揮発性メモリ手段に記録させる制御手段とを備え
第1の動作状態情報と第2の動作状態情報は、特質に応じて予め振り分けられている。
【0008】
上述のように、発明においては、遮断された動作電力供給が回復されれば、マルチソースオーディオ装置等の電子機器の運転を遮断時の状態から迅速に再開できる
【0011】
また、上述のように、発明においては、動作電力の供給状態に応じて、動作状態情報を区別して不揮発メモリに保存することによって、動作電力供給が遮断された時の動作状態を不揮発性メモリに記録する負荷を低減できる。
【0012】
また、好ましくは、制御手段は、第1の動作状態情報のうち供給電力の遮断時に不揮発性メモリ手段に記録されていないものを、供給電力の遮断時に第2の動作状態情報と一緒に不揮発性メモリ手段に記録させる
【0013】
また、不揮発性メモリ手段は、
複数の動作状態情報を記録する動作状態情報記録領域と、
電子機器を制御する組込型マイコンソフトウェアに不具合が発生した場合の訂正処理を行うプログラムを記録するプログラム記録領域とを備えてもよい
【0014】
また、好ましくは、第1の動作状態情報第2の動作状態情報に比べて内容の変化頻度が小さい。
【0015】
また、好ましく、第1の動作状態情報第2の動作状態情報に比べてデータサイズが大きい。
【0016】
また、好ましく、不揮発性メモリ手段は、EEPROMである。
【0017】
また、電子機器は、アナログチューナを含むマルチソースオーディオ装置であってもよく、
この場合には、第1の動作状態情報のうち供給電力の遮断時に不揮発性メモリ手段に記録されていないものには、供給電力の遮断時にアナログチューナが動作していた場合におけるユーザの設定したプリセット選局に関する情報が含まれる
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に、図1、図2、図3、図4、図5、および図6を参照して、本発明の実施の形態にかかるバックアップシステムを組み込んだマルチソースオーディオ装置について説明する。図1に示すように、マルチソースオーディオ装置MMSAは、大別して、マルチソース部100と、オーディオ信号処理部200と、制御部300と、表示部400とを含む。マルチソース部100は、複数のオーディオ信号源を有し、同オーディオ信号源から個別にオーディオ信号を取り出してオーディオ信号処理部200に供給する。オーディオ信号処理部200は、マルチソース部100から供給されるオーディオ信号に種々な処理を施して、音声として出力する。
【0019】
表示部400は、好ましくは、蛍光表示管などの発光手段で構成されて、マルチソースオーディオ装置MMSAの動作モードなどの情報を光によってユーザに提示する。制御部300は、マルチソース部100、オーディオ信号処理部200、および表示部400に接続されて、マルチソースオーディオ装置MMSA全体の動作を制御する。
【0020】
マルチソース部100は、FM/AMチューナ110、MDドライブ120、コンビネーションドライブ130、拡張入力端子(図1では「AUX」と表示)140、および光入力端子150を含む。FM/AMチューナ110は、ラジオのFM放送或いはAM放送を受信して、放送音声信号Srdを生成して、オーディオ信号処理部200に出力する。MDドライブ120は、MD(R)に録音されている音声信号を再生して、MD音声信号Smdとしてオーディオ信号処理部200に出力する。補助入力端子140は、外部のオーディオ機器に接続されて、同オーディオ機器から入力される音声信号を補助音声信号Sauとしてオーディオ信号処理部200に出力する。光入力端子150は、光出力端子を有する外部のオーディオ機器に接続されて、同オーディオ機器から入力される光音声信号Sopをオーディオ信号処理部200に出力する。
【0021】
コンビネーションドライブ130は、少なくとも1つの光ディスクドライブ132と、ドライブコントローラ134と、および光ディスク制御器(図1では、「ODC」と表示)136とを含む。光ディスクドライブ132は、各種の光ディスクメディアを装着して、同光メディアから記録データを読み出して光ディスク制御器136に出力する。なお、光ディスクドライブ132は、装着する光ディスクの種類を検出する手段を備え、検出された光ディスクの種類毎に、異なる光ディスクドライブとして認識される。よって、本明細書においては、説明の便宜上、それぞれを異なるドライブとして説明する。つまり、光ディスクドライブ132は、CDドライブ132_1、DVDドライブ132_2、VCDドライブ132_3、およびMP3ドライブ132_4等に代表される光ディスクの再生装置を含む。
