JP4277646B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Description

本発明は、各種施設や景勝地点等の関連性のある複数のPOI(Point of Interest)情報を用いて、車両の目的地の設定や経路探索等を行うナビゲーション装置に関する。
従来より、各種施設や景勝地などを表す地点情報であるPOI情報をデータベース化して予め用意しておき、目的地設定等を行うに際して、POI情報を含むデータベースに対して検索処理を行う技術が知られている。
これに対し、従来では、使用者の状況によっては必ずしも地点という形での目的地を意図しておらず、例えば、仮の目標として漠然と「軽井沢」という地域を目的地として設定したいという意図に対して目的地設定処理や経路探索処理を行うことを目的として、下記の特許文献1などに記載された技術が提案されている。
この特許文献1に記載されたナビゲーション装置では、地点より広い範囲を示す地域という形態で入力された地域を目的地(目的地域)として設定し、当該目的地域に至る経路を算出している。このようなナビゲーション装置では、設定した目的地域内に進入する一又は複数の地点を目的地域進入点として選択し、次に目的地域内に存在する全て又は一部のPOIを目的候補地点として選択する。次に、このナビゲーション装置では、各目的地域進入点から各目的候補地点に到達するまでの経路コスト(走行距離や走行時間)を各々の組み合わせで求め、当該複数の経路コストに基づいて、目的候補地点うち最も行き易い目的地域進入点を案内対象点として決定する。そして、このナビゲーション装置では、決定した案内対象点を目的地域の代表地点として、出発地からの経路情報を作成して提示する。
このようなナビゲーション装置によれば、例えば「軽井沢」という地域名を指定するだけで暫定的な経路案内情報を使用者に提示することが可能となり、更には、目的地域内の目的候補地点を選択させるに際して、例えば「スポーツ」という訪問目的が入力されても、軽井沢という地域範囲に含まれるPOI情報のうち運動施設のみを目的候補地点として選択させることも可能となる。
特開2002−243477号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載されたナビゲーション装置では、使用者がある地域に到達しようと意図していることを前提とし、目的地域が入力された場合に当該目的地域に含まれる合理的な代表地点を求めていたので、代表地点(案内対象点)を定めるために必要な目的地域進入点を選択するためには、入力された目的地域を表す領域が境界線によって明確に定義されていなくてはならず、使用者の意図に沿った目的地を設定できない場合があった。
すなわち、このナビゲーション装置では、使用者が明確に地域を指定した場合には、効果的に経路案内情報を提供することができる反面、例えば「横浜環状2号ラーメン激戦区」のような検索条件が入力された場合、当該検出条件が複数のラーメン店を示すPOI情報の集中する条件ではあるが地域(領域)が明確に定義されておらず、データベースとして管理されている1つの地域に該当しないことになる。
また、このナビゲーション装置では、意図するPOI情報が集中している地域であるが使用者が地名を知らない地域である場合には、使用者によりPOI情報の検索を行わせて、使用者の意図に該当するPOI情報が選択された場合にしか経路探索を行うことができず、暫定的にPOI情報が集中する地域までの経路を求めることができなかった。
そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、使用者の意図するPOIが集中して存在している場所に対する処理を簡単に行わせることができるナビゲーション装置を提供することを目的とする。
本発明に係るナビゲーション装置では、地図を示す地図情報と、当該地図情報に含まれる地点に関する種別及び位置座標を示す地点情報と、近接した位置座標であって同種別の地点情報を構成要素とし単一の位置座標と対応づけられて登録された地点群情報とを記憶手段に記憶しておき、入力手段により生成された操作入力情報によって処理対象が地点情報であると判定した場合には記憶手段に記憶された地点情報を用いて、演算処理手段によってナビゲーション処理を行い、入力手段により生成された操作入力情報によって処理対象が地点群情報であると判定した場合には記憶手段に記憶された地点群情報を用いて、演算処理手段によってナビゲーション処理を行うことにより、上述の課題を解決する。
また、本発明に係る他のナビゲーション装置では、地図を示す地図情報と、当該地図情報に含まれる地点に関する種別及び位置座標を示す地点情報と、近接した位置座標であって同種別の地点情報を構成要素とし単一の位置座標と対応づけられて登録された地点群情報とを記憶手段に記憶しておく。そして、このナビゲーション装置において、目的地又は経由地を設定するときに、演算処理手段は、地点群情報を目的地又は経由地に設定する操作入力情報が入力手段により生成された場合に、車両の現在位置と地点群情報により示される位置座標との距離が遠距離である場合には、地点群情報により示される位置座標を目的地又は経由地に設定し、車両の現在位置と地点群情報により示される位置座標との距離が近距離である場合には、地点群情報に含まれる構成要素の何れかの地点情報により示される位置座標を目的地又は経由地に設定することにより、上述の課題を解決する。
本発明に係るナビゲーション装置によれば、位置座標が近接した同種別の地点を構成要素とした地点群を記憶しておき、使用者の操作によって処理対象が地点であると判定した場合には地点情報を用いたナビゲーション処理を行い、処理対象が地点群であると判定した場合には地点群情報を用いたナビゲーション処理を行うので、同種別の地点が集中している地域に対するナビゲーション処理を、単一の地点に対するナビゲーション処理と同等に行うことができ、使用者の意図する地点が集中して存在している場所を処理対象としたナビゲーション処理を簡単に行うことができる。
更に、このナビゲーション装置によれば、地点群を目的地又は経由地に設定する操作入力情報を入力した場合に、車両の現在位置と地点群により示される位置座標との距離が遠距離である場合には、地点群を目的地又は経由地に設定し、車両の現在位置と地点群により示される位置座標との距離が近距離である場合には、地点群に含まれる構成要素の何れかの地点を目的地又は経由地に設定するので、自車両が目的地から離れている状態では個々の地点を目的地として設定するような煩わしい操作を行わせることなく簡易に暫定的な経路を設定し、目的地に近づいた状態では実際に訪問する地点を検討した上での詳細な経路を設定することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本発明は、例えば図1に示すように構成されたナビゲーション装置に適用される。
