JP4281972B2 - 多重腰折湿潤紙状体の連続取出し構造 - Google Patents

多重腰折湿潤紙状体の連続取出し構造 Download PDF

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Description

本発明は、多重腰折ウェットティシュー等の多重腰折湿潤紙状体を容器に収容し、容器に設けた取出口より各腰折湿潤紙状体を順次連続して取出し得るようにした多重腰折湿潤紙状体の連続取出し構造に関する。
多重腰折ウェットティシューは容器内に収容し、容器に設けた取出口より順次取出し得るようにしており、この多重腰折ウェットティシューとしては図7乃至図12に示すものが知られている。これらの多重腰折ウェットティシューは何れも、各右向き腰折ウェットティシュー101(又は左向き腰折ウェットティシュー102)の下部折片101a(又は102a)と各左向き腰折ウェットティシュー102(又は右向き腰折ウェットティシュー101)の上部折片102b(又は101b)とを相の手に組んで多重腰折ウェットティシューを形成し、この多重腰折ウェットティシューを容器103内に収容しその天板に設けた取出口103aより最上位の腰折ウェットティシュー101又は102の上部折片101b又は102bを引き出すことにより上記相の手組部において摩擦係合する下位の腰折ウェットティシューの上部折片101b又は102bの遊離端を上記取出口103aより誘出させ連続取出しが行なえるようにした構成を採用している点で共通している。
而して、図7,図8に示した多重腰折ウェットティシューは当初より最も普遍的に用いられてきているが、図7に示す多重腰折ウェットティシュー104は定寸法の腰折ウェットティシューを二つ折りして略二分の一の折片が他の折片と相の手に組まれるようにした構成なので、容器103の取出口103aからは腰折ウェットティシュー101又は102の略二分の一の折片が誘出される。
また、図8に示す多重腰折ウェットティシュー104は定寸法の各腰折ウェットティシュー101,102をZ形に腰折し下端の折片を他の腰折ウェットティシューの折片と相の手に組む構成なので、容器103の取出口103aからは腰折ウェットティシュー101,102の略三分の一の折片が誘出される。
上記のように、図7,図8に示す多重腰折ウェットティシュー104は何れも定長の腰折ウェットティシュー101,102の略二分の一乃至三分の一が取出口103aより外方へ誘出され、誘出長が長過ぎ美感を損なうとの指摘がなされている。
殊に、多重腰折ウェットティシュー104は薬液等を湿潤した状態であり、各腰折ウェットティシューの折片がその端末から相当の長さに亘って薬液により接着するので、取出口103aより取り出そうとする腰折ウェットティシューに次に続く腰折ウェットティシューの全体が友連れされて取出されてしまう欠点を有する。
加えて、ウェットティシューは容器の取出口から誘出された部分が乾いてしまい、その効用を喪失するので、上記誘出長はできるだけ短かくすることが望まれるが、図7,図8の場合には上記誘出長が長過ぎる欠点を有する。上記二つの理由から図7,図8の例はウェットティシューには実施困難であり加えて美感を損なう問題点を有している。
また、図9A,図10Aに示すように、上記Z形に腰折りした各腰折ウェットティシュー101,102の腰折位置を調整することにより各腰折ウェットティシューの端部折片間の相の手組部の寸法をできるだけ短縮する方法が思考されているが、図9Aの場合には相の手組部が、図9Bに示すように多重腰折ウェットティシュー104の左半部又は右半部の一方に偏在するため一方が嵩高になってしまう欠点を有している。
また、図10Aの場合には相の手組部が、図10Bに示すように多重腰折ウェットティシュー104の中間部に集中し膨らみを生ずる欠点を有している。したがって、図9又は図10の何れの場合も、複数の多重腰折ウェットティシュー104を積上げた場合には荷崩れを生じがちであり、又局部が嵩高になり商品性を損なう問題を有している。
次に、図11に示すように、上記多重腰折ウェットティシュー104が極部的に嵩高になるのを防止せんとして、二つ折りにした各腰折ウェットティシュー101,102の腰折位置を調整することにより各腰折ウェットティシューの端部折片の相の手組部が多重腰折ウェットティシューの左半部と右半部に按分されるようにした例が思考されている。
