JP4275023B2 - 遊技機及び遊技機用メモリ基板 - Google Patents

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Description

この発明は、スロットマシン(回胴式遊技機)等の遊技機に関し、特にこれに用いられているサブ基板に搭載されるメモリ基板に関するものである。
スロットマシンやパチンコ機などの遊技機はマイコン(CPU)を内蔵していて、抽選・入賞・払い出し・演出の制御をプログラムで実現している。この種の遊技機は、遊戯者の操作を受けて内部抽選及び該抽選結果に応じた入賞判定を行うとともに、入賞に応じて遊技媒体の払い出し制御を行うメイン基板と、メイン基板から遊戯者の操作を受けて処理を行い生成したコマンドを受けて内部抽選の結果を報知するなどの各種演出を行うサブ基板とを備えている。メイン基板とサブ基板は、それぞれCPU,RAM、ROMを備えている。
CPUとROMなどの半導体メモリ(以下、メモリ又はメモリ素子と記す)を1枚の基板に装着することが多いが、近年の遊技機においては、演出の多様化により画像や音のデータが増大する傾向にあり、特にサブ基板において多くのメモリ素子(ROM)が使用されるようになってきている。これらメモリ素子を簡便に扱う方法として、パソコンや情報機器などの一般の電子機器の分野において従来からメモリ素子のみを搭載したメモリ基板の利用が行われているが、遊技機における特殊事情があるために、そのようなやり方を遊技機にそのまま適用することができない。
その理由を説明する前に、一般的な電子機器の場合を説明する。メモリを増設したり様々な種類のメモリに対応できるようにしたりするためにメモリをCPUの搭載された基板とは別の基板(メモリ基板)に設け、これをCPUの搭載された基板に対してコネクタを介して装着することが行われている。以下の説明において、メモリとして読み出し専用のROMを例にとり説明する。
図7に示されるように、従来、ROM610を搭載したメモリ基板600をCPU510の搭載された基板(便宜上、CPU基板とする)500から分離し、メモリ基板600をCPU基板500上にコネクタ520,630を介して装着する場合は、アドレス信号に応じて複数のROMチップ610からその一部を選択するためのアドレスデコーダ620をメモリ基板600に設けることが多い。このようにすれば、ROMチップ610の容量に変更が生じた場合(例えば、既存のROMチップ610と容量の異なるROMチップを採用するように設計変更した場合など)でもアドレスデコーダ620の入出力の設計を変えることにより、CPU−メモリ基板間のインタフェースは影響を受けることなく、メモリ基板600をCPU基板500に装着することができる。
これに対して、図8に示されるように、メモリ基板800の構成を簡単にしてコストを抑えるためにアドレスデコーダ720をCPU基板700上に設けることもある。この場合、ROMチップ810の容量の変更やROMチップ810の素子数の変更にも対応できるように、CPU710とアドレスデコーダ720とを結ぶ信号線上にジャンパ730を設け、メモリ基板800のROMチップ810の種類(容量・素子数など)に応じて適宜ジャンパ730を設定するようにしている。例えば、4つのROMチップ810でメモリ基板800を構成したとき、CPU710のアドレスバスの上位2ビットをアドレスデコーダ720に入力するようにジャンパ730で接続する。2つのROMチップ810でメモリ基板800を構成したとき、CPU710のアドレスバスの上位1ビットをアドレスデコーダ720に入力するようにジャンパ730で接続する。同じ数のROMチップ810を用いる場合でもROMチップ810の容量が4倍になったときは、2ビット上位のアドレスをアドレスデコーダ720に入力するようにジャンパ730で接続する。このようにジャンパ730の接続を変更することにより、ROMチップ810の種類の変更に起因して生じるアドレスデコーダ720に入力すべきアドレスの違いを調整して、さまざまなメモリ基板800をCPU基板700にコネクタ740,820を介して装着することを可能にする。
図7のメモリ基板には、デコーダを搭載する必要があるためにコストアップになるという問題がある。そのため遊技機においても図8のようにデコーダを制御基板に搭載することが望ましい。