[ナビゲーション装置の構成]
このナビゲーション装置は、車両に搭載されて、目的地や経由地の設定処理、誘導経路を設定する誘導経路設定処理、車両の乗員(使用者)に誘導経路を提示する経路誘導処理等の各種のナビゲーション処理を行うものである。このナビゲーション装置は、例えばインストルメントパネル内に設けられた演算処理部1に、使用者から視認可能な位置に設けられた入力部2及び出力部3、車両内配線により結線された現在位置取得部4及び記憶部5が接続されて構成されている。
入力部2は、例えば押圧スイッチやジョグダイヤル等の操作機構を備え、当該操作機構が使用者に操作されることにより、操作入力情報を生成して、演算処理部1に出力する。この入力部2に対してなされる操作は、ナビゲーション装置が行う処理を指定する操作であって、入力部2は、当該操作内容を示す操作入力情報を生成する。なお、この入力部2は、例えば操作用リモートコントローラからの無線信号を受信して操作入力情報を生成するものであっても良く、更には出力部3と一体化されたタッチパネルを備えて出力部3に対する接触位置に応じて操作入力情報を生成するものであっても良く、使用者が発話した音声に対して音声認識処理を行って操作入力情報を生成するものであっても良い。
出力部3は、例えば液晶ディスプレイ装置やCRT(cathode ray tube)装置からなり、演算処理部1からの表示データを用いて車両の現在位置表示や地図表示、各種設定画面表示、処理結果表示等を行う。これにより、出力部3では、演算処理部1のナビゲーション処理の処理結果である各種情報を使用者に提示する。また、出力部3は、音声出力装置を備え、演算処理部1からの音声データや提示情報を用いて、音声合成処理を行って放音させて、各種情報を使用者に提示するものであっても良い。
なお、以下のナビゲーション装置の説明においては、出力部3に表示した表示内容に従った音声を入力部2で入力して、操作入力情報として演算処理部1に出力する場合について説明する。
現在位置取得部4は、例えばGPS(Global Positioning System)センサや車速センサ、ジャイロセンサからなり、自車両の現在位置情報を取得して演算処理部1に出力する。この現在位置情報は、自車両の現在位置を、例えば緯度及び経度の形式で表現した情報である。
記憶部5は、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Video Disc/Digital Versatile Disc)などの不揮発性の記憶媒体に対して再生処理を行う再生装置や、POI(Point of Interest)情報を動的に作成したり記憶するような場合には情報の書き換えが可能な媒体に対して記録再生処理を行うハードディスク装置からなる。
この記憶部5には、地点検索用のPOI情報が記憶されている。このPOI情報は、単一の各種施設や位置座標を示す地点情報であるPOIデータと、当該POIデータを構成要素とする地点群情報であるPOI群データとがデータベース化されて構成されている。また、この記憶部5には、地図道路や背景データを含む地図表示したり、経路探索をするための道路ネットワークデータである地図情報や、ナビゲーション装置に対する操作を行わせるための設定画面データが記憶されている。
演算処理部1は、例えばCPU(Central Processing Unit)、内部ROM(Read Only Memory)等で構成され、目的地設定処理や経路誘導処理等の各種ナビゲーション処理を行うプログラムを内部ROMに記憶しておき、当該プログラムをCPUにより実行することにより、図1に示すような各機能部を実現している。すなわち、この演算処理部1は、入力部2と接続されたPOI情報管理部11、現在位置取得部4と接続された表示位置決定部12、出力部3と接続された出力情報作成部13、記憶部5と接続されたデータ検索部14、経路探索部15を備えて構成されている。
出力情報作成部13は、POI情報管理部11の制御に従って、出力部3で出力すべき画面データ、地図情報や現在位置情報の表示位置、POI情報がデータ検索部14から供給されると共に、経路探索結果が経路探索部15から供給される。この出力情報作成部13は、供給された情報を用いて出力部3で表示させる表示データを作成する。
表示位置決定部12は、現在位置取得部4からの現在位置情報を入力して、出力部3の表示画面内での自車両の表示位置を決定する。また、この表示位置決定部12は、入力部2からの操作入力情報を入力して、表示画面内での自車両の表示位置を変更する。このように表示位置決定部12により決定された表示画面内での自車両の表示位置情報は、データ検索部14に送られ、地図情報と共に出力情報作成部13に出力される。これにより、出力部3は、出力情報作成部13により作成された表示データを入力することにより、地図及び自車両位置等を使用者に提示する。
経路探索部15は、データ検索部14から送られた地図情報を用いて、自車両の現在地、目的地、経由地に基づいて自車両が走行する最適経路を示す経路探索処理を行う。この経路探索処理によって得られた経路探索結果は、出力情報作成部13に送られる。
データ検索部14は、POI情報管理部11の制御に従って、記憶部5に記憶された情報を検索すると共に、記憶部5に記憶されているPOI情報を更新する。このデータ検索部14は、出力部3に地図表示をさせる場合には地図情報を検索して表示位置情報と共に出力情報作成部13に出力し、ナビゲーション装置に対する設定操作が行われている場合には設定画面データを検索して出力情報作成部13に出力する。また、データ検索部14は、経路探索部15により経路探索処理を行う場合には、経路探索処理に必要な地図情報を検索して経路探索部15に出力する。更に、データ検索部14は、地図に重畳させてPOIを表示させるときには、当該地図に該当するPOIデータを読み出して、出力情報作成部13に出力する。更にまた、データ検索部14は、POI情報を更新する情報がPOI情報管理部11から出力された場合には、記憶部5のPOI情報を書き換える処理を行う。
POI情報管理部11は、入力部2からの操作入力情報を入力すると共に、現在位置取得部4からの現在位置情報を入力する。このPOI情報管理部11は、操作入力情報が示す操作指示の対象が個々のPOIデータであるかPOI群データかを認識する。また、POI情報管理部11では、現在位置情報から自車両位置に近接するPOI情報を認識し、当該POI情報を出力部3で出力するように出力情報作成部13及びデータ検索部14を制御したり、記憶部5に記憶されたPOI情報を更新するようにデータ検索部14を制御する。なお、このPOI情報管理部11の制御によって行われるPOI情報作成処理、表示制御処理、目的地設定処理及び経路誘導処理の詳細な内容については後述する。
