JP4280615B2 - 調整量測定装置および調整量測定プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、例えば試し刷りされた印刷物の色が目標色からどの方向にどれだけ外れているか等、2つの色の差異を表示し、色調整の指針を与える調整量測定装置、およびコンピュータ等の演算処理装置を調整量測定装置として動作させる調整量測定プログラムに関する。
従来の多色刷りオフセット印刷機のインキ管理方法として一般的に行なわれてきたのは、概ね次の4段階の調整を行ない、校正刷りの目標色に合わせる方法である。
(1)印圧など、印刷機の機械的な調整を行なう
(2)実際の印刷に入り、湿し水の供給量の最適化を図る
(3)咥えなど、用紙上の印刷画像から外れた部分に単色べたもしくは単色網の画像を設け、この部分の光学濃度を測定し、経験から得られた濃度管理値に合うようにインキ 出し量の調整を行なう
(4)最終的にプルーフ画像に合わせるべく、印刷機オペレータが目視によるインキ供給量調整を行なう
上記(4)のインキ供給量調整を行なうにあたっては印刷機オペレータが目視でプルーフ画像に合わせる必要があり、このためにはシアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y)の各版のインキ出し量を調整しなくてはならない。このとき、例えばプルーフ画像よりY味である印刷物を調整するとき、Yインキの出し量を抑えるべきか、M,Cのインキ量を増やすべきか、あるいはYインキの出し量を抑えるとともにM,Cのインキ出し量を増やすべきかという判断は、非常に熟練したオペレータでしか行なうことができない程度に難しい判断である。
また、色を測定する装置として測色計が知られているが、測色計を用いて色を測定しCIEXYZやL***などの測色値を得て色のずれの方向を捉えたとしても、CIEXYZやL***などの測色値からC,M,Yのインキ調整量を読み取ることのできるオペレータは通常はいない。
インキ調整量を自動的に算出する手法として、特許文献1には、目標色域におけるC,M,Yの各インキの濃度差と色差との偏微分の関係を測定しておき、上記(3)のインキ濃度の測定の代わりに3色グレーパッチの色度測定を行ない、プルーフの色度との差を計算し、これが最小となるようにインキ調整量を算出する方法が提案されている。しかしこの特許文献1に提案された方法は、目標色域を予め決めてからインク調整量のデータをとらなくてはならず、任意の色の調整は難しく、事実上、C,M,Yが例えばそれぞれ60%の掛け合わせ網など、管理色を決めてからの運用になる。これに対し実際の印刷物の場合、その印刷物に応じて重要色が異なる場合も多く、特許文献1に提案された方法ではそのような印刷物に対して柔軟には対応できない。
また、特許文献1に提案された方法は、インキ出し量の粗調整の段階での運用であり、色の微妙な調整を行なうにあたっては、やはり熟練したオペレータの経験と勘に頼らなければならない。
特許第2505434号公報
本発明は、上記事情に鑑み、例えば上記のC,M,Yのインキ出し量の調整などの場合において、調整中の色を目標色に合わせるための調整の指針を得るのに好適な調整量測定装置、およびコンピュータ等の演算処理装置をそのような調整量測定装置として動作させるための調整量測定プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の調整量測定装置は、
色を測定する測色部と、
測色部で得られる測色値を表わす測色色空間上の座標値と画像出力デバイスで採用される複数の一次色を座標軸とするデバイス色空間上の座標値とを対応づけたカラープロファイルを記憶しておく第1の記憶部と、
測色部で得られた測色値をカラープロファイルを介してデバイス色空間上の座標値に変換する変換部と、
測色部での2回の測色により得られた2つの測色値をそれぞれ変換部で変換して得たデバイス色空間上の2つの座標値相互の差分を算出する算出部と、
算出部で算出された差分を表示する表示部とを備えたことを特徴とする。
本発明の調整量測定装置は、カラープロファイル、例えば上述の印刷の例では印刷物を刷ろうとしている印刷機のプロファイルを記憶しておき、2回の測色、すなわち、例えばプルーフ画像と試し刷りの印刷物との双方の測色を行ない、それら2回の測色により得られた2つの測色値をカラープロファイルで変換して、デバイス色空間、例えばCMY色空間上の2つの座標値を得、それら2つの座標値相互の差分、すなわち、例えばΔC,ΔM,ΔYを算出して表示するものであり、前述の例で説明すると、プルーフ画像よりもY味がかっている印刷物の調整にあたりYインキの出し量を抑えるべきか、C,Mのインキ出し量を増やすべきか等が一目で分かり、経験の少ないオペレータにとって経験や勘に頼ることなく適正な調整を行なうことができ、また経験豊富なオペレータにとってもより適正かつ迅速な調整を行なうことができる。
ここで、上記本発明の調整量測定装置において、上記測色部による、算出部での差分算出の基になる2回の測色のうちの第1の測色と第2の測色とを区別して認識させる第1の操作子を備えることが好ましい。
例えば測定開始前のリセットの後、一回目の測定は基準色の測定、2回目の測定は調整色の測定、というように順序を固定的に決めておいてもよいが、上記の第1の操作子を備えると調整色の測定から先に行なうこともでき、測定の融通性が高まる。
また、上記本発明の調整量測定装置において、上記測色部による、算出部での差分算出の基になる2回の測色のうちの第1の測色により得られた測色値あるいはその測色値からカラープロファイルを介して得られたデバイス色空間上の座標値を記憶しておく第2の記憶部を備えることが好ましい。
このように、第2の記憶部を備えておくと、基準色を一旦測定してその測色値をこの第2の記憶部に記憶させておき、あとは、第2の測定、すなわち調整色の測定を必要に応じて何度も繰り返し、記憶しておいた基準色の測色値との間で演算を行ない差分を求めて表示することができ、基準色の測定を何度も繰り返す必要がなく使い勝手が向上する。
さらに、上記本発明の調整量測定装置において、複数の一次色それぞれについて独立に係数を設定する第2の操作子を備え、上記算出部が、その算出部で算出された差分にさらに上記係数を乗算するものであり、上記表示部が、算出部で係数が乗算された後の差分を表示するものであることが好ましい。
上記の差分、例えばΔC,ΔM,ΔYを求めて表示しても、その差分、例えばΔC,ΔM,ΔYの値自体がそのままインキ出し量の調整量を表わしているとは限らない。そこで、上記差分に係数を乗算して、例えば、a,b,cを係数としたとき、それらの係数を独立に設定し、a・ΔC,b・ΔM,c・ΔYを求めて、係数a,b,cが乗算された後の差分a・ΔC,b・ΔM,c・ΔYを表示することにより、オペレータによる調整量の感覚に合った値を表示することができる。
さらに、上記本発明の調整量測定装置において、上記カラープロファイルが、測色色空間上の座標値と、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、および黒(K)の各色を座標軸とするデバイス色空間上の座標値とを対応づけるカラープロファイルであって、黒の、デバイス色空間上の座標値を入力する第3の操作子を備え、上記表示部が、2回の測色により求められる上記差分(ΔC,ΔM,ΔY)のほか、1回の測色により求められる、デバイス色空間上の座標値(C,M,Y,K)を表示するものであることが好ましい。
黒(K)を入力し、その黒(K)と、1回の測色による、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)とからなるCMYKの値を表示することにより、基準色と比較すること以外に1回の測定によるCMYKの値自体を知ることができる。
また、上記目的を達成する本発明の調整量測定プログラムは、プログラムを実行する演算処理装置内で実行され、その演算処理装置を、
測色値を取得する取得部と、
取得部で得られる測色値を表わす測色色空間上の座標値と画像出力デバイスで採用される複数の一次色を座標軸とするデバイス色空間上の座標値とを対応づけたカラープロファイルを記憶しておく第1の記憶部と、
測色部で得られた測色値をカラープロファイルを介してデバイス色空間上の座標値に変換する変換部と、
取得部で得られた2つの測色値をそれぞれ変換部で変換して得たデバイス色空間上の2つの座標値相互の差分を算出する算出部と、
算出部で算出された差分を表示する表示部と
を備えた調整量測定装置として動作させることを特徴とする。
ここで、上記本発明の調整量測定プログラムにおいて、上記演算処理装置を、上記取得部により取得される、上記算出部での差分算出の基になる2つの測色値のうちの第1の測色値と第2の測色値とを区別して認識させる第1の操作子をさらに備えることが好ましい。
また、上記本発明の調整量測定プログラムにおいて、上記演算処理装置を、上記取得部により取得される、算出部での差分算出の基になる2つの測色値のうちの第1の測色値あるいはその第1の測色値からカラープロファイルを介して得られたデバイス色空間上の座標値を記憶しておく第2の記憶部をさらに備えることも好ましい形態である。
さらに、上記本発明の調整量測定プログラムにおいて、上記演算処理装置を、上記複数の一次色それぞれについて独立に係数を設定する第2の操作子をさらに備えた調整量測定装置として動作させる調整量測定プログラムであって、上記算出部が、その算出部で算出された差分にさらに上記係数を乗算するものであり、上記表示部が、上記算出部で係数が乗算された後の差分を表示するものであることが好ましい。
さらに、上記本発明の調整量測定プログラムにおいて、上記カラープロファイルが、測色色空間上の座標値と、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、および黒(K)の各色を座標軸とするデバイス色空間上の座標値とを対応づけるカラープロファイルであり、上記演算処理装置を、黒(K)の、デバイス色空間上の座標値を入力する第3の操作子をさらに備えた調整量測定装置として動作させる調整量測定プログラムであって、上記表示部が、2回の測色により求められる上記差分(ΔC,ΔM,ΔY)のほか、1回の測色により求められる、デバイス色空間上の座標値(C,M,Y,K)を表示するものであることが好ましい。
以上説明したように、本発明によれば、調整中の色を目標色に合わせるための調整の指針が与えられるため、例えば印刷におけるインキ出し量の調整等を経験や勘に頼ることなく行なうことができ、調整作業等が軽減される。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の調整量測定装置の一実施形態を示すブロック図である。
この図1に示す調整量測定装置10は、測色部11、変換部12、算出部13、表示部14、第1の記憶部15、第2の記憶部16、第1の操作子17、第2の操作子18、および第3の操作子19から構成されている。
測色部11は、色の測定を担う部分であり、通常の測色計の機能に相当する。ここでは、この測色部11でCIEXYZの測色値(以下、XYZ値と称する)が得られるものとする。
この測色部11で得られたXYZ値は、変換部12と第2の記憶部16に入力される。
第2の記憶部16の作用の説明は後に譲り、ここでは変換部12について説明する。
第1の記憶部15にはX,Y,Zを座標軸とする測色色空間内の座標値であるXYZ値と、印刷用の、C,M,Y,Kの各色インキの網点面積率を座標軸とするCMYK色空間内の座標値であるCMYK値とを対応づけたカラープロファイルが記憶されており、変換部12には、第1の記憶部15からそのカラープロファイルが読み出される。