【0022】
CDドライブ132_1は、装着されるCDから音楽データ或いはコンピュータプログラム等のデジタルデータを読み出してCDデータScdとして出力する。DVDドライブ132_2は、DVDからMPEGデータSdvを再生して出力する。VCDドライブ132_3はビデオCDから音声信号を再生して、ビデオCD音声信号Svcとして出力する。MP3ドライブ132_4は、光ディスクに記録されたMP3ファイルから音声データを再生して、MP3音声信号Smpとして出力する。ドライブコントローラ134は、光ディスクドライブ132に接続されて、コンビネーションドライブ制御信号SCを相互に交換すると共に光ディスクドライブ132の動作を制御しながら、光ディスクドライブ132に装着されている光ディスクの種類を検出する。
【0023】
ドライブコントローラ134は、オペレーションコントローラ30から入力されるコンビネーションドライブ制御信号SOcに指示される再生速度に対応する回転速度を表す回転速度指示信号Srnを生成して、光ディスク制御器136に出力する。
【0024】
光ディスク制御器136は、回転速度指示信号Srnに基づいて、光ディスクドライブ132から読み出された信号から、上述のPCM音声信号Scd、音声データSdv、ビデオCD音声信号Svc、およびMP3音声信号Smpの各種再生信号を適正に読み出してオーディオ信号処理部200に出力する。以降、FM/AMチューナ110からオーディオ信号処理部200に出力される放送音声信号Srd、MD音声信号Smd、PCM音声信号Scd、音声データSdv、ビデオCD音声信号Svc、MP3音声信号Smp、補助音声信号Sau、および音声処理制御信号SOpを、マルチソース再生信号と総称する。
【0025】
オーディオ信号処理部200は、セレクタ210、音声信号処理器230、増幅器240、およびスピーカ260を含む。制御部300は、好ましくは、オペレーションコントローラ310、受光器320、およびリモコン330、EEPROM340、動作電力検出器350、および蓄電手段としてのコンデンサ360を含む。EEPROM340は、オペレーションコントローラ310に接続されて、オペレーションコントローラ310内のワーキングRAM内の一時的に保存されているマルチソースオーディオ装置MMSAの動作状態情報をバックアップデータDbkとして保存する不揮発性のメモリである。
【0026】
図2にEEPROM340のメモリマップを示す。アドレス0x000〜0x2FF(768W × 16bit=1536bytes)は、上述のバックアップデータDbkの保存用に使用される。アドレス0x300〜0x3FFは、オペレーションコントローラ310のソフトウェアの不具合発生時にロムコレクション(ソフトウェアの修正)を実施するための訂正用EEPROMデータの保存用に使用される。
なお、EEPROM340に格納されているバックアップデータDbkの読み出しは、オペレーションコントローラ310を構成するマイコンのリセットスター時にのみ実行される。そして、リセット後の割り込み設定初期化の終了後に、EEPROM340のチェックコード(Check code)とチェックサムデータ(Check sum data)に基づいて、EEPROM340に保存されているバックアップデータDbkの有効性が判断される。
【0027】
具体的には、チェックコード(0xA5)を確認出来ない場合には、バックアップデータDbkは保存されていないと判断される。なお、このチェックコードによる確認は最大2回行われる。そして、バックアップデータDbk有りと判断されると、EEPROM340のバックアップデータスタート(Start of Backup data)からバックアップデータエンド(End of Backup data)までに保存されているバックアップデータ(Backup data)をオペレーションコントローラ310のマイコンの一時格納のためのRAM領域に格納する。
【0028】
そして、RAM領域に格納されたバックアップデータのチェックサムと、EEPROM340に格納されているチェックサムとを比較し、同一の場合はバックデータは有効であると判断される。このチェックサム比較は最大2回行われる。一致しない場合は、後述の運転時逐次書込型の情報のためのデフォルトデータをEEPROM340に書き込んで、動作電力の供給が再開されて、オペレーションコントローラ310のマイコンのリセットスタート時にバックアップデータDbkが確実に有効になるようにする。
【0029】