このように構成されたナビゲーション装置において、記憶部5には、例えば図2に示すようなPOI情報が記憶されている。このようなPOI情報は、後述するが、地点検索や目的地設定の対象となる。
このPOI情報は、各データを区別するためのIDを示すID情報21に、固有の名称を示す名称情報22、現在位置取得部4により検出する緯度及び経度に対応した位置座標を示す位置座標情報23、POIを種別で区別するための種別情報24、POIを地図表示するときの縮尺の指標を示す表示レベル情報25、地図を再表示させる時の縮尺を示す再表示縮尺情報26、POI群データの構成要素であるPOIデータのIDを示す構成要素リスト情報27、及びPOI群データの構成要素となっている時のPOI群データのIDを示す群番号情報28が対応づけられて記憶されている。なお、図示はしないが、各POIデータには、POIの詳細な情報を示す詳細情報が対応づけられている場合がある。この詳細情報は、使用者の操作によってデータ検索部14により読み出されて、出力部3で提示される。
このPOI情報において、名称情報22,位置座標情報23、種別情報24は、後述する各種のナビゲーション処理時においてデータ検索部14の検索対象となる。すなわち、このナビゲーション装置では、目的地や経由地を設定するときに入力部2からPOI情報管理部11にPOIを指定する操作入力情報が入力された場合には、データ検索部14により、当該操作入力情報が示すPOIの内容と、記憶部5に記憶されたPOI情報の各情報22〜24とを比較する。そして、データ検索部14では、操作入力情報が示すPOIの内容と一致するPOIデータの位置座標情報23を目的地や経由地を示すPOIデータとして出力情報作成部13や経路探索部15に出力する。
表示レベル情報25は、その値が「1」〜「9」の8段階の表示レベルを示す。この表示レベルは、地図の表示縮尺に応じて、POIの名称を表示又は非表示とするレベルを段階的に示す情報である。
具体的には、表示レベルは、例えば値が「1」である場合には、500万分の1〜50万分の1の縮尺の広域地図表示に重畳させてPOIを表示し、20万分の1よりも詳細な縮尺の地図表示でPOIを重畳させて表示しないように設定されている。また、表示レベルの「5」は、10万分の1〜2万分の1の中間縮尺の地図表示でのみPOIを重畳させて表示するように設定され、表示レベル9は、5000分の1以上の詳細な縮尺の地図表示(例えば市街地図)でしかPOIを重畳させて表示しないように設定されている。したがって、出力情報作成部13では、POIを表示させるに際して、表示レベル情報25を参照してPOIの名称を表示させるか否かを判定して、地図の表示データを作成することになる。
再表示縮尺情報26は、あるPOIを重畳させた地図を表示レベル情報25に従って表示させた後に、当該POIの周辺地図を改めて表示させる操作がなされた場合に、当該POIが示す施設等の表示全体を表示画面内で表示することができる縮尺が設定されている。具体的には、広大な敷地の自然公園や施設、湖のような自然景観など、ある程度広い面積を占めるPOIの場合は、周辺地図を再表示させる時にPOIが示す施設等の全体を概観できる縮尺に切り替えて表示することにより、使用者にPOIを認識させやすくする。
したがって、データ検索部14では、入力部2から地図を再表示させる操作入力情報をPOI情報管理部11から入力した場合には、再表示縮尺情報26を参照して、POIが示す施設等の領域全体を表示画面内に収めることができる縮尺の地図のうち、最も詳細な縮尺の地図を読み出して、出力情報作成部13に供給することによりPOIを含む地図を再表示させる。なお、再表示縮尺情報26は、駅や店舗等の小規模施設を示すPOIデータについては、再表示縮尺が設定されていない。したがって、ナビゲーション装置では、再表示縮尺情報26が設定されていないPOIを含む地図を再表示させるに際しても、表示レベル情報25に従ってPOIを表示することになる。
更に、記憶部5には、上述したような各種情報21〜26及び群番号情報28を含むPOIデータ31と、当該POIデータ31を構成要素とするPOI群データ32とが、データ検索部14のデータ検索処理において同等に参照可能な形態(データ構造)で記憶されている。このPOI情報は、単一の地点に存在する鉄道駅や店舗を示すPOIがPOIデータ31として記憶され、当該各POIデータ31を構成要素として複数のPOIデータ31を包括的に示すデータがPOI群データ32として区分されている。
POI群データ32は、同じ種別情報24であって、位置座標情報23が近接している複数のPOIが存在する場合、当該複数のPOIを構成要素としたPOI群を示す。このPOI群データ32には、同じ種別情報24及び近接した位置座標情報23を含む複数のPOIデータ31のID情報21を示す構成要素リスト情報27が含まれる。これに対し、POIデータ31には、構成要素として設定されたPOI群データ32のID情報21を示す群番号情報28が含まれる。
具体的には、POI群データ32は、名称情報22としてPOI群の名称である「環状2号沿線ラーメン店群」が設定され、当該「環状2号沿線ラーメン店群」の構成要素を示す構成要素リスト情報27として、POIデータ31のID情報21である「36」、「37」、「38」、「39」が設定されている。すなわち、POI群データ32には、ID情報21が「36」であって名称が「ラーメン店1」のPOIデータ31、ID情報21が「37」であって名称が「ラーメン店2」のPOIデータ31、ID情報21が「38」であって名称が「ラーメン店3」のPOIデータ31、ID情報21が「39」であって名称が「ラーメン店4」のPOIデータ31が構成要素として登録されている。
更に、POI群データ32には、ID情報21が「36」〜「39」のPOIデータ31とは異なり、複数のPOIデータ31の名称情報22を一画面内の地図で表示させるための再表示縮尺情報26が設定されている。
これに対し、POI群データ32の構成要素リスト情報27にID情報21が登録されたPOIデータ31は、群番号情報28としてPOI群データ32のID情報21である「174」が登録されている。また、POIデータ31には、構成要素リスト情報27が設定されず、POI群データ32には、群番号情報28が設定されないようになっている。このようにPOIデータ31及びPOI群データ32が設定されていることにより、複数のPOI(店舗)をまとめて一つのPOIとして提示するようにしている。