変換部12では、測色部11における測定により得られたXYZ値がその測色部11から入力されると、第1の記憶部15から読み出したカラープロファイルうちのK=0の部分プロファイルを用いて、測色部11から入力されてきたXYZ値をCMY値に変換する。このCMY値は算出部13に送られる。
ここで、Kの値は先に調整しておくものとし、変換部12ではK=0の部分プロファイルを用いてXYZ値をCMY値に変換する。先に調整されたKの値の入力を受けてそのKの値に応じた部分プロファイルを用いてCMY値に変換してもよいが、後でC,M,Yそれぞれの差分を求めるため、わざわざKの調整値の入力を受けてそのKの値に応じた部分プロファイルを用いる代わりにK=0の部分プロファイルを使っても大きな誤差は生じないからである。
測色部11では、プルーフと試し刷り段階の印刷物との双方について測色が行われて、プルーフの測色値Xtttと印刷物の測色値XYZとが得られ、変換部12では、それら双方の測色値Xttt,XYZがそれぞれCMY値Cttt,CMYに変換され、それら双方のCMY値Cttt,CMYが算出部13に入力される。その算出部13では、それら2つのCMY値Cttt,CMY相互の差分ΔCΔMΔY、すなわち
ΔC=Ct−C
ΔM=Mt−M
ΔY=Yt−Y
が算出される。
この算出された差分ΔCΔMΔYは、表示部14に入力され、その表示部14ではその差分ΔCΔMΔYが表示される。
オペレータは、この差分の表示を見て、C,M,Yの各インキの出し量を調整する。
ここで、図1の調整量測定装置10の第2の記憶部16には、第1の測色値、すなわち目標色の測色値Xtttが記憶される。測色部11で、第2の測色値、すなわち試し刷り段階での印刷物の測色値XYZが得られると、その印刷物の測色値XYZが変換部12に入力されてCMY値に変換されるとともに、第2の記憶部16に記憶された第1の(目標色の)測色値Xtttも変換部12に入力されてCMY値Ctttに変換される。それ以降は前述と同様にして、算出部13で差分ΔCΔMΔYが算出され、表示部14では、その差分ΔCΔMΔYが表示される。
また、図1の調整量測定装置10の第1の操作子17は、今からの測定が第1の(目標色の)測色値を得るための測定であるか第2の(印刷物の)の測色値を得るための測定であるかをこの調整量測定装置10に認識させるための操作子であり、この第1の操作子17を操作して第1の(目標色の)測色値を得るための測定であるか第2の(印刷物の)測色値を得るための測定であるかを認識させることにより、いずれを先に測定することも可能となる。また、本実施形態ではさらに、第1の測色値を得るための測定であることを認識させると、第2の記憶部に記憶されている第1の測色値が上書きされ、その後の、算出部13での差分の算出では、その上書きされた第1の測色値に基づくCtttが用いられる。
尚、ここでは、第2の記憶部16には、測色部11での測色に得られた第1の(目標色の)測色値Xtttが記憶される旨説明したが、図1に一点鎖線で示したように、その測色値Xtttに代わり、その第1の(目標色の)測色値Xtttが変換部12に入力され、その変換部12でCMY値に変換された後の値Ctttを記憶するようにしてもよい。その場合、第2の記憶部16に記憶されたCMY値Ctttは、変換部12を経由することなく、算出部13に直接入力される。このように構成すると、測色部11で印刷物を測色するたびに第1の測色値Xtttを変換部12に入力して再変換を行なう必要がない。
また図1の調整量測定装置10の第2の操作子18は、算出部13で算出する差分に乗算される係数を設定するための操作子である。この第2の操作子18では、算出部13で算出される係数ΔC,ΔM,ΔYのそれぞれに乗算される各係数a,b,cが独立に設定される。第2の操作子18で係数a,b,cが設定されると、算出部13では、上記のようにして算出した差分ΔC,ΔM,ΔYにその第2の操作子18で設定された係数a,b,cが乗算され、乗算後の差分a・ΔC,b・ΔM,c・ΔYが求められ、表示部14では、その乗算後の差分a・ΔC,b・ΔM,c・ΔYが表示される。
このように、第2の操作子18で係数a,b,cを設定することにより、C,M,Yの各インキ出し量の調整量に感覚的にマッチした値を表示させることができる。
さらに、図1の調整量測定装置10を構成する第3の操作子19は、Kの値を入力する操作子である。
この調整量測定装置10は、2回の測色を行ない差分ΔCΔMΔYを算出して表示することのほか、1回の測色により得られた測色値に対応したCMYK値を求めて表示する機能を有する。このときは、測色値XYZはXとYとZとの3次元で表現される値であるのに対し、CMYK値はCとMとYとKとの4次元で表現される値であるため、このままではXYZ値を一義的にCMYK値に変換することはできない。そこで、ここでは、第3の操作子19の操作により、先に設定されているKの値を入力する。すると、変換部12では、測色部11から入力されてきた測色値XYZが、第1の記憶部15から読み出されたカラープロファイルのうちの、第3の操作子19の操作により入力されたKの値(ここではK=K0とする)に応じた、K=K0の部分プロファイルが参照されてCMY値に変換される。その変換により得られたCMY値、および第3の操作子19の操作により入力されたKの値が、算出部13を素通りして表示部14に入力され、表示部14に、測色部11で測色した測定点のCMYK値が表示される。これにより、その測定点のC,M,Y,Kの各インキ量を知ることができる。
