JP4283612B2 - ロータリー式自動包装機におけるノッチ機構 - Google Patents

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Description

本発明は、包装フィルムの袋部に粉剤の内容物を充填した包装物を製造するロータリー式自動包装機に関し、特に、ノッチが入った包装物を製造するロータリー式自動包装機に関する。
従来、長尺樹脂フィルム(包装フィルム)を使用して、定量の粉剤等の内容物(原料)を多数の包装体に区分して包装する自動包装機の一つにロータリー式自動包装機がある。このロータリー式自動包装機では、フィルムコイルから巻き戻した長尺の樹脂フィルムを水平方向に移動させながらフィルムガイドで折りたたみ、ターンテーブルへと樹脂フィルムを導入する。ターンテーブル上の周囲に配置した多数のシーリングバー(サイドシール機構)は、この導入された樹脂フィルムに、一定間隔の幅シール(サイドシール)を形成しながら保持する。そして、順次折りたたんだ樹脂フィルムの間に、袋が形成される。
この袋に互いに隣り合うシーリングバーの間で旋回する多数のシュートを挿入して所定量の内容物を充填し、充填後にはシュートを抜き、シーリングバーを外す。内容物が充填された袋フィルムは、案内(ガイド)を通って、予熱シールバーとトップシールローラとからなるトップシール機構に移送される。トップシール機構が充填後の袋フィルムの上縁を熱シール(トップシール)して密封した後、幅シール部分は、切断されたり、ミシン目切れ込みがなされたりする。これによって、樹脂フィルムは所要の包装形態となる。このような従来のロータリー型自動包装機は、例えば、特許文献1、特許文献2等に開示されている。
従来のロータリー式自動包装機においては、トップシールを実施した直後に、ノッチ(切れ込み)カッターが設けられ、このノッチカッターによって、トップシール部分にノッチが入れられる。さらに、このノッチ後に幅シール部分を切断もしくはミシン目切れ込みを入れるカッター装置が設けられている。
熱シールによってトップシールを形成する際、包材のポリエチレン部分が融着するが、この融着半ばのシール部分をカットすると溶けたポリエチレンが流れ出てしまう。そのため、トップシール機構のすぐ後に設けられたノッチカッターや幅シールカッター装置の包材カット動作において、トップシールのカットされる部分が熱いままだと切断面がきれいに仕上がらないという問題があった。
また、従来のロータリー式自動包装機においては、内容物が投入され、トップシール後からカッター装置までの間に、水平方向に包装フィルムを引っ張る駆動力はなく、トップシールロールが包材を押し出すだけである。そのため、この間、包装フィルム移送に関する摩擦抵抗が高い状態では、包装フィルムがスムーズに移送できないという問題もあった。
特開2001−199402号公報 特開2001−122208号公報
このように、従来のロータリー式自動包装機では、トップシール部分がトップシールロールとカッター装置との間で熱を持ったままであるため、トップシール部分に良好なノッチを入れることができないという問題点があった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、トップシール部分に良好なノッチを入れることができるロータリー式自動包装機を提供することを目的とする。
本発明にかかるロータリー式自動包装機は、水平方向に移送しながら中央部分を折り曲げた包装フィルムに対して幅方向に熱圧着してサイドシールを形成するサイドシール機構と、当該サイドシール間の複数の袋に内容物を投入する充填シュート機構と、前記サイドシール機構及び充填シュート機構を回転作動するターンテーブルと、充填後の袋の上縁を熱圧着してトップシールを形成するトップシール機構と、ノッチカッターによって当該トップシールにノッチを入れるノッチ機構と、を連動させてノッチが入った多数の包装体を連続的に作るロータリー式自動包装機であって、当該ノッチ機構は、ノッチカッターと、前記トップシール機構によってトップシールが形成された前記包装フィルムの側面をガイドしつつ当該包装フィルムを前記ノッチカッターに導くノッチガイドと、当該ノッチガイドの側面か前記トップシールに対してエアーを放出するエアー放出機構と、を備え、前記エアー放出機構は、トップシール直後の熱くなった包装フィルムを冷やすために、ノッチガイド両側面からエアーを噴出するとともに、包装フィルム移送時の摩擦抵抗の低減ならびに包装フィルム移送方向への押し出し付与のために、ノッチガイド両側面のエアー噴出出口を包装フィルム移送方向に向かって斜めに傾けて設置したことを特徴とする。
本発明では、前記ノッチガイドは、包装フィルムの長手方向に対して筒状の形状を有し、この包装フィルムを覆うようにして包装フィルムを支持する
ことが好ましい。
本発明によれば、トップシール部分にノッチを良好に入れることができるロータリー式自動包装機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
本発明の実施の形態におけるロータリー式自動包装機は、トップシール機構によってトップシールが形成された包装フィルムをノッチガイドにおいて冷却しながらノッチカッターによってノッチを入れるものである。
発明の実施の形態1.
