JP4282781B2 - Game machine operation rate calculation device and game machine operation rate calculation method - Google Patents

Game machine operation rate calculation device and game machine operation rate calculation method Download PDF

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Description

【０００１】
【発明の属する技術の分野】
本発明は、遊技機の稼働率を算出する装置および方法に係り、特に、遊技機の動作状態に応じて稼働率を正確に算出する装置および方法に関する。さらに詳しくは、パチンコ機の特賞期間中と特賞期間外とを区別して正確な稼働率を算出する遊技機の稼働率算出装置および遊技機の稼働率算出方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
最近では、パチンコホールにおいて、パチンコ機の稼働率を各パチンコ機ごとに収集し、これに基づいて各パチンコ機の釘調整を行うことによって、パチンコホールの経営の効率化を図ろうとしている。
【０００３】
そこで、従来、遊技機の稼働率を算出する装置としては、実公平２−２９９８１号公報に開示されたものがある。これは、遊技機のアウト玉数（打ち込み玉数）を所定時間内に発射可能な玉数である発射可能玉数で除算し、その除算結果を稼働率として出力するものである。具体的には、次式（１）により算出される。
【０００４】
稼働率〔％〕 ＝ アウト玉数積算値 ／ （営業分時間〔分〕×分間の発射可能玉数） × １００ （１）
なお、式（１）中の分間の発射可能玉数は、定数値であって、例えば、遊技機の最大発射可能玉数が１００個に設定されている場合、遊技者の小休止等を考慮して８４個程度に設定される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の稼働率を算出する装置にあっては、発射可能玉数が遊技機の遊技状態にかかわらず常に一定値に設定されており、これに基づいて稼働率を算出するようになっていたため、遊技状態によって、遊技者により実際に発射される実発射玉数と設定した発射可能玉数とに大差が生じたときは、稼働率を正確に算出することができなかった。
【０００６】
例えば、特賞期間中では、遊技者の小休止がほとんどなく、この状態での実発射玉数は、特賞期間外での実発射玉数よりも多くなる。このため、特賞期間外での実発射玉数を基準として発射可能玉数を設定した場合には、特賞期間中において、実発射玉数と発射可能玉数とに大差が生じてしまい、また、特賞期間中および特賞期間外でのそれぞれの実発射玉数の平均値を基準として発射可能玉数を設定した場合であっても、それぞれの実発射玉数と発射可能玉数とにある程度の差が生じてしまう。
【０００７】
そこで、本発明は、このような従来の問題を解決することを課題としており、実発射玉数が異なるような複数の遊技状態を有する遊技機において、遊技状態を区別して正確な稼働率を算出するのに好適な遊技機の稼働率算出装置および遊技機の稼働率算出方法を提供することを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る請求項１記載の遊技機の稼働率算出装置は、遊技機の稼働率を算出する装置であって、前記遊技機の複数の遊技状態の夫々と、該複数の遊技状態の夫々について設定された、その遊技状態における単位時間当たりに遊技者により発射される平均的な遊技玉数である発射可能遊技玉数と、を対応付けて登録しておいたテーブルを格納する記憶手段と、稼働率を算出する稼働率算出手段と、を備え、前記稼働率算出手段は、所定営業時間における遊技機の稼働率を算出する際に、前記遊技機に打ち込まれた玉数であるアウト玉数を前記所定営業時間中の夫々の遊技状態と対応付けて積算した積算値を算出する積算処理を行い、前記テーブルから索出した夫々の遊技状態に対応する発射可能遊技玉数に前記所定営業時間を乗算して、夫々の遊技状態が前記所定営業時間継続した場合に遊技者により発射される平均的な遊技玉数を算出し、算出した前記夫々の遊技状態が前記所定営業時間継続した場合に遊技者により発射される平均的な遊技玉数に対する算出した前記積算値の比率を、夫々の遊技状態について算出し、夫々の遊技状態について算出した前記比率を、前記複数の遊技状態について加算して、前記所定営業時間における遊技機の稼働率とする。
【０００９】
このような構成であれば、遊技機の稼働率は、次のように算出される。
まず、複数の遊技状態のそれぞれと、発射可能遊技玉数と、を対応付けて登録したテーブルをあらかじめ記憶手段に格納しておく。そうすると、稼働率算出手段では、遊技状態に対応して設定された発射可能遊技玉数が記憶手段のテーブルから索出され、索出された各発射可能遊技玉数に基づき、所定の演算式にしたがって稼働率が算出される。
【００１０】
すなわち、各遊技状態での発射可能遊技玉数を考慮して稼働率が算出されるので、実発射遊技玉数が異なるような複数の遊技状態を有する遊技機において、遊技機がさまざまな遊技状態をとったとしても、その稼働率が正確に算出される。
【００１１】
この請求項１記載の発明において、「発射可能遊技玉数」とは、遊技機において、所定時間内に遊技者により発射される平均的な遊技玉数であるとみこまれる遊技玉数のことをいう。また、「実発射遊技玉数」とは、遊技機において、所定時間内に遊技者により実際に発射される遊技玉数である。例えば、遊技機が１分間に発射することができる最大の遊技玉数が１００個だとしたときに、遊技者の小休止等を考慮すると、その発射される平均的な遊技玉数は、特賞期間外で８４個程度であるとみこまれる。したがって、発射可能遊技玉数は、実発射遊技玉数に近似して設定されるほど好ましい。
【００１２】
また、本発明に係る請求項２記載の遊技機の稼働率算出装置は、請求項１記載の遊技機の稼働率算出装置において、前記稼働率算出手段は、前記複数の遊技状態のうち遊技者にとって最も有利な遊技状態である特賞状態についての前記積算処理を行うにあたって、特賞状態の開始とともに供給が開始され特賞状態の終了とともに供給が停止される大当たり信号が前記遊技機から供給されたときは、特賞状態についての前記積算処理を開始し、前記大当たり信号の供給が停止された時点から所定時間が経過するまでに、特賞状態における入賞に応じて遊技機が遊技者に供給した入賞玉を補給する際に遊技機から供給される補給玉信号が検出されないときは、前記特賞状態についての積算処理を終了し、前記所定時間が経過するまでに前記補給信号が検出されたときは、前記補給信号を検出するための時間をさらに、前記補給信号が検出された時点を基準として前記所定時間だけ延長して前記特賞状態についての積算処理を行う。
【００１３】
このような構成であれば、遊技機の稼働率は、次のように算出される。
まず、稼働率算出手段では、大当たり信号が供給されたときは、特賞状態におけるアウト玉数の積算処理が開始される。その後、大当たり信号の供給が停止されたときは、その時点から所定時間が経過するまでに補給信号が検出されるか否かが判定される。このとき、補給信号が検出されなかったときは、特賞状態におけるアウト玉数の積算処理が終了される。
【００１４】
ところが、所定時間が経過するまでに補給信号が検出されたときは、その検出された時点を基準として補給信号の検出を判定するための時間が所定時間だけ延長される。すなわち、大当たり信号の供給が停止されたのち、所定時間内に補給信号が検出されたときは、その検出された時点からさらに所定時間が経過するまで、次の補給信号が検出されるか否が判定される。またその間に次の補給信号が検出されたときは、その検出された時点からさらに所定時間が経過するまで、その次の補給信号が検出されるか否が判定される。これを繰り返していき、所定時間内に補給信号が検出されなくなったときは、その時点で特賞状態におけるアウト玉数の積算処理が終了される。
【００１５】
そして、このような特賞状態におけるアウト玉数の積算処理結果に基づいて、「特賞状態でのアウト玉数積算値／（営業時間×特賞状態での発射可能遊技玉数）」なる式にしたがって稼働率が算出される。
【００１６】
このようにアウト玉数の積算処理を実行するようにしたのは、特賞状態での正確なアウト玉数積算値を得るためである。遊技機としてパチンコ機を例にとって説明すると、パチンコ機では、特賞期間中に大量の入賞玉を遊技者に供給する必要が生じる場合があるが、一方で、受皿等に遊技玉を供給するための排出装置の供給能力には限界がある。このため、特賞期間が終了した後においても、すべての入賞玉の供給処理が完了しない場合が多い。そこで、特賞状態でのアウト玉数の積算処理を、特賞期間が終了しても入賞玉の供給処理が終了するであろう時間だけ延長して終了するようにすれば、特賞状態でのアウト玉数積算値を比較的正確に算出することができる。
【００１７】
この請求項２記載の発明において、「発射可能遊技玉数」とは、請求項１記載におけるものと同義である。また、「営業時間」とは、各遊技状態におけるアウト玉数の積算処理を実行した総時間をさす。例えば、営業開始とともに各遊技状態におけるアウト玉数の積算処理を開始したとすると、稼働率を算出する場合における営業時間は、営業開始時点から稼働率を算出する時点までの時間である。また、営業終了とともに各遊技状態におけるアウト玉数の積算処理を終了したとすると、その後、稼働率を算出する場合における営業時間は、営業開始時点から営業終了時点までの時間である。
【００１８】
さらに、本発明に係る請求項３記載の遊技機の稼働率算出装置は、請求項２記載の遊技機の稼働率算出装置において、前記稼働率算出手段は、前記複数の遊技状態のうち確率変動状態についての前記積算処理を行うにあたって、前記特賞状態についての積算処理を実行していない場合であって、確率変動状態の開始とともに供給が開始され確率変動状態の終了とともに供給が停止される確率変動信号が前記遊技機から供給されたときは、確率変動状態についての前記積算処理を開始し、前記確率変動信号の供給が停止されたときは、前記確率変動状態についての積算処理を終了する。
【００１９】
このような構成であれば、遊技機の稼働率は、次のように算出される。
まず、稼働率算出手段では、特賞状態におけるアウト玉数の積算処理が実行されていない場合において、確率変動信号が供給されたときは、確率変動状態におけるアウト玉数の積算処理が開始される。その後、確率変動信号の供給が停止されたときは、確率変動状態におけるアウト玉数の積算処理が終了される。そして、このような確率変動状態におけるアウト玉数の積算処理結果に基づいて、「確率変動状態でのアウト玉数積算値／（営業時間×確率変動状態での発射可能遊技玉数）」なる式にしたがって稼働率が算出される。
【００２０】
一方、本発明に係る請求項４記載の遊技機の稼働率算出方法は、特賞状態、確率変動状態、及びこれら以外の状態である通常状態の夫々と、特賞状態、確率変動状態、及び通常状態の夫々について設定された、その遊技状態における単位時間当たりに遊技者により発射される平均的な遊技玉数である発射可能遊技玉数と、を対応付けてテーブルに記憶するステップと、前記遊技機に打ち込まれた玉数であるアウト玉数を所定営業時間中の特賞状態、確率変動状態、及び通常状態の夫々と対応付けて積算した積算値を算出するステップと、特賞状態、確率変動状態、及び通常状態の夫々に対応する発射可能遊技玉数を前記テーブルから索出し、特賞状態での発射可能遊技玉数、確率変動状態での発射可能遊技玉数、及び通常状態での発射可能遊技玉数を取得するステップと、前記テーブルから索出した特賞状態、確率変動状態、及び通常状態の夫々に対応する発射可能遊技玉数に前記所定営業時間を乗算して、夫々の遊技状態が前記所定営業時間継続した場合に遊技者により発射される平均的な遊技玉数を算出し、算出した前記夫々の遊技状態が前記所定営業時間継続した場合に遊技者により発射される平均的な遊技玉数に対する算出した前記積算値の比率を、特賞状態、確率変動状態、及び通常状態の夫々について算出し、特賞状態、確率変動状態、及び通常状態の夫々について算出した前記比率を、特賞状態、確率変動状態、及び通常状態について加算して、前記所定営業時間における遊技機の稼働率とするステップと、を有する。
【００２１】
このような方法であれば、遊技機の稼働率は、次のように算出される。
まず、特賞状態、確率変動状態、および通常状態のそれぞれに対応する発射可能遊技玉数が、特賞状態での発射可能遊技玉数、確率変動状態での発射可能遊技玉数、および通常状態での発射可能遊技玉数として対応付けられ、これらの値がテーブルに記憶される。
【００２２】
