JP4286893B2 - 搬送装置、および記録媒体駆動装置 - Google Patents

搬送装置、および記録媒体駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4286893B2
JP4286893B2 JP2007541009A JP2007541009A JP4286893B2 JP 4286893 B2 JP4286893 B2 JP 4286893B2 JP 2007541009 A JP2007541009 A JP 2007541009A JP 2007541009 A JP2007541009 A JP 2007541009A JP 4286893 B2 JP4286893 B2 JP 4286893B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide
disk
arm
recording medium
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007541009A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2007046422A1 (ja
Inventor
英司 星仲
義博 市川
洋佑 網谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Corp filed Critical Pioneer Corp
Publication of JPWO2007046422A1 publication Critical patent/JPWO2007046422A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4286893B2 publication Critical patent/JP4286893B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/041Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs contained within cartridges
    • G11B17/043Direct insertion, i.e. without external loading means
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/05Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs not contained within cartridges
    • G11B17/051Direct insertion, i.e. without external loading means

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、ディスク状記録媒体を挿入排出する搬送装置、および搬送装置が設けられた記録媒体駆動装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、装置内部に挿入されたディスクをアームで所定位置に案内するディスク状記録媒体を装置内部に格納可能なディスク装置が知られている。(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この特許文献1に記載のものは、外装筐体の前面近傍の側面にガイド体と、駆動手段によりディスクの挿入方向にスライドする第1のスライド部材および第2のスライド部材と、これらのスライド部材にディスク面と平行に回動する第1の揺動体および第2の揺動体が設けられたディスク装置である。このディスク装置では、ディスクが挿入されると、ディスクの外周縁により第1の揺動体および第2の揺動体が押されて外方に回動し、ディスクを装置内部に案内する構成が採られている。
【0004】
【特許文献1】
特開2003−16710号公報(第8頁、図1ないし図7参照)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、近年、径寸法の異なるディスク、例えば直径12cmの大径ディスクおよび直径8cmの小径ディスクの双方を挿入可能なディスク装置が望まれている。しかしながら、径寸法の異なるディスクを保持するためには、それぞれに対応した動作が可能な構成が必要であり、特許文献1に記載のような従来の構成のディスク装置では、第1および第2の揺動体が単一の径寸法のディスクを搬送する動作をするため、このような複数の径寸法に対応することができない。また、径寸法の異なるディスクに対応して他の揺動体を設ける構成にすることも考えられるが、構成が複雑になり、装置のサイズも大きくなってしまうという問題が一例として挙げられる。
【0006】
本発明は、簡単な構成の搬送装置、および搬送装置を備えた記録媒体駆動装置を提供することを1つの目的とする。
課題を解決するための手段
[0007]
本発明の搬送装置は、ディスク状の記録媒体を装置内部に案内するとともに、前記記録媒体が搬送される搬送経路に対して進退可能に設けられるガイド部材と、前記ガイド部材が前記記録媒体を案内する案内状態を切り換えるストッパ部材と、一端部が前記記録媒体と当接するとともに他端部側が回動自在に設けられ、前記記録媒体の径寸法に対応して前記ストッパ部材による前記ガイド部材の前記案内状態を切り換えるロードアームとを備えた搬送手段と、前記ガイド部材が所定の案内状態となるように、前記ストッパ部材を付勢する付勢手段と、を具備したことを特徴とする。
[0008]
本発明の記録媒体駆動装置は、前述した本発明の搬送装置と、前記記録媒体を処理可能な処理部と、前記搬送装置、前記処理部を内部に収納するとともに前記記録媒体を出し入れ可能な出入口を備えた前記装置本体と、を具備したことを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
[0009]
[図1]本発明の一実施形態に係るディスク装置の装置本体内部を示す平面図である。
[図2]大径ディスクのディスク挿入初期時、およびディスク排出完了時におけるディスク装置の装置本体の内部を示す平面図である。
[図3]大径ディスクの搬送完了時におけるディスク装置の装置本体の内部を示す平面図である。
[図4]大径ディスクのクランプ完了時におけるディスク装置の装置本体の内部を示す平面図である。
[図5]小径ディスクのディスク挿入初期時、およびディスク排出完了時におけるディスク装置の装置本体の内部を示す平面図である。
[図6]小径ディスクの搬送完了時におけるディスク装置の装置本体の内部を示す平面図である。
[図7]小径ディスクのクランプ完了時におけるディスク装置の装置本体の内部を示す平面図である。
符号の説明
[0010]
1 …ディスクとしての光ディスク
1A …ディスクとしての大径ディスク
1B …ディスクとしての小径ディスク
10 …装置本体
24 …処理部としての情報処理部
30 …搬送装置
32 …搬送手段としてのリンク機構部
100 …ディスク装置
413E…付勢手段としての第1の板ばね
413F…付勢手段としての第2の板ばね
414 …ガイド部材としての8cmアーム
414A…ピン部材としてのアーム規制ピン
423 …ガイド部材としてのリンクアーム
423C…ピン部材としての係合突起
424 …ストッパ部材としてのスライドストッパ
424A…傾斜部としての傾斜当接部
424G1…係合溝としての切欠き
424G2…傾斜部としての規制傾斜部
431 …ガイド部材としてのアシストアーム
