JP4276334B2 - 固体撮像装置およびその制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、線状に配置された光電変換部を有する画素列から出力された信号電荷を所定の方向に順次転送するCCDレジスタを備えた固体撮像装置およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数の光電変換部を線状に配置したCCDリニアイメージセンサは、スキャナやデジタル複写機などに広く用いられている。この種のCCDリニアイメージセンサは、次第に解像度が高くなる傾向にあり、一列あたりの画素数が五千〜1万画素のCCDリニアイメージセンサも提案されている。画素数が増えると、解像度が高くなる反面、電荷の転送時間が長くなり、撮像したデータの読み出し時間が長くなるという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
読み出し時間を短くするには、CCDリニアイメージセンサの駆動周波数を高くすればよい。ところが、そのためには、CCDレジスタ内での電荷の転送速度を速くする必要があり、駆動タイミングや駆動波形を変更する他に、高速の信号処理回路も新たに必要になる。
【0004】
また、CCDリニアイメージセンサの画素数が増えると、読み出し時間が長くなるだけでなく、CCDリニアイメージセンサから出力されるデータ量も増えるという問題もある。したがって、蓄積可能なデータ量に制限がある場合や、高解像の画像が必要とされない場合は、解像度を低くして撮像するのが望ましい。すなわち、CCDリニアイメージセンサで撮像する画像の解像度を任意に変更できるようにするのが望ましい。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、その目的は、電極の結線を変更することなく、簡易な手順で解像度を変更可能な固体撮像装置およびその制御方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、請求項1の発明は、各画素に対応する光電変換部を複数一列に配置した画素列と、前記各光電変換部で光電変換された信号電荷を所定の方向に順次転送するCCDレジスタと、を備えた固体撮像装置において、前記CCDレジスタは、それぞれ半導体基板上に絶縁膜を介して形成された電極ユニットを複数有し、複数の前記電極ユニットに複数相のパルスを順番に印加する第1のモードと、少なくとも一つの電極ユニットを挟んで配置される複数の電極ユニットに前記複数相のパルスを順番に印加するとともに、これら複数の電極ユニットに挟まれる電極ユニットのそれぞれに前記複数相のパルスよりもパルス幅の狭いパルスを印加する第2のモードとのいずれかのモードを任意に選択可能な電極電圧制御手段を備える。
【0007】
請求項2の発明は、各画素に対応する光電変換部を複数一列に配置した画素列と、前記各光電変換部で光電変換された信号電荷を所定の方向に順次転送するCCDレジスタと、を備えた固体撮像装置において、前記CCDレジスタは、信号電荷の転送方向に対して電荷の逆流を防止する電位勾配を対向基板側で生じさせた状態で駆動される電極ユニットを複数有し、隣接する2組の前記電極ユニットに対して逆相の二相パルスを交互に印加する第1のモードと、少なくとも一つの電極ユニットを挟んでその両側の電極ユニットに前記二相パルスを交互に印加するとともに、これら両側の電極ユニットで挟まれる電極ユニットのそれぞれに前記二相パルスよりもパルス幅の狭いパルスを印加する第2のモードとのいずれかのモードを任意に選択可能な電極電圧制御手段を備える。
【0008】
請求項1および2の発明では、CCDレジスタ内の電極ユニットに電圧を印加する手法として、第1および第2のモードを設ける。例えば、通常の解像度を得たい場合は第1のモードを選択し、解像度を低くしたい場合は第2のモードを選択する。第2のモードのときは、光電変換部からCCDレジスタ内に転送されてきた信号電荷を複数画素分合成することで、解像度を低くする。
