JP4280424B2 - 移動手段のためのナビゲーション方法およびナビゲーションシステム - Google Patents

移動手段のためのナビゲーション方法およびナビゲーションシステム Download PDF

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Description

【0001】
技術分野
本発明は、請求項1の上位概念記載の移動手段(Fortbewegungsmittel)、例えば車両、船舶または飛行機のナビゲーションシステムのルーティングアルゴリズムにより、その時点での存在地点からディジタルマップに記憶されたノード点を経由して目的地へ至るルートを計算する、現在位置、例えばその時点での存在地点から目的地へのナビゲーション方法に関する。本発明はさらに、請求項12の上位概念記載の内部ルートメモリ、この内部ルートメモリに接続された内部目的地案内装置、内部ディジタルマップ、および外部のオフボードナビゲーションシステムと通信するためのデータ通信装置を備えた移動手段、例えば車両、船舶または飛行機のナビゲーションシステムに関する。
【0002】
従来技術
例えば車両に用いられているナビゲーションシステムはROM(読み出し専用メモリ)内に配備されたディジタルマップに基づいている。全ての機能要素が車両内に存在するので、こうしたナビゲーションシステムは自動ナビゲーションシステムとして分類される。さらにルートを固有の目的地案内システムの外部で計算するナビゲーションシステムも知られている。例えば車両が走行すべきルートを交通遠隔操作により中央で計算する。こうしたいわゆるオフボードナビゲーションシステムには、その使用領域が予め配備されたディジタルマップの環境およびアクチュアリティに制限されないという利点が存在する。さらに現在のところ、自動ナビゲーションシステムで満足のいく速度、快適性および正確性を達成するには通信コストがかかりすぎ、経済的に実現が困難である。
【0003】
しかし従来のナビゲーションシステムは完全に自動的なルート計算または完全に外部のルート計算(オフボードルート計算)のいずれかしか行えず、上述のような欠点を有する。
【0004】
本発明の課題、課題の解決手段、および利点の説明
本発明の課題は、上述の形式のナビゲーション方法およびナビゲーションシステムを改善して上述の欠点を回避することである。
【0005】
この課題は上述の形式に請求項1記載の特徴部分の構成を備えたナビゲーション方法、および上述の形式に請求項12記載の特徴部分の構成を備えたナビゲーションシステムにより解決される。
【0006】
このために上述の形式のナビゲーション方法において、本発明によれば、計算されるルート上の少なくとも1つのノード点が当該のナビゲーションシステム内部に記憶されたディジタルマップに含まれていない場合には、内部のディジタルマップに含まれるノード点のみを含むルート部分を内部のルーティングアルゴリズムにより内部のマップに基づいて内部で計算されたルートセクションとして計算し、内部のディジタルマップに記憶されていないノード点を有するルート部分は外部のルーティングアルゴリズムにより当該のナビゲーションシステムまたは別のナビゲーションシステムに基づいて外部に記憶されたディジタルマップを外部のルートセクションとして計算し、外部で計算されたルートから内部で計算されたルートへ移行するノード点(移行ノード点ないし引き渡しノード点)、および/または内部で計算されたルートから外部で計算されたルートへ移行するノード点(移行ノード点ないし引き渡しノード点)を求める。
【0007】
この手法によればハイブリッドなナビゲーションシステムが使用可能となる利点が得られる。ここで、目的地案内時に内部ディジタルマップの詳細情報が使用され、内部ディジタルマップの外側に位置する領域でのみ外部に記憶されたディジタルマップに基づいて目的地案内が行われる。このように本発明によれば自動ナビゲーションシステムの利点すなわち高い目的地案内精度と、オフボードナビゲーションシステムの利点すなわちディジタルマップをベースとすることで生じる領域制限の無いこととが統合される。同時に自動ナビゲーションシステムの欠点、すなわちナビゲーションが専ら内部に記憶されたディジタルマップ内でしか行われない点と、オフボードナビゲーションシステムの欠点、すなわち伝送すべきデータ量が膨大であることによる高い伝送コストとが回避される。したがってユーザはオフボードナビゲーションシステムの利点と自動ナビゲーションシステムの利点とを最良の機能を備えた一体の操作表面で使用可能である。
【0008】
本発明のナビゲーション方法の有利な実施形態は請求項2〜11に記載されている。
【0009】
有利な実施例ではまず外部のルーティングアルゴリズムによって完全なルートが計算され、ナビゲーションシステムへ伝送される。続いて内部のルーティングアルゴリズムにより、内部のディジタルマップのみに記憶されているノード点を有するルート部分が計算され、外部で計算されたルートの相応する部分と内部で計算されたルート部分とが置換される。
