JP2002031408A - コージェネレーションシステム - Google Patents

コージェネレーションシステム

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JP2002031408A JP2000214056A JP2000214056A JP2002031408A JP 2002031408 A JP2002031408 A JP 2002031408A JP 2000214056 A JP2000214056 A JP 2000214056A JP 2000214056 A JP2000214056 A JP 2000214056A JP 2002031408 A JP2002031408 A JP 2002031408A
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Shinji Miyauchi
伸二 宮内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つの熱交換器が直列に配置された従来のコ
ージェネレーションシステムでは、下流の給湯用熱交換
器44へ接続された給湯ライン46内の温水温度が低下
するという課題があった。また、2つの熱交換器が並列
に配置された構成では、例えば供給熱量を多くするため
に通過流量を多くした場合、温水配管54内もしくは熱
媒管55内の温水温度が低下するという課題があった。 【解決手段】 発電機の排熱を温水経路に伝える熱交換
器と、前記温水経路から分岐された貯湯経路に接続され
給水管と給湯管を有する貯湯タンクと、前記温水経路か
ら分岐された熱交換経路に接続され熱負荷経路に熱を伝
える1個もしくは複数個の2次熱交換器と、前記温水経
路内に設けられ前記貯湯経路と1個もしくは複数個の前
記熱交換経路の各々に温水を適正流量分配させる流量分
配装置と、前記温水経路内に設けられた循環ポンプとを
備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼルエンジ
ン、ガスエンジン、ガスタービン、燃料電池などの発電
機から出る排熱を、給湯や暖房その他熱利用機器に供給
するコージェネレーションシステム(熱電併給システ
ム)に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、分散型発電装置としてのコージェ
ネレーションシステムは、電気と熱の両方のエネルギー
を有効利用できるシステムとして多数実用化されてきて
いる。このコージェネレーションシステムは発電と同時
に発生する排熱を利用するもので、必ずしも熱要求時に
必要熱量が供給されるとは限らず、排熱をいかに有効に
利用(蓄熱も含めて)するかが肝要である。特に排熱を
給湯や暖房その他複数の熱利用機器に供給する場合は、
熱量の配分や温度の維持などが技術的に重要となってく
る。
【0003】この従来のコージェネレーションシステム
は、特開平7−12423や特開平8−4586などに
開示されている。
【0004】図4に従来例1としての特開平7−124
23の構成を示す。図4において、41は温排水ライン
で、コージェネレーションシステム42と、直列に配し
た温水焚吸収冷凍機43および給湯用熱交換器44に接
続されている。
【0005】熱源であるコージェネレーションシステム
42で発生した熱は、温排水ライン41を介して温水焚
吸収冷凍機43〜給湯用熱交換器44の順に伝えられ、
それぞれ冷水ライン45と給湯ライン46の熱源として
使われる。
【0006】この時、2つの熱交換器すなわち温水焚吸
収冷凍機43と給湯用熱交換器44とは直列に接続され
ているため、上流の温水焚吸収冷凍機43で熱を奪われ
た後、下流の給湯用熱交換器44へは低い温度の温水し
か供給されず、給湯ライン46内の温水は温度が低下す
るという特性があった。
【0007】図5に従来例2としての特開平8−458
6の構成を示す。図5において、51は冷却水路で、ガ
スエンジン52と温水熱交換器53に接続されている。
温水熱交換器53は、温水配管54と熱媒管55の2つ
の経路が並列に接続され、それぞれの経路に同時に熱を
伝える構造となっている。
【0008】温水配管54の先には貯湯槽56および温
水消費機器57が接続され、熱媒管55の先には熱消費
機器58が接続されている。
【0009】熱源であるガスエンジン52で発生した熱
は、冷却水路51と温水熱交換器53を介して温水配管
54および熱媒管55に伝えられ、それぞれ貯湯槽5
6、温水消費機器57と熱消費機器58の熱源として使
われる。
【0010】温水消費機器57と熱消費機器58との熱
量の配分は温水熱交換器53の構造によって概ね決まる
が、それでも熱負荷に応じて供給熱量を微調整する場合
は、温水配管54内もしくは熱媒管55内の通過流量を
変えそれぞれの経路の熱交換量を変化させる必要があ
る。例えば供給熱量を多くする場合は通過流量を多くし
熱交換量を増加させる必要があるが、この時、温水配管
54内もしくは熱媒管55内の温水は温度が低下すると
いう特性があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例1および従
来例2のコージェネレーションシステムでは、排熱を給
湯や暖房その他複数の熱利用機器に供給する場合、温水
を最適な高温に維持できないという課題があった。
【0012】すなわち、上記従来例1(図4)において
は2つの熱交換器が直列に配置されているため、下流の
給湯用熱交換器44へ接続された給湯ライン46内の温
水温度が低下するという課題があった。また、上記従来
例2(図5)においては2つの熱交換器が並列に配置さ
れているが、例えば供給熱量を多くするために通過流量
を多くした場合、温水配管54内もしくは熱媒管55内
の温水温度が低下するという課題があった。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、給湯や暖房その他複数の熱利用機器に熱量
を配分する場合でも、温水の温度を最適な高温に維持で
きるコージェネレーションシステムを提供するものであ
り、発電機の排熱を温水経路に伝える熱交換器と、前記
温水経路から分岐された貯湯経路に接続され給水管と給
湯管を有する貯湯タンクと、前記温水経路から分岐され
た熱交換経路に接続され熱負荷経路に熱を伝える1個も
しくは複数個の2次熱交換器と、前記温水経路内に設け
られ前記貯湯経路と1個もしくは複数個の前記熱交換経
路の各々に温水を適正流量分配させる流量分配装置と、
前記温水経路内に設けられた循環ポンプとを備えたもの
である。
【0014】また、本発明は、前記熱交換経路に、複数
個の熱負荷経路に熱を伝える複数個の2次熱交換器を直
列に接続したものである。
【0015】また、本発明は、前記熱交換経路に、複数
個の熱負荷経路に熱を伝える1個の2次熱交換器を接続
したものである。
【0016】また、前記温水経路内に設けられ前記貯湯
経路と前記熱交換経路の各々に温水を適正流量分配させ
る流量分配装置として、三方混合弁を備えたものであ
る。
【0017】また、本発明は、前記給湯管に給湯補助熱
源を取付けたものである。
【0018】また、本発明は、前記熱負荷経路に2次補
助熱源を取付けたものである。
【0019】また、本発明は、前記発電機は燃料電池で
あって、前記燃料電池と前記熱交換器との間が冷却水ポ
ンプを備えた冷却水経路で接続されたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図3を用いて説明する。
【0021】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1におけるコージェネレーションシステムの構成図
であり、同図において1は熱交換器で、発電機2の排熱
を温水経路3(温水経路往路3a・温水経路復路3b)
に伝えるものである。
【0022】4は貯湯タンクで、温水経路3から分岐さ
れた貯湯経路5の貯湯経路往路5aが上部に、貯湯経路
復路5bが下部にそれぞれ接続されている。
【0023】さらに貯湯タンク4下部には給水管6が、
貯湯タンク4上部には給湯管7が接続され、給湯管7の
先端には給湯栓8が取付けられている。
【0024】9は1個もしくは複数個の2次熱交換器
で、本実施の形態1においては第1の2次熱交換器9−
1と第2の2次熱交換器9−2とを備えおり、温水経路
3から分岐された熱交換経路10と熱負荷経路11がそ
れぞれ接続されている。
【0025】本実施の形態1では、第1の2次熱交換器
9−1に第1の熱交換経路往路10−1a、第1の熱交
換経路復路10−1b、第1の熱負荷経路往路11−1
a、第1の熱負荷経路復路11−1bが接続され、第2
の2次熱交換器9−2に第2の熱交換経路往路10−2
a、第2の熱交換経路復路10−2b、第2の熱負荷経
路往路11−2a、第2の熱負荷経路復路11−2bが
接続されている。
【0026】熱負荷経路は風呂追焚循環、温水温風暖
房、床暖房などの熱利用機器に温水を供給するもので、
熱利用機器の種類によっては温水以外の熱媒体を使うこ
ともある。
【0027】12は温水経路3内の温水経路往路3aに
設けられ流量分配装置で、貯湯経路往路5aと1個もし
くは複数個の熱交換経路10(本実施の形態1において
は第1の熱交換経路往路10−1aと第2の熱交換経路
往路10−2a)の各々に温水を適正流量分配させるも
のである。
【0028】尚、流量分配装置12は温水経路復路3b
の貯湯経路復路5b・第1の熱交換経路復路10−1
b、第2の熱交換経路復路10−2bの合流点に設ける
こともでき、往路または復路のどちらか一方に設けてあ
ればよい。
【0029】これら各経路の流量制御を行うために、温
水経路復路3bに循環ポンプ13が、温水経路往路3a
に温度検知器14が、第1の熱負荷経路復路11−1b
に第1の2次ポンプ15−1が、第2の熱負荷経路復路
11−2bに第2の2次ポンプ15−2が取付けられて
いる。
【0030】以上のように構成されたコージェネレーシ
ョンシステムにおいて、以下その動作を説明する。発電
機2の排熱を熱交換器1によって温水経路3に伝える場
合、循環ポンプ13の流量は温度検知器14で検知され
た温水温度が常に最適な高温に維持できるように制御さ
れる。
【0031】流量分配装置12によって温水経路往路3
aから貯湯経路往路5aに適正流量分配された温水は高
温を維持したまま貯湯タンク4の上部に蓄えられる。
【0032】貯湯タンク4の下部からは貯湯経路復路5
bを通って未加熱の水が温水経路復路3bに合流し、熱
交換器1で加熱される。
【0033】この循環によって貯湯タンク4内は常に上
方に高温の温水が蓄えられる、いわゆる積層沸上げがな
されるものである。
【0034】その結果、給湯栓8を開くと給水管6から
侵入した水が貯湯タンク4内の温水を押上げ、貯湯タン
ク4上部の高温の温水が給湯管7を通って給湯栓8に供
給されるもので、貯湯タンク4内の全ての水が沸き上が
っていなくても、常に高温の温水を供給することができ
るものである。
【0035】一方、温水経路往路3aから第1の熱交換
経路往路10−1aと第2の熱交換経路往路10−2a
に適正流量分配された温水は高温を維持したまま、それ
ぞれ第1の2次熱交換器9−1と第2の2次熱交換器9
−2とに供給され、それぞれ第1の熱負荷経路往路11
−1aと第2の熱負荷経路往路11−2aに熱を伝えた
後、熱負荷経路11に接続された風呂追焚循環、温水温
風暖房、床暖房などの熱利用機器で熱が消費される。
【0036】第1の2次熱交換器9−1と第2の2次熱
交換器9−2とで熱を奪われた熱交換経路10の水は、
第1の熱交換経路復路10−1bと第2の熱交換経路復
路10−2bを通って温水経路復路3bに合流される。
【0037】これら一連の動作において、風呂追焚循
環、温水温風暖房、床暖房などの熱利用機器で熱が消費
される時は、流量分配装置12によって第1の熱交換経
路往路10−1aと第2の熱交換経路往路10−2aの
各々に熱負荷に相当する適正流量を分配し、残った熱量
に相当する流量を貯湯経路往路5aに分配するもので、
温水経路3の総流量を一定にできるため温水温度が常に
最適な高温に維持することができるものである。
【0038】なお、31は給湯管7の途中に設けられた
給湯補助熱源で、貯湯タンク4内の温水が全て使用され
た場合でも、給湯管7内の水を加熱することによって、
給湯栓8からいつでもお湯が使えるようにできるもので
ある。
【0039】また、32は第1の熱負荷経路往路11−
1aおよび第2の熱負荷経路往路11−2aの途中に設
けられた2次補助熱源で、発電機2が停止または熱供給
量が不足している場合でも、経路内の水を加熱すること
によって、風呂追焚循環、温水温風暖房、床暖房などの
熱利用機器をいつでも運転できるようにするものであ
る。
【0040】さらに、発電機2として燃料電池33を用
いた場合、燃料電池の種類にもよるが、特に固体高分子
型燃料電池の場合は排熱の温度が約80℃前後と低い。
【0041】従って排熱を、冷却水ポンプ34を用いて
冷却水経路35から、熱交換器1で温水経路3に伝え、
給湯や暖房その他熱利用機器に供給する場合は、温水温
度をいかに低下することなく、常に高温に維持できるか
が極めて重要である。
【0042】すなわち、発電機に燃料電池を用いた場合
は、よりいっそう本発明の効果を発揮するものである。
【0043】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2におけるコージェネレーションシステムの構成図
であり、実施の形態1と同様のものについては、同一符
号を付与し、その説明を省略する。同図において21は
流量分配装置としての三方混合弁で、温水経路往路3a
の温水を適正流量になるように貯湯経路往路5aと熱交
換経路往路22aとに分配するものである。
【0044】熱交換経路往路22aに分配された温水
は、直列に接続された第1の2次熱交換器23−1と第
2の2次熱交換器23−2を通った後に、熱交換経路復
路22bを通って温水経路復路3bに合流する。
【0045】一方、第1の2次熱交換器23−1には第
1の熱負荷経路往路11−1aと第1の熱負荷経路復路
11−1bが、第2の2次熱交換器23−2には第2の
熱負荷経路往路11−2aと第2の熱負荷経路復路11
−2bがそれぞれ接続されており、第1の2次熱交換器
23−1および第2の2次熱交換器23−2から与えら
れる熱は、風呂追焚循環、温水温風暖房、床暖房などの
複数の熱利用機器に提供される。
【0046】この実施の形態2において、貯湯経路往路
5aと熱交換経路往路22aの温水は実施の形態1と同
様、常に最適な高温に維持することができるが、2つの
熱交換器すなわち第1の2次熱交換器23−1と第2の
2次熱交換器23−2が直列に接続されているため、上
流の第1の2次熱交換器23−1で熱を奪われた後、下
流の第2の2次熱交換器23−2へ供給される温水は温
度が低くなるという特性がある。
【0047】しかしながら給湯以外の複数の熱利用機器
で、すべての経路で必ずしも高温水を必要としない場合
もあり、たとえば温水温風暖房と風呂追焚循環に使用す
る場合は、一般に温水温風暖房では80℃程度の温水を
必要とするが、風呂追焚循環の供給温水温度は50〜6
0℃程度でよく、第1の2次熱交換器23−1を温水温
風暖房に接続し、第2の2次熱交換器23−2を風呂追
焚循環に接続すれば支障なく運転できる。
【0048】そしてこのように、給湯と第1の熱利用機
器には高温の温水を供給し第2の熱利用機器にはさほど
高温の温水を必要としない場合は、実施の形態2の如
く、温水を流量分配装置で3個以上の経路に分配する必
要がなく、流量分配装置として三方混合弁21を用いる
ことができ、一例として汎用のボールバルブを使えば制
御方法が簡単でシステムを安価に製作することができる
ものである。
【0049】(実施の形態3)図3は、本発明の実施の
形態3におけるコージェネレーションシステムの構成図
であり、実施の形態1と同様のものについては、同一符
号を付与し、その説明を省略する。同図において21は
流量分配装置としての三方混合弁で、温水経路往路3a
の温水を適正流量になるように貯湯経路往路5aと熱交
換経路往路22aとに分配するものである。
【0050】熱交換経路往路22aに分配された温水
は、2次熱交換器24を通った後に熱交換経路復路22
bを通って温水経路復路3bに合流する。
【0051】この2次熱交換器24は熱交換経路往路2
2aの熱を2つの経路に伝える構造となっており、それ
ぞれ第1の熱負荷経路往路11−1aと第1の熱負荷経
路復路11−1bおよび第2の熱負荷経路往路11−2
aと第2の熱負荷経路復路11−2bが接続されてお
り、2次熱交換器24から与えられる熱は、風呂追焚循
環、温水温風暖房、床暖房などの複数の熱利用機器に提
供される。
【0052】この実施の形態3において、貯湯経路往路
5aと熱交換経路往路22aの温水は実施の形態1と同
様、常に最適な高温に維持することができるが、第1の
熱負荷経路往路11−1aと第2の熱負荷経路往路11
−2aとの熱負荷の配分を大きく変えることは前述の通
り困難である。
【0053】しかしながら給湯以外の、複数の熱利用機
器の、全体の熱負荷を変化させることは可能で、例えば
2部屋の床暖房を同時に使用する場合などは、実質上支
障なく運転できるものである。
【0054】そしてこのように、給湯負荷とは独立して
複数の熱利用機器の熱供給量を同時に変化させる場合
は、実施の形態3の如く、流量分配装置として三方混合
弁21を用いることができ、一例として汎用のボールバ
ルブを使えば制御方法が簡単でシステムを安価に製作す
ることができるものである。
【0055】しかも2次熱交換器24を1個にすること
ができ、さらにシステムを安価に製作することができる
ものである。
【0056】
【発明の効果】本発明は、発電機の排熱を給湯や暖房そ
の他複数の熱利用機器に供給する場合、流量分配装置で
各温水経路の熱負荷に相当する適正流量を分配すること
によって、温水温度が低下することなく常に最適な高温
に維持することができるものである。
【0057】また、流量分配装置として三方混合弁を用
いることにより、制御方法が簡単なシステムを提供する
ことができるという効果を奏するものである。
【0058】また、2次熱交換器を1個にすることによ
り、システムを安価に製作することができるという効果
を奏するものである。
【0059】また、貯湯タンク内の温水が全て使用され
た場合でも、給湯補助熱源によっていつでもお湯が使え
るという効果を奏するものである。
【0060】また、発電機が停止または熱供給量が不足
している場合でも、2次補助熱源によって風呂追焚循
環、温水温風暖房、床暖房などの熱利用機器をいつでも
運転できるという効果を奏するものである。
【0061】また、発電機に燃料電池を用いた場合は、
よりいっそう本発明の効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における、コージェネレ
ーションシステムの構成図
【図2】本発明の実施の形態2における、コージェネレ
ーションシステムの構成図
【図3】本発明の実施の形態3における、コージェネレ
ーションシステムの構成図
【図4】従来例1における、コージェネレーションシス
テムのシステム構成図
【図5】従来例2における、コージェネレーションシス
テムのシステム構成図
【符号の説明】
1 熱交換器 2 発電機 3 温水経路 4 貯湯タンク 5 貯湯経路 6 給水管 7 給湯管 9 2次熱交換器 10 熱交換経路 11 熱負荷経路 12 流量分配装置 13 循環ポンプ 21 三方混合弁 24 2次熱交換器 31 給湯補助熱源 32 2次補助熱源 33 燃料電池 34 冷却水ポンプ 35 冷却水経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01M 8/00 H01M 8/00 Z (72)発明者 山本 義明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3L070 BB06 BB18 BC03 BC16 BC22 DF06 DG06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電機の排熱を温水経路に伝える熱交換
    器と、前記温水経路から分岐された貯湯経路に接続され
    給水管と給湯管を有する貯湯タンクと、前記温水経路か
    ら分岐された熱交換経路に接続され熱負荷経路に熱を伝
    える1個もしくは複数個の2次熱交換器と、前記温水経
    路内に設けられ前記貯湯経路と1個もしくは複数個の前
    記熱交換経路の各々に温水を適正流量分配させる流量分
    配装置と、前記温水経路内に設けられた循環ポンプとを
    備えたコージェネレーションシステム。
  2. 【請求項2】 前記熱交換経路に、複数個の熱負荷経路
    に熱を伝える複数個の2次熱交換器を直列に接続した請
    求項1記載のコージェネレーションシステム。
  3. 【請求項3】 前記熱交換経路に、複数個の熱負荷経路
    に熱を伝える1個の2次熱交換器を接続した請求項1記
    載のコージェネレーションシステム。
  4. 【請求項4】 前記温水経路内に設けられ前記貯湯経路
    と前記熱交換経路の各々に温水を適正流量分配させる流
    量分配装置として、三方混合弁を備えた請求項1、請求
    項2または請求項3に記載のコージェネレーションシス
    テム
  5. 【請求項5】 前記給湯管に給湯補助熱源を取付けた請
    求項1から4のいずれかに記載のコージェネレーション
    システム。
  6. 【請求項6】 前記熱負荷経路に2次補助熱源を取付け
    た請求項1から4のいずれかに記載のコージェネレーシ
    ョンシステム。
  7. 【請求項7】 前記発電機は燃料電池であって、前記燃
    料電池と前記熱交換器との間が冷却水ポンプを備えた冷
    却水経路で接続された請求項1から4のいずれかに記載
    のコージェネレーションシステム。
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