JP2005122865A - ディスク搬送装置 - Google Patents

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    • G11B17/05Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs not contained within cartridges
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Abstract

【課題】 ディスク搬送装置におけるディスクの搬入、搬出を円滑に行う。
【解決手段】 ディスク搬送装置が、ディスクの搬入を行う搬入機構と、ディスクの搬出を行う搬出機構と、前記搬入機構と前記搬出機構を駆動する駆動機構とを備える。前記駆動機構に所定間隔を有する二つの凸部13f,13gを形成し、前記搬出機構は、前記二つの凸部13f,13g間の内壁と当接することにより、駆動力が伝えられるようにする。
【選択図】 図5

Description

本願は、CD、DVD等のディスクを搬送するディスク搬送装置に関する。
ディスク記録・再生機器は、その内蔵するディスク搬送装置によって記録・再生位置までディスクを搬入し、記録・再生後にディスクを機器外に搬出するようになっている。
ディスク搬送装置は、ディスクが筺体内に差し込まれると駆動機構の作動によってディスクをターンテーブル上へと搬入し、ターンテーブルの保持部でディスクを保持する。その後、ターンテーブルがディスクを回転させ、記録・再生部がこの回転するディスクに対し所定の情報を記録・再生する。記録・再生が終了すると、駆動機構が上記と逆の動作をしてディスクを機器外に搬出する。
また、駆動機構はディスクを機器内に搬入するためのレバー等からなるディスク引き込み手段と、ディスクを機器外に搬出するためのレバー等からなるディスクイジェクト手段を用いてディスクの搬入及び搬出を行っている(例えば、特許文献1,2参照。)。
特開2003−16710号公報 特開2002−352498号公報
一方、ディスクイジェクト手段は、搬入されるディスクを支えるべく、ディスク搬入時にはディスク周縁に当接する構成となっているため、イジェクトレバーにガタツキ等が生じると、安定した搬入動作を得ることができない。また、引き込み手段とイジェクト手段が互いにディスクを挟持しながらディスクを搬入する場合には、両手段の動きに高い精度の同期が要求されるため、よりガタツキや同期ズレの少ない設計が要求されることになる。
したがって、本願は上記不具合を解消することができるディスク搬送装置を提供することを課題の一例とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、ディスクの搬入を行う搬入機構と、ディスクの搬出を行う搬出機構と、前記搬入機構と前記搬出機構を駆動する駆動機構とを備えたディスク搬送装置において、前記駆動機構に所定間隔を有する二つの凸部を形成し、前記搬出機構は、前記二つの凸部間の内壁と当接することにより、駆動力が伝えられることを特徴とする。
以下、図面を参照して本願を実施するための最良の形態について説明する。
このディスク搬送装置は、当初図1に示す状態にあり、図2乃至図4に示すようにディスク1をターンテーブル2上に搬入した後、ディスク1とターンテーブル2とを相対的に接近させる保持動作によって図4に示す如くターンテーブル2の保持部でディスク1を保持するようになっている。
図1乃至図4に示すように、このディスク搬送装置は、ディスク記録・再生機の扁平な箱状筺体3内に配置される。
筺体3は下部にシャーシ4を備え、シャーシ4上には図6(A)に示すサブシャーシ4aが固定され、サブシャーシ4aは筺体3の背面側に偏倚するように設けられる。筺体3の前面にはディスク1の挿入口(図示せず)を有するパネル3aが固定される。
シャーシ4上におけるサブシャーシ4aの前縁とパネル3aとの間には、図6(D)に示す昇降部5が設けられる。昇降部5は、ターンテーブル2のほか、図示しないターンテーブル回転用モータ、光学ヘッド、光学ヘッドの往復運動機構等を保持する。ターンテーブル2の中央にはディスク1の保持部である略円筒形のチャック部2aが固定される。チャック部2aはディスク1の中心の保持孔1aに嵌り込む弾性片を備える。ディスク1がチャック部2aに嵌めこまれると、弾性片が変位しディスク1の保持孔1aに圧接してディスク1を共回り可能に保持する。
図1乃至図4に示すように、昇降部5はそのターンテーブル2がシャーシ4上の略中央部に来るようにシャーシ4上に置かれ、そのパネル3a側の二点が自在継手6a,6bによりシャーシ4に連結される。自在継手6a,6bは、例えばシャーシ4にネジ止めする段付ビス中の軸と、昇降部5からこの軸を挟むように突出する図6(D)に示すフォーク7と、軸とフォーク7との間に挿入されるゴムブッシュとで構成される。昇降部5の反支点側からはシャーシ4の右辺と後辺に向かって夫々カムフォロアであるピン8,9が突出する。各ピン8,9が後述する二つのカムにそれぞれ係止されることにより、昇降部5は二つの自在継手6a,6bを支点にしてシャーシ4上で上下方向に俯仰するごとく昇降可能である。