【0010】
通信コストおよび伝送時間を低減するために、まず内部のルーティングアルゴリズムが内部の計算ルートを形成し、ルートの欠落部分に関する情報、特に欠落しているノード点および引き渡しノード点を外部ルーティングアルゴリズムへ伝送する。外部ルーティングアルゴリズムは欠落しているルート部分のみを計算し、これをナビゲーションシステムへ伝送する。
【0011】
有利な実施形態では、内部で計算されたルート部分はナビゲーションシステムの内部ルートメモリに記憶され、外部で計算されたルート部分はナビゲーションシステムの外部ルートメモリに記憶される。その際にはナビゲーションシステムの内部目的地案内アルゴリズムが目的地案内を内部ルートメモリに記憶されたルートに基づいて行うか、または外部目的地案内アルゴリズムが目的地案内を外部ルートメモリに記憶されたルートに基づいて行う。
【0012】
有利には、移動手段が内部ディジタルマップの領域を離れ、引き渡しノード点に到達した際に、内部目的地案内アルゴリズムから外部目的地案内アルゴリズムへ切り換えを行う。また、移動手段が内部ディジタルマップの領域に達した場合には外部目的地案内アルゴリズムから内部目的地案内アルゴリズムへの切り換えを行う。
【0013】
どんな場合でも内部ルートメモリおよび外部ルートメモリの最新のデータが得られる。これは目的地案内中に既に到達したノード点ないし通過したルートセクションが内部ルートメモリにおいても外部ルートメモリにおいても通過済みとして特徴付けられるかまたは消去されることにより達成される。これはその時点でどちらの目的地案内アルゴリズムがアクティブになっているかに無関係に行われる。
【0014】
ノード点を内部マップまたは外部マップに迅速に割り当て、相応の引き渡しノード点を迅速に探索するために、ナビゲーションシステムの目的地入力メモリには内部ディジタルマップに記憶された内部ノード点および内部ディジタルマップの領域外に位置する外部ノード点が記憶されている。ここで所定の外部ノード点に対して少なくとも1つの引き渡しノード点が記憶される。この引き渡しノード点は内部ディジタルマップに含まれる内部ノード点である。
【0015】
引き渡しノードの最適な選択に対して、ナビゲーションシステムと、外部のルーティングアルゴリズムを実行し外部ディジタルマップを記憶しているオフボードナビゲーションシステムとの間の通信の個々のステップにおいて、必要な引き渡しノード点をデータプロトコルを介して内部ディジタルマップの外側に存在するノード点の地理的な記述に基づいて求める。
【0016】
別の有利な実施形態では、内部ディジタルマップの領域の外側にある目的地の入力後、ナビゲーションシステムは外部のルーティングアルゴリズムを実行し外部ディジタルマップを記憶しているオフボードナビゲーションシステムに対して、入力された目的地と内部ディジタルマップのバージョン番号とを伝送し、オフボードナビゲーションシステムは当該の情報から引き渡しノード点を求め、入力された目的地に対して外部で計算されたルート部分を外部ルーティングアルゴリズムによって計算し、ナビゲーションシステムへ伝送する。
【0017】
有利には、ナビゲーションシステムは外部のルーティングアルゴリズムを実行し外部ディジタルマップを記憶しているオフボードナビゲーションシステムへ可能な引き渡しノード点のリストを伝送し、オフボードナビゲーションシステムは外部で計算されたルート部分にしたがって少なくとも1つの適切な引き渡しノード点を選択し、外部で計算されたルート成分とともにナビゲーションシステムへ伝送する。
【0018】
別の有利な実施形態では、外部で計算されるルート部分の計算は移動手段が内部ディジタルマップの所定の領域を離れた場合に行う。
【0019】
上述の形式のナビゲーションシステムにおいて、本発明によれば、データ通信装置に接続された外部ルートメモリとこの外部ルートメモリに接続された外部目的地案内装置とが設けられており、さらに目的地案内中に移動手段が内部ディジタルマップの領域の内部に位置しているか外部に位置しているかに応じて選択的に外部目的地案内装置または内部目的地案内装置をアクティブにする切換装置が設けられている。
【0020】
この手法によればハイブリッドなナビゲーションシステムが使用可能となる利点が得られる。ここで、目的地案内時に内部ディジタルマップの詳細情報が使用され、内部ディジタルマップの外側に位置する領域でのみ外部に記憶されたディジタルマップに基づいて目的地案内が行われる。このように本発明によれば自動ナビゲーションシステムの利点すなわち高い目的地案内精度と、オフボードナビゲーションシステムの利点すなわちディジタルマップをベースとすることで生じる領域制限の無いこととが統合される。同時に自動ナビゲーションシステムの欠点、すなわちナビゲーションが専ら内部に記憶されたディジタルマップ内でしか行われない点と、オフボードナビゲーションシステムの欠点、すなわち伝送すべきデータ量が膨大であることによる高い伝送コストとが回避される。したがってユーザはオフボードナビゲーションシステムの利点と自動ナビゲーションシステムの利点とを最良の機能を備えた一体の操作表面で使用可能である。
