JP4288765B2 - 煽り板 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車,特に商業車の荷台に用いられている煽り板に係り、特に、熱影響による変形が少なく、簡便,安価に実施でき環境保護への貢献も可能な煽り板に関する。
【0002】
【従来の技術】
煽り板はアッパフレーム,ロアフレーム,内板パネル,外板パネル等の部品から構成され、積載物の積み落しの容易化や積載物の保護,脱落防止を目的として荷台の側面や後部に取り付けられている。この煽り板の内、主に積載物の保護を目的として取り付けられている内板パネルには従来技術では木製合板や木製無垢材が使用されている。また、アッパフレームやロアフレーム等のフレーム部は鋼材が使用されると共に形状が、複雑であり高重量のものが一般である。また、外観美や防錆性確保のためボディ並みの塗装が施されている。また、外板パネルとしては強度上金属板が用いられているが、外観美向上の観点から化粧手段を施すものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
内板パネルは前記したように木材合板等からなるが、木材合板等の場合は劣化が生じ易く、かつリサイクルが困難であり、最近では樹脂パネルへの代替が促進される。また、従来のフレーム部は前記のように複雑構造で高重量のものからなり、部品点数が多く、これ等を結合するため締結手段が必要となりコスト高のものとなる。また、防錆性確保等のための塗装が必要になり、更にコスト高のものとなる。
【0004】
また、従来の煽り板の場合、アッパフレーム,ロアフレーム及び側端部フレーム等のフレーム部に内板パネルや外板パネル等のパネル部を固定するにはボルト等を用いて直接固定するものがほとんどである。そのため、フレーム部のパネル部の取り付け部位における形状精度が悪いとパネル部が正しく取り付けられない問題点がある。また、フレーム部に樹脂製パネル部を直接固定してパネル部の自由変形を拘束するとパネル部の熱変形が吸収されず、パネル部に反りやはらみ等が生じ、外観美や機能性を低下させる問題点がある。また、従来技術では内板パネルと外板パネルとが別々に取り付けられているものがほとんどであり、その固定方法も複雑であり多くの締結具を必要とする問題点がある。
【0005】
煽り板のパネル部とは異なるが、これに類する平板状形状の合成樹脂成形品に関する公知技術の1つとして実開平6−81876号公報が挙げられる。この「再生合成樹脂成形品」は従来の木材のものをプラスチック製品としたものであり、発泡合成樹脂材料のコア層の表面に非発泡合成樹脂の外層を一体的に成形したものである。前記コア層が煽り板の内板パネルに類似し、前記外層が外板パネルに類似するものと言えるが、この外層はコア層と一体成形されたものであり、後に説明する本発明のように樹脂クリップで互いに接合固定したものではない。
【0006】
本発明は、以上の事情に鑑みて発明されたものであり、熱影響による変形,反りが少なく、部品点数が大幅に低減し簡易化,低コスト化が図れ、環境保護へ貢献可能な煽り板を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のうち、請求項1にかかる発明は、以上の目的を達成するために、アッパフレーム,ロアフレーム及び左右の側端部フレームを枠体状に連結してなるフレーム部と、該フレーム部により周辺を幅方向に弾性挟持され互いに重合して固定される内板パネル及び外板パネルからなるパネル部とから構成され、車両荷台の左右側面及び後面に配設される煽り板であって、前記フレーム部はアルミ押出材からなり、内板パネルは熱可塑性樹脂材からなり、外板パネルは化粧パネルからそれぞれなり、前記アッパフレーム及びロアフレームには、挿入される前記パネル部の上下の端部両側面を挟持する溝部が形成され、前記パネル部の端部は、溝部の一面に対向する一側面と、溝部の他面に対向する他側面と、溝部の内底面に対向する端面とを有し、前記一側面と前記端面とを接続する端縁部と前記他側面とが前記溝部に弾性挟持され、前記一側面は端縁部と、前記溝部との間に若干の隙間を形成する端部側面とを有し、溝部の内底面とパネル部の端面との間に隙間が形成されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、アッパフレーム,ロアフレーム及び左右の側端部フレームを枠体状に連結してなるフレーム部と、該フレーム部により周辺を幅方向に弾性狭持され互いに重合して固定される内板パネル及び外板パネルからなるパネル部とから構成され、車両荷台の左右側面及び後面に配設される煽り板であって、前記フレーム部はアルミ押出材からなり、内板パネルは熱可塑性樹脂材からなり、外板パネルは化粧パネルからそれぞれなり、前記アッパフレーム及びロアフレームには、挿入される前記パネル部の上下の端部両側面を挟持する溝部が形成され、前記内板パネルの端縁には該内板パネルと前記外板パネルを重合固定するための樹脂クリップが一体的に形成され、該樹脂クリップは樹脂ヒンジを介して内板パネルに片持ち支持されると共に屈曲時に前記内板パネルの端面及び前記外板パネルの側面に当接可能な薄板弾性部材からなり、前記内板パネルの端面側と前記樹脂クリップ側には互いに嵌合する雄雌の嵌合部が形成されることを特徴とする。
前記樹脂クリップの前記樹脂ヒンジはヒンジ効果を保有すべく成形後高温時に数回折り曲げられて分子配向されることを特徴とする。また、前記パネル部と前記溝部との幅方向には若干の隙間が形成され、前記パネル部の端面側に折り込まれた前記樹脂クリップの前記薄板弾性部材は前記フレーム部側に弾性力を付加した状態で溝部内に収納されることを特徴とする。
【0008】
また、前記フレーム部のアッパフレーム及びロアフレームの左右側に連結固定される側端部フレームは、前記アッパフレーム及びロアフレームに直接嵌まり込む形状又はアッパフレーム及びロアフレーム側に嵌まり込み可能な形状の締結板部材により前記アッパフレーム及びロアフレーム側に固定される形状からなることを特徴とする。また、前記内板パネルが、ポリプロピレン発泡体又はコア層がポリプロピレンの廃材でスキン層がポリプロピレン初期材からなることを特徴とする。また、前記外板パネルがカラ鋼板,アルミ板又は樹脂パネルに塗装フィルム,デカールをラミネートしたものからなることを特徴とする。また、前記内板パネルには軽量化のための肉ヌスミ部が形成されることを特徴とするものである。
【0009】
内板パネルは樹脂パネルからなり、従来の木材のような問題点はなく、かつリサイクル可能である。また、外板パネルもカラ鋼板やフィルム等をラミネートした化粧板が用いられ製作が容易であり低コスト化できる。また、アッパフレーム等のフレーム部はアルミ押出材からなり、防錆処理が不要となり、かつ外観美の向上も図れる。また、パネル部はフレーム部の溝部に挿入されて保持されるもので若干の間隙があり、熱変形時における変形の自由度もある。また、内板パネルと外板パネルとは樹脂クリップを介して重合連結され、かつこの樹脂クリップの薄板弾性部材がフレーム部側に弾性力を付加するため、パネル部はフレーム部の溝部に確実に保持される。また、締結具をほとんど使用しないため組付け作業の効率化や低コスト化が図れる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の煽り板の実施の形態を図面を参照して詳述する。図1は本発明の煽り板の全体構造を示す断面図である。図示のように、煽り板1は、図示のような横断面形状のアッパフレーム4と、同じく図示のような横断面形状のロアフレーム5と、これ等の側面に固定される図略の側端部フレーム等とからなるフレーム部2と、内板パネル6及びこれに重合する外板パネル7とからなるパネル部3等とから構成される。なお、アッパフレーム4及びロアフレーム5は車両の左右方向に沿って上下に並設されるフレーム部材からなり、図示のように溝部8,9がそれぞれ凹設される。また、アッパフレーム4やロアフレーム5が図示のように補強部材で連結されるやや複雑な横断面形状からなるのはこれ等を高剛性に形成する必要があるためである。また、ロアフレーム5の下端側には図1及び図5(a)に示すように煽り板1の開閉用のヒンジ10の係着する係着部11が形成される。なお、この係着部11のヒンジ10の係着されない部分には図5(b)に示すようにアンダキャップ12が係着される。また、溝部8,9の幅は、内板パネル6と外板パネル7とが重合したパネル部3の幅寸法よりも広幅のものからなり、パネル部3の端部は溝部8,9内に楽に挿入可能である。