図1乃至図5に示すように、筺体3内には、ディスク1の搬入、保持、搬出までを一連の動作によって行うリンク装置、カム装置等で構成されるディスク搬送機構及びディスク保持機構を含んだ駆動機構10と、駆動機構10に動力を供給する駆動源としてのモータ11と、モータ11の動力を駆動機構10に伝達する減速機としての歯車列12が設けられる。ディスク搬送機構はディスク搬入機構とディスク搬出との二つの機能を果たすようになっている。
モータ11はシャーシ4上のパネル3a側に固定される。歯車列12はその始端側の歯車がモータ11の出力軸のウォームに噛み合うようにシャーシ4上に設けられる。
駆動機構10は、図7(A)乃至(I)に示すような各種のカムを有する各種のリンクを備える。
図7(C)に示すリンクはラック13aと複数種のカム13a,13b,13c,13d,13e,13f,13gを備えた第一のスライダ13であり、図1乃至図5に示すように、筺体3の前後方向に伸びるように図6(B)に示す第一のホルダ14を介してシャーシ4上に保持される。第一のスライダ13は、第一のホルダ14をガイドとして前後方向にスライド自在である。この第一のスライダ13に形成されたラック13aの歯に上記歯車列12の終端の歯車が噛み合う。モータ11が正転又は逆転すると、第一のスライダ13がシャーシ4上を前後方向に往復直線運動を行う。この第一のスライダ13の往復運動に伴い他の各種リンクが連動してディスク1の搬入・搬出及びディスク1の保持・解放のための動作をする。
図7(G)に示すリンクはディスクガイド15であり、図1乃至図5に示すように、シャーシ4上の左端であってパネル3a寄りの箇所に前後方向に伸びるように固定される。ディスクガイド15にはディスク1の周縁が嵌まり込む略U字形断面のガイド溝15aが形成される。このディスクガイド15は第一のスライダ13の運動にかかわらずシャーシ4上で静止し、ディスク1の搬入・搬出の案内をする。
図7(I)に示すリンクは引き込みレバー16であり、図1乃至図5に示すように、シャーシ4上の右端であってパネル3a寄りの箇所に支点ピン16aで軸支される。引き込みレバー16の先端には接触子である第一のローラ16bが取り付けられる。第一のローラ16bの周面にはディスク1の周縁が嵌まり込む溝が形成される。
引き込みレバー16は、図7(F)に示すリンクである連結アーム17を介して第一のスライダ13に連結される。連結アーム17は、シャーシ4上に固定された上記第一のホルダ14に支点ピン17aを介し回動自在に支持される。連結アーム17はカムフォロアである二本のピン17b,17cを備え、一方のピン17bが第一のスライダ13上の第一のカム13bに嵌まり込み、他方のピン17cが引き込みレバー16の第二のカム16cに嵌まり込む。図1乃至図4に示すように上記第一のスライダ13がモータ11の正転によりパネル3a側へとスライドすると、連結アーム17を介して引き込みレバー16が支点ピン16aを支点に時計方向に回動し、第一のローラ16bがパネル3a側にてディスク1の周縁に当たってディスク1を筐体3の奥の方へと押し込む。ディスク1は引き込みレバー16と反対側の左端にて上記ディスクガイド15に支持されつつ筐体3の背面側へと搬送される。ディスク1の筐体3外への搬出は、モータ11の逆転により上記各種リンクが逆動作をすることによって行われる。図1乃至図5に示すように、連結アーム7はシャーシ4上に固定された上記第一のホルダ14に引張りバネ18により連結され、この引張りバネ18により図2及び図3に示すように引き込みレバー16はその第一のローラ16bでディスク1を筐体3内に押し込む方向に付勢されている。
図7(A)に示すリンクはホールドアーム19であり、図1乃至図5に示すように、サブシャーシ4a上に支点ピン19aで軸支される。ホールドアーム19の先端には接触子である第二のローラ19bが取り付けられる。第二のローラ19bの周面にはディスク1の周縁が嵌まり込む溝が形成される。図2及び図3に示すように、ディスク1が第一のローラ16bによる押圧とディスクガイド15による案内とにより搬入される際、この第二のローラ19bが第一のローラ16b及びディスクガイド15の前後方向における反対側にてディスク1の周縁を担持する。ホールドアーム19はサブシャーシ4aとの間に掛け渡される引張りバネ20により第二のローラ19bをディスク1の周縁に押し付ける向きに常時付勢される。また、ホールドアーム19の後端にはカムフォロアであるピン19cが固定される。図3に示すように、このピン19cが後述する第二のスライダ21の第四のカム21bに当たることによりホールドアーム19が回動を停止し、ディスク1の搬入を停止させる。