そうすると、稼働率を算出するときは、まず、特賞状態での発射可能遊技玉数、確率変動状態での発射可能遊技玉数、および通常状態での発射可能遊技玉数がテーブルから索出される一方、特賞状態、確率変動状態、および通常状態のそれぞれの状態でのアウト玉数が積算される。次いで、索出および積算されたこれらの値に基づいて、「（特賞状態でのアウト玉数積算値／（営業時間×特賞状態での発射可能遊技玉数））＋（確率変動状態でのアウト玉数積算値／（営業時間×確率変動状態での発射可能遊技玉数））＋（通常状態でのアウト玉数積算値／（営業時間×通常状態での発射可能遊技玉数））」なる式にしたがって稼働率が算出される。
【００２３】
この請求項４記載の発明において、「発射可能遊技玉数」とは、請求項１記載におけるものと同義である。また、「営業時間」とは、請求項２記載におけるものと同義である。
【００２４】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第１の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図１は、本発明に係る遊技機の稼働率算出装置および遊技機の稼働率算出方法の第１の実施の形態を示す図である。
【００２５】
この第１の実施の形態は、本発明に係る遊技機の稼働率算出装置および遊技機の稼働率算出方法を、図１に示すように、遊技機１００の遊技状態である特賞中と特賞外とに区別して、遊技機１００から出力される補給玉信号、アウト玉信号、および大当たり信号に基づき、管理コンピュータ２００で遊技機１００の稼働率を算出するのに適用したものである。
【００２６】
図中、遊技機１００と管理コンピュータ２００とは、データを伝送するための信号線である通信ケーブル３００で相互にかつデータ送受信可能に接続されている。なお、発明の理解を容易にするため、遊技機を１台しか図示していないが、実際には、複数台の遊技機が管理コンピュータ２００に接続されている。
【００２７】
遊技機１００は、補給玉検出センサ１１０と、アウト玉検出センサ１２０と、大当たり信号生成部１３０と、これらから出力される信号を通信ケーブル３００上に送信するためのＩ／Ｆ（インターフェース）部１５０と、で構成されている。
【００２８】
補給玉検出センサ１１０は、遊技機１００の背面上部に設けられた、入賞ごとに供給される入賞玉を貯留する入賞玉貯留用タンク（図示せず）へ補給される補給玉を計数するもので、一定数（例えば１０個）の補給玉を計数するごとに、補給玉信号をパルス信号として出力するようになっている。
【００２９】
アウト玉検出センサ１２０は、遊技機１００から排出されるアウト玉数を計数するもので、一定数（例えば１０個）のアウト玉数を計数するごとに、アウト玉信号をパルス信号として出力するようになっている。
【００３０】
大当たり信号生成部１３０は、遊技者にとって最も有利な遊技状態である特賞期間の開始とともに、遊技機１００の遊技状態が特賞状態であることを示すための大当たり信号を出力するもので、特賞期間中では、この大当たり信号をハイレベルに維持するようになっている。すなわち、大当たり信号は、特賞期間が開始されたときは、ローレベルからハイレベルに遷移し（立上がり）、特賞期間が終了されたときは、ハイレベルからローレベルに遷移する（立下がり）。
【００３１】
Ｉ／Ｆ部１５０は、補給玉検出センサ１１０からの補給玉信号、アウト玉検出センサ１２０からのアウト玉信号、および大当たり信号生成部１３０からの大当たり信号をそれぞれ管理コンピュータ２００に向けて通信ケーブル３００に送信するようになっている。
【００３２】
一方、管理コンピュータ２００は、制御プログラムに基づいて演算およびシステム全体を制御するＣＰＵ２１０と、所定領域にあらかじめＣＰＵ２１０の制御プログラム等を格納しているＲＯＭ２２０と、ＲＯＭ２２０等から読み出したデータやＣＰＵ２１０の演算過程で必要な演算結果を格納するためのＲＡＭ２３０と、通信ケーブル３００とＲＡＭ２３０とのデータの入出力を行うＩ／Ｏポート２４０と、処理結果等を記憶するための記憶装置２５０と、ヒューマンインターフェースとしてデータの入力が可能な入力装置２６０と、処理結果等を表示するための表示装置２７０と、設定した時刻を基準として経過時間を計数するクロックタイマ装置２８０と、で構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス２８５で相互にかつデータ授受可能に接続されている。
【００３３】
ＣＰＵ２１０には、第１タイマ２１４および第２タイマ２１６が設けられている。第１タイマ２１４は、補給玉信号の供給の有無により特賞期間を所定時間延長するためのカウントを計数するものであり、リセット状態から設定された補給カウント時間ｔD が経過したときは、タイムアウトするようになっている。第２タイマ２１６は、所定時間ごとに稼働率を算出するためのタイミングをＣＰＵ２１０に与えるものであり、リセット状態から設定された算出カウント時間ｔC が経過したときは、タイムアウトするようになっている。
【００３４】
ＲＯＭ２２０には、図２に示すように、特賞中および特賞外ごとに設定した、遊技者により一分間に遊技機１００に向けて発射される平均的な玉数である発射可能玉数を、特賞中での発射可能玉数および特賞外での発射可能玉数として対応付けて登録したテーブルが格納されている。ここで、特賞中での発射可能玉数は、“９５”個に設定され、特賞外での発射可能玉数は、“８０”個に設定されている。なお、これらの値は一例である。
【００３５】
ＣＰＵ２１０は、マイクロプロセッシングユニットＭＰＵ等からなり、特賞中および特賞外でのアウト玉数を計数するときは、ＲＯＭ２２０の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、図３のフローチャートに示すアウト玉数計数処理を実行する一方、遊技機１００の稼働率を算出するときは、図４のフローチャートに示す稼働率算出処理を実行するようになっている。なお、入力装置２６０を介してあらかじめＲＡＭ２３０に、第１タイマ２１４の補給カウント時間ｔD に設定する値として“５”を入力しておくとともに、第２タイマ２１６の算出カウント時間ｔC に設定する値として“１”を入力しておくものとする。
【００３６】
ここで、ＣＰＵ２１０において、特賞中および特賞外でのアウト玉数を計数するときに実行されるアウト玉数計数処理は、次のように構成されている。
まず、図３中、ステップＳ２００では、Ｉ／Ｏポート２４０を介してアウト玉信号が供給されたか否かを判定するようになっている。判定の結果、アウト玉信号が供給されないと判定されたとき(No)は、待機状態としてステップＳ２００を繰り返し、一方、アウト玉信号が供給されたと判定されたとき(Yes) は、ステップＳ２０２に移行するようになっている。
【００３７】
ステップＳ２０２では、Ｉ／Ｏポート２４０を介して大当たり信号が供給されたか否かを判定するようになっている。判定の結果、大当たり信号が供給されたと判定されたとき(Yes) は、ステップＳ２０４に移行して、特賞中でのアウト玉数を積算する特賞中アウト玉数積算処理を開始し、ステップＳ２０６に移行するようになっている。
【００３８】
ここで、特賞中アウト玉数積算処理は、割り込み処理により本アウト玉数計数処理と並列に実行され、供給されたアウト玉信号に基づいてアウト玉数を積算するようになっている。この積算は、最も新しい特賞中でのアウト玉数積算値に、アウト玉信号の供給回数を１０倍した値を加算し、特賞中でのアウト玉数積算値を更新していく。このような処理によって、特賞中でのアウト玉数を算出する。
【００３９】
次いで、ステップＳ２０６では、大当たり信号の供給が停止されたか否かを判定するようになっている。判定の結果、大当たり信号の供給が停止されないと判定されたとき(No)は、待機状態としてステップＳ２０６を繰り返し、一方、大当たり信号の供給が停止されたと判定されたとき(Yes) は、ステップＳ２０８に移行して、第１タイマ２１４の補給カウント時間ｔD を“５”に設定し、ステップＳ２１０に移行するようになっている。なお、補給カウント時間ｔD に設定する“５”は、一例である。
【００４０】
ステップＳ２１０では、Ｉ／Ｏポート２４０を介して補給玉信号が供給されたか否かを判定するようになっている。判定の結果、補給玉信号が供給されたと判定されたとき(Yes) は、ステップＳ２０８に戻り、一方、補給玉信号が供給されないと判定されたとき(No)は、ステップＳ２１２に移行するようになっている。
【００４１】
ステップＳ２１２では、補給カウント時間ｔD が“０”であるか否か、すなわち第１タイマ２１４がタイムアウトしたか否かを判定するようになっている。判定の結果、補給カウント時間ｔD が“０”でないと判定されたとき(No)は、ステップＳ２１０に戻り、一方、補給カウント時間ｔD が“０”であると判定されたとき(Yes) は、ステップＳ２１４に移行するようになっている。
【００４２】
ステップＳ２１４では、特賞中アウト玉数積算処理を終了し、ステップＳ２１６に移行して、特賞中アウト玉数積算処理の算出結果である特賞中でのアウト玉数積算値を記憶装置２５０に格納し、本アウト玉数計数処理を再び始めから実行するようになっている。
【００４３】
一方、ステップＳ２０２で、大当たり信号が供給されないと判定されたとき(No)は、ステップＳ２１８に移行して、特賞外でのアウト玉数を積算し、その積算値を記憶装置２５０に格納し、本アウト玉数計数処理を再び始めから実行するようになっている。
【００４４】
また、ＣＰＵ２１０において、遊技機１００の稼働率を算出するときに実行される稼働率算出処理は、次のように構成されている。なお、本稼働率算出処理は、割り込み処理によりアウト玉数計数処理と並列に実行され、アウト玉数計数処理により算出された特賞中および特賞外でのアウト玉数積算値に基づいて稼働率を算出するようになっている。
【００４５】
まず、図４中、ステップＳ３００では、ホールの営業を開始し、ステップＳ３０２に移行して、第２タイマ２１６の算出カウント時間ｔC を“１”に設定し、ステップＳ３０４に移行するようになっている。なお、算出カウント時間ｔC に設定する“１”は、一例である。
【００４６】
ステップＳ３０４では、算出カウント時間ｔC が“０”であるか否か、すなわち第２タイマ２１６がタイムアウトしたか否かを判定するようになっている。判定の結果、算出カウント時間ｔC が“０”でないと判定されたとき(No)は、待機状態としてステップＳ３０４を繰り返し、一方、算出カウント時間ｔC が“０”であると判定されたとき(Yes) は、ステップＳ３０６に移行するようになっている。
【００４７】
ステップＳ３０６では、あらかじめ設定した営業開始時刻（例えば１０：００）から、クロックタイマ装置２８０より取得した現在時刻に至るまでに経過した分数を営業分時間として算出し、ステップＳ３０８に移行して、アウト玉数計数処理により算出された特賞中でのアウト玉数積算値を記憶装置２５０から取得し、ステップＳ３１０に移行して、アウト玉数計数処理により算出された特賞外でのアウト玉数積算値を記憶装置２５０から取得し、ステップＳ３１２に移行するようになっている。
【００４８】
ステップＳ３１２では、特賞中での発射可能玉数(=95) および特賞外での発射可能玉数(=80) をＲＯＭ２２０のテーブルから取得し、ステップＳ３１４に移行して、算出した営業分時間、取得した特賞中および特賞外でのアウト玉数積算値、並びに取得した特賞中および特賞外での発射可能玉数に基づき、次式（２）に示す演算式にしたがって稼働率を算出し、ステップＳ３１５に移行するようになっている。
【００４９】
稼働率〔％〕 ＝ （（特賞中でのアウト玉数積算値／（営業分時間×特賞中での発射可能玉数）） ＋ （特賞外でのアウト玉数積算値／（営業分時間×特賞外での発射可能玉数））） ×１００ （２）
次いで、ステップＳ３１５では、算出した稼働率を記憶装置２５０に格納し、ステップＳ３１６に移行して、クロックタイマ装置２８０より取得した現在時刻があらかじめ設定した営業終了時刻（例えば２２：００）であるか否かを判定するようになっている。判定の結果、営業終了時刻でないと判定されたとき(No)は、ステップＳ３０２に戻り、一方、営業終了時刻であると判定されたとき(Yes) は、一連の処理を終了するようになっている。
【００５０】
なお、ＣＰＵ２１０は、図示しないが、入力装置２６０を介して特定のコマンドが入力されたときは、記憶装置２５０の特賞中および特賞外でのアウト玉数積算値等の記憶内容を表示装置２７０に表示させる処理を実行するようになっている。このようであれば、遊技機１００の状態が一層把握容易になる。
【００５１】
次に、上記第１の実施の形態の動作を図面を参照しながら説明する。図５は、遊技機１００から出力される各信号を示すタイムチャートである。