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るディスク装置の内部の概略を示す平面図である。
【0012】
[ディスク装置の構成]
図1において、100は、本発明の一実施形態に係る記録媒体駆動装置としてのディスク装置であり、このディスク装置100は、着脱可能に装着されるディスクとしての光ディスク1における少なくとも一面に設けられた図示しない記録面に記録された情報を読み出す情報処理である読取処理や記録面へ各種情報を記録する情報処理である記録処理をする。このディスク装置100は、例えば携帯型のパーソナルコンピュータなどの電気機器に装着されるいわゆる薄型のスロットインタイプで例示するが、例えばゲーム機や映像データの録画などの記録や再生のための処理をする再生装置などの単体の構成としてもよい。また、このディスク装置100は、光ディスク1として、直径12cmの大径ディスク1Aと、直径8cmの小径ディスク1Bとを収納することができる。なお、ディスク状記録媒体としては、光ディスク1に限らず、磁気ディスク、光磁気ディスクなどのいずれのディスク状記録媒体を対象とすることができる。そして、ディスク装置100は、例えば金属製で内部空間を有する略箱形状の装置本体10を備えて構成されている。なお、この装置本体10において、図1中下側を装置本体の正面10A、図1中の装置本体10の左側壁を左壁10B、図1中の装置本体10の右側壁を右壁10C、装置本体10の正面10Aの反対側を背面10Dと適宜称する。
【0013】
装置本体10の内部には、いわゆるトラバースメカ(Traverse Mechanism)と称されるディスク処理部20と、光ディスク1を搬送する搬送装置30と、図示しない制御回路部とが設けられている。そして、装置本体10の正面10Aには、光ディスク1を挿入排出するための出入口としてのスロット11が図1中左右方向に延びて形成されている。
【0014】
ディスク処理部20は、例えば金属板にて略板状に形成され一端が揺動自在に装置本体10に支持された台座部21を有している。この台座部21は、装置本体10の左壁10Bの正面10A側から、中心位置に向かって長手に形成されている。また、台座部21には、長手方向に沿って、長手状の処理開口部21Aが略中央に切欠形成されている。そして、台座部21の処理開口部21Aの一端側、すなわち装置本体10の略中心位置に、ディスク回転駆動手段22が配設されている。このディスク回転駆動手段22は、図示しないスピンドルモータと、このスピンドルモータの出力軸に一体的に設けられたターンテーブル23とを備えている。スピンドルモータは、制御回路部に制御可能に接続され、制御回路部から供給される電力により駆動する。ターンテーブル23は、装置本体10の内部の略中心部に設けられるとともに光ディスク1を回転駆動する駆動部である。
【0015】
また、台座部21には、処理部としての情報処理部24が配設されている。この情報処理部24は、一対のガイドシャフト25間に架橋する状態に支持されており、図示しない移動機構により処理開口部21A内でターンテーブル23に対して近接離隔される。この情報処理部24は、図示しない光源と、この光源からの光を収束するピックアップレンズ24Aと、光ディスク1で反射された出射光を検出する図示しない光センサとを有するピックアップを備えている。
【0016】
搬送装置30は、装置本体10に配設された、例えば制御回路部に動作制御される搬送モータ31と、光ディスク1の挿入および排出の際にこれを駆動する搬送手段としてのリンク機構部32とを備えている。
【0017】
リンク機構部32は、装置本体10の内部であってスロット11の左壁10B側に設けられたディスクガイド機構41と、装置本体10の内部であってスロット11の右壁10C側に設けられたディスク径検知機構42と、ターンテーブル23に配置された光ディスク1を排出するディスク排出機構43と、台座部21を揺動させる第1の駆動カム44及び第2の駆動カム45とを備えている。
【0018】
ディスクガイド機構41は、光ディスク1の挿入および排出の際の搬送を案内するガイドレバー411と、このガイドレバー411の正面10A側に接続されるディスクガイド412と、ブリッジプレート413と、ブリッジプレート413に回動自在に設けられるガイド部材としての8cmアーム414と、を備えている。
【0019】
ガイドレバー411は、光ディスク1の搬送方向に長手状に形成される棒状部材である。このガイドレバー411の側面には、内方側(光ディスク1が挿入される側)に、光ディスク1の搬送方向への移動を案内する合成樹脂製の案内部411Aが固定されている。この案内部411Aは、左壁10B側に向かって凹状となる案内溝が形成されており、光ディスク1の周縁をこの案内溝に摺接させて案内する。また、案内部411Aには、底部側に突出する回動規制ピン411Cが形成されている。さらに、このガイドレバー411の側面は、案内部411Aに続く背面10D側が、内方に向かって湾曲した形状に形成されており、光ディスク1の移動を規制している。
【0020】
そして、ガイドレバー411の背面10D側の端部には、天面側から底面側に貫通するガイドピン411Bが固定されている。このガイドピン411Bは、後述するブリッジプレート413および8cmアーム414に係止されている。また、ガイドレバー411の正面10A側端部は、ディスクガイド412が回動自在に接続されている。
【0021】
さらに、ガイドレバー411の正面10A側の端部には、左壁10Bに対向して板ばね411Dが設けられている。この板ばね411Dは、ガイドレバー411が左壁10B側に移動した際に、このガイドレバー411とディスクガイド412との接続部を内方側に付勢する。これにより、ガイドレバー411およびディスクガイド412の接続部が外方側に屈折することを防止している。
【0022】
ディスクガイド412は、長手状に形成され、一端部が装置本体10の左壁10B近傍に回動可能に取り付けられている。また、ディスクガイド412の他端部は前記したように、ガイドレバー411の一端部に回動可能に接続されている。これにより、ガイドレバー411の正面10A側端部は、ディスクガイド412の一端部を回動中心とし、ディスクガイド412の長さ寸法を径とした円弧上を回動運動可能となる。また、ディスクガイド412の底面側には、内方に突出するフランジ部412Aが形成されており、このフランジ部412Aに沿って、光ディスク1が挿入される際に光ディスク1の周縁部が摺接される摺接面412Bが形成されている。さらに、ディスクガイド412およびガイドレバー411の接続部は、光ディスク1を排出する際に、光ディスク1の周縁を正面10A側に押出す押出部412Cとなっている。
【0023】
ブリッジプレート413は、装置本体10の背面10D側に左右方向に亘って設けられる板状部材である。このブリッジプレート413は、前述した制御回路部の上方に覆うように設けられ、この制御回路部を保護している。そして、ブリッジプレート413の左壁10B側には、装置本体10の背面10D側角部から内部中心位置に向かって案内ガイド溝415が形成されている。
【0024】
この案内ガイド溝415は、前記ガイドレバー411およびディスクガイド412の接続部の回動軌跡と略平行する形状に形成される円弧溝415Aと、この円弧溝415Aに連続して光ディスク1の搬送方向に略沿って伸びる直線溝415Bと、この直線溝415Bに連続して形成されるとともに、直線溝415Bに対して所定の角度だけ装置本体10の中心位置方向に傾斜する傾斜溝415Cとを備えている。そして、この案内ガイド溝415には、ガイドレバー411の底面側に突出するガイドピン411Bが係止され、ガイドレバー411の移動を案内している。ここで、この直線溝415Bは、ターンテーブル23から直線溝415Bの延長線上に下ろした垂線の長さが小径ディスク1Bの半径と略同一寸法となるように設定されている。
