JP4281455B2 - 搬送設備 - Google Patents

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本発明は、たとえば多数種の書籍を販売店毎に仕分けるときなどに採用される搬送設備に関するものである。
従来、この種の設備としては、たとえば無端駆動体に複数の仕分けコンベヤを設けて無端状の搬送経路が形成され、この搬送経路に対向されて、被仕分け物を仕分けコンベヤ上に供給する供給手段と、仕分けコンベヤからの被仕分け物を受け入れる受け入れ部群が設けられている。仕分けコンベヤは、それぞれ左右方向で複数の前部輪体ならびに後部輪体と、前後方向で相対向された輪体間に巻回されて搬送経路の方向に各別に回動自在な複数の無端回動体とを有し、各受け入れ部の部分には、目的とする仕分けコンベヤの目的とする無端回動体を回動させる回動力付与手段が設けられている。
このような従来構成によると、搬送経路上で移動している仕分けコンベヤ群の無端回動体上に供給手段から被仕分け物を供給し、被仕分け物を受け取った仕分けコンベヤ群を受け入れ部群の上方で移動させ、そして目的とする受け入れ部に到達する前後に、この受け入れ部に対応した単数または複数の回動力付与手段を作動させる。これにより、単数または複数の無端回動体を搬送経路に沿った方向に回動し得、以て無端回動体により支持していた単数または複数の被仕分け物を送り出して、目的とする受け入れ部に投入し得る。そして、無端回動体の回動による被仕分け物の送り出しが終了した時点で、回動力付与手段の作動を停止させる(たとえば、特許文献1参照。)。
特開2003−118830号公報(第4−5頁、第1−2図)
しかし、上記した従来の構成によると、たとえば被仕分け物(被搬送物)が書籍のとき、この書籍は形状、厚さ、重さが種々であり、したがって供給手段から仕分けコンベヤ上に供給するタイミングがずれ易い。このタイミングが大きくずれたとき書籍が落下する恐れもあり、タイミングがずれないように高精度の制御が必要となって、全体が複雑にかつ高価になる。
本発明の請求項1記載の発明は、供給手段による被搬送物受け装置側への被搬送物の供給を、落下距離を少なくして行えるとともに、簡単な構造付加でありながら、被搬送物を供給するタイミングがずれたとしても、被搬送物は落下することなく、被搬送物受け装置側に確実に供給し得る搬送設備を提供することを目的としたものである。
前述した目的を達成するために、本発明の請求項1記載の搬送設備は、無端駆動体に複数の被搬送物受け装置を設けて無端状の搬送経路が形成され、前記被搬送物受け装置における搬送経路の方向の前部から前方に被搬送物の受け入れ案内体が設けられ、この受け入れ案内体の上面は、前方ほど上位として傾斜した滑動案内面に形成され、前記搬送経路中の所定箇所の上方には被搬送物の供給手段が設けられ、この供給手段は、被搬送物の搬送装置と、この搬送装置からの被搬送物を受け入れて被搬送物受け装置上に供給する滑動案内体とからなり、この滑動案内体は、搬送装置のフレーム体側に左右方向軸を介して取り付けられることで、その受け入れ端側を支点として上下揺動自在に構成されるとともに、滑動案内体側に左右方向軸による揺動軸心を中心とした円弧長孔が形成され、この円弧長孔に、前記フレーム体側に取り付けられる左右方向のストッパーピンが係合されることで、フレーム体側との間に設けられた弾性体の弾性力によって供給端を下位として設定角度に傾斜されることを特徴としたものである。
したがって請求項1の発明によると、被搬送物受け装置群を搬送経路上で移動させ、そして目的とする被搬送物受け装置に被搬送物を、供給手段の搬送装置から滑動案内体を介して供給する。これにより、被搬送物を支持した被搬送物受け装置を搬送経路上で移動し得る。このようにして被搬送物の投入を行うとき、搬送装置から滑動案内体上に移動してきた被搬送物は、弾性体の弾性力によってストッパーピンが円弧長孔に規制されるまで供給端を下位として設定角度に傾斜している滑動案内体上を円滑に滑動して行き、そして被搬送物受け装置側に投入し得る。ここで滑動案内体は、傾斜によって供給端(遊端)が被搬送物受け装置に対して接近していることから、その投入は、被搬送物が被搬送物受け装置上で跳ね上がったり、跳ね上がりにより落下したりすることなく行える。その際に、搬送装置から滑動案内体を介して被搬送物受け装置に被搬送物を供給するタイミングがずれたとき、被搬送物を、受け入れ案内体の滑動案内面上から被搬送物受け装置に亘って傾斜して支持することになる。
そして、被搬送物受け装置とともに搬送経路上を周回してきた被搬送物は滑動案内体に下方から当接し、この滑動案内体を弾性体の弾性力に抗して左右方向軸の回りに上方へと揺動させ、以て被搬送物を滑動案内体の下方で通過させ得る。これにより、周回してきた被搬送物の通過をスムースに行えるとともに、滑動案内体を、その下端を被搬送物受け装置に接近させて配設し得る。
また本発明の請求項2記載の搬送設備は、上記した請求項1記載の構成において、被搬送物受け装置は、コンベヤフレームに設けられた前後で一対の輪体と、両輪体間に巻回されて搬送経路の方向に回動自在な無端回動体とからなるコンベヤ装置により構成され、前記コンベヤフレームから受け入れ案内体が連設されていることを特徴としたものである。
したがって請求項2の発明によると、コンベヤ装置群を搬送経路上で移動させ、そして目的とするコンベヤ装置の無端回動体上に被搬送物を供給する。これにより、無端回動体を介して被搬送物を支持したコンベヤ装置群を搬送経路上で移動し得る。その際に、コンベヤ装置に被搬送物を供給するタイミングがずれたとき、被搬送物を、受け入れ案内体上から無端回動体上に亘って傾斜して支持し得る。そして、一方の輪体の強制回転によって、他方の輪体の遊転を伴いながら、無端回動体を搬送経路に沿った方向に回動させることで、無端回動体により支持していた被搬送物を送り出せる。
そして本発明の請求項3記載の搬送設備は、上記した請求項2記載の構成において、コンベヤ装置は、コンベヤフレームに設けられた前後で一対の輪体と、両輪体間に巻回されて搬送経路の方向に回動自在な無端回動体とからなり、前記コンベヤフレームにおける搬送経路の方向の前部から前方に受け入れ案内体が設けられ、搬送経路に対向されて、コンベヤ装置からの被搬送物を受け入れる受け入れ部群が設けられ、各受け入れ部の部分には、目的とするコンベヤ装置の無端回動体を回動させる回動力付与手段が設けられていることを特徴としたものである。
したがって請求項3の発明によると、コンベヤ装置群を、受け入れ部群の上方で移動させ、そして目的とする受け入れ部に到達する前後に、この受け入れ部に対応した回動力付与手段を作動させる。これにより、無端回動体を搬送経路に沿った方向に回動し得、以て無端回動体により支持していた被搬送物を送り出して、目的とする受け入れ部に投入し得る。そして、無端回動体の回動による被搬送物の送り出しが終了した時点で、回動力付与手段の作動を停止させる。