図7(E)に示すリンクは各種カムを有する第二のスライダ21であり、図1乃至図5に示すように、シャーシ4上に固定される図6(C)に示す第二のホルダ22に案内されてシャーシ4上を左右方向にスライド可能である。この第二のスライダ21の右端には、カムフォロアであるピン21cが固定され、このピン21cが上記第一のスライダ13の下面に形成された第三のカム13cに嵌まり込む。これにより、第二のスライダ21は第一のスライダ13の動きに連動する。また、第二のスライダ21の左端には後述するセンタリングアーム23のカムのカムフォロアとして機能するピン21dが固定される。
図7(D)に示すリンクは略L字形のセンタリングアーム23であり、図1乃至図5に示すように、サブシャーシ4a上における左寄りの箇所に支点ピン23aで軸支される。センタリングアーム23の一端には上記ディスクガイド15のガイド溝15aに連なるように同様な形状のガイド溝23bが形成される。センタリングアーム23の他端には、上記第二のスライダ21の左端に固定されたピン21dに当接する第五のカム23cが設けられる。センタリングアーム23はサブシャーシ4aとの間に掛け渡される引張りバネ24によりその第五のカム23cが第二のスライダ21のピン21dに当接する向きに常時付勢される。図1乃至図3に示すように、第五のカム23cがピン21dに当接して停止することにより、センタリングアーム23のガイド溝23bがディスクガイド15のガイド溝15dに連なる。図2及び図3に示すように、ディスク1が第一のローラ16bにより押圧されると、ディスク1はディスクガイド15のガイド溝15aからセンタリングアーム23のガイド溝23bへと滑り込み、このセンタリングアーム23のガイド溝23b、第一のローラ16b及び第二のローラ19bの三者によりディスク1が筐体3内でセンタリングされる。すなわち、ディスク1の中心の保持孔1aがチャック部2aの真上に来たところでディスク1が停止する。
ディスク1のセンタリング後、後述するようにディスク1の保持孔1aにチャック部2aが嵌まり込んでターンテーブル2がディスク1を回転させるが、その際ディスク1の回転を阻害しないよう図4に示すように上記センタリングアーム23、第一のローラ16b及び第二のローラ19bの三者をディスク1の周縁から引き離す必要がある。
第一のローラ16bの引き離し操作は、図4に示すように、第一のスライダ13の第一のカム13bによって行われる。すなわち、第一のスライダ13が図4に示す最前進位置へと前進すると、第一及び第二のカム13b,16cとピン17b,17cとの係合によって連結アーム17と引き込みレバー16が連動し、第一のローラ16bがディスク1の周縁から少しばかり離反する。
また、第二のローラ19bの引き離し操作は、図4に示すように上記第二のスライダ21に形成された第四のカム21bによって行われる。図3に示すように、センタリングされたディスク1の周縁に第二のローラ19bが当接した状態でホールドアーム19上のカムフォロアであるピン19cは第四のカム21bの入り口に入り込んでおり、そこで図4に示すように第一のスライダ13が最前進位置へと前進すると、第三のカム13cの作用で第二のスライダ21が左方にスライドし、第四のカム21b内にピン19cが侵入することでホールドアーム19が支点ピン19aを中心に反時計方向に回動し、第二のローラ19bがディスク1の周縁から少しばかり離反する。
また、センタリングアーム23のガイド溝23bの引き離し操作は、図4及に示すようにセンタリングアーム23に形成された第五のカム23cによって行われる。図3に示すように、センタリングされたディスク1の周縁がガイド溝23b内に嵌まり込んだ状態で第二のスライダ21の左端のピン21dがセンタリングアーム23の第五のカム23cに当接しており、そこで図4に示すように第一のスライダ13が最前進位置へと前進すると、第三のカム13cの作用で第二のスライダ21が左方にスライドし、第五のカム23cとピン21dとの摺接作用でセンタリングアーム23が支点ピン23aを中心に時計方向に回動し、ガイド溝23bがディスク1の周縁から少しばかり離反する。
このセンタリングアーム23は、昇降部5がディスクを保持し終わるまでディスクを案内するので、ディスクを適正にセンタリングし、昇降部5によるディスク保持を正確に行わしめる。また、センタリングアーム23は、昇降部5を昇降させる部材である第二のスライダ21により直に動かされるようになっているので、センタリングの精度が高くなり、安定したディスクの保持が可能になる。
図7(H)に示すリンクはディスク1のイジェクト部材であるイジェクトレバー25であり、図1乃至図5に示すように、サブシャーシ4a上に支点ピン25aで軸支される。イジェクトレバー25の先端には接触子である第三のローラ25bが取り付けられる。第三のローラ25bの周面にはディスク1の周縁が嵌まり込む溝が形成される。イジェクトレバー25が支点ピン25aを支点に回動すると第三のローラ25bは筐体3内を略前後方向に移動する。図2及び図3に示すように、ディスク1が第一のローラ16bによる押圧とディスクガイド15及びセンタリングアーム23による案内とにより搬入される際、この第三のローラ25bが第一のローラ16bの前後方向における反対側すなわち筐体3の背面側からディスク1の周縁に当接する。イジェクトレバー25はサブシャーシ4aとの間に掛け渡される引張りバネ26により第三のローラ25bをディスク1の周縁に押し付ける向きに常時付勢される。