上記のような構成であれば、特賞中と特賞外とを区別して遊技機１００の稼働率が算出される。以下、稼働率が算出される過程を説明する。なお、図５中、時刻ｔ0 において、営業が開始されたものとする。したがって、この時点では、特賞中および特賞外でのアウト玉数積算値は、いずれも“０”個である。
【００５２】
まず、図５に示すように、時刻ｔ0 からｔ1 までの間において、遊技機１００の遊技状態が特賞外であるときは、特賞外でのアウト玉数が積算され、その積算結果が記憶装置２５０に格納される。この場合は、アウト玉信号が５回供給されたので、特賞外でのアウト玉数積算値は、“５０”個になる。
【００５３】
次いで、時刻ｔ1 において、遊技機１００の遊技状態が特賞状態となったときは、特賞中でのアウト玉数の積算が開始され、時刻ｔ2 において、大当たり信号の供給が停止されることにより特賞状態が終了したときは、その時点から所定時間“５”が経過するまでに補給玉信号が供給されるか否かが判定される（供給判定処理）。この場合に、所定時間内にある時刻ｔ3 において、補給玉信号が供給されたときは、供給判定処理の判定時間が初期値“５”に再設定される。このため、補給玉信号の供給が停止された時刻ｔ4 から所定時間“５”が経過するまで、供給判定処理が実行される。
【００５４】
しかしその後、所定時間“５”が経過するまでに次の補給玉信号が供給されないので、所定時間“５”が経過した時刻ｔ5 において、特賞中でのアウト玉数の積算が終了され、その積算結果が記憶装置２５０に格納される。この場合は、時刻ｔ1 から時刻ｔ5 までの間にアウト玉信号が７回供給されたので、特賞中でのアウト玉数積算値は、“７０”個になる。
【００５５】
一方、時刻ｔ5 において、算出カウント時間ｔC が“０”になったものとすると、営業開始時刻から時刻ｔ5 までの営業分時間（例えば２分）が算出され、特賞中での発射可能玉数“９５”および特賞外での発射可能玉数“８０”がＲＯＭ２２０のテーブルから取得されるとともに、特賞中でのアウト玉数積算値“７０”および特賞外でのアウト玉数積算値“５０”が記憶装置２５０から取得され、これらの値に基づき上式（２）にしたがって稼働率が算出される。この場合に稼働率は、これらの値から６８〔％〕と算出される。
【００５６】
以上、このような処理が営業終了時刻になるまで繰り返し実行される。
このようにして、特賞中および特賞外のそれぞれと、特賞中および特賞外ごとに設定した発射可能玉数と、を対応付けて登録しておいたテーブルから、特賞中での発射可能玉数および特賞外での発射可能玉数を取得し、これらの値に基づき演算式（２）にしたがって稼働率を算出するようにしたから、特賞中と特賞外とを区別して比較的正確な稼働率を算出することができる。
【００５７】
特に、大当たり信号が供給されたときは、アウト玉信号に基づいて特賞中でのアウト玉数の積算を開始し、大当たり信号の供給が停止された時点から所定時間が経過するまでに補給玉信号が検出されないときは、特賞中でのアウト玉数の積算を終了し、一方、所定時間が経過するまでに補給玉信号が検出されたときは、補給玉信号を検出するための時間をさらに、補給玉信号が検出された時点を基準として同所定時間だけ延長し、このような特賞中でのアウト玉数積算値に基づき演算式（２）にしたがって稼働率を算出するようにしたから、特賞中でのアウト玉数積算値および特賞外でのアウト玉数積算値を比較的正確に算出することができ、もってより正確な稼働率を算出することができる。
【００５８】
次に、本発明の第２の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図６は、本発明に係る遊技機の稼働率算出装置および遊技機の稼働率算出方法の第２の実施の形態を示す図である。
【００５９】
この第２の実施の形態は、本発明に係る遊技機の稼働率算出装置および遊技機の稼働率算出方法を、遊技機１００の遊技状態である特賞中と、確率変動中と、それ以外の状態の特賞確率変動外とに区別して、遊技機１００から出力される補給玉信号、アウト玉信号、大当たり信号および確率変動信号に基づき、管理コンピュータ２００で遊技機１００の稼働率を算出するのに適用したものである。
【００６０】
図中、遊技機１００は、上記第１の実施の形態における構成に加えて、確率変動信号生成部１４０を有している。
確率変動信号生成部１４０は、遊技機１００の遊技状態が確率変動状態となったときに、確率変動状態であることを示すための確率変動信号を出力するもので、確率変動中では、この確率変動信号をハイレベルに維持するようになっている。Ｉ／Ｆ部１５０は、確率変動信号生成部１４０からの確率変動信号を、管理コンピュータ２００に向けて通信ケーブル３００に送信するようになっている。
【００６１】
一方、管理コンピュータ２００は、上記第１の実施の形態における構成と比較して、次のような変更点がある。
ＲＯＭ２２０には、上記第１の実施の形態におけるテーブルに代えて、図７に示すように、特賞中、確率変動中および特賞確率変動外ごとに設定した発射可能玉数を、特賞中での発射可能玉数、確率変動中での発射可能玉数および特賞確率変動外での発射可能玉数として対応付けて登録したテーブルが格納されている。ここで、特賞中での発射可能玉数は、“９５”個に設定され、確率変動中での発射可能玉数は、“９０”個に設定され、特賞確率変動外での発射可能玉数は、“８０”個に設定されている。なお、これらの値は一例である。
【００６２】
ＣＰＵ２１０は、上記第１の実施の形態における処理に代えて、特賞中、確率変動中および特賞確率変動外でのアウト玉数を計数するときは、ＲＯＭ２２０の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動させ、図８のフローチャートに示すアウト玉数計数処理を実行する一方、遊技機１００の稼働率を算出するときは、図９のフローチャートに示す稼働率算出処理を実行するようになっている。なお、入力装置２６０を介してあらかじめＲＡＭ２３０に、補給カウント時間ｔD に設定する値として“５”を入力しておくとともに、算出カウント時間ｔC に設定する値として“１”を入力しておくものとする。
【００６３】
ここで、ＣＰＵ２１０において、特賞中、確率変動中および特賞確率変動外でのアウト玉数を計数するときに実行されるアウト玉数計数処理は、次のように構成されている。
【００６４】
まず、図８中、ステップＳ４００では、アウト玉信号が供給されたか否かを判定し、供給されないと判定されたとき(No)は、待機状態としてステップＳ４００を繰り返し、一方、アウト玉信号が供給されたと判定されたとき(Yes) は、ステップＳ４０２に移行するようになっている。
【００６５】
ステップＳ４０２では、大当たり信号が供給されたか否かを判定し、供給されたと判定されたとき(Yes) は、ステップＳ４０４に移行して、特賞中アウト玉数積算処理を開始し、ステップＳ４０６に移行して、大当たり信号の供給が停止されたか否かを判定し、供給が停止されないと判定されたとき(No)は、待機状態としてステップＳ４０６を繰り返し、一方、大当たり信号の供給が停止されたと判定されたとき(Yes) は、ステップＳ４０８に移行するようになっている。
【００６６】
ステップＳ４０８では、確率変動信号が供給されたか否かを判定し、供給されたと判定されたとき(Yes) は、ステップＳ４１０に移行して、補給カウント時間ｔD を“５”に設定し、ステップＳ４１２に移行して、補給玉信号が供給されたか否かを判定し、供給されたと判定されたとき(Yes) は、ステップＳ４１０に戻り、一方、補給玉信号が供給されないと判定されたとき(No)は、ステップＳ４１４に移行するようになっている。
【００６７】
ステップＳ４１２では、補給カウント時間ｔD が“０”であるか否かを判定し、“０”でないと判定されたとき(No)は、ステップＳ４１２に戻り、一方、補給カウント時間ｔD が“０”であると判定されたとき(Yes) は、ステップＳ４１６に移行するようになっている。
ステップＳ４１６では、特賞中アウト玉数積算処理を終了し、ステップＳ４１８に移行して、特賞中アウト玉数積算処理の算出結果である特賞中でのアウト玉数積算値を記憶装置２５０に格納し、ステップＳ４２０に移行して、確率中でのアウト玉数を積算する確率変動中アウト玉数積算処理を開始し、ステップＳ４２２に移行するようになっている。なお、確率変動中アウト玉数積算処理は、特賞中アウト玉数積算処理と同様に、割り込み処理により本アウト玉数計数処理と並列に実行される。
【００６８】
ステップＳ４２２では、確率変動信号の供給が停止されたか否かを判定し、停止されないと判定されたとき(No)は、待機状態としてステップＳ４２２を繰り返し、一方、確率変動信号の供給が停止されたと判定されたとき(Yes) は、ステップＳ４２４に移行して、確率変動中アウト玉数積算処理を終了し、ステップＳ４２６に移行して、確率変動中アウト玉数積算処理の算出結果である確率変動中でのアウト玉数積算値を記憶装置２５０に格納し、本アウト玉数計数処理を再び始めから実行するようになっている。
【００６９】
一方、ステップＳ４０８で、確率変動信号が供給されないと判定されたとき(No)は、ステップＳ４２８に移行して、補給カウント時間ｔD を“５”に設定し、ステップＳ４３０に移行して、補給玉信号が供給されたか否かを判定し、供給されたと判定されたとき(Yes) は、ステップＳ４２８に戻り、一方、補給玉信号が供給されないと判定されたとき(No)は、ステップＳ４３２に移行するようになっている。
【００７０】
ステップＳ４３２では、補給カウント時間ｔD が“０”であるか否かを判定し、“０”でないと判定されたとき(No)は、ステップＳ４３０に戻り、一方、補給カウント時間ｔD が“０”であると判定されたとき(Yes) は、ステップＳ４３４に移行して、特賞中アウト玉数積算処理を終了し、ステップＳ４３６に移行して、特賞中アウト玉数積算処理の算出結果である特賞中でのアウト玉数積算値を記憶装置２５０に格納し、本アウト玉数計数処理を再び始めから実行するようになっている。
【００７１】
一方、ステップＳ４０２で、大当たり信号が供給されないと判定されたとき(No)は、ステップＳ４３８に移行して、特賞外でのアウト玉数を積算して記憶装置２５０に格納し、本アウト玉数計数処理を再び始めから実行するようになっている。
【００７２】
また、ＣＰＵ２１０において、遊技機１００の稼働率を算出するときに実行される稼働率算出処理は、次のように構成されている。
まず、図９中、ステップＳ５００では、ホールの営業を開始し、ステップＳ５０２に移行して、算出カウント時間ｔC を“１”に設定し、ステップＳ５０４に移行して、算出カウント時間ｔC が“０”であるか否かを判定し、“０”でないと判定されたとき(No)は、待機状態としてステップＳ５０４を繰り返し、一方、算出カウント時間ｔC が“０”であると判定されたとき(Yes) は、ステップＳ５０６に移行するようになっている。
【００７３】
ステップＳ５０６では、あらかじめ設定した営業開始時刻（例えば１０：００）から、クロックタイマ装置２８０より取得した現在時刻に至るまでに経過した分数を営業分時間として算出し、ステップＳ５０８に移行して、アウト玉数計数処理により算出された特賞中でのアウト玉数積算値を記憶装置２５０から取得し、ステップＳ５１０に移行して、アウト玉数計数処理により算出された確率変動中でのアウト玉数積算値を記憶装置２５０から取得し、ステップＳ５１２に移行して、アウト玉数計数処理により算出された特賞確率変動外でのアウト玉数積算値を記憶装置２５０から取得し、ステップＳ５１４に移行するようになっている。
【００７４】
ステップＳ５１４では、特賞中での発射可能玉数(=95) 、確率変動中での発射可能玉数(=90) および特賞確率変動外での発射可能玉数(=80) をテーブルから取得し、ステップＳ５１６に移行して、算出した営業分時間、取得した特賞中、確率変動中および特賞確率変動外でのアウト玉数積算値、および取得した特賞中、確率変動中および特賞確率変動外での発射可能玉数に基づき、次式（３）に示す演算式にしたがって稼働率を算出し、ステップＳ５１７に移行するようになっている。
【００７５】
稼働率〔％〕 ＝ （（特賞中でのアウト玉数積算値／（営業分時間×特賞中での発射可能玉数）） ＋ （確率変動中でのアウト玉数積算値／（営業分時間×確率変動中での発射可能玉数）） ＋ （特賞確率変動外でのアウト玉数積算値／（営業分時間×特賞確率変動外での発射可能玉数））） ×１００（３）
次いで、ステップＳ５１７では、算出した稼働率を記憶装置２５０に格納し、ステップＳ５１８に移行して、クロックタイマ装置２８０より取得した現在時刻があらかじめ設定した営業終了時刻（例えば、２２：００）であるか否かを判定し、営業終了時刻でないと判定されたとき(No)は、ステップＳ５０２に戻り、一方、営業終了時刻であると判定されたとき(Yes) は、一連の処理を終了するようになっている。