さらに本発明の請求項4記載の搬送設備は、上記した請求項2記載の構成において、コンベヤ装置は、コンベヤフレームに設けられたそれぞれ左右方向で複数の前部輪体ならびに後部輪体と、前後方向で相対向された輪体間に巻回されて搬送経路の方向に各別に回動自在な複数の無端回動体とからなり、各無端回動体に対応して、前記コンベヤフレームにおける搬送経路の方向の前部から前方に受け入れ案内体が設けられ、各受け入れ部の部分には、目的とするコンベヤ装置の目的とする無端回動体を回動させる回動力付与手段が設けられていることを特徴としたものである。
したがって請求項4の発明によると、コンベヤ装置群を、受け入れ部群の上方で移動させ、そして目的とする受け入れ部に到達する前後に、この受け入れ部に対応した単数または複数の回動力付与手段を作動させる。これにより、単数または複数の無端回動体を搬送経路に沿った方向に回動し得、以て無端回動体により支持していた単数または複数の被搬送物を送り出して、目的とする受け入れ部に投入し得る。そして、無端回動体の回動による被搬送物の送り出しが終了した時点で、回動力付与手段の作動を停止させる。
しかも本発明の請求項5記載の搬送設備は、上記した請求項2〜4のいずれかに記載の構成において、コンベヤフレームには、受け入れ案内体の側部から無端回動体の側方に亘る側部案内体が設けられていることを特徴としたものである。
したがって請求項5の発明によると、搬送経路上で周回される被搬送物がカーブ経路部において、遠心力によって外方へ移動してきたとき、この被搬送物を側部案内体により受け止め得る。
また本発明の請求項6記載の搬送設備は、上記した請求項3〜5のいずれかに記載の構成において、コンベヤ装置は、無端回動体上に横桟が設けられるとともに、無端駆動体側に、搬送経路の方向に対して直交状の横軸心の周りで傾斜自在に取り付けられ、受け入れ案内体は、その下端を横桟の上端よりも上方としてコンベヤフレームに傾斜して設けられ、前記コンベヤ装置は、その無端回動体を水平状として被搬送物を受け入れ、そして横桟が位置された供給側を下位として傾斜されて受け入れ部群に達するように、前記コンベヤ装置側には被ガイド体が設けられるとともに、この被ガイド体が案内される傾斜規制用のガイド手段が搬送経路に沿って設けられていることを特徴としたものである。
したがって請求項6の発明によると、被搬送物のコンベヤ装置への受け入れは、水平状の無端回動体に対して行える。無端回動体上、または受け入れ案内体上から無端回動体上に亘って被搬送物を支持しているコンベヤ装置は、受け入れ部群側へと移動する際に、被ガイド体をガイド手段により案内することで、無端回動体の供給側が下位となるように横軸心の周りに大きく傾斜し得る。この傾斜により被搬送物は、無端回動体上、または受け入れ案内体上から無端回動体上を滑動し、無端回動体上に完全に支持された状態で、供給側に位置している横桟に当接する。
このようにして被搬送物の支持姿勢を揃えたのち、無端回動体を、その供給側を上昇させるように横軸心の周りに傾斜(回動)させて、小さい傾斜に戻す。次いでコンベヤ装置を、受け入れ部群の上方で移動させ、そしてコンベヤ装置が目的とする受け入れ部に到達したときに、無端回動体を、その上位部分が傾斜下位へ向うようにかつ搬送経路に沿った方向に回動させることで、無端回動体により支持していた被搬送物を送り出し得る。
そして本発明の請求項7記載の搬送設備は、上記した請求項1〜6のいずれかに記載の構成において、被搬送物受け装置群は、無端駆動体側に片持ち状に取り付けられていることを特徴としたものである。
したがって請求項7の発明によると、片側にのみ駆動、支持構成を配設した簡単でかつメンテナンス性のよい構成にし得る。
上記した本発明の請求項1によると、被搬送物受け装置群を搬送経路上で移動させ、そして目的とする被搬送物受け装置に被搬送物を、供給手段の搬送装置から滑動案内体を介して供給することにより、被搬送物を支持した被搬送物受け装置を搬送経路上で移動できる。このようにして被搬送物の投入を行うとき、搬送装置から滑動案内体上に移動してきた被搬送物は、弾性体の弾性力によってストッパーピンが円弧長孔に規制されるまで供給端を下位として設定角度に傾斜している滑動案内体上を円滑に滑動して行き、そして被搬送物受け装置側に投入できる。ここで滑動案内体は、傾斜によって供給端(遊端)が被搬送物受け装置に対して接近していることから、その投入は、被搬送物が被搬送物受け装置上で跳ね上がったり、跳ね上がりにより落下したりすることなく、常に確実に行うことができる。その際に、搬送装置から滑動案内体を介して被搬送物受け装置に被搬送物を供給するタイミングがずれたとき、被搬送物を、受け入れ案内体の滑動案内面上から被搬送物受け装置に亘って傾斜して支持することができる。したがって、受け入れ案内体を設けた簡単な構造付加でありながら、被搬送物を供給するタイミングがずれたとしても、被搬送物は落下することなく、被搬送物受け装置側に確実に供給できる。
そして、被搬送物受け装置とともに搬送経路上を周回してきた被搬送物は滑動案内体に下方から当接し、この滑動案内体を弾性体の弾性力に抗して左右方向軸の回りに上方へと揺動させ、以て被搬送物を滑動案内体の下方で通過できる。これにより、周回してきた被搬送物の通過をスムースに行うことができるとともに、滑動案内体を、その下端を被搬送物受け装置に接近させて配設できることで、滑動案内体を介しての被搬送物受け装置側への被搬送物の供給を、落下距離を短くして常に安定して確実に行うことができる。
また上記した本発明の請求項2によると、コンベヤ装置群を搬送経路上で移動させ、そして目的とするコンベヤ装置の無端回動体上に被搬送物を供給することにより、無端回動体を介して被搬送物を支持したコンベヤ装置群を搬送経路上で移動できる。その際に、コンベヤ装置に被搬送物を供給するタイミングがずれたとき、被搬送物を、受け入れ案内体上から無端回動体上に亘って傾斜して支持できる。そして一方の輪体の強制回転によって、他方の輪体の遊転を伴いながら、無端回動体を搬送経路に沿った方向に回動でき、以て無端回動体により支持していた被仕分け物を送り出すことができる。なお受け入れ案内体は、コンベヤフレームからの連設によって、所定の位置に容易に配設できる。
そして上記した本発明の請求項3によると、コンベヤ装置群を、受け入れ部群の上方で移動させ、そして目的とする受け入れ部に到達する前後に、この受け入れ部に対応した回動力付与手段を作動させることにより、無端回動体を搬送経路に沿った方向に回動でき、以て無端回動体により支持していた被搬送物を送り出して、目的とする受け入れ部に投入できる。そして、無端回動体の回動による被搬送物の送り出しが終了した時点で、回動力付与手段の作動を停止できる。
