JP4273640B2 - コージェネレーションシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディーゼルエンジン、ガスエンジン、ガスタービン、燃料電池などの発電機から出る排熱を、給湯や暖房その他熱利用機器に供給するコージェネレーションシステム(熱電併給システム)に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、分散型発電装置としてのコージェネレーションシステムは、電気と熱の両方のエネルギーを有効利用できるシステムとして多数実用化されてきている。このコージェネレーションシステムは発電と同時に発生する排熱を利用するもので、必ずしも熱要求時に必要熱量が供給されるとは限らず、排熱をいかに有効に利用(蓄熱も含めて)するかが肝要である。特に排熱を給湯や暖房その他複数の熱利用機器に供給する場合は、熱量の配分や温度の維持などが技術的に重要となってくる。
【0003】
この従来のコージェネレーションシステムは、特開平7−12423や特開平8−4586などに開示されている。
【0004】
図4に従来例1としての特開平7−12423の構成を示す。図4において、41は温排水ラインで、コージェネレーションシステム42と、直列に配した温水焚吸収冷凍機43および給湯用熱交換器44に接続されている。
【0005】
熱源であるコージェネレーションシステム42で発生した熱は、温排水ライン41を介して温水焚吸収冷凍機43〜給湯用熱交換器44の順に伝えられ、それぞれ冷水ライン45と給湯ライン46の熱源として使われる。
【0006】
この時、2つの熱交換器すなわち温水焚吸収冷凍機43と給湯用熱交換器44とは直列に接続されているため、上流の温水焚吸収冷凍機43で熱を奪われた後、下流の給湯用熱交換器44へは低い温度の温水しか供給されず、給湯ライン46内の温水は温度が低下するという特性があった。
【0007】
図5に従来例2としての特開平8−4586の構成を示す。図5において、51は冷却水路で、ガスエンジン52と温水熱交換器53に接続されている。温水熱交換器53は、温水配管54と熱媒管55の2つの経路が並列に接続され、それぞれの経路に同時に熱を伝える構造となっている。
【0008】
温水配管54の先には貯湯槽56および温水消費機器57が接続され、熱媒管55の先には熱消費機器58が接続されている。
【0009】
熱源であるガスエンジン52で発生した熱は、冷却水路51と温水熱交換器53を介して温水配管54および熱媒管55に伝えられ、それぞれ貯湯槽56、温水消費機器57と熱消費機器58の熱源として使われる。
【0010】
温水消費機器57と熱消費機器58との熱量の配分は温水熱交換器53の構造によって概ね決まるが、それでも熱負荷に応じて供給熱量を微調整する場合は、温水配管54内もしくは熱媒管55内の通過流量を変えそれぞれの経路の熱交換量を変化させる必要がある。例えば供給熱量を多くする場合は通過流量を多くし熱交換量を増加させる必要があるが、この時、温水配管54内もしくは熱媒管55内の温水は温度が低下するという特性があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例1および従来例2のコージェネレーションシステムでは、排熱を給湯や暖房その他複数の熱利用機器に供給する場合、温水を最適な高温に維持できないという課題があった。
【0012】
すなわち、上記従来例1(図4)においては2つの熱交換器が直列に配置されているため、下流の給湯用熱交換器44へ接続された給湯ライン46内の温水温度が低下するという課題があった。また、上記従来例2(図5)においては2つの熱交換器が並列に配置されているが、例えば供給熱量を多くするために通過流量を多くした場合、温水配管54内もしくは熱媒管55内の温水温度が低下するという課題があった。