JP3100848B2 - 電池駆動型機器の試験装置 - Google Patents
電池駆動型機器の試験装置Info
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- JP3100848B2 JP3100848B2 JP06276841A JP27684194A JP3100848B2 JP 3100848 B2 JP3100848 B2 JP 3100848B2 JP 06276841 A JP06276841 A JP 06276841A JP 27684194 A JP27684194 A JP 27684194A JP 3100848 B2 JP3100848 B2 JP 3100848B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電池を電源として動作
する機器の電源電圧監視回路を試験する装置に関するも
のである。
する機器の電源電圧監視回路を試験する装置に関するも
のである。
【0002】乾電池を電源として動作する機器(例え
ば、ノート型のパーソナルコンピュータやワードプロセ
ッサ,ラジオ,ラジカセ,携帯電話,携帯モデム)には
電源電圧を監視する回路(以下、電圧監視回路)が内蔵
され、電池電圧の低下に伴なう動作不良が回避される。
ば、ノート型のパーソナルコンピュータやワードプロセ
ッサ,ラジオ,ラジカセ,携帯電話,携帯モデム)には
電源電圧を監視する回路(以下、電圧監視回路)が内蔵
され、電池電圧の低下に伴なう動作不良が回避される。
【0003】この種の装置は電池駆動型の機器に内蔵さ
れた電圧監視回路の試験が行われる際にその機器と電池
に代えて接続される。
れた電圧監視回路の試験が行われる際にその機器と電池
に代えて接続される。
【0004】
【従来の技術】図2において、機器200は2本の乾電
池202を直列に収納しており、両電池202を電源
(約3.3V)として動作する。
池202を直列に収納しており、両電池202を電源
(約3.3V)として動作する。
【0005】それら乾電池202の両側端子は電池収納
部の長手方向で対向する内壁に設けられた+電極20
4,―電極206と各々接しており、両電池202は電
池1本分よりやや広い電池挿入口208から順に挿入さ
れる。
部の長手方向で対向する内壁に設けられた+電極20
4,―電極206と各々接しており、両電池202は電
池1本分よりやや広い電池挿入口208から順に挿入さ
れる。
【0006】ここで、アラーム試験(アラームスライス
レベルまで電池出力電圧が低下したことを電圧監視回路
が検出するか否かを確認する試験)の場合には、機器2
00のケースカバーを取り外し、+電極204,―電極
206を露出させてワニ口クリップで挟み、それらに定
電圧直流電源(DCレギュレータ)を接続し、アラーム
スライスレベル以下の電圧を定電圧直流電源から出力さ
せる。取り外したカバーは試験後に機器200へ再び取
り付ける。
レベルまで電池出力電圧が低下したことを電圧監視回路
が検出するか否かを確認する試験)の場合には、機器2
00のケースカバーを取り外し、+電極204,―電極
206を露出させてワニ口クリップで挟み、それらに定
電圧直流電源(DCレギュレータ)を接続し、アラーム
スライスレベル以下の電圧を定電圧直流電源から出力さ
せる。取り外したカバーは試験後に機器200へ再び取
り付ける。
【0007】またDC瞬断試験を行なう場合は、残りの
容量が少なくなった乾電池202を機器200内に収納
してから、その機器200へ機械的な衝撃を加えて模擬
的に瞬断を発生させる。
容量が少なくなった乾電池202を機器200内に収納
してから、その機器200へ機械的な衝撃を加えて模擬
的に瞬断を発生させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来においては、機器
のケースカバーを取り外し、ワニ口クリップで定電圧直
流電源を接続し、ケースカバーを再び取り付ける作業が
必要となるので、アラーム試験を効率良く行なえず、そ
の試験に時間を要していた。
のケースカバーを取り外し、ワニ口クリップで定電圧直