さらに上記した本発明の請求項4によると、コンベヤ装置群を、受け入れ部群の上方で移動させ、そして目的とする受け入れ部に到達する前後に、この受け入れ部に対応した単数または複数の回動力付与手段を作動させることで、単数または複数の無端回動体を搬送経路に沿った方向に回動でき、以て無端回動体により支持していた単数または複数の被搬送物を送り出して、目的とする受け入れ部に投入できる。その際に回動力付与手段は、左右の両側に振り分けていることで、その動作の確認、保守点検などを容易に行うことができる。
しかも上記した本発明の請求項5によると、搬送経路上で周回される被搬送物がカーブ経路部において、遠心力によって外方へ移動したとき、この被搬送物を側部案内体により受け止めて、それ以上の移動、すなわち落下などを防止できる。
また上記した本発明の請求項6によると、被搬送物のコンベヤ装置への受け入れは、水平状の無端回動体に対して容易に確実に行うことができる。無端回動体上、または受け入れ案内体上から無端回動体上に亘って被搬送物を支持しているコンベヤ装置は、受け入れ部群側へと移動する際に、被ガイド体をガイド手段により案内することで、無端回動体の供給側が下位となるように横軸心の周りに大きく傾斜できる。この傾斜により被搬送物は、無端回動体上、または受け入れ案内体上から無端回動体上を滑動し、無端回動体上に完全に支持された状態で供給側に位置している横桟に当接し、これにより、無端回動体上、または受け入れ案内体上から無端回動体上に亘って傾斜した状態で、かつ向きなどが不揃いで支持していた被搬送物であったとしても、その支持姿勢を自動的に揃えることができる。
このようにして被搬送物の支持姿勢を揃えたのち、無端回動体を、その供給側を上昇させるように横軸心の周りに傾斜(回動)させて小さい傾斜に戻し、次いでコンベヤ装置を、受け入れ部群の上方で移動させ、そしてコンベヤ装置が目的とする受け入れ部に到達したときに、無端回動体を、その上位部分が傾斜下位へ向うようにかつ搬送経路に沿った方向に回動させることで、無端回動体により支持していた被搬送物を送り出して、目的とする受け入れ部に投入できる。その際に、無端回動体上の被搬送物は向きなどを揃えていることで、その向きを一定状として送り出すことができ、しかも無端回動体からの被搬送物の離れも、最初から最後まで均一状にできることから、受け入れ部に好適に仕分けることができる。
そして上記した本発明の請求項7によると、片側にのみ駆動、支持構成を配設した簡単でかつメンテナンス性のよい構成にできる。
本発明は、被搬送物受け装置における搬送経路の方向の前部から前方に、その上面が、前方ほど上位として傾斜した滑動案内面に形成された被搬送物の受け入れ案内体が設けて、タイミングがずれて供給された被搬送物を、受け入れ案内体から被搬送物受け装置に亘って傾斜して支持するものである。
[実施の形態]
以下に、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図2、図3において、床側に設置自在な機枠1には、ローラチェーン(無端駆動体の一例)11が回動自在に設けられている。すなわち、機枠1は長尺枠状であって、その長さ方向の両端部分には、軸受装置12,15を介してそれぞれ縦軸13,16が回転自在に設けられている。各縦軸13,16の上部にはそれぞれスプロケットホイール(輪体の一例)14,17が取り付けられ、これらスプロケットホイール14,17間に前記ローラチェーン11が巻回されている。
一方のスプロケットホイール14は駆動側であって、機枠1に設けられたモータ(駆動装置の一例)21に連動連結されている。すなわち、モータ21側の駆動軸22に設けられた駆動スプロケット23と、前記縦軸13に設けられた受動スプロケット24とが、伝動チェーン25を介して連動連結されている。なお、受動側のスプロケットホイール17は、機枠1と軸受装置15との間に設けられた張力調整手段(図示せず。)によって、一方のスプロケットホイール14に対して移動自在に構成されている。
前記ローラチェーン11側には、所定ピッチ置きにコンベヤ装置(被搬送物受け装置の一例)31が設けられ、以て複数のコンベヤ装置31によって無端状の搬送経路30が形成されている。ここでコンベヤ装置31群は、ローラチェーン11側に片持ち状に取り付けられている。
すなわち図1〜図6、図9、図10、図13において、前記スプロケットホイール14,17間でかつローラチェーン11による左右一対の直線状経路の下方に位置されて、それぞれフレーム体3が配設されるとともに、これらフレーム体3は機枠1に取り付けられている。ここでフレーム体3は型レール状であって、その上部側には、内側位置に下向きの受けガイド面4が形成され、中間位置に左右ガイド面5が形成され、外側位置に上向きの支持ガイド面6が形成されている。さらに下部側で外側位置には、上下向きの規制ガイド面(後述するガイド手段の構成部材の一例)7が形成されている。
前記コンベヤ装置31には、前記フレーム体3の部分に位置される移動部材32が設けられ、この移動部材32は前記ローラチェーン11の下面側に、リンクピン11aを連結具に兼用するなどして連結されている。前記移動部材32の下部には、前記左右ガイド面5に嵌合して案内されるガイドローラ33が前後一対で設けられている。
そして移動部材32には左右方向の支持軸34が貫通され、この支持軸34の内端には被受けローラ35が遊転自在に設けられ、この被受けローラ35は前記受けガイド面4に下方から当接されている。また、移動部材32よりも外側において、支持軸34には被支持ローラ36が遊転自在に設けられ、この被支持ローラ36は前記支持ガイド面6に上方から当接されている。
前記支持軸34は外側へ長尺であって、ここにコンベヤフレーム40が軸受38を介して設けられ、以てコンベヤフレーム40はローラチェーン11側に対して、搬送経路30の方向に対して直交状の横軸心、すなわち支持軸軸心34aの周りで傾斜自在に取り付けられている。その際に支持軸34の位置は、搬送経路30の方向において前部寄りとされており、以てコンベヤフレーム40は自重によって、その後部が下位となるように支持軸軸心34aの周りで自動的に傾斜されることになる。
前記コンベヤフレーム40は、内側フレーム部41と中間フレーム部42と外側フレーム部43とからなり、これらのうち内側フレーム部41と外側フレーム部43とは、支持軸34に対して軸受38を介して支持されるとともに、中間フレーム部42には支持軸34が挿通されている。そして支持軸34に対して後方の位置において、各フレーム部41〜43間に亘って連結軸体44が設けられるとともに、この連結軸体44と支持軸34との間で複数箇所には連結部材(図示せず。)が設けられている。以上の41〜44などによりコンベヤフレーム40の一例が構成される。
