JP4277711B2 - ディスクブレーキ - Google Patents

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Description

本発明は、ブレーキパッドをディスクロータに向けて押圧部材によりシムを介して押圧するディスクブレーキに関する。
従来から、ブレーキパッドの裏金と、ブレーキパッドをディスクロータに向けて押圧する押圧部材(シリンダのピストン若しくは爪部)との間に、ブレーキ鳴き防止用のシム(シムプレート)が配設されたディスクブレーキが広く知られている。この種のディスクブレーキにおいて、シムに複数の凸部(ディンプル)を形成することで、小さい押圧力の制動時に於いて前記複数の凸部に押圧部材を接触させる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、裏金にシムを移動可能に装着し、ブレーキ作動時にシムの裏金に対する相対移動を許容することで、ブレーキ鳴きを低減する技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−329067号公報 特開平4−138137号公報
ところで、一般的に、上述の種のディスクブレーキには、裏金に対するシムの無制限な移動を防止するため、シムの移動範囲を規制する係止部が設定される。例えば、シムが爪部により裏金の外周部に引掛けられている構造では、裏金の外周部には、爪部の所定量以上の移動を規制するための壁部が形成される。かかる構成では、シムにはブレーキ作動時に押圧部材及び壁部から力が加わるが、これらの力の加わる点の位置関係によっては、押圧部材によるシムへの押圧荷重分布が不均一になり、ブレーキ鳴きを低減する妨げとなるという問題点ある。
そこで、本発明は、ブレーキ鳴きを効果的に低減することができるディスクブレーキの提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一局面によれば、ブレーキパッドをディスクロータに向けて押圧部材によりシムを介して押圧するディスクブレーキにおいて、
前記シムに作用してブレーキ作動時における前記ブレーキパッドに対する前記シムの移動を係止する係止部を備え、
前記シム上の前記係止部が作用する位置は、前記シム上の前記押圧部材が作用する位置に対してディスクロータの回転方向で下流側に設定されることを特徴とする、ディスクブレーキが提供される。
本局面において、前記係止部は、ディスクロータの正逆の回転方向に応じて、2箇所設定されてよく、この場合、前記シム上の前記それぞれの係止部が作用する各位置は、前記シム上の前記押圧部材が作用する位置に対してディスクロータの回転方向で対称に設定されてよい。
本発明によれば、ブレーキ鳴きを効果的に低減することができるディスクブレーキを得ることができる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、本発明によるディスクブレーキ10の一実施例を示す平面図(ディスク面に対して面直方向に見た平面図)であり、図2は、図1のA−A断面を示す図である。但し、図1では、ディスクブレーキ10の内部を示すため、シリンダボデー(キャリパ)が省略されている。
本実施例のディスクブレーキ10は、車体に対して固定されるマウンティングブラケット20(以下、単に「マウンティング20」という)を備える。マウンティング20には、パッドクリップ40によりブレーキパッド50(インナパッド50a及びアウタパッド50b)が支持されている。インナパッド50a及びアウタパッド50bは、車輪と共に回転するディスクロータ14を車両内外方向から挟み込むように配置される。
ブレーキパッド50は、図2に示すように、ディスクロータ14の摺動面に圧着される摩擦材56を備え、摩擦材56の裏側(ディスクロータ14側を表側として裏側)には、裏金(裏板)54が装着される。ブレーキパッド50の裏金54は、図1に示すように、ディスクロータ14の回転方向で、両端に凸部52を備える。裏金54の凸部52は、マウンティング20に形成される凹部(溝部)22にパッドクリップ40を介して支持される。尚、パッドクリップ40は、マウンティング20の凹部22内にブレーキパッド50の凸部52をフローティング状態で支持するように構成されてよく、図1の例では、ブレーキパッド50の凸部52は、ディスクロータ14の内周側に変位可能な状態で支持されている。