図1乃至図5に示すように、イジェクトレバー25の後端は第一のスライダ13上へと突出し、その突出端にピン25cが固定される。一方、第一のスライダ13にはそのスライド方向にてピン25cを両側から挟むように凸部である当接壁13f,13gが設けられる。
図1に示すように、記録・再生機が待機状態にあるときはイジェクトレバー25は引張りバネ26でサブシャーシ4aに連結され、ピン25cは両当接壁13f,13g間で遊び状態にあり、第三のローラ25bはその最前進位置で待機する。図2に示すようにディスク1が操作者により筐体3内に挿入され、次いで図3に示すように第一のスライダ13が前進すると、ディスク1の周縁に押されて第三のローラ25bがディスク1に当接した状態でイジェクトレバー25が支点ピン25aを支点に時計方向に回動する。図3に示す状態でディスク1のセンタリングが行われチャック部2aによるディスク1の保持が行われ、さらに図4に示すように第一のスライダ13が最前進位置へと前進すると、後側の当接壁13gがピン25cに当たることによりイジェクトレバー25が少しばかり更に回動しその第三のローラ25bをディスク1の周縁から離反させる。この第三のローラ25bの離反動作は前述した第一と第二のローラ16b、19b及びセンタリングアーム23の離反動作と同期して行われる。図5に示すように、ディスク1を筐体3外に搬出するときは、第一のスライダ13が後退しその前側の当接壁13fがピン25cに当たることによりイジェクトレバー25が支点ピン25aを支点に反時計方向に回動する。これにより、ディスク1は第三のローラ25bに押され、センタリングアーム23及びディスクガイド15のガイド溝23b,15aと第一のローラ16bとで案内されつつ筐体3外に搬出される。
このイジェクトレバー25の構成によれば、ディスク1の挿入時にはイジェクトレバー25がモータ11による駆動ではなくディスク1に押されて動作するので引き込みレバー16との同期を取る必要がなく、また同期ズレによるガタツキ等も発生しないので、イジェクトレバー25の動作が円滑化し安定する。また、ディスク1が保持された後にモータ11の駆動によってディスク1の周縁から確実にイジェクトレバー25を離反させることができる。さらに、ディスク排出時にモータ11の駆動によりイジェクトレバー25を動作させることができるので、ディスク1を円滑に安定した速度で排出することができる。
図7(B)に示すリンクはスイッチアーム27であり、図1乃至図5に示すように、シャーシ4上に支点ピン27aで軸支される。スイッチアーム27には第八のカム27bがカム溝として形成され、このカム溝内にイジェクトレバー25に固定されたピン25dが嵌まり込んでいる。また、このスイッチアーム27に対向するようにモータ11のon・off時を検出する手段として第一のスイッチAが回路基板上に固定される。図2に示すようにディスク1が筐体3内に挿入され第三のローラ25bを介してイジェクトレバー25が回動すると、第八のカム27bの作用でスイッチレバー27が第一のスイッチAから離反してオフ状態となり、これによりモータ11が正転を開始し、上記したように各種リンクの作動によりディスク1が筐体3内に強制的に搬入されチャック部2aにより保持される。また、パネル3aにはイジェクトスイッチ28が取り付けられ、このイジェクトスイッチ28が操作者により操作されると、モータ11が逆転を開始し、第一のスライダ13の後退に伴う前側の起立壁13fの押圧作用でイジェクトレバー25が逆向きに回動し、その第三のローラ25bでディスク1を筐体3外へと強制的に搬出する。モータ11は、この搬出動作において、スイッチアーム27により、スイッチAがオンとなり、さらに後述するように第九のカム13eの移動により、スイッチBとスイッチCがオフ状態からオン状態を経て再度オンとなったきに逆転を停止する。つまり、逆転を停止するタイミングは、第一のスライダ13がディスク待機位置よりも後側に位置した状態となる。
図1乃至図5、図7(C)(E)に示すように、第一と第二のスライダ13,21の側面には上記昇降部5から突出するピン8,9が嵌まり込む第六と第七のカム13d,21aが形成される。第一と第二のスライダ13,21は対称的にスライドする結果両カム13d,21aは対称形に現れるので、第六のカム13dについて説明する。
図8に示すように、第六のカム13dは、シャーシ4に平行に筐体3の前面に向かって直線状に伸びる第一のカム溝aと、第一のカム溝aの後端から上方に傾斜して伸びる第二のカム溝bと、第二のカム溝bの後端から後方に向かって直線状に伸びる第三のカム溝cと、第三のカム溝cの後端から下方に傾斜して伸びる第四のカム溝dと、第四のカム溝dの後端から後方に向かって伸びる第五のカム溝eとを備える。
