JP4275164B2 - ドラム式洗濯乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明は、水平軸又は傾斜軸を中心に回転するドラムを有するドラム式洗濯乾燥機に関する。
従来、ドラム式洗濯乾燥機において、乾燥運転終了後、所定時間置きにドラムを回転させることによってドラム内の洗濯物のシワつきを防止するシワつき防止運転を行い、乾燥運転が終了してから使用者が洗濯物を取り出すまでに洗濯物にシワがつくのを防止するようにしたものがある。このシワつき防止運転の期間中は、使用者がいつでも洗濯物を取り出せる状態にある。
特開2000−254385号公報
一方、ドラム式洗濯機において、外箱に設けた洗濯物の投入口を開閉する扉体を開かないようにロックする扉ロック機構を備え、洗濯運転時に扉体をロックするようにしたものがあり、上記のようなシワつき防止運転を行うドラム式洗濯乾燥機においても、扉ロック機構を適用することが考えられる。
この場合、シワつき防止運転の実行中、常に扉体がロックされたままであると、使用者が洗濯物を取り出そうとするときに、キー操作を行って扉体のロック解除を行わなければならず、使い勝手が良くないという問題が出てくる。
また、特に、シワつき防止運転を行うドラム式洗濯乾燥機が、外箱の上面部に洗濯物の投入口を設けるとともにドラムの周面に洗濯物の投入口を設けるようにした、いわゆるトップローディングタイプの場合、使用者が洗濯物を取り出そうとするときには、キー操作を行ってドラムの投入口を外箱の投入口に一致させる動作を行わせる必要があり、使い勝手が良くないという問題があった。
本発明は、ドラム式洗濯乾燥機に関し、このような課題を解決することを目的としている。
上記課題を解決するための請求項1に係る発明は、外箱内に配置した水平軸又は傾斜軸を中心に回転するドラム内に洗濯物を収容し、洗濯運転、乾燥運転を順次行うとともに、乾燥運転が終了すると、ブザーなどにより運転の終了を報知し、ドラムの回転時間に比べて長い停止時間を挟んでドラムの回転を繰り返すことでドラム内の洗濯物のシワつきを防止するシワつき防止運転を行い、このシワつき防止運転中に、使用者が洗濯物を取り出すことができるドラム式洗濯乾燥機において、
外箱に設けられた洗濯物の投入口を開閉するための扉体と、
この扉体の開閉を検知するための開閉検知装置と、
洗濯運転、乾燥運転において前記扉体が開かないようロックするための扉ロック手段と、
この扉ロック手段の動作を制御するための制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、
前記シワつき防止運転時のドラムの停止期間中は前記扉ロック手段による前記扉体のロックを解除し、ドラムの回転中は前記扉ロック手段による前記扉体のロックを成し、前記扉体のロックが解除された前記ドラムの停止期間に前記開閉検知装置によって前記扉体が開いたことを検知すると、洗濯物が取り出されたと判断して、前記シワつき防止運転をやめ、自動的に電源を遮断する、
ことを特徴とするものである。
この構成では、乾燥運転が終了するとシワつき防止運転を行うドラム式洗濯乾燥機において、シワつき防止運転中にドラムが回転しているときは上蓋が開けられるのを防止して使用者の安全を確保し、ドラムの停止期間中に使用者が安全に洗濯物を取り出すときにロックの解除操作など特別な操作を行うことなく、単に上扉を開けることによって自動的に電源を遮断するので使用者の使い勝手を良くすることができる。
以下、本発明の一実施例であるドラム式洗濯乾燥機について、図面を参照して説明する。
図1は本実施例のドラム式洗濯乾燥機の外観斜視図、図2は上部の側面縦断面図である。このドラム式洗濯乾燥機において、外箱1の上面部1aは、角部がやや丸みをもちつつ前下がりになった傾斜部1cを含み、この傾斜部1cからその後方の平坦部1bにかけて大きな洗濯物投入口3(外箱の投入口に相当)が開口し、この洗濯物投入口3を開閉するための上蓋2(扉体に相当)は、図2に示すように、横方向に水平に延伸する軸2a,2bにより、洗濯物投入口3の後方に二つ折り状態で起立可能である。
