JP2003185720A - 電池残量測定方法および該測定方法を用いた小型電気機器並びに電池パック - Google Patents

電池残量測定方法および該測定方法を用いた小型電気機器並びに電池パック

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Masahito Suzuki
雅人 鈴木
Yoshinari Aoshima
芳成 青嶋
Masaru Hasuda
大 蓮田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二次電池32を駆動源とする小型電気機器9
にあって、二次電池32から機能手段1に対して電力を
常時に供給しながら、現在の電池残量を正確に推定する
ことができる様にする。 【解決手段】 二次電池群11中に複数の二次電池32
・32を備えるとともに、各二次電池32を切換使用
し、少なくとも1つの二次電池32からの給電を停止で
きる様にする。そして、給電を停止中の二次電池32に
おける開放回路電圧を測定し、予め測定しておいた開放
回路電圧と電池容量との関係を示す開放回路電圧特性か
らその電池残量を推定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話や携帯
情報機器の様な各種の小型電気機器およびその小型電気
機器用の電池パックであって、特に電池残量の推定手段
を備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種電池残量の推定方法は、二次
電池の満充電状態を100%、端子電圧が下限値を下回
ると0%の電池残量と設定し、そこから充放電量を積算
して行くことによって、電池の現在容量を推定するもの
が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、100
%または0%の充電率に達して容量補正がなされること
なく充放電を繰り返すと、誤差が累積して正確な電池残
量を知ることは難しい。特に、携帯電話の待ち受け受信
時のような微小な放電量を正確に検出することは困難で
ある。
【0004】本発明者等はかかる問題について考察した
結果、負荷駆動用の電池を複数組設けて切換使用すると
ともに、通電停止中の電池電圧を測定することにより、
電池残量の絶対補正が行えることを知見した。
【0005】すなわち、電池容量の検出をすべき二次電
池について、図5(a)に例示する開放回路電圧特性
(以下、「OCV特性」という)を予め測定しておく。
そして、このOCV特性が二次電池の劣化や使用温度な
どに拘らず略一定に維持されることを利用すると、図5
(b)の如く、二次電池の開放回路電圧VaあるいはV
bを必要に応じて測定することにより、その測定時点に
おける電池残量aあるいはbを推測することができる。
【0006】更に充電開始直前の充電率がa[%]で、
充電終了直後の充電率がb[%]の場合、充電の終了直
後の充電率bから充電開始直前aの充電率を減算した
「差充電率」は、充電中に二次電池に供給された充電電
流を積分することにより得られる「充電量」だけ充電さ
れたことにより生じるものである。
【0007】そこで、この充電量を差容量で除算し更に
100倍することにより、満充電時における総容量(以
下、「満充電容量」という。)が、充電を満充電状態ま
で継続することなく算出される。
【0008】この様にして満充電容量が得られれば、そ
の満充電容量に測定時点の充電率を乗算することによ
り、「残容量」すなわち二次電池にどれくらいの容量が
残っているかが、二次電池の劣化状態を考慮することな
く算出されるのである。
【0009】本発明は上記した知見に基づいてなされた
ものであって、二次電池を切換使用し、給電を停止中の
電池における開放回路電圧を測定してその電池残量を絶
対補正することにより、比較的簡単な構成で電池残量を
正確に推定することができる電池残量検出方法およびそ
の検出方法を実施した小型電気機器と電池パックを提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる小型電気
機器9は、図1にその全体的な構成を概略的に示すごと
く、二次電池32を機能手段1の駆動源として使用する
とともに、二次電池32の電池残量を推定する手段2を
備えたものである。
【0011】更に二次電池32を複数備えて二次電池群
11を構成するとともに、各組の二次電池32は機能手
