JPS63172027A - ディスクブレーキの摩擦パッド支持機講 - Google Patents

ディスクブレーキの摩擦パッド支持機講

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JPS63172027A
JPS63172027A JP29859987A JP29859987A JPS63172027A JP S63172027 A JPS63172027 A JP S63172027A JP 29859987 A JP29859987 A JP 29859987A JP 29859987 A JP29859987 A JP 29859987A JP S63172027 A JPS63172027 A JP S63172027A
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JP
Japan
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friction pad
rotor
friction
pad
portions
Prior art date
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Pending
Application number
JP29859987A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Hirashita
平下 宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akebono Brake Industry Co Ltd
Original Assignee
Akebono Brake Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Akebono Brake Industry Co Ltd filed Critical Akebono Brake Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディスクブレーキにおける摩擦パッド支持i
構に関するものである。
〔従来の技術〕
第6図は従来のディスクブレーキにおける摩擦バンド支
持機構を示している。
このディスクブレーキはシングルシリンダフローティン
グキャリパ型のもので、1は車両本体に取付けられるパ
ッドサポート、2はキャリパボディー、3は摩擦バンド
を示している。パッドサポート1はロータ(不図示)を
挟んで内側および外側にインナーサポート部1aおよび
アウターサポート部1bに夫々摩擦パッド3.3を配設
するための開口4.5が形成されている。摩擦バンド3
はその両端縁に突設されている係合突起6a、6bがパ
ッドサポート1の凹溝5a、4bに嵌入して、摩擦バン
ド3.3からのブレーキ接線力が全てパッドサポート1
のうちロータ回出側の凹溝(5a又は4b)に集中的に
加わる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、制動操作によってディスクロータ両面の摩擦
パッド3.3はサポート1の凹1f44bまたは5aに
パッドの係合突起6a、6bが嵌入された状態でディス
クロータ側に近接するように移動する。しかし、従来構
造では摩擦パッド3.3がピストン押圧されたとき、凹
溝4b、5aと係合突起6a、6bとの摺動抵抗のため
パッド而がロータ面に対して平行状態を維持して移動せ
ず、パッド3.3に偏摩耗が生じる問題があった。すな
わち、摩擦パッド3.3の中央部をピストン押圧しても
、両サイドの凹溝4b、5aの係合による摺動抵抗によ
って摩擦パッドが摺動抵抗の発生部を中心として第7〜
8図に示すような回転モーメントMx、Myが発生し、
このモーメントMx。
Myによってバンドが倒れ込んだ状態でロータと接触を
開始する。したがって、パッドの特にパッド外周縁やロ
ータ回出側での摩耗が激しく、均等摩耗とはならないと
いう問題を有していた。
本発明は、上記従来の問題点に着目し、摩擦バンドに偏
摩耗が発生することを防止できる構造としたディスクブ
レーキの摩擦バンド支持機構を提供することを目的とす
る。
〔問題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明に係るディスクブレ
ーキの摩擦パッド支持機構は、ディスクロータの両側に
対向して配置された摩擦パッドをサポートにより該ディ
スクロータの軸方向に移動自在に保持するとともにHa
 H擦パッドがらのブレーキ力を受けるようにしたディ
スクブレーキにおいて、前記摩擦パッドの内外周をそれ
ぞれ係合支持する係上部をサポートに形成する構成とし
た。
〔作用〕
上記構成によれば、制動操作によって摩擦パ。
ドがディスクロータ側に押圧されたとき、摩擦パッドへ
の摺動抵抗発生部はパッドのローフ径方向内周部と同外
周部となり、内外周に摺動抵抗が分散均等化される。こ
れにより摩擦バンドはディスクロータへ近接時に内周縁
側と外周縁側とで移動差がなくなり、内外周縁部が等距
離を保ってディスクロータに近接する。したがって、摩
擦バンドはロータ径方向内外周とも同時にディスクロー
タに接触することとなってロータ径方向に於ける偏摩耗
が防止される。
〔実施例] 以下本発明を図面に示す実施例に基づいて詳説する。