上蓋2の左側には前方に引き出し自在の洗剤容器4が、右側には前後方向に延伸して操作パネル5が設けられている。操作パネル5には、運転コースや予約時間等を設定するためなどの各種の操作キーと、これら設定に応じて点灯したり、洗濯行程の進捗状況を報知したり、或いは予約や運転の残り時間などを表示するための各種の表示器が適宜に分散して配置されている。操作パネル5はそのほぼ全体が斜め上方を指向しているため、使用者が本洗濯乾燥機の前方に立った姿勢で斜め下方を見下ろしたとき、操作パネル5面はその視線に対して垂直に近い状態となり、表示が見易く且つ操作キーも押し易いという配慮がなされている。
外箱1の上面部1aの前端部には、上蓋2が開かないようにロックするための上蓋ロック装置(扉ロック手段に相当)30が設けられている。この上蓋ロック装置30は、上蓋2が閉じた状態で上蓋2の係止孔(図示せず)に挿入され、上蓋2をロックするロックピン(図示せず)と、ロックピンを動かすための駆動部30a(図8参照)とで構成される。
次に、図3〜図6に基づき、本ドラム式洗濯乾燥機の内部構成について概略的に説明する。図3は本ドラム式洗濯乾燥機内部の要部の正面縦断面図、図4は同じく内部の左側面図、図5は内部の右側面縦断面図、図6は内部の右側面図である。
外箱1の内部にあって台座部6の上には、周面が略円筒形状で両端面がほぼ閉塞された外槽10が、外箱1の左右側面にそれぞれ端面が対向する状態で、左右両側上方から吊下げ支持する二本のばね11と、前後方向に外槽10の下部を支え受けるダンパ12とにより適度に揺動自在に保持されている。この外槽10の内部には、洗濯物を内部に収容するための内槽として、多数の通水穴が穿孔された略円筒形状の周面の両端面がほぼ閉塞されている横型のドラム13が、左右方向に延伸する水平軸線Cを中心に回転自在に設けられている。
ドラム13の左端面中央に固着された主軸14は、外槽10の左端面に固定されているアルミダイカスト製の第1軸受ケース16に保持された軸受17により支承されている。他方、ドラム13の右端面中央に固着された補助軸15は、外槽10の右端面に固定されている第2軸受ケース18に保持された第2軸受19により支承されている。この主軸14及び補助軸15により上記水平軸線Cが形成される。外槽10の左端面から側方へと突出した主軸14の先端には、アウタロータ型のモータ20のロータ20bが固定され、一方、モータ台を兼ねる第1軸受ケース16にはモータ20のステータ20aが固定されている。図示しない制御回路からステータ20aに駆動電流が供給されるとそれによってロータ20bが回転し、主軸14を介してロータ20bと同一の回転速度でドラム13が回転駆動される。
外槽10の周面の上部から斜め前方にかけて、外箱1の洗濯物投入口3と一致する位置に、洗濯物を出し入れするための外槽開口100が設けられ、外槽開口100は外槽扉101により開閉自在となっている。また、ドラム13の周面にも洗濯物を出し入れするためのドラム開口130(ドラムの投入口に相当)が設けられ、ドラム開口130は前後に観音開き構造を有する二枚の扉体131a,131bから成るドラム扉131により開閉自在となっている。但し、ドラム13は回転可能であるため、ドラム開口130が外槽開口100、即ち洗濯物投入口3と径方向に一致した位置でドラム13が停止状態を維持するように、ステータ20aの下方にはドラムロック装置21が設けられている。
外槽10の底部には排水口22が設けられ、排水口22は排水バルブ23を介し図示しない排水ホースを通して外部の排水溝へと接続されている。また、外槽10の底部には窪んだ凹部が形成され、そこには貯留した水を加熱するための水加熱ヒータ24が配設されている。
洗濯運転時には、外槽2内に給水され洗濯物が水に浸される。水加熱ヒータ24が動作して水が適温に加熱されるとともに、ドラム13が低速(50rpm程度)で正回転、逆回転を繰り返し、ドラム13内の洗濯物がたたき洗いされる。
外槽10の右外側には、乾燥運転時に熱風をドラム13内に供給し、洗濯物から奪った水蒸気を凝縮・液化して除去した後の空気を再び加熱するような循環空気流路40が形成されている。
図6に示すように、循環空気流路40は、外槽10からの排気口20eに接続される後部縦通気路41と、後部縦通気路41の上部に接続され、水平やや斜め上方に延伸する後部横通気路43と、この後部横通路43の前方に接続されるブロア室44と、このブロア室44の右側方に接続され、略水平に延伸し外槽10の端面外側において前方に屈曲し、さらに下方向に屈曲した横通気路47とで構成される。横通気路47の末端は第2軸受ケース18に形成された吸気口29aに被さるように設けられている。ブロア室44内にはブロア45が配置されており、ブロア室44の前方にはブロア45を駆動するためのブロアモータ46が配置されている。横通気路47内にはシーズ線から成るヒータ48が配設されている。後部縦通気路41の上部の水管接続口42aには、冷却水を流す水管が接続されており、この水管から後部縦通気路41内に供給される水によって、この内部は実質的に熱交換器42として機能する。なお、後部縦通気路41の内部は突出部41aにより通気路が狭まっており、これにより、水管から供給された水が噴き上がって冷却効果を高めるとともに、下方から上昇してくる空気流に乗った糸屑等のゴミが上昇してくるのを防止している。