図1に示すようにディスク搬送装置が待機中のときは、図8(A)に示すように昇降部5のピン8は第一のカム溝a内にあり、昇降部5は降下位置に停止する。図2に示すように第一のスライダ13が前進を開始すると、図8(B)に示すように昇降部5のピン8は第一のカム溝a内を相対的に滑る。第一のスライダ13の前進に伴い図3に示すようにディスク1のセンタリングが行われると、図8(C)に示すようにピン8が第一のカム溝aから第二のカム溝b内へと移行し、昇降部5が二つの自在継手6a,6bを支点にしてシャーシ4上を上方向に移動し、チャック部2aがディスク1の保持孔1a内へと侵入しようとする。第一のスライダ13が前進を続けてピン8が第三のカム溝c内へと移行すると昇降部5は図8(C)中二点鎖線で示すように最上位へと上昇し、ディスク1が筐体3の上面の開口部周縁に当たってチャック部2aがディスク1の保持孔1aに嵌まり込みディスク1を保持する。図4に示すように第一のスライダ13が最前進位置へと前進すると、ピン8は第四のカム溝d内に入って少しく降下した後、図8(D)に示すように第五のカム溝e内へと入り、これによりチャック部2aが昇降部5と共に最上位から少しく降下し、ディスク1が筐体3の上面から離れる。また、同時に図4に示すように第一、第二及び第三のローラ16b,19b,25b並びにセンタリングアーム23がディスク1の周縁から離れる。この状態でディスク1に対し昇降部5の図示しない光学ヘッドが走査を行う。ディスク1を筐体3外に搬出するときは、第一のスライダ13の後方へのスライドにより図10(I)(J)(K)(L)に示すように図8に示した順序と逆向きにピン8が第五のカム溝eから第一のカム溝aに向かって相対的に滑り、昇降部5を降下させディスク1をチャック部2aから解放する。図10(J)に示すように、筺体3内の所定箇所にはイジェクト用の突起29が設けられ、昇降部5の降下時にディスク1が突起29に当たり、昇降部5が下がる力によりディスク1がチャック部2aから外される。
図7(C)に示すように、第一のスライダ13の側面には第九のカム13eが設けられる。図1乃至図5に示すように、第九のカム13eのカム面は第一のスライダ13のスライド方向に平行に形成される。このカム面に対向するようにチャック部2aによるディスク1の保持の完了時を検出する手段として第二のスイッチCが回路基板上に固定される。図4及び図8(D)に示すようにディスク1の保持孔1a内にチャック部2aが嵌まり込むと、第九のカム13eのカム面から第二のスイッチCのレバーが外れて第二のスイッチCがoffになり、これによりモータ11が停止し第一のスライダ13が最前進位置で停止する。
既述のごとく、図8(C)の過程においてチャック部2aによるディスク1の保持が不完全に行われる場合があるが、これを防止するためこのディスク搬送装置ではチャック部2aによるディスク1の保持動作を再試行する手段が講じられる。
すなわち、図8(C)に示すチャック部2aによるディスク1の保持動作開始位置から図8(D)に示す保持動作終了位置に至るまでの間に中間位置を設定することにより、保持動作終了位置と中間位置との間で上記保持動作を再試行させるようにしている。保持動作終了位置や中間位置はこのディスク搬送装置を構成するリンク装置、カム装置等を含んだ駆動機構の特定の位置、状態をいう。図1乃至図5に示すように、具体的にはこの中間位置の設定は中間位置を検知する検出手段である第三のスイッチBを第一のスライダ13の第九のカム13eに沿って設置することにより行われる。第一のスライダ13はディスク1とチャック部2aとを相対的に接近させる保持動作と共に変位する部材であり、従って第三のスイッチBは第一のスライダ13のほか昇降部5等ディスク1の保持に伴って動く部材によって動作させることも可能である。この第三のスイッチBは第二のスイッチCと同様に回路基板上に取り付けられる。
第三のスイッチBは、望ましくは中間位置が図8(D)に示すディスク1の保持動作終了位置から図10(J)に示すディスク1の解放動作開始位置に至るまでの間に設定されるように配置される。図10(J)に示す解放動作開始位置はチャック部2aに保持されたディスク1がイジェクト用の突起29に当たる時点であり、中間位置を保持動作終了位置から解放位置の間に設定することにより当初チャック部2aに保持されたディスク1が再試行によってチャック部2aから脱落するのを防止することができる。
また、第三のスイッチBは、保持動作終了位置を検知する第二のスイッチCから離れた箇所に設置することもできるが、望ましくは図1乃至図5に示すように第二のスイッチCに隣接するように配置される。かくすることにより第三のスイッチBと第二のスイッチCの間隔で中間位置を検知するタイミングを調整しやすくなる。また、両スイッチB,Cを横並びに配置することにより、スイッチCをオンオフする部材である第九のカム13eを利用することができる。また、このように共通な部材である第九のカム13eでスイッチB,Cをオンオフさせるようにすると、両スイッチB,Cの間隔で中間位置を設定することができる。すなわち、スイッチCに対するスイッチBの距離を調整することによって、ディスク保持完了状態からどのくらいディスク保持動作を戻すかを実際の機構の移動量で定義することができるので、例えばディスク保持完了状態からモータ11を所定の時間だけ反転させる場合に比べて再試行をより確実に行うことができる。