段1に対して切換手段7により択一的に駆動電力を供給
可能とする一方、電池残量推定手段2は、各二次電池3
2・32の電池残量を個別に推定可能としたことを特徴
とする。
【0012】電池残量推定手段2は、各二次電池32ご
とに予め図5(a)の様なOCV特性を検出手段3を用
いて個別に測定しておき、二次電池群11による機能手
段1に対する通電の停止中に、その使用停止中の二次電
池32における開放回路電圧を測定することにより、図
5(b)の如くOCV特性から電池残量を推定する。
【0013】なお、上記した構成のすべてまたは大部分
を、図2に例示する小型電気機器の本体ケース12内に
備えることも可能である。しかしながら、二次電池群1
1と電池残量推定手段2を電池ケース18内に収納し、
機能手段1とその機能手段1を制御する制御手段4とそ
の制御手段4の制御状態を示す表示手段5とを備えた本
体ケース12に対して着脱自在に構成することもでき
る。この場合、電池ケース18と本体ケース12間で有
線あるいは無線状態でデータの受渡を可能とするととも
に、電池残量推定手段2で算出された電池残量データは
本体ケース12側に送られ、表示手段5で表示される。
【0014】機能手段1は、定格電力でその通常動作が
維持される駆動モードと、微小電力でその最低限の動作
が維持される待機モードとを備え、二次電池群11を構
成する少なくとも1つの二次電池32によって常時に電
力が供給される。
【0015】なお電池ケース18内には更に、携帯式の
パソコン装置の様な各種の外部機器との間におけるデー
タの受渡手段8を備え、外部機器では受け取ったデータ
に対応したデータ処理を行わせることができる。
【0016】
【発明の効果】この発明は上記の如く、二次電池群11
中に複数の二次電池32を備えるとともに、各二次電池
32を切換使用し、給電を停止中の二次電池32におけ
る開放回路電圧を測定してその電池残量を推定すること
により、二次電池群11から電力を常時に供給しなが
ら、比較的簡単な構成で電池残量を正確に推定すること
ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明にかかる小型電気機器
を、図2〜図4に例示する如く、携帯電話10に実施し
た一例を示すがこれに限らず、ポケットタイプのパソコ
ンなど、電池を駆動源として使用した各種の小型電気機
器に対しても略同様に実施できることは勿論である。
【0018】携帯電話10は、図2にその外観形状を示
す如く、扁平な矩形箱状の本体ケース12の正面側に、
液晶表示板による表示画面13およびスピーカ14から
なる表示部15と、キーボード33およびマイク34か
らなる操作部17とを備える。
【0019】更に本体ケース12の裏面側には、電池ケ
ース18内にリチウムイオン電池の様な二次電池32を
内蔵した電池パック36を、電極35を介し本体ケース
12に対して着脱自在に取り付けるとともに、本体ケー
ス12と電池ケース18の内部に分散して制御に必要な
電子回路16を収納している。
【0020】図3は、携帯電話10に内蔵する電子回路
16がハードウェアとして備える機能を模式的に示した
ものであって、携帯電話10としての基本的な送受機能
を備えた送受信部19に加え、1チップマイコンを制御
の中心に備えた制御部20および記憶部21に格納され
たソフトウェアを利用した制御動作によって、データの
ダウンロードや映像表示の様な各種の機能を実現してい
る。なお、携帯電話10としての基本的な回路構成は従
来の多機能電話と略同様なので、詳細な説明は省略す
る。
【0021】本発明にあっては、図4に例示する如く、
上記した二次電池32は素電池を複数備えて所定の端子
電圧および電池容量に設計したものであって、その二次
電池32を複数組(本実施例にあっては2組)備えて二
次電池群11を構成している。
【0022】更に、制御回路23によって動作が制御さ
れる切換スイッチ38によって、各組の二次電池32・
32を択一的に切換使用可能とすることにより、少なく
とも一方の組の二次電池32による通電を停止できる様
にしている。更にまた、電池ケース18内には電池残量
監視部22を備え、各二次電池32の残容量を個別に把
握可能とする。
【0023】なお本実施例にあっては、2組の二次電池
32・32が同一容量のものを想定しているが、各二次
電池32の容量を異ならせ、必要とする供給電力に応じ
て使用する二次電池32を切り換えることも可能である