次に、バックアップデータDbkの格納について簡単に説明する。EEPROM340から読み出されたバックアップデータDbkが有効と判断される場合には、RAM領域に一時的に格納されているバックアップデータDbkを取り出して、マイコン内の該当するWORK RAM領域に格納する。そして、WORKRAM領域に格納されたバックアップデータDbkをより小さなデータ単位で吟味して、それぞれが予め定められた有効範囲内にあるかどうかが確認される。
【0030】
そして、有効範囲を逸脱するデータ単位が1つも無い場合は、バックアップデータDbkは有効と判断される。そして、同バックアップデータDbkに基づいて、マルチソースオーディオ装置MMSAをホットスタートさせる。一方、有効範囲を逸脱するデータ単位が1つでもある場合は、バックアップデータDbkは無効と判断して、マイコン内の該当するRAM領域をクリアして、マルチソースオーディオ装置MMSAをコールドスタートさせる。
【0031】
また、EEPROM340へのバックアップデータDbkの記録(書込)は以下に述べるようにして行われる。アドレス0x300〜0x3FFはロムコレクション用データ領域であるので、バックアップデータの0x000〜0x2FF以外のアドレスへの書込は禁止される。そして、マルチソースオーディオ装置MMSAに動作電力が供給されている間に、バックアップデータDbkとして出来るだけ多くの情報をEEPROM340に書き込む。そして、書かれなかった部分は動作電力が遮断された際に、コンデンサ360に蓄えられたバックアップ電力Ptを用いて、EEPROM340に書き込むという2段階でバックアップデータDbkの書込を完成させる。
【0032】
この為に、本発明においては、バックアップデータDbkを、運転時逐次書込型(以降、「逐次バックアップデータDbk_A」と称す)と電力遮断時書込型(以降、遮断時バックアップデータDbk_B」と称す)の2つのタイプに分類して管理する。これは、電力の遮断時のバックアップ処理に要する時間、強いてはバックアップ電力Ptの低減という観点だけでなく、EEPROM340の寿命の観点からも意義深いものである。つまり、EEPROM340の寿命(書込回数)は比較的短く、例えば書込回数が10万回の制限がある場合には、マルチソースオーディオ装置MMSAの使用寿命が10年であれば、一日に約27.4回(10000回/(10年×365日))しか、データを書き込めない。
【0033】
そのために、逐次バックアップデータDbk_Aとしては、マルチソースオーディオ装置MMSAの運転時にあまり変化しないと共に比較的容量の大きなデータを選ぶ必要がある。このようなデータとしては、CDのプログラムメモリ情報、MDのプログラムメモリ情報、チューナのプリセット選局メモリ内容などユーザが設定するものがある。
【0034】
一方、遮断時バックアップデータDbk_Bとしては、LASTファンクション、LAST受信周波数、LASTボリューム位置などの頻繁にその内容が変わるものが選ばれる。
【0035】
また、逐次バックアップデータDbk_Aは、EEPROM340に何時でも書き込むのではなく、消音モードの時にのみ書き込む。これは、チューナ受信時にEEPROM340に対してデータの書込/読み出しを行うと、電磁ノイズが発生してチューナに飛び込み、スピーカ260から雑音が出力されてユーザに不快感を与えるのを防止するためである。なお、この消音モードには、マルチソース部100の停止時、FM/AMチューナ110の受信周波数変更途中、ファンクション切替途中、および電源オフ時も含まれる。
【0036】
上述のごとく、逐次バックアップデータDbk_Aは、本来、マルチソースオーディオ装置MMSAの運転中に、その全てをEEPROM340に書き込まれるべく想定されている。しかしながら、動作電源の遮断タイミングによっては、逐次バックアップデータDbk_Aの幾つかがEEPROM340に書かれないことがある。逐次バックアップデータDbk_Aのこの書き漏れた部分は、動作電力遮断時に、遮断時バックアップデータDbk_Bと一緒にEEPROM340に書きまれる。
【0037】
なお、動作電力の遮断時には、マイコンの動作クロックを高速のfxxからfxx/8に変更することによって、マイコンの動作可能下限電圧を(例えば、高速時5Vを3.5Vにまで)低くする。結果、EEPROM340への遮断時バックアップデータDbk_Bの書込に供されるコンデンサ360のバックアップ電力Ptを低減すると共に、コンデンサ360のスケールダウンを可能にしている。
【0038】