しかしながら、この方法は多重腰折ウェットティシューの局部が嵩高になる欠点を防止できるが、二つ折りした各腰折ウェットティシュー101,102の上部折片101b,102bの巾が下部折片101a,102aを短縮した分だけ長くなり、結果として容器の巾が図7の場合よりも大巾に長くなってしまい、実施し難い問題を有している。
また、図11の場合には、摘出に供される各腰折ウェットティシュー101,102の上部折片101b,102bの誘出長が、図8の場合と同様腰折ウェットティシューの略三分の一に達する問題を内在している。
このような問題を解決する多重腰折ウェットティシューとして、図12に示す技術が知られている(特許文献1を参照。)。この多重腰折ウェットティシュー114は、各右向き腰折ウェットティシュー111と左向き腰折ウェットティシュー112とを相の手に組んで多重腰折ウェットティシュー114を形成し、この多重腰折ウェットティシュー114を容器113内に収容して上部接片111b,112bを摘出し連続取出しを行なうようにする場合に、上記各右向きと左向き腰折ウェットティシュー111,112の下部折片111a,112aの遊離端側を各腰折ウェットティシューの腰折り方向とは逆方向に折り返して短巾の重畳端111c,112cを形成し、上記各右向き腰折ウェットティシュー111の短巾重畳端111cと各左向き腰折ウェットティシュー112の短巾重畳端112cとを下位の腰折ウェットティシューの上部折片111b,112bの遊離端側と相の手に組むようにし、上記右向き腰折ウェットティシュー111の短巾重畳端111cと左向き腰折ウェットティシュー112の短巾重畳端112cとが多重腰折ウェットティシュー114の左側と右側に按分されるように構成したものである。
この多重腰折ウェットティシュー114によれば、各上位腰折ウェットティシュー111,112の下部折片111a,112aの上記短巾重畳端111c,112cと各下位腰折ウェットティシューの上部折片111b,112bとによる相の手組部の寸法を腰折ウェットティシュー111,112の展開長の略四分の一に縮小でき、この結果、相の手組部における摩擦係合によって容器113の取出口113aから誘出される各腰折ウェットティシュー111,112の上部折片111b,112bの寸法は最大上記略四分の一の寸法に短縮できる。
したがって、この多重腰折ウェットティシュー114によれば、上位腰折ウェットティシュー101,102の下部折片101a,102aの全巾と下位腰折ウェットティシュー101,102の上部折片101b,102bの全巾とが液により接着して下位腰折ウェットティシュー101,102全体又は同下位ウェットティシュー101,102の上部折片101b,102bを容器103の取出口103aより過度に引き出してしまう不具合を解消できる。
また、この多重腰折ウェットティシュー114によれば、上記相の手組部を多重腰折ウェットティシュー114の左側と右側に略均等に按分することができるので、多重腰折ウェットティシュー114の局部を嵩高にする問題も併せて解消できる。
特開平7−213453号公報 特開平5−269051号公報 特公昭63−63216号公報 実開昭57−124297号公報 特開昭59−194723号公報 実開昭57−123773号公報 実開平2−25443号公報 実開平5−70388号公報 実開昭63−186689号公報
ところで、通常、多重腰折ウェットティシュー等の多重腰折湿潤紙状体の容器には取出口を密閉する蓋材が剥離可能に貼着されており、ユーザは、腰折湿潤紙状体の取出し時には、蓋材を剥がして取出口を露出させ、収納されている最上位の腰折湿潤紙状体の上部折片を摘んで取り出し、腰折湿潤紙状体の連続取出し後には、腰折湿潤紙状体の乾燥を防ぐため、摘出されている上記上部折片を容器内に収納し、蓋材を再度貼着して取出口を密閉する。