このようなPOI群データは、予め記憶部5に書き換え禁止とした固定データとして記憶されていても良く、適宜動的に作成されるようにしても良い。
[POI情報作成処理]
つぎに、上述したように構成されたナビゲーション装置において、POI群データを動的に作成するPOI情報作成処理の処理手順について説明する。なお、このPOI情報作成処理は、例えば演算処理部1の構成を実現するCPUの処理負荷が少なくなったタイミングで開始して経路誘導処理等と並列して行ってもよい。
このPOI情報作成処理では、先ずステップS1において、POI情報管理部11により、POI群データを作成する処理対象範囲を定める。ここで、処理対象範囲とは、位置座標情報23で示されるPOIの範囲であって、後述する矩形領域よりも広大な位置座標の範囲が予め設定されている。
そして、POI情報管理部11では、処理対象範囲を示す情報をデータ検索部14に送り、位置座標情報23を参照して処理対象範囲に含まれる全てのPOIデータを読み出すようにデータ検索部14を制御し、処理対象範囲に含まれる全てのPOIデータを対象POI母集合Sとする。
次のステップS2においては、POI情報管理部11により、対象POI母集合SにPOIデータが含まれるか否かを判定することにより、対象POI母集合Sが空集合か否かを判定する。すなわち、POI情報管理部11では、ステップS1におけるデータ検索部14の検索結果に基づいて、処理対象範囲に該当するPOIデータが存在しないか否かを判定する。そして、POI情報管理部11では、対象POI母集合Sが空集合であると判定した場合には処理を終了し、対象POI母集合Sが空集合でないと判定した場合にはステップS3に処理を進める。
ステップS3においては、POI情報管理部11により、対象POI母集合Sに含まれる1つのPOIデータを選択して、構成要素Aとして暫定POI群構成要素リストLに登録する。この暫定POI群構成要素リストLは、POI情報作成処理の処理結果であるPOI群データの構成要素となる可能性があるPOIデータを暫定的に登録したリストとなる。
ステップS4においては、POI情報管理部11により、ステップS3にて暫定POI群構成要素リストLに登録した構成要素Aに含まれる位置座標情報23が示す位置座標と近接した位置座標のPOIデータを検索するために、当該構成要素Aを含む位置座標の矩形領域を設定する。すなわち、POI情報管理部11は、POI群データの位置的な処理対象範囲を設定する。
このとき、POI情報管理部11では、図4に示すように、構成要素Aに含まれるPOIの位置座標から、最大緯度及び最小緯度、最大経度及び最小経度を求め、矩形領域の最大緯度Bmax、最小緯度Bmin、最大経度Lmax及び最小経度Lminを設定することにより、位置的な処理対象範囲を設定する。なお、暫定POI群構成要素リストLに登録された構成要素Aが一つである場合には、POI情報管理部11は、最大緯度Bmax及び最小緯度Bminを構成要素Aの緯度に設定し、最大経度Lmax及び最小経度Lminを構成要素Aの経度に設定する。
また、POI情報管理部11では、矩形領域の外端位置から予め設定した拡張幅Dだけ拡張した外端領域を設定する。すなわち、POI情報管理部11では、矩形領域の最小緯度Bminから所定緯度B0を減算した緯度、最大緯度Bmaxに所定緯度B0を加算した緯度、最小経度Lminから所定経度L0を減算した経度、最大経度Lmaxに所定経度L0を加算した緯度となるように矩形領域を拡張して、外端領域を設定する。ここで、所定緯度B0及び所定経度L0は、「近接」しているか否かの判断基準として予め定めた拡張幅Dを緯度及び経度の値に換算して予め記憶されている。
次いで、POI情報管理部11では、外端領域及び矩形領域を含む位置座標をデータ検索部14に送り、当該外端領域に含まれる位置座標を示す位置座標情報23及び同じ種別を示す種別情報24を含むPOIデータを検索するようにデータ検索部14を制御する。なお、検索対象とするPOIデータは、必ずしもステップS1で定めた対象POI母集合Sに含まれるPOIデータに限定せず、対象POI母集合S外のPOIデータであっても良い。これは、対象POI母集合Sは、POI情報作成処理を現実的な時間内に実行するために便宜的に定めた範囲であり、同じ種別のPOIデータが対象POI母集合Sの内側と外側にまたがって近接している場合もあり得るためである。
次のステップS5においては、POI情報管理部11により、ステップS4にて設定した矩形領域に、ステップS3で選択された構成要素Aと同じ種別の種別情報24を含むPOIデータであって、暫定POI群構成要素リストLに登録されていないPOIデータが存在するか否かを判定する。
そして、POI情報管理部11では、データ検索部14からの検索結果にPOIデータが含まれる場合には、構成要素Aと近接した同種別のPOIデータが存在すると判定し、ステップS6において当該POIデータを暫定POI群構成要素リストLに登録してステップS4に処理を戻す。これにより、POI情報管理部11では、新たに登録したPOIデータを構成要素Aとして含む矩形領域を設定することにより近接判断の基準値を更新し(ステップS4)、近接した同種別のPOIデータが存在するか否かの判定を繰り返し行うことで(ステップS5)、同種別且つ近接したPOIを収集する。
一方、POI情報管理部11は、データ検索部14からの検索結果にPOIデータが含まれていない場合には、構成要素Aと近接した同種別のPOIデータが存在しないと判定してステップS7に処理を進める。
ステップS7においては、POI情報管理部11により、暫定POI群構成要素リストLに構成要素Aとして含まれるPOIデータ数が所定数以上か否かを判定する。そして、POI情報管理部11では、構成要素AのPOIデータ数が所定数(例えば5個)以上であると判定した場合にはステップS8に処理を進め、構成要素AのPOIデータ数が所定数以上でない場合にはステップS9に処理を進める。
ステップS8においては、POI情報管理部11により、暫定POI群構成要素リストLの構成要素AとなっているPOIデータをPOI群に設定し、新たなPOI群データを作成する。そして、POI情報管理部11では、作成した新たなPOI群データを記憶部5に記憶させるようにデータ検索部14を制御する。
このとき、POI情報管理部11では、新たに作成したPOI群データの構成要素リスト情報27を構成要素AとなっているPOIデータのIDに設定し、構成要素AとなっているPOIデータの群番号情報28を新たに作成したPOI群データのIDに設定する。