図3に、バックアップデータDbkの内容の一例を示す。バックアップデータDbkは、逐次バックアップデータDbk_Aと遮断時バックアップデータDbk_Bとを含む。逐次バックアップデータDbk_Aは、FM/AMチューナ110が受信周波数を変更途中でも、EEPROM340に書き込める程度の小さなブロック単位で構成し、遮断時バックアップデータDbk_Bは50バイト程度より小さく留めるのが望ましい。つまり、EEPROM340の最大書込時間は、通常10msec程度である。そして、2バイトの記憶動作には、15msec程度を要するとすれば、50バイトのデータの書込には、375msec要することになるからである。
【0039】
なお、図3より明らかなように、オペレーションコントローラ310のマイコンのRAMに一時的保存される動作状態情報の全てが、バックアップデータDbkとして処理されるものではない。このような非バックアップデータDbk_Nには、例えば、時計の現在のカウント値が含まれる。
【0040】
つまり、時計の現在のカウント値は、時々刻々と常に変化する情報であり、逐次バックアップデータDbk_Aとして設定すると、常にEEPROM340を書き換えて、その寿命を著しく損なう。
【0041】
また、動作電力検出器350は、マルチソースオーディオ装置MMSAに供給される動作電力(図示せず)の供給の有無を検出して電源信号Spsを生成して、オペレーションコントローラ310に出力する。蓄電手段としてのコンデンサ360は、動作電力から供給される電力を所定量だけバックアップ電力Ptとして保存しておき、マルチソースオーディオ装置MMSAへの動作電力の供給が遮断された際に、バックアップ処理を実行させる駆動電源(バックアップ電源)として用いられる。なお、EEPROM340、動作電力検出器350、およびコンデンサ360と、オペレーションコントローラ310のバックアップ処理については後ほど詳しく説明する。
【0042】
ユーザは、リモコン330を操作して、マルチソースオーディオ装置MMSAに対する指示を与えることができる。つまり、ユーザの操作に応じて、リモコン330はリモコン信号SRを照射する。受光器320は、リモコン330から照射されたリモコン信号SRを受けて、ユーザの操作意志を反映したユーザ指示信号SUをオペレーションコントローラ310に出力する。
【0043】
オペレーションコントローラ310は、受光器320から入力されるユーザ指示信号SUに基づいて、コンビネーションドライブ130の動作を制御信号するためのコンビネーションドライブ制御信号SOcを生成して、ドライブコントローラ134に出力する。ドライブコントローラ134は、コンビネーションドライブ制御信号SOcに基づいて、制御信号SCを生成して、光ディスクドライブ132を制御する。一方、ドライブコントローラ134は、光ディスクドライブ132に装着されている光ディスクの種別を表すメディア識別情報やコンビネーションドライブ130の動作状態情報を含むコンビネーションドライブ状態信号SMを生成してオペレーションコントローラ310に出力する。
【0044】
オペレーションコントローラ310は、コンビネーションドライブ状態信号SMに基づいて、セレクタ210の動作を制御するセレクタ制御信号SOsと音声信号処理器230の動作を制御する音声信号処理制御信号SOpを生成して、それぞれを、セレクタ210および音声信号処理器230に出力する。つまり、オペレーションコントローラ310は、ユーザ指示信号SUに基づいて、FM/AMチューナ110、MDドライブ120、コンビネーションドライブ130、補助入力端子140、および光入力端子150の何れが利用されているかを設定する。つまり、セレクタ210に入力されているマルチソース再生信号である放送音声信号Srd、MD音声信号Smd、補助音声信号Sau、および光ディスクドライブ132からの読み出されたPCM音声信号Scd、MPEGデータSdv、ビデオCD音声信号Svc、およびMP3音声信号Smpのうちの何れを選択すべきかを設定する。
【0045】
そして、セレクタ210に、光ディスクドライブ132からの再生音声信号が入力されて、さらにコンビネーションドライブ状態信号SMに基づいて、それがPCM音声信号Scd、ビデオCD音声信号Svd、ビデオCD音声信号Svc、およびMP3音声信号Smpの何れが入力されているかが検出される。そして、オペレーションコントローラ310は、入力されていると検出された音声信号に対応する入力ポートを出力ポートに接続させるセレクタ制御信号SOsを生成してセレクタ210に出力する。セレクタ210は、セレクタ制御信号SOsによって指定された入力ポートに入力されている音声信号を音声データSDとして音声信号処理器230に出力する。