【0011】
図1,図2に示すように、内板パネル6は平板状の板部材からなり熱可塑性樹脂材からなる。この上下の端縁には樹脂クリップ13が一体的に連結形成される。また、内板パネル6の端縁のほぼ中央部には例えば矢印のような嵌合部である雌型嵌合溝14が形成される。樹脂クリップ13は内板パネル6側に連結される薄肉の樹脂ヒンジ15と、これに連結して伸延する水平薄板弾性部材16と、これからほぼ直角に折り曲がって伸延する垂直薄板弾性部材17とからなる。また、水平薄肉弾性部材16の長さは内板パネル6とこれに重合される外板パネル7とを合わせた幅寸法とほぼ等しいものからなる。また、水平薄肉弾性部材16のほぼ中央部には嵌合部である雄型嵌合片18が突出形成される。なお、この雄型嵌合片18は樹脂クリップ13を図示の状態から180°折り曲げて水平薄肉弾性部材16及び垂直薄肉弾性部材17をパネル部3側に当接せしめた場合に雌型嵌合溝14に丁度嵌まり込む形状のものからなる。また、内板パネル6には図2に示すように軽量化のための肉ヌスミ部19が形成されるが、この肉ヌスミ部19は図1に示すようになくても勿論よい。
【0012】
外板パネル7は、本実施の形態では化粧パネルからなり、例えばカラ鋼やアルミ板に化粧手段を施したものからなる。また、外板パネル7としては例えば樹脂パネルに塗装フィルム又はデカールなどの外装フィルムをラミネートするものも採用される。
【0013】
次に、本実施の形態の煽り板1の製作方法を説明する。まず、図2に示すように内板パネル6の一側面に外板パネル6を重ねる。この場合、両者間に接着剤を介在させてもよい。次に、図2に示すように内板パネル6の樹脂クリップ13を矢印方向にほぼ180°回動させると図3に示すように樹脂クリップ13の水平薄肉弾性部材16が内板パネル6と外板パネル7の端面に当接し、垂直薄肉弾性部材17は外板パネルの7の外面にほぼ当接する状態となり内板パネル6と外板パネル7は重合されて一体構造のものからなる。なお、この際、前記したように雄型嵌合片18は雌型嵌合溝14に嵌まり込み樹脂クリップ13を内板パネル6側に拘束する。また、樹脂クリップ13の樹脂ヒンジ15は樹脂クリップ13の蝶番部として機能するもので成形後の高温時に数回折り曲げられ分子配向されたものであり、図3のように樹脂クリップ13をほぼ180°曲げても亀裂することはなくヒンジ機能を発揮することができる。
【0014】
以上のように、重合された内板パネル6と外板パネル7からなるパネル部3の端部を図3に示すようにアッパフレーム2及びロアフレーム5の溝部8,9に挿入する。この場合、図3のように樹脂クリップ13の垂直薄肉弾性部材17はやや外開き状態にあるため、パネル部3を溝部8,9に押し込むと図4に示すように垂直薄肉弾性部材17が溝部8,9に圧接し、フレーム部2側に弾性的な押圧力を付加する。それにより、パネル部3はフレーム部側に弾性支持された状態で挿着される。そのため、パネル部3は従来技術のように溝部8,9に完全に拘束されるものでなく熱変形時等において変形可能な自由を有する。以上により、アッパフレーム4とロアフレーム5間にパネル部3が挿着されたら、アッパフレーム4とロアフレーム5の両側面に側端部フレーム(図略)を固定する。以上により煽り板1が完成される。
【0015】
図6乃至図12はアッパフレーム4及びロアフレーム5と側端部フレームとの連結構造を示すものである。図6は図7に示す形状のアッパフレーム4に図8に示すような側端部フレーム20を連結して固定したものであり、ロアフレーム5と側端部フレーム20との連結固定も同様である。図7のアッパフレーム4は煽り板1の上端に水平に配設される部材からなり、その横断面は図1等に示したものからなる。なお、図1に示すようにアッパフレーム4の下方端には傾斜部21が形成される。一方、側端部フレーム20は図8に示すようにコ字形状断面からなり、その一側面には鍔部22が折り曲げ形成される。なお、鍔部22は上端から適宜長さだけ切り取られる。