【0021】
このナビゲーションシステムの有利な実施形態は請求項13に記載されている。ここでは内部ルートメモリおよび外部ルートメモリが唯一のメモリとして統合されている。
【0022】
図の簡単な説明
以下に本発明を添付図に則して詳細に説明する。図1には本発明のナビゲーションシステムの有利な実施例の概略的なブロック回路図が示されている。図2には図1のナビゲーションシステムの内部のディジタルマップの部分図である。図3〜図6にはナビゲーションシステムとオフボードナビゲーションシステムとの間の通信の種々のステップまたは通信シーケンスが示されている。
【0023】
本発明を実施する最適な手法
図1に示された本発明のナビゲーションシステムの有利な実施例では、内部のディジタルマップ101が設けられている。種々のセンサ、例えばGPSアンテナ、距離信号などの設けられた測位装置102により、車両がマップに記憶された網内にある場合、この車両位置は高精度でディジタルマップ101の1つのセクションに割り当てられる。入力装置103を介してナビゲーションシステムに対して走行目的地が設定される。この走行目的地は目的地入力メモリ104により確認され、この場合には内部ディジタルマップ101に属するものと識別される。目的地入力メモリ104および内部ディジタルマップ101は有利には同じデータ担体例えばCDROMに格納されている。これに応じてルーティングアルゴリズム105は内部計算ルートないしルート部分を車両位置または始点から走行目的地まで計算し、このルートを内部ルートメモリ106に記憶する。始点は必ずしも車両の現在位置とは一致しない。例えば車両がルートの問い合わせ中に移動している場合には、ルート計算が終了してこれが伝送された後にはすでに車両は始点から離れた位置へ到来していることがあるからである。
【0024】
測位装置102によって検出された車両位置と記憶されているルートとをディジタルマップ101を補助として連続的に比較することにより、内部目的地案内アルゴリズム107は出力装置108を介して走行ルート、車両位置、および目的地までの走行指示を出力する。この過程は目的地案内が遮断されるか、または目的地に到達するまで連続して反復される。さらにデータ遠隔伝送装置109が設けられており、情報が通信網201を介して交通テレマティクセンターと交換される。このようにして得られた交通渋滞に関する情報を用いて、ルーティングアルゴリズム104は渋滞を回避するルートを作成する。センターないしオフボードナビゲーションシステムは外部ディジタルマップ301、外部ルーティングアルゴリズム302、入出力機能部303などを有している。入出力機能部は例えば始点および目的地の入力のためのデータ遠隔伝送装置および計算ルートの出力装置などである。センターでは付加的にダイナミクス機能部により交通障害に関する最新情報ないし予測情報を使用してルート探索を行う。オフボードナビゲーションシステムによって外部で計算されたルートないしルート部分は外部ルートメモリ110にエントリされる。この場合目的地案内は固有の外部目的地案内アルゴリズム111によって行われる。
【0025】
本発明によるハイブリッドナビゲーションシステムでは入力装置103および目的地入力メモリ104が拡張されており、目的地以外の項目も内部ディジタルマップ101に入力可能となっている。目的地案内の開始時には“自動目的地案内”、“オフボード目的地案内”、および“ハイブリッド目的地案内”の手段から選択することができる。このために(自動ルート部分用の)内部ルートメモリ106および(オフボードルート部分用の)外部ルートメモリ110が設けられている。さらに(マップベースの)内部目的地案内アルゴリズム107および外部目的地案内アルゴリズム111(オフボード、例えばGATSにしたがうアルゴリズム)が複合的に実行される。ハイブリッドシステムにおける切換装置112は例えばソフトウェアスイッチとして構成されており、このスイッチを介して自動目的地案内からオフボード目的地案内への切り換えおよびオフボード目的地案内から自動目的地案内への切り換えが行われる。出力装置108および通信装置109は双方の動作モードに使用することができる。
【0026】
出力装置108を共通に利用するために、自動ナビゲーションもオフボードナビゲーションも“ターンバイターン”法で動作する。一方のプロセスにおいて、例えば走行指示にあった交差点に接近している場合、実行すべきアクションに対する指示をグラフィクス表示または音声出力によって形成する(“次で右折してB8へ向かってください”、“ここで右折してB8へ向かってください”)。
【0027】
