JP4277880B2 - 画像形成装置及びテストパターン - Google Patents

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Description

本発明は、被転写媒体に画像を形成する画像形成装置に関し、詳しくは、被転写媒体またはその被転写媒体を搬送する被転写媒体搬送手段にテストパターンを形成して、そのテストパターンを検出することによって画像の形成位置を演算することのできる画像形成装置に関する。
従来より、ベルト等の被転写媒体搬送手段と共に移動する用紙等の被転写媒体に画像を形成する画像形成手段を有する画像形成装置が考えられている。この種の画像形成装置では、上記画像形成手段が被転写媒体に形成する画像の位置のずれが問題となる場合がある。特に、カラーの画像形成装置では、シアン,イエロー,マゼンタ等の各色の画像の位置がずれると、いわゆる色ずれとなって鮮明な画像を形成することができない。
そこで、被転写媒体搬送手段または被転写媒体にテストパターン(レジストレーションマークとも呼ばれる)を形成し、そのテストパターンの通過タイミングを検出センサによって光学的に検出することで、画像の位置を演算することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1では、被転写媒体搬送手段としてのベルトに、図8(A)に例示するように、ベルトの移動方向に直交する線分L1と上記移動方向に対して傾斜した線分L2とからなるテストパターンTPを形成している。すると、線分L1,L2の検出タイミングの差に基き、テストパターンTPの主走査方向(上記移動方向に直交する方向)の位置を検出することができる。
特開平8-278680号公報
ところが、この場合、上記検出センサのスポット径が図8(A)にSSで示すような円で表されるとすると、すなわち、スポット径が線部L1,L2の幅より大きいと、その検出センサ出力波形は、図8(B)に示すように線分L1の検出時と線分L2の検出時とでピークの高さが変化してしまう。この場合、線分L1,L2の検出に使用される閾値Shは、図8(B)に矢印で示すように、低い方のピークの高さに合わせた狭い範囲に設定しなければならず、検出の安定性が低下してしまう。
ここで、スリット板などを使用してスポット径SSを絞れば、線分L1の検出時と線分L2の検出時とでピークの高さを揃えることができるが、部品点数が増えて製造コストが上昇してしまう。また、スポット径SSを絞ると、その分、出力波形のピークも低くなり、結果としてそれ程検出の安定性を向上できない可能性もある。
そこで、本発明は、部品点数を増やすことなく、テストパターンを構成する一対の線分を安定して検出することのできる画像形成装置、及びそのテストパターンを提供することを目的としてなされた。
上記目的を達するためになされた本発明の画像形成装置は、被転写媒体搬送手段と共に移動する被転写媒体に画像を形成する画像形成手段を有する画像形成装置であって、上記画像形成手段を制御することにより、上記被転写媒体搬送手段及び上記被転写媒体の移動方向に直交する直線を挟んで相反する方向へ傾斜した一対の線分からなるテストパターンを、上記被転写媒体搬送手段または上記被転写媒体に形成するテストパターン形成手段と、上記画像形成手段に対して上記被転写媒体搬送手段の上記移動方向下流側に設けられ、上記テストパターンを構成する上記各線分の少なくとも上記直線方向の一部が通過するのを検出する検出手段と、該検出手段が上記各線分の通過を検出したタイミングの差から、上記画像形成手段が形成する画像の位置を演算する演算手段と、を備え、上記一対の線分は、それぞれ、上記直線方向に2ドット延びた後、上記移動方向の互いに異なる方向へ1ドット延びる階段状に形成され、かつ、上記各線分が上記移動方向へ1ドット延びる位置は、上記直線方向に互いに1ドットずれて配置されることを特徴としている。
このように構成された本発明の画像形成装置では、テストパターン形成手段は、画像形成手段を制御することにより、被転写媒体搬送手段及び被転写媒体の移動方向に直交する直線を挟んで相反する方向へ傾斜した一対の線分からなるテストパターンを、上記被転写媒体搬送手段または上記被転写媒体に形成する。すると、上記画像形成手段に対して上記被転写媒体搬送手段の移動方向下流側に設けられた検出手段は、上記テストパターンを構成する各線分の少なくとも上記直線方向(以下、幅方向ともいう)の一部が通過するのを検出する。演算手段は、その検出手段が上記各線分の通過を検出したタイミングの差から、上記画像形成手段が形成する画像の位置を演算する。