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明のコージェネレーションシステムは、発電機と、前記発電機の排熱を回収する水が流れる温水経路と、前記温水経路内の水に前記発電機の排熱を伝える熱交換器と、前記発電機の排熱を温水として貯える貯湯タンクと、複数の熱利用機器の各々に前記発電機の排熱を伝えるための複数の2次熱交換器と、前記熱交換器の下流の前記温水経路から分岐され、前記貯湯タンクに接続する貯湯経路と、前記熱交換器の下流の前記温水経路から分岐され、前記複数の2次熱交換器の各々に接続する複数の熱交換経路と、前記熱交換器を通過した温水が前記貯湯経路及び前記複数の熱交換経路の各々の経路に分配される流量を調整する流量分配装置と、前記複数の2次熱交換器と各々接続し、前記熱交換経路内の温水と熱交換する熱媒体が流れる複数の熱負荷経路と、前記複数の熱負荷経路を各々流れる前記熱媒体の流量を制御する複数の2次ポンプと、前記複数の熱負荷経路の各々に設けられた複数の2次補助熱源と、を備え、前記複数の2次熱交換器は、前記複数の熱交換経路上に並列に配設されており、前記流量分配装置は、前記複数の熱利用機器の各熱負荷に応じて前記各々の経路に分配される流量を調整し、前記2次補助熱源及び前記2次ポンプは、前記発電機の停止時においても動作するものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図1から図3を用いて説明する。
【0021】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるコージェネレーションシステムの構成図であり、同図において1は熱交換器で、発電機2の排熱を温水経路3(温水経路往路3a・温水経路復路3b)に伝えるものである。
【0022】
4は貯湯タンクで、温水経路3から分岐された貯湯経路5の貯湯経路往路5aが上部に、貯湯経路復路5bが下部にそれぞれ接続されている。
【0023】
さらに貯湯タンク4下部には給水管6が、貯湯タンク4上部には給湯管7が接続され、給湯管7の先端には給湯栓8が取付けられている。
【0024】
9は1個もしくは複数個の2次熱交換器で、本実施の形態1においては第1の2次熱交換器9−1と第2の2次熱交換器9−2とを備えおり、温水経路3から分岐された熱交換経路10と熱負荷経路11がそれぞれ接続されている。
【0025】
本実施の形態1では、第1の2次熱交換器9−1に第1の熱交換経路往路10−1a、第1の熱交換経路復路10−1b、第1の熱負荷経路往路11−1a、第1の熱負荷経路復路11−1bが接続され、第2の2次熱交換器9−2に第2の熱交換経路往路10−2a、第2の熱交換経路復路10−2b、第2の熱負荷経路往路11−2a、第2の熱負荷経路復路11−2bが接続されている。
【0026】
熱負荷経路は風呂追焚循環、温水温風暖房、床暖房などの熱利用機器に温水を供給するもので、熱利用機器の種類によっては温水以外の熱媒体を使うこともある。
【0027】
12は温水経路3内の温水経路往路3aに設けられ流量分配装置で、貯湯経路往路5aと1個もしくは複数個の熱交換経路10(本実施の形態1においては第1の熱交換経路往路10−1aと第2の熱交換経路往路10−2a)の各々に温水を適正流量分配させるものである。
【0028】
尚、流量分配装置12は温水経路復路3bの貯湯経路復路5b・第1の熱交換経路復路10−1b、第2の熱交換経路復路10−2bの合流点に設けることもでき、往路または復路のどちらか一方に設けてあればよい。
【0029】
これら各経路の流量制御を行うために、温水経路復路3bに循環ポンプ13が、温水経路往路3aに温度検知器14が、第1の熱負荷経路復路11−1bに第1の2次ポンプ15−1が、第2の熱負荷経路復路11−2bに第2の2次ポンプ15−2が取付けられている。
【0030】
以上のように構成されたコージェネレーションシステムにおいて、以下その動作を説明する。発電機2の排熱を熱交換器1によって温水経路3に伝える場合、循環ポンプ13の流量は温度検知器14で検知された温水温度が常に最適な高温に維持できるように制御される。
【0031】
流量分配装置12によって温水経路往路3aから貯湯経路往路5aに適正流量分配された温水は高温を維持したまま貯湯タンク4の上部に蓄えられる。
【0032】
貯湯タンク4の下部からは貯湯経路復路5bを通って未加熱の水が温水経路復路3bに合流し、熱交換器1で加熱される。
【0033】
この循環によって貯湯タンク4内は常に上方に高温の温水が蓄えられる、いわゆる積層沸上げがなされるものである。
【0034】
その結果、給湯栓8を開くと給水管6から侵入した水が貯湯タンク4内の温水を押上げ、貯湯タンク4上部の高温の温水が給湯管7を通って給湯栓8に供給されるもので、貯湯タンク4内の全ての水が沸き上がっていなくても、常に高温の温水を供給することができるものである。
【0035】
一方、温水経路往路3aから第1の熱交換経路往路10−1aと第2の熱交換経路往路10−2aに適正流量分配された温水は高温を維持したまま、それぞれ第1の2次熱交換器9−1と第2の2次熱交換器9−2とに供給され、それぞれ第1の熱負荷経路往路11−1aと第2の熱負荷経路往路11−2aに熱を伝えた後、熱負荷経路11に接続された風呂追焚循環、温水温風暖房、床暖房などの熱利用機器で熱が消費される。