しかしながら、従来の多重腰折ウェットティシュー114は、各上位腰折ウェットティシュー111,112の下部折片111a,112aの上記短巾重畳端111c,112cと各下位腰折ウェットティシューの上部折片111b,112bとを腰折方向に対して垂直方向にずらすことなく多重ねして相の手組部を形成しているため、下位腰折ウェットティシュー111,112の上部折片111b,112bの遊離端が容器113の取出口113aから腰折方向に対して垂直方向に全巾で誘出される。
また、従来の多重腰折ウェットティシュー114は、各下位腰折ウェットティシュー111,112の上部折片111b,112bの末端が各腰折ウェットティシュー111,112の腰折線S1に揃うように多重ねされている。
さらに、通常、多重腰折ウェットティシュー114の乾燥を可及的に回避するとともに薬液等によって接着した各腰折ウェットティシュー111,112が友連れされて取り出されることを防止するため、多重腰折ウェットティシュー114の容器113の上面部中心に設けられた取出口113aは、乾式ティシューペーパ等の場合と比較してより小さなものとなっている。
而して、従来の多重腰折ウェットティシュー114は、上述した構造的な理由に起因して次のような問題を有している。上述のとおり、上記上部折片111b,112bの遊離端は、容器113の上面部中心に設けられた小さな取出口113aを介して腰折方向に対して垂直方向に全巾で誘出されるため、皺が幾重にも寄った状態にならざるを得ない。このため、ユーザは、摘出された状態にある上記上部折片111b,112bの皺を伸ばした後、上記上部折片111b,112bの末端が各腰折ウェットティシュー111,112の腰折線S1のところまで達するように小さな取出口113aを介して重ね合わせるか、或いは、取出口113aの付近に上記上部折片111b,112bを皺が幾重にも寄った状態のまま無理矢理折固めるようにして容器113に収納することになる。
前者の場合には、ユーザの手を煩わせるとともに、ユーザの手を介して上記上部折片111b,112bに雑菌等が付着し易く、上記上部折片111b,112bの末端が容器113内の端にくるため、次回に、腰折ウェットティシュー111,112を取り出し難くなるという欠点がある。一方、後者の場合には、取出口113aの付近が嵩高になり、美感を損なうことに加えて、比較的軟質な材料からなる容器に皺が寄り容器113の密閉性を保ち難くなるため、多重腰折ウェットティシュー114が乾燥し易くなるという欠点がある。すなわち、従来の多重腰折ウェットティシュー114は、収納されている最上位の腰折ウェットティシュー111,112の上部折片111b,112bを取出口113aから摘出し難く、摘出された状態にある上記上部折片111b,112bを容器113内に収納し難いという問題を有している。
また、従来の多重腰折ウェットティシュー114は次のような問題を有している。従来の多重腰折ウェットティシュー114は、理論上、上記相の手組部の寸法を縮小しながら、上記相の手組部を多重腰折ウェットティシュー114の左側と右側に略均等に按分することは可能であるが、上記相の手組部の縮小巾が大きいと図10に示した例とは逆に多重腰折ウェットティシュー114の両端部が嵩高になるという欠点がある。すなわち、従来の多重腰折ウェットティシュー114は、両端部が嵩高になり商品性を損なわないためには、実用上、ウェットティシューの材質や薬液等の種類・量に応じて上記相の手組部の寸法を大きく変更することができないという問題を有している。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、多重腰折湿潤紙状体における各腰折湿潤紙状体の上部折片の誘出長を従来よりも効果的に短縮するとともに、収納されている最上位の腰折湿潤紙状体の上部折片を取出口から容易に摘出でき、摘出された状態にある上記上部折片を容器内に収納し易くでき、実用上、腰折湿潤紙状体の材質や薬液等の種類・量に応じて各腰折湿潤紙状体間の相の手組部の寸法を大きく変更することができる多重腰折湿潤紙状体の連続取出し構造を提供することである。