一般の電子機器であれば、図8に例示したようにジャンパを用いることができるが、遊技機においてはその特殊事情によりジャンパを用いることはできない。すなわち、遊技機は機種ごとに当局の検定を受けなければならず、当該検定をパスしたもののみが販売・使用を許される。販売・使用される遊技機は検定されたものと完全に同一でなければならず、そのため遊技機の各部品は管理番号が付されており、CPUを搭載する基板も例外ではない。しかし、ジャンパを用いると基板の構成の変更が容易であり、検定された基板との同一性を保証できなくなる。そのためジャンパのような電気的構成を変更し得るような部品を用いることは許されない。
本発明は斯かる課題を解決するためになされたもので、検定を受けた基板との同一性を保証しつつ、デコーダをメモリ基板でなくCPU基板に設けることによりコストを削減できる遊技機及び遊技機用メモリ基板を提供することを目的とする。
本発明は、遊技者の操作を受けて内部抽選及び入賞判定を行うとともに、入賞に応じて遊技媒体の払い出し制御を行うメイン基板と、前記メイン基板からコマンドを受けて内部抽選の結果の報知を含む演出を行うサブ基板とを備える遊技機において、
前記サブ基板は、複数のアドレス信号を含むアドレスバスに接続されたCPUと、前記アドレスバスの一部のアドレス信号を受けてメモリ素子の選択信号を生成するアドレスデコーダと、コネクタを介して着脱自在に取り付けられるメモリ基板とを備え、
前記アドレスデコーダが、前記サブ基板に設けられ、
前記CPUが使用する複数のメモリ素子が、前記メモリ基板に設けられ、
前記メモリ基板に搭載された複数のメモリ素子は、前記サブ基板から前記コネクタを通して送られてくる前記複数のアドレス信号を含むアドレスバスに接続され、
前記アドレスバスの一部のアドレス信号は、前記コネクタを通して前記メモリ基板から前記サブ基板に戻されて前記アドレスデコーダに入力され、
前記アドレスデコーダの前記選択信号は、前記サブ基板から前記コネクタを通して前記メモリ基板に入り、前記複数のメモリ素子の選択端子に接続されることを特徴とするものである。
前記メモリ基板において、前記サブ基板から送られてくる前記複数のアドレス信号は前記メモリ素子用のアドレス信号と、前記メモリ素子用のアドレス信号の上位ビットに位置する前記複数のメモリ素子のいずれかを選択するためのメモリ素子指定用信号とを含み、前記メモリ素子指定用信号の数は前記メモリ素子の数に応じて定められる。
好ましくは、前記アドレスデコーダの入力信号線の本数αと前記アドレスデコーダ出力信号線βの本数との間にβは2のα乗(β=2^α)という関係があり、前記コネクタを通して前記サブ基板に戻されて前記アドレスデコーダに入力される前記アドレスバスの他の一部の信号線の本数をγと前記メモリ基板に搭載されるメモリ素子の数の個数δとの間にδは2のγ乗(δ=2^γ)という関係があり、さらに、γ≦αかつδ≦βという関係がある。
この発明は、複数のメモリ素子と、遊技機の内部抽選の結果の報知を含む演出を行うサブ基板に設けられたコネクタと嵌合するコネクタとを備え、
前記複数のメモリ素子は、前記サブ基板から前記コネクタを通して送られてくる複数のアドレス信号を含むアドレスバスに接続され、
前記アドレスバスの一部のアドレス信号は、前記コネクタを通して前記サブ基板に戻され、
前記サブ基板から前記コネクタを通して複数のメモリ素子選択信号を受け、これら信号は前記複数のメモリ素子の選択端子にそれぞれ接続されることを特徴とするものである。
この発明によれば、メモリ基板に搭載するメモリ素子の種類が変更された場合でも、前記メモリ基板を搭載するサブ基板をなんら改変することなく、メモリ基板を使用することができるようになる。したがって、検定を受けた基板との同一性を保証することができるので、前記メモリ基板は遊技機に好適である。しかも、アドレスデコーダをメモリ基板でなくサブ基板に設けることによりコストを削減することもできる。
この発明の実施の形態に係る遊技機について図面を参照して説明する。
図1は遊技機(スロットマシン、回胴式遊技機とも呼ばれる)の正面図である。