ここでは、第1の記憶部15に記憶されるカラープロファイルとして、印刷機やインキ等が、その印刷物を刷るときの印刷条件に完全に合致していることを想定して説明したが、差分ΔCΔMΔYは、インキ出し量の調整量の目安を与えるためのものであり、絶対値としてそれほど厳密である必要はない。また、カラープロファイルに誤差があっても印刷物の色が目標色と一致したときにはΔC=ΔM=ΔY=0となる。したがってここで用いられるカラープロファイルはその印刷物の印刷条件に完全に合致したカラープロファイルである必要はなく、大まかな傾向が合っているカラープロファイルであればよい。
また、ここでは印刷物の色を目標色(プルーフ)に一致させることを例に挙げて説明したが、印刷物に代えて、例えばCRTディスプレイや液晶ディスプレイ等の表示画面上の色を表わすRGB値と測色値XYZとの対応関係を記述したカラープロファイルを記憶しておいて、その表示表面上の発光色を目標色に一致させる場合等にも本発明を適用することができ、目標色もプルーフ画像に限らず、例えば実際の服地の色など、用紙上の画像以外のものの色を目標色としてもよい。
また、上記では測色値としてCIEXYZ値を取り上げたが、測色値はCIEXYZ値である必要はなく、L***値等を採用してもよい。
さらに、上記ではΔC,ΔM,ΔYとして目標色のCMY値Ctttから印刷物のCMY値CMYを差し引いたΔC=Ct−C,ΔM=Mt−M,ΔY=Yt−Yを算出して表示したが、これとは逆に、ΔC=C−Ct,ΔM=M−Mt,ΔY=Y−Ytを算出して表示してもよく、あるいはそれら双方を切り換えることができるようにしてもよい。
以下では、図2以下の図を参照しながら本実施形態をさらに具体的に説明する。
図2は、図1にブロック図を示す調整量測定装置10の外観斜視図である。
この図2に示す調整量測定装置10は、測定対象物の上に置かれる板部21と、その板部21に対しヒンジで接続された測定部22とから構成されている。
板部21には、孔211が設けられており、その孔211から測定対象物の測定点が覗くように、その板部21が測定対象物の上に載せられる。
また、測定部22は、測定結果等を表示する表示画面221と、この調整量測定装置10を操作するための各種操作子が配列された操作パネル222とを有し、その測定部22の後端部223が板部21に対しヒンジ接続され、その測定部22の前端部224が板部21から図2に示すように開いた状態になるように付勢されている。
測定部22の下面の、板部21の孔211に対応する位置には、測定ヘッド225(図3参照)が備えられている。
操作パネル222上で、必要に応じて、図1を参照して説明した第1〜第3の操作子17〜19の操作に対応した操作を行ない、次いで板部21を測定対象物の上に載せて、測定しようとしている測定点が孔211から覗くように位置を調整する。次いで測定部22の前端部224側を押下すると測定が行なわれ、表示画面221上にその測定結果(ΔCΔMΔY等)が表示される。また、この測定部22は、その後端部223のヒンジの部分で板部21から取り外すことができる。測定部22を板部21から取り外し、図3を参照して説明するようにして、表示画面上の発光色を測定することができる。
図3は、図2に示す調整量測定装置10を用いて液晶表示装置の表示画面上の発光色を測定している状態を示す模式図である。
ここでは、ブラケット31とベルト32と重り33とからなるアタッチメント30が用いられる。
このアタッチメント30のブラケット31が液晶表示装置100の表示画面101の前面に位置し、重り33がその液晶表示装置100の裏側に位置しそれらブラケット31と重り33との間がベルト32で架け渡されている。
ここで、このブラケット31には、図2に示す調整量測定装置10の測定部22が板部21から取り外されてその測定部22がブラケット31に嵌め込まれ、その測定部22の測定ヘッド225が表示画面101上の所望の測定点に対向する位置に調整され、図示しない測定開始ボタンを押すことにより、その測定点の測定が行なわれ、その測定部22の表示画面221(図2参照)にΔCΔMΔY等の測定結果が表示される。
図4は図2に示す調整量測定装置10の測定部22の構成を示すブロック図である。
測定部22には光源41が内蔵されており、測定にあたり、その光源から発せられた測定光が測定ヘッド225(図3参照)から出射され、さらに図2に示す孔211を通って測定対象物200の測定点を照明する。図2に示す調整量測定装置10の測定部22の操作パネル222には、外光を反射して画像を表示する印刷物等を測定対象とする場合と図3に示すように自らが発光して画像を表示するディスプレイ装置等を測定対象とする場合とを切り換える切換スイッチ(図示せず)が備えられており、ディスプレイ装置等を測定対象とするように切換スイッチを切り換えると、光源41は消灯したままとなる。ただし、ここでは、図2に示す板部21を取り付けて、印刷物等用紙上の画像を測定対象とする場合について説明する。
図4に示す光源41から出射した測定光は測定対象物の測定点を照明し、その測定点で反射して戻ってきた光が測定ヘッド225(図3参照)から測定部22に取り込まれて、シグナルプロセッサ44からの制御を受けた分光器42で分光される。この分光器42での分光により得られた各波長ごとの光は、センサ43に順次入力されて各波長ごとの光量が測定され、それらの測定データがシグナルプロセッサ44に入力される。
また、メモリ46には、カラープロファイルが記憶されており、そのカラープロファイルがCPU45により読み出されて、このカラープロファイルもシグナルプロセッサ44に入力される。このシグナルプロセッサ44は、センサ43から入力されてきた測定データに基づいて、先ずその測定点のXYZ値を算出し、次いで、そのXYZ値をカラープロファイルに基づいてCMY値に変換し、さらに2回の測定(目標色(プルーファ)の測定と印刷物の測定)により得られた2つのCMY値どうしの差分ΔCΔMΔYが算出される。その算出された差分ΔCΔMΔYは、CPU45を介して表示部47に送られ、表示部47ではその差分ΔCΔMΔYが表示される。