前記仕分けコンベヤ31には、それぞれ左右方向Wで一対(複数)の前部ローラ体(前部輪体の一例)52A,52Bならびに後部ローラ体(後部輪体の一例)57A,57Bと、前後方向Vで相対向されたローラ体52A,57A、52B,57B間に巻回されて搬送経路30の方向に各別に回動自在な一対(複数)の無端ベルト(無端回動体の一例)58A,58Bとが設けられている。
すなわち前記コンベヤフレーム40の前部には左右方向Wの前部輪体軸50が設けられ、この前部輪体軸50は各フレーム部41〜43に軸受51などを介して回転自在に支持されている。そして前部輪体軸50の右側部分には、一方の前部輪体である右側の前部ローラ体52Bが半月シャフト部53などを介して連結されている。また左側部分には、左側の前部ローラ体52Aと、これに連結された筒軸体(前部輪体軸の別例)54とが外嵌されるとともに、軸受55を介して相対回転自在とされている。
さらに、前記コンベヤフレーム40の後部で隣接したフレーム部41〜43間には、それぞれ左右方向Wの後部輪体軸56A,56Bが設けられ、これら後部輪体軸56A,56Bに後部ローラ体57A,57Bが遊転自在に設けられている。そして前後方向Vで相対向されたローラ体52A,57A、52B,57B間に無端ベルト58A,58Bが巻回され、以て無端ベルト58A,58Bは搬送経路30の方向に回動自在に構成されている。
前記無端ベルト58A,58Bの外側面の4箇所にはベルト幅方向の横桟59A,59Bが設けられ、その際に横桟59A,59B群は、両ローラ体52A,52B、57A,57Bの上下に振り分けて同時に位置されるように配設されている。なお、前記コンベヤフレーム40における内側フレーム部41の後部からは、ブラケット60が後方へと連設され、このブラケット60の遊端には、前記規制ガイド面7に嵌合される被ガイドローラ(被ガイド体の一例)61が設けられている。
そして、前部輪体軸50におけるフレーム体3側の端部には、右側の前部ローラ体52Bに連動された摩擦輪体(受動輪体の一例)62Bが設けられ、また筒軸体54の端部でかつ前記摩擦輪体62Bの内側位置には、左側の前部ローラ体52Aに連動された摩擦輪体(受動輪体の一例)62Aが一体的に形成されている。ここで摩擦輪体62A,62Bの外周には、それぞれ摩擦層62a,62bが積層されている。なお、移動部材32には、被受けローラ35の前後に位置されて案内ローラ39が設けられている。さらに移動部材32には被検知部37が設けられている。以上の32〜62A,62Bなどによりコンベヤ装置31の一例が構成される。
図1〜図6、図9、図12において、前記コンベヤ装置31における搬送経路30に沿った前後方向の少なくとも一方から、前後方ほど上位として傾斜した書籍(被搬送物の一例)Aの受け入れ案内体65A,65Bが設けられている。すなわち受け入れ案内体65A,65Bは各無端ベルト58A,58Bに対応して、前記コンベヤフレーム40における搬送経路30の方向の前部から前方に設けられるもので、その上面は、前方ほど上位として傾斜した矩形状の滑動案内面65a,65bに形成されている。そして受け入れ案内体65A,65Bの両側部に前部が連結された側部案内体66A,66Bが設けられ、この側部案内体66A,66Bは、無端ベルト58A,58Bの側方に亘るように後方へと伸びて形成されている。
各側部案内体66A,66Bの外面側でかつ前後方向Vの2箇所(複数箇所)からは、それぞれ外方へのブラケット67A,67Bが連設され、このブラケット67A,67Bに上方から通されるボルト(連結具)68A,68Bを介してコンベヤフレーム40側、すなわち内側フレーム部41と中間フレーム部42と外側フレーム部43に連結されている。
このように受け入れ案内体65A,65Bは、この受け入れ案内体65A,65Bの側部から無端ベルト58A,58Bの側方に亘って位置される側部案内体66A,66Bなどを介してコンベヤフレーム40側に設けられる。その際に、前方(前端)ほど上位として傾斜した受け入れ案内体65A,65Bは、その下端(後端)が横桟59A,59Bの上端よりも上方として設けられている。
図1〜図6において、前記搬送経路30は長円無端状であって、左右一対の直線状経路部が形成されている。そして、一方の直線状経路部における始端部分(所定箇所)に対向されて、コンベヤ装置31上に書籍Aを供給する供給手段71が設けられている。さらに終端部分に対向されて、コンベヤ装置31からの書籍Aを受け入れる受け入れ部91群が設けられている。
前記コンベヤ装置31は、その無端ベルト58A,58Bを水平状として前記供給手段71からの書籍Aを受け入れ、そして横桟59A,59Bが位置された供給側(受け入れ部91に対する供給側)を下位として大きく傾斜されたのち、小さい傾斜に戻されて受け入れ部91群に達するように、この仕分けコンベヤ31側に設けられた被ガイドローラ61を案内する傾斜規制用のガイド手段が、前記搬送経路30に沿って設けられている。
前記ガイド手段は、前述した規制ガイド面7によりその一部が構成され、この規制ガイド面7により被ガイドローラ61が案内されているとき、コンベヤ装置31の無端ベルト58A,58Bは小さい傾斜(傾斜角は20°位)になるように設定されている。そして、前記供給手段71よりも上手の部分から前記受け入れ部91の少し上手の部分までの間では、前記フレーム体3における規制ガイド面7の形成部材が除去され、この除去部分にガイド体(ガイド手段の構成部材の一例)8が設けられている。
このガイド体8は、規制ガイド面7からの被ガイドローラ61を持上げる始端上昇部8aと、この始端上昇部8aに連なりかつ規制ガイド面7よりも上方に位置される上位水平状部8bと、この上位水平状部8bに連なる下降部8cと、この下降部8cに連なりかつ規制ガイド面7よりも下方に位置される下位水平状部8dと、この下位水平状部8dに連なりかつ規制ガイド面7へ被ガイドローラ61を導く終端上昇部8eとにより構成されている。
ここで、上位水平状部8bにより被ガイドローラ61が案内されているとき、コンベヤ装置31の無端ベルト58A,58Bは水平状となり、そして下位水平状部8dにより被ガイドローラ61が案内されているとき、コンベヤ装置31の無端ベルト58A,58Bは大きい傾斜(傾斜角は45°位)になるように設定されている。なお前記ガイド体8は前記フレーム体3側に取り付けられている。
前記供給手段71は搬送経路30の上方に左右一対に設けられるもので、それぞれ、書籍Aの搬送装置72と、この搬送装置72からの書籍Aを受け入れてコンベヤ装置31上に供給する滑動案内体73などから構成されている。