まず、図1及び図2を用いて、本発明にかかるロータリー式自動包装機の全体構成について説明する。図1は、本発明にかかるロータリー式自動包装機を示す断面図である。図2は、本発明にかかるロータリー式自動包装機1の要部を示す上面模式図である。
図1において、符号1によって、本発明にかかるロータリー式自動包装機(以下、自動包装機と略す)が全体的に示されている。また、図1において、2は巻き戻しリール、3はフィルムガイド、4はターンテーブル、5はサイドシール装置、6は内容物充填装置、7は案内シュート、8はガイドロール、9はトップシール装置、10はノッチ装置、11はカッター装置を示している。
また、フィルムコイル120は、同一軸の周りに、包装フィルム121を多重にコイル状に巻き取ったものである。包装フィルム121は、透明又は半透明な材料から構成され、例えば、PET等のベースフィルム、このベースフィルムよりも融点の低いポリエチレン等のヒートシールフィルムから構成される。また、包装フィルム121は、ベースフィルム、中間フィルム、ヒートシールフィルムの3層構造を有してもよい。
図1に示すように、包装フィルム121は、コイル巻き戻しリール2によりバックテンションを掛けられながら、フィルムコイル120から引き出される。引き出された包装フィルム121は、図中上方向に連続的に流れ、フィルムガイド3によって中央部でU字状に二つに折り曲げられる。この折り曲げられた包装フィルム121は、図2に示すように、ターンテーブル4の接線方向からターンテーブル4に導入される。
ターンテーブル4上には、サイドシール124を形成するサイドシール装置5が一定距離だけ離れて配置されている。サイドシール装置5は、包装フィルム121が所定の位置に位置決めされると、包装フィルム121の幅方向に熱シールを施して局部的にヒートシールフィルムを溶融する。これにより、二つ折りの包装フィルム121の溶融したヒートシールフィルム同士が圧着し、サイドシール124が形成される。このようにして、二つ折りの包装フィルム121には、サイドシール124により挟まれた複数の袋部122が形成される。
内容物充填装置6は、開閉板が案内シュート7上に位置するように、図示しない回転容器を水平回転させる。内容物充填装置6は、この回転容器が所定の場所に配置されると、回転容器の底部下側の開閉板(図示せず)を回転させる。これによって、回転容器内の枡(図示せず)の下端面が開放され、枡内の内容物130が案内シュート7へ落下される。案内シュート7が袋部122上に配置されているので、内容物130は、案内シュート7を通って袋部122に充填される。
内容物130が充填された袋部122は、図2に示すように、ターンテーブル4の回転動作により図中反時計回りに回転し、ガイドロール8によって移送方向を変更されてトップシール装置9へと直線移送される。トップシール装置9が予熱シールバー91により包装フィルム121の上縁部を加熱すると、包装フィルム121上縁部のヒートシールフィルムが溶融する。この状態でトップシールローラ92がその縁部を加圧することにより、二つ折りの包装フィルム121のヒートシールフィルム同士が圧着し、トップシール125が形成される。これにより、袋部122が密封される。
その後、袋部122は、トップシールローラ92の押し出しによってノッチ装置10へと送られる。包装フィルム121は、ノッチ装置10のノッチガイド100に狭持され、トップシール125には、エアー供給装置102からエアーが放出される。ノッチカッター101は、ノッチガイド100が包装フィルム121を狭持した状態で、エアーを放出されたトップシール125を部分的に切断する。これにより、包装フィルム121にノッチが入れられる。カッター装置11は、サイドシール124を切断したり、サイドシール124にミシン目を入れたりすることにより、複数の袋部122は、内容物130を包装する包装体123に分包される。
次に、図3を用いて、本発明にかかる自動包装機1のノッチ装置10について詳細に説明する。図3は、このノッチ装置10の一構成例を示す図である。本発明にかかるノッチ装置10は、トップシール装置9において熱シールされた包装フィルム121のトップシール125を冷却し、冷却したトップシール125にノッチを入れるものである。
図3(a)に、ノッチ装置10を正面上方向から観察した斜視図が示されている。ここで、図3において、包装フィルム121の移送方向を見て左側を正面側(紙面表面側)、その右側を背面側(紙面裏側)と呼ぶ。
図3(a)に示すように、ノッチ装置10のノッチガイド100は、正面ガイド21、背面ガイド22、上面ガイド23、正面ガイド取付部材24、背面ガイド取付部材25(以下、これらを取付部材24、25と略す)を備えている。
正面ガイド21は、長寸の略矩形状の形状を有し、一方の端部が滑らかに反った略平板状の部材である。具体的には、正面ガイド21は、略平板状に延びた略矩形状の平ら部分211と、この平ら部分211の一端から、その長手方向に対して滑らかに曲がりながら延びる曲がり部分212とを有する。