し、複数組の二次電池を並列に接続して同時に電力供給
させるなど、二次電池群11の構成および給電方法は限
定されるものでない。
【0024】ここで図4は、図3における電池残量監視
部22の構成を明確にするため、電池ケース18内の二
次電池群11に対する充放電に関する構成を中心に表し
たブロック図である。
【0025】各二次電池32からの出力電圧は、制御回
路23でその動作が制御される放電回路24を介して上
記した各部に印加されることにより、通常は一方の二次
電池32を駆動電源として電子回路16は動作する。
【0026】また、商用交流電源25から出力される1
00〜200Vの商用交流電圧は、AC−DCコンバー
タ26により低圧の直流電圧に変換されたのち、本体ケ
ース12の下面に備えた着脱自在なコネクタ27を介
し、本体ケース12内の電子回路16に印加される。
【0027】この本体ケース12の外部から送られる直
流電圧は、二次電池群11に代えて電子回路16の各部
に駆動電力を供給可能とすると同時に、制御回路23で
制御される充電回路28によって充電電圧および充電電
流を制御しながら二次電池32に印加することにより、
上記した放電回路24と連動して各二次電池32におけ
る正確な電池残容量を把握しながら、所定の充電率まで
二次電池32を充電可能とする。
【0028】電池残量監視部22は、充電電流の大きさ
を検出可能とする充電電流センサ29を充電回路28
に、放電電流の大きさを検出可能とする放電電流センサ
30を放電回路24に各々設けるとともに、電池残量監
視部22の全体を制御するプログラム式の制御回路23
を備える。更に、2組の二次電池32・32における端
子電圧を制御回路23に入力し、その値を個別に検出で
きる様にしている。
【0029】そして、各センサ29・30による検出値
に基づいて二次電池11に対する充放電量を制御すると
同時に、例えば検出した充放電電流を積算するなど、電
池残量推定用プログラム3で規定するアルゴリズムによ
り、使用中の素電池群における現在の電池残容量をリア
ルタイムで算出して推定可能とする。
【0030】また、電池ケース18内には更に記憶回路
31と温度センサ32とを一体に内蔵し、記憶回路31
に備えた電池の特性情報と、温度センサ32による電池
表面における温度変化情報に基づき、前記した積算によ
る電池残量を補正するとともに、電池残量に関する報知
情報を保存可能とする。
【0031】ここで記憶回路31は、フラッシュメモリ
あるいは電池でバックアップされたRAMの様な書き換
え可能な記憶素子を備え、その記憶素子に対するデータ
の書き込みおよび読み出しを電池パック単独で可能とす
るとともに、消費電力を必要最小限に抑制された回路構
成をとる。
【0032】また、記憶回路31に格納される情報とし
ては、制御回路23で行われる制御に使用されるプログ
ラムと、そのプログラムで参照される電池残量を推定す
るための情報とが含まれる。そしてこれらの情報は、電
池パック36の使用に先立ってあるいは使用中に記憶回
路31中に書き込み或いはデータ更新が行われる一方、
必要に応じて任意のデータを電池パック36の外部に取
り出し、あるいは内部で参照可能としている。
【0033】電池パックに関する情報としては、電池パ
ック36の製造番号や製造日あるいは定格値の様な基本
データに加えて、内蔵する二次電池32を構成する素電
池の負荷特性、温度特性あるいは劣化特性の様な充放電
量を計算するの必要な電池の特性データや、充放電中に
おける電池残量およびその時点の時刻の様に、充放電中
は勿論、電池ケース18を本体ケース12から取り外し
たのちも電池の残容量の変化を推測するのに必要な各種
のデータが含まれる。
【0034】一方、制御回路23の制御に利用するプロ
グラムには、電池の電池残量を検出するためのアルゴリ
ズムを記載した電池残量推定用プログラムが含まれる。
本発明で実施するアルゴリズムとしては、二次電池32
のOCV特性を利用する方法が採用されている。
【0035】かかる方法は、二次電池32の使用前に図
5(a)で例示するOCV特性を測定し、その特定デー
タを記憶回路31に格納しておく。そして、切換スイッ
チ38の切り換えによって通電が停止された二次電池3
2の開放回路電圧を測定し、図5(b)でその時点にお
ける電池残量を推定するものである。しかしながら、か
かる方法に代えあるいは加えて、他のアルゴリズムで電
池残量を推定することは可能である。
【0036】例えば、満充電時の検出方法として、電池