前記搬送装置72は複数のベルトコンベヤ、すなわち共通のフレーム体72Cに設けられた受け取り側コンベヤ72Aと投入側コンベヤ72Bなどから構成される。そして受け取り側コンベヤ72Aの始端部分により受け取り部Bが形成され、この受け取り部Bにおいて、受け取り側コンベヤ72Aに対して書籍Aが人為的または機械的に渡される。また投入側コンベヤ72Bは、その終端が下位として傾斜状に配設され、そして終端外方に前記滑動案内体73が設けられることによってコンベヤ装置31への投入部Cが形成される。
前記滑動案内体73は、その受け入れ端側を支点として上下揺動自在に構成されるとともに、弾性体の弾性力によって供給端(遊端)を下位として設定角度に傾斜されるように構成されている。すなわち、フレーム体72Cの終端部分にはエンドブラケット74が設けられ、このエンドブラケット74に左右方向軸75を介して左右一対の揺動アーム76が取り付けられている。そして揺動アーム76間に、矩形板状の滑動案内体73の受け入れ端(基端)が連結されている。
両揺動アーム76には、左右方向軸75による揺動軸心を中心とした円弧長孔77が形成され、前記エンドブラケット74側に取り付けられる左右方向のストッパーピン78が円弧長孔77に係合されている。そしてエンドブラケット74と滑動案内体73側との間に、弾性力によって供給端を下位として揺動付勢するねじりコイルバネ(弾性体の一例)79が設けられている。
ここで、ねじりコイルバネ79の弾性力によってストッパーピン78が円弧長孔77に規制されるまで滑動案内体73が供給端を下位として揺動されたとき、その傾斜角度(設定角度)は、たとえば30度に設定されている。また、左右方向軸75による揺動軸心から供給端までの前後長さは、たとえば85mmに設定されている。なお供給手段71の部分には光電センサー80が設けられている。以上の72〜80などにより供給手段71の一例が構成される。
図2、図3、図8〜図10において、前記受け入れ部91群は搬送経路30の下方に配設され、そして各受け入れ部91の部分には、目的とするコンベヤ装置31の目的とする無端ベルト58A,58Bを回動させる一対の回動力付与手段81A,81Bが設けられている。ここで回動力付与手段81A,81Bは、前記フレーム体3側(左右の片側)において、前部輪体軸50と筒軸体54とに各別に作用自在に構成されている。
その際に回動力付与手段81A,81Bは、目的とする受動輪体である前記摩擦輪体62A,62Bに接近離間自在であり、その接近動により摩擦輪体62A,62Bに係わり合うことで、コンベヤ装置31の搬送経路30に沿った移動力により摩擦輪体62A,62Bを回転させるように構成されている。
すなわち図2、図3、図8〜図10において、前記機枠1側には保持枠体2が設けられている。そして回動力付与手段81A,81Bは、前記保持枠体2側にブラケット82A,82Bを介して取り付けられたシリンダー装置83A,83Bを有し、その下向きのピストンロッド84A,84Bにはエクステンションロッド85A,85Bが連結されている。両ブラケット82A,82Bの下方には、4連リンク機構86A,86Bを介して昇降体87A,87Bが相対的に昇降自在に設けられている。
前記昇降体87A,87Bの下部には、前記摩擦輪体62A,62Bに対して上方から当接離間自在な摩擦レール体89A,89Bが設けられ、この摩擦レール体89A,89Bの下面側には摩擦層89a,89bが敷設されている。そして、4連リンク機構86A,86Bの下手側リンクの中間部に対して前記エクステンションロッド85A,85Bの遊端が相対回動自在に連結されるとともに、エクステンションロッド85A,85Bの上部と下手側リンクとの間には、4連リンク機構86A,86Bを下方揺動限へと付勢するコイルスプリング(付勢体の一例)90A,90Bが設けられ、以て摩擦輪体62A,62Bに対して摩擦レール体89A,89Bの摩擦層89a,89bが、コイルスプリング90A,90Bの弾性力を介して当接されるように構成されている。
したがって、昇降体87A,87Bとともに摩擦レール体89A,89Bの摩擦層89a,89bを下降させた状態で、この摩擦層89a,89bに対して摩擦輪体62A,62Bを下方から当接させることによって、コンベヤ装置31の移動力により摩擦輪体62A,62Bを回転させてローラ体57A,57Bを駆動回転させ、以て無端ベルト57A,57Bを各別に回動させ得る。
その際に摩擦レール体89A,89Bの摩擦作用長さは、両ローラ体57A,57Bの上方に位置されていた一対の横桟59A,59Bが両ローラ体52A,52B、57A,57Bの下方に位置され、そして両ローラ体52A,52B、57A,57Bの下方に位置されていた一対の横桟59A,59Bが両ローラ体52A,52B、57A,57Bの上方に位置されるように設定されている。上記した82A,82B〜90A,90Bなどにより回動力付与手段81A,81Bの一例が構成される。
図2、図3、図8、図9、図14において、前記受け入れ部91群は、搬送経路30の下方に上部開放の収納箱92が設けられることなどで構成されている。ここで収納箱92には、左右に分けて収納部93が形成されている。また各受入れ部91に対応されて、前記コンベヤ装置31における被検知部65を検知するための検知手段95が設けられている。
以下に、上記した実施の形態における作用を説明する。
書籍Aの仕分けを行うに際して、各受入れ部91においては空の収納箱92をセツトしている。ここで収納箱92は、たとえば店舗別であって、この店舗別の信号を制御部に入力している。
またコンベヤ装置31群は、搬送経路30上において無端列車状で移動している。これは、モータ21の駆動により駆動軸22を回転させ、その回転力を、駆動スプロケツト23、伝動チェーン25、受動スプロケツト24、縦軸13を介してスプロケツトホイール14に伝達してローラチェーン11を回動させることにより、このローラチェーン11に連結しかつフレーム体3側に支持案内される移動部材32を介して行っている。
その際に移動部材32の左右方向の振れやずれは、前後一対のガイドローラ33を左右ガイド面5により案内することで規制し得、また浮き上がりは、被受けローラ35や案内ローラ39を受けガイド面4により受け止めて案内することで阻止し得、そして下降は、被支持ローラ36を支持ガイド面6により支持して案内することで阻止し得る。
したがってコンベヤ装置31群を、ローラチェーン11に片持ち状に取り付けた構成、すなわち片側にのみ駆動、支持構成を配設した簡単でかつメンテナンス性のよい構成でありながら、コンベヤ装置31群の移動は常に安定して行えることになる。なお、移動しているコンベヤ装置31群は、図4、図5に示すように、通常、横桟59A,59B群を両ローラ体52A,52B、57A,57Bの上下に振り分けて同時に位置させている。