【0046】
オペレーションコントローラ310は、さらに、ユーザ指示信号SUに基づいて、セレクタ210から出力させた音声データSDにユーザが望む音声処理を施すべく音声処理制御信号SOpを生成して、音声信号処理器230に出力する。音声信号処理器230は、音声処理制御信号SOpに基づいて、セレクタ210を介して入力される音声データSDの種類に応じた処理を施して、アナログ音声信号SAを生成して増幅器240に出力する。
【0047】
増幅器240は、音声信号処理器230から入力されるアナログ音声信号SAを増幅して、スピーカ駆動信号SAaを生成してスピーカ260に出力する。スピーカ260は、スピーカ駆動信号SAaによって駆動されて、音楽等の音波を再現する。
【0048】
なお、オペレーションコントローラ310は、上述のユーザ指示信号SUおよびコンビネーションドライブ状態信号SMに基づいて、マルチソースオーディオ装置MMSAの運転状態を表す運転状態表示信号SOdを生成して表示部400に出力する。表示部400は、運転状態表示信号SOdに基づいて、マルチソースオーディオ装置MMSAの運転状態を光を用いてユーザに提示する。
【0049】
次に、図4に示すフローチャートを参照して、マルチソースオーディオ装置MMSAにおけるバックアップ処理動作について説明する。電源が投入されて、マルチソースオーディオ装置MMSAに動作電力が供給されてその動作が開始されると、先ず、
ステップS2において、電源ONフラグF(pwr)と更新要求フラグF(rnw)が共に0に設定される。そして、制御は次のステップS4に進む。電源ONフラグF(pwr)が1の時はマルチソースオーディオ装置MMSAに動作電力が供給されていることを表し、0の場合は電力供給が遮断されていることを表す。また、更新要求フラグF(rnw)が1の場合は、EEPROM340に記録されているバックアップデータDbkが更新を要すること表し、0の場合は更新が不要であることを表す。
【0050】
ステップS4において、電源信号Spsに基づいて、動作電力がON、つまりマルチソースオーディオ装置MMSAに動作電力が供給されているか否かが判断される。Yesの場合、制御はステップS6に進む。
【0051】
ステップS6において、電源ONフラグF(pwr)が0であるか否かが判断される。マルチソースオーディオ装置MMSAの起動直後の場合には、上述のステップS2において電源ONフラグF(pwr)は0にセットされているので、Yesと判断されて、制御はステップS8に進む。
【0052】
ステップS8において、EEPROM340からバックアップデータDbkが取得される。このバックアップデータDbkはRAMに一時的に書き込まれる。そして、制御は次のステップS10に進む。
【0053】
ステップS10において、電源ONフラグF(pwr)が1にセットされる。そして、制御は次のステップS12に進む。
【0054】
一方、上述のステップS6においてNo、つまり電源ONフラグF(pwr)が0でないと判断された場合は、制御は上述ステップS8およびS10をスキップして、ステップS12に進む。
【0055】
ステップS12において、ユーザ指示信号SUに基づいて、マルチソースオーディオ装置MMSAの動作状態に変化を生じさせるような、ユーザによる操作入力があるか否かが判断される。Yesの場合、制御はステップS14に進む。
【0056】
ステップS14において、上述のステップS12で検出された、ユーザによる操作入力がメモリ更新、つまりバックアップ処理を必要とする操作内容であるか否かが判断される。Yesの場合、制御はステップS16に進む。
【0057】
ステップS16において、ユーザ指示信号SU、および音声処理制御信号SOpに基づいて、マルチソースオーディオ装置MMSA(オーディオ信号処理部200)は消音モード(Mute On)、つまりスピーカ260から音声が出力されていないかどうかが確認される。Yesの場合、制御はステップS18に進む。
【0058】
ステップS18において、EEPROM340のバックアップデータDbkが書き換えられる。そして、制御は、ステップS22に進む。
【0059】
一方、上述のステップS16においてNo、つまり消音モード中でないと判断される場合、制御はステップS20に進む。
【0060】
ステップS20において、更新要求フラグF(rnw)が1にセットされる。この時は、増幅器240はアナログ音声信号SAを増幅してスピーカ駆動信号SAaを生成して、スピーカ260に出力して、音声を再現している状態を継続する。そして、制御はステップS22に進む。