本発明では、上記のようにして形成されたテストパターンを構成する一対の線分が、幅方向に引いた直線に対して共に傾斜しているので、その一対の線分の通過を検出手段によって同様に検出することができる。このため、検出の閾値が設定可能な範囲を広げることができ、部品点数を増やすことなく上記一対の線分を安定して検出することができる。また、上記一対の線分は上記直線を挟んで相反する方向に傾斜しているので、検出手段が上記各線分の通過を検出したタイミングの差から、画像形成手段が形成する画像の位置を良好に演算することができる。
しかも、上記一対の線分は、上記直線に対して同じ角度で傾斜しているので、その一対の線分の通過を検出手段によって一層同様に検出することができ、より安定して画像の位置を演算することができる。更に、上記一対の線分は、それぞれ、上記直線方向に2ドット延びた後、上記移動方向の互いに異なる方向へ1ドット延びる階段状に形成され、かつ、上記各線分が上記移動方向へ1ドット延びる位置は、上記直線方向に互いに1ドットずれて配置されていているので、テストパターンの形成位置が幅方向に1ドットずれると上記タイミングの差も1ドット分変化する。このため、画像の位置を1ドット単位で正確に演算することができる。しかも、このように、上記一対の線分が、上記直線方向(幅方向)に2ドット延びた後、上記移動方向の互いに異なる方向へ1ドット延びる階段状に形成された場合、次のような更なる効果も生じる。すなわち、各線分が、幅方向に1ドット延びた後、移動方向へもそれぞれ1ドット延びる階段状に形成された場合でも、画像の位置を1ドット単位で検出できるが、この場合、線分の傾斜が大きくなる。すると、上記移動方向に大きなテストパターンを形成しなければならないなどの課題が生じる。これに対して、上記構成を採用した場合、線分の傾斜をそれ程大きくすることなく1ドット単位で画像の位置を演算することができ、上記のような課題も生じない。
なお、本発明の画像形成装置は以下の構成に限定されるものではないが、上記演算手段が演算した上記画像の位置に基き、上記画像形成手段が画像を形成する位置を補正する補正手段を、更に備えてもよい。この場合、演算手段によって演算された画像の位置に基き、補正手段によって、画像形成手段が形成する画像の位置を補正することができる。
また、本発明のテストパターンは、被転写媒体搬送手段と共に移動する被転写媒体に画像を形成する画像形成手段を有する画像形成装置にて、上記画像形成手段により上記被転写媒体搬送手段または上記被転写媒体に形成されるテストパターンであって、上記被転写媒体搬送手段及び上記被転写媒体の移動方向に直交する直線を挟んで相反する方向へ傾斜した一対の線分からなり、その一対の線分は、それぞれ、上記直線方向に2ドット延びた後、上記移動方向の互いに異なる方向へ1ドット延びる階段状に形成され、かつ、上記各線分が上記移動方向へ1ドット延びる位置は、上記直線方向に互いに1ドットずれて配置されたことを特徴としている。
このように構成された本発明のテストパターンは、そのテストパターンを構成する一対の線分が、幅方向の直線に対して共に傾斜しているので、画像形成装置側の検出手段によってその一対の線分の通過を同様に検出することができる。このため、上記検出手段の検出の閾値を設定可能な範囲を広げることができ、上記一対の線分を安定して検出することができる。また、上記一対の線分は上記直線を挟んで相反する方向に傾斜しているので、上記検出手段が上記各線分の通過を検出したタイミングの差から、画像形成手段が形成する画像の位置を良好に演算することができる。
しかも、上記一対の線分が幅方向に対して同じ角度で傾斜しているので、その一対の線分の通過を一層同様に検出することが可能となり、より安定して画像の位置を演算することが可能となる。
更に、上記一対の線分は、それぞれ、上記直線方向に2ドット延びた後、上記移動方向の互いに異なる方向へ1ドット延びる階段状に形成され、かつ、上記各線分が上記移動方向へ1ドット延びる位置は、上記直線方向に互いに1ドットずれて配置されていている
よって、テストパターンの形成位置が幅方向に1ドットずれると上記線分同士の間隔も1ドット分変化する。このため、画像の位置を1ドット単位で正確に演算することが可能となる。しかも、このように、上記一対の線分が、上記直線方向(幅方向)に2ドット延びた後、上記移動方向の互いに異なる方向へ1ドット延びる階段状に形成された場合、次のような更なる効果も生じる。すなわち、各線分が、幅方向に1ドット延びた後、移動方向へもそれぞれ1ドット延びる階段状に形成された場合でも、画像の位置を1ドット単位で検出できるが、この場合、線分の傾斜が大きくなる。すると、線分の通過が検出し難くなったり、上記移動方向に大きなテストパターンを形成しなければならないなどの課題が生じる。これに対して、上記構成を採用した場合、線分の傾斜をそれ程大きくすることなく1ドット単位で画像の位置を演算することができ、上記のような課題も生じない。