図2には、例えば車両内の内部ディジタルマップ101とそこに含まれているノードK1〜K4、エッジK12、K13、K24、K34とが示されている。これらのノードは自動的にナビゲーション可能な領域を形成している。さらに6個のオフボードリファレンスノードZ1〜Z6が示されている。相応のソフトウェア、例えばルックアップテーブルなどによりノードK1〜K4がそれぞれZ1〜Z4と同一であると識別される。例えばZ1からZ2へ至る直接のルートがオフボード計算された後、このルートは車両内部で自動計算されたK1からエッジK12を経由してK2へ至るルートと同一であると識別される。
【0028】
ナビゲーションシステムがK1またはZ1からK2またはZ2へ至る目的地案内をプランニングしているとき、ソフトウェアスイッチ112により任意のポイントで内部目的地案内装置107から外部目的地案内装置111へ切り換えたり、または逆に外部目的地案内装置から内部目的地案内装置へ切り換えたるすることができる。このために2つの目的地案内装置ないし目的地案内アルゴリズム107、111は同時にアクティブとなり、測位装置102からデータを供給されて、走行中既に通過したそれぞれのルートメモリ106、110のセクションを通過済みのものとしてマーキングするかまたは消去する。特に有利にはこの場合、自動計算からオフボード計算への切り換えは、引き渡しノード点の個所で内部ディジタルマップ101の領域を離れた際に自動的に実行される。
【0029】
例えばこれは次のようなケースで発生する。K1またはZ1からZ6へ向かうルートをプランニングする。相応のルートはZ6が内部ディジタルマップ101内に含まれていないために自動システムではプランニングないし計算できない。オフボードシステムはルートZ1>Z2>Z4>Z6を計算する。相似性の評価によりこのルートが解析される。Z1、Z4はマップノードK1、K4に割り当てることができるので、内部では内部ルート部分K1>K2>K4が計算され、自動ルートメモリ106に記憶される。ソフトウェアスイッチ112はさらに所定の規則にしたがって、オフボードで計算されたルート部分が得られると、内部ディジタルマップ101に存在するルート部分を識別し、そこから自動ルート部分を計算するように構成されている。1つのルートセクションに対して2つのプロセスが可能となる場合には有利には自動プロセスが利用される。内部で計算されたルート部分を使用すれば、マップに基づいた測位により正確な走行指示が可能となる。またプランニングされたルートへ戻るように案内する特性も内部ディジタルマップ101の道路網の知識があるこのケースでは快適である。これは所期であるか不本意であるかにかかわらず、プランニングされたルートから外れるケースで重要である。自動目的地案内がもはや不可能であることが識別されると、スイッチ112はオフボードのルート計算へ切り換えられる。図示の実施例では、本発明のハイブリッドナビゲーションシステムはZ1からZ6へのナビゲーションガイドの際にルートK1>K2>K4を形成している。自動システムからオフボードシステムへの切り換えはZ4>Z6で行われる。
【0030】
方向に関してこのメカニズムは逆にオフボード区間部分を離れる場合にも適用される。Z6からK1への戻り走行時にはノードZ4またはK4で自動ルート計算の可能性が識別される。ルートはその場合にZ6>Z4となり、オフボード計算から自動計算への切り換えはK4>K2>K1で行われる。
【0031】
オフボードルートの伝送には通信コストおよび伝送時間がかかるので、有利にはルート計算を要求する際に自動で計算できるルート部分は計算から排除される。このため、目的地入力メモリ104に存在しているが内部ディジタルマップ101には含まれていない目的地に対して、所属のネットワーク移行ノード点が記憶される。例えば目的地入力の際にZ6が入力されると、K4が対応する移行点として見出される。なぜならこのノードは目的地入力メモリ104で移行点として記憶されているからである。ここでK1からK4へ至るルートは自動的に計算され、Z4からZ6に至るルートにはオフボード計算が要求される。図3には相応のシーケンスが示されている。
【0032】
図3〜図6には参照番号10で車両のナビゲーションシステムが示されており、参照番号12でデータ通信装置109を介して伝送されるメッセージが示されており、参照番号14でオフボードナビゲーションシステムが示されている。番号16で示された目的地入力メモリ104のメモリ内容はZ6に対するローカルな移行ノード点としてのK4を見出すために使用される。ステップ18でZ4からZ6に至るルートが要求される。番号20でルートZ4>Z6がオフボードナビゲーションシステム14内で計算される。ステップ22ではルートZ4>Z6がオフボードナビゲーションシステム14から車両内のナビゲーションシステム10へ伝送される。番号24で内部のルート部分K1>K4が計算され、番号26で目的地案内が開始される。
【0033】