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、各右向き腰折湿潤紙状体(又は左向き腰折湿潤紙状体)の下部折片と、各左向き腰折湿潤紙状体(又は右向き腰折湿潤紙状体)の上部折片とを相の手に組んで多重腰折湿潤紙状体を形成し、上記多重腰折湿潤紙状体を容器内に収容し、上記容器に設けた取出口より最上位の腰折湿潤紙状体の上部折片を引き出すことにより上記相の手組部において摩擦係合する下位の腰折湿潤紙状体の上部折片の遊離端を上記取出口より誘出させ連続取出しが行われるようにした多重腰折湿潤紙状体の連続取出し構造において、上記各右向き腰折湿潤紙状体の後縁部(又は前縁部)を腰折方向に対して垂直方向に折り返してなる後縁重畳部(又は前縁重畳部)と、上記各左向き腰折湿潤紙状体の前縁部(又は後縁部)を腰折方向に対して垂直方向に折り返してなる前縁重畳部(又は後縁重畳部)とを備え、上記各右向き腰折湿潤紙状体と上記各左向き腰折湿潤紙状体とを腰折方向に対して垂直方向の上記後縁重畳部と上記前縁重畳部とが遠ざかる向きに、上記相の手組部が上記前縁重畳部又は上記後縁重畳部の何れとも重ならないようにずらし、上記相の手組部は、上記各右向き腰折湿潤紙状体(又は上記各左向き腰折湿潤紙状体)の下部折片の重畳部を形成していない部分の内面に、上記各左向き腰折湿潤紙状体(又は上記各右向き腰折湿潤紙状体)の上部折片の重畳部を形成していない部分の内面が重なるようにしたことを特徴としている。
本発明によれば、上記各右向き腰折湿潤紙状体と上記各左向き腰折湿潤紙状体とを腰折方向に対して垂直方向の上記後縁重畳部と上記前縁重畳部とが遠ざかる向きにずらした構成であるため、上記相の手組部の面積を縮小できる。例えば、図7に示す折構造を腰折方向に適用し腰折方向に対して垂直方向へのずらし巾を二分の一とした場合、上記相の手組部の面積は各腰折湿潤紙状体の面積の四分の一の面積に縮小できる。また、例えば、図8に示す折構造を腰折方向に適用し腰折方向に対して垂直方向へのずらし巾を二分の一とした場合、上記相の手組部の面積は各腰折湿潤紙状体の面積の六分の一の面積に縮小できる。
また、上記各右向き腰折湿潤紙状体と上記各左向き腰折湿潤紙状体とを腰折方向に対して垂直方向にずらした構成であるため、腰折方向の引張力に対して、最上位の腰折湿潤紙状体の下部折片と下位腰折湿潤紙状体の上部折片との関係では、上記相の手組部でのみ摩擦力が作用し、上記前縁重畳部又は上記後縁重畳部では摩擦力が作用しない。
このため、最上位の腰折湿潤紙状体の上部折片を摘出すると、最上位の腰折湿潤紙状体の上記前縁重畳部又は上記後縁重畳部の下部折片が順に取り出され、続いて、摩擦力が最も大きくなる対角線方向に上記相の手組部の下部折片が徐々に取り出され、最後に、上記相の手組部を形成する最上位の腰折湿潤紙状体の下部折片の、摩擦力が最も大きくなる対角線方向のコーナーが取り出されるように引張力が作用する。この結果、下位腰折湿潤紙状体の上部折片のコーナーが容器の取出口から誘出される。
さらに、上記各右向き腰折湿潤紙状体と上記各左向き腰折湿潤紙状体とを腰折方向に対して垂直方向の上記後縁重畳部と上記前縁重畳部とが遠ざかる向きにずらした構成であるため、上記相の手組部が多重腰折湿潤紙状体の中心部に形成される。このため、容器の上面部中心に設けられた取出口から誘出される下位腰折湿潤紙状体の上部折片のコーナーが取出口の近傍にくるようにできる。
上記のように、上記相の手組部の面積を従来よりも縮小できることに加えて、下位腰折湿潤紙状体の上部折片のコーナーが取出口から誘出されるため、多重腰折湿潤紙状体における各腰折湿潤紙状体の上部折片の誘出長を従来よりも効果的に短縮することができる。
また、多重腰折湿潤紙状体における各腰折湿潤紙状体の上部折片の誘出長を従来よりも効果的に短縮できることに加えて、下位腰折湿潤紙状体の上部折片のコーナーが容器の上面部中心に設けられた取出口の近傍にくるため、収納されている最上位の腰折湿潤紙状体の上部折片を取出口から容易に摘出でき、摘出された状態にある上記上部折片を容器内に収納し易くできる。
また、本発明によれば、上記前縁重畳部及び上記後縁重畳部の折巾を調節することができるため、多重腰折湿潤紙状体の局部を嵩高にすることなく上記各右向き腰折湿潤紙状体と上記各左向き腰折湿潤紙状体とのずらし巾を変更することができる。
したがって、実用上、腰折湿潤紙状体の材質や薬液等の種類・量に応じて上記相の手組部の寸法を大きく変更することができる。