この実施の形態では、中間位置は図9(F)に示す位置に設定され、これは駆動機構における図3に示す状態と図4に示す状態との中間の状態に対応する。
図8(A)〜(D)に示すようにチャック部2aによるディスク1の保持動作が完了すると、図4に示すように第二と第三のスイッチC,Bの双方から第九のカム13eが離脱する結果双方のスイッチC,Bがoffになり、モータ11が逆転して第一のスライダ13が図9(E)の保持動作終了位置から図9(F)の中間位置まで後退しチャック部2aに保持動作の再試行を開始させる。第一のスライダ13が後退し図9(F)の中間位置にて図3に示すように第二と第三のスイッチC,Bの双方をonにするとモータ11が正転に切り替わり、第一のスライダが図9(G)に示すように前進して図9(H)の保持動作終了位置に到達する。これにより保持動作の再試行が終了する。
次に、上記構成のディスク搬送装置の作用について説明する。
ディスク記録・再生機の筺体3内においてディスク搬送装置は図1及び図8(A)に示す状態で待機する。
図2に示すように、筐体3の前面のパネル3aにおける図示しない挿入口からディスク1が操作者により挿入されると、ディスク1の周縁が第一のローラ16b、第二のローラ19b及びディスクガイド15に当接し各々の溝に嵌まり込んで三点で支持される。
同時に、ディスク1の周縁がイジェクトレバー25の先端の第三のローラ25bに当たり、ディスク1に押されてイジェクトレバー25が引張りバネ26の引張力に抗して支点ピン25aの回りを時計方向に回動する。また、ピン25d及び第八のカム27bの作用でスイッチアーム27が支点ピン27aを支点に反時計方向に回動し、スイッチレバー27が第一のスイッチAから離反する。これにより、モータ11が正転を開始し、第一のスライダ13を図2及び図8(A)の位置から図3の位置へと前進させる。
第一のスライダ13が図3の位置へと前進する過程で、第一のカム13b及びピン17bの作用により連結アーム17が支点ピン17aの回りを時計方向に回動し、第二のカム16c及びピン17cの作用で引き込みレバー16が支点ピン16aの回りを時計方向に回動し、引き込みレバー16の先端の第一のローラ16bがディスク1を筐体3の背面側へと押し込む。引き込みレバー16はディスク1を図3の位置へと押し込むと、第一のカム13b及びピン17bにより動力の伝達が遮断され回動を停止する。
この引き込みレバー16によるディスク1の搬入の際、第一のローラ16bと左右方向で反対側に位置するディスクガイド15及びセンタリングアーム23がそのガイド溝15a,23bによりディスク1の周縁を案内し、ホールドアーム19の第二のローラ19bがディスク1の周縁を筐体3の背面側から支持する。従って、ディスク1はその周縁上の三点で支持されつつ筐体3内に搬入される。
第一のスライダ13が図2の位置から図3の位置へと前進するとき、第二のスライダ21は第三のカム13cとピン21cとの係合により略静止している。図3に示すように、ディスク1により付勢されるホールドアーム19はそのピン19cが静止した第二のスライダ21の第四のカム21bの溝内に入り込むことにより停止する。また、センタリングアーム23は引張りバネ24による引張り力で支点ピン23aの回りを時計方向に付勢され、その第五のカム23cが静止した第二のスライダ21のピン21dに当たることにより、ガイド溝23bがディスクガイド15のガイド溝15aに連通した状態で停止する。また、イジェクトレバー25は、その第三のローラ25bがディスク1の周縁に当接することにより引張りバネ26の引っ張り力に抗した状態で停止し、その状態においてピン25cが第一のスライダ13の二つの当接壁13f,13gの中間に停止する。
ディスク1は引き込みレバー16による押圧から解放されると、図3に示すごとく昇降部5のターンテーブル2の真上で第一及び第二のローラ16b,19bとセンタリングアーム23のガイド溝23bの三者に支持された状態で停止する。これによりディスク1の保持孔1aにターンテーブル2上のチャック部2aが正対しディスク1のセンタリングが完了する。
ディスク1のセンタリングが行われる間も第一のスライダ13は前進しており、センタリングが完了すると同時に、図3及び図8(C)に示すように、昇降部5の各ピン8,9と第一及び第二のスライダ13,21の第六及び第七のカム13d,21aとの係合により昇降部5が上昇を開始し、ターンテーブル2のチャック部2aがディスク1の保持孔1a内に嵌まり込みディスク1を保持する。すなわち昇降部5のピン8,9が第六及び第七のカム13d,21aの第一のカム溝aから第二のカム溝bを経て第三のカム溝cへと相対的に進行することにより、昇降部5が二つの自在継手6a,6bを支点にして最上位へと上昇し、チャック部2aがディスク1を筐体3の上面に押し付けてディスク1の保持孔1a内へ嵌まり込みディスク1を保持する。