【0009】
請求項3の発明では、2画素分の信号電荷を合成することで、解像度を2分の1にする。
【0010】
請求項4の発明では、4画素分の信号電荷を合成することで、解像度を4分の1にする。
【0011】
請求項5の発明では、2画素分の信号電荷を合成することで、解像度を2分の1にする。
【0012】
請求項6の発明では、画素列を挟んで両側にCCDレジスタを配置するため、信号電荷の転送速度を上げることができる。
【0013】
請求項7の発明では、リセット用トランジスタのオン・オフを制御する制御パルスをCCDレジスタ内の電極ユニットに印加するため、電極電圧設定手段の構成を簡略化できる。
【0014】
請求項8の発明では、第1のモード時に、二相パルスを構成する一方のパルスの立ち上がりエッジタイミングと、他方のパルスの立ち下がりエッジタイミングとを所定期間ずらすため、電荷が隣接画素を飛び越えて転送されるような不具合を防止できる。
【0015】
請求項9の発明は、各画素に対応する光電変換部を複数一列に配置した画素列と、前記各光電変換部で光電変換された信号電荷を所定の方向に順次転送するCCDレジスタと、を備えた固体撮像装置の制御方法において、前記CCDレジスタには、それぞれ信号電荷の転送方向に対して電荷の逆流を防止する電位勾配を対向基板側で生じさせた状態で駆動される電極ユニットが複数設けられ、隣接する二組の前記電極ユニットに対して互いに逆相の二相パルスを交互に印加するか、あるいは、少なくとも一つの電極ユニットを挟んでその両側の電極ユニットに前記二相パルスを交互に印加するとともに、これら両側の電極ユニットで挟まれる電極ユニットに前記二相パルスよりもパルス幅の狭いパルスを印加する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る固体撮像装置およびその制御方法について、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0017】
(第1の実施形態)
図1は本発明に係る固体撮像装置の第1の実施形態の平面構成を示す図、図2は図1の固体撮像装置の全体構成を示す図である。
【0018】
第1の実施形態の固体撮像装置は、図2に示すように、複数の感光画素1が線状に配置された画素列2と、その両側に配置されたシフト電極3と、各シフト電極3の外側に配置されたCCDレジスタ4と、CCDレジスタ4の出力端子に接続された出力回路5とを備える。
【0019】
画素列2で光電変換により発生した信号電荷は、シフト電極3を介してCCDレジスタ4に転送された後、図2の矢印の向きに従って、CCDレジスタ4内を順次移動する。CCDレジスタ4の端まで移動した電荷は、出力回路5に転送されて出力信号に変換される。
【0020】
図1は図2の点線部分の詳細構成を示している。図示のように、CCDレジスタ4は、一列に配置された複数の転送電極6を備えており、隣接する2つの転送電極6は一つの電極ペア(以下、電極ユニット6と呼ぶ)を構成しており、各電極ユニット6には同一の電圧が印加される。各電極ユニット6に印加される電圧は、図1に点線で示した電極電圧設定部(電極電圧設定手段)10から供給される。電極電圧設定部10は、図1に示した各構成要素と同一チップ内に設けてもよいが、別のチップに設けてもよい。
【0021】
図3は図1のA−A線断面図である。図示のように、電極ユニット6を構成する一方の転送電極6の直下には絶縁膜を介してN-領域11が形成され、他方の転送電極6の直下には絶縁膜を介してN領域12が形成されている。これにより、ペアを構成する転送電極6下の基板内に電位勾配が形成されて、電荷の逆流が防止される。
【0022】
第1の実施形態は、転送電極6の結線を変更することなく、通常の解像度と、その2分の1の解像度とを任意に設定変更できるようにしたことを特徴とする。
【0023】
第1の実施形態では、図1に示すように、一つの電極ユニット6を挟んでその両側の電極ユニット6は、共通の電圧線Laに接続されている。また、これら両側の電極ユニット6で挟まれる電極ユニット6は、電圧線LbまたはLcに交互に接続されている。