【0016】
図6に示すように、図7のアッパフレーム4の側面に図8に示す側端部フレーム20を嵌め込み、その鍔部22の上端とアッパフレーム4の傾斜部21や側端部フレーム20とアッパフレーム4との合わせ部を溶着して固定する。なお、溶着の替りに接着固定でもよい。次に、アッパフレーム4と側端部フレーム20の重合面の部位をリベット23により締結する。なお、リベットの替りにスポット溶接等によって両者を固着してもよい。以上により、アッパフレーム4と側端部フレーム20とが連結固定される。
【0017】
図9乃至図12はアッパフレーム4と側端部フレーム20との前記とは異なる連結固定構造を示すものである。この場合のアッパフレーム4は図10に示すようにその端部が斜めにカットされて傾斜面24を形成する。一方、側端部フレーム20aはアッパフレーム4の係止や面24と合致する傾斜面25を形成する平板部材からなる。一方、本実施の形態では締結板26が用いられ、アッパフレーム4と側端部フレーム20aとを連結固定する。この締結板26は図11に示すようにアッパフレーム4側に嵌まり込み可能なコ字形状断面の部材からなる。なお、締結板26の替りに図12に示すようにL型の側面部27を有する締結板26aでもよい。まず、図10に示すようにアッパフレーム4の傾斜面24に側面部フレーム20aの傾斜面25を合わせ両者を溶接等により固定する。次に、図9に示すように、図11又は図12に示した締結板26,26aをアッパフレーム4や側端部フレーム20a側に嵌め込み、図9に示すように接合部をリベット23又はスポット溶接により固定する。以上により、アッパフレーム4と側端部フレーム20aとの連結固定が行われる。
【0018】
以上のように、枠体状に連結固定されたアッパフレーム4,ロアフレーム5及び側端部フレーム20,20からなるフレーム部2内に内板パネル6及び外板パネル7からなるパネル部3が保持される。このパネル部3は従来技術のようにボルト等により固定されず、自由度があるため、熱変形時においても反りやはらみ等が生じない。また、内板パネル6は合成樹脂のため従来の木材のものに較べて劣化が少なく、リサイクル材としても使用される。また、外板パネル7も化粧パネルであり、従来のものに較べて製作がし易く、低コスト化が図れる。また、アッパフレーム2等もアルミ押出材からなり、軽量で防錆性のものからなる。なお、以上の説明において、フレーム部2とパネル部3とは一切、ボルト結合しなかったが、中心の一部分で数箇所ボルト固定することも勿論考えられる。
【0019】
次に、本発明の煽り板の実施例を簡単に説明する。内板パネル6としては例えばコア層にポリプロピレンの廃材を用い、スキン層にポリプロピレン初期材が用いられる。これにより、廃材の有効利用ができる。また、その厚みは例えば15mmのものが採用される。また、外板パネル7としてはカラ鋼板やアルミ板が用いられ、フレーム部としてはアルミ押出材の3mmの板厚のものが採用される。勿論、材質については以上のものに限定するものではない。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば、熱変形時における変形の自由度があり、熱の影響による変形,反りが抑えられると共に、従来の煽り板に較べて部品点数の大幅低減と組み立ての簡易化ができる。また、低コスト化が可能となり、木材を使用せず、かつ廃材を使用するため環境保護に貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の煽り板の全体構造を示す横断面図。
【図2】本発明の煽り板の内板パネルの構造を示す横断面図。
【図3】内板パネルと外板パネルの重合連結状態を示す部分拡大横断面図。
【図4】内板パネル及び外板パネルからなるパネル部のアッパフレームへの挿着状態を示す拡大部分横断面図。
【図5】ロアフレームに係着するヒンジ及びアンダキャップを示す部分横断面図。
【図6】本発明の煽り板におけるアッパフレームと側端部フレームとの連結固定構造を示す部分正面図。
【図7】図6におけるアッパフレームを示す斜視図。
【図8】図6における側端部フレームを示す斜視図。