また、POI情報管理部11では、構成要素AとなっているPOIデータの名称情報22や位置座標情報23、種別情報24に基づいて、POI群データの名称情報22を作成する。具体的には、POI情報管理部11は、各POIデータの位置座標に近接する道路リンクを読み出すようにデータ検索部14を制御して、それらに共通の路線名、例えば環状2号などが付与されているかを調べて共通した路線名が存在した場合には、当該路線名と各POIデータの種別名とを組み合わせて「(路線名)沿線(種別名)群」といった名称情報22を作成する。これに対し、共通の路線名が存在しない場合には、各POIデータが存在する地図情報から地名を調べ、最も多くのPOIデータに共通に付けられている地名を用いて「(地名)(種別名)群」といった名称情報22を作成する。このとき、POI情報管理部11は、名称情報22を作成するに際して使用する位置座標を各POIの緯度及び経度の平均値から求める。また、POI情報管理部11は、例えば各POIの緯度及び経度の平均値を求めて、POI群データについての単一の位置座標情報23を作成する。
更に、POI情報管理部11は、再表示縮尺情報26を、POIデータの位置座標の分布に応じて求める。このとき、POI情報管理部11は、ステップS4で定めた緯度及び経度の最大値及び最小値から全POIを包含する最小の矩形領域を求めて、矩形領域が表示画面内に収まる最も詳細の縮尺に設定する。
更にまた、POI情報管理部11は、POI群データの表示レベル情報25を作成するに時には、POI群データに含まれる全POIを表示するためには、各POIを表示させる表示縮尺より広域縮尺の地図で表示されるべきであるので、例えば各POIデータに設定されている表示レベルの中で最も広域表示を行う表示レベルよりも、1段階大きい縮尺で表示させるように1段階高い表示レベルに設定する。また、POI情報管理部11は、再表示縮尺情報26に設定した縮尺で表示する矩形領域を求めて、当該矩形領域の大きさが広い場合はさらに高い表示レベルに設定しても良い。
一方、ステップS9においては、POI情報管理部11により、ステップS7にて構成要素AとなっているPOIデータ数が所定数に満たないのでPOI群として登録するほどまでにPOIが集中して存在していないと判定して、対象POI母集合Sから暫定POI群構成要素リストLに含まれている構成要素A(POIデータ)を削除する。これにより、POI情報管理部11では、当該POIデータを処理対象外とし、暫定POI群構成要素リストLをクリアし、ステップS2に処理を戻して他のPOI群データを作成する処理に移行する。
このとき、POI情報管理部11では、前述のように暫定POI群構成要素リストLに対象POI母集合S外のPOIデータも含まれている可能性があり、その場合には対象POI母集合Sと暫定POI群構成要素リストLに共通に含まれるPOIデータのみを対象POI母集合Sから削除する。
[表示制御処理]
つぎに、上述したPOI情報作成処理によって作成されたPOI群データを参照して、POI群データの構成要素とされたPOIを表示する表示制御処理について説明する。
演算処理部1では、POI群データに対して地図表示、地図呼び出し表示、地点登録、詳細情報表示等の表示制御処理を行う場合には、POI群データに含まれる各POIデータを表示する処理と同様の処理を行う。
演算処理部1では、地図表示を行う場合には、表示位置決定部12で決定した表示範囲に従ってデータ検索部14により地図描画に必要な地図情報を読み出し、当該地図情報を用いて出力情報作成部13により表示データを作成する。このとき、出力情報作成部13では、POIデータやPOI群データに含まれる表示レベル情報25を参照して、現在の縮尺で地図表示にPOIを重畳させて表示するか非表示とするかを決定して、表示データを作成する。
これにより、演算処理部1では、広域縮尺で地図表示させている場合においてはPOI群を表示することになり、詳細縮尺で地図表示させている場合においては各POIを表示することになる。また、演算処理部1では、地図の再表示、地点登録、詳細情報表示についてもPOI及びPOI群について同様の表示制御処理を行う。
具体的には、出力部3によって図5に示すような地図41を表示させている場合において、例えば使用者が地図上に示されている「環2ラーメン群」というPOI群の名称を音声で入力すると、POI情報管理部11は、地図41に重畳させて図6に示すような操作入力コマンドメニュー42を表示させるように出力情報作成部13を制御する。この操作入力コマンドメニュー42は、現在の演算処理部1の状態に基づいて、入力部2からの操作入力情報によって演算処理部1で処理可能な内容を使用者に提示している。
そして、POI情報管理部11では、入力部2から「呼出表示」を指定する操作入力情報を入力した場合には、当該操作入力情報の内容及び「環2ラーメン群」をキーとしてPOI情報に対する検索処理を行うようにデータ検索部14を制御する。そして、データ検索部14では、検出した「環2ラーメン群」を名称とするPOI群データ及び地図情報を出力情報作成部13に出力する。これに応じ、出力情報作成部13では、POI群データの位置座標情報23及び再表示縮尺情報26を参照して、当該座標位置を中心とした再表示縮尺の地図を示す表示データを作成して出力部3に表示させることにより、図7のようなPOI群データの構成要素となっているラーメン店を示すPOIを含む地図41を提示する。
また、POI情報管理部11では、図6に示す地図41及び操作入力コマンドメニュー42を表示している状態において、入力部2から「地点登録」を指定する操作入力情報を入力した場合には、「環2ラーメン群」を名称とするPOI群データの位置座標情報23を使用者の好みの地点として記憶部5に記憶するようにデータ検索部14を制御する。このとき、データ検索部14では、例えば予め設定された「使用者の好みの地点リスト」と、「環2ラーメン群」なる名称情報22及び位置座標情報23とを対応づけて記憶することにより、登録する。これにより、演算処理部1では、次回の操作時において、別メニューから直接呼び出したり、表示する名称や意匠を自由に編集したりすることを可能とする。
更に、POI情報管理部11では、図6に示す地図41及び操作入力コマンドメニュー42を表示している状態において、入力部2から「詳細情報表示」を指定する操作入力情報を入力した場合には、予め定められた詳細情報がある場合は当該詳細情報を読み出して、図8に示すような詳細情報43を表示させる。また、POI情報管理部11では、上述したPOI情報作成処理により作成したPOI群データのように詳細情報を含んでいない場合には、POI群データに含まれる名称情報22、構成要素リスト情報27に登録されたPOIデータの名称情報22等を出力情報作成部13に送って表示させるようにデータ検索部14を制御する。
更にまた、POI情報管理部11は、図5に示す地図41を表示している状態において、入力部2から「△△の森」を指定する操作入力情報を入力して図6に示すような操作入力コマンドメニュー42を表示させた場合に、「呼出表示」が選択されて△△の森を概観する縮尺の地図を再表示する場合、「地点登録」が選択されて使用者の好みの地点として登録する場合、「詳細情報表示」が選択されて△△の森の開園時間や駐車場収容数、付随施設などの詳細情報を表示する場合にも、上述したPOI群データに対する処理と同じ処理を行う。
[目的地設定処理]
つぎに、上述したようなナビゲーション装置において、POIデータ及びPOI群データを用いて、車両の目的地を設定する目的地設定処理について、図9のフローチャートを参照して説明する。
この目的地設定処理では、先ず、ステップS11において、例えば図5に示すような地図41を表示している状態において、地図41内のPOI又はPOI群を指定する操作入力情報を入力したことによって図6に示すようなPOI又はPOI群に関する操作入力コマンドメニュー42を表示させている場合に、POI情報管理部11により、入力部2から「目的地設定」を指定する操作入力情報を入力する。
次のステップS2においては、POI情報管理部11により、目的地設定処理の処理対象がPOIデータであるか否かを判定することにより、処理対象がPOIデータかPOI群データかを判定する。そして、POI情報管理部11では、処理対象がPOIデータであると判定した場合にはステップS17に処理を進め、処理対象がPOI群データであると判定した場合にはステップS13に処理を進める。
ステップS17においては、POI情報管理部11により、選択されたPOIデータの位置座標情報23を目的地に設定し、当該目的地を示す位置座標をデータ検索部14を介して経路探索部15に送る。これにより、ステップS19において、経路探索部15では、経路探索処理に必要な地図情報を用いて誘導経路を求める経路探索処理を行う。
一方、ステップS13においては、POI情報管理部11により、ステップS11で選択されたPOI群を示すPOI群データの位置座標情報23と、現在位置取得部4からの現在位置情報とを比較することにより現在位置とPOI群との距離を算出し、当該現在位置とPOI群との距離が所定距離以上であるか否かを判定する。ここで、所定距離は、予め固定的に設定された値を使用しても良く、ステップS11で選択されたPOI群の構成要素となるPOIの位置座標分布範囲に応じて求めても良い。このとき、POI情報管理部11は、構成要素である全POIを包含する最小の矩形領域を求め、当該矩形領域の対角線の3倍の距離を所定距離としても良い。そして、POI情報管理部11では、現在位置とPOI群との距離が所定距離以上離れていると判定した場合にはステップS18に処理を進め、現在位置とPOI群との距離が所定距離以上離れていないと判定した場合にはステップS14に処理を進める。
ステップS18においては、POI情報管理部11により、ステップS11で選択されたPOI群データの位置座標情報23を目的地に設定し、当該目的地を示す位置座標をデータ検索部14を介して経路探索部15に送る。これにより、ステップS19において、経路探索部15では、経路探索処理に必要な地図情報を用いて誘導経路を求める経路探索処理を行う。
ステップS14においては、POI情報管理部11により、ステップS11で選択されたPOI群の構成要素となっているPOIデータを出力情報作成部13に供給するようにデータ検索部14を制御し、出力情報作成部13により、POI群の構成要素となっているPOIをリスト表示する表示データを作成して、使用者に提示する。また、出力情報作成部13では、POIをリスト表示すると共に、当該リストに含まれているPOIを選択する要求を使用者に提示する。
次のステップS15においては、POI情報管理部11により、ステップS14でPOIをリスト表示したことに応じて、何れかのPOIを指定する操作入力情報を入力部2から入力して、ステップS16に処理を進め、何れかのPOIが選択されたかを判定する。このとき、POI情報管理部11では、個別のPOIが選択されずにキャンセルを選択する操作入力情報を入力した場合にはステップS18に処理を進め、個別のPOIを選択する操作入力情報を入力した場合にはステップS17に処理を進める。これによりPOI情報管理部11では、ステップS11で選択されたPOI群又はPOIの位置座標情報23を目的地に設定して(ステップS17、ステップS18)、誘導経路を求める処理を行う(ステップS19)。
これにより、演算処理部1では、目的地として個別のPOIが選択された場合や、POI群が選択された場合であっても、POIデータの位置座標情報23や、POI群データの位置座標情報23を用いて目的地を設定することができる。
なお、このナビゲーション装置では、操作入力コマンドメニュー42を表示している状態において経由地設定処理が選択されて経由地を設定する場合であっても、上述した目的地設定処理と同様の処理を行うことにより、POIデータの位置座標情報23や、POI群データの位置座標情報23を用いて経由地を設定することができる。
[経路誘導処理]
つぎに、上述したようなナビゲーション装置において、POIデータ及びPOI群データを用いて、POI群が目的地や経由地に指定されて経路探索部15により求められた車両の誘導経路に基づいて、車両を経路誘導する経路誘導処理の処理手順について図10のフローチャートを参照して説明する。なお、この経路誘導処理は、車両が走行している時に、例えば所定期間ごとに実行される。
この経路誘導処理は、先ずステップS21において、POI情報管理部11により、現在設定されている誘導経路の目的地又は経由地のうち、POI群の位置座標が指定されている目的地又は経由地が存在するか否かを判定する。そして、POI情報管理部11では、POI群の位置座標が指定されている目的地又は経由地が存在すると判定した場合にはステップS23に処理を進め、POI群の位置座標が指定されている目的地又は経由地が存在しない場合にはステップS22に処理を進める。
ステップS22においては、POI情報管理部11により、自車両の現在位置情報及び誘導経路に基づいた通常の経路誘導処理を行って処理を終了する。この通常の経路誘導処理とは、現在位置情報から車両が右左折すべき交差点に接近した際に自車両の曲折方向を使用者に報知する処理、車両が誘導経路を外れて走行したと判定した場合に現在位置から目的地に至るまでの誘導経路を再探索する処理を、自車両が最終的に目的地に接近又は到達するまでの間に継続して実行する処理である。
ステップS23においては、POI情報管理部11により、現在位置取得部4からの現在位置情報と、誘導経路の目的地又は経由地として設定されているPOI群の位置座標とを比較して、自車両がPOI群の何れかに所定距離以内に接近しているか否かを判定する。この所定距離は、上述のステップS13においてPOI群の位置座標を目的地に設定するか、個別のPOIの位置座標を目的地とするかの判断に用いた値と同じ値が使用可能である。そして、POI情報管理部11は、自車両がPOI群の何れかに所定距離以内に接近していないと判定した場合にはステップS24に処理を進め、自車両がPOI群の何れかに所定距離以内に接近していると判定した場合にはステップS25に処理を進める。
ステップS24においては、POI情報管理部11により、上述の通常の経路誘導処理を所定の時間だけ行って、ステップS23に処理を戻す。これにより、POI情報管理部11では、通常の経路誘導処理を行っている場合に、自車両が目的地又は経由地として設定されているPOI群の何れかに所定距離以内に接近していると判定するまで周期的にステップS23での判定を繰り返す。なお、ステップS24で通常の経路誘導処理を行ってからステップS23の処理に移行する条件としては、経路誘導処理に要する演算負荷が減少した時点で経路誘導処理を一時中断して行うものとしても良い。また、このステップS24においては、ステップS23の処理によって中断させていた直前の経路誘導の状態から再度経路誘導処理を行う。
ステップS25においては、POI情報管理部11により、ステップS23にて自車両と所定距離以内に接近したと判定されたPOI群のPOI群データを読み出すようにデータ検索部14を制御し、当該POI群データの構成要素となっているPOIデータの位置座標情報23をリスト表示するように出力情報作成部13を制御する。
次に、POI情報管理部11は、ステップS26において入力部2からの操作入力情報を入力すると、ステップS27において当該操作入力情報の内容がリスト表示したPOIの何れかを選択する操作入力情報か、キャンセルとした操作入力情報かを判定する。
POI情報管理部11は、何れかのPOI群を選択したと判定した場合には、ステップS28において、当該選択されたPOIの位置座標を目的地又は経由地に再設定し、ステップS29において、再設定した目的地又は経由地を用いて誘導経路を最探索するように経路探索部15を制御して、ステップS21に処理を戻す。
一方、POI情報管理部11は、キャンセルとした操作入力情報を入力した場合には、ステップS30において、ステップS23で自車両と所定距離以内に接近したと判定されたPOI群について、目的地を詳細に設定しないことを示す詳細化対象外フラグを立てて、ステップS21に処理を戻す。これは、POI群の構成要素となっているPOIの位置座標を目的地又は経由地として設定しないことを操作入力情報から判定したことによる。これにより、POI情報管理部11では、目的地を詳細に設定しないことを示すフラグに設定されたPOI群については次以降のステップS25〜ステップS30の処理を行わないようにする。
[実施形態の効果]
以上詳細に説明したように、本発明を適用した実施形態に係るナビゲーション装置によれば、位置座標が近接した同種別のPOIを構成要素としたPOI群データを作成し、使用者の操作によって処理対象がPOIデータであると判定した場合にはPOIデータを用いたナビゲーション処理を行い、処理対象がPOI群データであると判定した場合にはPOI群データを用いたナビゲーション処理を行うので、同種別のPOIが集中している地域に対するナビゲーション処理を、単一のPOIに対するナビゲーション処理と同等に行うことができ、使用者の意図するPOIが集中して存在している場所を処理対象としたナビゲーション処理を簡単に行うことができる。具体的には、ナビゲーション装置によれば、使用者の関心が高いPOIが集中している場所に対する処理を、単一のPOIに対する処理と同様に行うことができ、目的地にPOIを直接指定しない暫定的な経路設定、POIが集中する場所を広域地図にて表示する処理などのナビゲーション処理を行うことができる。
また、このナビゲーション装置によれば、地図の表示縮尺が広域表示である場合にはPOI群の名称を表示させ、地図の表示縮尺が詳細表示である場合には単一のPOIの名称を表示させるナビゲーション処理を行うので、広域表示で地図を表示させた場合であってもPOI群名称を表示させることで、使用者が意図するPOIを提示することができ、使用者が意図するPOIを簡単に見つけさせることができる。特にこのナビゲーション装置によれば、個々のPOIとして分散して一画面内に表示されている状態では、同種のPOIが集中していることに使用者が気づかないという不具合も避けることができる。
更に、このナビゲーション装置によれば、POI群情報を目的地又は経由地に設定する操作入力情報を入力した場合に、車両の現在位置とPOI群により示される位置座標との距離が遠距離である場合には、POI群により示される位置座標を目的地又は経由地に設定し、車両の現在位置とPOI群により示される位置座標との距離が近距離である場合には、POI群に含まれる構成要素の何れかのPOIにより示される位置座標を目的地又は経由地に設定するので、自車両が目的地から離れている状態では個々のPOIを目的地として設定するような煩わしい操作を行わせることなく簡易に暫定的な経路を設定し、目的地に近づいた状態では実際に訪問するPOIを検討した上での詳細な経路を設定することができる。したがって、このナビゲーション装置によれば、使用者の状況に合わせた妥当な経路を柔軟に設定することができ、利便性を向上させることができる。
更にまた、このナビゲーション装置によれば、POI群を目的地又は経由地に設定した場合に、車両の現在位置と目的地又は経由地との距離が所定距離以内となった場合に、POI群に含まれる構成要素の何れかのPOIを目的地又は経由地に設定する旨を提示するので、POIが集中する場所を暫定的に目的地又は経由地に設定した場合であっても、車両とPOI群との距離に応じて詳細な経路を設定することを促すことができ、利便性をさらに向上させることができる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
すなわち、上述したナビゲーション装置では、車両に搭載された演算処理部1によってPOI情報を作成する場合について説明したが、これに限らず、地図情報や経路探索結果等の情報をサーバから受信するようなサーバ−クライアント型の通信ナビゲーション装置である場合には、データメンテナンス時にサーバでPOI情報を作成して、そのデータをクライアントである車載ナビゲーション装置に適宜送信して記憶しても良い。
また、上述したナビゲーション装置では、経路誘導処理、目的地や経由地の設定処理では、近接して存在する同種別の一群のPOIを構成要素としてPOI群を設定していたが、複数のPOIを含む目的地域のPOIを目的地としても良く、当該目的地に設定されたPOIについて処理を行って、使用者に提示しても良い。
本発明を適用したナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 本発明を適用したナビゲーション装置において、記憶部に記憶されるデータベース化したPOI情報について説明するための図である。 本発明を適用したナビゲーション装置におけるPOI情報作成処理の処理手順を示すフローチャートである。 本発明を適用したナビゲーション装置におけるPOI情報作成処理において、POI群の構成要素を作成するときの領域の設定処理について説明するための図である。 本発明を適用したナビゲーション装置における表示制御処理において、POI群の名称を重畳させた地図の表示例を示す図である。 本発明を適用したナビゲーション装置における表示制御処理において、POI群を処理対象とする時の操作入力コマンドメニューを示す図である。 本発明を適用したナビゲーション装置における表示制御処理において、POI群の構成要素の名称を重畳させた地図の表示例を示す図である。 本発明を適用したナビゲーション装置における表示制御処理において、POI群の構成要素の詳細情報の表示例を示す図である。 本発明を適用したナビゲーション装置における目的地設定処理の処理手順を示すフローチャートである。 本発明を適用したナビゲーション装置における経路誘導処理の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 演算処理部
2 入力部
3 出力部
11 POI情報管理部
12 表示位置決定部
13 出力情報作成部
14 データ検索部
15 経路探索部
21 ID情報
22 名称情報
23 位置座標情報
24 種別情報
25 表示レベル情報
26 再表示縮尺情報
27 構成要素リスト情報
28 群番号情報
31 POIデータ
32 POI群データ
41 地図
42 操作入力コマンドメニュー
43 詳細情報

Claims (6)

  1. 車両の目的地又は経由地を設定する処理、車両の現在地から前記経由地又は前記目的地までの誘導経路を設定する誘導経路設定処理、前記誘導経路に従って車両を目的地に誘導する経路誘導処理を含むナビゲーション処理を行うナビゲーション装置であって、
    使用者の操作に応じた操作入力情報を生成する入力手段と、
    前記入力手段により生成された操作入力情報に応じてナビゲーション処理を行う演算処理手段と、
    前記演算処理手段のナビゲーション処理の処理結果を使用者に提示する出力手段と、
    地図を示す地図情報と、当該地図情報に含まれる地点に関する種別及び位置座標を示す地点情報と、近接した位置座標であって同種別の地点情報を構成要素とし単一の位置座標と対応づけられて登録された地点群情報と、を記憶する記憶手段とを備え、
    前記演算処理手段は、前記入力手段により生成された操作入力情報によって処理対象が前記地点情報であると判定した場合には前記記憶手段に記憶された地点情報を用いてナビゲーション処理を行い、前記入力手段により生成された操作入力情報によって処理対象が前記地点群情報であると判定した場合には前記記憶手段に記憶された地点群情報を用いてナビゲーション処理を行うことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記演算処理手段は、前記出力手段に表示させる地図の表示縮尺が広域表示である場合には前記地点群情報の名称を表示させ、前記出力手段に表示させる地図の表示縮尺が詳細表示である場合には前記地点情報の名称を表示させるナビゲーション処理を行うことを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 前記演算処理手段は、前記地点群情報を目的地又は経由地に設定する操作入力情報を前記入力手段により生成した場合に、車両の現在位置と前記地点群情報により示される位置座標との距離が遠距離である場合には、前記地点群情報により示される位置座標を目的地又は経由地に設定し、車両の現在位置と前記地点群情報により示される位置座標との距離が近距離である場合には、前記地点群情報に含まれる構成要素の何れかの前記地点情報により示される位置座標を目的地又は経由地に設定することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  4. 前記演算処理手段は、前記地点群情報により示される位置座標を目的地又は経由地に設定し、車両の現在位置と、目的地又は経由地に設定された位置座標との距離が所定距離以内となった場合に、前記地点群情報に含まれる構成要素の何れかの前記地点情報により示される位置座標を目的地又は経由地に設定する旨を提示するように前記出力手段を制御することを特徴とする請求項3に記載のナビゲーション装置。
  5. 車両の目的地又は経由地を設定する処理、車両の現在地から前記経由地又は前記目的地までの誘導経路を設定する誘導経路設定処理、前記誘導経路に従って車両を目的地に誘導する経路誘導処理を含むナビゲーション処理を行うナビゲーション装置であって、
    使用者の操作に応じた操作入力情報を生成する入力手段と、
    前記入力手段により生成された操作入力情報に応じてナビゲーション処理を行う演算処理手段と、
    前記演算処理手段のナビゲーション処理の処理結果を使用者に提示する出力手段と、
    地図を示す地図情報と、当該地図情報に含まれる地点に関する種別及び位置座標を示す地点情報と、近接した位置座標であって同種別の地点情報を構成要素とし単一の位置座標と対応づけられて登録された地点群情報と、を記憶する記憶手段とを備え、
    前記演算処理手段は、前記地点群情報を目的地又は経由地に設定する操作入力情報が前記入力手段により生成された場合に、車両の現在位置と前記地点群情報により示される位置座標との距離が遠距離である場合には、前記地点群情報により示される位置座標を目的地又は経由地に設定し、車両の現在位置と前記地点群情報により示される位置座標との距離が近距離である場合には、前記地点群情報に含まれる構成要素の何れかの前記地点情報により示される位置座標を目的地又は経由地に設定することを特徴とするナビゲーション装置。
  6. 前記演算処理手段は、前記地点群情報により示される位置座標を目的地又は経由地に設定し、車両の現在位置と、目的地又は経由地に設定された位置座標との距離が所定距離以内となった場合に、前記地点群情報に含まれる構成要素の何れかの前記地点情報により示される位置座標を目的地又は経由地に設定する旨を提示するように前記出力手段を制御することを特徴とする請求項5に記載のナビゲーション装置。
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