流電源を接続し、ケースカバーを再び取り付ける作業が
必要となるので、アラーム試験を効率良く行なえず、そ
の試験に時間を要していた。
【0009】さらに、機器200内では乾電池202の
負荷がDC―DCコンバーターとされ、試験に使用され
る定電圧直流電源の内部抵抗値が低い場合は機器200
の電源入力(DC―DCコンバーターの出力)が図3
(A)の波形となり、定電圧直流電源の内部抵抗値が高
い場合は機器200の電源入力が図3(B)の波形とな
ることから、図3のアラームスライスレベル300が設
定されていたときは、同図(A)では電池消耗のアラー
ム検出が行なわれず、同図(B)ではアラーム検出が行
われる。すなわち、定電圧直流電源の内部抵抗値により
異なる試験結果が得られる。
負荷がDC―DCコンバーターとされ、試験に使用され
る定電圧直流電源の内部抵抗値が低い場合は機器200
の電源入力(DC―DCコンバーターの出力)が図3
(A)の波形となり、定電圧直流電源の内部抵抗値が高
い場合は機器200の電源入力が図3(B)の波形とな
ることから、図3のアラームスライスレベル300が設
定されていたときは、同図(A)では電池消耗のアラー
ム検出が行なわれず、同図(B)ではアラーム検出が行
われる。すなわち、定電圧直流電源の内部抵抗値により
異なる試験結果が得られる。
【0010】また、残りの容量が少なくなった乾電池2
02を内蔵した機器200へ機械的な衝撃を加えてDC
瞬断試験が行なわれるので、乾電池202の残り容量,
瞬断の大きさ,瞬断の時間が一定とならず、このため、
試験の信頼性は期待できない。
02を内蔵した機器200へ機械的な衝撃を加えてDC
瞬断試験が行なわれるので、乾電池202の残り容量,
瞬断の大きさ,瞬断の時間が一定とならず、このため、
試験の信頼性は期待できない。
【0011】本発明は上記従来の事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、試験に最適な装置を提供する
ことにある。
ものであり、その目的は、試験に最適な装置を提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる電池駆動
型機器200の試験装置は、一方の端面に電池端子10
が設けられたダミー電池12と、ダミー電池12の他方
の端面から伸長し頭部14の先端に電池端子16が設け
られた先行挿入子18と、ダミー電池12の電池端子1
0と先行挿入子18の電池端子16との間へ一定の直流
電圧を加える定電圧直流電源20と、を有することを特
徴とする。
型機器200の試験装置は、一方の端面に電池端子10
が設けられたダミー電池12と、ダミー電池12の他方
の端面から伸長し頭部14の先端に電池端子16が設け
られた先行挿入子18と、ダミー電池12の電池端子1
0と先行挿入子18の電池端子16との間へ一定の直流
電圧を加える定電圧直流電源20と、を有することを特
徴とする。
【0013】また、一方の端面に電池端子10が設けら
れたダミー電池12と、ダミー電池12の他方の端面か
ら伸長し頭部14の先端に電池端子16が設けられた先
行挿入子18と、ダミー電池12の電池端子10と先行
挿入子18の電池端子16との間へ一定の直流電圧を加
える定電圧直流電源20と、定電圧直流電源20からダ
ミー電池12の電池端子10または先行挿入子18の電
池端子16へ至る電源路に挿入され、電池駆動型機器2
00の電源電圧監視回路が検出すべき電圧値(アラーム
スライスレベル300)に前記定電圧直流電源20の電
圧値を降下させる抵抗器22と(図4参照)、を有する
ことをも特徴とする。
れたダミー電池12と、ダミー電池12の他方の端面か
ら伸長し頭部14の先端に電池端子16が設けられた先
行挿入子18と、ダミー電池12の電池端子10と先行
挿入子18の電池端子16との間へ一定の直流電圧を加
える定電圧直流電源20と、定電圧直流電源20からダ
ミー電池12の電池端子10または先行挿入子18の電
池端子16へ至る電源路に挿入され、電池駆動型機器2
00の電源電圧監視回路が検出すべき電圧値(アラーム