本発明によれば、多重腰折湿潤紙状体における各腰折湿潤紙状体の上部折片の誘出長を従来よりも効果的に短縮するとともに、収納されている最上位の腰折湿潤紙状体の上部折片を取出口から容易に摘出でき、摘出された状態にある上記上部折片を容器内に収納し易くでき、実用上、腰折湿潤紙状体の材質や薬液等の種類・量に応じて各腰折湿潤紙状体間の相の手組部の寸法を大きく変更することができる多重腰折湿潤紙状体の連続取出し構造を提供することができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。本発明は、例えば図1に示すような構成の多重腰折湿潤紙状体1に適用される。
先ず、図1乃至図5を参照して、多重腰折湿潤紙状体1の構成について説明する。本発明の第1乃至第3実施例に係る多重腰折湿潤紙状体1は、図1又は図2に示すように、右向き腰折湿潤紙状体11と左向き腰折湿潤紙状体12とからなり、各右向き腰折湿潤紙状体11(又は左向き腰折湿潤紙状体12)の下部折片11a(又は12a)と、各左向き腰折湿潤紙状体12(又は右向き腰折湿潤紙状体11)の上部折片12b(又は11b)とを相の手に組んで多重ねにしている。
換言すると、各右向き腰折湿潤紙状体11(又は各左向き腰折湿潤紙状体12)の下部折片11a(又は12a)の内面に各左向き腰折湿潤紙状体12(又は各右向き腰折湿潤紙状体11)の上部折片12b(又は11b)の内面が重なるように交叉掛けにする。この重なった部分を相の手組部15と称する。
ここで、右向き腰折湿潤紙状体11とは左側に腰折り用の腰折線S1を有して右オープンとなされた腰折湿潤紙状体を意味し、左向き腰折湿潤紙状体12とは左側に腰折り用の腰折線S1を有して左オープンとなされた腰折湿潤紙状体を意味する。また、湿潤紙状体とはウェットティシューやウェットタオル等の湿潤紙又は湿潤紙状のものを意味する。なお、相の手組部15の組み方は、各右向き腰折湿潤紙状体11の下部折片11aと、各左向き腰折湿潤紙状体12の上部折片12bとを相の手に組む場合と、各左向き腰折湿潤紙状体12の下部折片12aと、各右向き腰折湿潤紙状体11の上部折片11bとを相の手に組む場合との2通りあるが、便宜上後者の場合の図示を省略している。
また、第1及び第3実施例は、図3に示すように、上記各右向き腰折湿潤紙状体11の後縁部11cを腰折方向に対して垂直方向に折り返してなる後縁重畳部16と、上記各左向き腰折湿潤紙状体12の前縁部12dを腰折方向に対して垂直方向に折り返してなる前縁重畳部17とを備えている。
また、第2実施例は、図4に示すように、上記各右向き腰折湿潤紙状体11の前縁部11dを腰折方向に対して垂直方向に折り返してなる前縁重畳部17と、上記各左向き腰折湿潤紙状体12の後縁部12cを腰折方向に対して垂直方向に折り返してなる後縁重畳部16とを備えている。図4に示す第2実施例は、図3に示す第1及び第3実施例と各腰折湿潤紙状体11,12の腰折方向に平行な軸を対称軸とする線対称の関係にある。
また、第1乃至第3実施例は、図1又は図2に示すように、上記各右向き腰折湿潤紙状体11と上記各左向き腰折湿潤紙状体12とを腰折方向に対して垂直方向の上記後縁重畳部16と上記前縁重畳部17とが遠ざかる向きにずらした構成とする。
上記各右向き腰折湿潤紙状体11と上記各左向き腰折湿潤紙状体12との腰折方向に対して垂直方向へのずらし巾は、腰折湿潤紙状体の材質や薬液等の種類・量に応じて決めることができる。上記相の手組部15における、各右向き腰折湿潤紙状体11(又は各左向き腰折湿潤紙状体12)の下部折片11a(又は12a)(以下、組部下部折片11e(又は12e)という。)と各左向き腰折湿潤紙状体12(又は各右向き腰折湿潤紙状体11)の上部折片12b(又は11b)(以下、組部上部折片12f(又は11f)という。)との接着の程度が強い場合には、容器13の取出口13aから腰折湿潤紙状体が友連れされて取り出されることを回避するため、腰折方向に対して垂直方向へのずらし巾を大きくして上記相の手組部15の面積を小さくし、多重腰折湿潤紙状体1が局部的に嵩高とならないように、後縁部11c(又は前縁部11d)及び前縁部12d(又は後縁部12c)の腰折方向に対して垂直方向の寸法を大きくして上記前縁重畳部17及び上記後縁重畳部16の折巾を大きくする。