【0024】
図4は通常の解像度のときに電圧線La,Lb,Lcに印加される電圧の時間変化を示す図である。図示のように、電圧線Laには電圧φ1が、電圧線Lb,Lcには電圧φ2がそれぞれ印加される。すなわち、通常の解像度のときには、隣接する電極ユニット6には、交互に逆相の電圧を印加される。本実施形態では、通常の解像度のときの電極ユニット6への電圧印加方法を第1のモードと呼ぶ。
【0025】
一方、図5(a)は解像度が2分の1のときに電圧線La,Lb,Lcに印加される電圧φ1〜φ3の時間変化を示す図である。図示のように、電圧線Laには電圧φ3が、電圧線Lbには電圧φ1が、電圧線Lcには電圧φ2がそれぞれ印加される。すなわち、解像度が2分の1のときには、一つの電極ユニット6を挟んでその両側の電極ユニット6には、パルス幅の狭い逆相の電圧φ1,φ2が交互に印加され、これら両側の電極ユニット6で挟まれる電極ユニット6には、パルス幅の狭い電圧φ3が印加される。本実施形態では、解像度が2分の1のときの電極ユニット6への電圧印加方法を第2のモードと呼ぶ。
【0026】
図5(b)は電圧線La〜Lcに印加される電圧と解像度との関係を示す図である。図示のように、第1の実施形態では、電圧線La〜Lcに印加する電圧を切り換えるだけで、解像度を変更することができる。
【0027】
図6は通常の解像度のときの電荷の転送の様子を示す図である。図中のT1〜T3は、図4の期間T1〜T3に対応している。図4の期間T1のときに、画素列2からの信号電荷は電圧SHが供給されるシフト電極3を介してCCDレジスタ4に転送される。このとき、電圧φ1は高電圧であるため、シフト電極3からの信号電荷は電圧φ1が印加される電極ユニット6の直下(図6(a)の丸印位置)に転送される。
【0028】
その後、期間T2になると、電圧φ1が低電圧に、電圧φ2が高電圧になるため、図6(b)の矢印に従って、信号電荷は隣の電圧φ2が印加される電極ユニット6の直下に移動する。
【0029】
次に、期間T3になると、電圧φ1が高電圧に、電圧φ2が低電圧になるため、図6(c)の矢印に従って、信号電荷は隣の電圧φ1が印加される電極ユニット6の直下に移動する。
【0030】
このように、隣り合う電極ユニット6に交互に逆位相の電圧を印加することにより、信号電荷を図2の矢印の向きに順々に転送させることができる。
【0031】
図7は解像度が2分の1のときの電荷の転送の様子を示す図である。図中のT1〜T7は、図5(a)の期間T1〜T7に対応している。期間T1のときに、画素列2からの信号電荷はシフト電極3を介してCCDレジスタ4に転送される。このとき、電圧φ3は高電圧であるため、シフト電極3からの信号電荷は電圧φ3が印加される電極ユニット6の直下(図7(a)の丸印位置)に転送される。
【0032】
その後、期間T2になると、電圧φ3が低電圧になるため、図7(b)の矢印に従って、電圧φ3が印加される一部の電極ユニット6の直下の信号電荷がその隣の電圧φ1が印加される電極ユニット6の直下に移動する。
【0033】
その後、期間T3になると、電圧φ1が低電圧に、電圧φ2が高電圧になるため、図7(c)の矢印に従って、電圧φ3が印加される電極ユニット6の直下に残っている信号電荷がその隣の電圧φ2が印加される電極ユニット6の直下に移動する。
【0034】
その後、期間T4になると、電圧φ3が高電圧になるため、図7(d)の矢印に従って、電圧φ1が印加される電極ユニット6の直下の信号電荷がその隣の電圧φ3が印加される電極ユニット6の直下に移動する。
【0035】
その後、期間T5になると、電圧φ3が低電圧になるため、図7(e)の矢印に従って、電圧φ3が印加される電極ユニット6の直下の信号電荷がその隣の電圧φ2が印加される電極ユニット6の直下に移動し、信号電荷同士が合流する(図7(e)の二重丸)。
【0036】