以下に本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明が適用された画像形成装置としてのカラーレーザプリンタ(以下、単にプリンタという)1の内部構成を表す概略断面図である。
[プリンタの全体構成]
図1に例示するプリンタ1は、画像形成手段の一例としてのトナー像形成部4と、搬送手段の一例としての用紙搬送ベルト6と、定着器8と、給紙部9と、スタッカー12と、制御部10とを備え、被転写媒体の一例として用紙Pに、外部から入力される画像データに応じた4色の画像を形成する。
そして、トナー像形成部4は、4個の現像ユニット51Y,51M,51C,51Kと、これらの現像ユニット51Y,51M,51C,51Kに貯留されたイエロー,マゼンタ,シアン,及びブラックのトナーT(現像剤に相当:図2参照)による4つのトナー像形成工程毎に、感光体としての感光体ドラム3と、その感光体ドラム3を一様に帯電させる帯電器31と、該帯電後の感光体ドラム3の表面をレーザ光で露光して画像データに応じた静電潜像を形成する露光手段としてのスキャナユニット41とを備えている。なお、スキャナユニット41は、大部分の図示が省略されており、最終的にレーザ光が出射される部分のみが図示されている。
以下、各構成要素の構成について詳しく説明する。なお、以下の説明において、色毎に区別する必要のある場合は各部の符号にY(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)の添え字を付し、区別する必要のない場合は添え字を省略する。
トナー像形成部4の感光体ドラム3は、略円筒形状の部材で構成され、4つがほぼ等間隔に水平方向に並んで、回動可能に配設されている。なお、感光体ドラム3の略円筒形状の部材は、例えば、アルミニウム製の基材上に、正帯電性の感光層が形成されたものが用いられる。そして、このアルミニウム製の基材は、プリンタ1のグランドラインに接地されている。
また、帯電器31は、いわゆるスコロトロン型の帯電器であり、感光体ドラム3に対向して、その幅方向に延設される帯電ワイヤ32と、この帯電ワイヤ32を納めて感光体ドラム3側を開放したシールドケース33とで構成され、この帯電ワイヤ32に高電圧を印加することにより、感光体ドラム3の表面を正極性(例えば+700V)に帯電させる。また、シールドケース33は、上記感光体ドラム3側の開放部にグリッドを設けた構造となっており、このグリッドに規定の電圧を印加することにより感光体ドラム3の表面がほぼグリッド電圧と同電位に帯電される。
スキャナユニット41は、各感光体ドラム3に、感光体ドラム3の回転方向の帯電器31より下流側に配設され、外部より入力される画像データの1色分に応じたレーザー光を光源から出射し、ポリゴンモータにより回転駆動されるポリゴンミラーの鏡面などによりレーザー光を走査して、感光体ドラム3の表面へ照射する。
なお、スキャナユニット41により、画像データに応じたレーザー光が感光体ドラム3の表面に照射されると、照射された部分の表面電位が低下(+150〜+200V)することにより、感光体ドラム3の表面には、静電潜像が形成される。
また、現像ユニット51Y,51M,51C,51Kはそれぞれ、各色のトナーTを収納する現像ユニットケース55に現像手段としての現像ローラ52を備えた構成を有し、感光体ドラム3の回転方向に対してスキャナユニット41より下流側で現像ローラ52が感光体ドラム3に接するように配設される。そして、各現像ユニット51は、トナーTを「+」(正極性)に帯電させ、均一な薄層として感光体ドラム3へ供給して、現像ローラ52と感光体ドラム3との接触部において、感光体ドラム3上に形成された「+」(正極性)の静電潜像に対して、「+」(正極性)に帯電したトナーTを反転現像方式で担持させて上記静電潜像を現像する。
なお、現像ローラ52は、導電性シリコーンゴムなどを基材として円柱状に構成され、表面にフッ素を含有した樹脂、または、ゴム材のコート層が形成されている。また、現像ユニットケース55に収納されるトナーTは、正帯電性の非磁性1成分トナーであり、現像ユニット51Y,51M,51C,51Kに応じて、それぞれイエロー,マゼンタ,シアン,及びブラックのトナーTが収容されている。