【００７６】
次に、上記第２の実施の形態の動作を図面を参照しながら説明する。図１０は、遊技機１００から出力される各信号を示すタイムチャートである。
上記のような構成であれば、特賞中と、確率変動中と、特賞確率変動外とを区別して遊技機１００の稼働率が算出される。以下、稼働率が算出される過程を説明する。なお、図１０中、時刻ｔ0 において、営業が開始されたものとする。したがって、この時点では、特賞中、確率変動中、および特賞確率変動外でのアウト玉数積算値は、いずれも“０”個である。
【００７７】
まず、図１０に示すように、時刻ｔ0 からｔ1 までの間において、遊技機１００の遊技状態が特賞確率変動外であるときは、特賞確率変動外でのアウト玉数が積算され、その積算結果が記憶装置２５０に格納される。この場合は、アウト玉信号が５回供給されたので、特賞確率変動外でのアウト玉数積算値は、“５０”個になる。
【００７８】
次いで、時刻ｔ1 において、遊技機１００の遊技状態が特賞状態となったときは、特賞中でのアウト玉数の積算が開始され、時刻ｔ2 において、大当たり信号の供給が停止されることにより特賞状態が終了したときは、所定時間“５”内に補給玉信号が供給されるか否かが判定される（供給判定処理）。この場合に、所定時間内にある時刻ｔ3 において、補給玉信号が供給されたときは、供給判定処理の判定時間が初期値“５”に再設定される。このため、補給玉信号の供給が停止された時刻ｔ4 から所定時間“５”が経過するまで、供給判定処理が実行される。
【００７９】
しかしその後、所定時間“５”が経過するまでに次の補給玉信号が供給されないので、所定時間“５”が経過した時刻ｔ5 において、特賞中でのアウト玉数の積算が終了され、その積算結果が記憶装置２５０に格納される。この場合は、時刻ｔ1 から時刻ｔ5 までの間にアウト玉信号が７回供給されたので、特賞中でのアウト玉数積算値は、“７０”個になる。
【００８０】
次いで、特賞中アウト玉数積算処理が終了された時刻ｔ5 において、確率変動信号が供給されているので、確率変動状態である時刻ｔ5 からｔ6 までの間において、確率変動中でのアウト玉数が積算され、その積算結果が記憶装置２５０に格納される。この場合は、アウト玉信号が５回供給されたので、確率変動中でのアウト玉数積算値は、“５０”個になる。なお、確率変動信号は、時刻ｔ2 からｔ6 までの間供給されているが、時刻ｔ2 からｔ5 までの間は、特賞中アウト玉数積算処理中であるので、確率変動中でのアウト玉数を積算する期間の対象とはされない。すなわち、確率変動中でのアウト玉数を積算する期間の対象となるのは、確率変動信号が供給されている間であって、特賞中アウト玉数積算処理中でないときである。
【００８１】
一方、時刻ｔ6 において、算出カウント時間ｔC が“０”になったものとすると、営業開始時刻から時刻ｔ6 までの営業分時間（例えば３分）が算出され、特賞中での発射可能玉数“９５”、確率変動中での発射可能玉数“９０”および特賞確率変動外での発射可能玉数“８０”がＲＯＭ２２０のテーブルから取得されるとともに、特賞中でのアウト玉数積算値“７０”、確率変動中でのアウト玉数積算値“５０”および特賞確率変動外でのアウト玉数積算値“５０”が記憶装置２５０から取得され、これらの値に基づき上式（３）にしたがって稼働率が算出される。この場合に稼働率は、これらの値から６４〔％〕と算出される。
【００８２】
以上、このような処理が営業終了時刻になるまで繰り返し実行される。
このようにして、上記第１の実施の形態の構成に加えて、特賞中アウト玉数積算処理が実行されていない場合であって、確率変動信号が供給されるときは、アウト玉信号に基づいて確率変動中でのアウト玉数の積算を開始し、確率変動信号の供給が停止されたときは、確率変動中でのアウト玉数の積算を終了し、このような確率変動中でのアウト玉数積算値に基づき演算式（３）にしたがって稼働率を算出するようにしたから、特賞中でのアウト玉数積算値、確率変動中でのアウト玉数積算値および特賞確率変動外でのアウト玉数積算値を比較的正確に算出することができ、もってより正確な稼働率を算出することができる。
【００８３】
なお、上記第１実施の形態において、特賞中での発射可能玉数および特賞外での発射可能玉数は、ＲＯＭ２２０のテーブルに登録された固定の値を用いるようにしたが、これに限らず、所望する特賞中での発射可能玉数および特賞外での発射可能玉数を、入力装置２６０を介してＲＡＭ２３０に入力し、これらを用いるようにしてもよい。
【００８４】
また、上記第２実施の形態において、特賞中での発射可能玉数、確率変動中での発射可能玉数、および特賞確率変動外での発射可能玉数は、ＲＯＭ２２０のテーブルに登録された固定の値を用いるようにしたが、これに限らず、所望する特賞中での発射可能玉数、確率変動中での発射可能玉数、および特賞確率変動外での発射可能玉数を、入力装置２６０を介してＲＡＭ２３０に入力し、これらを用いるようにしてもよい。
【００８５】
さらに、上記第１および第２の実施の形態において、第１タイマ２１４がタイムアウトする前に補給玉信号が供給された場合は、補給カウント時間ｔD を“５”に再設定するようにしたが、これに限らず、第１タイマ２１４がタイムアウトする前に補給玉信号が供給された場合は、第１タイマ２１４がタイムアウトするのを待って、補給カウント時間ｔD を“５”に再設定するようにしてもよい。
【００８６】
さらに、上記第１および第２の実施の形態において、図３、図４、図８および図９のフローチャートに示す処理を実行するにあたってはいずれも、ＲＯＭ２２０にあらかじめ格納されているプログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記録された記録媒体から、そのプログラムをＲＡＭ２３０に読み込んで実行するようにしてもよい。
【００８７】
このような構成であれば、第１の実施の形態においては、特賞中でのアウト玉数積算値および特賞外でのアウト玉数積算値を比較的正確に算出することができ、また、第２の実施の形態においては、特賞中でのアウト玉数積算値、確率変動中でのアウト玉数積算値および特賞確率変動外でのアウト玉数積算値を比較的正確に算出することができる。
【００８８】
ここで、記録媒体とは、ＲＡＭ、ＲＯＭ等の半導体記憶媒体、ＦＤ、ＨＤ等の磁気記憶型記憶媒体、ＣＤ、ＣＤＶ、ＬＤ、ＤＶＤ等の光学的読取方式記憶媒体、ＭＯ等の磁気記憶型／光学的読取方式記憶媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記録媒体であれば、あらゆる記録媒体を含むものである。
【００８９】
上記第１の実施の形態において、ＲＯＭ２２０は、請求項１記載の記憶手段に対応し、ＣＰＵ２１０およびステップＳ３０６からＳ３１４までは、請求項１記載の稼働率算出手段に対応し、ＣＰＵ２１０、並びにステップＳ２０２からＳ２１６まで、およびステップＳ３０６からＳ３１４までは、請求項２記載の稼働率算出手段に対応し、式（２）は、請求項１または２記載の所定の演算式に対応している。
【００９０】
また、上記第２の実施の形態において、ＣＰＵ２１０、並びにステップＳ４１４、ステップＳ４２０からＳ４２６まで、ステップＳ５０８からＳ５１６までは、請求項３記載の稼働率算出手段に対応し、式（３）は、請求項３記載の所定の演算式に対応している。
【００９１】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る遊技機の稼働率算出装置および遊技機の稼働率算出方法によれば、実発射玉数が異なるような複数の遊技状態を有する遊技機において、従来に比して、遊技状態を区別して比較的正確な稼働率を算出することができるという効果が得られる。
【００９２】
また、本発明に係る請求項２記載の遊技機の稼働率算出装置によれば、特賞状態でのアウト玉数積算値、およびそれ以外の状態でのアウト玉数積算値を比較的正確に算出することができるので、より正確な稼働率を算出することができるという効果も得られる。
【００９３】
さらに、本発明に係る請求項３記載の遊技機の稼働率算出装置によれば、特賞状態でのアウト玉数積算値、確率変動状態でのアウト玉数積算値、およびそれ以外の状態でのアウト玉数積算値を比較的正確に算出することができるので、より正確な稼働率を算出することができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１の実施の形態の構成を示す図である。
【図２】特賞中および特賞外での発射可能玉数が登録されたテーブルの構成を示す図である。
【図３】特賞中および特賞外でのアウト玉数を計数するための処理を示すフローチャートである。
【図４】稼働率を算出するための処理を示すフローチャートである。
【図５】遊技機から出力される各信号を示すタイムチャートである。
【図６】第２の実施の形態の構成を示す図である。
【図７】特賞中、確率変動中および特賞確率変動外での発射可能玉数が登録されたテーブルの構成を示す図である。
【図８】特賞中、確率変動中および特賞確率変動外でのアウト玉数を計数するための処理を示すフローチャートである。
【図９】稼働率を算出するための処理を示すフローチャートである。
【図１０】遊技機から出力される各信号を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
１００ 遊技機
１１０ 補給玉検出センサ
１２０ アウト玉検出センサ
１３０ 大当たり信号生成部
１４０ 確率変動信号生成部
１５０ Ｉ／Ｆ部
２００ 管理コンピュータ
２１０ ＣＰＵ
２１４ 第１タイマ
２１６ 第２タイマ
２２０ ＲＯＭ
２３０ ＲＡＭ
２４０ Ｉ／Ｏポート
２５０ 記憶装置
２６０ 入力装置
２７０ 表示装置
２８０ クロックタイマ装置
２８５ バス
３００ 通信ケーブル[0001]
[Field of the Invention]
The present invention relates to an apparatus and method for calculating an operating rate of a gaming machine, and more particularly, to an apparatus and method for accurately calculating an operating rate according to an operating state of a gaming machine. More specifically, the present invention relates to a gaming machine availability calculation device and a gaming machine availability calculation method for calculating an accurate availability by distinguishing between a special prize period and a non-special prize period of a pachinko machine.
[0002]
[Prior art]
Recently, at pachinko halls, the utilization rate of pachinko machines has been collected for each pachinko machine, and nail adjustment of each pachinko machine has been carried out based on this data to improve the efficiency of pachinko hall management.
[0003]
Therefore, conventionally, as an apparatus for calculating the operating rate of the gaming machine, there is one disclosed in Japanese Utility Model Publication No. 2-29981. This is to divide the number of out-of-game balls (number of shots) by the number of balls that can be fired within a predetermined time and output the division result as the operation rate. Specifically, it is calculated by the following equation (1).