ディスクブレーキ10は、図2に示すように、シリンダボデー30(以下、単に「シリンダ30」という)を備える。シリンダ30は、マウンティング20にスライドピン等(図示せず)を介して取り付けられる。即ち、シリンダ30は、ディスクロータ14を車両内外方向で跨ぐスライドピン及びブッシュを介してマウンティング20に支持される。シリンダ30は、インナパッド50a及びアウタパッド50bを車両内外方向から挟み込むように配置されるピストン34と爪部32とを有する。シリンダ30には、典型的にはマスタシリンダ(図示せず)が液圧通路を介して連通している。シリンダ30に高圧流体が供給されると、ピストン34が爪部32方向に移動する。これにより、インナパッド50a及びアウタパッド50bは、ディスクロータ14の両摺動面を挟み込むようにピストン34及び爪部32により押圧され、ブレーキ作動が実現される。尚、ディスクブレーキ10は、ホイールの周方向で如何なる角度位置に配置されてもよい。
ブレーキパッド50の裏金54の裏側には、図2に示すように、後述するシム70が装着される。シム70の裏側には、シリンダ30のピストン34若しくは爪部32が当接・押圧される。従って、インナパッド50a及びアウタパッド50bは、それぞれのシム70を介してそれぞれピストン34若しくは爪部32からディスクロータ14に向かって押圧力を受けることになる。
図3は、本実施例のブレーキパッド50の裏側(裏金54及びシム70)を示す平面図であり、図4は、図3のB−B断面を示す図である。尚、以下では、インナパッド50a側の構成のみについて説明するが、アウタパッド50b側の構成についても同様である。
シム70は、図3に示すように、ブレーキパッド50の裏金54の背面に、裏金54の外周部を除いて略全体的に覆うように配設される。シム70の外周部には、フック(爪)部72が形成されている。フック部72は、裏金54に対して裏金54の基本面に平行な面内で移動可能となるように支持され、特に、ディスクロータ14の回転方向に実質的に対応する方向(図中の左右方向)に移動可能となるように支持される。具体的には、シム70のフック部72は、図4に示すように、裏金54の外周部に形成された凹部(溝部)55内に引掛けられ、凹部55内で移動可能に保持される。図3に示す例では、フック部72は、ピストン34との当接部54b(即ちピストン34の押圧部54b)より外側(図での左右方向外側)に設定され、押圧部54bを基準としてディスクロータ14の回転方向で対称に2箇所設けられている。但し、フック部72は、必ずしも当接部54bを基準に対称に形成される必要はなく、また、3箇所以上設定されてもよい。
尚、アウタパッド50b側についても、同様に、フック部72は、シム70の爪部32との当接部(爪部32の押圧部)より外側に設定され、爪部32の押圧部を基準としてディスクロータ14の回転方向で対称に2箇所設けられる。尚、上述の如く、以下の説明において、アウタパッド50b側の構成、特に「爪部32の押圧部」は「ピストン34の押圧部54b」に対応するものと解釈されるべきである。
本実施例において、ブレーキ作動時には、ブレーキパッド50の裏金54はディスクロータ14に圧着された状態になり、且つ、シム70はピストン34に押圧された状態になる。従って、ブレーキパッド50の裏金54は、シム70に対する移動を介してピストン34に対して移動することができる。かかる構成では、高圧によるブレーキ作動時等のようにマウンティング20やシリンダ30に変形が生じるような場合でも、ブレーキパッド50の裏金54はシム70に対して移動してマウンティング20の変形に追従することができるので、ブレーキパッド50の姿勢が安定し、ブレーキ作動時に生じうるブレーキ鳴きが効果的に抑制される。
ところで、シム70が裏金54に対して上述の如く移動すると、最終的には、フック部72が裏金54の凹部55の側壁に当接して係止され、シム70の裏金54に対する相対移動が規制されることになる。このシム70の移動が規制された状態で更にシム70の移動方向に力が作用すると、シム70には、ピストン34の押圧部54b、及び、凹部55の側壁に係止されているフック部72から力が作用する。この際、これらの力の作用点の位置によっては、ピストン34の押圧部54bにシム70に浮き上がり等の望ましくない変形が生じる場合があり、この場合、シム70上でのピストン34からの押圧荷重分布が不均一になり、ブレーキ鳴きが発生してしまう。