このような状態において、仕分けようとする書籍Aを、受け取り部Bから供給手段71の受け取り側コンベヤ72A上に載せる。そして、この受け取り側コンベヤ72Aによる搬送中において、光電センサー80によって書籍Aのバーコードなどを読み取り、以て読み取り信号を制御部に入力する。この書籍Aを、投入側コンベヤ72Bから滑動案内体73を介して、投入部Cの下方に位置しているコンベヤ装置31に投入させる。
このときコンベヤ装置31では、図1、図4、図6実線、図13(a)に示すように、被ガイドローラ61を上位水平状部8bにより案内していることで、その無端ベルト58A,58Bは水平状となっている。したがって書籍Aの投入は、水平状の無端ベルト58A,58Bに対して容易に確実に行える。その際に書籍Aの投入は、左右一対の無端ベルト58A,58Bに対して、いずれの無端ベルト58A,58Bかを選択して行い、以て左右の収納部93のいずれに収納させるかを決定している。
このようにして書籍Aの投入を行うとき、投入側コンベヤ72Bから滑動案内体73上に移動してきた書籍Aは、傾斜角度が30度の滑動案内体73上を円滑に滑動して行き、そして図13(a)に示すように、コンベヤ装置31側に投入し得る。ここで滑動案内体73は、傾斜角度が30度で供給端(遊端)が無端ベルト58A,58Bに対して接近していることから、その投入は、書籍Aが無端ベルト58A,58B上で跳ね上がったり、跳ね上がりにより側部案内体66を乗り越えて落下したりすることなく、常に確実に行える。
また、投入側コンベヤ72Bから滑動案内体73を介して無端ベルト58A,58B上に書籍Aを供給するタイミングがずれたとき、すなわち、コンベヤ装置31が投入部Cに達する少し前に滑動案内体73からの書籍Aの供給が開始されたとき、図1に示すように、書籍Aの前端下面が受け入れ案内体65A,65Bの滑動案内面65a,65bに当接し、引き続いてのコンベヤ装置31の移動などによって書籍Aは、図13(c)に示すように、滑動案内面65a上から無端ベルト58A,58B上に亘って傾斜して支持されることになる。したがって、書籍Aを供給するタイミングがずれたとしても、書籍Aは落下することなく、コンベヤ装置31側に確実に投入し得る。
上述したようにして、図13(a)に示すように無端ベルト58A,58B上、または図13(c)に示すように滑動案内面65a,65b上から無端ベルト58A,58B上に亘って書籍Aを支持しているコンベヤ装置31は、投入部Cから受け入れ部91群側へと移動し得る。この移動の際に、図13の(b)や(d)に示すように、被ガイドローラ61を上位水平状部8bから下降部8cへと案内することになり、以てコンベヤ装置31、すなわち無端ベルト58A,58Bを、その後端の供給側が下位となるように支持軸軸心34aの周りに傾斜(回動)させる。
そして、被ガイドローラ61を下降部8cから下位水平状部8dへと案内することで、図6仮想線、図7、図13の(b)や(d)に示すように、無端ベルト58A,58Bを大きく傾斜(傾斜角は45°位)し得る。この傾斜によって書籍Aは、無端ベルト58A,58Bの上を、または滑動案内面65a,65b上から無端ベルト58A,58Bの上を滑動し、後端の供給側に位置している横桟59A,59Bに当接する。これにより、滑動案内面65a上から無端ベルト58A,58B上に亘って傾斜した状態で、かつ向きなどが不揃いで投入されていた書籍Aであったとしても、その支持姿勢を自動的に揃え得る。
このようにして書籍Aの支持姿勢を揃えたのち、図14(a)に示すように、被ガイドローラ61を下位水平状部8dから終端上昇部8eへと案内することになり、以て無端ベルト58A,58Bを、その後端の供給側を上昇させるように支持軸軸心34aの周りに傾斜(回動)させる。そして、被ガイドローラ61を終端上昇部8eから規制ガイド面7へと案内することで、図5、図8、図9、図14(b)に示すように、無端ベルト58A,58Bを小さい傾斜(傾斜角は20°位)に戻すことになる。
このように、無端ベルト58A,58Bを小さい傾斜としたコンベヤ装置31群を、受け入れ部91群の上方で移動させる。そしてコンベヤ装置31が目的とする受け入れ部91に到達する前に、このコンベヤ装置31側の被検知部37を検知手段95が検知することになり、その検知信号が入れられた制御部からの指示によって、この受け入れ部91に対応した回動力付与手段81A,81Bを作動させる。その際に回動力付与手段81A,81Bは、いずれか一方のみを、または両方を作動させる。
すなわち、シリンダー装置83A,83Bの伸展動によって、4連リンク機構86A,86Bを介して昇降体87A,87Bを下降させることで、摩擦レール体89A,89Bを下位に位置させる。すると、移動してきたコンベヤ装置31の摩擦輪体62A,62Bが摩擦レール体89A,89Bの下へ入り込み、その摩擦層62a,62bが摩擦レール体89A,89Bの摩擦層89a,89b上を転動することになる。これにより、大きな摩擦抵抗によって摩擦輪体62A,62Bを確実に回転し得る。
その際に、摩擦輪体62Aを取り付けた筒軸体54を介して、一方の前部ローラ体52Aを強制回転し得る。この前部ローラ体52Aの強制回転によって、前部ローラ体52Aの遊転を伴いながら、無端ベルト58Aを、その上位部分が傾斜下位へ向うようにかつ搬送経路30に沿った方向に回動し得、以て図8、図14(b)に示すように、無端ベルト58Aにより支持していた書籍Aを送り出して、目的とする収納箱92に投入させる。
また、摩擦輪体62Bを取り付けた前部輪体軸50を介して、他方の前部ローラ体52Bを強制回転し得る。この前部ローラ体52Bの強制回転によって、前部ローラ体52Bの遊転を伴いながら、無端ベルト58Bを、その上位部分が傾斜下位へ向うようにかつ搬送経路30に沿った方向に回動し得、以て図8、図14(b)に示すように、無端ベルト58Bにより支持していた書籍Aを送り出して、目的とする収納箱92に投入させる。
ここで回動力付与手段81A,81Bは、前述したように制御部からの指示によって、いずれか一方のみを、または両方を作動させるものであり、したがって両方を作動させたとき、両無端ベルト58A,58Bを搬送経路30に沿った方向に回動し得、以て両無端ベルト58A,58Bにより支持していたそれぞれの書籍Aを送り出して、目的とする収納箱92の対応した収納部93に投入させる。
また制御部からの指示によって、いずれか一方の回動力付与手段81A,81Bを作動させたとき、いずれか一方の無端ベルト58A,58Bを搬送経路30に沿った方向に回動し得、以ていずれか一方の無端ベルト58A,58Bにより支持していた書籍Aのみを送り出して、目的とする収納箱92の対応した収納部93に投入させる。