正面ガイド21の平ら部分211には、その長手方向に平行な縁部から短手方向に切り抜かれた切抜き部分213が形成されている。この切抜き部分213は、その縁部の略中央付近から切り抜かれ、平ら部分211の長手方向に平行な縁部に対して略垂直に切り抜かれた略矩形状の形状を有する。換言すれば、正面ガイド21の平ら部分211は、凹状の形状を有している。また、曲がり部分212は、切抜き部分213が平ら部分211から曲がり部分212を見た状態で左側に位置するように、平ら部分211端部に繋がっている。
背面ガイド22は、正面ガイド21とほぼ同じ形状を有し、平ら部分221、曲がり部分222、切抜き部分223を有する部材である。背面ガイド22の切抜き部分223は、正面ガイド21とは異なり、正面ガイド21の切抜き部分213が形成された平ら部分211縁部に対向する縁部から切り抜かれている。すなわち、切抜き部分223は、平ら部分221から曲がり部分222を見た状態で右側に位置するように、平ら部分221に形成されている。また、この切抜き部分223の形状は、正面ガイド21の切抜き部分213と略同一形状である。
上面ガイド23は、長寸の略平板状の形状を有し、その長手方向の長さは、正面ガイド21の平ら部分211の長手方向よりも短くなっている。この上面ガイド23には、その短手方向に対向する両縁部間を切り抜かれて貫く切抜き部分231が形成されている。この切抜き部分231は、上面ガイド23の縁部に対して略垂直に形成された略矩形状の形状を有する。換言すれば、上面ガイド23は、切抜き部分231によって2つの略平板状の部材に分離されている。また、上面ガイド23の長手方向に沿った切抜き部分231の幅は、正面ガイド21の切抜き部分213(つまり、背面ガイド22の切抜き部分223)の長手方向に沿った幅とほぼ同じ幅である。
取付部材24は、略L字状に折れ曲がった形状を有し、ほぼ同じ幅を有する枝241、242とが略垂直に接合された部材である。この取付部材24の一方の枝241には、その長手方向に沿って長い形状を有する取付孔243が形成されている。また、取付部材24の短手方向の幅は、正面ガイド21(平ら部分211)の長手方向の長さと、上面ガイド23の長手方向の長さとの差にほぼ等しくなっている。
取付部材25は、取付部材24とほぼ同じ形状を有し、枝251、252とが略垂直に接合された略L字状の部材である。この取付部材25の枝251に、取付孔243と同様の取付孔(図示せず)が形成されている。この図示しない取付孔の形状は、取付部材24の取付孔243の形状と略同一の形状である。また、取付部材25の枝251の長手方向に関する長さは、取付部材24の枝241の長手方向に関する長さよりも、上面ガイド23の短手方向の幅だけ短くなっている。また、取付部材25の枝252の長手方向に関する長さは、取付部材24の枝242の長手方向に関する長さよりも、その枝242の厚みだけ短くなっている。
ノッチガイド100は、次のように、ガイド21、22、23、取付部材24、25にから構成される。
図3(a)に示すように、まず、ガイド21、22に、取付部材24、25それぞれが連結される。具体的には、取付部材24は、正面ガイド21の平ら部分211に突設され、その枝242の端部が平ら部分211に接合されている。このとき、取付部材24の枝242は、その長手方向が、平ら部分211の短手方向となるように接合され、他方の枝241は、略平板状の形状を有する平ら部分211の法線方向をほぼ向いている。すなわち、取付部材24は、その枝241が正面から背面に向かう方向となるように正面ガイド21に連結され、上面から観察して背面ガイド22から突出している。これと同様に、取付部材25は、背面ガイド22の平ら部分221に突設され、その枝252の端部において、平ら部分221に接合されている。また、図3(a)においては、正面ガイド21と取付部材24、背面ガイド22と取付部材25は一体構成されているが、別部材として構成してもよい。
ガイド21、22、23は、取付部材24、25が接合された状態で、コ字状に連結される。このとき、それぞれの切抜き部分213、231、223によって、コ字状の開口部26が構成される。
具体的には、まず、上面ガイド23は、正面ガイド21の平ら部分211に対して略垂直となるように、その平ら部分211に連結される。このとき、上面ガイド23は、その長手方向が平ら部分211の長手方向に沿った状態で接合される。この接合状態において、正面ガイド21の切抜き部分213と上面ガイド23の切抜き部分231とは、それぞれの一辺同士で繋がっている。より詳細には、正面ガイド21の縁部に位置する切抜き部分213の一辺が、上面ガイド23縁部に位置する切抜き部分231の一辺に合わせられている。