また、給紙部9は、装置の最下部に設けられており、用紙Pを収容する収容トレイ91と、用紙Pを送り出す給紙ローラ92とから構成されている。そして、収容トレイ91に収容された用紙Pは、給紙ローラ92により、給紙部9から1枚ずつ取り出され、搬送ローラ98,レジストローラ99を介して用紙搬送ベルト6に送られる。
用紙搬送ベルト6は、感光体ドラム3の幅より狭く、用紙Pを上面に担持した状態で、その用紙Pと一体に走行するように無端状に構成され、駆動ローラ62と従動ローラ63との間に架け渡されている。また、各感光体ドラム3と対向する位置の近傍には、用紙搬送ベルト6を挟んで転写ローラ61がそれぞれ設けられている。そして、用紙搬送ベルト6は、駆動ローラ62の回動により、感光体ドラム3と対向する側の表面が、図1に示すように、図中右方向から図中左方向へ移動して、レジストローラ99から送られて来る用紙Pを、感光体ドラム3との間へ順番に搬送して定着器8へ送る。
また、用紙搬送ベルト6の駆動ローラ62で折り返した面の従動ローラ63寄りの位置には、クリーニング機構の一例としてのクリーニングローラ105が設けられている。更に、駆動ローラ62の近傍の用紙搬送ベルト6との対向位置には、検出手段の一例としての検出センサ120が設けられている。なお、この検出センサ120の構成については、後に詳述する。
図2は、クリーニングローラ105を備えたベルトクリーナ100の構成を詳細に表す説明図である。図2に示すように、クリーニングローラ105は、用紙搬送ベルト6の幅方向に延びた軸部材105Aの周囲にシリコーンからなる発泡材が設けられた構成をなしており、用紙搬送ベルト6を挟んで対向する位置に設けられた金属製の電極ローラ104との間で所定のバイアスが印加されて、用紙搬送ベルト6に接触しながら回転するように配設される。このバイアスによって、用紙搬送ベルト6に付着したトナーTがクリーニングローラ105によって除去される。例えば、電極ローラ104をグランドラインに接続して接地すると共に、クリーニングローラ105にトナーTの極性とは逆極性のバイアス(例えば−1200V)を印加すれば、トナーTをクリーニングローラ105に吸引して除去することができる。なお、クリーニングローラ105は、用紙搬送ベルト6との接触部分が互いに反対方向となるように駆動される。
また、クリーニングローラ105には、クリーニングローラ105に付着したトナーTをクリーニングローラ105から除去する金属製(例えば、鉄材にNiメッキが施された構成、あるいはステンレス材からなる構成等)の回収ローラ106と、クリーニングローラ105から除去されたトナーTを貯留しておく貯留ボックス(貯留容器)107とが設けられている。回収ローラ106には、ゴム製のクリーニングブレード108が当接しており、このクリーニングブレード108は、回収ローラ106に付着しているトナーTを掻きとるように機能する。
クリーニングローラ105から貯留ボックス107に到る上記各構成は、筐体109に収められており、この筐体109は、ベルトクリーナ離間ソレノイド110によって上下動可能に構成されている。このため、ベルトクリーナ離間ソレノイド110を収縮させて筐体109を上昇させると、クリーニングローラ105が用紙搬送ベルト6に接触し、ベルトクリーナ離間ソレノイド110を伸長させて筐体109を下降させると、クリーニングローラ105が用紙搬送ベルト6から隔離される。
図1に戻って、転写ローラ61は、負電圧の電流源112により転写ローラ61と感光体ドラム3との間にトナーTの帯電極性と逆極性の転写バイアス(例えば−10〜−15μA)が印加されて、感光体ドラム3上に形成されたトナー像を用紙搬送ベルト6により搬送される用紙Pに転写するように構成されている。
また、定着器8は、加熱ローラ81と、加圧ローラ82とから構成され、トナー像が転写された用紙Pを、加熱ローラ81及び加圧ローラ82によって狭持搬送しながら加熱及び加圧することにより、トナー像を用紙Pに定着させる。
また、プリンタ1の上面にはスタッカー12が形成されている。このスタッカー12は、定着器8の排紙側に設けられており、定着器8から排出される用紙Pを収容する。また、制御部10は、後述のように周知のCPU11(図3参照)を用いた制御装置などにより構成され、プリンタ1の動作全般の制御を行う。
ところで、4個の感光体ドラム3は、いずれも、感光体ドラム3が用紙搬送ベルト6から離間する上方向に移動可能に保持され、4個の感光体ドラム3に対して跨るように設けられた離間手段としての移動部材72により位置決めされている。なお、移動部材72は、4個の感光体ドラム3に跨る長さの板状部材で構成され、図1における左右方向に移動可能に保持されている。また、移動部材72には、左右方向に延びる略クランク形状の4個の誘導穴72Aが設けられていて、この誘導穴72Aのそれぞれに各感光体ドラム3の長手方向側面に設けられた軸3Aが嵌め込まれる。