スライスレベル300)に前記定電圧直流電源20の電
圧値を降下させる抵抗器22と(図4参照)、を有する
ことをも特徴とする。
【0014】また、一方の端面に電池端子10が設けら
れたダミー電池12と、ダミー電池12の他方の端面か
ら伸長し頭部14の先端に電池端子16が設けられた先
行挿入子18と、一定の直流電圧を出力する定電圧直流
電源20と、指定された高さ,幅の方形パルスを発生す
るパルス発生器24(図5参照)と、定電圧直流電源2
0が出力した直流電圧とパルス発生器24で発生の方形
パルスを合成してダミー電池12の電池端子10と挿入
子18の電池端子16との間へ加えるスイッチング素子
26(図5参照)を有することをも特徴とする。また、
前記ダミー電池は円柱状に形成された、ことをも特徴と
する。
れたダミー電池12と、ダミー電池12の他方の端面か
ら伸長し頭部14の先端に電池端子16が設けられた先
行挿入子18と、一定の直流電圧を出力する定電圧直流
電源20と、指定された高さ,幅の方形パルスを発生す
るパルス発生器24(図5参照)と、定電圧直流電源2
0が出力した直流電圧とパルス発生器24で発生の方形
パルスを合成してダミー電池12の電池端子10と挿入
子18の電池端子16との間へ加えるスイッチング素子
26(図5参照)を有することをも特徴とする。また、
前記ダミー電池は円柱状に形成された、ことをも特徴と
する。
【0015】
【作用】本発明の装置では、機器200の電池挿入口2
08を開き、同挿入口208へ先行挿入子18をその頭
部14から差し込み、続いてダミー電池12も差し入れ
る。
08を開き、同挿入口208へ先行挿入子18をその頭
部14から差し込み、続いてダミー電池12も差し入れ
る。
【0016】これによりダミー電池12の電池端子10
と挿入子18の電池端子16とが図6のように+電極2
04と―電極206とに各々接し、定電圧直流電源20
の出力電圧が機器200内へ供給される。
と挿入子18の電池端子16とが図6のように+電極2
04と―電極206とに各々接し、定電圧直流電源20
の出力電圧が機器200内へ供給される。
【0017】したがって、試験前に機器200のケース
カバーを外して試験後にケースカバーを再び取り付ける
作業が不要となり、さらに、構造上から逆挿入も防がれ
る。
カバーを外して試験後にケースカバーを再び取り付ける
作業が不要となり、さらに、構造上から逆挿入も防がれ
る。
【0018】また、抵抗器22が機器200と定電圧直
流電源20との間に挿入され、その抵抗値が、機器20
0の電源電圧監視回路が検出すべき電圧値(アラームス
ライスレベル300)に前記直流電源20の電圧値を降
下させる抵抗値とされているので、定電圧直流電源20
の内部抵抗値が低い場合であっても、常に機器200の
電源入力(DC―DCコンバーターの出力)が図3
(B)の波形となり、このため、電池消耗のアラーム検
出が確実に行なわれているか否かを誤りなくチェックで
きる。
流電源20との間に挿入され、その抵抗値が、機器20
0の電源電圧監視回路が検出すべき電圧値(アラームス
ライスレベル300)に前記直流電源20の電圧値を降
下させる抵抗値とされているので、定電圧直流電源20
の内部抵抗値が低い場合であっても、常に機器200の
電源入力(DC―DCコンバーターの出力)が図3
(B)の波形となり、このため、電池消耗のアラーム検
出が確実に行なわれているか否かを誤りなくチェックで
きる。
【0019】また、パルス発生器24が指定された高
さ,幅の方形パルスを発生し、スイッチング素子26が
定電圧直流電源20の出力電圧とパルス発生器24の方
形パルスを合成して機器200へ入力することから、瞬
断の量及び時間が事前に判明した信頼性の高いDC瞬断
試験を行なえる。
さ,幅の方形パルスを発生し、スイッチング素子26が
定電圧直流電源20の出力電圧とパルス発生器24の方
形パルスを合成して機器200へ入力することから、瞬
断の量及び時間が事前に判明した信頼性の高いDC瞬断
試験を行なえる。
【0020】
【実施例】図1には第1実施例の構成が示されており、
同図において、試験台100上の手前側で左右方向中央