その後、期間T6になると、電圧φ1が高電圧に、電圧φ2が低電圧になるため、図7(f)に示すように、電圧φ2が印加される電極ユニット6の直下の信号電荷の電位が変化する。
【0037】
その後、期間T7になると、電圧φ3が高電圧になるため、図7(g)の矢印に従って、電圧φ2が印加される電極ユニット6の直下の信号電荷がその隣の電圧φ3が印加される電極ユニット6の直下に移動する。
【0038】
以上に説明したように、解像度を2分の1にする場合には、3種類の電圧パルスφ1〜φ3が必要になる。このため、図1の電極電圧設定部10で新たな電圧を生成している。
【0039】
ここで、出力回路5の出力電圧を初期設定するために、CCDレジスタ4の出力端子と出力回路5との間にリセット用のトランジスタを設ける場合がある。リセット用のトランジスタのゲート端子には、周期的に電圧パルスが印加されるため、この電圧パルスを上述した電圧φ3として用いてもよい。
【0040】
図8はリセット用のトランジスタQ1を有する固体撮像装置の概略構成を示すブロック図である。図示のように、CCDレジスタ4の出力端子と出力回路5の入力端子との間には、リセット用トランジスタQ1とコンデンサC1とが接続されている。
【0041】
CCDレジスタ4内を転送してきた信号電荷は、リセット用トランジスタQ1とコンデンサC1との間の浮遊拡散層21に蓄積される。浮遊拡散層21は、蓄積電荷に応じた電圧になり、この電圧は出力回路5に入力される。浮遊拡散層21の電位は、リセット用トランジスタQ1のゲート端子に入力される電圧パルスφRSにより周期的にリセットされる。この電圧パルスφRSを利用すれば、電極電圧設定部10で新たな電圧φ3を容易に生成することができる。
【0042】
このように、第1の実施形態は、一つの電極ユニット6を挟んでその両側の電極ユニット6に逆位相の電圧φ1,φ2を交互に印加し、かつ、これら両側の電極ユニット6で挟まれた電極ユニット6にパルス幅の狭い電圧φ3を印加するため、駆動タイミングの簡単な変更で、解像度の切り換えを行うことができる。
【0043】
また、浮遊拡散層21の電位を初期化する電圧パルスφRSを電極ユニット6にも供給するようにすれば、電極電圧設定部10の構成を簡略化することができる。
【0044】
第2のモードにおいて、La(φ3)に直流電圧を印加しても同様の効果が得られる。例えばφ2からφ1電極へ移動する場合、La(φ3)の電位をφ1,φ2の中間になる様電圧印加する(図7(f)の点線)。但し、この時は各電極下の電位差が小さくなり、駆動・製造マージンが狭くなる。あるいは、図5において、期間T1とT2の間で、La(φ3)の電位をφ1とφ2の中間電圧に設定し、そのままその電圧を保持してもよい。
【0045】
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、電極の結線を変更することなく、解像度を4分の1にするものである。
【0046】
図9は固体撮像装置の第2の実施形態の平面構成図である。図9の固体撮像装置は、図2と同様に、画素列2と、シフト電極3と、CCDレジスタ4と、出力回路(図示せず)5とを備える。
【0047】
図9に示すように、三つの電極ユニット6a,6b,6cを挟んでその両側の電極ユニット6d,6eには、それぞれ電圧線La,Leが接続されている。間に挟まれる三つの電極ユニット6a,6b,6cにはそれぞれ、電圧線Lb,Lc,Ldが接続されている。
【0048】
図10(a)は電圧線La〜Leに印加される電圧φ1〜φ5の時間変化を示す図、図10(b)は電圧線La〜Leに印加される電圧と解像度との関係を示す図である。
【0049】
図示のように、通常の解像度の場合には、電圧線La,Lc,Leには電圧φ1が、電圧線Lb,Ldには電圧φ2がそれぞれ印加される。すなわち、通常の解像度のときには、隣接する電極ユニット6には、逆相の電圧が交互に印加される。
【0050】