温度の時間変化率がある設定値以上になった時点とする
方法、電池電圧が上昇後下降に転じて更にある設定値以
上降下した時点とする方法、電池電圧の時間に対する二
次微分が充電量100%に近い領域で正から負に変化し
た時点とする方法など、そのシステムに最適なアルゴリ
ズムが採用される。
【0037】更に、電池ケース18中の記憶回路31に
格納した電池特性情報を利用し、前記した満充電の検出
と充放電量の積算動作を、実際に使用している二次電池
32に対応させて行わせる。また、算出された電池残容
量とその時刻は絶えず記憶回路31中に記憶されてお
り、例えば電池ケース18を本体ケース12から一旦外
して再度取り付けた場合にあっては、取り外し中の経過
時間と放電特性とから自己放電量を推測し、電池ケース
18の取り外し前の電池残容量から自己放電量を引いて
現在容量の補正を行うことができる。
【0038】上記した構成にあって、電池パック36を
携帯電話10に装着すると、電池パック36中の記憶回
路31に格納した電気機器情報と電池パック情報とを利
用して電池残量監視部22を初期化するとともに、適宜
時期に、給電に使用する二次電池32を切換使用するこ
とにより、各二次電池32の電池残量の測定と充放電量
の積算動作を、実際に使用している携帯電話10および
二次電池32に対応させて行わせる。
【0039】また、算出された電池残容量とその時刻は
絶えず記憶回路31中に記憶されており、例えば電池ケ
ース18を本体ケース12から一旦外して再度取り付け
た場合にあっては、取り外し中の経過時間と放電特性と
から自己放電量を推測し、電池ケース18の取り外し前
の電池残容量から自己放電量を引いて現在容量の補正を
行うこともできる。
【0040】更に電池パック36の記憶回路31に格納
された電池残量推定用プログラムや電池残量推定用の情
報あるいはその他のデータは、データ通信部37を介し
て外部のデータ処理装置に送出可能としている。ここで
データ通信部37は、「Bluetooth」の様に、
電波や赤外線あるいは超音波等による短距離の無線状態
によるデータ通信、あるいはまた、電極35を介した有
線によるデータの受け渡しを可能とする汎用的あるいは
専用のものであって、そのデータ通信部37を携帯電話
10および外部のデータ処理装置の両者に備えることに
より、互いにデータの受け渡しあるいはデータ表示等の
データ処理を可能とするのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成の基本的な構成を示す概略図であ
る。
【図2】本発明を携帯電話とパソコン装置からなるデー
タ処理システムに実施した一例を示す斜視図である。
【図3】電子回路の構成を概略的に示すブロック図であ
る。
【図4】電池残量監視部の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】電池残量の測定原理を示すグラフであって、
(a)は開放回路電圧特性、(b)は電池の端子電圧と
電池残量の関係を各々示す。
【符号の説明】
1 機能手段 2 電池残量推定手段 3 検出手段 4 制御手段 5 表示手段 6 操作手段 7 切換手段 8 データ受渡手段 9 小型電気機器 10 携帯電話 11 二次電池群 12 本体ケース 13 表示画面 14 スピーカ 15 表示部 16 電子回路 17 操作部 18 電池ケース 19 送受信部 20 制御部 21 記憶部 22 電池残量監視部 23 制御回路 24 放電回路 25 商用交流電源 26 AC−DCコンバータ 27 コネクタ 28 充電回路 29 充電電流センサ 30 放電電流センサ 31 記憶回路 32 二次電池 33 キーボード 34 マイク 35 電極 36 電池パック 37 データ通信部 38 切換スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蓮田 大 大阪府茨木市丑寅1丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 Fターム(参考) 2G016 CB11 CB12 CB21 CB22 CB31 CC01 CC03 CC06 CC07 CC12 CC13 CC23 CC27 CC28 CD02 CD03 CE03 CE07 CF06 5G003 BA04 DA02 DA18 EA05 GC05 5H030 AA03 AS06 AS11 FF41 FF44 5H040 AA00 AA40 AS13

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機能手段の駆動源として使用される二次
    電池の電池残量を測定する方法であって、 前記二次電池を複数備えて二次電池群を構成するととも
    に、各二次電池は前記機能手段に対して択一的に駆動電
    力を供給可能とする一方、 各二次電池の通電停止期間に対応して電池残量を測定す
    ることを特徴とする電池残量測定方法。
  2. 【請求項2】 前記通電停止中に行われる電池残量の測
    定は、各二次電池毎に予め、電池容量と開放回路電圧と
    の関係を示す開放回路電圧特性を個別に測定しておき、
    二次電池による機能手段に対する通電の停止中に、該通
    電停止中の二次電池の開放回路電圧を測定することによ
    って電池残量を推定する請求項1記載の電池残量測定方
    法。
  3. 【請求項3】 前記機能手段は、定格電力でその通常動
    作が維持される駆動モードと、微小電力でその最低限の
    動作が維持される待機モードとを備え、前記二次電池の
    切り換えによって、前記機能手段には常時に電力が供給
    される請求項1または2記載の電池残量測定方法。
  4. 【請求項4】 二次電池を機能手段の駆動源として使用
    するとともに、前記二次電池の電池残量推定手段を備え
    た小型電気機器であって、 前記二次電池を複数備えて二次電池群を構成するととも
    に、各二次電池は前記機能手段に対して択一的に駆動電
    力を供給可能とする一方、前記電池残量推定手段は、各
    二次電池の電池残量を個別に推定可能としたことを特徴
    とする小型電気機器。
  5. 【請求項5】 前記電池残量推定手段は、各二次電池毎
    に予め開放回路電圧特性を個別に測定しておき、二次電
    池による機能手段に対する通電の停止中に、該通電停止
    中の二次電池の開放回路電圧を測定することによって電
    池残量を推定する請求項4記載の小型電気機器。
  6. 【請求項6】 前記二次電池群と電池残量推定手段は電
    池ケース内に収納され、前記機能手段と該機能手段を制
    御する制御手段と該制御手段の制御状態を示す表示手段
    とを備えた本体ケースに対して着脱自在に構成するとと
    もに、 前記電池ケースと本体ケース間で、データの受渡を可能
    とし、前記電池残量推定手段で算出された電池残量デー
    タは本体ケース側に送られ、前記表示手段で表示される
    請求項4または5記載の小型電気機器。
  7. 【請求項7】 前記機能手段は、定格電力でその通常動
    作が維持される駆動モードと、微小電力でその最低限の
    動作が維持される待機モードとを備え、常時に電力が供
    給される請求項4乃至6の何れかに記載の小型電気機
    器。
  8. 【請求項8】 機能手段を備えた小型電気機器の本体ケ
    ースに対して電池ケースを着脱自在に取り付け、電池ケ
    ース内に収納した二次電池から前記機能手段に対する給
    電を可能とする電池パックであって、 前記電池パック内には更に、電池残量の推定手段を備え
    るとともに、 前記二次電池を複数備えて二次電池群を構成し、各二次
    電池は前記機能手段に対して択一的に駆動電力を供給可
    能とする一方、 前記電池残量推定手段は、各二次電池の電池残量を個別
    に推定可能としたことを特徴とする電池パック。
  9. 【請求項9】 前記電池残量推定手段は、各二次電池毎
    に予め開放回路電圧特性を個別に測定しておき、二次電
    池による機能手段に対する通電の停止中に、該通電停止
    中の二次電池の開放回路電圧を測定することによって電
    池残量を推定する請求項8記載の電池パック。
  10. 【請求項10】 前記電池ケース内には更に、外部機器
    との間におけるデータの受渡手段を備え、 該外部機器では受け取ったデータに対応した表示を可能
    とする請求項8または9記載の電池パック。
  11. 【請求項11】 前記電池パックは、内部の二次電池の
    いずれか1つから電力が常時に供給可能とする請求項8
    乃至10の何れかに記載の電池パック。
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