これと同様に、正面ガイド21の切抜き部分213の一辺が、上面ガイド23の切抜き部分231の一辺に合った状態で、上面ガイド23と背面ガイド22とが接合される。このような三つのガイド21、22、23の接合状態において、上面ガイド23を挟んで、ガイド21、22のそれぞれの曲がり部分212、222が対向するように配置されている。すなわち、上面ガイド23の長手方向に対して、正面ガイド21と背面ガイド22とは、線対称に配置されている。さらに、この接合状態で、ガイド21、22、23の切抜き部分213、231、223によって、正面側から背面側へと略直方体状にガイド21、22、23を貫通させた開口部26が形成されている。この開口部26には、ノッチカッター101の刃先が挿入される。また、図3(a)においては、三つのガイド21、22、23は一体構成されているが、別部材として構成してもよい。
このようなガイド21、22、23の接合状態において、取付部材25の枝252は、取付部材24の枝242の下方に位置し、それぞれの枝241、251の長手方向の長さ関係から、それぞれの端部はほぼ重なって配置される。また、この配置状態で、取付部材24の取付孔243と図示しない取付部材25の取付孔とはほぼ重なるように配置されている。このほぼ重なった取付部材24の取付孔243、取付部材25の図示しない取付孔には、取付ネジ(図示せず)が上面側から下面側へと貫通され、この取付ネジが自動包装機1の所望の部材に取付けられる。これによって、ガイド21、22、23、すなわちノッチガイド100は、垂直方向(図中上下方向)に対して上面ガイド23が上側となった状態で、自動包装機1に取付けられる。また、ほぼ重なった取付部材24、25の取付孔が枝の長手方向に沿って長い形状を有するので、取付部材24、25は、図示しない取付ネジの螺動進退によって、図中正面・背面方向に摺動自在となる。これにより、ノッチガイド100は、正面・背面方向に摺動可能となる。
図3(a)に示すように、ノッチガイド100には、さらに、エアー供給装置102が設けられ、このエアー供給装置102は、正面ガイド21に設けられたエアー放出部材27、28、図示しない背面ガイド22に設けられたエアー放出部材を備えている。なお、以下では、コ字状に接合されたガイド21、22、23によって囲まれる側をノッチガイド100の内側と呼ぶ。
エアー放出部材27は、その一端にメインレギュレータ(図示せず)が接続され、その他端からエアーを放出する部材である。トップシール装置9の予熱シールバー91がエアーによって開閉作動する場合には、エアー放出部材27の一端は、この予熱シールバー91のエアー供給源に、予熱シールバー91へのエアー流路から分岐して接続される。したがって、エアー放出部材27は、予熱シールバー91へのエアー供給を調整するレギュレータ(図示せず)に接続され、このレギュレータを介して、自動包装機1を制御する制御部によって制御される。また、この場合には、エアー放出部材27は、予熱シールバー91の開閉動作、つまりトップシール装置9の動作と連動してエアーを放出することができる。
エアー放出部材27のエアーが放出される放出側端部271は、正面ガイド21の平ら部分211に繋げられ、この放出側端部271から放出されたエアーは、ノッチガイド100内側に供給される。そのために、この平ら部分211には、エアーを内側に放出させる貫通孔(図示せず)が設けられ、エアー放出部材27は、この貫通孔を覆った状態で平ら部分211に固着される。この図示しない貫通孔は、ノッチガイド100が自動包装機1に取付けられた取付状態において、包装フィルム121のトップシール125が通過する位置に相当する位置に形成されている。
したがって、エアー放出部材27の放出側端部271は、ノッチガイド100が自動包装機1に取付けられた取付状態において、正面ガイド21の平ら部分211の上方に取付けられ、特に、包装フィルム121のトップシール125が通過する位置に固着されている。換言すると、この放出側端部271は、包装フィルム121のトップシール125に対してエアーが接触可能となるように、正面ガイド21の平ら部分211に固着されている。また、エアー放出部材27の放出側端部271は、平ら部分211の切抜き部分213の左側に配置されている。
エアー放出部材28は、エアー放出部材27とほぼ同じ部材であり、エアー放出部材27と同様に、平ら部分211の上方に固着されている。また、このエアー放出部材28は、正面ガイド21の平ら部分211において、その切抜き部分213と曲がり部分212との間に設けられている。すなわち、エアー放出部材28は、エアー放出部材27に対して、トップシール装置9側(包装フィルム121が移送されて来る側)に配置されている。
図3(b)に、ノッチガイド100を上面から観察した平面図が示されている。図3(b)に示すように、エアー放出部材27、28は、正面ガイド21の平ら部分211に、その曲がり部分212から取付部材24を見る方向(包装フィルム121の移送方向)に対して鋭角となるように固着されている。すなわち、エアー放出部材27、28は、これらによってノッチガイド100内に放出されたエアーがノッチガイド100内側から包装フィルム121の移送方向へと流れ出るように、ガイド21、22に固着されている。