これに代えて特別な通信ステップで必要な引き渡しノード点が、ハイブリッドナビゲーションシステム10とオフボードナビゲーションシステム14との間のデータプロトコルを用いてディジタルマップの外側に位置するノードの地理記述に基づいて処理される。このことは図4に示されている。例えばここで引き渡しノード点K4と目的地Z6との対応関係は目的地入力メモリ104には記憶されていない。その代わり図4からわかるように、データ伝送ステップ28を介した目的地Z6の入力後、目的地は番号30でオフボードナビゲーションシステム14において識別され、そこで相応の割り当てアルゴリズムを用いて番号34で次の移行ノード点K4に割り当てられる。
【0034】
ナビゲーションシステム10内に存在する内部ディジタルマップ101がオフボード計算に使用される装置14内にも存在する場合には、図5に示されているように、移行ノード点の識別に対してルート計算問い合わせステップ18に内部ディジタルマップ101のバージョンを識別できる制御情報を導入すれば充分である。その場合にこの情報はオフボードで使用され、番号36で必要な移行ノード点を識別することができる。例えばディジタルマップV1によるZ1からZ6へ至るルートの問い合わせ18は音声で行われる。通信ステップ38ではオフボードナビゲーションシステム14から内部ナビゲーションシステム10へルートZ4>Z6が伝送され、K4まで行われた内部でのルート計算が報告される。この報告は番号24で行われ、番号26で再び目的地案内が開始される。
【0035】
これに代えて制御情報はハイブリッドナビゲーションシステム10で形成された可能な移動ノードのリストから形成される。オフボードナビゲーションシステム14はその際に使用すべき引き渡しノード点を選択する。図6にK1から目的地Z5に至る相応のシーケンスが示されている。通信ステップ40では目的地としてZ5がオフボードナビゲーションシステム14へ伝送される。ステップ42ではZ5の位置が検出され、通信ステップ44で内部ナビゲーションシステム10へ伝送される。ステップ46でノードK2、K3が可能な引き渡しノード点として識別され、通信ステップ48でオフボードナビゲーションシステム14へ伝送される。ステップ50でZ2からZ5へ至るルートが計算され、通信ステップ52ではこのルートが引き渡しノード点K2とともに内部ナビゲーションシステム10へ伝送される。これによりK1からK2へ向かう内部ルート部分を計算すべきであることが検出され、ステップ54でこの計算が行われる。
【0036】
引き渡しノード点のコーディングは例えばGATSに準拠したジオコード、prENV12313−3に準拠したTMCロケーション、またはERTICOILOCなどから成る。選択的な実施例ではルートメモリ106、110は唯一のメモリとして組み合わされる。自動的に“走行可能な”部分に達するとそこで固有のディジタルマップへの結合の指示が行われ、“オフボード”の部分でGATSプロトコルに相応するコリドー(通路)への指示が行われる。
【0037】
本発明のハイブリッドシステムの実現態様を以下にダイナミックAPS(dynAPS)を備えたナビゲーションシステムの実施例に則して説明する。目的地入力は入力装置を介して目的地を“市”または“市区”、“通り名”、“交差点または番地”の順序で文字入力するかまたはリストから選択して(またはこれらの組み合わせにより)入力する。可能な目的地はここでは内部ディジタルマップ101を備えたCDROM上の目的地入力メモリ104から取り出される。次の2つの例では車両の初期の現在位置はケルン、走行目的地はパリであり、車両にドイツ連邦共和国の道路網を記録したCDROMが装備されているとする。
【0038】
内部ディジタルマップ101の外側の目的地の選択に対してハイブリッドの目的地案内を可能にするために、当該の目的地入力メモリ104は付加情報のぶんだけ拡張されている。このことについては図4を参照されたい。フランス・パリのエントリに際して、CDROMの目的地入力メモリ104には可能な移行ノード点とこれを選択するルールとのリストとが記憶されている。例えばドイツ連邦共和国のCDROMでは、車両位置“ノルトラインヴェストファーレン”に対して引き渡しノード点“A44:アーヘン‐リヒテンブシュ”が選択される。これはドライバの気付かないうちに行われる。目的地の入力後、ドライバは例えばナビゲーションシステムの設定の際に“テレマティク/ハイブリッドルート”機能を選択している。この設定が行われない場合(自動ルート)、目的地の選択後、目的地案内の開始に対して“この目的地へはハイブリッドナビゲーションシステムでなければ推奨ルートを提示できません”というエラーメッセージが表示される。ハイブリッドの目的地案内が設定されている場合、画面出力は“交通テレマティクによるルート探索を行っています”となる。GSM移動無線網を介したルートの問い合わせはdynAPSに存在するSMS通信手段(ショートメッセージサービス)により行われる。応答として車両はGATSに準拠して構成されたルートリストをアーヘン‐リヒテンブシュからパリ市内の示された通りまでの間に受け取る。これは実行された走行進路変更の結果として構成されている。例えばパリへの走行に必要なリュティヒでのアウトバーンの変更も含まれている。問い合わせ中は自動的に計算可能なルート部分はdynAPSで計算される。両方の部分が形成された後、目的地案内が開始される。