乾燥運転時には、ブロアモータ46によってブロア45が回転駆動され、ブロア45は後方側から吸い込んだ空気を側方に向けて吐き出す。そのため、ブロア室44から横通気路47へと向かう空気流が形成される。横通気路47を通過する間にヒータ48で加熱された空気は、外槽10内に送り込まれる。そして、ドラム13内に流れ込み、ドラム13内の濡れた洗濯物に当たり水分を奪う。これにより、洗濯物が乾かされる。排気口20eから出た水蒸気を多量に含む空気は、後部縦通気路41を通って熱交換器42に達し急激に冷やされる。その結果、空気に含まれる水蒸気は凝縮して水となる。こうして、熱交換器42を通過し乾いた空気はブロア室44へと戻る。なお、凝縮水は後部縦通気路41を通って外槽10内へと流れ、外槽10の排水口22から排水される。
図8は本実施例のドラム式洗濯乾燥機の要部の電気系構成図である。制御部50(制御手段に相当)は、CPU、ROM、RAM、タイマなどを含むマイクロコンピュータを中心に構成されており、ROMに格納されている制御プログラムに基づいて、洗い、すすぎ、脱水及び乾燥の各行程の運転動作を行うための各種の制御を実行する。制御部50には、使用者が各種設定や指示を与えるために操作パネル5に設けられた各種操作キー52からキー入力信号が与えられるとともに、外槽10内に貯留された水の水位を検知する水位センサ54、洗いやすすぎ行程時には水温を、乾燥行程時にはドラム出口側の温度を検出するドラム出口温度センサ55、乾燥行程時に冷却水の温度を検出する冷却水温度センサ56、ドラムモータ20に付設され該モータ20の回転位置を検出するためのホール素子等から成る回転センサ20cからそれぞれ検出信号が入力される。回転センサ20cは、ドラムモータ20が所定角度(例えば、5度)だけ回転する毎に1つのパルス信号を発生し、制御部50は、パルス信号の発生間隔によってドラムモータ20の回転速度を検出する。
また、制御部50には負荷駆動部51が接続されており、この負荷駆動部51を介してドラムモータ20、ブロアモータ47、水加熱ヒータ24、乾燥用ヒータ48、給水バルブ59、排水バルブ23等の動作を制御する。また、ドラム13の回転を禁止するドラムロックを行うため、制御部50は、ドラムロック装置21に備えられているトルクモータ211に内蔵された回転位置検出器217からの検出信号を受けつつ、該トルクモータ211の動作を制御する。さらに、制御部50は、上蓋ロック装置30の駆動部30aの動作を制御する。
ドラムロック装置21の構成について、上記図3、図4に加えて図7を参照しつつ説明する。図7はドラムロック装置21の拡大図であり、(A)はドラムロック解除時、(B)はロック作動時の状態を示している。
ドラムロック装置21は、駆動源であるトルクモータ211、ロックピン212を端部に有する作動体213、作動体213を付勢するばね214、トルクモータ211の回転軸に固定されたカム215等を含んで構成され、第1軸受ケース16と外槽10とに跨ってその両方に対して固定されている。外槽10はプラスチック製であるが、第1軸受ケース16はアルミダイカスト製であるため、ドラムロック装置21を強固に保持することができる。作動体213はケースに設けられた案内溝に沿って上下方向にのみ移動が可能となっており、ばね214によって上方向に付勢されている。カム215に設けられた凸部216は、作動体213に設けられた開口213a内を移動可能である。
一方、ロックピン212を受け入れる側である、上記固定係合手段としての係合溝部25はドラムモータ20のロータ20b外周縁部に設けられており、ロックピン212がちょうど嵌合する係合溝の左右(ロータ20bの回転方向で言えば前後)に案内片25aが設けられている。