【0061】
ステップS22において、上述のステップS12で、ユーザ指示信号SUに基づいて検出された、ユーザの操作入力に対応する処理が実行される。そして、制御は上述のステップS4に戻る。
【0062】
一方、上述のステップS12においてNo、つまりユーザにより操作入力がされていないと判断される場合に、制御はステップS24に進む。
ステップS24において、更新要求フラグF(rnw)が1であるか否かが判断される。Yesの場合、制御はステップS26に進む。
【0063】
ステップS26において、上述のステップS6におけるのと同様に、消音モード中であるか否かが判断される。Yesの場合、制御は次のステップS28に進む。一方、Noの場合は、制御はステップS4に進む。
【0064】
ステップS28において、上述のステップS18におけるのと同様に、EEPROM340のバックアップデータDbkが書き換えられる。そして、制御はステップS30に進む。
【0065】
ステップS24においてNo、つまり更新要求フラグF(rnw)が1でないと判断される場合、制御は上述のステップS26、S28、およびS30をスキップして前述のステップS4に戻る。
【0066】
なお、前述のステップS4においてNo、つまり動作電力供給が遮断されたと判断される場合、制御はステップS32に進む。
【0067】
ステップS32において、電源ONフラグF(pwr)が1であるか否かが判断される。Yesの場合、制御は次のステップS34に進む。
【0068】
ステップS34において、電源ONフラグF(pwr)が0に設定される。そして、制御は次のステップS36に進む。
【0069】
ステップS36において、チューナーモードであるか否かが判断される。Yesの場合、制御は次のステップS38に進む。
【0070】
ステップS38において、チューナー用プリセット選局に関するデータDptがEEPROM340に書き込まれる。このプリセット選局に関するデータには、ユーザの居住地情報も含まれる。そして、制御は次のステップS40に進む。
【0071】
前述のステップS36において、Noと判断される場合、制御は上述のステップS38をスキップしてステップS40に進む。
【0072】
ステップS40において、バックアップデータDbkの内で、チューナー用プリセットデータDpt以外の部分Dbk_BがEEPROM340に書き込まれる。そして、制御は次のステップS42に進む。
【0073】
ステップS42において、上述のステップS4で切断された、動作電力が再度接続される時に備えた準備処理が実施される。そして、制御は、前述のステップS4に進む。
【0074】
上述のように、本発明においては、マルチソースオーディオ装置MMSAの電源を最初に投入した時には、EEPROM340には無効データが記録されているか、或いは何も記録されていないの何れかである。それ故に、電源投入時にはEEPROM340からのバックアップデータDbkは使用せずに、RAMに初期設定用データが設定される。但し、マルチソースオーディオ装置MMSAへの電力供給がその後遮断され、再度電力が供給される時の動作の2回目以降は、バックアップデータDbkはRAMに反映される(ステップS2、S4、S6、S8)。
【0075】
そして、操作入力が有り(ステップS12でYes)、バックアップすべきデータに影響有る操作、つまりメモリ更新が必要な処理が行われた場合(ステップS14でYes)、音の出ていない消音モード(MUTE ON)中であれば(ステップS16でYes)、EEPROM340に記録されているバックアップデータDbkをRAMのデータで書き換える(ステップS18)。これは、EEPROM340の書き込み動作によって生じるデジタルノイズがチューナやアンプ回路に入ったとしても、消音モード中であればスピーカ260などから異音が出ることはないからである。
【0076】
さらに、操作入力が有ったら(ステップS12でYes)、実際の操作内容毎に必要な分量のみEEPROM340の逐次バックアップデータDbk_Aを書き換える(ステップS14でYes、ステップS16でYes、ステップS18)。このように、逐次バックアップを要するデータを選択的にEEPROM340に書き込むことにより、動作電力がオフになった時に、EEPROM340に書き込む必要のある遮断時バックアップデータDbk_Bを最小化できる。なお、その全容量は約1200バイトであるバックアップデータDbkの書き込みには最大で9秒間を要する。これに対して、遮断時バックアップデータDbk_Bは約50バイトなので、その書き込みには最大で375msec、実力値では150msec程度で済むことを考えるとこの効果は大である。