【図9】本発明の煽り板におけるアッパフレームと側端部フレームとの連結固定構造の他の実施の形態を示す部分正面図。
【図10】図9におけるアッパフレーム及び側端部フレームを示す斜視図。
【図11】図9における締結板の構造を示す斜視図。
【図12】図9における締結板の他の実施の形態を示す斜視図。
【符号の説明】
1 煽り板
2 フレーム部
3 パネル部
4 アッパフレーム
5 ロアフレーム
6 内板パネル
7 外板パネル
8 溝部
9 溝部
10 ヒンジ
11 係着部
12 アンダキャップ
13 樹脂クリップ
14 雌型嵌合溝
15 樹脂ヒンジ
16 水平薄肉弾性部材
17 垂直薄肉弾性部材
18 雄型嵌合片
19 肉ヌスミ部
20 側端部フレーム
20a 側端部フレーム

Claims (8)

  1. アッパフレーム,ロアフレーム及び左右の側端部フレームを枠体状に連結してなるフレーム部と、該フレーム部により周辺を幅方向に弾性挟持され互いに重合して固定される内板パネル及び外板パネルからなるパネル部とから構成され、車両荷台の左右側面及び後面に配設される煽り板であって、前記フレーム部はアルミ押出材からなり、内板パネルは熱可塑性樹脂材からなり、外板パネルは化粧パネルからそれぞれなり、前記アッパフレーム及びロアフレームには、挿入される前記パネル部の上下の端部両側面を挟持する溝部が形成され、前記パネル部の端部は、溝部の一面に対向する一側面と、溝部の他面に対向する他側面と、溝部の内底面に対向する端面とを有し、前記一側面と前記端面とを接続する端縁部と前記他側面とが前記溝部に弾性挟持され、前記一側面は端縁部と、前記溝部との間に若干の隙間を形成する端部側面とを有し、溝部の内底面とパネル部の端面との間に隙間が形成されていることを特徴とする煽り板。
  2. アッパフレーム,ロアフレーム及び左右の側端部フレームを枠体状に連結してなるフレーム部と、該フレーム部により周辺を幅方向に弾性狭持され互いに重合して固定される内板パネル及び外板パネルからなるパネル部とから構成され、車両荷台の左右側面及び後面に配設される煽り板であって、前記フレーム部はアルミ押出材からなり、内板パネルは熱可塑性樹脂材からなり、外板パネルは化粧パネルからそれぞれなり、前記アッパフレーム及びロアフレームには、挿入される前記パネル部の上下の端部両側面を挟持する溝部が形成され、前記内板パネルの端縁には該内板パネルと前記外板パネルを重合固定するための樹脂クリップが一体的に形成され、該樹脂クリップは樹脂ヒンジを介して内板パネルに片持ち支持されると共に屈曲時に前記内板パネルの端面及び前記外板パネルの側面に当接可能な薄板弾性部材からなり、前記内板パネルの端面側と前記樹脂クリップ側には互いに嵌合する雄雌の嵌合部が形成されることを特徴とする煽り板。
  3. 前記樹脂クリップの前記樹脂ヒンジはヒンジ効果を保有すべく成形後高温時に数回折り曲げられて分子配向されるものである請求項2に記載の煽り板。
  4. 前記パネル部と前記溝部との幅方向には若干の隙間が形成され、前記パネル部の端面側に折り込まれた前記樹脂クリップの前記薄板弾性部材は前記フレーム部側に弾性力を付加した状態で溝部内に収納されることを特徴とする請求項2に記載の煽り板。
  5. 前記フレーム部のアッパフレーム及びロアフレームの左右側に連結固定される側端部フレームは、前記アッパフレーム及びロアフレームに直接嵌まり込む形状又はアッパフレーム及びロアフレーム側に嵌まり込み可能な形状の締結板部材により前記アッパフレーム及びロアフレーム側に固定される形状からなることを特徴とする請求項1に記載の煽り板。
  6. 前記内板パネルが、ポリプロピレン発泡体又はコア層がポリプロピレンの廃材でスキン層がポリプロピレン初期材からなる請求項1に記載の煽り板。
  7. 前記外板パネルがカラ鋼板,アルミ板又は樹脂パネルに塗装フィルム,デカールをラミネートしたものからなる請求項1に記載の煽り板。
  8. 前記内板パネルには軽量化のための肉ヌスミ部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の煽り板。
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