また、図3(b)に示すように、背面ガイド22の平ら部分221には、エアー放出部材27、28と同様に、エアー放出部材29、30が固着されている。これらエアー放出部材29、30は、上面ガイド23の長手方向に対してエアー放出部材27、28と線対称となるように、背面ガイド22の平ら部分221に取付けられている。すなわち、エアー放出部材29、30は、トップシール125にエアーを供給できるように背面ガイド22の上方に取付けられている。これら四つのエアー放出部材27〜30により、ノッチ装置10のエアー供給装置102が構成される。
エアー放出部材27〜30は、ガイド21、22の平ら部分211、221に鋭角に固着されているので、これら平ら部分211、221から包装フィルム121斜め方向にエアーを放出する。ノッチガイド100がコ字状形状を有するので、このノッチガイド100内側に放出されたエアーは主に、ノッチガイド100の長手方向へと流れ、ノッチガイド100端部から放出される。すなわち、ノッチガイド100内側には、包装フィルム121の移送方向に沿ったエアー流路が形成される。
上記のようにノッチガイド100が自動包装機1に取付られた状態において、包装フィルム121は、コ字状に接合されたガイド21、22、23の間を通過し、特に、包装フィルム121のトップシール125は、これらによって覆われた状態で移送される。このとき、ガイド21、22の両側に設けられたエアー放出部材27〜30から放出されたエアーによって、トップシール125は冷却される。それとともに、この放出されたエアーは、包装フィルム121を移送方向に押し進める。またこのとき、包装フィルム121のトップシール125は、開口部26から露出する。ノッチカッター101は、連結された回転軸1011を介して中心部に連結されたモータ1012によってノッチガイド100の長手方向に略垂直な面内で回転し、トップシール125に部分的に切れ込みを入れる。このとき、モータ1012は、図示しない自動包装機1の各機構を制御する制御部に接続され、その各機構に同期してノッチカッター101を回転させる。
また、図3(a)には図示しないが、ノッチガイド100の下方には、移送される包装フィルム121の袋部122を下側から支持する支持部材が設けられる。この支持部材は、ノッチガイド100から下側に離間した状態で、上面ガイド23に対向している。また、この支持部材の高さは、開口部26から包装フィルム121のトップシール125が露出するように調節される。
以上のように、本発明にかかるロータリー式自動包装機1では、トップシール125が形成された包装フィルム121は、ノッチガイド100内を通過するときに、エアー放出部材27〜30からトップシール125にエアーを送られる。そのため、トップシール装置9において熱せられたトップシール125は、エアー放出部材27、28、特にトップシール装置9側に配置されたエアー放出部材28によって、シール終了後にすぐさま冷却される。これにより、ノッチカッター101を用いて、冷却されたトップシール125を部分的に切断することができ、トップシール125に良好なノッチを入れることが可能となる。
さらに、上記ロータリー式自動包装機1のノッチガイド100において、エアー放出部材27〜30は、ノッチガイド100内の包装フィルム121にエアーを送るため、包装フィルム121がノッチガイド100の内壁に接触することなく、摩擦抵抗の低い状態で包装フィルム121をカッター装置11へと移送することができる。加えて、エアー放出部材27〜30は、包装フィルム121の移送方向に対してエアーを送るので、トップシール装置9による押し出し加えて、ノッチガイド100内のエアーによって包装フィルム121をカッター装置11へとスムーズに移送することができる。
発明の実施の形態2.
発明の実施の形態2において、ノッチ装置の他の構成例について説明する。本実施形態におけるノッチ装置は、包装フィルム121の袋部122を支持しながら、熱シールされた包装フィルム121のトップシール125を冷却し、冷却したトップシール125にノッチを入れるものである。このようなノッチ装置の他の構成例について、図4を用いて説明する。図4は、本実施の形態におけるノッチ装置の他の構成例を示す図である。図4において、符号40によって、このノッチ装置が全体的に示され、符号400によって、このノッチ装置のノッチガイドが示されている。また、図4において、ノッチ装置10と同じ部材に対しては同じ符号を付している。なお、図3と同様に、図4における正面側・背面側を定める。
図4(a)に示すように、ノッチガイド400は、上側ガイド41、下側ガイド42、下側ガイド取付部材43、44(以下、これらを取付部材43、44と略す)を備えている。
上側ガイド41は、断面略U字状の柱形状を有する。すなわち、上側ガイド41の形状は、長寸の略矩形状の板状部材を、短手方向に滑らかに折り曲げて形成されたような形状である。さらに、上側ガイド41は、略U字状の先端部分が細くすぼめられて突出された形状を有する。具体的には、上側ガイド41は、細くすぼめられた先端部分411と、この先端部分411に繋がった中途部分412とを有する。換言すれば、上側ガイド41は、先端部分411が、断面略U字状の柱形状における折れ曲がった部分に、その長手方向全体に亘って突設された形状を有する。