【0039】
dynAPSではそれぞれ次の走行進路変更までの距離が画面に表示される。進路変更個所へ接近するとこの進路変更個所のピクトグラムが入力された予測走行路とともに現れる。これはアーヘンにA4で接近する際に、ケルンから到来してまずアウトバーンインターチェンジまでの距離がシグナリングされ、接近すると“右側へ出てください”というサインがシグナリングされる。こうした走行指示は接近すると同様に音声でも案内される。
【0040】
アーヘン‐リヒテンブシュの境界移行部に接近すると同様に“続いて直進してください”という指示がシグナリングされる。境界部を通過すると、ドライバが気づかないうちに自動目的地案内からオフボード目的地案内へ切り替わる。走行指示および車両位置をプランニングされたルートへ割り当てる情報はもはやCDROMのディジタルマップ101では得られず、GATSセンターから得られるルート情報によって形成される。ただしドライバは測位精度の僅かな低下によって走行指示が不正確となる個所や、ディジタルマップの領域を離れてプランニングされたルートからずれた場合のふるまいのほかはほとんどこれを認識しない。“ノーマル”のdynAPSは境界を超えるとメッセージ“OFFMAP”を形成する。
【0041】
次の実施例では、ケルンからシュタインフルトの地区ブルクシュタインフルト‐ヴェームヘーファースティーゲへハイブリッドAPSを用いて走行する例を考察する。この走行目的地を入力した後、走行目的地の中心地のみがディジタル化されていて、住宅地区の個々の通りまでは検索できないことが識別される。この場合、目的地入力の支援として前述の実施例のように目的地入力メモリ内の情報を引き出すことは不可能である。SMSを介したルートの問い合わせの際には、ハイブリッドAPSがGATSセンターへスタート位置および所望の走行目的地のほか、装備されているCDROM(データ状況、バージョン)についての識別子も引き渡す。これについては図5を参照されたい。次にGATSセンターでは内部ディジタルマップ101のどの移行ノード点へ案内すべきかが識別される。この場合、ブルクシュタインフルトの西側の入り口のインターチェンジB54/B54nと、B54上のブルクシュタインフルト/中央としてCDROMに記憶されているポイントとの間の点が移行ノード点として検出される。インターチェンジB54/B54nからは、移行点を介してブルクシュタインフルトからヴェームヘーファースティーゲへ走行するルートがセンターで計算され、車両へ伝送される。そこで移動点までのルートが自動的に計算される。さらにオフボードルートがルートメモリ110へエントリされる。インターチェンジB54/B54nを通過した後、自動目的地案内からハイブリッド目的地案内への切り換えが準備される。そこでの走行進路変更はまだ自動目的地案内の管制下にある。引き渡しノード点での“右折してください”という次の走行進路変更はすでにオフボードルートから取り出される。ただし自動動作モードの目的地案内アルゴリズム105によってまだ制御が行われている。引き渡しノード点で進路変更が実行されてはじめて完全にオフボード目的地案内アルゴリズム111での案内が行われる。
【0042】
“ノーマル”のdynAPSでは引き渡しノード点の通過後にはメッセージ“OFFROAD”が形成される。ディジタル化された道路網を離れた際の“右折してください”という走行指示も不可能である。
【0043】
総括すれば、本発明は車両の目的地案内用のナビゲーションシステムに関している。目的地案内のためにナビゲーションシステムに記憶されているルートに対して、部分的に車両内のディジタルマップ101のデータによって(自動的に)計算されたルート部分と、外部のルーティング部302で(オフボードで)計算されたルート部分とが統合された状態で設定される。外部で求められる部分は必ずしも車両内でルーティングに使用されたディジタルマップに含まれていなくともよい。有利にはさらに中央で計算される部分と自動計算される部分との間の切り換えがユーザによって制御されるか、または有利にはユーザの気づかないうちにバックグラウンドで行われるように構成される。ここでバックグラウンドでの自動切り換えのためにルートメモリでは個々のルートセクションに切り換えを制御する制御情報が付される。
【0044】