[0004]
Occupancy rate [%] = number of out balls integrated value / (business minutes [minutes] x number of balls that can be fired per minute) x 100 (1)
Note that the number of balls that can be fired for a minute in the formula (1) is a constant value. For example, when the maximum number of balls that can be fired by a gaming machine is set to 100, a short pause of the player is taken into consideration. About 84.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional device for calculating the operating rate, the number of balls that can be fired is always set to a constant value regardless of the gaming state of the gaming machine, and the operating rate is calculated based on this. Therefore, when there is a large difference between the actual number of balls actually fired by the player and the set number of balls that can be fired depending on the game state, the operating rate cannot be calculated accurately.
[0006]
For example, during the special prize period, there is almost no short pause of the player, and the actual number of shots in this state is larger than the actual number of shots outside the special prize period. For this reason, if the number of balls that can be fired is set based on the actual number of shots outside the special prize period, there will be a large difference between the actual number of fired balls and the number of balls that can be fired during the special prize period. Even if the number of balls that can be fired is set based on the average number of actual fired balls during the special prize period and outside the special prize period, there is some difference between the number of actual fired balls and the number of fireable balls. Will occur.
[0007]
Therefore, the present invention has an object to solve such a conventional problem, and in a gaming machine having a plurality of gaming states with different numbers of actual fired balls, an accurate operation rate is calculated by distinguishing the gaming states. It is an object of the present invention to provide a gaming machine operating rate calculating device and a gaming machine operating rate calculating method suitable for the above.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, an operating rate calculation device for a gaming machine according to claim 1 according to the present invention is a device for calculating an operating rate of a gaming machine, wherein each of a plurality of gaming states of the gaming machine is calculated. , An average fired by the player per unit time in the gaming state set for each of the plurality of gaming states A storage means for storing a table in which the number of playable game balls that are the number of game balls is registered in association with each other, and an operation rate calculation means for calculating an operation rate, the operation rate calculation means, When calculating the operating rate of the gaming machine during a predetermined business hours, an integrated value is calculated by associating the number of out balls, which is the number of balls struck into the gaming machine, with each gaming state during the predetermined business hours When the game state continues for the predetermined business time, the player adds the number of playable game balls corresponding to the respective game state retrieved from the table to the predetermined business time. The average number of game balls to be fired is calculated, and the ratio of the calculated integrated value to the average number of game balls to be fired by the player when each of the calculated game states continues for the predetermined business time is calculated. , Calculating for each gaming state, and adding the ratio calculated for each gaming state for the plurality of gaming states to obtain the operating rate of the gaming machine in the predetermined business hours .
[0009]
With such a configuration, the operating rate of the gaming machine is calculated as follows.
First, a table in which each of a plurality of gaming states and the number of playable game balls are registered in association with each other is stored in advance in a storage unit. Then, in the operation rate calculation means, the number of playable game balls set corresponding to the game state is retrieved from the table of the storage means, and based on each number of game balls that can be fired, a predetermined arithmetic expression is obtained. Therefore, the operating rate is calculated.
[0010]
In other words, the occupancy rate is calculated in consideration of the number of game balls that can be fired in each game state, so in a gaming machine having a plurality of game states in which the actual number of game balls are different, the game machine has various game states. Even if it is taken, its availability is calculated accurately.
[0011]
In the invention according to claim 1, the “number of playable game balls” refers to the number of game balls that are assumed to be an average number of game balls that are launched by a player within a predetermined time in a gaming machine. Say. In addition, the “actually launched game ball number” is the number of game balls actually fired by the player within a predetermined time in the gaming machine. For example, when the maximum number of game balls that can be fired per minute by a gaming machine is 100, the average number of game balls that are fired is a special award, taking into account the short pause of the player, etc. It is expected to be about 84 outside the period. Therefore, it is preferable that the number of game balls that can be fired is set so as to approximate the number of game balls that can be fired.
[0012]
Further, the operating rate calculation device for a gaming machine according to claim 2 according to the present invention is the operating rate calculation device for a gaming machine according to claim 1, wherein the operating rate calculation means includes: In performing the integration process for the special prize state which is the most advantageous game state for the player among the plurality of gaming states, the supply is started at the start of the special prize state and the supply is stopped at the end of the special prize state. When a jackpot signal is supplied from the gaming machine , In the special prize state About the above From the time when the integration process is started and the supply of the jackpot signal is stopped until a predetermined time elapses Supplied from the gaming machine when the gaming machine refills the winning ball supplied to the player in accordance with the winning in the special prize state When the refill ball signal is not detected, the special prize state is entered. About When the replenishment signal is detected before the predetermined time elapses after the integration process is finished, a time for detecting the replenishment signal is further set as the reference time when the replenishment signal is detected. Just extend To accumulate the special prize status .
[0013]
With such a configuration, the operating rate of the gaming machine is calculated as follows.
First, when the jackpot signal is supplied, the operation rate calculation means starts an accumulation process of the number of out balls in the special prize state. Thereafter, when the supply of the jackpot signal is stopped, it is determined whether or not the replenishment signal is detected before a predetermined time elapses from that point. At this time, if the replenishment signal is not detected, the processing for integrating the number of out balls in the special prize state is ended.
[0014]
However, when the replenishment signal is detected before the predetermined time elapses, the time for determining the detection of the replenishment signal is extended by a predetermined time on the basis of the detected time point. That is, when the supply signal is detected within a predetermined time after the supply of the jackpot signal is stopped, whether or not the next supply signal is detected until a predetermined time elapses from the detected time. Determined. If the next replenishment signal is detected during that time, it is determined whether or not the next replenishment signal is detected until a predetermined time elapses from the point of detection. This process is repeated, and when the replenishment signal is not detected within a predetermined time, the processing for integrating the number of out balls in the special prize state is terminated at that time.
[0015]
Then, based on the result of the process of accumulating the number of out balls in such a special prize state, the operation is performed according to the formula of “the accumulated number of out balls in the special prize state / (business hours × the number of game balls that can be launched in the special prize state)”. A rate is calculated.
[0016]
The reason for executing the out ball number integration process in this way is to obtain an accurate out ball number integration value in the special prize state. Taking a pachinko machine as an example of a gaming machine, a pachinko machine may need to supply a large amount of winning balls to a player during a special prize period. The supply capacity of the discharge device is limited. For this reason, even after the special prize period ends, the supply process of all winning balls is often not completed. Therefore, if the process of accumulating the number of out balls in the special prize state is extended by a time that will end the supply process of the winning prize even if the special prize period ends, the out ball in the special prize state will be completed. The number integrated value can be calculated relatively accurately.
[0017]
In the second aspect of the present invention, the “number of playable game balls” has the same meaning as in the first aspect. The “business hours” refers to the total time during which the number of out balls is accumulated in each gaming state. For example, assuming that the accumulation process of the number of out balls in each gaming state is started at the start of business, the business hours in the case of calculating the operation rate are the time from the business start time to the time of calculating the operation rate. Further, assuming that the processing for accumulating the number of out balls in each gaming state is completed along with the end of business, the business hours in the case of calculating the operation rate thereafter are the times from the business start time to the business end time.
[0018]
Furthermore, the operating rate calculation device for a gaming machine according to claim 3 according to the present invention is the operating rate calculation device for a gaming machine according to claim 2, wherein the operating rate calculation means includes: In performing the integration process for the probability variation state among the plurality of gaming states, Special prize state about When the integration process is not executed, Supply starts with the start of the stochastic state and stops with the end of the stochastic state A random fluctuation signal is supplied from the gaming machine. The When the probability fluctuation state About the above When the integration process is started and the supply of the probability variation signal is stopped, the probability variation state is entered. Product about Finish calculation Do .
[0019]
With such a configuration, the operating rate of the gaming machine is calculated as follows.
First, in the operation rate calculation means, when the process of integrating the number of out balls in the special prize state is not executed, when the probability variation signal is supplied, the process of integrating the number of out balls in the probability variation state is started. Thereafter, when the supply of the probability variation signal is stopped, the integration processing of the number of out balls in the probability variation state is terminated. Then, based on the result of integration processing of the number of out balls in such a probability variation state, an expression “integrated value of the number of out balls in the probability variation state / (business hours × number of playable balls in the probability variation state)”. The operating rate is calculated as follows.
[0020]
On the other hand, the operating rate calculation method for a gaming machine according to claim 4 according to the present invention includes a special prize state, a probability variation state, and a normal state that is other than these states. And the average fired by the player per unit time in the gaming state set for each of the special prize state, the probability variation state, and the normal state. Number of playable game balls that is the number of game balls And Associating and storing in a table; Calculating an integrated value in which the number of balls that have been driven into the gaming machine is integrated in association with each of a special prize state, a probability variation state, and a normal state during predetermined business hours; The number of playable game balls corresponding to each of the special prize state, the probability variation state, and the normal state is retrieved from the table, the number of game balls that can be launched in the special prize state, the number of game balls that can be launched in the probability variation state, and the normal Obtaining the number of playable balls in the state; Multiplying the number of playable game balls corresponding to each of the special prize state, the probability variation state, and the normal state retrieved from the table by the predetermined business hours, and the game when each game state continues for the predetermined business hours The average number of game balls fired by the player is calculated, and the calculated integrated value for the average number of game balls fired by the player when the calculated game state continues for the predetermined business time. The ratio is calculated for each of the special prize state, the probability variation state, and the normal state, and the ratio calculated for each of the special prize state, the probability variation state, and the normal state is added for the special prize state, the probability variation state, and the normal state. And the operating rate of the gaming machine in the predetermined business hours Steps.
[0021]
With such a method, the operating rate of the gaming machine is calculated as follows.
First, the number of playable game balls corresponding to each of the special prize state, the probability variation state, and the normal state is the number of game balls that can be launched in the special prize state, the number of game balls that can be launched in the probability variation state, and the normal state. These numbers are associated as the number of playable game balls, and these values are stored in a table.
[0022]
Then, when calculating the occupancy rate, first, the number of game balls that can be launched in the special prize state, the number of game balls that can be launched in the probability variation state, and the number of game balls that can be launched in the normal state are searched from the table. The number of out balls in each of the special prize state, the probability variation state, and the normal state is integrated. Then, based on these values that have been searched and accumulated, “(the accumulated number of balls in the special prize state / (business hours × the number of game balls that can be launched in the special prize state)) + (the out in the probability variation state) Total number of balls / (business hours x number of playable balls in probability variation state)) + (total number of out balls in normal state / (business hours × number of playable balls in normal state)) ” The operating rate is calculated according to the formula.
[0023]
In the invention according to claim 4, the “number of playable game balls” has the same meaning as in claim 1. In addition, “business hours” has the same meaning as in claim 2.
[0024]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a diagram showing a first embodiment of a gaming machine operating rate calculating apparatus and gaming machine operating rate calculating method according to the present invention.
[0025]
In the first embodiment, as shown in FIG. 1, the gaming machine utilization rate calculation apparatus and gaming machine utilization rate calculation method according to the present invention are in the special award and non-special prizes that are the gaming state of the gaming machine 100. The management computer 200 calculates the operating rate of the gaming machine 100 based on the supply ball signal, the out ball signal, and the jackpot signal output from the gaming machine 100.
[0026]
In the figure, the gaming machine 100 and the management computer 200 are connected to each other via a communication cable 300 which is a signal line for transmitting data so that data can be transmitted and received. In order to facilitate understanding of the invention, only one gaming machine is illustrated, but actually, a plurality of gaming machines are connected to the management computer 200.
[0027]
The gaming machine 100 includes a replenishment ball detection sensor 110, an out ball detection sensor 120, a jackpot signal generation unit 130, and an I / F (interface) unit 150 for transmitting signals output from these to the communication cable 300. And is composed of.
[0028]
The replenishment ball detection sensor 110 counts replenishment balls replenished to a winning ball storage tank (not shown) that is provided at the upper back of the gaming machine 100 and stores a winning ball that is supplied for each winning. Each time a certain number (for example, 10) of replenishment balls are counted, a replenishment ball signal is output as a pulse signal.
[0029]
The out ball detection sensor 120 counts the number of out balls discharged from the gaming machine 100, and outputs an out ball signal as a pulse signal each time a certain number (for example, 10) of out balls is counted. It has become.
[0030]
The jackpot signal generation unit 130 outputs a jackpot signal for indicating that the gaming state of the gaming machine 100 is in the special prize state at the start of the special prize period which is the most advantageous gaming state for the player. Then, this jackpot signal is maintained at a high level. That is, the jackpot signal transitions from a low level to a high level (rise) when the special prize period is started, and transitions from a high level to a low level (fall) when the special prize period is completed.
[0031]
The I / F unit 150 sends the supply ball signal from the supply ball detection sensor 110, the out ball signal from the out ball detection sensor 120, and the jackpot signal from the jackpot signal generation unit 130 to the management computer 200, respectively. To be sent to.
[0032]
On the other hand, the management computer 200 includes a CPU 210 that controls the operation and the entire system based on the control program, a ROM 220 that stores a control program of the CPU 210 in a predetermined area in advance, data read from the ROM 220 and the calculation process of the CPU 210 RAM 230 for storing the calculation results necessary for the I / O port 240 for inputting / outputting data between the communication cable 300 and the RAM 230, a storage device 250 for storing the processing results, etc., and data as a human interface Input device 260, a display device 270 for displaying processing results and the like, and a clock timer device 280 for counting the elapsed time with reference to the set time, which are data Bus 28 which is a signal line for transferring In is another and exchange data connected.
[0033]
The CPU 210 is provided with a first timer 214 and a second timer 216. The first timer 214 counts a count for extending the special award period by a predetermined time depending on whether or not the supply ball signal is supplied, and the supply count time t set from the reset state. D When elapses, it is timed out. The second timer 216 gives the CPU 210 the timing for calculating the operating rate every predetermined time, and the calculated count time t set from the reset state. C When elapses, it is timed out.
[0034]
In the ROM 220, as shown in FIG. 2, the number of balls that can be fired, which is the average number of balls fired toward the gaming machine 100 per minute by the player, set during the special prize and outside the special prize, A table registered in association with the number of balls that can be fired in and the number of balls that can be fired outside the special prize is stored. Here, the number of balls that can be fired during the special prize is set to “95”, and the number of balls that can be fired outside the special prize is set to “80”. Note that these values are examples.
[0035]
The CPU 210 includes a microprocessing unit MPU and the like. When counting the number of out balls during and outside the special prize, the CPU 210 activates a predetermined program stored in a predetermined area of the ROM 220 and outputs the out program shown in the flowchart of FIG. While executing the ball counting process, when calculating the operating rate of the gaming machine 100, the operating rate calculating process shown in the flowchart of FIG. 4 is executed. In addition, the replenishment count time t of the first timer 214 is previously stored in the RAM 230 via the input device 260. D "5" is input as a value to be set in the second timer 216 and the calculated count time t of the second timer 216 C It is assumed that “1” is input as a value to be set in.
[0036]
Here, in the CPU 210, the out ball number counting process executed when counting the number of out balls during and outside the special prize is configured as follows.
First, in FIG. 3, in step S <b> 200, it is determined whether or not an out ball signal is supplied via the I / O port 240. As a result of the determination, when it is determined that the out ball signal is not supplied (No), Step S200 is repeated as a standby state. On the other hand, when it is determined that the out ball signal is supplied (Yes), the process proceeds to Step S202. It is supposed to be.
[0037]
In step S202, it is determined whether or not a jackpot signal is supplied via the I / O port 240. As a result of the determination, when it is determined that the jackpot signal has been supplied (Yes), the process proceeds to step S204 to start the out-of-special-out ball number integrating process for accumulating the number of out-balls in the special award, and to step S206. It is supposed to migrate.
[0038]
Here, the out-of-a-ball number integration process during the special award is executed in parallel with the out-of-ball number counting process by an interruption process, and the out-ball number is integrated based on the supplied out-ball signal. In this integration, a value obtained by multiplying the number of times of supply of the out ball signal by 10 is added to the accumulated number of out balls in the latest special award, and the out ball number integrated value in the special award is updated. Through such processing, the number of out balls in the special prize is calculated.
[0039]
Next, in step S206, it is determined whether or not the supply of the jackpot signal has been stopped. As a result of the determination, when it is determined that the supply of the jackpot signal is not stopped (No), Step S206 is repeated as a standby state, while when it is determined that the supply of the jackpot signal is stopped (Yes), Step S208 is performed. , And the replenishment count time t of the first timer 214 D Is set to “5”, and the process proceeds to step S210. Replenishment count time t D “5” to be set is an example.
[0040]
In step S210, it is determined whether or not a supply ball signal has been supplied via the I / O port 240. As a result of the determination, when it is determined that the replenishment ball signal is supplied (Yes), the process returns to step S208. On the other hand, when it is determined that the replenishment ball signal is not supplied (No), the process proceeds to step S212. It has become.
[0041]
In step S212, the replenishment count time t D Is “0”, that is, whether or not the first timer 214 has timed out is determined. As a result of the determination, the replenishment count time t D Is determined not to be “0” (No), the process returns to step S210, while the replenishment count time t D Is determined to be “0” (Yes), the process proceeds to step S214.
[0042]
In step S214, the out-of-the-balls integration process during the special award is terminated, and the process proceeds to step S216. This out ball counting process is executed again from the beginning.
[0043]
On the other hand, when it is determined in step S202 that the jackpot signal is not supplied (No), the process proceeds to step S218, the number of out balls outside the special prize is integrated, and the integrated value is stored in the storage device 250. This out ball count processing is executed again from the beginning.
[0044]
In addition, the operation rate calculation process executed when the operation rate of the gaming machine 100 is calculated in the CPU 210 is configured as follows. The actual operation rate calculation process is executed in parallel with the out ball number counting process by the interrupt process, and the operation rate is calculated based on the accumulated number of out balls during and outside the special prize calculated by the out ball number counting process. It comes to calculate.
[0045]
First, in FIG. 4, in step S300, the hall business is started, the process proceeds to step S302, and the calculated count time t of the second timer 216 C Is set to "1", and the process proceeds to step S304. Calculation count time t C “1” to be set to is an example.
[0046]
In step S304, the calculated count time t C Is “0”, that is, whether or not the second timer 216 has timed out is determined. As a result of the determination, the calculated count time t C Is determined to be not “0” (No), step S304 is repeated as a standby state, while the calculated count time t C Is determined to be “0” (Yes), the process proceeds to step S306.
[0047]
In step S306, the number of minutes that have elapsed from the preset business start time (for example, 10:00) to the current time acquired from the clock timer device 280 is calculated as the business minute time, and the process proceeds to step S308. The accumulated number of out balls in the special prize calculated by the number of balls counting process is acquired from the storage device 250, the process proceeds to step S310, and the integrated number of out balls outside the special prize calculated by the out ball number counting process. Is acquired from the storage device 250, and the process proceeds to step S312.
[0048]
In step S312, the number of balls that can be fired during the special award (= 95) and the number of balls that can be fired outside the special award (= 80) are acquired from the table in the ROM 220, and the process proceeds to step S314, Based on the acquired number of out balls during and outside the special award, and the number of balls that can be fired during and outside the special award, the occupancy rate is calculated according to the following equation (2). The process proceeds to S315.
[0049]
Occupancy rate [%] = ((out ball number integrated value during special award / (business minute time x number of balls that can be fired during special award)) + (out ball number integrated value outside special award / (business minute time x Number of balls that can be fired outside the award))) x 100 (2)
Next, in step S315, the calculated operation rate is stored in the storage device 250, and the process proceeds to step S316, where the current time acquired from the clock timer device 280 is a preset business end time (for example, 22:00). It is determined whether or not. As a result of the determination, when it is determined that it is not the business end time (No), the process returns to step S302. On the other hand, when it is determined that it is the business end time (Yes), a series of processing ends. Yes.
[0050]
Although not shown, when a specific command is input via the input device 260, the CPU 210 stores information stored in the storage device 250 such as an out ball number integrated value during the special prize and outside the special prize on the display device 270. The process to display is executed. This makes it easier to grasp the state of the gaming machine 100.
[0051]
Next, the operation of the first embodiment will be described with reference to the drawings. FIG. 5 is a time chart showing each signal output from the gaming machine 100.
With the configuration as described above, the operating rate of the gaming machine 100 is calculated by distinguishing between special prizes and non-special prizes. Hereinafter, the process of calculating the operating rate will be described. In FIG. 5, time t 0 It is assumed that the business has started. Therefore, at this time, the total number of out balls during and outside the special prize is “0”.
[0052]
First, as shown in FIG. 0 To t 1 In the meantime, when the gaming state of the gaming machine 100 is out of the special prize, the number of out balls outside the special prize is accumulated, and the accumulation result is stored in the storage device 250. In this case, since the out ball signal is supplied five times, the accumulated number of out balls outside the special prize is “50”.
[0053]
Then time t 1 When the gaming state of the gaming machine 100 becomes the special prize state, the accumulation of the number of out balls in the special prize is started, and the time t 2 When the special prize state is terminated by stopping the supply of the jackpot signal, it is determined whether or not the replenishment ball signal is supplied before the predetermined time “5” elapses from that point (supply determination). processing). In this case, a time t within a predetermined time Three When the supply ball signal is supplied, the determination time of the supply determination process is reset to the initial value “5”. For this reason, the time t when the supply of the supply ball signal is stopped Four Until the predetermined time “5” elapses, the supply determination process is executed.
[0054]
However, after that, since the next supply ball signal is not supplied until the predetermined time “5” elapses, the time t when the predetermined time “5” elapses. Five , The accumulation of the number of out balls in the special prize is terminated, and the accumulation result is stored in the storage device 250. In this case, time t 1 To time t Five Since the out ball signal has been supplied seven times until then, the accumulated number of out balls in the special prize is “70”.
[0055]
On the other hand, time t Five In the calculation count time t C Is assumed to be “0”, the time t from the business start time Five Business minutes (for example, 2 minutes) are calculated, and the number of balls that can be fired during the special prize “95” and the number of balls that can be fired outside the special prize “80” are acquired from the table in the ROM 220 and The out ball number integrated value “70” and the out ball number integrated value “50” outside the special prize are acquired from the storage device 250, and the operating rate is calculated according to the above equation (2) based on these values. In this case, the operating rate is calculated as 68 [%] from these values.
[0056]
As described above, such processing is repeatedly executed until the business end time is reached.
In this way, from the table in which each of the special prizes and non-special prizes and the number of balls that can be fired set for each special prize and non-special prizes are registered in association with each other, The number of balls that can be fired outside the special award is obtained, and the operation rate is calculated according to Equation (2) based on these values. Can be calculated.
[0057]
In particular, when a jackpot signal is supplied, the accumulation of the number of outballs in the special prize is started based on the outball signal, and the supply ball signal is passed until a predetermined time elapses after the supply of the jackpot signal is stopped. Is not detected, the accumulation of the number of out balls in the special prize is terminated, while when the supply ball signal is detected before the predetermined time elapses, the time for detecting the supply ball signal is further increased. Since the time when the replenishment ball signal is detected is extended as a reference for the predetermined time, the operation rate is calculated according to the calculation formula (2) based on the accumulated number of out balls in such a special prize. The accumulated number of out balls in the inside and the accumulated number of out balls outside the special award can be calculated relatively accurately, so that a more accurate operating rate can be calculated.
[0058]
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 6 is a diagram showing a second embodiment of the gaming machine operating rate calculating apparatus and gaming machine operating rate calculating method according to the present invention.
[0059]
In this second embodiment, the gaming machine utilization rate calculation device and gaming machine utilization rate calculation method according to the present invention are the same as during the special prize, which is the gaming state of the gaming machine 100, during the probability variation, The management computer 200 calculates the operating rate of the gaming machine 100 based on the supply ball signal, the out ball signal, the jackpot signal, and the probability fluctuation signal output from the gaming machine 100, separately from the special prize probability fluctuation of the state. It is applied.
[0060]
In the figure, the gaming machine 100 includes a probability variation signal generation unit 140 in addition to the configuration in the first embodiment.
The probability variation signal generation unit 140 outputs a probability variation signal for indicating that the gaming machine 100 is in a probability variation state when the gaming state of the gaming machine 100 is changed to a probability variation state. The fluctuation signal is maintained at a high level. The I / F unit 150 is configured to transmit the probability variation signal from the probability variation signal generation unit 140 to the communication cable 300 toward the management computer 200.
[0061]
On the other hand, the management computer 200 has the following changes compared to the configuration in the first embodiment.
In the ROM 220, instead of the table in the first embodiment, as shown in FIG. 7, the number of fireable balls set for each of the special prize, during the probability fluctuation, and outside the special prize probability fluctuation is displayed. A table registered in association with the number of balls that can be fired, the number of balls that can be fired during the probability variation, and the number of balls that can be fired outside the probability variation is stored. Here, the number of balls that can be fired during the special award is set to “95”, the number of balls that can be fired during the probability variation is set to “90”, and the number of balls that can be fired outside the probability variation of the special prize Is set to “80”. Note that these values are examples.
[0062]
When the CPU 210 counts the number of out balls during the special prize, during the probability fluctuation, and outside the special prize probability fluctuation, instead of the processing in the first embodiment, a predetermined program stored in a predetermined area of the ROM 220 Is activated, and the out-ball number counting process shown in the flowchart of FIG. 8 is executed. On the other hand, when calculating the operating rate of the gaming machine 100, the operating rate calculating process shown in the flowchart of FIG. 9 is executed. . Note that the supply count time t is stored in the RAM 230 in advance via the input device 260. D "5" is input as a value to be set in the calculation count time t C It is assumed that “1” is input as a value to be set in.
[0063]
Here, in the CPU 210, the out ball number counting process executed when counting the number of out balls during the special prize, during the probability fluctuation, and outside the special prize probability fluctuation is configured as follows.
[0064]
First, in FIG. 8, in step S400, it is determined whether or not an out ball signal has been supplied. When it is determined that the out ball signal is not supplied (No), step S400 is repeated as a standby state, while an out ball signal is supplied. When it is determined that the determination has been made (Yes), the process proceeds to step S402.
[0065]
In step S402, it is determined whether or not a jackpot signal has been supplied. If it is determined that the jackpot signal has been supplied (Yes), the process proceeds to step S404 to start a special award out ball count integration process, and the process proceeds to step S406. Then, it is determined whether or not the supply of the jackpot signal is stopped. When it is determined that the supply is not stopped (No), step S406 is repeated as a standby state, while it is determined that the supply of the jackpot signal is stopped. If yes (Yes), the process proceeds to step S408.
[0066]
In step S408, it is determined whether or not a probability variation signal has been supplied. If it is determined that the signal has been supplied (Yes), the process proceeds to step S410, and the replenishment count time t D Is set to “5”, the process proceeds to step S412 to determine whether or not a supply ball signal has been supplied. When it is determined that the supply ball signal has been supplied (Yes), the process returns to step S410, while the supply ball signal is supplied. Is determined not to be supplied (No), the process proceeds to step S414.
[0067]
In step S412, the replenishment count time t D Is determined to be “0”, and when it is determined not to be “0” (No), the process returns to step S412, while the replenishment count time t D Is determined to be “0” (Yes), the process proceeds to step S416.
In step S 416, the out-of-specialized ball number integration process is terminated, and the process proceeds to step S 418, where the out-of-ball number integrated value in the special prize, which is the calculation result of the out-of-special-out ball number integration process, is stored in the storage device 250. Then, the process proceeds to step S420 to start the probability variation out-ball number integration process for integrating the number of out balls in the probability, and the process proceeds to step S422. Note that the out-of-ball number integration process during probability change is executed in parallel with the out-of-ball number counting process by an interrupt process in the same manner as the out-of-ball number integration process during the special prize.
[0068]
In step S422, it is determined whether or not the supply of the probability variation signal is stopped. When it is determined that the supply is not stopped (No), step S422 is repeated as a standby state, while the supply of the probability variation signal is stopped. When the determination is made (Yes), the process proceeds to step S424, the probability variation out ball count integration process ends, and the process proceeds to step S426, where the probability variation, which is the calculation result of the probability variation out ball count accumulation process, is determined. The accumulated number of out balls is stored in the storage device 250, and the out ball counting process is executed again from the beginning.
[0069]
On the other hand, when it is determined in step S408 that the probability fluctuation signal is not supplied (No), the process proceeds to step S428 and the replenishment count time t D Is set to “5”, the process proceeds to step S430 to determine whether or not a supply ball signal has been supplied. If it is determined that the supply ball signal has been supplied (Yes), the process returns to step S428, while the supply ball signal is supplied. Is determined not to be supplied (No), the process proceeds to step S432.
[0070]
In step S432, the replenishment count time t D Is determined to be “0”, and when it is determined not to be “0” (No), the process returns to step S430, while the replenishment count time t D Is determined to be “0” (Yes), the process proceeds to step S434 to end the out-of-special-out ball number integrating process, and the process proceeds to step S436 to calculate the out-of-special-out ball number integrating process. The out ball number integrated value in the special prize as a result is stored in the storage device 250, and this out ball number counting process is executed again from the beginning.
[0071]
On the other hand, when it is determined in step S402 that the jackpot signal is not supplied (No), the process proceeds to step S438, the number of out balls outside the special award is accumulated and stored in the storage device 250, and the number of out balls in this case. The counting process is executed again from the beginning.
[0072]
In addition, the operation rate calculation process executed when the operation rate of the gaming machine 100 is calculated in the CPU 210 is configured as follows.
First, in FIG. 9, in step S500, the hall business is started, the process proceeds to step S502, and the calculated count time t C Is set to “1”, the process proceeds to step S504, and the calculated count time t C Is determined to be “0”, and when it is determined not to be “0” (No), step S504 is repeated as a standby state, while the calculated count time t C Is determined to be “0” (Yes), the process proceeds to step S506.
[0073]
In step S506, the number of minutes that have elapsed from the preset business start time (for example, 10:00) to the current time acquired from the clock timer device 280 is calculated as the business minute hours, and the process proceeds to step S508. The out ball number integrated value in the special prize calculated by the ball number counting process is acquired from the storage device 250, and the process proceeds to step S510, and the out ball number integration in the probability fluctuation calculated by the out ball number counting process The value is acquired from the storage device 250, the process proceeds to step S512, and the out ball number integrated value outside the special probability variation calculated by the out ball number counting process is acquired from the storage device 250, and the process proceeds to step S514. It has become.
[0074]
In step S514, the number of balls that can be fired during the special award (= 95), the number of balls that can be fired during the probability variation (= 90), and the number of balls that can be fired outside the probability variation (= 80) are obtained from the table. , The process proceeds to step S516, and the calculated business hours, the acquired special prize, the probability fluctuation and the out-of-ball number integrated value outside the special prize probability fluctuation, and the acquired special prize, the probability fluctuation and the special prize probability fluctuation outside Based on the number of balls that can be fired, the operation rate is calculated according to the arithmetic expression shown in the following expression (3), and the process proceeds to step S517.
[0075]
Occupancy rate [%] = ((Out of ball number integrated value during special award / (Business minutes x Number of balls that can be fired during special award)) + (Out ball number integrated value during probability change / (Operating minutes) × Number of balls that can be fired during probability fluctuations)) + (Integrated number of balls outside the probability fluctuation of the special prize / (Operating minutes x Number of balls that can be fired outside the fluctuation of the probability of special prize))) × 100 (3)
Next, in step S517, the calculated operation rate is stored in the storage device 250, the process proceeds to step S518, and the current time acquired from the clock timer device 280 is a preset business end time (for example, 22:00). If it is determined that it is not the business end time (No), the process returns to step S502. On the other hand, if it is determined that it is the business end time (Yes), the series of processes is terminated. It has become.
[0076]
Next, the operation of the second embodiment will be described with reference to the drawings. FIG. 10 is a time chart showing each signal output from the gaming machine 100.
With the above configuration, the operating rate of the gaming machine 100 is calculated by distinguishing between special prizes, during probability fluctuations, and outside special prize probability fluctuations. Hereinafter, the process of calculating the operating rate will be described. In FIG. 10, time t 0 It is assumed that the business has started. Therefore, at this time, the accumulated number of out balls during the special prize, during the probability fluctuation, and outside the special prize probability fluctuation is all “0”.
[0077]
First, as shown in FIG. 0 To t 1 In the meantime, when the gaming state of the gaming machine 100 is out of the special prize probability fluctuation, the number of out balls outside the special prize probability fluctuation is accumulated, and the accumulation result is stored in the storage device 250. In this case, since the out ball signal is supplied five times, the out ball number integrated value outside the special probability variation is “50”.
[0078]
Then time t 1 When the gaming state of the gaming machine 100 becomes the special prize state, the accumulation of the number of out balls in the special prize is started, and the time t 2 When the special prize state is terminated by stopping the supply of the jackpot signal, it is determined whether or not the supply ball signal is supplied within a predetermined time “5” (supply determination process). In this case, a time t within a predetermined time Three When the supply ball signal is supplied, the determination time of the supply determination process is reset to the initial value “5”. For this reason, the time t when the supply of the supply ball signal is stopped Four Until the predetermined time “5” elapses, the supply determination process is executed.
[0079]
However, after that, since the next supply ball signal is not supplied until the predetermined time “5” elapses, the time t when the predetermined time “5” elapses. Five , The accumulation of the number of out balls in the special prize is terminated, and the accumulation result is stored in the storage device 250. In this case, time t 1 To time t Five Since the out ball signal has been supplied seven times until then, the accumulated number of out balls in the special prize is “70”.
[0080]
Next, t Five Since the probability fluctuation signal is supplied, the time t in the probability fluctuation state Five To t 6 Until then, the number of out balls in the probability variation is accumulated, and the accumulation result is stored in the storage device 250. In this case, since the out ball signal is supplied five times, the accumulated number of out balls during the probability variation is “50”. Note that the probability variation signal is the time t 2 To t 6 Until time t 2 To t Five Since the number of out balls during the special award is being processed until the time until, the time period for accumulating the number of out balls during the probability variation is not considered. In other words, the target of the period for accumulating the number of out balls during the probability variation is while the probability variation signal is being supplied, and is not during the special ball out ball number accumulation process.
[0081]
On the other hand, time t 6 In the calculation count time t C Is assumed to be “0”, the time t from the business start time 6 Business minutes (for example, 3 minutes) are calculated, the number of balls that can be fired during the special prize “95”, the number of balls that can be fired during the probability variation “90”, and the number of balls that can be fired outside the probability variation of the special prize “ 80 ”is acquired from the table of the ROM 220, and the out ball number integrated value“ 70 ”during the special prize, the out ball number integrated value“ 50 ”during the probability fluctuation, and the out ball number integrated value outside the special prize probability fluctuation “50” is acquired from the storage device 250, and the operating rate is calculated according to the above equation (3) based on these values. In this case, the operating rate is calculated as 64 [%] from these values.
[0082]
As described above, such processing is repeatedly executed until the business end time is reached.
In this way, in addition to the configuration of the first embodiment, when the out-of-specializing-out ball number integrating process is not executed and the probability variation signal is supplied, it is based on the out-ball signal. When the accumulation of the number of out balls during the probability fluctuation is started and the supply of the probability fluctuation signal is stopped, the accumulation of the number of out balls during the probability fluctuation is terminated and the out ball number during such a probability fluctuation is Since the occupancy rate is calculated according to the equation (3) based on the accumulated number of balls, the accumulated number of out balls in the special prize, the accumulated number of out balls in the probability fluctuation, and outside the special prize probability fluctuation The accumulated number of out balls can be calculated relatively accurately, so that a more accurate operating rate can be calculated.
[0083]
In the first embodiment, the fixed number registered in the table of the ROM 220 is used for the number of balls that can be fired during the special prize and the number of balls that can be fired outside the special prize. The desired number of balls that can be fired during the special award and the number of balls that can be fired outside the special prize may be input to the RAM 230 via the input device 260 and used.
[0084]
In the second embodiment, the number of balls that can be fired during the special prize, the number of balls that can be fired during the probability variation, and the number of balls that can be fired outside the special probability variation are fixed in the ROM 220 table. However, the present invention is not limited to this, and the number of balls that can be fired during the special prize, the number of balls that can be fired during the probability fluctuation, and the number of balls that can be fired outside the fluctuation of the special prize probability are input devices. They may be input to the RAM 230 via 260 and used.
[0085]
Further, in the first and second embodiments, when the supply ball signal is supplied before the first timer 214 times out, the supply count time t D However, the present invention is not limited to this. However, when the replenishment ball signal is supplied before the first timer 214 times out, the replenishment is performed after the first timer 214 times out. Count time t D May be reset to “5”.
[0086]
Further, in the first and second embodiments, when executing the processes shown in the flowcharts of FIGS. 3, 4, 8, and 9, the programs stored in the ROM 220 are executed in advance. However, the present invention is not limited to this, and the program may be read into the RAM 230 and executed from a recording medium on which a program showing these procedures is recorded.
[0087]
With such a configuration, in the first embodiment, the out ball number integrated value in the special prize and the out ball number integrated value outside the special prize can be calculated relatively accurately. In the second embodiment, it is possible to calculate the out ball number integrated value during the special prize, the out ball number integrated value during the probability fluctuation, and the out ball number integrated value outside the special prize probability fluctuation relatively accurately. .
[0088]
Here, the recording medium is a semiconductor storage medium such as RAM or ROM, a magnetic storage type storage medium such as FD or HD, an optical reading type storage medium such as CD, CDV, LD, or DVD, or a magnetic storage type such as MO. / Optical reading type storage medium, including any recording medium as long as it can be read by a computer regardless of electronic, magnetic, optical, or other reading methods.
[0089]
In the first embodiment, the ROM 220 corresponds to the storage unit described in claim 1, and the CPU 210 and steps S306 to S314 correspond to the operation rate calculation unit described in claim 1, and the CPU 210 and step S202. To S216 and steps S306 to S314 correspond to the operation rate calculation means according to claim 2, and the expression (2) corresponds to the predetermined arithmetic expression according to claim 1 or 2.
[0090]
In the second embodiment, the CPU 210 and steps S414, S420 to S426, and steps S508 to S516 correspond to the operation rate calculating means according to claim 3, and the expression (3) is This corresponds to the predetermined arithmetic expression described in item 3.
[0091]
【The invention's effect】
As described above, according to the gaming machine utilization rate calculation device and gaming machine utilization rate calculation method according to the present invention, in gaming machines having a plurality of gaming states with different numbers of actual fired balls, Thus, it is possible to obtain an effect that it is possible to calculate a relatively accurate operation rate by distinguishing the gaming state.
[0092]
In addition, according to the gaming machine utilization rate calculating device according to claim 2 of the present invention, the out ball number integrated value in the special prize state and the out ball number integrated value in the other states are calculated relatively accurately. Therefore, it is possible to obtain an effect that a more accurate operation rate can be calculated.
[0093]
Furthermore, according to the operating rate calculation device for a gaming machine according to claim 3 according to the present invention, the out ball number integrated value in the special prize state, the out ball number integrated value in the probability variation state, and other states Since the out ball number integrated value can be calculated relatively accurately, an effect that a more accurate operation rate can be calculated is also obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a configuration of a first exemplary embodiment.
FIG. 2 is a diagram showing a configuration of a table in which the number of balls that can be fired during and outside a special prize is registered.
FIG. 3 is a flowchart showing a process for counting the number of out balls during and outside a special prize.
FIG. 4 is a flowchart showing a process for calculating an operation rate.
FIG. 5 is a time chart showing each signal output from the gaming machine.
FIG. 6 is a diagram showing a configuration of a second exemplary embodiment.
FIG. 7 is a diagram showing a configuration of a table in which the number of balls that can be fired during special prizes, during probability fluctuations, and outside special prize probability fluctuations is registered.
FIG. 8 is a flowchart showing a process for counting the number of out balls during a special prize, during a probability change, and outside a special prize probability change.
FIG. 9 is a flowchart showing a process for calculating an operation rate.
FIG. 10 is a time chart showing each signal output from the gaming machine.
[Explanation of symbols]
100 gaming machines
110 Replenishment ball detection sensor
120 Out ball detection sensor
130 jackpot signal generator
140 Stochastic signal generator
150 I / F section
200 Management computer
210 CPU
214 First timer
216 Second timer
220 ROM
230 RAM
240 I / O port
250 storage device
260 Input device
270 display device
280 clock timer device
285 bus
300 Communication cable

Claims (4)

遊技機の稼働率を算出する装置であって、
前記遊技機の複数の遊技状態の夫々と、該複数の遊技状態の夫々について設定された、その遊技状態における単位時間当たりに遊技者により発射される平均的な遊技玉数である発射可能遊技玉数と、を対応付けて登録しておいたテーブルを格納する記憶手段と、
稼働率を算出する稼働率算出手段と、を備え、
前記稼働率算出手段は、
所定営業時間における遊技機の稼働率を算出する際に、
前記遊技機に打ち込まれた玉数であるアウト玉数を前記所定営業時間中の夫々の遊技状態と対応付けて積算した積算値を算出する積算処理を行い、
前記テーブルから索出した夫々の遊技状態に対応する発射可能遊技玉数に前記所定営業時間を乗算して、夫々の遊技状態が前記所定営業時間継続した場合に遊技者により発射される平均的な遊技玉数を算出し、
算出した前記夫々の遊技状態が前記所定営業時間継続した場合に遊技者により発射される平均的な遊技玉数に対する算出した前記積算値の比率を、夫々の遊技状態について算出し、
夫々の遊技状態について算出した前記比率を、前記複数の遊技状態について加算して、前記所定営業時間における遊技機の稼働率とすることを特徴とする遊技機の稼働率算出装置。A device for calculating the operating rate of a gaming machine,
Each of a plurality of gaming states of the gaming machine, and a launchable game ball that is set for each of the plurality of gaming states and is an average number of game balls that are fired by a player per unit time in the gaming state Storage means for storing a table registered in association with the number;
An operating rate calculating means for calculating an operating rate,
The operating rate calculation means includes:
When calculating the operating rate of gaming machines in a given business hours,
Performing an integration process for calculating an integrated value by integrating the number of out balls, which is the number of balls driven into the gaming machine, in association with each gaming state during the predetermined business hours;
The number of playable game balls corresponding to each gaming state retrieved from the table is multiplied by the predetermined business time, and an average fired by the player when each gaming state continues for the predetermined business time Calculate the number of game balls,
Calculating the ratio of the calculated integrated value to the average number of game balls fired by the player when the calculated gaming state continues for the predetermined business hours for each gaming state;
An operating rate calculation device for a gaming machine, wherein the ratio calculated for each gaming state is added for the plurality of gaming states to obtain an operating rate of the gaming machine during the predetermined business hours . 請求項１において、
前記稼働率算出手段は、
前記複数の遊技状態のうち遊技者にとって最も有利な遊技状態である特賞状態についての前記積算処理を行うにあたって、
特賞状態の開始とともに供給が開始され特賞状態の終了とともに供給が停止される大当たり信号が前記遊技機から供給されたときは、特賞状態についての前記積算処理を開始し、
前記大当たり信号の供給が停止された時点から所定時間が経過するまでに、特賞状態における入賞に応じて遊技機が遊技者に供給した入賞玉を補給する際に遊技機から供給される補給玉信号が検出されないときは、前記特賞状態についての積算処理を終了し、
前記所定時間が経過するまでに前記補給信号が検出されたときは、前記補給信号を検出するための時間をさらに、前記補給信号が検出された時点を基準として前記所定時間だけ延長して前記特賞状態についての積算処理を行うことを特徴とする遊技機の稼働率算出装置。In claim 1 ,
The operating rate calculation means includes:
In performing the integration process for the special prize state which is the most advantageous gaming state for the player among the plurality of gaming states,
When jackpot signal starting the supply at the end of the prize state is initiated supplied the prize state is stopped is supplied from the gaming machine starts the integration process about the prize state,
A supply ball signal supplied from the gaming machine when the gaming machine supplies the winning ball supplied to the player in accordance with the winning in the special prize state until a predetermined time elapses after the supply of the jackpot signal is stopped. when but not detected, it ends the integration processing with the prize state,
When the replenishment signal is detected before the predetermined time elapses, the time for detecting the replenishment signal is further extended by the predetermined time on the basis of the time when the replenishment signal is detected, and the special prize An operation rate calculation device for a gaming machine that performs an integration process on a state . 請求項２において、
前記稼働率算出手段は、
前記複数の遊技状態のうち確率変動状態についての前記積算処理を行うにあたって、
前記特賞状態についての積算処理を実行していない場合であって、確率変動状態の開始とともに供給が開始され確率変動状態の終了とともに供給が停止される確率変動信号が前記遊技機から供給されたときは、確率変動状態についての前記積算処理を開始し、
前記確率変動信号の供給が停止されたときは、前記確率変動状態についての積算処理を終了することを特徴とする遊技機の稼働率算出装置。In claim 2,
The operating rate calculation means includes:
In performing the integration process for the probability variation state among the plurality of gaming states,
Wherein in a case that is not performing the integration processing for prize state, when the probability change signal supplied at the end of the probability change state supply is started with the start of the probability change state is stopped is supplied from said game machine It is to start the integration process about the probability change state,
The probability when the supply of the fluctuation signal is stopped, the gaming machine operating rate calculating apparatus, which comprises terminating the totalized processing with the probability change state. 遊技機の稼働率を算出する方法であって、
特賞状態、確率変動状態、及びこれら以外の状態である通常状態の夫々と、特賞状態、確率変動状態、及び通常状態の夫々について設定された、その遊技状態における単位時間当たりに遊技者により発射される平均的な遊技玉数である発射可能遊技玉数と、を対応付けてテーブルに記憶するステップと、
前記遊技機に打ち込まれた玉数であるアウト玉数を所定営業時間中の特賞状態、確率変動状態、及び通常状態の夫々と対応付けて積算した積算値を算出するステップと、
特賞状態、確率変動状態、及び通常状態の夫々に対応する発射可能遊技玉数を前記テーブルから索出し、特賞状態での発射可能遊技玉数、確率変動状態での発射可能遊技玉数、及び通常状態での発射可能遊技玉数を取得するステップと、
前記テーブルから索出した特賞状態、確率変動状態、及び通常状態の夫々に対応する発射可能遊技玉数に前記所定営業時間を乗算して、夫々の遊技状態が前記所定営業時間継続した場合に遊技者により発射される平均的な遊技玉数を算出し、
算出した前記夫々の遊技状態が前記所定営業時間継続した場合に遊技者により発射される平均的な遊技玉数に対する算出した前記積算値の比率を、特賞状態、確率変動状態、及び通常状態の夫々について算出し、
特賞状態、確率変動状態、及び通常状態の夫々について算出した前記比率を、特賞状態、確率変動状態、及び通常状態について加算して、前記所定営業時間における遊技機の稼働率とするステップと、
を有することを特徴とする遊技機の稼働率算出方法。A method for calculating an operating rate of a gaming machine,
Fired by the player per unit time in the gaming state set for each of the special state, probability variation state, and other normal states, and the special state, probability variation state, and normal state. Storing the number of playable game balls, which is an average number of game balls , in a table in association with each other;
Calculating an integrated value in which the number of balls that have been driven into the gaming machine is integrated in association with each of a special prize state, a probability variation state, and a normal state during predetermined business hours;
The number of playable game balls corresponding to each of the special prize state, the probability variation state, and the normal state is retrieved from the table, the number of game balls that can be launched in the special prize state, the number of game balls that can be launched in the probability variation state, and the normal Obtaining the number of playable balls in the state;
Multiplying the number of playable game balls corresponding to each of the special prize state, the probability variation state, and the normal state retrieved from the table by the predetermined business hours, and the game when each game state continues for the predetermined business hours Calculate the average number of game balls fired by the player,
The ratio of the calculated integrated value to the average number of game balls fired by the player when the calculated gaming state continues for the predetermined business hours, the special prize state, the probability variation state, and the normal state, respectively. For
Adding the ratio calculated for each of the special prize state, the probability variation state, and the normal state for the special prize state, the probability variation state, and the normal state, and obtaining an operating rate of the gaming machine in the predetermined business hours ;
A method for calculating an operating rate of a gaming machine, comprising:
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