スロットマシン1で遊技を楽しもうとする遊技者は、まずメダル貸機(図示しない)等から遊技媒体であるメダルを借り、メダル投入装置のメダル投入口101に直接メダルを入れる。メダル投入口101は、スロットマシン1の正面で略中央の高さに設けられている。
スロットマシン1は、四角箱状の筐体102を有する。前記筐体102の中央部及び上部には、遊技者側に向かって臨む四角窓状の表示窓103が形成されている。そして、この中央部の表示窓102の中央には、三個の回転リール130の図柄151を見ることができる図柄表示窓104が形成されている。ベットスイッチ105は、回転リール130の下方に位置するスイッチであって、メダル投入口101に連続してメダル投入をして貯留させた貯留メダル数を減じてメダル投入に代える。精算スイッチ106は、回転リールの斜め下方に位置するスイッチであって、貯留した投入メダルを払い出す。スタートスイッチ120は回転リール130の斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入若しくはベットスイッチ105の操作を条件に、リールユニット150の駆動を開始させる。ストップスイッチ140は、リールユニット150の駆動を停止させるためのものである。リールユニット150は、三個の回転リール130とから構成されている。そして、各回転リール130は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープ131とを備えている。このリールテープ131の外周面には、複数個(例えば21個)の図柄151が表示されている。152は各種の演出を行うための液晶表示部である。
スロットマシン1の内部には、後述のように、スロットマシン1の全体の動作を制御するための制御装置が内蔵されている。制御装置は、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている。そして、CPU(処理部)が遊技者の操作を受けてROM(記憶部)に記憶されたプログラムを読み込むことで動作させるものであり、具体的には、スタートスイッチ120及びストップスイッチ140の操作に基づき回転リール130の回転及び停止を制御するとともに、ランプやスピーカ等の表示を制御する。CPUが動作する際に必要な一時的なデータなどはRAM(記憶部:一般にRAMは揮発性メモリであり、その電源断によりデータは原則失われるが、本遊技機においてはその一部又は全部についてバッテリなどのバックアップ電源が用意されていることがあり、この場合は電源断でもデータは失われない)に記憶される。CPUはROMに記録されたプログラムに従って所定の動作を行うとともに、処理に必要な一時的なデータをRAMに記録するとともに記録されたデータを必要に応じて読み出して参照する。
スタートスイッチ120は、前述のように回転リール130の斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入若しくはベットスイッチ105の操作を条件に、または、入賞判定に応じて得られる「再遊技(Replay)」時には前遊技からの所定時間経過を条件に、リールユニット150の駆動を開始させるためのものである。
ストップスイッチ140は、前述のようにリールユニット150の駆動を停止させるためのものである。具体的には、ストップスイッチ140は、各回転リール130に対応した三個のスイッチから構成され、各回転リール130の下方に1個ずつ配置されているものである。回転リール130に対応したストップスイッチ140の操作により、当該対応した回転リール130の回転を停止するように設定されている。
メダルの投入若しくはベットスイッチ105の操作を条件に、または、前記「再遊技(Replay)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、スタートスイッチ120を操作すると、リールユニット150が駆動され、三個の回転リール130が回転を開始する。その後、ストップスイッチ140の一個を操作すると、当該対応する回転リール130の回転が停止する。そして、ストップスイッチ140を三個全て操作すると、三個の回転リール130の回転が全て停止する。このとき、表示窓104の有効入賞ライン上に、予め設定された図柄151が停止すると入賞と判定され、図示しないホッパーユニットを介して所定枚数のメダルが払い出される。なお、メダルを払い出す代わりに、クレジットしてもよい。