また、この調整量測定装置10にユーザが何か設定しようとするときは操作入力部48に配置された操作子が操作され、CPU45はその操作入力を受けて各部を制御する。この操作の1つに第1の測色値を記憶しておくよう設定する操作があり、その操作を行なうと、第1の測色の測色値(XYZ値)がメモリ40に送られてそのメモリ46に記憶され、差分を演算する際にはそのメモリ46に記憶された一回目の測色値がCPU45により読み出されてシグナルプロセッサ44に送られる。
すなわち、この図4における、光源41、分光器42、センサ43、および、シグナルプロセッサ44の、分光器42を制御する部分と測色値XYZを算出する部分の集合が図1の測色部11に対応し、シグナルプロセッサ44のXYZ値をCMY値に変換する部分が図1の変換部12に対応し、シグナルプロセッサ44の、差分ΔCΔMΔYを算出する部分が図1の算出部13に対応する。また図4の操作入力部48は、図1の第1〜第3の操作子17,18,19の複合、および図2の操作パネル222に対応し、メモリ46は図1の第1の記憶部15と第2の記憶部16との複合に対応し、表示部47は、図1の表示部14および図2の表示画面221に対応する。CPU45は、図4に示す各部全体の制御を担っている。
図5は、これまでにも説明してきた、本実施形態の調整量測定装置における演算を示す模式図である。
目標色が測色されてその目標色の測色値Xtttが求められるとともに試し刷り段階の印刷物が測定されてその印刷物の測色値XYZが求められる。これら2つのXttt,XYZは、カラープロファイルを介してCtttおよびCMYにそれぞれ変換され、その後差分計算ΔC=Ct−C,ΔM=Mt−M,ΔY=Yt−Yより差分ΔCΔMΔYが算出されて表示される。
このように、カラープロファイルを介してXYZ等の測色値をCMY値に変換しCMYの差分ΔCΔMΔYを求めて表示することが、本実施形態の最大の特徴である。
図6は、調整量測定装置10の表示画面上の表示例を示す図である。
この表示画面221には、目標色の測色値221aと、ここで用いられたカラープロファイルの名称221bと、目標色の測色値X,Y,Z=20,10,2がカラープロファイルを介してCMYに変換されたときのその、CMY値221cとが示されている。
尚ここでは、調整量測定装置10は、カラープロファイルは複数記憶しておき、それら記憶された複数のカラープロファイルの中から今回の印刷物の印刷条件に合致したカラープロファイルを読み出してXYZからCMYへの変換に用いるように構成されているものとする。
また、ここでは、目標色の測色値221aあるいはその目標色の測色値221aを変換したCMY値221cを記憶しておき、その後、試し刷りの印刷物の測定がインキ出し量の調整および試し刷りを繰り返しながら複数回行なわれており、図6の表示画面221上には、印刷物の1回目の測定結果221d、印刷物の2回目の測定結果221e、および印刷物の3回目の測定結果221fが表示されている。ここでは、印刷物をさらに多数回測定し、その表示画面上に一度には表示できないときはスクロールにより表示されるようになっている。
次に、本実施形態の調整量測定装置10の利用例について説明する。
図7は、カラープロファイルの模式図である。
ここでは、先ず、使用する印刷機等の機械調整を行なった後、印刷用紙、インキ種類などの印刷条件を決め、カラープロファイル作成用のチャートを印刷し、その印刷されたチャートを測色し、プロファイル作成用ソフトウェアを利用して、そのチャート作成時のインキの網%と測色値とを対応づけたカラープロファイル(ここでは印刷用のプロファイルであり、印刷プロファイルと称する)を作成する。この印刷プロファイルの作成過程自体は広く知られており、ここでは、これ以上の詳細説明は省略する。このようにして作成した印刷プロファイルは、本実施形態の調整量測定装置10に記憶される。印刷プロファイルが既に作成されているときは、この、印刷プロファイル作成の過程は省略される。
図8は、黒(K)のインキ出し量の調整過程を示す模式図である。
印刷プロファイルを作成した後、次に図8に示すように、目標色となる刷り見本(プルーフ)90Aと試し刷りの印刷物90Bを用意する。この刷り見本90Aと試し刷りの印刷物90Bには、本来必要な画像が記録された画像部91A,91Bが記憶されており、さらにその画像部91A,91Bから外れた部分に、色調整用のコントロールストリップス92A,92Bが記録されている。コントロールストリップス92A,92Bには、図8(B)に模式的に示す、印刷機のインキ出し量調整用に配列されたインキキー99の各チャンネル1,2,3,…,n,…の1つずつに対し、Kの網点面積率60%(以下、K60%と表記する)のパッチ921A,921Bと、C,M,Yの3色のインキで刷られた網点面積率60%のグレーのパッチ922A,922Bとのペアが形成されている。
ここでは、K60%のパッチ921A,921Bの濃度を測定する。刷り見本90AのK60%のパッチ921Aの濃度をDt、試し刷り印刷物90BのK60%のパッチ921Bの濃度をDとしたとき、それらの差分ΔD=Dt−Dが十分に0に近づくようにKのインキ出し量を調整する。これを、配列されたインキキー99の印刷用紙幅の全チャンネルについて行なう。尚、ここでは、K60%のグレーに基づいてKのインキ出し量を調整するとしたが、K60%に限られるものではなく、K60%のパッチに代えて、Kのべた、すなわちK100%のパッチを作成し、そのK100%のパッチの濃度に基づいてKのインキ出し量を調整してもよい。
図9は、C,M,Yのインキ出し量の調整過程を示す図である。
図2等に示す調整量測定装置10は、このC,M,Yのインキ出し量の調整の際に使用される。