特に有利には、走行指示およびルートを表示するユニット化されたユーザ表面が用いられる。これはどちらの形式でルート計算が行われ、現在どのルートセクションを車両が通過しているかに無関係である。有利にはさらに2重のルートメモリ110、106が構成されており、一方のルートメモリ110は外部のセンターで計算されたルートを含み、他方のルートメモリ106は自動的に内部で計算されるルートを含む。これらのルートメモリは制御情報に基づき、必要に応じて一方から他方へ切り換えられる。有利には外部で求められた部分の伝送はデータ遠隔伝送装置109、例えば移動無線ネットワーク内のデータ無線、すなわちGSMによるSMS伝送を介して行われる。ここで伝送は一方では車両へ向けられる(ブロードキャスト)かまたは双方向でのデータのやり取りが利用される。外部で計算される部分はGATS Appendix5.3.1.および5.3.2.に準拠して、GATSジオコード、TMCロケーション、またはERTICOILOCその他を用いて伝送される。これに代えて外部で計算されるルートをシリアル線路または赤外線インタフェース、ネットワークインタフェース、または外部で書き込まれてナビゲーションシステム内へ読み込まれるデータ担体(ディスケット、PCMCIAカードなど)を介して供給してもよい。有利にはさらに制御情報が自動的に形成され、外部で決定されたルートを受信する際に、車両内のディジタルマップで一義的に割り当てられたルート部分が受信後に車両内で計算された部分と置換される。
【0045】
有利には車両内のディジタルマップ101に関する情報の伝送は、外部ルート計算のバージョン情報を使用し、車両内では計算できないルート部分を外部で求めて車両内へ伝送するために行われ、その間残りの部分は車両内で計算される。有利にはさらに当該の車両で可能な高速道路の入口ポイントおよび出口ポイントのリストが車両からセンターへ伝送される。そこで計算されたルート部分に適する入口ポイントおよび出口ポイントはセンターで選択され、そのつどのルート部分で車両へ伝送される。有利には入口ポイントおよび出口ポイントは車両内で車両位置に関する地理情報またはその他の情報および所望の走行目的地を鑑みて形成されて伝送され、外部ルート計算のうち、スタート位置から第1の入口ポイントまでのセクションまたは最後の出口ポイントから走行目的地までのセクション、またはルート上に位置する1つまたは複数の出口ポイントから相応して後方に位置する入口ポイントまでのセクションのみが計算される。
【0046】
車両がディジタルマップ101の領域を離れるに際しては、自動的にまたは手動で外部のルート計算に対する問い合わせが行われ、この計算の結果がディジタル化された道路網101内へフィードバックされるか、または走行目的地への目的地案内に利用される。ディジタルマップ101を用いた目的地案内が可能である場合には、有利には外部からのルートによる目的地案内から自動計算による目的地案内へ切り換えられる。ディジタルマップ101を用いた目的地案内が不可能な場合には車両位置は外部で得られたルートに割り当てられ、有利には自動目的地案内から外部ルートへ切り換えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のナビゲーションシステムの概略的なブロック回路図である。
【図2】 図1のナビゲーションシステムの内部のディジタルマップの部分図である。
【図3】 ナビゲーションシステムとオフボードナビゲーションシステムとの間の通信の第1の例を示す図である。
【図4】 ナビゲーションシステムとオフボードナビゲーションシステムとの間の通信の第2の例を示す図である。
【図5】 ナビゲーションシステムとオフボードナビゲーションシステムとの間の通信の第3の例を示す図である。

Claims (13)

  1. 移動手段のナビゲーションシステムのルーティングアルゴリズムにより、スタート位置または現在位置からディジタルマップに記憶されたノード点を経由して目的地へ至るルートを計算し、
    計算されるルート上の少なくとも1つのノード点が当該のナビゲーションシステム内部に記憶されている内部ディジタルマップに含まれていない場合には、内部ディジタルマップに含まれるノード点のみを含むルート部分を内部のルーティングアルゴリズムにより内部のマップに基づいて内部で計算されるルートセクションとして計算し、
    内部ディジタルマップに記憶されていないノード点を含むルート部分を、外部のルーティングアルゴリズムによりナビゲーションシステムの外部に記憶されたディジタルマップに基づいて外部で計算されるルートセクションとして計算し、
    外部で計算されるルートと内部で計算されるルートとの間の移行を定めるノード点が設けられている、
    スタート位置または現在位置から目的地へのナビゲーション方法において、
    ナビゲーションシステムの内部目的地案内アルゴリズムにより内部で計算されたルート部分に基づいて目的地案内を行うか、または外部目的地案内アルゴリズムにより外部で計算されたルート部分に基づいて目的地案内を行う、
    ことを特徴とするスタート位置または現在位置から目的地へのナビゲーション方法。