このようにして、書籍Aを目的とする収納箱92の対応した収納部93に投入させる際に、前述したように、無端ベルト58A,58B上の書籍Aは向きなどを揃えていることで、書籍Aの向きを一定状として送り出し得、しかも無端ベルト58A,58Bからの書籍Aのベルト離れも、最初から最後まで均一状にし得ることから、収納箱92の対応した収納部93に好適に仕分け得る。
また上述したように、無端ベルト58A,58Bを傾斜させた状態で、この無端ベルト58A,58Bを回動させて書籍Aを送り出すことにより、コンベヤ装置31群の下方、すなわち搬送経路30の下方に受け入れ部91群を配設し得ることになって、省スペース化を可能にし得るとともに、収納箱92の収納部93に対して直接に仕分け投入することが可能になって、別途に滑り台(滑り板)を設ける形式に比べて平面スペースを少なくし得、レイアウト構成も容易に行える。
前述した摩擦輪体62A,62Bの摩擦レール体89A,89Bの下への入り込みは、シリンダー装置83A,83Bを収縮させながら、すなわちコイルスプリング90A,90Bに抗して摩擦レール体89A,89Bを少し上昇させながら行うことになり、以て摩擦層62a,62bが摩擦層89a,89bに対して弾性的に圧接状となって、摩擦輪体62A,62Bの回転は移動量に見合って確実に行えることになる。
これにより無端ベルト58A,58Bの回動は、両ローラ体52A,52B、57A,57Bの上方に位置していた一対の横桟59A,59Bを両ローラ体52A,52B、57A,57Bの下方に位置させ、そして両ローラ体52A,52B、57A,57Bの下方に位置していた一対の横桟59A,59Bを両ローラ体52A,52B、57A,57Bの上方に位置させるように、半回転分を確実に行える。
前述したように、無端ベルト58A,58Bの回動による書籍Aの送り出し作用が終了した時点で、回動力付与手段81A,81Bを逆作動させ、以て摩擦レール体89A,89Bなどを非作用位置へと上昇動させる。なお、引き続いて搬送してきた書籍Aを同じ収納箱92に送り出すときには、摩擦レール体89A,89Bなどを非作用位置へと上昇動させることなく、下降した作用位置において待機させておいてもよい。
なお、収納箱92に対する書籍Aの収納、受け入れ部91に対する収納箱92の出し入れなどは、この収納箱92の外形が鉛直状であるため、取り扱いを容易にして行える。
前述したように無端ベルト58A,58Bで支持されている書籍Aは、受け入れ部91における収納箱92の収納状態などによって、送り出されることなく、コンベヤ装置31とともに搬送経路30上で周回される。この周回の際に、カーブ経路部において、遠心力によって書籍Aが外方へ移動して落下する恐れがあるが、この外方へ移動してきた書籍Aを側部案内体66A,66Bにより受け止めて、それ以上の移動、すなわち落下などを防止し得る。そして周回してきた書籍Aが投入部Cに達すると、この書籍Aが滑動案内体73に下方から当接し、この滑動案内体73をねじりコイルバネ79に抗して、図11の仮想線から実線に示すように、左右方向軸75の回りに上方へと揺動させ、以て書籍Aを滑動案内体73の下方で通過させ得る。
これにより、周回してきた書籍Aの通過をスムースに行えるとともに、滑動案内体73を、その下端を無端ベルト58A,58Bに接近させて配設し得ることで、滑動案内体73を介しての書籍Aの投入は、落下距離を短くして常に安定して確実に行える。なお、コンベヤ装置31が投入部Cに到達する際に、受け入れ案内体65A,65Bの前端に形成された前方ほど下位の押し上げ案内面65cが滑動案内体73の下面に当接し、この滑動案内体73をねじりコイルバネ79に抗して左右方向軸75の回りに上方へと揺動させ、以て受け入れ案内体65A,65Bを滑動案内体73の下方で通過させ得る。
上記した実施の形態では、被搬送物受け装置としてコンベヤ装置31を採用した形式が示されているが、これは被搬送物受け装置として矩形状受け板を採用した形式などであってもよい。この場合には、被搬送物を支持した矩形状受け板を傾斜させることで、被搬送物を滑動させて受け入れ部91に投入し得る。
上記した実施の形態では、被搬送物受け装置として、その搬送方向を搬送経路30に沿った方向としたコンベヤ装置31を採用した形式が示されているが、これは搬送方向を搬送経路30に対して直交状の方向としたコンベヤ装置を採用した形式などであってもよい。
上記した実施の形態では、コンベヤ装置31の無端ベルト58A,58Bを回動力付与手段81A,81Bにより回動させる形式が示されているが、これはコンベヤ装置31がモータなどを装備し、そして、コンベヤ装置31が目的とする箇所に到達したとき、無接触方式や接触方式でモータなどに給電して正または逆に駆動させる形式などであってもよい。
上記した実施の形態では、コンベヤ装置31群がローラチェーン11側に片持ち状に取り付けられた形式が示されているが、これは反対側にフレーム体などを設けて両持ち状に取り付けた形式などであってもよい。この場合には、回動力付与手段は左右の両側に振り分けられて、対向された摩擦輪体(受動輪体)に作用自在に構成される。
上記した実施の形態では、コンベヤ装置31として、無端ベルト58A,58Bなどが左右一対に設けられた形式が示されているが、これは2個以上に設けられる形式などであってもよく、この場合に中間位置に回動力付与手段が配設される。またコンベヤ装置31としては、1対の輪体間に1つの無端ベルト(無端回動体)が巻回された形式などであってもよい。
上記した実施の形態では、被搬送物として書籍Aが示されているが、これは他の物品、荷などであってもよい。そして被搬送物の種類によっては、受け入れ部91の形状は異なるものとなる。
上記した実施の形態では、無端回動体として無端ベルト58A,58Bが採用されているが、これは多数条のチェーン、ローラチェーン、スラットコンベヤなど、種々な形式を採用し得る。
上記した実施の形態では、前部ローラ体(前部輪体)52A,52B側に摩擦輪体(受動輪体)62A,62Bが設けられた形式が採用されているが、これは後部ローラ体(後部輪体)57A,57B側に摩擦輪体62A,62Bが設けられた形式などであってもよい。
上記した実施の形態では、回動力付与手段81A,81Bとして、摩擦輪体(受動輪体)62A,62Bに対して摩擦レール体89A,89Bが当接離間自在な形式が示されているが、これは、ピニオン(受動輪体)に対してラック体が噛合自在な形式、摩擦層62a,62b、89a,89bを採用せず、ローラ(受動輪体)に対してレール体が当接離間自在な形式などであってもよい。