【0025】
また、ブリッジプレート413の右壁10C側には、8cmアーム414が回動可能に軸支されている。さらに、ブリッジプレート413の中心部および右壁10C側には、8cmアーム414の軸支位置を中心とした円弧状のアーム規制溝413Aが形成され、8cmアーム414の回動範囲を規制している。
【0026】
そして、ブリッジプレート413の右壁10C側には、後述するディスク排出機構43のアシストアーム431が回動可能に軸支され、このアシストアーム431の回動中心とした円弧状のアシスト規制溝413Bが形成されている。また、ブリッジプレート413の略中心には、アシストアーム431に噛合するイジェクトアーム432が回動可能に軸支されている。さらに、ブリッジプレート413の正面10A側には、左右方向に長手となる制御溝413Cが形成されている。
【0027】
また、ブリッジプレート413の左壁10B側には、ばね制御窓413Dが開口形成されている。このばね制御窓413Dの背面10D側には、正面10A側に向かって、付勢手段としての第1の板ばね413Eおよび第2の板ばね413Fが固定されている。第1の板ばね413Eは、ばね制御窓413Dの右壁10C側に設けられ、第2の板ばね413Fは、ばね制御窓413Dの左壁10B側に第1の板ばね413Eから所定間隔だけ離れて設けられている。ここで、これらの第1の板ばね413Eおよび第2の板ばね413Fは、光ディスク1が挿入されていない状態(初期状態)において、後述するストッパ部材としてのスライドストッパ424を左右方向のどちらにも付勢しない位置に設けられている。また、これらの第1の板ばね413Eおよび第2の板ばね413Fの離間距離は、スライドストッパ424の左右移動距離よりも短く設定されている。
【0028】
さらには、ブリッジプレート413のばね制御窓413Dの左壁10B側には、プッシュアーム416が回動可能に軸支されている。このプッシュアーム416は、長手状に形成され長手一端部から軸支位置に向かってピン係止溝416Aが形成されている。このピン係止溝416Aには、ガイドレバー411のガイドピン411Bが案内ガイド溝415の円弧溝415Aを移動する際に、案内部411Aに形成された回動規制ピン411Cが挿通される。そして、ガイドレバー411がさらに左壁10B側に移動して、回動規制ピン411Cによりピン係止溝416Aが押されると、プッシュアーム416が左壁10B側に回動する。また、プッシュアーム416の右壁10C側には、底面側に突出してばね制御窓413Dに挿通される押え片416Bが形成されている。この押え片416Bは、プッシュアーム416の回動移動に応じてばね制御窓413D内を回動移動可能に設けられており、プッシュアーム416が最も左壁10B側に回動した状態で、後述するスライドストッパ424のプッシュストッパ424Dに当接可能に設けられている。そして、押え片416Bにプッシュストッパ424Dが当接して回動移動が規制されることで、プッシュアーム416の回動も規制され、ガイドレバー411を左壁10B側に移動させた状態(ガイド規制状態)で保持する。
【0029】
8cmアーム414は、前述したように、ブリッジプレート413の右壁10C側に回動可能に軸支されている。また、8cmアーム414は、底部側に突出するピン部材としてのアーム規制ピン414Aを備えており、このアーム規制ピン414Aがブリッジプレート413のアーム規制溝413Aに係止されている。さらに、8cmアーム414の先端部には、この8cmアーム414の長手に沿って形成されるガイドリンク溝414Bが形成されている。このガイドリンク溝414Bには、ガイドレバー411の天面側に突出するガイドピン411Bが係止されている。そして、8cmアーム414の軸支位置近傍には、8cmアーム414の左壁10B側先端部を正面10A側に付勢するアーム付勢ばね414Cが設けられている。このアーム付勢ばね414Cにより8cmアーム414は常に反時計周り方向に付勢されている。そして、この8cmアーム414によりガイドレバー411は、ガイドピン411Bが案内ガイド溝415の傾斜溝415Cの先端部に位置する初期状態に戻るように付勢されている。
【0030】
ディスク径検知機構42は、スロット11に挿入された光ディスク1が大径ディスク1Aである場合はディスクガイド機構41のガイドレバー411の移動規制を解除し、光ディスク1が小径ディスク1Bである場合にはガイドレバー411の移動を規制するものである。
【0031】
具体的には、ディスク径検知機構42は、一端部が光ディスク1と当接するとともに他端部側が装置本体10に回動自在とされたロードアーム421と、このロードアーム421に連結されロードアーム421の回動角度が大きい場合にガイドレバー411の移動規制を解除しロードアーム421の回動角度が小さい場合にはガイドレバー411の移動を規制するアームリンク機構422とを備えている。
【0032】
ロードアーム421は、一端部に光ディスク1の周縁部に当接するローラ状の当接部421Aが設けられ他端部が装置本体10に回動自在に支持されている。このロードアーム421は、細長い矩形状の板部材で形成されており、その長手方向に沿ってガイド溝421Bが形成されている。また、ロードアーム421は、図示しない付勢手段により、図1に示すような初期位置に戻るように、時計回り方向に付勢されている。
【0033】
アームリンク機構422は、ガイド溝421Bに案内される突起423Aが一端部に設けられた略平板状のガイド部材としてのリンクアーム423と、このリンクアーム423と一端部が連結された略平板状のストッパ部材としてのスライドストッパ424とを備えている。
【0034】
ロードアーム421及びリンクアーム423は、装置本体10内の右壁10C側にあり、かつ、ディスクガイド機構41のガイドレバー411およびディスクガイド412が配置された平面と略同じ平面内に配置されている。
【0035】
リンクアーム423は、他端側において、装置本体10に固定された回動軸423Bに対して回動自在に支持されており、回動軸423Bを挟んで突起423Aと対向する位置にピン部材としての係合突起423Cがリンクアーム423に形成されている。また、リンクアーム423の係合突起423Cが設けられる端部には、図示しない付勢部材が設けられ、右壁10C側に付勢している。これにより、ロードアーム421は、内方側、すなわち時計回りに付勢されている。
【0036】
スライドストッパ424は、ターンテーブル23より背面10D側において、ブリッジプレート413の底面部側に、図中左右方向に移動可能に配置されており、その右端部には、係合突起423Cに当接するとともに、光ディスク1の搬送方向に対して傾斜する傾斜部としての傾斜当接部424Aが形成されている。そして、光ディスク1として大径ディスク1Aが挿入され、ロードアーム421が回動すると、リンクアーム423も回動されて係合突起423Cが正面10A側に移動し、この係合突起423Cに当接する傾斜当接部424Aが押されるため、スライドストッパ424が右壁10C側にスライド移動する。また、スライドストッパ424には、ブリッジプレート413のアーム規制溝413Aの一部を閉塞可能な規制ストッパ424Bが設けられている。この規制ストッパ424Bは、上記のように、ロードアーム421が回動してスライドストッパ424が右壁10C側に移動すると、アーム規制溝413Aを開放して8cmアーム414のアーム規制ピン414Aが移動可能な状態(移動規制解除状態)となる。一方、ロードアーム421が初期位置に戻り、スライドストッパ424が初期状態に戻ると、アーム規制溝413Aを閉塞してアーム規制ピン414Aが移動できない状態となる。これにより、8cmアーム414に連結されたガイドレバー411の回動も規制され、ガイドレバー411も左壁10B側に移動可能となる。