なお、以下では、その長寸の板状部材における長手方向、短手方向を上側ガイド41の長手方向、短手方向とする。またなお、その長寸の板状部材における長手方向に平行な両端部を上側ガイド41の底部と呼び、短手方向に平行な両端部を上側ガイド41の端部と呼ぶ。
先端部分411は、断面略U字状の柱形状を有し、その正面・背面側の両底部において、短手方向に中途部分412が連結されている。この先端部分411と中途部分412との連結部分には、両者の大きさが異なるので、段差が形成されている。すなわち、略U字状に折れ曲がった上側ガイド41の両枝の中途部付近には、その長手方向に沿って段差が形成されている。
先端部分411の略中央付近には、その正面・背面側の両底部間が短手方向に切り抜かれた開口部413が形成されている。この開口部413は、先端部分411の長手方向に平行な縁部に対して略垂直に形成され、先端部分411の一部分が切り抜かれた断面略U字状の形状を有する。
下側ガイド42は、略U字状の形状を有する部材であり、長寸の略矩形状の板状部材を、短手方向に滑らかに折り曲げて形成されたような形状を有する。なお、上側ガイド41と同様に、その長寸の板状部材における長手方向、短手方向を下側ガイド42の長手方向、短手方向とし、その長寸の板状部材における長手方向に平行な両端部を下側ガイド42の上面部、短手方向に平行な両端部を下側ガイド42の端部と呼ぶ。
この下側ガイド42には、上側ガイド41を固定するためのネジを貫通するネジ穴421、422を有する。これらネジ穴421、422は、下側ガイド42の長手方向に略垂直な方向に長い形状を有する。ネジ穴421、422は、後述するように、上側ガイド41の底部と下側ガイド42の上面部とが長手方向に沿って互いの重なった状態で固定されるので、下側ガイド42の上面部付近に形成されている。この固定状態により、下側ガイド42の両上面部間の幅は、上側ガイド41の両底部間とほぼ同じ幅であるが、前者の方が後者よりも上側ガイド41の厚みの2倍程度大きくなっている。また、図4(a)に図示しないが、下側ガイド42の正面側に形成されたネジ穴421、422と同様に、背面側にも二つのネジ穴が形成されている。これら図示しない背面側のネジ穴は、下側ガイド42の長手方向に関してネジ穴421、422と線対称に形成されている。
取付部材43は、略L字状に折れ曲がった形状を有し、略同じ幅を有する枝431、432とが略垂直に接合された部材である。この取付部材43の一方の枝431には、その長手方向に沿って長い形状を有する取付孔433が形成されている。
取付部材44は、取付部材43と略同じ形状を有し、枝441、442とが略垂直に接合された略L字状の部材である。この取付部材44の枝441に、取付孔443と同様の取付孔(図示せず)が形成されている。この図示しない取付孔の形状は、取付部材44の取付孔443の形状と略同一の形状である。また、取付部材44の枝441の長手方向に関する長さは、取付部材44の枝441の長手方向に関する長さよりも、下側ガイド42の端部間の幅だけ短くなっている。また、取付部材44の枝442の長手方向に関する長さは、取付部材43の枝432の長手方向に関する長さよりも、その枝432の厚みだけ短くなっている。
ノッチガイド400は、ガイド41、42、取付部材43、44によって、次のように構成される。
図4(a)に示すように、まず、下側ガイド42に、取付部材24、25が連結される。具体的には、取付部材24は、断面略U字状を有する下側ガイド42の正面側上面部の左端に突設され、その枝432の端部が下側ガイド42正面側端部に接合されている。このとき、取付部材43の枝432は、その長手方向が下側ガイド42の長手方向に略垂直となるように接合され、他方の枝431は、略U字状を有する下側ガイド42の枝の法線方向をほぼ向いている。すなわち、取付部材43は、その枝431が正面から背面に向かう方向となるように下側ガイド42に連結され、下側ガイド42の背面側枝から突出している。これと同様に、取付部材44は、下側ガイド42の背面側上面部の左端に突設されている。また、図4(a)においては、下側ガイド42と取付部材43、43とは一体構成されているが、別部材として構成してもよい。
この取付部材43、44が接合された下側ガイド42に、上側ガイド41が固定される。具体的には、上側ガイド41の先端部分411が下側ガイド42と反対方向に位置した状態で、上側ガイド41の両底部が、下側ガイド42の両上面部にそれぞれの長手方向に沿って対向して固定される。このとき、上側ガイド41の両底部は、下側ガイド42の両上面部の間に嵌め込まれ、この嵌込状態で、上側ガイド41の底部と、下側ガイド42の上面部とが重なっている。これにより、ガイド41、42は、断面略楕円状の筒形状となるように連結される。
このように下側ガイド42に上側ガイド41が嵌め込まれた状態で、ネジ423、424がそれぞれネジ穴421、422に挿入され、下側ガイド42内側の上側ガイド41に形成されたネジ穴に螺着される。また、図3(a)には図示しないが、下側ガイド42の背面側においても、正面側と同様に、上側ガイド41と下側ガイド42とがネジによって固定される。上側ガイド41と下側ガイド42とを固定するために下側ガイド42に設けられたネジ穴は、下側ガイド42の長手方向に対して略垂直な方向(図中上下方向)に対して長い形状を有するので、固定するネジを螺動進退させることによって、断面略楕円状の筒の大きさが調整可能となる。これにより、上側ガイド41と下側ガイド42との間の間隔が包装フィルム121の幅方向の大きさとなるように調整することができる。
また、ガイド41、42の連結状態において、取付部材44の枝442は、取付部材43の枝432の下方に位置し、それぞれの枝431、441の長手方向の長さ関係から、それぞれの端部はほぼ重なって配置される。また、この配置状態で、取付部材43の取付孔433と図示しない取付部材44の取付孔とはほぼ重なるように配置されている。このほぼ重なった取付部材43の取付孔433、取付部材44の図示しない取付孔には、取付ネジ(図示せず)が上面側から下面側へと貫通され、この取付ネジが自動包装機1の所望の部材に取付けられる。これによって、ガイド21、22、23、すなわちノッチガイド400は、垂直方向(図中上下方向)に対して上側ガイド41が上側となった状態で、自動包装機1に取付けられる。また、ほぼ重なった取付部材43、44の取付孔が枝の長手方向に沿って長い形状を有するので、取付部材43、44は、図示しない取付ネジの螺動進退によって、図中正面・背面方向に摺動自在となる。これにより、ノッチガイド400は、正面・背面方向に摺動可能となる。
図4(a)に示すように、ノッチガイド400は、さらに、上側ガイド41にエアー放出部材45、46を、下側ガイド42にエアー放出部材47、48を備えている。なお、以下では、ガイド41、42によって囲まれる側をノッチガイド400の内側と呼ぶ。
エアー放出部材45は、上記のエアー放出部材27、28と同様に、その一端からエアーを放出する部材である。エアー放出部材45のエアーが放出される放出側端部451は、上側ガイド41の先端部分411側部に繋げられ、この先端部分411側部から放出されたエアーは、ノッチガイド400内側に供給される。そのために、この上側ガイド41の先端部分411側部には、エアーを内側に放出させる貫通孔(図示せず)が設けられ、エアー放出部材45は、この貫通孔を覆った状態で先端部分411側部に固着される。この図示しない貫通孔は、ノッチガイド400が自動包装機1に取付けられた取付状態において、包装フィルム121のトップシール125が通過する位置に相当する位置に形成されている。
したがって、エアー放出部材45の放出側端部451は、ノッチガイド400が自動包装機1に取付けられた取付状態において、先端部分411側部の中途部に取付けられ、特に、包装フィルム121のトップシール125が通過する位置に固着されている。換言すると、この放出側端部271は、包装フィルム121のトップシール125に対してエアーが接触可能となるように、先端部分411側部に固着されている。また、エアー放出部材45の放出側端部451は、先端部分411の開口部413の左側に配置されている。
エアー放出部材46は、エアー放出部材45とほぼ同じ部材であり、エアー放出部材45と同様に、先端部分411側部の中途部に固着されている。また、このエアー放出部材46は、先端部分411側部において、その開口部413の右側に設けられている。すなわち、エアー放出部材46は、エアー放出部材46に対して、トップシール装置9側(包装フィルム121が移送されて来る側)に配置されている。
エアー放出部材47、48は、エアー放出部材45、46と同様に、下側ガイド42側部の中途部に固着されている。これらエアー放出部材47、48は、ノッチガイド400内を通過する包装フィルム121の袋部122にエアーを供給する。また、エアー放出部材47、48は、エアー放出部材45、46の下方に設けられている。
図4(b)に、ノッチガイド400を上面から観察した平面図が示されている。図4(b)に示すように、エアー放出部材45、46、47、48は、ガイド41、42の各側部に、図中左右方向(包装フィルム121の移送方向)に対して鋭角となるように固着されている。すなわち、エアー放出部材45、46、47、48は、これらによってノッチガイド400内に放出されたエアーがノッチガイド400内側から移送方向へと流れ出るように、ガイド41、42に固着されている。
また、図4(b)に示すように、ガイド41、42の側部には、エアー放出部材45、46、47、48と同様に、エアー放出部材49、50、51、52が固着されている。これらエアー放出部材49、50、51、52は、ガイド41、42の長手方向に対してエアー放出部材45、46、47、48と線対称となるように、ガイド41、42の側部に取付けられている。特に、エアー放出部材49、50は、トップシール125にエアーを供給できるように上側ガイド41の中途部に取付けられている。これら八つのエアー放出部材45〜52により、ノッチ装置40のエアー供給装置が構成される。
エアー放出部材45〜52は、ガイド41、42側部に鋭角に固着されているので、これら側部から包装フィルム121斜め方向にエアーを放出する。ノッチガイド400が筒状の形状を有するので、このノッチガイド400内側に放出されたエアーは、ノッチガイド400の長手方向へと流れ、ノッチガイド400端部から確実に放出される。すなわち、ノッチガイド400内側には、包装フィルム121の移送方向に沿ったエアー流路が形成される。
上記のようにノッチガイド400が自動包装機1に取付られた状態において、包装フィルム121は、互の端部で固定されたガイド41、42の間を通過し、特に、包装フィルム121のトップシール125は、上側ガイド41の先端部分411によって覆われた状態で移送される。このとき、ガイド41、42の両側に設けられたエアー放出部材45〜52から放出されたエアーによって、トップシール125は冷却される。それとともに、この放出されたエアーは、包装フィルム121を移送方向に押し進める。このとき、包装フィルム121のトップシール125は、上側ガイド41の開口部413から露出する。ノッチカッター101は、この露出したトップシール125に部分的に切れ込みを入れる。
以上のように、上記ノッチ装置40を用いる場合には、ガイド41、42との間で包装フィルム121の周囲を囲むので、ノッチガイド400内側において、熱せられた包装フィルム121のトップシール125により確実にエアーを送ることができ、より確実かつ効率良く冷却することができる。これにより、ノッチカッター101を用いて、冷却されたトップシール125を部分的に確実に切断することができ、トップシール125に良好なノッチを確実に入れることが可能となる。
さらに、下側ガイド42にエアー放出部材47、48、51、52が設けられるため、エアー放出部材47、48、51、52からカッター装置11方向へのエアーによって、包装フィルム121の袋部122を移送することが可能となる。これにより、袋部122がノッチガイド400の内側壁に接触することなく、より摩擦抵抗の低い状態で包装フィルム121をカッター装置11へと移送することができる。
さらにまた、ノッチガイド400内側、つまりガイド41、42によって上下方向に閉ざされた空間にエアーが供給されるため、ノッチガイド400内側に供給されたエアーは、その内側からカッター装置11へと確実に放出される。これにより、ノッチガイド400内からカッター装置11方向に放出されるエアーによって包装フィルム121をカッター装置11へとよりスムーズに移送することができる。
本発明の実施の形態におけるロータリー式自動包装機の全体構成を示す正面図である。 本発明の実施の形態におけるロータリー式自動包装機の要部を示す平面模式図である。 本発明の実施の形態におけるノッチ装置の一構成例を示す斜視図及び上面図である。 本発明の実施の形態におけるノッチ装置の他の一構成例を示す斜視図及び上面図である。
符号の説明
1 ロータリー式自動包装機、2 巻き戻しリール、3 フィルムガイド、4 ターンテーブル、5 サイドシール装置、6 内容物充填装置、7 案内シュート、8 ガイドロール、9 トップシール装置、91 予熱シールバー、92 トップシールローラ、10 ノッチ装置、100 ノッチガイド、101 ノッチカッター、102 エアー供給装置、11 カッター装置、120 フィルムコイル、121 包装フィルム、122 袋部、123 包装体、124 サイドシール、125 トップシール、130 内容物

Claims (2)

  1. 水平方向に移送しながら中央部分を折り曲げた包装フィルムに対して幅方向に熱圧着してサイドシールを形成するサイドシール機構と、当該サイドシール間の複数の袋に内容物を投入する充填シュート機構と、前記サイドシール機構及び充填シュート機構を回転作動するターンテーブルと、充填後の袋の上縁を熱圧着してトップシールを形成するトップシール機構と、ノッチカッターによって当該トップシールにノッチを入れるノッチ機構と、を連動させてノッチが入った多数の包装体を連続的に作るロータリー式自動包装機であって、
    当該ノッチ機構は、
    ノッチカッターと、
    前記トップシール機構によってトップシールが形成された前記包装フィルムの側面をガイドしつつ当該包装フィルムを前記ノッチカッターに導くノッチガイドと、
    当該ノッチガイドの側面か前記トップシールに対してエアーを放出するエアー放出機構と、を備え、
    前記エアー放出機構は、トップシール直後の熱くなった包装フィルムを冷やすために、ノッチガイド両側面からエアーを噴出するとともに、包装フィルム移送時の摩擦抵抗の低減ならびに包装フィルム移送方向への押し出し付与のために、ノッチガイド両側面のエアー噴出出口を包装フィルム移送方向に向かって斜めに傾けて設置した
    ことを特徴とするロータリー式自動包装機。
  2. 請求項1に記載のロータリー式自動包装機において、
    前記ノッチガイドは、包装フィルムの長手方向に対して筒状の形状を有し、この包装フィルムを覆うようにして包装フィルムを支持する
    ことを特徴とするロータリー式自動包装機。
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