第一のスライダ13は更に前進し続け、図4及び図8(D)に示す最前進位置に到達する直前において、昇降部5のピン8,9が第六及び第七のカム13d,21aの第三のカム溝cから第四のカム溝dを経て第五の溝カムeへと相対的に進行する。これにより、チャック部2aがディスク1を保持したまま昇降部5と共に降下し、ディスク1が筐体3の上面から離れる。
第一のスライダ13が最前進位置に到達すると、第二のスイッチCが第九のカム13eから外れてoffになりモータ11が停止する。
また、第一のスライダ13が図4及び図8(D)に示す最前進位置に到達する直前において、昇降部5のピン8,9が第六及び第七のカム13d,21aの第四のカム溝dから第五のカム溝eへと相対的に進行する際に、図4に示すように第一及び第二のカム13b,16cと各ピン17b,17cとの係合によって連結アーム17と引き込みレバー16が連動し、第一のローラ16bがディスク1の周縁から少しばかり離反する。これと同期的に第三のカム13cとピン21cとが係合し、第二のスライダ21が左方にスライドし、第四のカム21b内にピン19cが侵入することでホールドアーム19が支点ピン19aを中心に反時計方向に回動し、第二のローラ19bがディスク1の周縁から少しばかり離反する。同時に、第五のカム23cとピン21dとが係合し、センタリングアーム23が支点ピン23aを中心に時計方向に回動し、ガイド溝23bがディスク1の周縁から少しばかり離反する。
図4及び図9(E)に示すように、第一のスライダ13が最前進位置で停止し、第二のスイッチCがoffになると、モータ11が逆転することによりディスク1の保持動作の再試行が開始される。
すなわち、第二のスイッチCのoffによりモータ11が逆転して第一のスライダ13が図9(E)の保持動作終了位置から図9(F)の中間位置まで後退し、チャック部2aを一旦降下させる。
第一のスライダ13が後退しその第九のカム13eが図3に示すように第三のスイッチBをonにすることで中間位置が検知され、モータ11の逆転停止によりチャック部2aはその保持したディスク1がイジェクトピン29に当たらない程度に降下した位置で停止する。
第三のスイッチBがonになると、モータ11は再び正転に切り替わり、第一のスライダ13が図9(G)に示すように前進して図9(H)の保持動作終了位置に到達する。この過程においてチャック部2aは再度最上位まで上昇し、前回の保持動作によりディスク1の保持が不確実であった場合はそのディスク1を適正に保持する。
第一のスライダ13が図9(H)の保持動作終了位置に到達することで保持動作の再試行が終了し、図4に示すようにディスク1の周縁から第一、第二及び第三のローラ16b,19b,25bが離れ、センタリングアーム23のガイド溝23bが離れ、ディスク1はターンテーブル2のチャック部2aだけで保持される。
この場合、ガイド溝23bと、第一のローラ16bと、第二のローラ19bと、第三のローラ25bは、チャック部2aによるディスク1のチャッキングが完了するまでディスク1をセンタリング位置に保持し、チャッキングが完了した時点で初めて第二のスライダ21により第二のローラ19bがディスク1から離反し、また第一のスライダ13により第一のローラ16bとガイド溝23bと第三のローラ25bが、それぞれディスク1の周縁から離反する。しかも、第一と第二のスライダ13,21は、ディスク1のチャッキング完了状態を経由してセンタリング解除動作を行うため、チャッキング前におけるディスク1からのガイド溝23b、第一のローラ16b、第二のローラ19b及び第三のローラ25bの離反が防止され、従ってディスク1の確実なセンタリングが可能となる。
その後、ターンテーブル2が図示しないターンテーブル回転用モータの駆動で回転し、チャック部2aに保持されたディスク1を回転させる。そして、この回転するディスク1に対し昇降部5の図示しない光学ヘッドが走査を行うことにより、ディスク1に対する情報の記録又は再生が行われる。
ディスク1の筐体3外への搬出は、パネル3a上のイジェクトスイッチ28が操作者により操作されることにより開始される。
イジェクトスイッチ28の操作により、モータ11が逆転を開始し、第一のスライダ13が図4の位置から後退し始める。
第一のスライダ13の後退により、図10(I)(J)(K)(L)に示すように、図8に示した順序と逆向きに昇降部5のピン8,9が第五のカム溝eから第一のカム溝aに向かって相対的に滑り、昇降部5を降下させディスク1をチャック部2aから解放する。図10(J)に示すように、昇降部5の降下時にディスク1がイジェクト用の突起29に当たることによりチャック部2aから外れる。このディスク1をチャック部2aから外す際、ガイド溝23bと、第一のローラ16bと、第二のローラ19bと、第三のローラ25bとがディスク1の周縁に接触しディスク1を保持する。