【0037】
また、スライドストッパ424の正面10A側には、第2の駆動カム45のカムピン451が挿通されるカム連動溝424Cが形成されている。このカム連動溝424Cは左右方向に長手となるように形成され、この一部にカムピン451が挿通されて係合されている。すなわち、カム連動溝424Cとカムピン451との間には、所定距離の遊びが設けられている。これにより、第2の駆動カム45が左壁10B側に移動する場合、カムピン451がカム連動溝424Cの左端に当接するまでは、スライドストッパ424は移動せず、カムピン451がカム連動溝424Cの左端に当接して左壁10B側に押し込むことでスライドストッパ424は左壁10B側に移動する。
【0038】
さらに、スライドストッパ424の左壁10B側には、プッシュストッパ424Dが設けられている。このプッシュストッパ424Dは、第2の駆動カム45の移動によりスライドストッパ424が左壁10B側に移動すると、プッシュアーム416の押え片416Bに当接され、プッシュアーム416の回動を規制する。
【0039】
そして、スライドストッパ424の略中心位置には、イジェクト規制窓424Eが開口形成されている。このイジェクト規制窓424Eは、左右方向に伸びる大径ディスク用イジェクト規制溝424E1と、小径ディスク用イジェクト規制溝424E2とを備えている。これらの大径ディスク用イジェクト規制溝424E1、および小径ディスク用イジェクト規制溝424E2には、第2の駆動カム45の移動によりスライドストッパ424が左壁10B側に移動すると、後述するアシストアーム431のイジェクト規制ピン431Aが係合され、アシストアーム431の回動を規制する。また、これらの大径ディスク用イジェクト規制溝424E1、および小径ディスク用イジェクト規制溝424E2は端部がターンテーブル23から離れる方向に傾斜して形成されており、イジェクト規制ピン431Aがこの傾斜部に係合されることで、イジェクトアーム432と光ディスク1との間にクリアランスを確保することが可能となる。
【0040】
また、規制ストッパ424Bの右壁10C側には、凹状の係合溝としての切欠き424G1が背面10Dの右壁10C側に向かって形成されている。この切欠き424G1は、小径ディスク1Bをターンテーブル23にクランプする際に、アーム規制ピン414Aが係止することで8cmアーム414の移動を規制する。すなわち、小径ディスク1Bのクランプ時、スライドストッパ424が左壁10B側に移動すると、この切欠き424G1も左壁10B側に移動し、8cmアーム414のアーム規制ピン414Aが係合する。そして、スライドストッパ424がさらに左壁10B側に移動すると、アーム規制ピン414Aが切欠き424G1に沿って背面10D側に移動するため、8cmアーム414に連結されたガイドレバー411のガイドピン411Bも背面10D側に案内ガイド溝415の円弧溝415Aに沿って移動する。これにより、ガイドレバー411は円弧溝415Aに沿って左壁10B側に移動し、小径ディスク1Bとの間に所定のクリアランスが設けられた状態で位置決めされる(ガイド規制状態)。
【0041】
そして、スライドストッパ424の規制ストッパ424Bの背面10D側には、光ディスク1の搬送方向に対して傾斜する傾斜部としての規制傾斜部424G2が形成されている。この規制傾斜部424G2は、大径ディスク1Aがターンテーブル23にクランプされる際に、アーム規制ピン414Aが係合することで8cmアームの移動を規制する。すなわち、大径ディスク1Aのクランプ時、スライドストッパ424が左壁10B側に移動すると、この規制傾斜部424G2も左壁10B側に移動し、8cmアーム414のアーム規制ピン414Aが係合して傾斜に沿って背面10D側に移動する。これにより、8cmアーム414に連結されたガイドレバー411も円弧溝415Aに沿って左壁10B側に移動し、大径ディスク1Aとの間に所定のクリアランスが設けられた状態で位置決めされる(ガイド規制状態)。
【0042】
また、スライドストッパ424の左壁10B側には、プッシュストッパ424Dの近傍にばね係止突起424Fが形成されている。このばね係止突起424Fは、ブリッジプレート413のばね制御窓413Dの、第1の板ばね413Eおよび第2の板ばね413Fに挟まれる位置に設けられている。また、このばね係止突起424Fは、初期状態において、第1の板ばね413Eから付勢を受けない状態で、この第1の板ばね413Eに当接されている。そして、ロードアーム421の回動により、スライドストッパ424が右壁10C側に移動して移動規制解除状態になると、ばね係止突起424Fは、第1の板ばね413Eを右壁10C側に撓ませる。これにより、ばね係止突起424Fは第1の板ばね413Eから初期状態に戻る方向、すなわち左壁10Bに向かう方向に付勢力を受ける。また、ロードアーム421が初期位置に戻ると、係合突起423Cが傾斜当接部424Aから離れ、第1の板ばね413Eの付勢力によりばね係止突起424Fを左壁10B側に付勢される。これにより、スライドストッパ424は再び左壁10B側に移動して初期状態に戻る。
【0043】
また、第2の駆動カム45が左壁10B側に移動して、これに連動してスライドストッパ424が左壁10B側に移動してガイド規制状態になると、ばね係止突起424Fは、第2の板ばね413Fを押し込んで左壁10B側に撓ませる。これにより、ばね係止突起424Fは、第2の板ばね413Fから初期状態に戻る方向、すなわち右壁10C側に向かう方向に付勢力を受ける。また、第2の駆動カム45が右壁10C側に移動すると、スライドストッパ424は、第2の板ばね413Fの付勢力により右壁10C側に付勢され、右壁10C側に移動する。
【0044】
ディスク排出機構43は、光ディスク1をスロット11に押出して排出する機構である。このディスク排出機構43は、ガイド部材としてのアシストアーム431と、イジェクトアーム432とを備えている。
【0045】
アシストアーム431は、前述したように、ブリッジプレート413右壁10C側に回動自在に設けられ、アシスト規制溝413Bに係合するイジェクト規制ピン431Aを備えている。これにより、アシストアーム431は、アシスト規制溝413B内で回動範囲が規制されている。また、このイジェクト規制ピン431Aは前記したように、イジェクト規制窓424Eに挿通されており、スライドストッパ424が移動して、大径ディスク用イジェクト規制溝424E1、または小径ディスク用イジェクト規制溝424E2に係合されることで、アシストアーム431の回動が規制される。さらに、アシストアーム431の左壁10B側の一端部には、歯車431Bが形成されている。このアシストアーム431は図示しない付勢部材により反時計周り方向、すなわち歯車431Bが正面10A側に向かう方向に付勢されている。
【0046】
イジェクトアーム432は、前述したようにブリッジプレート413に回動可能に設けられ、ブリッジプレート413を挟んで底面側に位置する歯車部432Aと、ブリッジプレート413の天面側に位置する長手状のアーム部432Bと、を備えている。歯車部432Aは、アシストアーム431の歯車431Bに噛合しており、アシストアーム431の付勢力により、時計回り方向に付勢されている。この付勢力によりアーム部432Bが時計回り方向、すなわち光ディスク1をスロット11に押し出す方向に付勢されている。また、アーム部432Bの先端部には、光ディスク1の周縁と当接するローラ状の当接部432Cが設けられている。さらに、イジェクトアーム432の回動中心に対してアーム部432Bとは反対側には、アーム制御突起432Dが形成されている。このアーム制御突起432Dは、イジェクトアーム432が回動すると、8cmアーム414の側縁に当接する。