そして、移動部材72には、回転力を左右方向の力に換えるリンク73を介して、リフト用モータ74が設けられ、制御部10からの指令信号に応じてリフト用モータ74が回転することにより、移動部材72が右、または、左方向に移動する。このように、移動部材72が左方向に移動すると、誘導穴72Aが左方向へ移動する際に、各感光体ドラム3の軸3Aが、誘導穴72Aの略クランク形状に沿って上方向に移動するため、感光体ドラム3が用紙搬送ベルト6から離間する状態となる。逆に、移動部材72が右方向の位置にあると、感光体ドラム3は用紙搬送ベルト6に接触する状態となる。通常は、感光体ドラム3が用紙搬送ベルト6に接触した状態で画像形成がなされる。
以上のような構成の本実施の形態におけるプリンタ1での、用紙Pへの画像形成の動作は次のようになる。先ず、給紙部9から給紙ローラ92により用紙Pが1枚供給され、搬送ローラ98,レジストローラ99を介して用紙搬送ベルト6へ送られる。次に、図1中一番右側の感光体ドラム3Yの表面が、帯電器31により一様に帯電され、スキャナユニット41により、イエロー色用の外部から入力された画像データに対応して露光されて、上記のように静電潜像が形成される。次に、この感光体ドラム3Yの表面に現像ユニット51Yにおいて正極性に帯電されたイエローのトナーTが供給され、現像が行われる。そして、このようにして形成されたトナー像は、用紙搬送ベルト6により搬送される用紙Pの表面上に、転写バイアスが印加された転写ローラ61により転写される。
次に、用紙Pが、マゼンタ,シアン,及びブラック用それぞれの感光体ドラム3と対向する位置へ順番に搬送され、イエローのトナーTと同様の手順で、トナー像が感光体ドラム3の表面に形成されて、転写ローラ61により用紙Pに重ね合わせて転写される。最後に、用紙P上に形成された4色のトナー像は、定着器8において用紙P上に定着され、スタッカー12上に排出される。
[制御系及びパターン検出処理]
また、プリンタ1では、電源投入時やジャム処理後のいわゆるイニシャライズ時には、用紙搬送ベルト6に4色のトナーでテストパターンTP(図4参照)を形成し、そのテストパターンTPの形成状態を検出センサ120で検出する処理を行っている。以下、この処理について詳細に説明する。
図3はプリンタ1の制御系の構成を表すブロック図である。制御部10は、CPU11,ROM13,RAM15を中心としたマイクロコンピュータとして構成されている。また、この制御部10には、検出センサ120の検出信号が入力され、前述のスキャナユニット41への駆動信号、駆動ローラ62を介して用紙搬送ベルト6を駆動するベルト用モータ131への駆動信号、及び、4つの感光体ドラム3をはじめとするトナー像形成部4駆動するドラム用モータ133への駆動信号が、図示省略した駆動回路を介して出力される。更に、制御部10には、上位機器としてのパーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)等から画像データが入力される入力インタフェース(入力I/F)135も接続されている。
ここで、検出センサ120は、図4に示すように、駆動用ローラ62近傍の用紙搬送ベルト6上面の幅方向両側端縁近傍に対向してそれぞれ1個ずつ配置されている(図4では一方のみ図示)。また、図5に示すように、検出センサ120の内部には、発光ダイオード121とフォトトランジスタ122が下方(用紙搬送ベルト6側)に露出して設けられている。すなわち、発光ダイオード121から発せられ用紙搬送ベルト6に反射されてフォトトランジスタ122に至る光路(図5の一点鎖線参照)には、レンズ,スリット等の光学部材は何ら配置されていない。
図6は、この検出センサ120周辺の回路構成を表す説明図である。図6に示すように、発光ダイオード121には、抵抗器R1を介して電源電圧Vccが印加され、これによって発光ダイオード121が発光する。発光ダイオード121から発せられた光は、用紙搬送ベルト6に反射されてフォトトランジスタ122に至り、その光量に応じてフォトトランジスタ122を流れる電流が変化する。
フォトトランジスタ122は、抵抗器R2を介して電源電圧Vccに接続されている。この抵抗器R2とフォトトランジスタ122とによって分圧された電源電圧Vcc(以下、この分圧された電圧値をセンサ出力ともいう)は、電源電圧Vccを抵抗器R3,R4によって分圧した閾値Shとしての電圧と共に、コンパレータ125に入力されている。制御部10には、このコンパレータ125の出力が、検出センサ120の検出信号として入力されている(図3参照)。