ここでも刷り見本(プルーフ)90Aと試し刷り印刷物90Bが用意される。
ここに示す試し刷り印刷物90Bは、図8に示す、Kのインキ出し量調整前あるいは調整中のものとは異なり、Kに関してはインキ出し量が調整された後のものである。ただし、ここでは、混乱を避けるため、試し刷り印刷物については全て符号90Bで表わしている。
また、図9には、刷り見本90Aと試し刷り印刷物90Bとの双方の画像部91A,91Bの、相互に対応した位置に丸印で測定点93A,93Bが示されている。これらの丸印は、画像上の模様あるいは線画等ではなく、ここでの説明用に図9上に示したものである。これらの測定点93A,93Bに関する説明は後述する。
ここでは、網点面積率60%のC,M,Yの3色のインキからなるパッチ922A,922Bが測定対象となる。ここでは図2等に示す、本実施形態の調整量測定装置10でそのパッチ922A,922Bを測色する。
ここでは先ず、刷り見本90Aのパッチ922Aを測色して測色値Xtttを得る。この測色値Xtttは、調整量測定装置10に記憶される。その測色値Xtttは、印刷プロファイルによりCtttに変換される。このとき、印刷プロファイルのうちのK0%の部分プロファイルが用いられる。
また試し刷り印刷物90Bの印刷色が目視で評価され、十分に満足できるものでなかったときは、調整量測定装置10で、その試し刷り印刷物90Bのパッチ922Bを測色し、測色値XYZを得る。この測色値XYZも、印刷プロファイルの、K0%の部分プロファイルによりCMYに変換される。さらにその調整量測定装置10では差分、
ΔC=Ct−C
ΔM=Mt−M
ΔY=Yt−Y
が算出されてその差分ΔCΔMΔYが表示される。この差分ΔCΔMΔYの値により、例えば、印刷物90Bが刷り見本90Aと比べY味がかっているときに、Yのインキ出し量を増やせばよいのか、あるいはCとMのインキ出し量を減らせばよいのか、ということが判明し、それに従ってCMYの各インキ出し量を調整し、再度試し刷りを行なう。その試し刷りにより得られた印刷物の印刷色が目視で評価され、十分に満足できるものであったときは、CMYのインキ出し量の調整作業は終了する。もしまだ、十分には満足できないものであったときは、再度、今度新たに得られた印刷物90Bについて上記の測色、印刷プロファイルを用いての変換、差分の算出、および表示を行ない、CMYのインキ出し量を再度調整して再度試し刷りを行なう。この一連の過程を、試し刷り印刷物90Bの色が十分満足できるレベルで刷り見本90Aと一致するまで繰り返す。
上記のCMYのインキ出し量の調整はインキキーの各チャンネルそれぞれについて行なわれる。
ここで、パッチ922A,922Bは、CMYからなる網点面積率60%のグレーパッチであり、標準的な画像の色調整の場合はこのグレーパッチの色を合わせるようにインキ出し量が調整されるが、印刷物によっては、画像上の特定の部分の色(たとえば肌色、緑色など)を刷り見本の色に合わせるようにインキ出し量を調整する必要がある。そのような画像については、パッチ922A,922Bの測色に代えて、図9に破線の丸印で示す、画像上の色を合わせようとしている測定点93A,93Bが測定対象とされ、それらの測定点93A,93Bの測定に基づく差分△C△M△Yを算出して表示し、その表示に基づいてCMYのインキ出し量を調整する。こうすることにより、刷り見本90Bの測定点93Bの色を刷り見本90Aの測定点93Aの色に合わせることができる。あるいは、パッチ922A,922Bと測定点93A,93Bの双方を測定対象とし、それら双方の色のバランスを見ながらインキ出し量を調整してもよい。
本実施形態の調整量測定装置10は、上記のようなインキ出し量の調整に好適である。
図10は、本発明の一実施形態としての調整量測定プログラムを採用したシステムの一例を示す図である。
この図10には、測色計50とコンピュータ60が示されている。
測色計50は、通常の市販の測色計であり、板部51と測定部52とからなる。板部51には、その板部51を測定対象物の測定点が覗くように配置するための孔511が設けられており、測定部52には、表示画面521と操作パネル522が備えられている。ただし、この測定部52に備えられた表示画面521と操作パネルは、通常の測色計としての表示および操作を行なうためのものである。その他、この測定部52の後端部523が板部51にヒンジ接続されていることなど、構造的には、図2に示す本発明の実施形態の調整量測定装置10と類似している。
この測色計50の内部構成も図4に示す本発明の実施形態の調整量測定装置10と類似しているが、シグナルプロセッサ44は測色値(XYZ値)を算出するものであり、カラープロファイル(印刷プロファイル)を使ってのCMY値への変換等の機能はない。それに代わり、その算出された測色値をコンピュータ60に送信する機能を持っている。このように、図10の測色計50では、測色値XYZを算出するところまで行なわれ、その測色値XYZがコンピュータ60に入力される。あるいは、測色計50は、図4に示すセンサ43で得られた各波長ごとの光量値を測定するところまで分担し、その各波長ごとの光量値をコンピュータ60に送信して、測色値XYZは、その送信されてきた各波長ごとの光量値に基づいて、そのコンピュータ60の内部で算出してもよい。
図10に示すコンピュータ60は、CPUやハードディスク装置等が内蔵された本体装置61と、表示画面621上に画像を表示する画像表示装置62と、このコンピュータ60に対し様々な指示を操作入力するためのキーボード63と、表示画面621上の位置を指定することによりその位置に表示されていたアイコン等を指定するためのマウス64とを備えている。
図11は、図10に外観を示すコンピュータのハードウェア構成図である。