【0047】
第1の駆動カム44及び第2の駆動カム45には、それぞれ係合溝(図示せず)が形成されており、これらの係合溝に台座部21の2つの側面に形成された係合カム突起(図示せず)がそれぞれ係合される。第1の駆動カム44及び第2の駆動カム45は、略長尺状に形成されており、図示しないモータ及び歯車機構により長手方向に沿って進退される。これにより、台座部21はターンテーブル23に装着された光ディスク1の記録面に近接離隔するように揺動される。
【0048】
リンクアーム423と第1の駆動カム44とには、光ディスク1が大径ディスク1Aである場合にターンテーブル23へ送る光ディスク1の送り量を小さくし、光ディスク1が小径ディスク1Bである場合にターンテーブル23へ送る光ディスク1の送り量を大きくするディスク送り用カム部51が設けられている。
【0049】
このディスク送り用カム部51は、リンクアーム423に設けられた突起部52と、この突起部52と係合され第1の駆動カム44に形成されたカム溝53とを備えている。
【0050】
カム溝53は、大径ディスク1Aを送るための第1カム溝53Aと、小径ディスク1Bを送るための第2カム溝53Bと、これらの第1カム溝53A及び第2カム溝53Bとの一端部で合流される共通カム溝53Cとを備えて構成されている。第1カム溝53Aと第2カム溝53Bとは、それぞれ第1の駆動カム44の移動方向に延びて形成されている。
【0051】
第2の駆動カム45は、第1の駆動カム44に連結されており、この第1の駆動カム44の進退移動に連動して左右方向に進退移動する。そして、光ディスク1の中心がターンテーブル23の上に位置することを図示しないセンサが検出すると、第1の駆動カム44が背面10D側に移動して、第2の駆動カム45が左壁10B側に移動する。また、前述したように、第2の駆動カム45は天面側に突出するカムピン451を備え、このカムピン451がスライドストッパ424のカム連動溝424Cに係合している。そして、第2の駆動カム45の移動により、台座部21は光ディスク1の記録面に対して近接し、ターンテーブル23に対して光ディスク1がクランプされる。この状態で、ターンテーブル23が回転し、光ディスク1に情報が記録及び/又は再生される。
【0052】
〔ディスク装置の動作〕
次に上記ディスク装置100の動作について、図2ないし図7に基づいて説明する。図2は、大径ディスク1Aを挿入した場合のディスク挿入初期時、および大径ディスクの排出完了時におけるディスク装置の装置本体の内部を示す平面図である。図3は、大径ディスク挿入完了時におけるディスク装置の装置本体の内部を示す平面図である。図4は、大径ディスクのクランプ完了時におけるディスク装置の装置本体の内部を示す平面図である。
図5は、小径ディスクを挿入した場合のディスク挿入初期時および小径ディスクの排出完了時におけるディスク装置の装置本体の内部を模式的に示す平面図である。図6は、小径ディスクを挿入した場合の、ディスク挿入完了時におけるディスク装置の装置本体の内部を示す平面図である。図7は、小径ディスクを挿入した場合の、クランプ完了時におけるディスク装置の装置本体の内部を示す平面図である。
【0053】
(大径ディスクの挿入)
図1に示すような初期状態のディスク装置100にディスク径が12cmである大径ディスク1Aを挿入する際のディスク装置の動作を説明する。初期状態のディスク装置100のスロット11から大径ディスク1Aを挿入すると、図2に示すように、この大径ディスク1Aの周縁部がロードアーム421の当接部421Aを右壁10C側に押して回動させる。これにより、リンクアーム423が反時計周りに回動し、係合突起423Cが正面10A側に移動するため、傾斜当接部424Aが押しこまれてスライドストッパ424が右壁10C側にスライド移動する。このスライドストッパ424の移動により、規制ストッパ424Bがブリッジプレート413のアーム規制溝413Aから外れ、8cmアーム414の回動範囲の制御が解除される、すなわち移動規制解除状態となる。また、スライドストッパ424が右壁10C側に移動するため、ばね係止突起424Fは、ブリッジプレート413のばね制御窓413Dに設けられる第1の板ばね413Eを右壁10C側に押し込んで撓ませる。
【0054】
この状態でさらに大径ディスク1Aを奥に押し込むと、大径ディスク1Aの側縁がディスクガイド412の摺接面412Bに当接して、ディスクガイド412を左壁10B側に回動させる。また、ガイドレバー411も背面10D側に押し込まれ、ガイドピン411Bが案内ガイド溝415の傾斜溝415Cおよび直線溝415Bから円弧溝415Aに移動する。そして、ガイドピン411Bがこの円弧溝415Aに沿って左壁10B側に移動すると、ガイドレバー411は、大径ディスク1Aの搬送方向と略平行な状態を維持したまま左壁10B側に移動し、案内部411Aにて大径ディスク1Aの周縁部を案内する。この時、案内部411Aの回動規制ピン411Cがプッシュアーム416のピン係止溝416Aに係合され、プッシュアーム416も左壁10B側に回動する。
【0055】
この時、大径ディスク1Aの右端がロードアーム421の当接部421Aを通過すると、リンクアーム423に設けられた付勢手段により、ロードアーム421は、初期位置に戻るように付勢される。これにより、ロードアーム421が内方側に回動して係合突起423Cが背面10D側に移動する。そして、係合突起423Cが傾斜当接部424Aから離れて移動規制が解除されると、スライドストッパ424は、第1の板ばね413Eの付勢力によりばね係止突起424Fが左壁10B側に付勢され、再び初期状態に移動する。
【0056】
この後、図3に示すように、大径ディスク1Aの中心部が、ターンテーブル23上に移動してディスクの搬送が完了されると、ターンテーブル23に大径ディスク1Aがクランプされる。これには、大径ディスク1Aの挿入により、図示しない挿入検出スイッチが押され、第1の駆動カム44が正面10A側に移動する。この時、突起部52が第1の駆動カム44の第1カム溝53Aに挿通され、大径ディスク1Aとの間にクリアランスが設けられた状態でロードアーム421の位置が固定される。また、第1の駆動カム44の移動に連動して第2の駆動カム45も左壁10B側に移動する。そして、これらの第1の駆動カム44および第2の駆動カム45により台座部21が天面側に移動し、図4に示すように、大径ディスク1Aがクランプされる。
【0057】
この時、第2の駆動カム45の移動により、カムピン451もカム連動溝424Cに沿って左壁10B側に移動する。そして、カムピン451は、カム連動溝424Cの左端に当接すると、このカム連動溝424Cの左端を左壁10B側に押し込む。これにより、スライドストッパ424が左壁10B側に移動する。スライドストッパ424が所定寸法左壁10B側に移動すると、ばね係止突起424Fが第2の板ばね413Fを左壁10B側に押し込み撓ませる。
【0058】
また、スライドストッパ424の左壁10B側への移動により、規制傾斜部424G2に8cnアーム414のアーム規制ピン414Aが係合する。すなわち、アーム規制ピン414Aが規制傾斜部424G2の傾斜に沿って背面側に移動し、ガイドレバー411を左壁10B側に移動し、大径ディスク1Aとの間に所定寸法のクリアランスが設けられた状態で移動規制される(ガイド規制状態)。さらに、スライドストッパ424のプッシュストッパ424Dは、プッシュアーム416の押え片416Bを左壁10B側に押し込み、ガイドレバー411をより確実に左壁10B側に移動させて、その移動を規制する(ガイド規制状態)。