これに対して、本実施例では、シム70にフック部72を介して入力されるディスクロータ14の回転力の作用点は、シム70にピストン34の押圧部54bを介して入力される押圧力の作用点に対して、ディスクロータ14の回転方向で下流側(ディスクロータ14の出口側)に設定される。これにより、シム70にフック部72を介して入力されるディスクロータ14の回転力は、ピストン34の押圧部54bを支点としてシム70を面内引張方向に作用するので、ピストン34の押圧部54bにシム70が浮き上がるような変形は生ずることがない。これにより、ピストン34からの押圧力の分布(シム70上での面圧分布)が不均一になることがなく、ブレーキ鳴きを効果的に低減することが可能となる。
具体的には、図3を参照するに、シム70が裏金54に対して正規位置(ノミナル位置)にある際、フック部72の位置は、裏金54の凹部55内において、ピストン34の押圧部54b側、即ち裏金54の中心側に寄せられる。他言すると、シム70がノミナル位置にある際、フック部72と凹部55のシム中心側の側壁との距離aは、フック部72と凹部55の裏金外側の側壁との距離bに比して小さく設定される。
従って、本実施例では、図5(A)に示すように、反時計回りに回転するディスクロータ14の制動時には、シム70が裏金54に対して右方向に移動し(即ちディスクロータ14の回転方向とは逆方向に移動し)、最終的には図中左側のフック部72が図中左側の凹部55のシム中心側の側壁に当接することになる。同様に、時計回りに回転するディスクロータ14の制動時には、右側のフック部72が右側の凹部55のシム中心側の側壁に当接することになる。前者の場合、図5(A)のX−X断面図の図6(A)に示すように、ピストン34の押圧部54bで拘束されているシム70は、フック部72に作用する力により引張方向の力を受ける(時計回りの場合も同様)。従って、本実施例では、ピストン34の押圧部54bが浮き上がるような変形が生ずることはなく、ブレーキ鳴きが効果的に低減される。
一方、対照として、本実施例とは逆に上述の距離aが距離bより大きく設定される比較例では、図5(B)に示すように、反時計回りに回転するディスクロータ14の制動時には、図中右側のフック部72が図中右側の凹部55のシム外側の側壁に当接することになる。この場合、図5(B)のY−Y断面図の図6(A)に示すように、シム70のピストン34の押圧部54bは、フック部72との間に発生する圧縮方向の力により浮き上がる方向に変形し(図中、点線参照)、ピストン34からシム70への押圧力が不均一に作用することになる(時計回りの場合も同様)。即ち、この比較例では、ピストン34は、浮き上がったシム70を押圧する状態になるので、ブレーキパッド50の姿勢が不安定となり、ブレーキ鳴きが生じやすくなる。
以上説明したように、本実施例では、シム70に作用するこれらの2つの力、即ち、フック部72を介して入力されるディスクロータ14の回転力、及び、ピストン34の押圧部54bを介して入力される押圧力の作用点の位置を適切に設定することで、ピストン34の押圧部54b周辺での望ましくない変形を防止し、これにより、ブレーキ鳴きを効果的に低減することができる。
尚、本実施例において、裏金54の側縁とシム70の側縁との隙間Δは、図3に示すように、上述の裏金54に対するシム70の移動可能な量を考慮して、シム70の側部が裏金54からはみ出すことの無いように設定される。即ち、隙間Δは、フック部72の凹部55内での移動可能な量a(フック部72と凹部55のシム中心側の側壁との距離a)よりも充分大きく設定される。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述した実施例では、裏金54の外周部に凹部55を形成しているが、本発明は、特にこの構成に限定されることはなく、シム70のフック部72に、ピストン34の押圧部54bより外側で且つ該押圧部54bに対して外方向(ディスクロータ14の回転方向)に係止力が作用する構成であれば、如何なる構成であってよく、例えば、凹部55のシム外側の側壁が存在しない構成(即ち、図3の斜線部Tが存在しない構成)であってもよい。