第1図は本発明によるディスクブレーキの摩擦パッド支
持機構の一実施例を示し、ディスクロータ側からインナ
ー側を見た側面図、第2図はそのアウター側から見た側
面図、第5図は本発明を有効に実施できるディスクブレ
ーキを示している。
図中、10はディスクロータ(不図示)を跨ぐように断
面U字形状に形成されたサポート1のインナーブリッジ
部、11はそのアウターブリッジ部を示し、インナーブ
リッジ部10の両端部に設けられたねじ孔11a、ll
aを介してサポートlが車両に螺着される。12はキャ
リパボディー13はキャリパボディー12に設けられた
摩擦バンド押圧用のピストンを示している。14は裏金
15の表面に摩擦部材16が固着された摩擦パッドを示
している。
摩擦パッド14の裏金15は左右対称の平面略扇形状に
形成されていて、下縁両端部に係合段部17.18が対
向して形成されるとともに、両肩部19.20が略直角
に形成されている。
インナーブリッジ部10及びアウターブリッジ部11に
は、摩擦バンド14を保持するための開口部21.22
が該摩擦パッド14の外形状に略合致して形成されてい
る。該開口部21.22の下縁部両側に摩擦パッド14
の係合段部17.18と係合して、摩擦バンド14の図
中左右力の移動を夫々規制し、摩擦パッド14.14か
らのブレーキ力を受ける第1係止段部23.24が形成
されている。また、インナーブリッジ部10の開口部2
1およびアウターブリッジ部11の開口部22の上部両
端には摩擦パッド14の肩部19.20と当接して摩擦
パッド14の左右方向の移動を制御する係止部25A、
26Aが形成され、また、上下方向の移動を夫々する係
上部25B、26Bが形成され、摩擦パッド14.14
からのブレーキ力を受けるようにしている。そして、こ
れら係止部25Aと25Bおよび26Aと26Bは両者
で平面り字形状の第2係止段部25.26を形成してい
る。この第2係止段部25.26はピストン13の押圧
中心0を通り、当該押圧中心0とディスクロータの回転
中心とを結ぶ線に対してほぼ直交する線上に設けられて
いる、27は摩擦パッド14とインナーブリッジ部lO
およびアウターブリッジ部11との保合面に夫々配置さ
れたパッドサポートプレートを示している。
以上が本実施例の構造であるが、次にその作用について
説明する。
なお、以下の作用説明において、摩擦パッド14の右側
係合段部17とインナーブリッジ部10およびアウター
ブリッジ部11の右側第1係止段部23との係合部を右
側第1アンカ一部a1左側係合段部18と左側第1係止
段部24との保合部を左側第1アンカ一部す、Ff!擦
パッド14の左側肩部19とインナーブリッジ部10お
よびアウターブリッジ部11の左側第2係止段部25と
の係合部を左側第2アンカ一部C1右側肩部20と右側
第2係止段部26との保合部を右側第2アンカ一部dと
称する。
ディスクロータが矢印A方向に回転している状態で制動
をかけると、ピストン13の押圧作用により摩擦バッド
14.14はディスクロータ側に向かって移動する。初
期にパッド14.14がロータに接触すると、ブレーキ
ノコは、サポートのブリッジ部の右側第1アンカ一部a
とサポートのロータ回出側メンバーの左側第2アンカ一
部Cで受け、その際、左側第2アンカ一部Cで支承され
たgaパッド14.14はピストン13の押圧中心0ま
わりのモーメントを受け、第3図に示すように、左右の
第2アンカ一部c、dにおける反力Fc、Fdにより摩
擦バンド14.14のモーメントF’ を抑える方向に
力が働く。
摩擦バンド14.14の内周側の第1アンカーaと外周
側の第2アンカーdに働く力Fa、Fdにより、摩擦バ
ッド14.14にはピストン13による押し出しの際、
摺動抵抗μFa、μFdが発生する。したがって、摩擦
バッド14.14は内外周の2カ所で摺動抵抗を受ける
ので、ロータ圧接に際して内周側と外周側で均等にバン
ドが移動し、パッドの倒れ込み状態による圧接が防止さ
れる。それ故、パッドは内外周での摩耗量の差がなくな
り偏摩耗が防止される。
また、この機構では、左側第2アンカ一部Cが抗力Fc
を発生するので、この部位でも摺動抵抗μFcが生じる
。したがって、摩擦バッド14.14のピストン13に
よる押し出し作用で、前述したロータ回入側での摺動抵
抗μFa、μFdにバランスしてロータ回出側で摺動抵
抗μFcが発生することになる。このため、摩擦バッド
14にはロータ回入側と回出側とに摺動抵抗が生じて回
入側のパッドのロータ回転方向に沿う前後で移動差が生
じない。それ故、パッド摩擦量のロータ回転方向に沿う
方向でも均一化できる。
一方、ディスクロータが矢印B方向に回転した状態で制
動をかけた場合、左側第1アンカ一部すと右側第2アン
カ一部dおよび左側アンカーCにより摩擦バッド14.
14のロータへの近接量が一定となり、摩擦バッド14
.14は全面的にロータと面接触され、偏摩耗の発生が
同様に抑えられる。
したがって、本実施例によれば、摩擦バッド14.14
の偏摩耗が存効に防止され、制動力の正しい伝達が行わ
れる。
更に、摩擦バンドからのブレーキ力をその対角線状の両
端部で受けるようにしていることから、ブレーキ力をサ
ポート1上で分散することができるので、サポート1の
変形が少なくなり、長時間使用後もノイズが出にくく、
ブレーキペダルのストロークも増加しない。
すなわち、サポート1の剛性を高くすることができる理
由は以下による。
1、第1アンカーとなっているインナーブリッジは両取
付ボルトの間にある為、接線力に対する剛性は最も高い
メンバーである。
2.7ウターブリツジにかかる接線力は常に同人、回出
両メンバーで支えるので変形が少ない。なおブリッジの
ないものは、パッドで両メンバーがつながっているもの
でも、クリアランスを埋めるまではどちらか一方のメン
バーでのみ支えることになる。
3、サポート1のブリッジは画人、回出両メンバーを互
いに近づける方向に変形するため、摩擦パッド端部に第
2アンカ一部を設けることで負荷を分散することができ
る。
4.ブリッジには圧縮力がかかるので、鋳鉄等の圧縮に
強い材料の特性を有効に利用できる。
また、摩擦パッドの裏金の形状は部分的にくびれだ箇所
がないので、変形が小さくノイズが発生しにくい。
さらに、摩擦パッドにかかるモーメントはサポートのみ
で抑えるため、キャリパボディーにひねりが加わらず、
制動時のスムーズな作動が保持できる。
また、さらに第1アンカ一部a、bをFj摩擦パッド内
周寄りに設けているので、摩擦パッドの外形状を横長に
することができ、第4図に示すように、ディスクロータ
による振れが大きくなる箇所e、fを充分に抑えること
ができ、これによってもノイズの発生を防ぐことができ
る。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、本発明によれば、摩擦バンド
をその内外周部で係止するようにしてロータ径方向に沿
う摩擦パッドの倒れ込みを防止したので、Fj摩擦パッ
ドロータと平行状態を保って近接圧接され、摩擦パッド
の偏摩耗を防ぐことができるといった効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の一実施例を示す側面図、第3
図は摩擦パッドに加わる摺動抵抗の関係を示す説明図、
第4図は第1アンカ一部の作用を示す平面図、第5図は
本発明をを効に実施できるディスクブレーキを示し、第
5図(イ函同面図、第5図(ロ)は平面図、第5図(ハ
)は側面図、第6図は従来の摩擦バッド支持機構の側面
図、第7図は摩擦パッドに発生するモーメントを説明す
る縦断面図、第8図は同平面図を示している。 1−サポート、10− インナーブリッジ部、11−ア
ウターブリッジ部、12−キャリパボディー、13−ピ
ストン、14・−摩擦部材、15−・−裏金、16−・
摩擦部材、17.1 B −係合段部、19.20−−
一肩部、21.22−・−・開口部、23.24・−第
1係止段部、25.26−・−・第2係止段部、27−
 サポートプレート。 第3図 (μFa) 第4図 第7図 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ディスクロータの両側に対向して配置された摩擦
    パッドをサポートにより該ディスクロータの軸方向に移
    動自在に保持するとともに該摩擦パッドからのブレーキ
    力を受けるようにしたディスクブレーキにおいて、前記
    摩擦パッドのロータ径方向内外周をそれぞれ係合支持す
    る係止部をサポートに形成したことを特徴とする摩擦パ
    ッド支持機構。
JP29859987A 1987-11-26 1987-11-26 ディスクブレーキの摩擦パッド支持機講 Pending JPS63172027A (ja)

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JP29859987A JPS63172027A (ja) 1987-11-26 1987-11-26 ディスクブレーキの摩擦パッド支持機講

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JP29859987A JPS63172027A (ja) 1987-11-26 1987-11-26 ディスクブレーキの摩擦パッド支持機講

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JP62084426A Division JPH0715292B2 (ja) 1987-04-06 1987-04-06 デイスクブレ−キの摩擦パツド支持機構

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JPS63172027A true JPS63172027A (ja) 1988-07-15

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ID=17861819

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5060766A (en) * 1988-02-23 1991-10-29 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Disc brake assembly

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6159031A (ja) * 1984-08-29 1986-03-26 Mazda Motor Corp 自動車のデイスクブレ−キ装置

Patent Citations (1)

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