上記した実施の形態では、受け入れ部91群が搬送経路30の下方に配設されているが、これは無端ベルト58A,58Bにより送り出した書籍Aをシュートやコンベヤにより側方ヘ取り出したのち、収納箱92に投入させる形式などであってもよい。
本発明の実施の形態を示し、搬送設備における被搬送物受け装置への投入状態での要部の側面図である。 同搬送設備の側面図である。 同搬送設備の平面図である。 同搬送設備において被搬送物受け装置が水平状の状態での側面図である。 同搬送設備における被搬送物受け装置への投入状態での平面図である。 同搬送設備において被搬送物受け装置への投入状態での縦断正面図である。 同搬送設備において被搬送物受け装置が大きく傾斜した状態での側面図である。 同搬送設備において被搬送物受け装置が小さく傾斜した状態での側面図である。 同搬送設備において被搬送物受け装置が小さく傾斜した状態での縦断正面図である。 同搬送設備において被搬送物受け装置が小さく傾斜した状態での要部の縦断正面図である。 同搬送設備における被搬送物受け装置が通過状態での要部の側面図である。 同搬送設備における受け入れ案内体部分の斜視図である。 同搬送設備における被搬送物受け装置の傾斜状態を説明する概略側面図で、(a)は通常の投入時、(b)は通常の投入後の滑動揃え時、(c)はタイミングずれの投入時、(d)はタイミングずれの投入後の滑動揃え時である。 同搬送設備における被搬送物受け装置の傾斜状態を説明する概略側面図で、(a)は復帰揺動時、(b)は受け入れ部への供給時である。
符号の説明
1 機枠
3 フレーム体
7 規制ガイド面(ガイド手段の構成部材)
8 ガイド体(ガイド手段の構成部材)
11 ローラチェーン(無端駆動体)
14 スプロケットホイール(輪体)
17 スプロケットホイール(輪体)
21 モータ(駆動装置)
30 搬送経路
31 コンベヤ装置(被搬送物受け装置)
34a 支持軸軸心(横軸心)
40 コンベヤフレーム
44 連結軸体
50 前部輪体軸
52A 前部ローラ体(前部輪体)
52B 前部ローラ体(前部輪体)
54 筒軸体(前部輪体軸)
56A 後部輪体軸
56B 後部輪体軸
57A 後部ローラ体(後部輪体)
57B 後部ローラ体(後部輪体)
58A 無端ベルト(無端回動体)
58B 無端ベルト(無端回動体)
59A 横桟
59B 横桟
61 被ガイドローラ(被ガイド体)
62A 摩擦輪体(受動輪体)
62B 摩擦輪体(受動輪体)
65A 受け入れ案内体
65B 受け入れ案内体
65a 滑動案内面
65b 滑動案内面
66A 側部案内体
66B 側部案内体
71 供給手段
72 搬送装置
72A 受け取り側コンベヤ
72B 投入側コンベヤ
73 滑動案内体
75 左右方向軸
76 揺動アーム
77 円弧長孔
78 ストッパーピン
79 ねじりコイルバネ(弾性体)
81A 回動力付与手段
81B 回動力付与手段
83A シリンダー装置
83B シリンダー装置
89A 摩擦レール体
89B 摩擦レール体
91 受け入れ部
92 収納箱
93 収納部
A 書籍(被搬送物)
B 受け取り部
C 投入部
W 左右方向
V 前後方向

Claims (7)

  1. 無端駆動体に複数の被搬送物受け装置を設けて無端状の搬送経路が形成され、前記被搬送物受け装置における搬送経路の方向の前部から前方に被搬送物の受け入れ案内体が設けられ、この受け入れ案内体の上面は、前方ほど上位として傾斜した滑動案内面に形成され、前記搬送経路中の所定箇所の上方には被搬送物の供給手段が設けられ、この供給手段は、被搬送物の搬送装置と、この搬送装置からの被搬送物を受け入れて被搬送物受け装置上に供給する滑動案内体とからなり、この滑動案内体は、搬送装置のフレーム体側に左右方向軸を介して取り付けられることで、その受け入れ端側を支点として上下揺動自在に構成されるとともに、滑動案内体側に左右方向軸による揺動軸心を中心とした円弧長孔が形成され、この円弧長孔に、前記フレーム体側に取り付けられる左右方向のストッパーピンが係合されることで、フレーム体側との間に設けられた弾性体の弾性力によって供給端を下位として設定角度に傾斜されることを特徴とする搬送設備。
  2. 被搬送物受け装置は、コンベヤフレームに設けられた前後で一対の輪体と、両輪体間に巻回されて搬送経路の方向に回動自在な無端回動体とからなるコンベヤ装置により構成され、前記コンベヤフレームから受け入れ案内体が連設されていることを特徴とする請求項1記載の搬送設備。
  3. コンベヤ装置は、コンベヤフレームに設けられた前後で一対の輪体と、両輪体間に巻回されて搬送経路の方向に回動自在な無端回動体とからなり、前記コンベヤフレームにおける搬送経路の方向の前部から前方に受け入れ案内体が設けられ、搬送経路に対向されて、コンベヤ装置からの被搬送物を受け入れる受け入れ部群が設けられ、各受け入れ部の部分には、目的とするコンベヤ装置の無端回動体を回動させる回動力付与手段が設けられていることを特徴とする請求項2記載の搬送設備。
  4. コンベヤ装置は、コンベヤフレームに設けられたそれぞれ左右方向で複数の前部輪体ならびに後部輪体と、前後方向で相対向された輪体間に巻回されて搬送経路の方向に各別に回動自在な複数の無端回動体とからなり、各無端回動体に対応して、前記コンベヤフレームにおける搬送経路の方向の前部から前方に受け入れ案内体が設けられ、各受け入れ部の部分には、目的とするコンベヤ装置の目的とする無端回動体を回動させる回動力付与手段が設けられていることを特徴とする請求項2記載の搬送設備。
  5. コンベヤフレームには、受け入れ案内体の側部から無端回動体の側方に亘る側部案内体が設けられていることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の搬送設備。
  6. コンベヤ装置は、無端回動体上に横桟が設けられるとともに、無端駆動体側に、搬送経路の方向に対して直交状の横軸心の周りで傾斜自在に取り付けられ、受け入れ案内体は、その下端を横桟の上端よりも上方としてコンベヤフレームに傾斜して設けられ、前記コンベヤ装置は、その無端回動体を水平状として被搬送物を受け入れ、そして横桟が位置された供給側を下位として傾斜されて受け入れ部群に達するように、前記コンベヤ装置側には被ガイド体が設けられるとともに、この被ガイド体が案内される傾斜規制用のガイド手段が搬送経路に沿って設けられていることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の搬送設備。
  7. 被搬送物受け装置群は、無端駆動体側に片持ち状に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の搬送設備。
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