にダミー電池12が載置固定され、ダミー電池12は円
柱状に形成されてその図における左側端面に+の電池端
子10が設けられる。
同図において、試験台100上の手前側で左右方向中央
にダミー電池12が載置固定され、ダミー電池12は円
柱状に形成されてその図における左側端面に+の電池端
子10が設けられる。
【0021】また、ダミー電池12の図における右側端
面から先行挿入子18が伸長しており、この先行挿入子
18は先端側に略球状もしくは略円筒形状の頭部(太
部)を有して小径長寸に形成され、その頭部14には―
の電池電極16が設けられる。
面から先行挿入子18が伸長しており、この先行挿入子
18は先端側に略球状もしくは略円筒形状の頭部(太
部)を有して小径長寸に形成され、その頭部14には―
の電池電極16が設けられる。
【0022】そして試験台100の図における手前側の
壁面から+電極102,―電極104が突き出されてお
り、これらには端子10,16がダミー電池12内で接
続されている。
壁面から+電極102,―電極104が突き出されてお
り、これらには端子10,16がダミー電池12内で接
続されている。
【0023】さらに定電圧直流電源20は一定の直流電
圧を出力し、試験時には、その定電圧直流電源20の両
出力端子が+電極102,―電極104を介してダミー
電池12の電池端子10,先行挿入子18の電池端子1
6と各々接続される。
圧を出力し、試験時には、その定電圧直流電源20の両
出力端子が+電極102,―電極104を介してダミー
電池12の電池端子10,先行挿入子18の電池端子1
6と各々接続される。
【0024】試験に際しては、携帯機器200の電池挿
入口208が開けられ、その電池挿入口208へ先行挿
入子18がその頭部14から差し込まれ、続いてダミー
電池12も差し入れられる。
入口208が開けられ、その電池挿入口208へ先行挿
入子18がその頭部14から差し込まれ、続いてダミー
電池12も差し入れられる。
【0025】これによりダミー電池12の電池端子10
と挿入子18の電池端子16とが図6のように+電極2
04と―電極206とに各々接し、試験中は定電圧直流
電源20の出力電圧がダミー電池12,先行挿入子18
を介して携帯機器200内へ供給される。試験後、電池
挿入口208は閉じられる。
と挿入子18の電池端子16とが図6のように+電極2
04と―電極206とに各々接し、試験中は定電圧直流
電源20の出力電圧がダミー電池12,先行挿入子18
を介して携帯機器200内へ供給される。試験後、電池
挿入口208は閉じられる。
【0026】以上説明したように本実施例によれば、先
行挿入子18,ダミー電池12を携帯機器200の電池
挿入口208へ挿入するのみで試験を開始できることか
ら、試験の際に携帯機器200を分解して試験後に組み
立てる作業が不要となり、したがって、試験を効率良く
行うことが可能となる。
行挿入子18,ダミー電池12を携帯機器200の電池
挿入口208へ挿入するのみで試験を開始できることか
ら、試験の際に携帯機器200を分解して試験後に組み
立てる作業が不要となり、したがって、試験を効率良く
行うことが可能となる。
【0027】しかも、ダミー電池12を携帯機器200
の電池挿入口208から先に挿入できないことから、極
性を逆とする誤接続が確実に防止され、このため、不慣
れな作業員にも試験を任せられる。
の電池挿入口208から先に挿入できないことから、極
性を逆とする誤接続が確実に防止され、このため、不慣
れな作業員にも試験を任せられる。
【0028】図4では第2実施例の構成が説明されてお
り、本実施例においても第1実施例と同様にして定電圧
直流電源20が携帯機器200に接続される。ただし、
定電圧直流電源20と携帯機器200を結ぶ電源線の+
側に抵抗器22が挿入されており、その抵抗器22の抵
抗値は、携帯機器200の電源電圧監視回路が検出すべ
き電圧値(アラームスライスレベル300)に前記直流
電源20の電圧値を降下させる抵抗値とされている。
り、本実施例においても第1実施例と同様にして定電圧
直流電源20が携帯機器200に接続される。ただし、