本体装置61には、図11に示すように、各種プログラムを実行するCPU611、ハードディスク装置613に格納されたプログラムが読み出されCPU611での実行のために展開される主メモリ612、各種プログラムやデータ等が保存されたハードディスク装置613、フレキシブルディスク(FD)310が装填されその装填されたFD310をアクセスするFDドライブ615、CD−ROM320が装填され、その装填されたCD−ROM320をアクセスするCD−ROMドライブ616、図10に示す測色計50と接続され、測色計50から測色データを受け取る入力インタフェース614が備えられており、これらの各種要素と、さらに図10にも示す画像表示装置62、キーボード63、マウス64は、バス610を介して相互に接続されている。
図12は、CD−ROMに記憶された調整量測定プログラムの模式構成図である。
この図12に示すCD−ROM320には、調整量測定プログラム70が記憶されており、その調整量測定プログラム70は、取得部71、変換部72、算出部73、表示部74、第1の記憶部75、第2の記憶部76、第1の操作部77、第2の操作部78、および第3の操作部79で構成されている。
ここでは、この図12に示す調整量測定プログラム70を記憶したCD−ROM320が図10、図11に示すコンピュータ60のCD−ROMドライブ616(図11参照)に装填され、そのCD−ROM570に記憶された調整量測定プログラム70がそのコンピュータ60にアップロードされてハードディスク装置613に記憶される。このハードディスク装置613に記憶された調整量測定プログラム70が図11に示す主メモリ612に展開されてCPU611で実行されると、このコンピュータ60は、図10に示す測色計50と合わせたときに、図1に示す実施形態と同一の作用を成す装置として動作する。
図12に示す調整量測定プログラム70の各部71〜79の作用については後述する。
図13は、図12に示す調整量測定プログラム70がコンピュータ60にアップロードされて実行されることによりそのコンピュータ60内に実現する機能を、調整量測定プログラム70の各部71〜79に対応したブロックで示した機能ブロック図である。
図10を参照して説明したように測色については測色計50が分担しており、図13に示す機能ブロック図には、測色の要素はないが、ここでは、便宜上、図13に示す構成を調整量測定装置80と称する。
この図13に示す調整量測定装置80は、取得部81、変換部82、算出部83、表示部84、第1の記憶部85、第2の記憶部86、第1の操作子87、第2の操作子88、および第3の操作子89から構成されている。
取得部81は、図10に示す測色計50から送信されてきた測色値XYZを受け取る機能部分であり、ハードウェア上は、図11に示す入力インターフェース614やプログラムを実行するCPU611等の複合がこれに相当し、図12に示す調整量測定プログラム70の取得部71の実行により実現する機能部分である。
また、変換部82および算出部83は、ハードウェア上は図11に示すCPU611がこれらに相当し、図12に示す、それぞれの調整量測定プログラム70の変換部72および算出部73がCPU611で実行されることにより実現する機能部分である。
また、図13の調整量測定装置80の表示部84はハードウェア上は主として図10,図11に示す画像表示装置62がこれに相当し、図12に示す調整量測定プログラム70の表示部74の実行により実現する機能部分である。
さらに、図13の調整量測定装置80の第1の記憶部85および第2の記憶部86は、いずれも、主として、図11に示すハードディスク装置613がこれらに相当し、図12に示す調整量測定プログラム70のそれぞれ第1の記憶部75および第2の記憶部76の実行により実現する機能部分である。
さらに、図13の調整量測定装置80の第1の操作子87,第2の操作子88,および第3の操作子89は、ハードウェア上は、いずれも、主として、図10,図11に示すキーボード63やマウス64がこれに相当し、図12に示す調整量測定プログラム70の、それぞれ第1の操作部77,第2の操作部78,および第3の操作部79の実行により実現する機能部分である。
図13に示す調整量測定装置80を、図1に示す調整量測定装置10と対比すると、図1の調整量測定装置10が測色部11を備え、この調整量測定装置10自身が測色計の機能をもっているのに対し、図13に示す調整量測定装置80は、図10に示すように測色計50が接続されるため、自らはその測色計50での測色により得られた測色値XYZを取得する取得部81を持っているという相違がある。
図13に示す調整量測定装置80の他の構成部分、すなわち、変換部82、算出部83、表示部84、第1の記憶部85、第2の記憶部86、第1の操作子87、第2の操作子88、および第3の操作子89は、それぞれ、図1に示す調整量測定装置10を構成する、図1に示す調整量測定装置10を構成する、変換部12、算出部13、表示部14、第1の記憶部15、第2の記憶部16、第1の操作子17、第2の操作子18、および第3の操作子19に相当する。したがって、ここでは、それら各部82〜89の作用の説明は省略する。
尚、ここでは、測色値としてCIEXYZを取り挙げたが、CIEXYZである必要はなくL***等であってもよい。また、ここでは主として印刷物の色の調整例を挙げて説明したが、本発明の調整量測定装置は、CRTディスプレイ装置あるいは液晶ディスプレイ装置等の表示画面の色をプルーブと同じ色に調整する場合にも利用することができる。その場合は、プルーフの測色値と表示画面の発光色であるレッド(R),グリーン(G)、およびブルー(B)との対応関係を表わすカラープロファイルが用いられる。