すなわち、発光ダイオード121の光が用紙搬送ベルト6の何らトナーが付着していない面に反射された場合は、上記センサ出力が低く、コンパレータ125はローレベルの信号を制御部10に入力し、上記光が用紙搬送ベルト6のトナーが付着した面に反射された場合は、センサ出力が上昇してコンパレータ125はハイレベルの信号を制御部10に入力する。
次に、図7は、CPU11がROM13に記憶されたプログラムに基づいて実行する色ずれ補正処理を表すフローチャートである。なお、この処理は、上記イニシャライズ時に実行される。
処理が開始されると、先ずS1(Sはステップを表す:以下同様)にて、ベルト用モータ131,ドラム用モータ133が駆動されてテストパターンTPが用紙搬送ベルト6の両端縁に形成される。なお、ここで形成されるテストパターンTPは、図8(C)に示すように、用紙搬送ベルト6の移動方向に直交する直線を挟んで相反する方向へ傾斜した一対の線分L1,L2から構成されている。また、テストパターンTPは、ブラック,シアン,マゼンタ,イエローの順に、単色で順次連接して形成される(図10参照)。
続くS2では、ベルト用モータ131が更に駆動されることによりテストパターンTPが検出センサ120との対向位置まで搬送され、テストパターンTPの読み取りがなされる。すなわち、テストパターンTPが検出センサ120との対向位置まで移動すると、上記センサ出力は図8(D)に例示するように変化し、それに応じたコンパレータ125の出力が制御部10に入力される。S2では、そのコンパレータ出力が読み取られる。
続くS3では、S2で読み取られたコンパレータ出力に基き、各色のテストパターンTPの相対的なずれ量が計算され、S4にて、そのずれ量を補正する処理がなされた後、この色ずれ補正処理が終了する。
続いて、上記S3,S4の処理の詳細について説明する。発光ダイオード121から発せられた光がフォトトランジスタ122に向けて正反射される位置が、図9に点線で表す位置を通るとすると、コンパレータ125の出力は同じく図9に示すように変化する。すなわち、検出センサ120がテストパターンTPを構成する線分L1,L2と対向したときに、コンパレータ出力がハイレベルとなる。このコンパレータ出力のピークは、線分L1,L2の副走査方向(すなわち用紙搬送ベルト6の移動方向)の幅に応じたピーク幅を有する。そこで、各色のテストパターンTPの線分L1,L2に対して検出される上記ピークの間隔を、ピークの中点同士の間隔とすると、図9に例示するブラック,シアンのテストパターンTPK ,TPC に対する上記ピーク間隔TK ,TC は次式で表される。
なお、この式においてTK1は、ブラックのテストパターンTPK との対向時に最初に検出される線分L2のピーク幅、TK2は、上記線分L2のピークが立ち下がってから線分L1のピークが立ち上がるまでの間隔、TK3は、後から検出される線分L1のピーク幅である。同様に、TC1は、シアンのテストパターンTPC との対向時に最初に検出される線分L2のピーク幅、TC2は、上記線分L2のピークが立ち下がってから線分L1のピークが立ち上がるまでの間隔、TC3は、後から検出される線分L1のピーク幅である。
すると、このピーク間隔TK ,TC と、用紙搬送ベルト6が副走査方向へ1ライン分移動する時間Tlineとから、ブラックのテストパターンTPK とシアンのテストパターンTPC との相対的なずれ量DKCを、次式によって計算することができる。
なお、この式では、図9,図10に例示するように各テストパターンTPの線分L1,L2が用紙搬送ベルト6の移動方向に対して左側に開いている場合、テストパターンTPC がテストパターンTPK に対して右側にずれているほどずれ量DKCが大きな値となる。また、図10に例示するように、各色のテストパターンTPK 〜TPY は用紙搬送ベルト6の左右両側に形成されるので、用紙搬送ベルト6の移動方向に対して右側のテストパターンTPK ,TPC に対するずれ量DKCR と、左側のテストパターンTPK ,TPC に対するずれ量DKCL とが、個々に計算される。更に、シアンとマゼンタ,マゼンタとイエローに対しても、同様にずれ量DCMR ,DCML ,DMYR ,DMYL が計算される。
また、図10の例のように、各色のテストパターンTPK 〜TPY が複数回(図10の例では2回)繰り返して形成された場合、各テストパターンTPK 〜TPY に対して計算されたずれ量DKCR ,DKCL ,DCMR ,DCML ,DMYR ,DMYL は平均値が利用される。こうすることによって、用紙搬送ベルト6の傷やしわなどの影響を軽減することができる。以上がS3の処理の詳細である。
S4では、上記算出されたずれ量DKCR ,DKCL ,DCMR ,DCML ,DMYR ,DMYL を用いて、次のような補正が行われる。先ず、各色の画像の書き出し位置が、走査原点側のずれ量に基いて補正される。例えば、ポリゴンミラーによる走査が用紙搬送ベルト6の移動方向に対して左側からなされる場合、上記算出されたずれ量DKCL ,DCML ,DMYL を用いて、画像の書き出しタイミングが補正される。また、例えば左右のずれ量の差DKCR −DKCL は、ブラックの画像とシアンの画像との走査方向の幅の相違を表している。そこで、このような左右のずれ量の差に対しては、画像の幅が最も小さい色に合わせて、他の色の画像データのドット数を間引く補正がなされる。例えば、幅方向に10000ドット分の画像を形成可能なトナー像形成部4が使用された場合において、DKCR −DKCL が2ドットであった場合、シアンの画像データのうち、1ドット目の画像データと5001ドット目の画像データなど適宜の2ドット分の画像データとを間引くことにより、ブラックの画像とシアンの画像との走査方向の幅を合わせることができる。
なお、ポリゴンミラーから感光体ドラム3へ至る光学系を調整することにより、感光体ドラム3への走査幅を光学的に調整可能なトナー像形成部4が使用された場合、次式により倍率比MKCを計算してその倍率比に合わせて光学系を調整してもよい。
但し、この式において、Lは左右の検出センサ120の間の長さを表す。また、光学系の調整が不能でもドットの幅が可変であれば、上記倍率比MKCに合わせてドットの幅を小さくしてもよい。S4の処理では、これらの補正を行うことにより、プリンタ1にて、色ずれのない良好な画像を形成することが可能となる。なお、上記ドットの間引き等の処理は、実質的にはイニシャライズ時のS4にて実行されるのではなく、入力インタフェース135にパソコン等から画像データが入力されたときに実行されるが、S4では、それらの処理に必要なパラメータがRAM15に記憶される。
次に、テストパターンTPの詳細な構成について考察する。図11(A)のA部拡大図としての図11(B)に示すように、テストパターンTPを構成する一対の線分L1,L2が、それぞれ走査方向に2ドット延びた後、副走査方向の互いに異なる方向へ対称的に1ドット延びる階段状に形成された場合、上記ずれ量が2ドット単位でしか計算できない。そこで、(C)に示すように、線分L1,L2を、それぞれ走査方向に2ドット延びた後、副走査方向の互いに異なる方向へ1ドット延びる階段状に形成し、かつ、線分L1,L2が副走査方向へ1ドット延びる位置を、走査方向に互いに1ドットずれて配置することが考えられる。この場合、上記ずれ量を1ドット単位で検出することができる。
なお、図11(D)に示すように、線分L1,L2が、走査方向に1ドット延びた後、副走査方向へも対称的にそれぞれ1ドット延びる階段状に形成された場合でも、ずれ量を1ドット単位で検出できるが、この場合、線分L1,L2の副走査方向への傾斜が大きくなる。すると、線分L1,L2の通過を検出センサ120によって検出するのが困難になったり、副走査方向に大きな(すなわち副走査方向につぶれた形状の)テストパターンTPを形成しなければならないなどの課題が生じる。これに対して、図11(C)の形態を採用すれば、線分L1,L2の傾斜をそれ程大きくすることなく1ドット単位でずれ量を計算することができ、上記のような課題も生じない。
[実施の形態の効果及び変形例]
以上説明したように、本実施の形態では、イニシャライズ時に形成されるテストパターンTPが、図8(C)に示すように、用紙搬送ベルト6の移動方向に直交する直線を挟んで相反する方向へ同じ角度で傾斜した一対の線分L1,L2から構成されている。このため、図8(D)に例示するように、線分L1の検出時におけるセンサ出力の変化と、線分L2の検出時におけるセンサ出力の変化とが同様になり、閾値Shは、図8(D)に矢印で示すように広い範囲に設定することができる。なお、前述のようにSSは検出センサ120のスポット径である。このため、検出センサ120にレンズやスリットなどを設けなくても、上記一対の線分L1,L2を安定して検出することができる。また、上記一対の線分L1,L2は副走査方向の相反する方向に傾斜しているので、上記ピーク間隔TK (図9参照)等を良好に計算することができる。