定電圧直流電源20と携帯機器200を結ぶ電源線の+
側に抵抗器22が挿入されており、その抵抗器22の抵
抗値は、携帯機器200の電源電圧監視回路が検出すべ
き電圧値(アラームスライスレベル300)に前記直流
電源20の電圧値を降下させる抵抗値とされている。
【0029】このため、内部抵抗値の低い定電圧直流電
源20が携帯機器200に接続されてアラーム試験が行
なわれる場合であっても、携帯機器200に内蔵されて
定電圧直流電源20の負荷とされたDC―DCコンバー
ターの出力は図3(B)の波形となる。
源20が携帯機器200に接続されてアラーム試験が行
なわれる場合であっても、携帯機器200に内蔵されて
定電圧直流電源20の負荷とされたDC―DCコンバー
ターの出力は図3(B)の波形となる。
【0030】したがって本実施例によれば、定電圧直流
電源20の内部抵抗値にかかわらず、電池消耗のアラー
ム検出が確実に行なわれているか否かを誤りなくチェッ
クすることが可能となる。
電源20の内部抵抗値にかかわらず、電池消耗のアラー
ム検出が確実に行なわれているか否かを誤りなくチェッ
クすることが可能となる。
【0031】図5では第3実施例の構成が説明されてお
り、本実施例においては、DC瞬断試験が行なわれる。
同図において、定電圧直流電源20と携帯機器200を
結ぶ電源線の+側にスイッチング素子26が挿入されて
いる。
り、本実施例においては、DC瞬断試験が行なわれる。
同図において、定電圧直流電源20と携帯機器200を
結ぶ電源線の+側にスイッチング素子26が挿入されて
いる。
【0032】そのスイッチング素子26としてはトラン
ジスタが使用されており、このトランジスタにはパルス
発生器24の出力したパルスが抵抗器500を介して入
力される。
ジスタが使用されており、このトランジスタにはパルス
発生器24の出力したパルスが抵抗器500を介して入
力される。
【0033】パルス発生器24はDC瞬断試験の作業員
によって指定された高さ,幅の方形パルスを発生でき、
このため、図7のようにそのパルスの高さと幅で機器電
源電圧の瞬断量と瞬断時間とが各々定まる。
によって指定された高さ,幅の方形パルスを発生でき、
このため、図7のようにそのパルスの高さと幅で機器電
源電圧の瞬断量と瞬断時間とが各々定まる。
【0034】したがって本実施例によれば、瞬断の量及
び時間が事前に判明した信頼性の高いDC瞬断試験を行
なえる。
び時間が事前に判明した信頼性の高いDC瞬断試験を行
なえる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、機
器を分解することなくこれと定電圧直流電源とを容易に
かつ極性を誤るなく接続できるので、試験作業が効率良
く行なわれる。
器を分解することなくこれと定電圧直流電源とを容易に
かつ極性を誤るなく接続できるので、試験作業が効率良
く行なわれる。
【0036】また、出力電圧が低下した電池の内部抵抗
値とされた抵抗器を機器と定電圧直流電源との間に挿入
することにより、定電圧直流電源の内部抵抗値にかかわ
らず、電池消耗のアラーム検出機能を誤りなくチェック
できる信頼性の高い試験(アラーム試験)を行なうこと
が可能となる。
値とされた抵抗器を機器と定電圧直流電源との間に挿入
することにより、定電圧直流電源の内部抵抗値にかかわ
らず、電池消耗のアラーム検出機能を誤りなくチェック
できる信頼性の高い試験(アラーム試験)を行なうこと
が可能となる。
【0037】さらに、指定された高さ,幅の方形パルス
を発生させるパルス発生器を用意し、機器と定電圧直流
電源とを結ぶ電源線にスイッチング素子を挿入し、パル
ス発生器の出力パルスをスイッチング素子へ入力するこ
とで、瞬断の量及び時間が事前に判明した信頼性の高い
DC瞬断試験を行なうことも可能となる。
を発生させるパルス発生器を用意し、機器と定電圧直流
電源とを結ぶ電源線にスイッチング素子を挿入し、パル
ス発生器の出力パルスをスイッチング素子へ入力するこ
とで、瞬断の量及び時間が事前に判明した信頼性の高い
DC瞬断試験を行なうことも可能となる。
【図1】第1実施例の構成説明図である。
【図2】携帯機器における電池収納部分の説明図であ