図2はスロットマシン1の電気的な概略構造を示すブロック図である。この図において電源系統についての表示は省略されている。スロットマシン1は、その主要な処理装置としてメイン基板10とこれからコマンドを受けて動作するサブ基板20とを備える。なお、少なくともメイン基板10は、外部から接触不能となるようにケース内部に収容され、これら基板を取り外す際に痕跡が残るように封印処理が施されている。
メイン基板10は、遊技者の操作を受けて内部抽選を行ったり、リールの回転・停止やメダルの払い出しなどの処理を行ったりするためのものである。メイン基板10は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPUと、前記プログラムを記憶する記憶手段であるROMおよび処理結果などを一時的に記憶するRAMを含む。
サブ基板20は、メイン基板10からコマンド信号を受けて内部抽選の結果を報知などの各種演出を行うためのものである。サブ基板20は、前記コマンド信号に応じた予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPUと、前記プログラムを記憶する記憶手段であるROMおよび処理結果などを一時的に記憶するRAMを含む。コマンドの流れはメイン基板10からサブ基板20への一方のみであり、逆にサブ基板20からメイン基板10へコマンド等が出されることはない。
メイン基板10にはスタートスイッチ120,ストップスイッチ140,リール駆動部160,リール位置検出回路161、ホッパー駆動部170、ホッパー171及びホッパー171から払い出されたメダルの枚数を数えるためのメダル検出部172が接続されている。サブ基板20には液晶表示装置152の制御基板210、スピーカ220、LED基板230などの周辺基板(ローカル基板)が接続されている。
特に、本実施の形態によるスロットマシン1においては、複数のROMチップを搭載したメモリ基板30がサブ基板20に接続されている。メモリ基板30に搭載されているROMチップはサブ基板20に搭載されたCPUにより使用される。
なお、メイン基板10のROMには、このスロットマシン1で実行されるゲーム処理の手順がシーケンスプログラムとして記憶されている他、入賞確率テーブル,シンボルテーブルおよび入賞シンボル組合せテーブル等がそれぞれ区分されて格納されている。
各種の入賞は入賞確率テーブルのデータ設定に応じた確率の下で発生し図柄の停止制御が行われるため、遊技者の技量に極端に左右されることなく、例えば1日の営業時間内でのトータル的なメダル支払い率がほぼ一定に維持されている。どのテーブルを使用するかは内部設定値で決まる。
図3に示されるように、サブ基板20上にはCPU40及びアドレスデコーダ50が搭載されている。CPU40にはデータバス21及びアドレスバス22が接続されており、アドレスデコーダ50には複数のデコーダ入力信号線23及び複数のデコーダ出力信号線24が接続されている(データバス21及びアドレスバス22はそれぞれ1本の線で表現されているが、実際はそれぞれ複数の信号線及びアドレス信号線からなる。複数のデコーダ入力信号線23も同様である。複数のデコーダ入力信号線23はアドレスバス22の一部である。図3の例のようにデコーダ出力信号線24が4本の場合はデコーダ入力信号線23は2本である)。データバス21、アドレスバス22、デコーダ入力信号線23及びデコーダ出力信号線24はサブ基板側コネクタ60に接続されている。
メモリ基板30上には、複数のROMチップ70−1〜70−4が搭載されると共に、サブ基板側コネクタ60と嵌合されるメモリ基板側コネクタ80が設けられている。ROMチップ70−1〜70−4とサブ基板側コネクタ60の間には、データバス31、アドレスバス32(複数のアドレス信号線33及び複数のUターン信号線34を含む)、並びにチップセレクト線35が設けられている。
サブ基板側コネクタ60とメモリ基板側コネクタ80とが嵌合されると、データバス21とデータバス31とが接続され、アドレスバス22とアドレスバス32とが接続される。また、Uターン信号線34とデコーダ入力信号線23とが接続され、デコーダ出力信号線24とチップセレクト線(CS線)35が接続される。
ここで、アドレスバス22について言及し、それに基づいてUターン信号線34及びデコーダ入力信号線23などで伝達される信号についても説明する。
複数のROMチップ70−1〜70−4が存在する場合、各ROMチップ70−1〜70−4におけるアドレスを指定するだけでは足らず、いずれのROMチップ70−1〜70−4におけるアドレスを指定しているのかを示す情報も必要となる。例えば、ROMチップ70−1〜70−4におけるアドレスを指定するために必要とされるアドレス信号線がn本(A0〜An−1)であった場合、通常は、その直近上位の数ビット分のアドレス信号線(例えば、2ビットの場合、An及びAn+1:以下「ROMチップ指定用信号線」という。)を参照することで、いずれのROMチップ70−1〜70−4が対象であるのかを知ることができる。このことから明らかなように、アドレスバス22を構成する複数のアドレス信号線には、各ROMチップ70−1〜70−4におけるアドレス指定用の信号線と、ROMチップ指定用信号線とが含まれている。なお、ROMチップ指定用信号線が何本必要であるかは、ROMチップ70−1〜70−4の個数によって変動し、また、何番目のアドレス信号線からがROMチップ指定用信号線となるのかは、ROMチップ70−1〜70−4の容量に応じて変動する。
アドレスデコーダ50の機能は、例えば、ROMチップ指定用信号線により伝達される数ビットの2値情報をメモリ素子を選択するための複数の信号にデコードすることであり、この機能自体は、ROMチップの容量が設計変更されたりROMチップの個数が設計変更されたりしても(ROMチップの個数がアドレスデコーダの出力信号線数を超えない場合に限る)、何ら変わりがない。主として変更されるのは、何をアドレスデコーダ50への入力とすべきか、すなわち、何番目のアドレス信号線から何本をアドレスデコーダ50へ入力すべきかである。
アドレスバス22,32に含まれる複数のアドレス信号線のうち、何番目のアドレス信号線から何本がROMチップ指定用信号線となるのかは、ROMチップの容量・個数などが確定すれば決定できる。すなわち、メモリ基板30を設計した時点で決定できる事項である。そこで、本発明の実施の形態においては、メモリ基板30上において、アドレスバス32に含まれる信号線を二つに分岐させて、各ROMチップ70−1〜70−4におけるアドレス指定用のアドレス信号線33を各ROMチップ70−1〜70−4に導入する一方で、ROMチップ指定用信号線をUターン信号線34としてサブ基板20側へ戻し、デコード入力信号線23を通じてアドレスデコーダ50に導入するように設計している。このようにメモリ基板30を設計することにより、アドレスデコーダ50に変更を加える必要がないのは勿論のこと、サブ基板20側の構成や、サブ基板側コネクタ60及びメモリ基板側コネクタ80のインタフェースに対しても何ら変更を加えることなく、アドレスデコーダ50を含むサブ基板20を複数種のメモリ基板30に対応させることができ、コストダウンを図ることができる。
図4は、図3に示されるサブ基板20及びメモリ基板30のより具体的な構成を示す図である。図4には、一例として16ビットのアドレスバス22(A0〜A15)を備えるものが描かれている。なお、図4においては簡略化のためデータバスは省略されている。
図4のアドレスデコーダ50において、デコード入力信号線23−1〜23−3の本数は3本であり、デコード出力信号線24−1〜24−8の本数は8本である。すなわち、このアドレスデコーダ50自体は、3ビットの入力を受けて、8個のROMチップのうちの一つを選択するチップセレクト信号CS(又はチップイネーブル信号)を出力可能なものである。ここで、デコード入力信号線やデコード出力信号線の本数には特に制限はなく、一つのアドレスデコーダ50で何個のROMチップを搭載しているメモリ基板まで対応させるかによって、デコード入力信号線及びデコード出力信号線の本数を決定することができる。例えば、2個〜16個までのROMチップ搭載のメモリ基板に対応させるためには、例えば、デコード入力信号線の本数を4本とし、デコード出力信号線の本数を16本とすればよい。
一方、図4に示されるメモリ基板30上に搭載されているROMチップ70−1〜70−4の個数は4個であるので、ROMチップの指定に必要な情報は2ビットである。図示された例においては、各ROMチップ70−1〜70−4におけるアドレス指定用の信号線33が12ビット(A0〜A11)であるので、ROMチップ指定用信号線はその直近上位の2ビット(A12,A13)となる。そこで、この2本のアドレス信号線(A12,A13)をUターン信号線34−1,34−2として、メモリ基板側コネクタ80及びサブ基板側コネクタ60を介してサブ基板側20に戻している。なお、アドレスバス32のうち、アドレス指定用の信号線(A0〜A11)33は、各ROMチップ70−1〜70−4にそれぞれ入力されている。
図示されたアドレスデコーダ50は上述のように3ビット入力対応のものであるので、デコーダ入力信号線23−1〜23−3の本数とUターン信号線34−1,34−2の本数とには差があるが、メモリ基板側コネクタ80にはその差に応じたNC(無接続)ピンを設け、余ったデコーダ入力信号線23−3(通常は、上位ビットのデコーダ入力信号線)はそのNCピンに接続することとしている。なお、例えば、アドレス信号線(A14)にて伝達される信号が情報としてNCピンと同等のものである場合には、ROMチップ70−1〜70−4の個数が4個である場合にもUターン信号線を3本とし、それぞれをデコーダ入力信号線に接続することとしても良い。
一方、デコーダ出力信号線24−1〜24−8の本数は8本であるのに対して、メモリ基板30に搭載されているROMチップ70−1〜70−4の個数は4個であり、それぞれに入力されるチップセレクト線35−1〜35−4の総本数も4本であるので、デコーダ出力信号線24−1〜24−8とチップセレクト線35−1〜35−4を接続すると、4本のデコーダ出力信号線24−5〜24−8が余ることとなる。そこで、メモリ基板側コネクタ80にはその差(この場合は4)に応じたNCピンを更に設け、そのNCピンに余った4本のデコーダ出力信号線24−5〜24−8(通常は、上位ビットのデコーダ出力信号線)を接続することとしている。
図5を参照すると、各ROMチップ71−1〜71−4の容量が倍になった例について描かれている。各ROMチップ71−1〜71−4の容量が倍になった結果、例えば、各ROMチップ71−1〜71−4におけるアドレス指定用の信号線が13ビット(A0〜A12)必要になったとする。一方、ROMチップ71−1〜71−4の個数は図4に示されたものと同様に4個であるので、ROMチップの指定に必要な情報は2ビットである。そのため、図5に示された例においては、13ビットのアドレス指定用の信号線33(A0〜A12)の直近上位の2ビット(A13,A14)がROMチップ指定用信号線となり、これらがUターン信号線34−1,34−2としてサブ基板20側に戻されている。その他の構成は図4に示されたものと同じである。
図4及び図5を参照すれば明らかなように、搭載されているROMチップの容量に変更があり、それによって各ROMチップにおけるアドレスを指定するためのビット数に変動があった場合であっても、アドレスデコーダ50を含むサブ基板20側の構成には何らの変更も加えられていないし、サブ基板側コネクタ60とメモリ基板側コネクタ80とのインタフェースにも何らの変更も加えられていない。図4と図5の違いは、メモリ基板30において、信号線34−1、23−1としてアドレス信号A12とA13のどちらを割り当てるか、信号線34−2、23−2としてアドレス信号A13とA14のどちらを割り当てるか、だけである。
図6を参照すると、図4に示されていたROMチップと容量の同じROMチップがメモリ基板30上に8個搭載されている例が描かれている。各ROMチップ70−1〜70−8の容量は同じであるので、各ROMチップ70−1〜70−8におけるアドレス指定用のビット数も12ビットで同じである。すなわち、図6に示された各ROMチップ70−1〜70−8に導入されるXYアドレス指定用の信号線33も図4に示されるものと同じく、アドレスバス32のうち下位の12本(A0〜A11)である。
これに対して、図6に示される例においては、ROMチップ70−1〜70−8の個数が8個になったため、ROMチップ指定用の信号線としては3ビット(A12〜A14)必要となる。そこで、Uターン信号線34−1〜34−3を3本設け、それらを用いて、アドレスバス32に含まれるROMチップ指定用の信号線(A12〜A14)をサブ基板20側に戻している。
また、図6に示される例においては、チップセレクト線35−1〜35−8も8本となる。これらは、サブ基板側コネクタ60及びメモリ基板側コネクタ80を介して、デコーダ出力信号線24−1〜24−8と一対一に接続されている。その他の構成は図4に示されたものと同じである。
図4及び図6を参照すれば明らかなように、搭載されているROMチップの個数に変更があり、それによってROMチップ指定用の信号線の本数に変動があった場合であっても、アドレスデコーダ50を含むサブ基板20側の構成には何らの変更も加えられていないし、サブ基板側コネクタ60とメモリ基板側コネクタ80とのインタフェースにも何らの変更も加えられていない。
図4乃至図6を参照すれば明らかなように、本発明の実施の形態においては、アドレスデコーダ50の能力を3ビット入力(8出力)対応としてある。すなわち、本発明の実施の形態において、デコーダ入力信号線の本数とデコーダ出力信号線の本数とには、デコーダ入力信号線の本数をαとし且つデコーダ出力信号線の本数をβとすると、β=2^α(βは2のα乗)といった関係がある。また、Uターン信号線34の本数とROMチップの個数にも一定の関係がある。すなわち、Uターン信号線の本数をγとし且つROMチップの個数をδとするとδ=2^γ(δは2のγ乗)といった関係がある。更に、アドレスデコーダ50におけるデコード能力に起因してγ≦αといった関係があり、それに応じて、δ≦βといった関係がある。デコーダ出力信号線の本数とチップセレクト線の本数との関係などについては他の構成をとるように変形することも可能であるが、上記関係を満たすと設計上簡易となるという利点がある。
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、メモリ基板30にUターン信号線を設け、メモリ素子指定用のアドレス信号をメモリ基板30からサブ基板20側へ選択的に戻し、サブ基板20に搭載されたアドレスデコーダ50に入力することとしたため、メモリ基板30に搭載されるメモリ素子(ROMチップ70−1〜70−8、71−1〜71−4)の容量の異なる場合や個数が異なる場合にも、サブ基板20上のアドレスデコーダ50やその周辺の接続を改変する必要がなくなる。すなわち、サブ基板20の汎用性が高まり、部品共通化に起因したコストダウンを図ることができる。
しかも、CPU40の搭載されているサブ基板20とともにメモリ基板30も検定を受け、それぞれ基板管理番号を取得できるので同一性を保証できる。別の機種において別のメモリ基板を用いる場合は、サブ基板20と当該別のメモリ基板30も改めて検定を受け、基板管理番号を取得するので問題は生じない。この場合、メモリ基板の設計変更のみで済み、サブ基板20の設計変更は不要である。ROMの種類を変更するときは、どのみちメモリ基板を設計変更しなければならないから、本発明の実施の形態において特段コストが増えるということもない。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
遊技機(スロットマシン)の正面図である。 発明の実施の形態に係る遊技機の機能ブロック図である。 発明の実施の形態に係るサブ基板とメモリ基板との関係を示す概略ブロック図である。 図3に示されるサブ基板とメモリ基板との関係をより詳細に示すブロック図である。但し、データバスは省略されている。 発明の実施の形態に係る変形例によるサブ基板とメモリ基板との関係を示すブロック図である。但し、データバスは省略されている。 発明の実施の形態に係る変形例によるサブ基板とメモリ基板との関係を示すブロック図である。但し、データバスは省略されている。 一般的な電子機器におけるCPU基板とメモリ基板との関係を示すブロック図である。 一般的な電子機器におけるCPU基板とメモリ基板との関係を示すブロック図である。アドレスデコーダはメモリ基板上ではなくCPU基板上に設けられている。
符号の説明
1 スロットマシン
10 メイン基板
20 サブ基板
21 データバス
22 アドレスバス
23 デコーダ入力信号線
23−1〜23−3 デコーダ入力信号線
24 デコーダ出力信号線
24−1〜24−8 デコーダ出力信号線
30 メモリ基板
31 データバス
32 アドレスバス
33 アドレス信号線
34 Uターン信号線
34−1〜34−3 Uターン信号線
35 チップセレクト線
35−1〜35−8 チップセレクト線
40 CPU
50 アドレスデコーダ
60 サブ基板側コネクタ
70−1〜70−8 ROMチップ
71−1〜71−4 ROMチップ
80 メモリ基板側コネクタ
101 メダル投入口
102 筐体
103 表示窓
104 図柄表示窓
105 ベットスイッチ
106 精算スイッチ
120 スタートスイッチ
130 回転リール
131 リールテープ
140 ストップスイッチ
150 リールユニット
151 図柄
152 液晶表示部
160 リール駆動部
161 リール位置検出回路
170 ホッパー駆動部
171 ホッパー
172 メダル検出部
210 液晶制御基板
220 スピーカ
230 LED基板
A0〜A14 アドレス信号
CS チップセレクト信号
NC 無接続
MSB 最上位ビット
LSB 最下位ビット

Claims (4)

  1. 遊技者の操作を受けて内部抽選及び入賞判定を行うとともに、入賞に応じて遊技媒体の払い出し制御を行うメイン基板と、前記メイン基板からコマンドを受けて内部抽選の結果の報知を含む演出を行うサブ基板とを備える遊技機において、
    前記サブ基板は、複数のアドレス信号を含むアドレスバスに接続されたCPUと、前記アドレスバスの一部のアドレス信号を受けてメモリ素子の選択信号を生成するアドレスデコーダと、コネクタを介して着脱自在に取り付けられるメモリ基板とを備え、
    前記アドレスデコーダが、前記サブ基板に設けられ、
    前記CPUが使用する複数のメモリ素子が、前記メモリ基板に設けられ、
    前記メモリ基板に搭載された複数のメモリ素子は、前記サブ基板から前記コネクタを通して送られてくる前記複数のアドレス信号を含むアドレスバスに接続され、
    前記アドレスバスの一部のアドレス信号は、前記コネクタを通して前記メモリ基板から前記サブ基板に戻されて前記アドレスデコーダに入力され、
    前記アドレスデコーダの前記選択信号は、前記サブ基板から前記コネクタを通して前記メモリ基板に入り、前記複数のメモリ素子の選択端子に接続されることを特徴とする遊技機。
  2. 前記メモリ基板において、前記サブ基板から送られてくる前記複数のアドレス信号は前記メモリ素子用のアドレス信号と、前記メモリ素子用のアドレス信号の上位ビットに位置する前記複数のメモリ素子のいずれかを選択するためのメモリ素子指定用信号とを含み、前記メモリ素子指定用信号の数は前記メモリ素子の数に応じて定められることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記アドレスデコーダの入力信号線の本数αと前記アドレスデコーダ出力信号線βの本数との間にβは2のα乗(β=2^α)という関係があり、前記コネクタを通して前記サブ基板に戻されて前記アドレスデコーダに入力される前記アドレスバスの他の一部の信号線の本数をγと前記メモリ基板に搭載されるメモリ素子の数の個数δとの間にδは2のγ乗(δ=2^γ)という関係があり、さらに、γ≦αかつδ≦βという関係があることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  4. 複数のメモリ素子と、遊技機の内部抽選の結果の報知を含む演出を行うサブ基板に設けられたコネクタと嵌合するコネクタとを備え、
    前記複数のメモリ素子は、前記サブ基板から前記コネクタを通して送られてくる複数のアドレス信号を含むアドレスバスに接続され、
    前記アドレスバスの一部のアドレス信号は、前記コネクタを通して前記サブ基板に戻され、
    前記サブ基板から前記コネクタを通して複数のメモリ素子選択信号を受け、これら信号は前記複数のメモリ素子の選択端子にそれぞれ接続されることを特徴とする遊技機用メモリ基板。
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