一方、上記相の手組部15における、各右向き腰折湿潤紙状体11(又は各左向き腰折湿潤紙状体12)の組部下部折片11e(又は12e)と各左向き腰折湿潤紙状体12(又は各右向き腰折湿潤紙状体11)の組部上部折片12f(又は11f)との接着の程度が弱い場合には、容器13の取出口13aから各腰折湿潤紙状体11,12を連続的に取り出せるように、腰折方向に対して垂直方向へのずらし巾を小さくして上記相の手組部15の面積を大きくし、多重腰折湿潤紙状体1が局部的に嵩高とならないように、後縁部11c(又は前縁部11d)及び前縁部12d(又は後縁部12c)の腰折方向に対して垂直方向の寸法を小さくして上記前縁重畳部17及び上記後縁重畳部16の折巾を小さくする。
第1実施例は、図3に示すように、腰折方向に対して垂直方向へのずらし巾を二分の一としている。この場合、上記相の手組部15の面積は各腰折湿潤紙状体11,12の面積の四分の一の面積となる。ここで、上記相の手組部15が上記前縁重畳部17又は上記後縁重畳部16の何れとも重ならないようにするには、後縁部11c(又は前縁部11d)及び前縁部12d(又は後縁部12c)並びに上記前縁重畳部17及び上記後縁重畳部16の腰折方向に対して垂直方向の寸法は各腰折湿潤紙状体の腰折方向に対して垂直方向の寸法の四分の一以下とする。
また、第3実施例では、図5に示すように、腰折方向に対して垂直方向へのずらし巾を三分の二としている。この場合、上記相の手組部15の面積は各腰折湿潤紙状体11,12の面積の六分の一の面積となる。ここで、上記相の手組部15が上記前縁重畳部17又は上記後縁重畳部16の何れとも重ならないようにするには、後縁部11c(又は前縁部11d)及び前縁部12d(又は後縁部12c)並びに上記前縁重畳部17及び上記後縁重畳部16の腰折方向に対して垂直方向の寸法は各腰折湿潤紙状体の腰折方向に対して垂直方向の寸法の三分の一以下とする。
なお、第1乃至第3実施例は、図7に示す折構造を腰折方向に適用し、上記後縁重畳部16を設けた上記各右向き腰折湿潤紙状体11と上記前縁重畳部17を設けた上記各左向き腰折湿潤紙状体12とを腰折方向に対して垂直方向にずらした構成であるが、腰折方向の折構造については、図7に示す例に限定されない。例えば、図8や図12に示す折構造を腰折方向に適用することもできる。図8に示す折構造を腰折方向に適用し、腰折方向に対して垂直方向へのずらし巾を二分の一とした場合、上記相の手組部15の面積は各腰折湿潤紙状体11,12の面積の六分の一の面積に縮小できる。
続いて、図6を参照して、本発明の第1実施例(及び第2実施例)に係る多重腰折湿潤紙状体1の加工法について説明する。先ず、上記各右向き腰折湿潤紙状体11の後縁部11c(前縁部11d)を腰折方向に対して垂直方向の寸法が略四分の一となるところSLで折り返して後縁重畳部16(又は前縁重畳部17)を形成し、上記各左向き腰折湿潤紙状体12の前縁部12d(又は後縁部12c)を腰折方向に対して垂直方向の寸法が略四分の一となるところSLで折り返して前縁重畳部17(又は後縁重畳部16)を形成する。
次に、各右向き腰折湿潤紙状体11(又は左向き腰折湿潤紙状体12)の組部下部折片11e(又は12e)と、各左向き腰折湿潤紙状体12(又は右向き腰折湿潤紙状体11)の組部上部折片12f(又は11f)とを相の手に組んで多重ねする。すなわち、各右向き腰折湿潤紙状体11(又は各左向き腰折湿潤紙状体12)の組部下部折片11e(又は12e)の内面に各左向き腰折湿潤紙状体12(又は各右向き腰折湿潤紙状体11)の組部上部折片12f(又は11f)の内面が重なるように交叉掛けし、多重腰折湿潤紙状体1を得る。
本発明の第3実施例に係る多重腰折湿潤紙状体1の加工法において、上述の第1実施例(及び第2実施例)の加工法と異なる点は、上記各右向き腰折湿潤紙状体11の後縁部11c(前縁部11d)を腰折方向に対して垂直方向の寸法が略三分の一となるところSLで折り返して後縁重畳部16(又は前縁重畳部17)を形成し、上記各左向き腰折湿潤紙状体12の前縁部12d(又は後縁部12c)を腰折方向に対して垂直方向の寸法が略三分の一となるところSLで折り返して前縁重畳部17(又は後縁重畳部16)を形成する点である。