なお、上記実施の形態において、トナー像形成部4及びS1の処理がテストパターン形成手段に、S3の処理が演算手段に、S4の処理が補正手段に、それぞれ相当する。また、本発明は、上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。例えば、テストパターンTPは用紙Pに形成して検出センサ120で読み取ってもよく、いわゆる中間転写ベルトに一旦画像を形成してから用紙Pに転写するタイプの画像形成装置では、テストパターンTPはその中間転写ベルトに形成してもよい。後者の場合、中間転写ベルトが被転写媒体に相当する。
また、上記処理によって算出されたずれ量DKCR ,DKCL ,DCMR ,DCML ,DMYR ,DMYL をパソコンに送信し、パソコン側のプリンタドライバでデータを補正することによって色ずれを防止してもよい。この場合、プリンタ側には補正手段が不要となる。更に、上記実施の形態では、ブラック,シアン,マゼンタ,イエローの隣接するテストパターンTPの間でずれ量等を計算したが、ブラックなどの特定のテストパターンTPを基準にして他の色のテストパターンTPのずれ量を計算してもよい。但し、上記実施の形態の処理を適用した場合、用紙搬送ベルト6の速度変動等の累積的な影響を排除することができる。また更に、線分L1,L2は、必ずしも同じ角度で傾斜している必要はなく、両者が副走査方向の直線を挟んで相反する方向に傾斜していれば、多少角度が異なってもよい。
本発明を適用したカラーレーザプリンタの内部構成を表す概略断面図である。 そのプリンタのベルトクリーナの構成を詳細に表す説明図である。 そのプリンタの制御系の構成を表すブロック図である。 そのプリンタの検出センサの外観を概略的に表す斜視図である。 その検出センサの内部構成を表す概略断面図である。 その検出センサ周辺の回路構成を表す説明図である。 上記制御系で実行される色ずれ補正処理を表すフローチャートである。 その処理に応じたテストパターン及びセンサ出力波形を、従来例との比較において表す説明図である。 その処理による色ずれ量計算方法を表す説明図である。 その処理に応じたテストパターンの全体構成を表す説明図である。 その処理に応じたテストパターンの詳細を表す説明図である。
符号の説明
1…カラーレーザプリンタ 3…感光体ドラム 4…トナー像形成部
6…用紙搬送ベルト 10…制御部 41…スキャナユニット
100…ベルトクリーナ 120…検出センサ 121…発光ダイオード
122…フォトトランジスタ 125…コンパレータ 131…ベルト用モータ
133…ドラム用モータ L1,L2…線分 P…用紙
SS…スポット径 Sh…閾値 TP…テストパターン

Claims (3)

  1. 被転写媒体搬送手段と共に移動する被転写媒体に画像を形成する画像形成手段を有する画像形成装置であって、
    上記画像形成手段を制御することにより、上記被転写媒体搬送手段及び上記被転写媒体の移動方向に直交する直線を挟んで相反する方向へ傾斜した一対の線分からなるテストパターンを、上記被転写媒体搬送手段または上記被転写媒体に形成するテストパターン形成手段と、
    上記画像形成手段に対して上記被転写媒体搬送手段の上記移動方向下流側に設けられ、上記テストパターンを構成する上記各線分の少なくとも上記直線方向の一部が通過するのを検出する検出手段と、
    該検出手段が上記各線分の通過を検出したタイミングの差から、上記画像形成手段が形成する画像の位置を演算する演算手段と、
    を備え
    上記一対の線分は、それぞれ、上記直線方向に2ドット延びた後、上記移動方向の互いに異なる方向へ1ドット延びる階段状に形成され、かつ、上記各線分が上記移動方向へ1ドット延びる位置は、上記直線方向に互いに1ドットずれて配置されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 上記演算手段が演算した上記画像の位置に基き、上記画像形成手段が画像を形成する位置を補正する補正手段を、
    更に備えたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 被転写媒体搬送手段と共に移動する被転写媒体に画像を形成する画像形成手段を有する画像形成装置にて、上記画像形成手段により上記被転写媒体搬送手段または上記被転写媒体に形成されるテストパターンであって、
    上記被転写媒体搬送手段及び上記被転写媒体の移動方向に直交する直線を挟んで相反する方向へ傾斜した一対の線分からなり、その一対の線分は、それぞれ、上記直線方向に2ドット延びた後、上記移動方向の互いに異なる方向へ1ドット延びる階段状に形成され、かつ、上記各線分が上記移動方向へ1ドット延びる位置は、上記直線方向に互いに1ドットずれて配置されたことを特徴とするテストパターン
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