また、上述した実施例ではシム70と裏金54との間の係止は、シム70のフック部72と裏金54の凹部55により実現されているが、本発明はこれに限定されることはなく、例えば、シム70側に形成した突起部を、裏金54側に形成した穴や凹部に貫通・嵌合させる構成であってもよく、若しくは、シム70側に形成した穴や凹部に、裏金54側に形成した突起部を貫通・嵌合させる構成であってもよい。これら場合であっても、例えば穴の大きさを適切に設定することで当該穴内での突起部の移動量を適切に規制することができ、更に、突起部の移動を規制する係止位置を、上述の如く、シムのピストン34等との当接部位に対してディスクロータの回転方向で下流側に設定することで、同様に、ブレーキ鳴きの原因となるシム70の浮き上がりを効果的に防止することができる。
また、上述した実施例において、裏金54とシム70との間に別のシムが配設されてもよい。この場合、当該別のシム(以下、「内側シム」という)は、裏金54に対して実質的に移動不能に取り付けられ、外側のシム70の滑り(移動)を容易にする機能を果たしてよい。かかる構成に於いては、内側シムに、上述の裏金54と同様の構成を付与してもよい。即ち、内側シムと外側のシム70との間には、シム70の移動を係止する係止部が設定され、当該係止部は、外側のシム70に、ピストン34の押圧部54bより外側の箇所で且つ該押圧部54bに対して外方(ディスクロータ14の回転方向)に係止力を作用させるものであればよい。
また、図中では、裏金54とシム70との間の係止部が、シム70の上側、即ちディスクロータ14の径方向外側に設定されているが、係止部はシム70の下側に設定されてもよい。この構成では、シリンダ30の爪部32による押圧部54bの幅がシム70の上側より下側の方が小さくなっている場合、シリンダ30の爪部32によるシム70の押圧部54bの外側に係止部を設定し易くなる。
本発明によるディスクブレーキ10の一実施例を示す平面図である。 図1のA−A断面を示す図である。 本実施例のブレーキパッド50のシム70を示す平面図である。 図3のB−B断面を示す図である。 図5(A)は、本実施例によるシム70移動時のブレーキパッド50の状態を示し、図5(B)は、比較例によるシム70移動時のブレーキパッド50の状態を示す図である。 図6(A)は、本実施例によるシム70における力の作用状態を示し、図6(B)は、比較例によるシム70における力の作用状態を示す図である。
符号の説明
10 ディスクブレーキ
14 ディスクロータ
20 マウンティング
22 凹部
40 パッドクリップ
50 ブレーキパッド
52 凸部
54 裏金
54b 押圧部
55 凹部
56 摩擦材
70 シム
72 フック部

Claims (4)

  1. ブレーキパッドをディスクロータに向けて押圧部材によりシムを介して押圧するディスクブレーキにおいて、
    前記シムに作用してブレーキ作動時における前記ブレーキパッドに対する前記シムの移動を係止する係止部を備え、
    前記シム上の前記係止部が作用する位置は、前記シム上の前記押圧部材が作用する位置に対してディスクロータの回転方向で下流側に設定されることを特徴とする、ディスクブレーキ。
  2. 前記係止部を2つ以上備え、それぞれの係止部は、前記シム上の前記押圧部材が作用する位置に対してディスクロータの回転方向で下流側に設定される、請求項1記載のディスクブレーキ。
  3. 前記シムが正規位置にある際、前記シムのフック部と前記ブレーキパッドの凹部の内側の側壁との距離(a)は、同フック部と同凹部の外側の側壁との距離(b)に比して小さく設定される、請求項1又は2記載のディスクブレーキ。
  4. 前記係止部は、ディスクロータの正逆の回転方向に応じて、2箇所設定されており、前記シム上の前記それぞれの係止部が作用する各位置は、前記シム上の前記押圧部材が作用する位置に対してディスクロータの回転方向で対称に設定される、請求項1〜3の何れかに記載のディスクブレーキ。
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