本発明の調整量測定装置の一実施形態を示すブロック図である。 図1にブロック図を示す調整量測定装置10の外観斜視図である。 図2に示す調整量測定装置を用いて液晶表示装置の表示画面上の色を測定している状態を示す模式図である。 図2に示す調整量測定装置の測定部の構成を示すブロック図である。 本実施形態の調整量測定装置における演算を示す模式図である。 調整量測定装置の表示画面上の表示例を示す図である。 カラープロファイルの模式図である。 黒(K)のインキ出し量の調整過程を示す模式図である。 C,M,Yのインキ出し量の調整過程を示す図である。 本発明の一実施形態としての調整量測定プログラムを採用したシステムの一例を示す図である。 図10に外観を示すコンピュータのハードウェア構成図である。 CD−ROMに記憶された調整量測定プログラムの模式構成図である。 図12に示す調整量測定プログラムによりコンピュータ内に実現する機能を示した機能ブロック図である。
符号の説明
10,80 調整量測定装置
11 測色部
81 取得部
12,82 変換部
13,83 算出部
14,84 表示部
15,85 第1の記憶部
16,86 第2の記憶部
17,87 第1の操作子
18,88 第2の操作子
19,88 第3の操作子
21 板部
22 測定部
221 表示画面
223 後端部
50 測色計
60 コンピュータ
70 調整量測定プログラム
71 取得部
72 変換部
73 算出部
74 表示部
75 第1の記憶部
76 第2の記憶部
77 第1の操作部
78 第2の操作部
79 第3の操作部
320 CD−ROM

Claims (6)

  1. 色を測定する測色部と、
    前記測色部で得られる測色値を表わす測色色空間上の座標値と画像出力デバイスで採用される複数の一次色を座標軸とするデバイス色空間上の座標値とを対応づけたカラープロファイルを記憶しておく第1の記憶部と、
    前記測色部で得られた測色値を前記カラープロファイルを介して前記デバイス色空間上の座標値に変換する変換部と、
    前記測色部での2回の測色により得られた2つの測色値をそれぞれ前記変換部で変換して得た前記デバイス色空間上の2つの座標値相互の差分を算出する算出部と、
    前記複数の一次色それぞれについて独立に、操作者の操作に応じた任意の係数を設定する第1の操作子と、
    前記算出部で算出された差分を表示する表示部と、
    前記測色部による、算出部での差分算出の基になる2回の測色のうちの第1の測色により得られた測色値から前記カラープロファイルを介して得られた前記デバイス色空間上の座標値を記憶しておく第2の記憶部とを備え、
    前記算出部が、算出した前記差分にさらに前記係数を乗算するものであり、
    前記表示部が、前記算出部で係数が乗算された後の差分を表示するものであることを特徴とする調整量測定装置。
  2. 前記測色部による、前記算出部での差分算出の基になる2回の測色のうちの第1の測色と第2の測色とを区別して認識させる第2の操作子を備えたことを特徴とする請求項1記載の調整量測定装置。
  3. 前記カラープロファイルが、測色色空間上の座標値と、シアン、マゼンタ、イエロー、および黒の各色を座標軸とするデバイス色空間上の座標値とを対応づけるカラープロファイルであって、
    黒の、前記デバイス色空間上の座標値を入力する第3の操作子を備え、
    前記表示部が、2回の測色により求められる前記差分のほか、1回の測色により求められる、前記デバイス色空間上の座標値を表示するものであることを特徴とする請求項1記載の調整量測定装置。
  4. プログラムを実行する演算処理装置内で実行され、該演算処理装置を、
    測色値を取得する取得部と、
    前記取得部で得られる測色値を表わす測色色空間上の座標値と画像出力デバイスで採用される複数の一次色を座標軸とするデバイス色空間上の座標値とを対応づけたカラープロファイルを記憶しておく第1の記憶部と、
    前記測色部で得られた測色値を前記カラープロファイルを介して前記デバイス色空間上の座標値に変換する変換部と、
    前記取得部で得られた2つの測色値をそれぞれ前記変換部で変換して得た前記デバイス色空間上の2つの座標値相互の差分を算出する算出部と、
    前記複数の一次色それぞれについて独立に、操作者の操作に応じた任意の係数を設定する第1の操作子と、
    前記算出部で算出された差分を表示する表示部と、
    前記測色部による、算出部での差分算出の基になる2回の測色のうちの第1の測色により得られた測色値から前記カラープロファイルを介して得られた前記デバイス色空間上の座標値を記憶しておく第2の記憶部とを備え、
    前記算出部が、該算出部で算出された差分にさらに前記係数を乗算するものであり、
    前記表示部が、前記算出部で係数が乗算された後の差分を表示するものである調整量測定装置として動作させることを特徴とする調整量測定プログラム。
  5. 前記演算処理装置を、前記取得部により取得される、前記算出部での差分算出の基になる2つの測色値のうちの第1の測色値と第2の測色値とを区別して認識させる第2の操作子をさらに備えた調整量測定装置として動作させることを特徴とする請求項4記載の調整量測定プログラム。
  6. 前記カラープロファイルが、測色色空間上の座標値と、シアン、マゼンタ、イエロー、および黒の各色を座標軸とするデバイス色空間上の座標値とを対応づけるカラープロファイルであり、
    前記演算処理装置を、黒の、前記デバイス色空間上の座標値を入力する第3の操作子をさらに備えた調整量測定装置として動作させる調整量測定プログラムであって、
    前記表示部が、2回の測色により求められる前記差分のほか、1回の測色により求められる、前記デバイス色空間上の座標値を表示するものであることを特徴とする請求項4記載の調整量測定プログラム。
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