【0059】
また、スライドストッパ424の移動によりアシストアーム431のイジェクト規制ピン431Aが大径ディスク用イジェクト規制溝424E1に係合され、イジェクトアーム432の当接部432Cも大径ディスク1Aとの間に所定寸法のクリアランスが設けられた状態で移動が規制される(ガイド規制状態)。
【0060】
この後、利用者により例えば大径ディスク1Aの情報を処理する旨の操作信号に入力されると、情報処理部24は、大径ディスク1Aの記録面に対して所定波長の光を照射して、情報処理を実施する。
【0061】
(大径ディスクの排出)
次に、大径ディスク1Aを排出する動作を説明する。利用者により例えばイジェクトボタンが押されるなどすると、先ず、第1の駆動カム44が背面10D側に移動し、これに連動して第2の駆動カム45も右壁10C側に移動する。また、カムピン451も右壁10C側に移動するため、スライドストッパ424を左壁10B側に押さえつける応力がなくなる。従って、スライドストッパ424は、第2の板ばね413Fの付勢力によりばね係止突起424Fが右壁10C側に付勢され、右壁10C側に移動する。また、スライドストッパ424は、第2の板ばね413Fが初期位置、すなわち大径ディスク1Aの搬送方向と平行となる位置に戻った後、第2の駆動カム45のカムピン451がカム連動溝424Cの右端に当接して右壁10C側に押し込み、図3のような初期状態に戻る。さらに、上記のようにスライドストッパ424が右壁10C側に移動することで、プッシュストッパ424D、規制傾斜部424G2、およびイジェクト規制窓424Eも右壁10C側に移動する。そして、第2の駆動カム45が右壁10C側に移動することで、ターンテーブル23も底面側に移動して大径ディスク1Aのクランプ状態が解除され、同時にガイドレバー411およびイジェクトアーム432の移動規制が解除されて、大径ディスク1Aを保持する。そして、第1の駆動カム44が背面10D側に移動すると、ロードアーム421の移動規制も解除される。
【0062】
この後、イジェクトアーム432の付勢力により大径ディスク1Aが正面10A側に押出される。そして、大径ディスク1Aの左端縁がガイドレバー411およびディスクガイド412の接続部よりも正面10A側に排出されると、ディスクガイド412の押出部412Cが大径ディスク1Aの周縁を正面10A側に押出し、大径ディスク1Aが排出される。
【0063】
(小径ディスクの挿入)
次に、図1に示すような初期状態のディスク装置100にディスク径が8cmである小径ディスク1Bを挿入する際のディスク装置の動作を説明する。ディスク装置100のスロット11から小径ディスク1Bを挿入すると、図5に示すように、この小径ディスク1Bの周縁部がディスクガイド412を押し込んで左壁10B側に回動させる。この時、ガイドレバー411も背面10D側に押し込まれ、ガイドピン411Bが案内ガイド溝415の傾斜溝415Cから直線溝415Bに移動する。小径ディスク1Bをスロット11の略中央部から挿入した場合、ロードアーム421は回動されないため、小径ディスク1Bの挿入開始時には、スライドストッパ424はスライド移動しない。
【0064】
そして、小径ディスク1Bは、図6に示すように、ガイドレバー411、ロードアーム421、およびイジェクトアーム432によりターンテーブル23の上方に搬送される。小径ディスク1Bの中心部が、ターンテーブル23上に搬送されると、搬送完了状態となり、ターンテーブル23に小径ディスク1Bがクランプされる。これには、大径ディスク1Aのクランプと同様、図示しない挿入検出スイッチが押され、第1の駆動カム44および第2の駆動カム45が移動することで、台座部21が天面側に移動し、小径ディスク1Bがターンテーブル23にクランプされる。
【0065】
この時、大径ディスク1Aのクランプ時と同様、第2の駆動カム45が左壁10B側に移動して、カムピン451がスライドストッパ424のカム連動溝424Cの左端に当接すると、スライドストッパ424は、第2の駆動カム45とともに左壁10B側に移動する。スライドストッパ424が所定寸法左壁10B側に移動すると、ばね係止突起424Fが第2の板ばね413Fを左壁10B側に押し込み撓ませる。また、スライドストッパ424の切欠き424G1に、8cmアーム414のアーム規制ピン414Aが係合され、8cmアーム414とリンクするガイドレバー411が、小径ディスク1Bとの間に所定寸法のクリアランスが設けられた状態で移動規制される(ガイド規制状態)。
【0066】
また、スライドストッパ424の移動によりアシストアーム431のイジェクト規制ピン431Aが小径ディスク用イジェクト規制溝424E2に係合され、イジェクトアーム432の当接部432Cも小径ディスク1Bとの間に所定寸法のクリアランスが設けられた状態で移動が規制される(ガイド規制状態)。
【0067】
この後、利用者により例えば小径ディスク1Bの情報を処理する旨の操作信号に入力されると、情報処理部24は、小径ディスク1Bの記録面に対して所定波長の光を照射して、情報処理を実施する。
【0068】
(小径ディスクの排出)
次に、小径ディスク1Bを排出する動作を説明する。利用者により例えばイジェクトボタンが押されるなどすると、大径ディスク1Aの排出動作と同様に、先ず、第1の駆動カム44が背面10D側に移動し、これに連動して第2の駆動カム45も右壁10C側に移動する。また、カムピン451も右壁10C側に移動するため、スライドストッパ424を左壁10B側に押さえつける応力がなくなる。これにより、スライドストッパ424は、第2の板ばね413Fの付勢力で右壁10C側に移動する。また、スライドストッパ424は、第2の板ばね413Fが初期位置に戻った後、第2の駆動カム45のカムピン451がカム連動溝424Cの右端に当接し、右壁10C側に押し込むことで、図5のような初期状態に戻る。さらに、上記のようにスライドストッパ424が右壁10C側に移動することで、切欠き424G1、およびイジェクト規制窓424Eも右壁10C側に移動する。そして、第2の駆動カム45が右壁10C側に移動することで、ターンテーブル23も底面側に移動して小径ディスク1Bのクランプ状態が解除され、同時にガイドレバー411およびイジェクトアーム432の移動規制が解除されて、小径ディスク1Bを保持する。そして、第1の駆動カム44が背面10D側に移動すると、ロードアーム421の移動規制も解除される。この後、これらのガイドレバー411、イジェクトアーム432、ロードアーム421は、小径ディスク1Bを正面10A側に搬送し、正面10Aのスロット11から押し出して排出する。
【0069】
〔ディスク装置の作用効果〕
上述したように、上記一実施形態のディスク装置100では、スライドストッパ424は、左右方向にスライド移動させることで、初期状態、ガイド規制状態、および移動規制解除状態を切り換え可能に設けられている。そして、第1の板ばね413Eおよび第2の板ばね413Fは、ガイド規制状態および移動規制解除状態のスライドストッパ424を初期状態に戻る方向に付勢している。このため、スライドストッパ424の移動方向により、容易にガイド規制状態および移動規制解除状態を切り換えることができる。また、第1の板ばね413Eおよび第2の板ばね413Fにより、スライドストッパ424を初期状態に戻るように付勢するので、ガイド規制状態および移動規制解除状態以外においてスライドストッパ424を常に初期状態に戻すことができる。したがって、簡単な構成で初期状態、ガイド規制状態および移動規制解除状態を切り換えることができる。特に上記実施形態のように、薄型スロットインタイプのディスク装置100では、部品点数が増大したり、光ディスク1を搬送する機構のサイズが大きくなったりすると、装置内部が圧迫されて薄型化が困難になるが、上記のような簡単な構成にすることで、ディスク装置100の薄型化も実現できる。