而して、図7(A)に示すように凸部216が最低位置にあるときには、該凸部216はばね214の付勢力に抗して作動体213を下方に押圧しており、それによってロックピン212は下方に引かれている(つまり後退している)。この状態からトルクモータ211が反時計回り方向に回転されると、回転に伴って凸部216は上昇し、それに伴いばね214の付勢力により作動体213は徐々に上方に移動する。これにより、ロックピン212が上方に進出し始める。
図7(B)に示すように、ちょうどカム215が半回転して凸部216が最高位置に達したとき、作動体213も最高位置に達し、ロックピン212は最も進出する。このとき、進出前方に上記係合溝部25が存在していれば、ロックピン212は係合溝部25の溝穴に嵌合し、それによってロータ20bの回転を制止する。つまり、ドラム13がロックされた状態となる。ロックピン212の先端は両角部を切り落とした台形状となっているため、ロックピン212と係合溝部
25の溝穴との位置が多少ずれていた場合でも、係合溝部25の溝穴の入口両コーナ部にロックピン212の切り落とし部が当接すると、該切り落とし部の傾斜に沿って滑り込むように両者は嵌合する。
更にトルクモータ211が反時計回り方向に回転されると、回転に伴って凸部216は下降し、それに伴い作動体213は徐々に下方に移動する。そして、ロックピン212は係合溝部25の溝穴から離脱し、ロータ20bは回転自在な状態となる。すなわち、上記ドラムロックが解除される。
このように一方向にのみ回転するトルクモータ211の回転動作に従って、ドラムロックとロック解除とが達成される。なお、上述したようにトルクモータ211には軸の回転位置を検出する回転位置検出器217が内蔵されており、その検出信号により、ロックピン212が進出した状態であるか、或いは後退した状態であるかが判別できるようになっている。作動体213を往復動させる機構としてはソレノイドも考え得るが、トルクモータを使用することによって動作時の音を抑制することができ、また、ロックピンと係合溝との位置ずれによってロックピンが進出途中で制止されてしまったような場合でも異常電流が流れて破損するようなことがないという利点を有する。
本実施例のドラム式洗濯乾燥機では、洗濯運転、乾燥運転を順次実行し、乾燥運転が終了すると、ブザーなどによって全運転の終了を報知する。その後、シワつき防止運転を実行する。このシワつき防止運転は、使用者が洗濯物を取り出すまでの間に洗濯物にシワがつかないようにする運転である。以下、シワつき防止運転における制御動作を図9のフローチャートに従って説明する。
シワつき防止運転が開始されると、まず、制御部50は、ドラム開口130が洗濯物投入口3に一致する位置(以下、定位置と称する)にドラム13を停止させる定位置停止制御を行う(ステップS1)。即ち、ドラム13が極めて低速(例えば5rpm)で回転するよう制御する。そして、定位置よりも少し前の位置にドラム開口130が来たタイミングでドラムモータ20に電磁ブレーキをかける。こうして、ドラム13が定位置に停止する。
次に、制御部50は、ドラムロック装置21を動作(ロック動作)して、ドラム13が動かないようにロックする(ステップS2)。ドラム13のロックが完了すると、制御部50は、上蓋ロック装置30を動作(解除動作)して、乾燥運転時に行っていた上蓋2のロックを解除する(ステップS3)。
次に、所定の停止時間(例えば、4分50秒)が経過するまで、上蓋2が開いたか否か、及びシワつき防止運転の所定の運転時間(例えば、2時間)が経過したか否かを検知する(ステップS4、S5)。制御部50は、上蓋2の開閉検知装置(図示せず)の検知によって上蓋2が開いたことを検知すると、洗濯物が取り出されたと判断して、自動的に電源を遮断し(ステップS6)、シワつき防止運転を終了する。また、運転時間が経過したことを検知すると、同様に、シワつき防止運転を終了する。
停止時間が経過すると(ステップS7)、制御部50は、上蓋ロック装置30を動作(ロック動作)して、上蓋2が開かないようにロックした後、ドラムロック装置21を動作(解除動作)して、ドラム13のロックを解除する。そして、ドラム13を所定の攪拌時間(例えば、10秒)だけ回転させ、ドラム13内の洗濯物を攪拌する(ステップS10)。こうして、攪拌時間が経過すると(ステップS11)、ステップS1に戻ってドラム13を定位置に停止させた後、ドラム13のロックを行うとともに上蓋2のロックを解除する(ステップS2、S3)。