【0036】
第1の2次熱交換器9−1と第2の2次熱交換器9−2とで熱を奪われた熱交換経路10の水は、第1の熱交換経路復路10−1bと第2の熱交換経路復路10−2bを通って温水経路復路3bに合流される。
【0037】
これら一連の動作において、風呂追焚循環、温水温風暖房、床暖房などの熱利用機器で熱が消費される時は、流量分配装置12によって第1の熱交換経路往路10−1aと第2の熱交換経路往路10−2aの各々に熱負荷に相当する適正流量を分配し、残った熱量に相当する流量を貯湯経路往路5aに分配するもので、温水経路3の総流量を一定にできるため温水温度が常に最適な高温に維持することができるものである。
【0038】
なお、31は給湯管7の途中に設けられた給湯補助熱源で、貯湯タンク4内の温水が全て使用された場合でも、給湯管7内の水を加熱することによって、給湯栓8からいつでもお湯が使えるようにできるものである。
【0039】
また、32は第1の熱負荷経路往路11−1aおよび第2の熱負荷経路往路11−2aの途中に設けられた2次補助熱源で、発電機2が停止または熱供給量が不足している場合でも、経路内の水を加熱することによって、風呂追焚循環、温水温風暖房、床暖房などの熱利用機器をいつでも運転できるようにするものである。
【0040】
さらに、発電機2として燃料電池33を用いた場合、燃料電池の種類にもよるが、特に固体高分子型燃料電池の場合は排熱の温度が約80℃前後と低い。
【0041】
従って排熱を、冷却水ポンプ34を用いて冷却水経路35から、熱交換器1で温水経路3に伝え、給湯や暖房その他熱利用機器に供給する場合は、温水温度をいかに低下することなく、常に高温に維持できるかが極めて重要である。
【0042】
すなわち、発電機に燃料電池を用いた場合は、よりいっそう本発明の効果を発揮するものである。
【0043】
(参考の形態1)
図2は、本発明の参考の形態1におけるコージェネレーションシステムの構成図であり、実施の形態1と同様のものについては、同一符号を付与し、その説明を省略する。同図において21は流量分配装置としての三方混合弁で、温水経路往路3aの温水を適正流量になるように貯湯経路往路5aと熱交換経路往路22aとに分配するものである。
【0044】
熱交換経路往路22aに分配された温水は、直列に接続された第1の2次熱交換器23−1と第2の2次熱交換器23−2を通った後に、熱交換経路復路22bを通って温水経路復路3bに合流する。
【0045】
一方、第1の2次熱交換器23−1には第1の熱負荷経路往路11−1aと第1の熱負荷経路復路11−1bが、第2の2次熱交換器23−2には第2の熱負荷経路往路11−2aと第2の熱負荷経路復路11−2bがそれぞれ接続されており、第1の2次熱交換器23−1および第2の2次熱交換器23−2から与えられる熱は、風呂追焚循環、温水温風暖房、床暖房などの複数の熱利用機器に提供される。
【0046】
この参考の形態1において、貯湯経路往路5aと熱交換経路往路22aの温水は実施の形態1と同様、常に最適な高温に維持することができるが、2つの熱交換器すなわち第1の2次熱交換器23−1と第2の2次熱交換器23−2が直列に接続されているため、上流の第1の2次熱交換器23−1で熱を奪われた後、下流の第2の2次熱交換器23−2へ供給される温水は温度が低くなるという特性がある。
【0047】
しかしながら給湯以外の複数の熱利用機器で、すべての経路で必ずしも高温水を必要としない場合もあり、たとえば温水温風暖房と風呂追焚循環に使用する場合は、一般に温水温風暖房では80℃程度の温水を必要とするが、風呂追焚循環の供給温水温度は50〜60℃程度でよく、第1の2次熱交換器23−1を温水温風暖房に接続し、第2の2次熱交換器23−2を風呂追焚循環に接続すれば支障なく運転できる。
【0048】
そしてこのように、給湯と第1の熱利用機器には高温の温水を供給し第2の熱利用機器にはさほど高温の温水を必要としない場合は、参考の形態1の如く、温水を流量分配装置で3個以上の経路に分配する必要がなく、流量分配装置として三方混合弁21を用いることができ、一例として汎用のボールバルブを使えば制御方法が簡単でシステムを安価に製作することができるものである。
【0049】
(参考の形態2)
図3は、本発明の参考の形態2におけるコージェネレーションシステムの構成図であり、実施の形態1と同様のものについては、同一符号を付与し、その説明を省略する。同図において21は流量分配装置としての三方混合弁で、温水経路往路3aの温水を適正流量になるように貯湯経路往路5aと熱交換経路往路22aとに分配するものである。