このようにして形成された多重腰折湿潤紙状体1を図2に示すように容器13内に収容し、この容器13の天板に設けた取出口13aより最上位の腰折湿潤紙状体11又は12の組部上部折片11f又は12fを引き出すことにより上記相の手組部15において摩擦係合する下位の腰折湿潤紙状体12又は11の組部上部折片12f又は11fのコーナー18を上記取出口13aより誘出させ連続取出しが行なえるようにする。
最後に、上述した構成の多重腰折湿潤紙状体1の作用について説明する。この多重腰折湿潤紙状体1は、上記各右向き腰折湿潤紙状体11と上記各左向き腰折湿潤紙状体12とを腰折方向に対して垂直方向の上記後縁重畳部16と上記前縁重畳部17とが遠ざかる向きにずらした構成であるため、上記相の手組部15の面積を縮小できる。例えば、図7に示す折構造を腰折方向に適用し腰折方向に対して垂直方向へのずらし巾を二分の一とした場合、上記相の手組部15の面積は各腰折湿潤紙状体11,12の面積の四分の一の面積に縮小できる。また、例えば、図8に示す折構造を腰折方向に適用し腰折方向に対して垂直方向へのずらし巾を二分の一とした場合、上記相の手組部15の面積は各腰折湿潤紙状体11,12の面積の六分の一の面積に縮小できる。
また、上記各右向き腰折湿潤紙状体11と上記各左向き腰折湿潤紙状体12とを腰折方向に対して垂直方向にずらした構成であるため、腰折方向の引張力に対して、最上位の腰折湿潤紙状体11,12の下部折片11a,12aと下位腰折湿潤紙状体11,12の上部折片11b,12bとの関係では、上記相の手組部15でのみ摩擦力が作用し、上記前縁重畳部17又は上記後縁重畳部16では摩擦力が作用しない。
このため、最上位の腰折湿潤紙状体11,12の上部折片11b,12b(組部上部折片11f,12f)を摘出すると、最上位の腰折湿潤紙状体11,12の上記前縁重畳部17又は上記後縁重畳部16の下部折片11a,12aが順に取り出され、続いて、摩擦力が最も大きくなる対角線方向に上記相の手組部15の下部折片11a,12a(組部下部折片11e,12e)が徐々に取り出され、最後に、上記相の手組部15を形成する最上位の腰折湿潤紙状体11,12の下部折片11a,12a(組部下部折片11e,12e)の、摩擦力が最も大きくなる対角線方向のコーナー18が取り出されるように引張力が作用する。この結果、下位腰折湿潤紙状体11,12の上部折片11b,12b(組部上部折片11f,12f)のコーナー18が容器13の取出口13aから誘出される。
さらに、上記各右向き腰折湿潤紙状体11と上記各左向き腰折湿潤紙状体12とを腰折方向に対して垂直方向の上記後縁重畳部16と上記前縁重畳部17とが遠ざかる向きにずらした構成であるため、上記相の手組部15が多重腰折湿潤紙状体1の中心部に形成される。このため、容器13の上面部中心に設けられた取出口13aから誘出される下位腰折湿潤紙状体11,12の上部折片11b,12b(組部上部折片11f,12f)のコーナー18が取出口13aの近傍にくるようにできる。
上記のように、上記相の手組部15の面積を従来よりも縮小できることに加えて、下位腰折湿潤紙状体11,12の上部折片11b,12b(組部上部折片11f,12f)のコーナー18が取出口13aから誘出されるため、多重腰折湿潤紙状体1における各腰折湿潤紙状体11,12の上部折片11b,12b(組部上部折片11f,12f)の誘出長を従来よりも効果的に短縮することができる。
また、多重腰折湿潤紙状体1における各腰折湿潤紙状体11,12の上部折片11b,12b(組部上部折片11f,12f)の誘出長を従来よりも効果的に短縮できることに加えて、下位腰折湿潤紙状体11,12の上部折片11b,12b(組部上部折片11f,12f)のコーナー18が容器13の上面部中心に設けられた取出口13aの近傍にくるため、収納されている最上位の腰折湿潤紙状体11,12の上部折片11b,12b(組部上部折片11f,12f)を取出口13aから容易に摘出でき、摘出された状態にある上記上部折片11b,12b(組部上部折片11f,12f)を容器内に収納し易くできる。
また、この多重腰折湿潤紙状体1は、上記前縁重畳部17及び上記後縁重畳部16の折巾を調節することができるため、多重腰折湿潤紙状体1の局部を嵩高にすることなく上記各右向き腰折湿潤紙状体11と上記各左向き腰折湿潤紙状体12とのずらし巾を変更することができる。