る。
る。
【図3】携帯機器の電源入力波形説明図である。
【図4】第2実施例の構成説明図である。
【図5】第3実施例の構成説明図である。
【図6】ダミー電池及び先行挿入子の機器接続説明図で
ある。
ある。
【図7】第3実施例の作用を説明する電圧波形図であ
る。
る。
10 電池端子 12 ダミー電池 14 頭部 16 電池端子 18 先行挿入子 20 定電圧直流電源 22 抵抗器 24 パルス発生器 26 スイッチング素子 100 試験台 102 +電極 104 ―電極 200 機器 202 電池(乾電池) 204 +電極 206 ―電極 208 電池挿入口 300 アラームスライスレベル 500 抵抗器
Claims (4)
- 【請求項1】 一方の端面に電池端子が設けられたダミ
ー電池と、 ダミー電池の他方の端面から伸長し頭部先端に電池端子
が設けられた先行挿入子と、 ダミー電池の電池端子と先行挿入子の電池端子との間へ
一定の直流電圧を加える定電圧直流電源と、 を有する、 ことを特徴とした電池駆動型機器の試験装置。 - 【請求項2】 一方の端面に電池端子が設けられたダミ
ー電池と、 ダミー電池の他方の端面から伸長し頭部先端に電池端子
が設けられた先行挿入子と、 ダミー電池の電池端子と先行挿入子の電池端子との間へ
一定の直流電圧を加える定電圧直流電源と、 定電圧直流電源からダミー電池の電池端子または先行挿
入子の電池端子へ至る電源路に挿入され、電池駆動型機
器の電源電圧監視回路が検出すべき電圧値に前記定電圧
直流電源の電圧値を降下させる抵抗器と、 を有する、 ことを特徴とした電池駆動型機器の試験装置。 - 【請求項3】 一方の端面に電池端子が設けられたダミ
ー電池と、 ダミー電池の他方の端面から伸長し頭部先端に電池端子
が設けられた先行挿入子と、 一定の直流電圧を出力する定電圧直流電源と、 指定された高さ,幅の方形パルスを発生するパルス発生
器と、 定電圧直流電源が出力した直流電圧とパルス発生器で発
生の方形パルスを合成してダミー電池の電池端子と先行
挿入子の電池端子との間へ加えるスイッチング素子と、 を有する、 ことを特徴とした電池駆動型機器の試験装置。 - 【請求項4】 前記ダミー電池は円柱状に形成された、 ことを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3に
記載の電池駆動型機器の試験装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06276841A JP3100848B2 (ja) | 1994-11-10 | 1994-11-10 | 電池駆動型機器の試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06276841A JP3100848B2 (ja) | 1994-11-10 | 1994-11-10 | 電池駆動型機器の試験装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08136600A JPH08136600A (ja) | 1996-05-31 |
JP3100848B2 true JP3100848B2 (ja) | 2000-10-23 |
Family
ID=17575156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06276841A Expired - Fee Related JP3100848B2 (ja) | 1994-11-10 | 1994-11-10 | 電池駆動型機器の試験装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3100848B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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1994
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