また、第一のスライダ13の後退中、ディスク1がチャック部2aから解放されると、図5に示すように、第一のスライダ13の前側の当接壁13fがイジェクトレバー25のピン25cに当たり、イジェクトレバー25が支点ピン25aを支点に反時計方向に回動して第三のローラ25bでディスク1を筐体3の前方へと押し出す。
また、第三のカム13cとピン21cとの係合により第二のスライダ21が右方向にスライドし、第四のカム21bからピン19cを解放してホールドアーム19の拘束を解き、ホールドアーム19は引張りバネ20に引っ張られて第二のローラ19bと共に待機位置へと復帰する。
また、第二のスライダ21が右方向にスライドするに伴い第五のカム23cとピン21dとの係合によりセンタリングアーム23が支点ピン23aの回りを反時計方向に回動し、そのガイド溝23bをディスクガイド15のガイド溝15aに連通させる。
さらに、第一のカム13bとピン17bとの係合により、イジェクトレバー25の回動に連動して引き込みレバー16が回動し第一のローラ16bがディスク1の周縁に倣うように移動する。
これにより、ディスク1はイジェクトレバー25の第三のローラ25bに押されつつ、センタリングアーム23のガイド溝23bとディスクガイド15のガイド溝15aと第一のローラ16bとで案内され、図5に示すごとく筐体3外に搬出される。
図5に示すように、ディスク1の搬出が完了し、イジェクトレバー25に連動するスイッチアーム27がスイッチAをオンにし、その後、第一のスライダ13における第九のカム13eスイッチCとスイッチBの双方をオフにすると、モータ11の逆転が停止し、第一のスライダ13が最後退位置で停止する。
そして、モータ11は再び正転を開始し、第一のスライダ13を前進させ、図1に示すように第九のカム13eが第二のスイッチCと第三のスイッチBの双方をonにするのを待って停止する。これにより、ディスク搬送装置は当初の待機位置に復帰し、次回のディスク1の挿入を待つ。
以上のように、本願の好ましい実施の形態によれば、ディスク1の搬入を行う搬入機構と、ディスク1の搬出を行う搬出機構と、前記搬入機構と前記搬出機構を駆動する駆動機構とを備えたディスク搬送装置において、前記駆動機構に所定間隔を有する二つの凸部13f,13gを形成し、前記搬出機構は、前記二つの凸部13f,13g間の内壁と当接することにより、駆動力が伝えられるようにしたことから、ディスク1の搬入、搬出を円滑に行うことができる。
本願の実施の形態に係るディスク搬送装置を待機状態として示す平面図である。 上記ディスク搬送装置をディスク搬入開始状態として示す平面図である。 上記ディスク搬送装置をディスク搬入完了状態として示す平面図である。 上記ディスク搬送装置をディスク保持完了状態として示す平面図である。 上記ディスク搬送装置をディスク搬出完了状態として示す平面図である。 上記ディスク搬送装置に使用される各部の平面図であり、(A)はサブシャーシ、(B)は第一のホルダ、(C)は第二のホルダ、(D)は昇降部をそれぞれ示す。 上記ディスク搬送装置に使用される各種リンクの平面図であり、(A)はホールドアーム、(B)はスイッチアーム、(C)は第一のスライダ、(D)はセンタリングアーム、(E)は第二のスライダ、(F)は連結アーム、(G)はディスクガイド、(H)はイジェクトレバー、(I)は引き込みレバーをそれぞれ示す。 ディスクの待機、搬入からディスク保持までの過程を示す縦断面図であり、(A)はディスク待機中、(B)はディスク搬入完了、(C)はディスク保持動作中、(D)はディスク保持完了に夫々対応する。 ディスク保持の再試行の過程を示す縦断面図であり、(E)はディスク保持完了、(F)は中間位置への復帰、(G)は再保持動作中、(H)はディスク保持完了に夫々対応する。 ディスク搬出の過程を示す縦断面図であり、(I)はディスク解放前、(J)はディスク解放中、(K)はディスク解放完了、(L)はディスク搬出完了に夫々対応する。
符号の説明
1…ディスク
10…駆動機構
13…第一のスライダ
13f,13g…当接壁
25…イジェクトレバー

Claims (3)

  1. ディスクの搬入を行う搬入機構と、ディスクの搬出を行う搬出機構と、前記搬入機構と前記搬出機構を駆動する駆動機構とを備えたディスク搬送装置において、前記駆動機構に所定間隔を有する二つの凸部を形成し、前記搬出機構は、前記二つの凸部間の内壁と当接することにより、駆動力が伝えられることを特徴とするディスク搬送装置。
  2. 請求項1に記載のディスク搬送装置において、ディスクを搬入する際、ディスクは、前記搬入機構と前記搬出機構とに挟持されることを特徴とするディスク搬送装置。
  3. 請求項2に記載のディスク搬送装置において、前記搬出機構は、ディスクを搬入機構と挟持する際、前記二つの凸部の内壁に非接触な状態であることを特徴とするディスク搬送装置。
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