【0077】
FM/AMチューナ110のチューナー用プリセットデータDptは逐次バックアップデータDbk_Aの情報の一部であるが、プリセット操作をする時点では受信中なので、消音モードがOFF(ステップS16でNo)であるためデータをEEPROM340に書き込むことができないままとなる。この直後に動作電力が遮断された場合(ステップS4でNo)には、遮断時バックアップデータDbk_Bの情報と同じようにEEPROM340に書き込む(ステップS38)ことでデータのバックアップ不良を防止している。
【0078】
チューナー用プリセットデータDptは約60バイトで遮断時バックアップデータDbk_Bよりも大きい。このチューナー用プリセットデータDptを、遮断時バックアップデータDbk_Bの情報として動作電力がオフになったときにはいつでも書き込むことにすると、その合計、50+60=約110バイトとなる。約110バイトの書き込みには、最大で825msec、実力値で400msec程度を要する。
【0079】
動作電力が遮断された場合の電圧保持用として必要とされるコンデンサ360の容量は、書込持続時間の要求が150msec程度で良いか、400msec程度必要かで、その値は大きく異なる。DVDドライブ132_2の使用時などで、最低限150msec程度持続するように電圧保持用のコンデンサ360の容量を決めることにする。
【0080】
これは、DVDドライブ132_2の起動/回転時と、FM/AMチューナ110の受信時とでは電流消費量が桁違いに異なるためである。つまり、電圧保持用のコンデンサ360の容量が同じ条件であっても、動作電力が遮断された場合に使用されているマルチソース部100がDVDドライブ132_2かFM/AMチューナ110であるかによって、コンデンサ360の電圧保持時間は全く異なる。
【0081】
図5にFM/AMチューナ110を使用時に動作電力を断った場合のコンデンサ360の電圧保持時間の関係の一例を示し、図6にDVDドライブ132_2を使用時に動作電力を断った場合のコンデンサ360の電圧保持時間の関係の一例を示す。動作電力としては交流が用いられているが、直流を用いても基本的には同じである。また、それぞれは実験値であり、マルチソースオーディオ装置MMSAの構成要素の品質や性能等に応じて異なる値が得られることは言うまでもないが、傾向として同様である。
【0082】
図5からは、チューナーメモリ(全チャンネル76.5MHz)操作後に、動作電力を断った場合には、HALTが上下に変動するパルス波形を示している期間は動作電力が供給されていることが読みとれる。なお、動作電力が遮断された後の、ECLKが上下に変動するパルス波形を示している期間がEEPROM340の書き込み期間であり、約400msecである。ECLKが上下に変動するパルス波形を示している期間を終了した時点においては、コンデンサ360の保持電圧VDDの減少は小さいことを示している。
【0083】
図6からは、DVDドライブ132_2にて、DVDを再生中に動作電力源を断った場合にも、HALTが上下に変動するパルス波形を示している期間は動作電力が供給されていることが読みとれる。なお、動作電力が遮断された後の、ECLKが上下に変動するパルス波形を示している期間がEEPROM340の書き込み期間であり、約150msecである。しかしながら、EEPROM340の書き込みが終了するまでに、コンデンサ360の保持電圧VDDが低くなりすぎて、EEPROM340の書き込みにはギリギリで失敗している。これにより、DVDドライブ132_2の使用時に、コンデンサ360の保持電圧VDDを150msec以上持続すれば、チューナ時には書き込みに400msec程度要しても、実力上は問題無いことを示している。
【0084】
よって、本発明の実施の形態においては、DVDドライブ132_2の使用時に、電圧VDDを150msec以上の間保持できるようなコンデンサ360が選択される。これは、本発明においては、チューナー用プリセットデータDptを、動作電力源が遮断されたときにEEPROM340に書き込むようにすることと、バックアップデータDbkを遮断時バックアップデータDbk_Bの情報と、事前に逐次書き込んでおく逐次バックアップデータDbk_Aの情報とに区別することによって、DVDドライブ132_2の起動/回転時の停電時にコンデンサ360の保持電圧VDDの必要な保持時間を400msec程度から150msec程度に減少できるからである。
【0085】