したがって、実用上、腰折湿潤紙状体の材質や薬液等の種類・量に応じて上記相の手組部15の寸法を大きく変更することができる。
なお、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。例えば、前縁重畳部及び後縁重畳部における折向きは上向き又は下向きの何れでもよい。
本発明の第1実施例である多重腰折湿潤紙状体の折構造の説明に供する図である。 本発明の第1実施例であり、各腰折湿潤紙状体を容器内に収容した状態を以て示す概略平面断面図である。 本発明の第1実施例であり、各腰折湿潤紙状体を容器内に収容した状態を以て示す概略正面断面図である。 本発明の第1実施例であり、各腰折湿潤紙状体を容器内に収容した状態を以て示す概略側面断面図である。 本発明の第1実施例における各腰折湿潤紙状体の展開図を示す平面図である。 本発明の第2実施例における各腰折湿潤紙状体の展開図を示す平面図である。 本発明の第3実施例における各腰折湿潤紙状体の展開図を示す平面図である。 上記第1実施例における多重腰折湿潤紙状体の加工法の説明に供する図である。 第1従来例であり、多重腰折ウェットティシューを容器内に収容した状態を以て示す概略断面図である。 第2従来例であり、多重腰折ウェットティシューを容器内に収容した状態を以て示す概略断面図である。 第3従来例であり、多重腰折ウェットティシューを容器内に収容した状態を以て示す概略断面図である。 第3従来例であり、この例における多重腰折ウェットティシューの局部嵩高状態を示す側面図である。 第4従来例であり、多重腰折ウェットティシューを容器内に収容した状態を以て示す概略断面図である。 第4従来例であり、この例における多重腰折ウェットティシューの局部嵩高状態を示す側面図である。 第5従来例であり、多重腰折ウェットティシューを容器内に収容した状態を以て示す概略断面図である。 第6従来例であり、多重腰折ウェットティシューを容器内に収容した状態を以て示す概略断面図である。
符号の説明
1 多重腰折湿潤紙状体
11 右向き腰折湿潤紙状体
12 左向き腰折湿潤紙状体
11a,12a 下部折片
11b,12b 上部折片
11c,12c 後縁部
11d,12d 前縁部
11e,12e 組部下部折片
11f,12f 組部上部折片
13 容器
13a 取出口
15 相の手組部
16 後縁重畳部
17 前縁重畳部
18 コーナー

Claims (2)

  1. 各右向き腰折湿潤紙状体(又は左向き腰折湿潤紙状体)の下部折片と、各左向き腰折湿潤紙状体(又は右向き腰折湿潤紙状体)の上部折片とを相の手に組んで多重腰折湿潤紙状体を形成し、上記多重腰折湿潤紙状体を容器内に収容し、上記容器に設けた取出口より最上位の腰折湿潤紙状体の上部折片を引き出すことにより上記相の手組部において摩擦係合する下位の腰折湿潤紙状体の上部折片の遊離端を上記取出口より誘出させ連続取出しが行われるようにした多重腰折湿潤紙状体の連続取出し構造において、
    上記各右向き腰折湿潤紙状体の後縁部(又は前縁部)を腰折方向に対して垂直方向に折り返してなる後縁重畳部(又は前縁重畳部)と、
    上記各左向き腰折湿潤紙状体の前縁部(又は後縁部)を腰折方向に対して垂直方向に折り返してなる前縁重畳部(又は後縁重畳部)とを備え、
    上記各右向き腰折湿潤紙状体と上記各左向き腰折湿潤紙状体とを腰折方向に対して垂直方向の上記後縁重畳部と上記前縁重畳部とが遠ざかる向きに、上記相の手組部が上記前縁重畳部又は上記後縁重畳部の何れとも重ならないようにずらし
    上記相の手組部は、上記各右向き腰折湿潤紙状体(又は上記各左向き腰折湿潤紙状体)の下部折片の重畳部を形成していない部分の内面に、上記各左向き腰折湿潤紙状体(又は上記各右向き腰折湿潤紙状体)の上部折片の重畳部を形成していない部分の内面が重なるようにしたことを特徴とする多重腰折湿潤紙状体の連続取出し構造。
  2. 上記腰折湿潤紙状体がウェットティシューであることを特徴とする請求項1に記載の多重腰折湿潤紙状体の連続取出し構造。
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