このようにして、シワつき防止運転においては、使用者が洗濯物を取り出すまで、ドラム回転時間に比べてかなり長い停止時間を挟んでドラム13の回転が繰り返される。これによって、ドラム13内で乾いた洗濯物が時折攪拌されることになり、洗濯物のシワつきが防止される。
さらに、ドラム13の回転中(ドラム回転時)は上蓋2がロックされるので、使用者に上蓋2が開けられるのを防止でき、安全性を確保できる。その上、ドラム13が停止するときには定位置に停止され、また、ドラム13の停止期間中(ドラム停止時)は、上蓋2のロックが解除されるので、使用者が洗濯物を取り出すときに、定位置停止のためや上蓋2のロックを解除するための特別な操作を行わなくて良い。したがって、使用者の使い勝手を良くすることができる。
なお、洗濯運転や乾燥運転の際にも、ドラム13は正回転と逆回転との間に停止するが、このときは、停止のたびに、ドラム13を定位置に停止させてロックすることや上蓋2のロックを解除することはしない。洗濯運転や乾燥運転では停止時間が短く、頻繁に停止するため、定位置停止・ロック動作により運転時間が長くなったり、上蓋ロック装置30やドラムロック装置21の頻繁な動作により装置の消耗を早めたりする虞があるからである。
なお、上記実施例は本発明の一例であって、本発明の趣旨の範囲で、適宜に変更や修正を行えることは明らかである。
例えば、請求項1に係るドラム式洗濯乾燥機は、実施例のようなトップローディングタイプでなくてもよく、ドラム前面に投入口を有するとともに外箱前面に投入口を有する、いわゆるフロントローディングタイプのものであってもよい。
本発明の一実施例によるドラム式洗濯乾燥機の外観斜視図。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機の上部の側面縦断面図。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機内部の要部の正面縦断面図。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機内部の左側面図。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機内部の右側面縦断面図。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機内部の右側面図。 ドラムロック装置の拡大図であり、(A)はドラムロック解除時、(B)はロック作動時の状態。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機の要部の電気系構成図。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機におけるシワつき防止運転の制御動作を示すフローチャート。
符号の説明
1…外箱
2…上蓋(扉体)
3…洗濯物投入口(外箱の投入口)
13…ドラム
30…上蓋ロック装置(扉ロック手段)
50…制御部(制御手段)
130…ドラム開口

Claims (1)

  1. 外箱内に配置した水平軸又は傾斜軸を中心に回転するドラム内に洗濯物を収容し、洗濯運転、乾燥運転を順次行うとともに、乾燥運転が終了すると、ブザーなどにより運転の終了を報知し、ドラムの回転時間に比べて長い停止時間を挟んでドラムの回転を繰り返すことでドラム内の洗濯物のシワつきを防止するシワつき防止運転を行い、このシワつき防止運転中に、使用者が洗濯物を取り出すことができるドラム式洗濯乾燥機において、
    外箱に設けられた洗濯物の投入口を開閉するための扉体と、
    この扉体の開閉を検知するための開閉検知装置と、
    洗濯運転、乾燥運転において前記扉体が開かないようロックするための扉ロック手段と、
    この扉ロック手段の動作を制御するための制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記シワつき防止運転時のドラムの停止期間中は前記扉ロック手段による前記扉体のロックを解除し、ドラムの回転中は前記扉ロック手段による前記扉体のロックを成し、前記扉体のロックが解除された前記ドラムの停止期間に前記開閉検知装置によって前記扉体が開いたことを検知すると、洗濯物が取り出されたと判断して、前記シワつき防止運転をやめ、自動的に電源を遮断する、
    ことを特徴とするドラム式洗濯乾燥機。
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