  2. まず外部のルーティングアルゴリズムにより完全なルートを計算してナビゲーションシステムへ伝送し、続いて内部のルーティングアルゴリズムにより、内部のディジタルマップに記憶されているノード点のみを有するルート部分を計算し、外部で計算されたルートの相応の部分を内部で計算されたルート部分で置換する、請求項1記載の方法。
  3. まず内部のルーティングアルゴリズムにより内部計算ルートを形成し、ルートの欠落部分に関する情報、例えば欠落しているノード点および引き渡しノード点に関する情報を外部のルーティングアルゴリズムへ伝送し、外部のルーティングアルゴリズムにより欠落しているルート部分のみを計算して該ルート部分をナビゲーションシステムへ伝送する、請求項1記載の方法。
  4. ナビゲーションシステムの内部で計算されたルート部分を内部ルートメモリに記憶し、外部で計算されたルート部分を外部ルートメモリに記憶する、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 引き渡しノード点に達して移動手段が内部のディジタルマップの領域を離れる際に内部目的地案内アルゴリズムから外部目的地案内アルゴリズムへの切り換えを行い、また移動手段が内部のディジタルマップの領域に達した際に外部目的地案内アルゴリズムから内部目的地案内アルゴリズムへの切り換えを行う、請求項4記載の方法。
  6. 目的地案内中にルート上で既に到達したノード点ないし通過したセクションを内部ルートメモリおよび外部ルートメモリにおいてどちらの目的地案内アルゴリズムがその時点でアクティブになっているかに無関係に通過済みとして特徴付けるかまたは消去する、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  7. ナビゲーションシステムの目的地入力メモリ内に内部ディジタルマップに記憶されている内部ノード点および内部ディジタルマップの領域外に位置する外部ノード点を記憶し、予め定められた外部ノード点に対して少なくとも1つの引き渡しノード点を記憶し、該引き渡しノード点を内部ディジタルマップに含まれる内部のノード点とする、請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。
  8. ナビゲーションシステムと、外部のルーティングアルゴリズムを実行し外部ディジタルマップを記憶しているオフボードナビゲーションシステムとの間で通信する個々のステップにおいて、必要な引き渡しノード点をデータプロトコルを介して内部ディジタルマップの外側に存在するノード点の地理的な記述に基づいて求める、請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
  9. 内部ディジタルマップの領域の外側に位置する目的地の入力後、ナビゲーションシステムは外部のルーティングアルゴリズムを実行し外部ディジタルマップを記憶しているオフボードナビゲーションシステムへ入力された目的地と内部ディジタルマップのバージョン番号とを伝送し、オフボードナビゲーションシステムは当該の情報から引き渡しノード点を求め、入力された目的地に対して外部で計算されたルート部分を外部ルーティングアルゴリズムによって計算し、ナビゲーションシステムへ伝送する、請求項1から8までのいずれか1項記載の方法。
  10. ナビゲーションシステムは、外部のルーティングアルゴリズムを実行し外部ディジタルマップを記憶しているオフボードナビゲーションシステムへ可能な引き渡しノード点のリストを伝送し、オフボードナビゲーションシステムは外部で計算されたルート部分にしたがって少なくとも1つの適切な引き渡しノード点を選択し、外部で計算されたルート部分とともにナビゲーションシステムへ伝送する、請求項1から9までのいずれか1項記載の方法。
  11. 外部で計算されるルート部分の計算は移動手段が内部ディジタルマップの所定の領域を離れた場合に行う、請求項1から10までのいずれか1項記載の方法。
  12. 内部ルートメモリ(106)、該内部ルートメモリに接続された内部目的地案内装置(107)、内部ディジタルマップ(101)、および外部のオフボードナビゲーションシステム(301〜304)と通信するためのデータ通信装置を備えた
    移動手段、例えば車両、船舶または飛行機用のナビゲーションシステム(100)において、
    データ通信装置に接続された外部ルートメモリと該外部ルートメモリに接続された外部目的地案内装置とが設けられており、
    さらに目的地案内中に移動手段が内部ディジタルマップの領域の内部に位置しているか外部に位置しているかに応じて選択的に外部目的地案内装置または内部目的地案内装置をアクティブにする切換装置が設けられている、
    ことを特徴とするナビゲーションシステム。
  13. 内部ルートメモリ(106)および外部ルートメモリ(110)が唯一のメモリとして統合されている、請求項12記載のナビゲーションシステム。
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