【0070】
また、スライドストッパ424は、8cmアーム414のアーム規制ピン414Aとの係脱状態、リンクアーム433の係合突起423Cの係脱状態により、初期状態、ガイド規制状態および移動規制解除状態を切り換えている。このため、各状態を切り換えるために、複雑な構成が不要にでき、構成を簡単にできる。
【0071】
さらに、スライドストッパ424は、平板状に形成されているので、厚み寸法を抑えることができ、薄型化を実現できる。
【0072】
そして、第2の板ばね413Fは、ガイド規制状態において、スライドストッパ424の切欠き424G1または規制傾斜部424G2に係合された8cmアーム414のアーム規制ピン414Aを脱離させる方向に付勢している。このため、光ディスク1の排出時に、ターンテーブル23が底面側に移動すると同時にスライドストッパ424を右壁10C側に移動させることができ、ガイドレバー411、イジェクトアーム432を光ディスク1の保持が可能な位置に移動させることができる。すなわち、第2の板ばね413Fでスライドストッパ424のばね係止突起424Fを押出すだけの簡単な構成で、容易にガイドレバー411、イジェクトアーム432を移動させて光ディスク1を保持することができる。
【0073】
また、第1の板ばね413Eは、移動規制解除状態において、傾斜当接部424Aに係合されてスライドストッパ424を右壁10C側に押出す係合突起423Cが脱離すると、スライドストッパ424を左壁10B側に付勢して初期状態に移動させる。このため、スライドストッパ424は、大径ディスク1Aが挿入された際に、8cmアームのアーム規制ピン414Aの移動範囲を規制ストッパ424Bより背面10D側となる範囲に規制することができる。すなわち、第1の板ばね413Eでスライドストッパ424のばね係止突起424Fを左壁10B側に押出すだけの簡単な構成で、容易に8cmアーム414に連結されるガイドレバー411の移動範囲を規制することができる。
【0074】
〔実施形態の変形〕
なお、本発明は、上述した一実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むものである。
【0075】
例えば、上記実施形態では、板ばね413E,413Fは、ガイド規制状態および移動制御解除状態のスライドストッパ424を初期状態に戻るように付勢しているが、ガイド規制状態および移動制御状態のうちいずれかの一方の状態になるように付勢する構成としてもよい。
【0076】
また、背面10D側から正面10A側に向かって延びる第1の板ばね413Eおよび第2の板ばね413Fを設ける構成としたが、これに限定されない。例えば、背面10D側から1つの板ばねが正面10A側に向かって延出し、スライドストッパ424には、この板ばねを左右方向から挟んで2つのばね係止突起が形成されている構成としてもよい。この場合、スライドストッパ424が左壁10B側に移動すると、板ばねに右壁10C側のばね係止突起が当接して板ばねから右壁10C側への付勢力を受ける。また、スライドストッパ424が右壁10C側に移動すると、板ばねに左壁10B側のばね係止突起が当接し、左壁10B側への付勢力を受ける構成としてよい。
【0077】
さらに、スライドストッパ424に切欠き424G1および規制傾斜部424G2を設け、アーム規制ピン414Aが係脱される構成を示したが、これに限定されない。例えば、スライドストッパ424が係合ピンを備え、8cmアーム414の所定位置に設けられた係合溝に係合される構成としてもよい。
【0078】
また、付勢手段として第1および第2の板ばね413E,413Fを設ける構成を示したが、例えばスライドストッパ424の左右両端部にそれぞれコイルばねが突出して設けられ、これらのコイルばねが左壁10B、右壁10Cに当接して撓むことでスライドストッパ424に付勢力を付与する構成としてもよい。
【0079】
その他、本発明の実施の際の具体的な構造は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造などに適宜変更できる。
【0080】
〔実施形態の効果〕
上述したように、上記一実施形態のディスク装置100では、スライドストッパ424は、左右方向にスライド移動させることで、初期状態、ガイド規制状態、および移動規制解除状態を切り換え可能に設けられている。そして、第1の板ばね413Eおよび第2の板ばね413Fは、ガイド規制状態および移動規制解除状態のスライドストッパ424を初期状態に戻る方向に付勢している。このため、スライドストッパ424の移動方向により、容易にガイド規制状態および移動規制解除状態を切り換えることができ、第1の板ばね413Eおよび第2の板ばね413Fにより、ガイド規制状態および移動規制解除状態以外においてスライドストッパ424を常に初期状態に戻すことができる。したがって、簡単な構成で初期状態、ガイド規制状態および移動規制解除状態を切り換えることができる。
【産業上の利用可能性】
【0081】
本発明は、ディスク状記録媒体を挿入排出する搬送装置、および搬送装置が設けられた記録媒体駆動装置に関する。

Claims (7)

  1. ディスク状の記録媒体を装置内部に案内するとともに、前記記録媒体が搬送される搬送経路に対して進退可能に設けられるガイド部材と、前記ガイド部材が前記記録媒体を案内する案内状態を切り換えるストッパ部材と、一端部が前記記録媒体と当接するとともに他端部側が回動自在に設けられ、前記記録媒体の径寸法に対応して前記ストッパ部材による前記ガイド部材の前記案内状態を切り換えるロードアームとを備えた搬送手段と、
    前記ガイド部材が所定の案内状態となるように、前記ストッパ部材を付勢する付勢手段と、
    を具備したことを特徴とした搬送装置。
  2. 請求項1に記載の搬送装置であって、
    前記ストッパ部材は、前記記録媒体の径寸法に対応して移動される前記ロードアームの移動状態に応じて移動可能で、前記ガイド部材の移動を前記記録媒体の径寸法に応じて規制し、
    前記付勢手段は、前記ガイド部材を移動規制しない状態から前記ガイド部材を前記記録媒体の径寸法に応じた位置に移動規制する状態となるように前記ストッパ部材を付勢する
    ことを特徴とした搬送装置。
  3. 請求項1に記載の搬送装置であって、
    前記ストッパ部材は、前記記録媒体を回転可能に保持するターンテーブルに前記記録媒体を保持させるカム部材を連動して移動可能で、前記カム部材の移動状態に応じて前記ガイド部材を前記記録媒体に対して接離移動させ、
    前記付勢手段は、前記ガイド部材が前記記録媒体に近接する状態となるように前記ストッパ部材を付勢する
    ことを特徴とした搬送装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の搬送装置であって、
    前記ストッパ部材は、前記ガイド部材に係脱可能に設けられ、前記ガイド部材との係脱状態により前記ガイド部材の前記案内状態を切り換える
    ことを特徴とした搬送装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の搬送装置であって、
    前記ガイド部材はピン部材を備え、
    前記ストッパ部材は、前記ピン部材を係脱可能な係合溝を備え、