一方、解像度が2分の1の場合には、電圧線Laには電圧φ3が、電圧線Lbには電圧φ1が、電圧線Lcには電圧φ3が、電圧線Ldには電圧φ2が、電圧線Leには電圧φ3がそれぞれ印加される。すなわち、解像度が2分の1のときには、一つの電極ユニット6を挟んでその両側の電極ユニット6には、交互に逆相の電圧φ1,φ2が印加され、これら両側の電極ユニット6の間に挟まれる電極ユニット6には、電圧φ3が印加される。
【0051】
一方、解像度が4分の1の場合には、電圧線Laには電圧φ1が、電圧線Lbには電圧φ5が、電圧線Lcには電圧φ3が、電圧線Ldには電圧φ4が、電圧線Leには電圧φ2がそれぞれ印加される。すなわち、解像度が4分の1のときには、三つの電極ユニット6a,6b,6cを挟んでその両側の電極ユニット6d,6eには、交互に逆相の電圧φ1,φ2が印加され、これら両側の電極ユニット6d,63の間に挟まれる電極ユニット6a,6b,6cにはそれぞれ電圧φ5,φ3,φ4が印加される。
【0052】
図11は解像度が4分の1のときの電荷の転送の様子を示す図である。図11のT1〜T9は、図10(a)の期間T1〜T9に対応している。図11の期間T1のときに、画素列2からの信号電荷はシフト電極3を介してCCDレジスタ4に転送される。このとき、電圧φ4,φ5は高電圧であるため、シフト電極3からの信号電荷は、電圧φ4,φ5が印加される電極ユニットの直下(図11(a)の丸印位置)に転送される。
【0053】
その後、期間T2になると、電圧φ4は低電圧になるため、図11(b)の矢印に従って、電圧φ4が印加される電極ユニット6の直下の信号電荷がその隣の電圧φ3が印加される電極ユニット6の直下に移動する。
【0054】
その後、期間T3になると、電圧φ3,φ5が順次低電圧になるため、図11(c)の矢印に従って、電圧φ3,φ5が印加される一部の電極ユニット6の直下の信号電荷がその隣の電圧φ1が印加される電極の直下まで移動する。このとき、信号電荷が合流する(図11(c)の二重丸)。
【0055】
その後、期間T4になると、電圧φ1が低電圧に、電圧φ2が高電圧になるため、図11(d)の矢印に従って、電圧φ5が印加される電極ユニット6の直下に残っている信号電荷がその隣の電圧φ2が印加される電極ユニット6の直下に移動する。
【0056】
また、電圧φ4が高電圧になっているため、電圧φ1が印加される電極ユニット6の直下の信号電荷がその隣の電圧φ4が印加される電極ペア6の直下に移動する。
【0057】
その後、期間T5になると、電圧φ3が高電圧に、電圧φ4が低電圧になるため、図11(e)の矢印に従って、電圧φ4が印加される電極ユニット6の直下の信号電荷がその隣の電圧φ3が印加される電極ユニット6の直下に移動する。
【0058】
その後、期間T6になると、電圧φ3が低電圧に、電圧φ5が高電圧になるため、図11(f)の矢印に従って、電圧φ3が印加される電極ユニット6の直下の信号電荷が電圧φ5が印加されるその隣の電極ユニット6の直下に移動する。
【0059】
その後、期間T7になると、電圧φ5が低電圧になるため、図11(g)の矢印に従って、電圧φ5が印加される電極ユニット6の直下の信号電荷がその隣の電圧φ2が印加される電極ユニットの直下に移動する。このとき、信号電荷が合流する(図11(g)の三重丸)。
【0060】
その後、期間T8になると、電圧φ2が低電圧になり、電圧φ4が高電圧になっているため、図11(h)に示すように、電圧φ2が印加される電極ユニット6の直下の信号電荷がその隣の電極ユニット6の直下に移動する。
【0061】
その後、期間T9になると、電圧φ3が高電圧に、電圧φ4が低電圧になるため、図11(i)の矢印に従って、電圧φ4が印加される電極ユニット6の直下の信号電荷はその隣の電圧φ3が印加される電極ユニット6の直下に移動する。
【0062】
このように、第2の実施形態は、解像度を4分の1にする場合には、三つの電極ユニット6a,6b,6cを挟んでその両側の電極ユニット6d,6eに互いに逆位相の電圧を印加し、これら両側の電極ユニット6d,6eの間に挟まれた三つの電極ユニット6a,6b,6cにそれぞれ異なる位相の電圧パルスを印加するようにしたため、通常の解像度のときと駆動タイミングを大きく変更することなく、解像度を4分の1にすることができる。すなわち、電圧線La〜Leに印加する電圧を変更するだけで、解像度を3通りに変更できるため、固体撮像装置の構造を簡略化することができる。
【0063】
(第3の実施形態)
第1および第2の実施形態では、通常の解像度のときは、複数の電圧線に同一の電圧パルスを供給している。例えば、図1は、電圧線Lb,Lcに同一の電圧パルスφ2を供給する例を示している。
【0064】
ところが、電圧線La,Lb,Lcのそれぞれごとに負荷が異なるため、実際には、各電圧線La,Lb,Lcの電圧変化タイミングは同一にはならない場合がある。
【0065】
図12は電圧線Lb,Lcに同一の電圧パルスを供給した場合の各電圧線La,Lb,Lcの電圧変化タイミングを示す図である。図12は、時刻Tbのときに、電圧線La,Lbが同時に変化し、電圧線Lcの電圧が時刻Tbよりも遅れて変化する例を示している。
【0066】
また、図13は図12の時刻Ta,Tb,Tcにおける電荷の転送の様子を示す図である。時刻Tbのときには、電圧線Laはハイレベルに、電圧線Lbはローレベルに変化するが、電圧線Lcはまだハイレベルのままである。このため、時刻Taのときに電圧線Lbから電圧φ2が印加される電極ユニット6の直下にいた電荷は、時刻Tbにおいてその隣の電圧線Laから電圧φ1が印加される電極ユニット6を通過して、さらにその隣の電圧線Lcから電圧φ2が印加される電極ユニット6下にまで転送されてしまう。すなわち、1電極ユニット分、余計に転送されて隣接画素位置の電荷と合流してしまい、所望の解像度が得られなくなる。
【0067】
そこで、以下に説明する第3の実施形態は、通常解像度モード時に、各電圧線に供給される二相パルスの位相を互いにずらすことにより、電荷の合流が起きないようにしている。
【0068】
図14は固体撮像装置の第3の実施形態のタイミング図、図15は図14の時刻Ta,Tb,Tcの電荷の転送の様子を示す図である。図14のタイミング図は、図1のように3つの電圧線La,Lb,Lcを有する固体撮像装置における通常解像度モード時のタイミング図を示している。
【0069】
第3の実施形態は、電圧線La,Lb,Lcに供給される二相パルスのうち、一方の電圧パルスの立ち上がりタイミングと、他方の電圧パルスの立ち下がりタイミングとを互いにずらす点に特徴がある。より具体的には、図14に示すように、電圧φ1がハイレベルになる時刻Tbから所定時間が経過した後に電圧φ2がローレベルになるようにする。
【0070】
電圧線Laがハイレベルになった時点(図14の時刻Tb)では、まだ、電圧線Lb,Lcともハイレベルであるため、図15(b)に示すような電荷状態になり、その後、時刻Tcになると、電荷は図15(c)に示すように1電極ユニット分転送される。この場合、各電圧線に寄生する負荷の違いに基づき、時刻Tcにおいて、電圧線Lcの電圧が電圧線Lbの電圧より遅れて変化しても、図13に示されるように電荷の合流は発生しない。
【0071】
このように、第3の実施形態では、通常解像度のときに、二相パルスを構成する2種類の電圧パルスの位相を互いにずらすため、電圧レベルが変化する際に、電荷が1画素分飛び越して転送されるような不具合が起きなくなる。
【0072】
なお、図14では、電圧φ1がハイレベルに変化するタイミングと電圧φ2がローレベルに変化するタイミングとをずらす例を説明したが、電圧φ1がローレベルに変化するタイミングと電圧φ2がハイレベルに変化するタイミングとをずらしてもよい。また、前者と後者を組み合わせもよく、さらに2種類の電圧パルスの位相の前後関係についても、特に限定されない。
【0073】
(その他の実施形態)
第1および第2の実施形態では、解像度を2分の1、4分の1にする例を説明したが、本発明は、電極の結線方法を変更することにより、上述した解像度以外の解像度も得ることができる。
【0074】
例えば、2分の1の解像度(ただし、nは1以上の整数)を得たい場合は、2−1個の電極ユニット6を挟んでその両側の電極ユニット6に逆位相の二相電圧を交互に印加し、これら両側の電極ユニット6の間に挟まれた2−1個の電極ユニット6に、二相電圧よりもパルス幅が狭くてそれぞれ異なる位相の電圧パルスを印加すればよい。
【0075】
上述した実施形態では、画素列が一列のCCDリニアイメージセンサを例にとって説明したが、複数列の画素列を有するCCDリニアイメージセンサにも同様に適用可能である。
【0076】
また、図2では、画素列2で光電変換された信号電荷を、画素列2を挟んで両側に振り分ける例を説明したが、一方向のみに転送してもよい。さらに、二相パルスで電極を駆動する2相駆動方式以外の、単相、3相、4相駆動方式などの固体撮像装置に本発明を適用することもできる。
【0077】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、CCDレジスタ内の電極に印加する電圧を変えるだけで解像度を変更できるため、解像度を変更する際の制御を簡略化でき、固体撮像装置の構造が複雑になるおそれもなく、また、電極の結線を変更する必要もない。
【0078】
また、リセット用スイッチング素子のオン・オフを制御する制御パルスをCCDレジスタ内の電極に印加できるため、電極に印加するための新たな電圧を容易に生成することが可能になり、電極電圧設定手段の構成を簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る固体撮像装置の第1の実施形態の平面構成を示す図。
【図2】図1の固体撮像装置の全体構成を示す図。
【図3】図1のA−A線断面図。
【図4】通常の解像度のときに電圧線La,Lb,Lcに印加される電圧の時間変化を示す図。
【図5】(a)は解像度が2分の1のときに電圧線La,Lb,Lcに印加される電圧の時間変化を示す図、(b)は電圧線La〜Lcに印加される電圧と解像度との関係を示す図。
【図6】通常の解像度のときの電荷の転送の様子を示す図。
【図7】解像度が2分の1のときの電荷の転送の様子を示す図。
【図8】リセット用のトランジスタを有する固体撮像装置の概略構成を示すブロック図。
【図9】固体撮像装置の第2の実施形態の平面構成図。
【図10】(a)は電圧線La〜Leに印加される電圧φ1〜φ5の時間変化を示す図、(b)は電圧線La〜Leに印加される電圧と解像度との関係を示す図。
【図11】解像度が4分の1のときの電荷の転送の様子を示す図。
【図12】電圧線Lb,Lcに同一の電圧パルスを供給した場合の各電圧線La,Lb,Lcの電圧変化タイミングを示す図。
【図13】図12の時刻Ta,Tb,Tcにおける電荷の転送の様子を示す図。
【図14】固体撮像装置の第3の実施形態のタイミング図。
【図15】図14の時刻Ta,Tb,Tcの電荷の転送の様子を示す図。
【符号の説明】
1 感光画素(光電変換部)
2 画素列
3 シフト電極
4 CCDレジスタ
5 出力回路
6 転送電極
10 電極電圧設定部

Claims (9)

  1. 各画素に対応する光電変換部を複数一列に配置した画素列と、
    前記各光電変換部で光電変換された信号電荷を所定の方向に順次転送するCCDレジスタと、を備えた固体撮像装置において、
    前記CCDレジスタは、それぞれ半導体基板上に絶縁膜を介して形成された電極ユニットを複数有し、
    複数の前記電極ユニットに複数相のパルスを順番に印加する第1のモードと、少なくとも一つの電極ユニットを挟んで配置される複数の電極ユニットに前記複数相のパルスを順番に印加するとともに、これら複数の電極ユニットに挟まれる電極ユニットのそれぞれに前記複数相のパルスよりもパルス幅の狭いパルスまたは、直流電圧を印加する第2のモードとのいずれかのモードを任意に選択可能な電極電圧制御手段を備えることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 各画素に対応する光電変換部を複数一列に配置した画素列と、
    前記各光電変換部で光電変換された信号電荷を所定の方向に順次転送するCCDレジスタと、を備えた固体撮像装置において、