【0050】
熱交換経路往路22aに分配された温水は、2次熱交換器24を通った後に熱交換経路復路22bを通って温水経路復路3bに合流する。
【0051】
この2次熱交換器24は熱交換経路往路22aの熱を2つの経路に伝える構造となっており、それぞれ第1の熱負荷経路往路11−1aと第1の熱負荷経路復路11−1bおよび第2の熱負荷経路往路11−2aと第2の熱負荷経路復路11−2bが接続されており、2次熱交換器24から与えられる熱は、風呂追焚循環、温水温風暖房、床暖房などの複数の熱利用機器に提供される。
【0052】
この参考の形態2において、貯湯経路往路5aと熱交換経路往路22aの温水は実施の形態1と同様、常に最適な高温に維持することができるが、第1の熱負荷経路往路11−1aと第2の熱負荷経路往路11−2aとの熱負荷の配分を大きく変えることは前述の通り困難である。
【0053】
しかしながら給湯以外の、複数の熱利用機器の、全体の熱負荷を変化させることは可能で、例えば2部屋の床暖房を同時に使用する場合などは、実質上支障なく運転できるものである。
【0054】
そしてこのように、給湯負荷とは独立して複数の熱利用機器の熱供給量を同時に変化させる場合は、実施の形態3の如く、流量分配装置として三方混合弁21を用いることができ、一例として汎用のボールバルブを使えば制御方法が簡単でシステムを安価に製作することができるものである。
【0055】
しかも2次熱交換器24を1個にすることができ、さらにシステムを安価に製作することができるものである。
【0056】
【発明の効果】
本発明は、発電機の排熱を給湯や暖房その他複数の熱利用機器に供給する場合、流量分配装置で各温水経路の熱負荷に相当する適正流量を分配することによって、温水温度が低下することなく常に最適な高温に維持することができるものである。
【0060】
また、発電機が停止している場合でも、2次補助熱源によって風呂追焚循環、温水温風暖房、床暖房などの熱利用機器をいつでも運転できるという効果を奏するものである。
【0061】
また、発電機に燃料電池を用いた場合は、よりいっそう本発明の効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における、コージェネレーションシステムの構成図
【図2】本発明の参考の形態1における、コージェネレーションシステムの構成図
【図3】本発明の参考の形態2における、コージェネレーションシステムの構成図
【図4】従来例1における、コージェネレーションシステムのシステム構成図
【図5】従来例2における、コージェネレーションシステムのシステム構成図
【符号の説明】
1 熱交換器
2 発電機
3 温水経路
4 貯湯タンク
5 貯湯経路
6 給水管
7 給湯管
9 2次熱交換器
10 熱交換経路
11 熱負荷経路
12 流量分配装置
13 循環ポンプ
21 三方混合弁
24 2次熱交換器
31 給湯補助熱源
32 2次補助熱源
33 燃料電池
34 冷却水ポンプ
35 冷却水経路
Claims (1)
- 発電機と、前記発電機の排熱を回収する水が流れる温水経路と、前記温水経路内の水に前記発電機の排熱を伝える熱交換器と、前記発電機の排熱を温水として貯える貯湯タンクと、複数の熱利用機器の各々に前記発電機の排熱を伝えるための複数の2次熱交換器と、前記熱交換器の下流の前記温水経路から分岐され、前記貯湯タンクに接続する貯湯経路と、前記熱交換器の下流の前記温水経路から分岐され、前記複数の2次熱交換器の各々に接続する複数の熱交換経路と、前記熱交換器を通過した温水が前記貯湯経路及び前記複数の熱交換経路の各々の経路に分配される流量を調整する流量分配装置と、前記複数の2次熱交換器と各々接続し、前記熱交換経路内の温水と熱交換する熱媒体が流れる複数の熱負荷経路と、前記複数の熱負荷経路を各々流れる前記熱媒体の流量を制御する複数の2次ポンプと、前記複数の熱負荷経路の各々に設けられた複数の2次補助熱源と、を備え、
前記複数の2次熱交換器は、前記複数の熱交換経路上に並列に配設されており、前記流量分配装置は、前記複数の熱利用機器の各熱負荷に応じて前記各々の経路に分配される流量を調整し、
前記2次補助熱源及び前記2次ポンプは、前記発電機の停止時においても動作するコージェネレーションシステム。
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