ちなみに、すべてのバックアップデータDbkを、遮断時バックアップデータDbk_Bのデータとして、EEPROM340に書き込むには、最大では約9秒間、実力値では約6秒間を要する。つまり、本発明においては、6秒をその40分の1である150msecに短縮している。
このように、本発明においては、コンデンサ360の容量を大幅に小さくでき、マルチソースオーディオ装置MMSAのコストを低減できるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるバックアップシステムを組み込んだマルチソースオーディオ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すEEPROMのメモリマップである。
【図3】図1に示すEEPROMに書き込まれるバックアップデータDbkの項目とサイズの一例を示す説明図である。
【図4】図1に示したマルチソースオーディオ装置におけるバックアップ動作を示すフローチャートである。
【図5】図1に示したマルチソースオーディオ装置における、FM/AMチューナの動作時のバックアップに必要なコンデンサ容量を決定するために実施した実験結果を示す図である。
【図6】図1に示したマルチソースオーディオ装置における、DVDドライブ132_2の動作時のバックアップに必要なコンデンサ容量を決定するために実施した実験結果を示す図である。
【符号の説明】
MMSA マルチソースオーディオ装置
100 マルチソース部
110 FM/AMチューナ
120 MDドライブ
130 コンビネーションドライブ
132 光ディスクドライブ
132_1 CDドライブ
132_2 DVDドライブ
132_3 VCDドライブ
132_4 MP3ドライブ
134 ドライブコントローラ
136 光ディスク制御器
140 補助入力端子
150 光入力端子
200 オーディオ信号処理部
210 セレクタ
230 音声信号処理器
240 増幅器
260 スピーカ
300 制御部
310 オペレーションコントローラ
320 受光器
330 リモコン
340 EEPROM
350 電源検出器
360 コンデンサ
400 表示部

Claims (7)

  1. 外部からの供給電力を用い、第1の動作状態情報と第2の動作状態情報とを含む複数の動作状態情報に基づいて動作する電子機器であって、
    前記供給電力の一部を蓄電する蓄電手段と、
    前記第1の動作状態情報及び前記第2の動作状態情報をバックアップデータとして記録する不揮発性メモリ手段と
    前記供給電力の供給時に、前記第1の動作状態情報を前記不揮発性メモリ手段に逐次記録させ、前記供給電力の遮断時に、前記蓄電手段が蓄電した電力を用いて、当該供給電力の遮断時の前記第2の動作状態情報を前記不揮発性メモリ手段に記録させる制御手段とを備え
    前記第1の動作状態情報と前記第2の動作状態情報は、特質に応じて予め振り分けられていることを特徴とする、電子機器
  2. 前記制御手段は、前記第1の動作状態情報のうち前記供給電力の遮断時に前記不揮発性メモリ手段に記録されていないものを、当該遮断時に前記第2の動作状態情報と一緒に前記不揮発性メモリ手段に記録させることを特徴とする、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記不揮発性メモリ手段は、
    前記複数の動作状態情報を記録する動作状態情報記録領域と、
    前記電子機器を制御する組込型マイコンソフトウェアに不具合が発生した場合の訂正処理を行うプログラムを記録するプログラム記録領域とを備えることを特徴とする、請求項1に記載の電子機器
  4. 前記第1の動作状態情報は、前記第2の動作状態情報に比べて内容の変化頻度が小さいことを特徴とする請求項1に記載の電子機器
  5. 前記第1の動作状態情報は、前記第2の動作状態情報に比べてデータサイズが大きいことを特徴とする請求項1に記載の電子機器
  6. 前記不揮発性メモリ手段は、EEPROMであることを特徴とする請求項1に記載の電子機器
  7. 前記電子機器は、アナログチューナを含むマルチソースオーディオ装置であり、
    前記第1の動作状態情報のうち前記供給電力の遮断時に前記不揮発性メモリ手段に記録されていないものには、当該供給電力の遮断時に前記アナログチューナが動作していた場合におけるユーザの設定したプリセット選局に関する情報が含まれることを特徴とする請求項に記載の電子機器
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