    前記CCDレジスタは、それぞれ信号電荷の転送方向に対して電荷の逆流を防止する電位勾配を対向基板側で生じさせた状態で駆動される電極ユニットを複数有し、
    隣接する2組の前記電極ユニットに対して逆相の二相パルスを交互に印加する第1のモードと、少なくとも一つの電極ユニットを挟んでその両側の電極ユニットに前記二相パルスを交互に印加するとともに、これら両側の電極ユニットで挟まれる電極ユニットのそれぞれに前記二相パルスよりもパルス幅の狭いパルスまたは、直流電圧を印加する第2のモードとのいずれかのモードを任意に選択可能な電極電圧制御手段を備えることを特徴とする固体撮像装置。
  3. 前記電極電圧制御手段は、前記第2のモードのときには、一個の電極ユニットを挟んでその両側の電極ユニットに前記二相パルスを交互に印加することを特徴とする請求項2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記電極電圧制御手段は、前記第2のモードのときには、三個の電極ユニットを挟んでその両側の電極ユニットに前記二相パルスを交互に印加し、前記三個の電極ユニットには前記二相パルスよりもパルス幅が狭くてそれぞれ異なるタイミングのパルスを印加することを特徴とする請求項2に記載の固体撮像装置。
  5. 前記電極電圧制御手段は、解像度を1/2(ただし、nは1以上の整数)にする場合には、2−1個の電極ユニットを挟んでその両側の電極ユニットに前記二相パルスを交互に印加し、前記両側の電極ユニットで挟まれる前記2−1個の電極ユニットには前記二相パルスよりもパルス幅が狭くてそれぞれ異なるタイミングのパルスを印加することを特徴とする請求項2に記載の固体撮像装置。
  6. 前記CCDレジスタは、前記画素列を挟んで両側に配置され前記各光電変換部で光電変換された信号電荷を略等量ずつ転送する第1および第2の電荷転送部を有し、
    前記電極電圧制御手段は、前記第1および第2の電荷転送部のそれぞれが有する複数個の電極ユニットに対して、前記第1または第2のモードで電圧を印加することを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の固体撮像装置。
  7. 前記CCDレジスタから転送される信号電荷が順次出力され、その電荷量に応じて電位が変化する浮遊領域と、
    前記浮遊領域を所定電位に設定するリセット用スイッチング素子と、を備え、
    前記第2のモードのときには、前記リセット用スイッチング素子のオン・オフを制御する制御パルスが前記パルス幅の狭いパルスとして用いられることを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の固体撮像装置。
  8. 前記電極電圧制御手段は、前記第1のモードを選択したときに、前記二相パルスを構成する一方のパルスの立ち上がりエッジタイミングと、他方のパルスの立ち下がりエッジタイミングとを実質的にずらすことを特徴とする請求項2〜7のいずれかに記載の固体撮像装置。
  9. 各画素に対応する光電変換部を複数一列に配置した画素列と、
    前記各光電変換部で光電変換された信号電荷を所定の方向に順次転送するCCDレジスタと、を備えた固体撮像装置の制御方法において、
    前記CCDレジスタには、それぞれ信号電荷の転送方向に対して電荷の逆流を防止する電位勾配を対向基板側で生じさせた状態で駆動される電極ユニットが複数設けられ、
    隣接する二組の前記電極ユニットに対して互いに逆相の二相パルスを交互に印加するか、あるいは、少なくとも一つの電極ユニットを挟んでその両側の電極ユニットに前記二相パルスを交互に印加するとともに、これら両側の電極ユニットで挟まれる電極ユニットに前記二相パルスよりもパルス幅の狭いパルスまたは、直流電圧を印加することを特徴とする固体撮像装置の制御方法。
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