    前記付勢手段は、前記ピン部材を前記係合溝に係合させる状態または脱離させる状態のうちいずれか一方の状態に前記ストッパ部材を付勢する
    ことを特徴とした搬送装置。
  6. 請求項3または請求項4に記載の搬送装置であって、
    前記ガイド部材はピン部材を備え、
    前記ストッパ部材は、前記ピン部材に当接して前記ガイド部材を所定の方向に移動させる傾斜部を備え、
    前記付勢手段は、前記ピン部材を前記傾斜部に係合させる状態または脱離させる状態のうちいずれか一方の状態に前記ストッパ部材を付勢する
    ことを特徴とした搬送装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の搬送装置と、
    前記記録媒体を処理可能な処理部と、
    前記搬送装置、前記処理部を内部に収納するとともに前記記録媒体を出し入れ可能な出入口を備えた前記装置本体と、
    を具備したことを特徴とした記録媒体駆動装置。
JP2007541009A 2005-10-19 2006-10-18 搬送装置、および記録媒体駆動装置 Expired - Fee Related JP4286893B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005304454 2005-10-19
JP2005304454 2005-10-19
PCT/JP2006/320752 WO2007046422A1 (ja) 2005-10-19 2006-10-18 搬送装置、および記録媒体駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2007046422A1 JPWO2007046422A1 (ja) 2009-04-23
JP4286893B2 true JP4286893B2 (ja) 2009-07-01

Family

ID=37962515

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007541009A Expired - Fee Related JP4286893B2 (ja) 2005-10-19 2006-10-18 搬送装置、および記録媒体駆動装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20090133043A1 (ja)
JP (1) JP4286893B2 (ja)
WO (1) WO2007046422A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7984459B2 (en) * 2004-10-29 2011-07-19 Pioneer Corporation Recording medium driving device having an improved disc feeding mechanism
JP2008226360A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Sony Nec Optiarc Inc ディスクドライブ装置及び電子機器
DE112009002376B4 (de) * 2008-11-17 2014-04-24 Mitsubishi Electric Corp. Disk-Vorrichtung

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5022023A (en) * 1987-06-23 1991-06-04 Sony Corporation Disc drive arrangement for CD player and the like capable of loading different size discs
US6512730B1 (en) * 1999-07-14 2003-01-28 Lg Electronics Inc. Disk receiving and transferring device for a disk drive
JP3850631B2 (ja) * 2000-05-26 2006-11-29 アルパイン株式会社 ディスク装置
JP2005122865A (ja) * 2003-10-20 2005-05-12 Pioneer Electronic Corp ディスク搬送装置
KR100598117B1 (ko) * 2004-07-29 2006-07-10 삼성전자주식회사 디스크 이격장치 및 디스크 이격방법
KR20060014610A (ko) * 2004-08-11 2006-02-16 삼성전자주식회사 디스크 이격장치 및 이를 포함한 디스크 플레이어
TWM262812U (en) * 2004-08-31 2005-04-21 Accesstek Inc Sucking-type CD-ROM structure

Also Published As

Publication number Publication date
US20090133043A1 (en) 2009-05-21
JPWO2007046422A1 (ja) 2009-04-23
WO2007046422A1 (ja) 2007-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4347889B2 (ja) 記録媒体駆動装置
JP4286893B2 (ja) 搬送装置、および記録媒体駆動装置
JP4335948B2 (ja) 搬送装置、および記録媒体駆動装置
JP2006127680A (ja) 記録媒体駆動装置
JP4335949B2 (ja) 搬送装置、および記録媒体駆動装置
JP4357565B2 (ja) 搬送装置、および記録媒体駆動装置
JPWO2007043374A1 (ja) 搬送装置、および記録媒体駆動装置
JPWO2007043610A1 (ja) 搬送装置、および記録媒体駆動装置
JP4806452B2 (ja) ディスク搬送装置、およびディスク装置
JP4357566B2 (ja) 搬送装置、および、ディスク装置
JP4339892B2 (ja) 記録媒体駆動装置
JP2001184766A (ja) 光ディスク媒体用ローディング装置
JP2014211925A (ja) ディスク搬送装置
WO2007043611A1 (ja) 径寸法判別装置、および、ディスク装置
JP2008047207A (ja) 情報処理装置
WO2007032113A1 (ja) ディスク装置及びディスクローディング機構
WO2007046423A1 (ja) 搬送装置、および、ディスク装置
JP4467508B2 (ja) 搬送装置、および記録媒体駆動装置
WO2006067932A1 (ja) 記録媒体駆動装置
JP3812317B2 (ja) カートリッジ装着装置
JP5162375B2 (ja) ディスクドライブ装置及び電子機器
JP4272652B2 (ja) ディスクの誤挿入防止機構
WO2005066957A1 (ja) ディスクカートリッジ
JP2010153008A (ja) ディスク装置
JP2005129107A (ja) 光ディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090317

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090325

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees