JP4270467B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、スロットマシン、パチンコ機、パチスロ遊技機等の遊技機に関し、特に、特別遊技の発生確率の目安を遊技者に報知できるようにした遊技機に関するものである。
従来の遊技機を、代表的な遊技機であるスロットマシンを例にとって説明する。
現行のスロットマシンでは、遊技メダルを投入することにより遊技を開始することができる。遊技の開始条件が整った後に、遊技者がスタートスイッチを操作すると、複数のリールが回転してリール表面に描かれた複数の図柄が高速で移動する。この後、遊技者が各リールに対応したストップスイッチを操作すると、各リールの回転が停止し、リール表面に描かれた複数の図柄が停止表示される。
ここで、停止表示された図柄の組み合わせが所定の組み合わせとなった場合には、賞としての遊技メダルが払い出されたり、いわゆるビッグボーナス・ゲームと称される特別遊技を行うことができる。
ところで、各リールは、遊技者によるストップスイッチの操作に基づいて停止するが、ストップスイッチの操作タイミングのみに基づいて各リールの停止位置が決定されるわけではない。すなわち、スロットマシンでは、制御装置により、予め設定された発生確率で入賞態様が発生するように制御されており、制御装置において入賞態様の発生を許可した場合にのみ、図柄の停止表示態様が当該入賞態様となるよう、リールの回転および停止を制御しているのである。
これは、遊技者の利益と遊技店の利益の均衡を図るとともに、遊技者間の遊技技術の差を解消して公平な遊技を行わせるためであり、例えば、特別遊技であるビッグボーナス・ゲームの発生確率は、1/240〜1/300の範囲で6段階に設定することができ、制御装置では、設定された発生確率に基づいてリールの回転および停止制御を行うことにより、ビッグボーナス・ゲームを発生させている。
なお、従来技術としては、以下のような特許文献に記載されたものが知られている。
特公平7−73623号公報 特開平7−68027号公報
ところで、遊技者は、より有利に遊技を行うために、各遊技機における特別遊技の発生確率を知りたいという欲求がある。すなわち、遊技者が各遊技機における特別遊技の発生確率を知ることができれば、遊技者は特別遊技が発生する事への期待感を高めることができるので、さらに一層遊技を楽しむことができる。
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、予め設定された発生確率に基づき、通常遊技に比して遊技者に有利な特別遊技を行わせる遊技機において、当該特別遊技の発生確率を遊技者に報知することにより、遊技者に遊技の楽しさを十分に享受させ得る遊技機を提供することを目的とするものである。
また、各遊技機における特別遊技の発生確率を詳細に遊技者に報知した場合、遊技者にとって有利な遊技機のみにおいて遊技が行われることとなるおそれがあり、遊技者の利益と遊技店の利益の均衡が崩れてしまう可能性もある。遊技者の利益と遊技店の利益の公平を図ることができない場合には、健全な遊技を行わせることができなくなってしまう。その一方、遊技者にとっては、遊技を行っている遊技機がどのような特別遊技の発生確率に設定されているかをある程度推測できれば、より高い発生確率に設定されていると推測する遊技機を選択して遊技を行うことにより、遊技機における遊技の楽しみがさらに一層増加するともいえる。
したがって、遊技者に対して各遊技機における特別遊技の発生確率を報知する場合には、詳細な特別遊技の発生確率を報知するのではなく、ある程度曖昧なものとして報知することが好ましいとも考えられる。
なお、パチンコ機やパチスロ遊技機等の他の遊技機においても、上述したスロットマシンと同様に、特別遊技の発生確率を予め設定し、設定された発生確率に基づいて特別遊技を行わせるものがあり、これらの遊技機も同様の課題を有していた。
そこで、本発明の他の目的は、予め設定された発生確率に基づき、通常遊技に比して遊技者に有利な特別遊技を行わせる遊技機において、当該特別遊技の発生確率の目安を遊技者に報知することにより、遊技者と遊技店との利益の均衡を図りつつ、遊技の楽しさを十分に享受させる遊技機を提供することにある。
本発明の遊技機は、上述した目的を達成するため、以下の特徴点を備えている。
請求項1記載の発明に係る遊技機は、
遊技媒体の投入を条件にリール回転および停止を制御し遊技を行わせるとともに、予め設定された発生確率に基づいて所定の条件が達成された場合に、通常遊技と比較して遊技者に有利な特別遊技を行わせる遊技機において、
前記特別遊技の発生確率が複数段階に順に変化するように設定値を設定するための設定手段と、
所定の数値範囲内で乱数を発生させるための乱数発生手段と、
複数の発光パターンで発光可能な発光手段と、
一連の遊技操作を制御する制御装置とを備え、
前記制御装置は、前記設定手段により設定された設定値が奇数か偶数かを判断し、該判断結果と前記乱数発生手段により発生させた乱数値を使用して抽選を行い、該抽選に当選しているか否かの判断に基づいて前記発光手段による発光パターンを選択することにより、該設定値が奇数か偶数かに応じて互いに異なる選択確率で該発光パターンが選択されるようにして、前記設定値の目安を遊技者に報知することを特徴とするものである。
請求項2記載の発明に係る遊技機は、
遊技媒体の投入を条件にリール回転および停止を制御し遊技を行わせるとともに、予め設定された発生確率に基づいて所定の条件が達成された場合に、通常遊技と比較して遊技者に有利な特別遊技を行わせる遊技機において、
前記特別遊技の発生確率が複数段階に順に変化するように設定値を設定するための設定手段と、
所定の数値範囲内で乱数を発生させるための乱数発生手段と、
複数の発光パターンで発光可能な発光手段と、
一連の遊技操作を制御する制御装置とを備え、
前記制御装置は、前記設定手段により設定された設定値と、前記乱数発生手段により発生させた乱数値との加算値が、所定の数値以上であるか否かを判断し、該判断結果に基づいて前記発光手段による発光パターンを選択し、該設定値の目安を遊技者に報知することを特徴とするものである。
請求項3記載の発明に係る遊技機は、
遊技媒体の投入を条件にリール回転および停止を制御し遊技を行わせるとともに、予め設定された発生確率に基づいて所定の条件が達成された場合に、通常遊技と比較して遊技者に有利な特別遊技を行わせる遊技機において、
前記特別遊技の発生確率が複数段階に順に変化するように設定値を設定するための設定手段と、
所定の数値範囲内で乱数を発生させるための乱数発生手段と、
複数の効果音パターンを発生可能な効果音発生手段と、
一連の遊技操作を制御する制御装置とを備え、
前記制御装置は、前記設定手段により設定された設定値が奇数か偶数かを判断し、該判断結果と前記乱数発生手段により発生させた乱数値を使用して抽選を行い、該抽選に当選しているか否かの判断に基づいて前記効果音発生手段による効果音パターンを選択することにより、該設定値が奇数か偶数かに応じて互いに異なる選択確率で該効果音パターンが選択されるようにして、前記設定値の目安を遊技者に報知することを特徴とするものである。
請求項4記載の発明に係る遊技機は、
遊技媒体の投入を条件にリール回転および停止を制御し遊技を行わせるとともに、予め設定された発生確率に基づいて所定の条件が達成された場合に、通常遊技と比較して遊技者に有利な特別遊技を行わせる遊技機において、
前記特別遊技の発生確率が複数段階に順に変化するように設定値を設定するための設定手段と、
所定の数値範囲内で乱数を発生させるための乱数発生手段と、
複数の効果音パターンを発生可能な効果音発生手段と、
一連の遊技操作を制御する制御装置とを備え、
前記制御装置は、前記設定手段により設定された設定値と、前記乱数発生手段により発生させた乱数値との加算値が、所定の数値以上であるか否かを判断し、該判断結果に基づいて前記効果音発生手段による効果音パターンを選択し、該設定値の目安を遊技者に報知することを特徴とするものである。
請求項5記載の発明に係る遊技機は、
遊技媒体の投入を条件にリール回転および停止を制御し遊技を行わせるとともに、予め設定された発生確率に基づいて所定の条件が達成された場合に、通常遊技と比較して遊技者に有利な特別遊技を行わせる遊技機において、
前記特別遊技の発生確率が複数段階に順に変化するように設定値を設定するための設定手段と、
所定の数値範囲内で乱数を発生させるための乱数発生手段と、
複数の発光パターンで発光可能な発光手段と、
複数の効果音パターンを発生可能な効果音発生手段と、
一連の遊技操作を制御する制御装置とを備え、
前記制御装置は、前記設定手段により設定された設定値が奇数か偶数かを判断し、該判断結果と前記乱数発生手段により発生させた乱数値を使用して抽選を行い、該抽選に当選しているか否かの判断に基づいて、前記発光手段による発光パターンを選択するとともに前記効果音発生手段による効果音パターンを選択することにより、該設定値が奇数か偶数かに応じて互いに異なる選択確率で該発光パターンおよび効果音パターンが選択されるようにして、前記設定値の目安を遊技者に報知することを特徴とするものである。
請求項6記載の発明に係る遊技機は、
遊技媒体の投入を条件にリール回転および停止を制御し遊技を行わせるとともに、予め設定された発生確率に基づいて所定の条件が達成された場合に、通常遊技と比較して遊技者に有利な特別遊技を行わせる遊技機において、
前記特別遊技の発生確率が複数段階に順に変化するように設定値を設定するための設定手段と、
所定の数値範囲内で乱数を発生させるための乱数発生手段と、
複数の発光パターンで発光可能な発光手段と、
複数の効果音パターンを発生可能な効果音発生手段と、
一連の遊技操作を制御する制御装置とを備え、
前記制御装置は、前記設定手段により設定された設定値と、前記乱数発生手段により発生させた乱数値との加算値が、所定の数値以上であるか否かを判断し、該判断結果に基づいて前記発光手段による発光パターンを選択するとともに前記効果音発生手段による効果音パターンを選択し、該設定値の目安を遊技者に報知することを特徴とするものである。
本発明の遊技機は、上記した構成を有するので、以下に示すような効果を奏する。
請求項1〜6記載の発明に係る遊技機によれば、設定手段により設定された設定値と、乱数発生手段により発生させた乱数値との演算により、設定手段により設定された設定値の目安を遊技者に報知している。
したがって、遊技者は、曖昧にではあるが特別遊技の発生確率の目安を知ることができるので、遊技機の選択基準とすることができるとともに、特別遊技への期待感も高まって、遊技の楽しさを十分に享受することができる。また、特別遊技の発生確率を詳細に報知していないので、遊技者の利益と遊技店の利益の公平を図ることができ、健全な遊技を行わせることができる。
また、請求項1および2記載の発明に係る遊技機によれば、発光手段における発光パターンを変更することにより、設定手段により設定された設定値の目安を遊技者に報知している。
したがって、遊技者は、発光手段の発光パターンにより、視覚的に特別遊技の発生確率の目安を知ることができる。
また、請求項3および4記載の発明に係る遊技機によれば、効果音発生手段から発生させる効果音パターンを変更することにより、設定手段により設定された設定値の目安を遊技者に報知している。
したがって、遊技者は、効果音発生手段から発生される効果音パターンにより、聴覚的に特別遊技の発生確率の目安を知ることができる。
また、請求項5および6記載の発明に係る遊技機によれば、発光手段における発光パターンを変更するとともに効果音発生手段から発生させる効果音パターンを変更することにより、設定手段により設定された設定値の目安を遊技者に報知している。
したがって、遊技者は、発光手段の発光パターン、および効果音発生手段からの効果音パターンにより、視覚的および聴覚的に特別遊技の発生確率の目安を知ることができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
なお、以下に説明する実施形態においては、代表的な遊技機としてスロットマシンを例にとって説明を行う。また、このスロットマシンでは、遊技媒体として遊技メダルを使用するものとする。
<スロットマシン>
図1、2は、本発明に係るスロットマシンの実施形態の一例を示すもので、図1は、スロットマシンの斜視図、図2は、制御装置とこれに接続された周辺装置の概略構成を示すブロック図である。
本発明に係るスロットマシン1は、図1に示すように、前面に開閉可能な前面扉2を有する筐体3を備えている。前面扉2には、その前面のほぼ中央より上部に、左右に並んだ3箇所の表示窓4a〜cを設け、各表示窓4a〜cには、筐体3の内部に配置した3個のリール5a〜cの外周表面がそれぞれ臨んでいる。また、表示窓4a〜cの周辺には、各表示窓4a〜cを横断して、有効となる入賞ラインを表示するための入賞ライン表示6a〜eが施されている。なお、図1に示す実施形態では、横3本と、この横線と交差する斜め2本の合計5本の入賞ライン表示6a〜eが施されている。さらに、各入賞ライン表示6a〜eの左端側には、有効となる入賞ラインを表示するための有効ライン表示ランプ7a〜eが設けられている。
上記した表示窓4a〜cの下方の前面扉2には、図1に示すように、クレジットされた遊技メダル数を表示するための7セグメントLED等からなるクレジット数表示部8等の表示部が設けられている。また、筐体3の正面上部には、入賞に対して支払われる遊技メダルの枚数を表示するための配当表示部9が設けられている。
上記したクレジット数表示部8の下方の前面扉2の前面には、前面扉2の前方に向かって下り傾斜する棚部10が設けられている。この棚部10には、遊技に供する遊技メダルを投入するためのメダル投入口11と、クレジットされた範囲内で遊技に供する遊技メダルを1個ずつ投入するためのベットスイッチ12と、クレジットされた範囲内で遊技に供する遊技メダルを最大許容賭け数まで投入するためのマックスベットスイッチ13が設けられている。また、上記したメダル投入口11に連通したメダル通路(図示せず)には、遊技メダルを検出するためのメダルセンサ14(図2に示す)が配置されている。
上記した棚部10の下方の前面扉2の前面には、遊技者が獲得した遊技メダルをクレジットするか払い出すかを切り替えるためのC/Pスイッチ15と、遊技メダルの投入を条件として各リール5a〜cの回転を開始させるためのスタートスイッチ16と、各リール5a〜cに個別に対応して各リール5a〜cの回転を停止させるための3個のストップスイッチ17a〜cが設けられている。
さらに、前面扉2の下部には、賞として払い出された遊技メダルを受け入れるためのメダル受皿18を設けるとともに、メダル受皿18に臨むようにして、メダル払出口19が設けられている。また、メダル払出口19の右側には、透音孔20が設けられており、筐体3の内部には透音孔20に臨むようにしてスピーカ21が設けられている。
上記した筐体3の内部には、各表示窓4a〜cに外周表面を臨ませる位置に、それぞれリール5a〜cを回転可能に配置し、メダル払出口19に連通する位置に、賞としての遊技メダルを払い出すためのホッパ22(図2に示す)が配置されている。また、筐体3の内部には、スロットマシン1を電気的に制御するための制御装置23(図2に示す)が設けられている。
上記した各リール5a〜cの外周表面には、複数種類の図柄が所定間隔で表示された、透光性を有するリールテープが貼り付けられている。図柄の種類は、例えば、「7」、「BAR」、「スイカ」、「ベル」、「プラム」、「チェリー」等であり、各リール5a〜c毎にそれぞれ21個の図柄が表示されている。なお、図柄の種類および各リール5a〜cに表示する図柄の個数は、適宜変更して実施することができる。
また、各リール5a〜cの内部には、表示窓4a〜cを通して視認される図柄をリール5a〜cの内面側から透過照明するためのリールランプ44(図2に示す)が、それぞれ縦並びに3個ずつ設けられている。このリールランプ44を点灯することにより、各リール5a〜cを内面から照明して、有効となる入賞ライン上に停止表示される図柄を強調表示することができる。
また、筐体3の内部には、いわゆるビッグボーナス・ゲームの発生確率を設定するための設定スイッチ46(図2に示す)が設けられている。
この設定スイッチ46は、詳細には図示しないが、例えば電源スイッチに連動した設定用鍵型スイッチと、リセットスイッチ等により構成される。
この設定スイッチ46により、ビッグボーナス・ゲームの発生確率を設定するには、まず電源スイッチを一旦オフにした後、設定用鍵型スイッチをオンにした状態で電源スイッチをオンにする。
当該操作により、RAMエリアに記憶された値のうち、ビッグボーナス・ゲームの発生確率の設定値、打ち止め処理を行うか否かの切り替えスイッチの状態、自動精算を行うか否かの切り替えスイッチの状態を除く全ての値がクリアされる。また、スロットマシン1の前面に設けられた表示部には、現時点におけるビッグボーナス・ゲームの発生確率の設定値が表示される。現時点における設定値の表示は、例えば7セグメントLED等からなり、賞として払い出す遊技メダル枚数を表示するための遊技メダル払出数表示部により行われる。
この状態において、リセットスイッチを操作する毎に、ビッグボーナス・ゲームの発生確率の設定値が「1」〜「6」まで順次増加するとともに循環して表示される。
このようにして、ビッグボーナス・ゲームの発生確率の設定値を選択した後、リール回転始動装置を上方向あるいは下方向に作動させると設定値が確定する。
つぎに、設定用鍵型スイッチをオフにすると、ビッグボーナス・ゲームの発生確率の設定値、打ち止め処理を行うか否かの切り替えスイッチの状態、自動精算を行うか否かの切り替えスイッチの状態が一時的に保持され、RAMエリアがクリアされた後、一時的に保持された設定値等がRAMエリアに再記憶される。
ビッグボーナス・ゲームの発生確率の設定中には、C/Pスイッチ15が遊技メダルを返却する状態に切り替えられており、設定値を確定させた後に、遊技メダル払出数表示部の表示が消灯し、遊技メダル投入ランプが点滅し、クレジット数表示部8に「0」が表示されると、スロットマシン1における遊技を開始することができる。
また、現時点におけるビッグボーナス・ゲームの発生確率の設定値は、設定用鍵型スイッチをオンとすることにより確認することができる。この場合にも、現時点における設定値は、遊技メダル払出数表示部に表示される。ただし、ビッグボーナス・ゲームあるいはレギュラーボーナス・ゲームの遊技中、再遊技中、打ち止め状態、エラー発生中、遊技メダル払い出し中、および遊技メダル回収中には、設定値の確認を行うことはできない。
なお、ビッグボーナス・ゲームの発生確率の設定値は、上述したように「1」〜「6」の6段階に設定することができ、各設定値は、それぞれ1/240〜1/300の範囲における6段階の発生確率に対応している。この設定値に基づいて、制御装置23がリール5a〜cの回転および停止制御を行うことにより、ビッグボーナス・ゲームが発生する。
<スロットマシンにおける遊技>
上記したスロットマシン1で遊技を行うには、まず実際にメダル投入口11に遊技メダルを投入するか、ベットスイッチ12あるいはマックスベットスイッチ13を操作することによりクレジットの範囲内で遊技に供するための遊技メダルを投入する。ここで、遊技メダルの投入枚数に応じて有効となる入賞ラインが決定され、対応する有効ライン表示ランプ7a〜eが点灯する。例えば、1枚の遊技メダルを投入した場合には、中央の横ライン1本が有効となり、2枚の遊技メダルを投入した場合には、上中下の横ライン3本が有効となり、最大許容賭け数である3枚の遊技メダルを投入した場合には、上中下の横ライン3本と斜めライン2本の合計5本のラインが有効となる。
つぎに、遊技者がスタートスイッチ16を操作すると各リール5a〜cが一斉に回転を開始し、リール5a〜cの外周表面に表示された複数種類の図柄が表示窓4a〜c内を上下に移動表示される。そして、リール5a〜cの回転が所定の速度に達すると各ストップスイッチ17a〜cが有効化され、遊技者が各ストップスイッチ17a〜cを操作すると、対応するリール5a〜cの回転がそれぞれ停止する。
ここで、有効となった入賞ライン上に停止表示された図柄の組み合わせが予め定めた入賞態様となっている場合には、各入賞態様に応じた枚数の遊技メダルが賞として払い出され、あるいはクレジットとして加算される。
予め定めた入賞態様には、通常遊技の入賞態様と、この通常遊技と比較して遊技者に有利な特別遊技の入賞態様とがある。さらに、特別遊技の入賞態様には、いわゆるビッグボーナス・ゲームの入賞態様とレギュラーボーナス・ゲームの入賞態様とがある。
通常遊技の入賞態様は、例えば、有効となった入賞ライン上に停止表示された図柄の組み合わせが、「ベル」「ベル」「ベル」となった場合、「オレンジ」「オレンジ」「オレンジ」となった場合、左側の表示窓に「チェリー」が停止表示された場合等であり、所定枚数、例えば2枚〜8枚の遊技メダルが払い出される。
さらにこの他にも、再遊技の入賞態様を設定することにより、直前の遊技と同一の条件により再遊技を行うことができるようにしてもよい。
<ビッグボーナス・ゲーム>
上記ビッグボーナス・ゲームの入賞態様とは、例えば、有効となった入賞ライン上に停止表示された図柄の組み合わせが、「7」「7」「7」となったことを開始条件として行われる遊技であり、所定枚数、例えば15枚の遊技メダルが払い出されるとともに、通常遊技と比較して遊技者にとって有利なビッグボーナス・ゲームを行うことができる。
このビッグボーナス・ゲームは、いわゆるレギュラーボーナス・ゲームを3回行うことができ、通常遊技と比較して多くの遊技メダルを獲得できるようになっている。
<レギュラーボーナス・ゲーム>
上記レギュラーボーナス・ゲームの入賞態様とは、例えば、有効となった入賞ライン上に停止表示された図柄の組み合わせが、「BAR」「BAR」「BAR」となったことを開始条件として行われる遊技であり、所定枚数、例えば15枚のメダルが払い出されるとともに、レギュラーボーナス・ゲームを行うことができる。
このレギュラーボーナス・ゲームは、所定枚数の遊技メダルを投入してスタートスイッチを操作し、リール5a〜cの回転を開始させた後、各ストップスイッチ17a〜cを操作して各リール5a〜cの回転を停止させる。
そして、有効となった入賞ライン上に停止表示された図柄の組み合わせが、所定の組合せとなった場合に、所定枚数、例えば15枚の遊技メダルが払い出される。
このレギュラーボーナス・ゲームでは、最大ゲーム回数と最大入賞回数が制限されていて、例えば上記したゲームが、最大ゲーム回数である12回行われるか、または、上記した入賞が、最大入賞回数である8回に達すると、レギュラーボーナス・ゲームが終了する。
上述した一連の遊技動作は、筐体3内に設けられた制御装置23により制御される。
<制御装置>
この制御装置23を図2に基づいて説明する。
図2に示すように、制御装置23は、CPU24、ROM25、RAM26、CPU24の動作クロック信号を生成するためのクロック回路27、ビッグボーナス・ゲームの発生確率を設定するための確率設定部28、設定された設定値の目安の報知に使用する乱数を発生するための報知乱数発生部45を備えている。
上記ROM25には、スロットマシン1の遊技における処理の手順がシーケンスプログラムとして記憶されているとともに、抽選確率等を決定するための入賞確率テーブル等のデータが記憶されており、シーケンスプログラムに基づいてCPU24等が動作することによりスロットマシン1における遊技が制御される。したがって、CPU24等を備えた制御装置23により、設定スイッチ46により設定された設定値と、報知乱数発生部45により発生させた乱数値とに基づいて、設定スイッチ46により設定された設定値の目安を判断するための判断手段が構成される。
上記クロック回路27は、所定周波数の基準クロックを発生するためのクロックパルス発生器29と、基準クロック信号を分周することによりCPU24の動作クロック信号を生成するための分周器30を備えている。
上記確率設定部28は、CPU24の制御に従って一定範囲の乱数を発生させるための乱数発生器31と、乱数発生器31で発生した乱数の中から任意の乱数を抽出してCPU24へ送信するための乱数サンプリング回路32を備えている。また、この確率設定部28には、ビッグボーナス・ゲームの発生確率を設定するための設定スイッチ46が接続されている。
上記報知乱数発生部45は、例えば、8ビットのリフレッシュレジスタからなり、リフレッシュレジスタの全ビットを使用した場合には、「0」〜「127」の128個の乱数を発生させることができる。
上記CPU24に備えられた複数のI/Oポートには、ベットスイッチ12、マックスベットスイッチ13、C/Pスイッチ15、スタートスイッチ16、メダルセンサ14、モータ駆動回路33、リール位置検出回路34、リール停止信号回路35、ホッパ駆動回路36、払出完了信号回路37、表示駆動回路38、スピーカ駆動回路39、ランプ駆動回路40が接続されている。
以下、上記各回路について詳しく説明する。
上記モータ駆動回路33には、リール5a〜cを回転駆動するためのステッピングモータ41a〜cが接続されており、CPU24の制御に基づいて各ステッピングモータ41a〜cへ駆動パルスを供給あるいは供給停止することにより、各リール5a〜cの回転を開始させたり停止させたりする。
上記リール位置検出回路34には、リール5a〜cの回転位置を検出するための光学センサ等からなる位置検出センサが設けられており、この位置検出センサで検出されたリール5a〜cの位置検出信号がCPU24へ送信される。
上記リール停止信号回路35には、ストップスイッチ17a〜cが接続されており、遊技者によりストップスイッチ17a〜cが操作されると、これを検知してストップスイッチ検出信号がCPU24へ送信される。
上記ホッパ駆動回路36には、遊技メダルを貯留するためのホッパ22が接続されている。
上記払出完了信号回路37には、メダル貯留部42およびメダル検出部43が接続されている。メダル貯留部42は、メダル投入口11から投入された遊技メダルや賞として払い出される遊技メダルを貯留記憶するための部分で、所定の最大許容貯留数に達するまで遊技メダルを貯留記憶することができる。この最大許容貯留数は、例えば50枚となっており、50枚までの遊技メダルを貯留記憶するとともに、この50枚を超えた遊技メダルは、実際にホッパ22からメダル受皿18に払い出される。また、実際に払い出される遊技メダルは、メダル検出部43により、ホッパ22からメダル受皿18に払い出される際に計数される。そして、入賞時の遊技メダルの払出動作において、メダル貯留部42に加算記憶される加算値、あるいはメダル検出部43における計数値が所定の払出枚数に達すると、払出完了信号回路37からCPU24に対して払出完了信号が送信される。
上記表示駆動回路38には、有効ライン表示ランプ7a〜eとクレジット数表示部8と配当表示部9が接続されており、CPU24の制御に基づいてこれらの有効ライン表示ランプ7a〜eを点灯させたり、各表示部8,9における表示を行う。また、上記メダル貯留部42に貯留される遊技メダル数は、クレジット数表示部8に表示される。
スピーカ駆動回路39には、効果音等を発生するためのスピーカ21が接続されており、ランプ駆動回路40には、表示窓4a〜cを通して視認される図柄をリール5a〜cの内面側から透過照明するためのリールランプ44が接続されている。
<制御処理の第1実施例>
つぎに、上記制御装置23によるスロットマシン1における制御処理のうち、特に特別遊技の発生確率の報知処理に重点をおいて説明する。
まず、リールランプ44の発光パターンを変化させることにより、特別遊技の発生確率の報知を行うようにした第1実施例について説明する。
図3は、リフレッシュレジスタの概念図、図4は、リールランプ44の発光パターンの選択を示す説明図、図5,6は、リールランプ44の発光パターンの説明図である。また、図7は、スロットマシン1における制御処理の概略手順を示すフローチャート、図8は、ビッグボーナス・ゲーム時のリールランプデモ選択処理の詳細を示すフローチャートである。
なお、各図中の説明において、ビッグボーナス・ゲームを「BB」と略記し、レギュラーボーナス・ゲームを「RB」と略記する(図9〜13においても同じ)。
第1実施例で使用する乱数を発生させるための報知乱数発生部45は、図3に示すように、「0」ビット〜「7」ビットの8ビットのリフレッシュレジスタからなり、このうち「0」ビット〜「4」ビットの5ビットを使用して、「0」〜「31」の32個の乱数を発生させるようになっている。
なお、報知乱数発生部45で発生させる乱数の数は32個に限られるものではなく、設定値の段階数等に応じて適宜変更することができる。
スロットマシン1では、図4に示すように、設定スイッチ46によりビッグボーナス・ゲームの発生確率を設定することができる。この設定値は、例えば、1/240〜1/300の範囲で6段階に設定することができる(設定1=1/240、設定2=1/256、設定3=1/264、設定4=1/277、設定5=1/282、設定6=1/287)。なお、図4に示す実施形態においては、ビッグボーナス・ゲームの発生確率が設定1で一番低く、設定2、設定3、設定4、設定5と順次発生確率が高くなり、設定6で発生確率が一番高くなっている。
図4の上段に示すように、各設定値は、制御装置の内部では「0」〜「5」の6段階の数値として演算が行われる。また、上述したように報知乱数発生部45では、「0」〜「31」の32個の乱数を発生している。
フラッシュパターン(リールランプ44の発光パターン)の選択には、設定スイッチ46により設定した設定値と、報知乱数発生部45により発生させた乱数値との加算値が使用される。すなわち、この加算値が「18」未満の場合には、フラッシュパターン1が使用され、加算値が「18」以上の場合には、フラッシュパターン2が使用される。
上述した加算値は、基準となる設定値が小さいほど、最低値および最大値が小さくなり、反対に基準となる設定値が大きいほど、最低値および最大値が大きくなる。言い換えるならば、ビッグボーナス・ゲームの発生確率が低いほど、最低値および最大値が小さくなり、反対にビッグボーナス・ゲームの発生確率が高いほど、最低値および最大値が大きくなる。
したがって、ビッグボーナス・ゲームの発生確率が低いほど、フラッシュパターン1の発生頻度が高くなるとともに、フラッシュパターン2の発生頻度が低くなり、反対にビッグボーナス・ゲームの発生確率が高いほど、フラッシュパターン2の発生頻度が高くなるとともに、フラッシュパターン1の発生頻度が低くなる。
フラッシュパターン1とフラッシュパターン2の選択比率は、図4の下段に示すようになっており、例えば、ビッグボーナス・ゲームの発生確率が一番低い設定1では、両者の比率が18:14であり、フラッシュパターン2の選択比率が0.7778となっており、ビッグボーナス・ゲームの発生確率が一番高い設定6では、両者の比率が13:19であり、フラッシュパターン2の選択比率が1.4615となっている。
このようにして、設定値と乱数値の加算値を使用してフラッシュパターンを選択することにより、ビッグボーナス・ゲームの発生確率の目安を曖昧に報知することができる。すなわち、遊技者は、フラッシュパターン1がフラッシュパターン2よりも多く現れる場合には、ビッグボーナス・ゲームの発生確率が低く設定されている可能性が高いと判断することができるし、反対にフラッシュパターン2がフラッシュパターン1よりも多く現れる場合には、ビッグボーナス・ゲームの発生確率が高く設定されている可能性が高いと判断することができる。
上述したフラッシュパターン1は、図5に示すように、リールランプ44を6段階に分けて点滅させるもので、第1、第2段階において、全てのリールランプ44(z1〜z9)を消灯し、第3、第4段階において、左側リール5aの上中下段、中央リール5bの下段、右側リール5cの下段の合計5個のリールランプ44(z1,z4,z7,z8,z9)を点灯させてL字型を表現し、第5、第6段階において、再び全てのリールランプ44(z1〜z9)を消灯させる。
なお、第3,第4段階で表現したL字型は、ビッグボーナス・ゲームの発生確率が低い(Low)であることを表現するものである。また、各段階は、例えば103.40msずつとなっている。
上述したフラッシュパターン2は、図6に示すように、リールランプ44を6段階に分けて点滅させるもので、第1、第2段階において、全てのリールランプ44(z1〜z9)を消灯し、第3、第4段階において、左側リール5aの上中下段、中央リール5bの中段、右側リール5cの上中下段の合計7個のリールランプ44(z1,z3,z4,z5,z6,z7,z9)を点灯させてH字型を表現し、第5、第6段階において、再び全てのリールランプ44(z1〜z9)を消灯させる。
なお、第3,第4段階で表現したH字型は、ビッグボーナス・ゲームの発生確率が高い(High)であることを表現するものである。また、各段階は、例えば103.40msずつとなっている。
なお、フラッシュパターンは、上述したものに限られず、他の態様であってもよい。例えば、点灯させるリールランプ44(z1〜z9)の位置を異ならせて他の文字等を表現したり、点灯タイミングを変更することもできる。
つぎに、図7,8を用いて、スロットマシン1における制御処理を説明する。
スロットマシン1では、メダル投入口11に遊技メダルが投入されるか、ベットスイッチ12あるいはマックスベットスイッチ13が操作されてクレジットの範囲内で遊技メダルが受け付けられると、遊技を開始することができる。ここで、スタートスイッチ16が操作されると全てのリール5a〜cの回転が開始し、表示窓4a〜c内に複数の図柄が高速で移動表示される。
そして、図7に示すように、各リール5a〜cが所定の回転速度に達した後、ストップスイッチ17a〜cが操作されると、当該ストップスイッチ17a〜cに対応したリール5a〜cの回転を停止させるためのリール停止制御処理(S1)が行われる。
つぎに、通常遊技におけるリールランプデモ選択処理(S2)を行って、通常遊技におけるリールランプ44の発光パターンを選択し、リール停止後の設定処理(S3)を行って、リール停止後のリール5a〜cの状態を設定し、入賞検索処理(S4)を行って、有効となった入賞ライン上に停止した図柄の組み合わせが入賞態様となっているかどうかを判断する。
さらに、ビッグボーナス・ゲームの入賞態様となっているかどうかを判断し(S5)、ビッグボーナス・ゲームの入賞態様となっている場合には、後に詳述するビッグボーナス・ゲーム時のリールランプデモ選択処理(S6)を行った後、入賞チェックメダル払出処理(S7)を行って、各入賞態様に対応した所定枚数の遊技メダルを払い出す。
一方、ビッグボーナス・ゲームの入賞態様となっていない場合には、ビッグボーナス・ゲーム時のリールランプデモ選択処理(S6)はスキップする。
つぎに、ビッグボーナス・ゲームあるいはレギュラーボーナス・ゲームが行われているかどうかを判断し(S8)、ビッグボーナス・ゲームあるいはレギュラーボーナス・ゲームが行われている場合には、各ゲームにおける入賞チェック処理(S9)を行って、入賞時には所定枚数の遊技メダルの払い出しを行う。
なお、図示しないが、上述した処理に続いて所定の後処理等を行った後、再び上述した各処理(S1)〜(S9)を繰り返すことにより、スロットマシン1における遊技制御を行う。
上述したビッグボーナス・ゲーム時のリールランプデモ選択処理(S6)では、図8に示すように、まず、設定スイッチ46により設定された設定値と、報知乱数発生部45により発生された乱数値とを加算し(S61)、リールランプ44の発光パターンを記憶したリールランプデモテーブルを初期化する(S62)。
ここで、設定値と乱数値の加算値が「18」以上であるかどうかを判断し(S63)、加算値が「18」以上であった場合には、リールランプデモテーブルの初期値に「1」を加算してセットし(S64)、当該リールランプデモテーブルの値に対応したリールランプデモを行う(S65)。
すなわち、加算値が「18」未満の場合には、リールランプデモテーブルの初期値が使用されて、リールランプ44がフラッシュパターン1で点滅し、加算値が「18」以上の場合には、リールランプデモテーブルの初期値に「1」を加算した値が使用されて、リールランプ44がフラッシュパターン2で点滅する。
<制御処理の第2実施例>
つぎに、スピーカ21から発生させるビッグボーナス・ゲームの入賞音を変化させることにより、特別遊技の発生確率の報知を行うようにした第2実施例について説明する。
図9は、リフレッシュレジスタの概念図、図10は、ビッグボーナス・ゲームの入賞音の選択処理の手順を示すフローチャート、図11は、ビッグボーナス・ゲームの効果音の出音条件の説明図である。また、図12は、ビッグボーナス・ゲームおよびレギュラーボーナス・ゲームの入賞チェック処理の詳細を示すフローチャート、図13は、ビッグボーナス・ゲームの効果音を発生させるタイミングを示すタイミングチャートである。
第2実施例で使用する乱数を発生させるための報知乱数発生部45は、図9に示すように、「0」ビット〜「7」ビットの8ビットのリフレッシュレジスタからなり、このうち「0」ビット〜「2」ビットの3ビットを使用して「0」〜「7」までの8個の乱数を発生させて乱数1として使用し、「3」ビットの1ビットを使用して「0」または「1」を発生させて乱数2として使用するようになっている。
このようにして発生させた乱数1、乱数2を使用して抽選を行うのであるが、各乱数ではそのうちの1つを当選値として抽選を行っている。すなわち、乱数1において当選となる確率は1/8であり、乱数2において当選となる確率は1/2である。
なお、報知乱数発生部45で発生させる乱数および当選値は上述したものに限られず、設定値の段階数等に応じて適宜変更することができる。
スピーカ21から発生させるビッグボーナス・ゲームの入賞音の選択には、設定スイッチ46により設定した設定値と、報知乱数発生部45により発生させた乱数値とが使用される。
具体的には、図10に示すように、まず、設定スイッチ46により設定した設定値が奇数か偶数かを判断する(S10)。ここで、設定値が奇数であった場合には、乱数1が当選しているかどうかを判断し(S11)、乱数1が当選している場合には、スピーカ21から入賞音1を発生させる(S12)。
一方、乱数1が当選していない場合には、さらに乱数2が当選しているかどうかを判断する(S13)。ここで、乱数2が当選している場合には、スピーカ21から入賞音3を発生させる(S14)。また、乱数2が当選していない場合には、スピーカ21から入賞音2を発生させる(S15)。
また、上述した設定値の判断処理(S10)において、設定値が偶数である場合には、乱数1が当選しているかどうかを判断し(S16)、乱数1が当選している場合には、スピーカ21から入賞音2を発生させる(S15)。また、乱数1が当選していない場合には、さらに乱数2が当選しているかどうかを判断する(S17)。ここで、乱数2が当選している場合には、スピーカ21から入賞音3を発生させる(S14)。また、乱数2が当選していない場合には、スピーカ21から入賞音2を発生させる(S15)。
上述した各判断処理を行うことにより、入賞音1〜3を選択して、スピーカ21から異なる3種類の入賞音を発生させている。
上述した入賞音の選択について、図11を用いてさらに詳しく説明する。
第1の実施形態においても説明したように、スロットマシン1においては、設定スイッチ46によりビッグボーナス・ゲームの発生確率を、例えば、1/240〜1/300の範囲で6段階に設定することができる。また、ビッグボーナス・ゲームの発生確率は、設定1が一番低く、設定2、設定3、設定4、設定5と順次発生確率が高くなり、設定6の発生確率が最も高くなっている。
設定値および乱数1、乱数2の当選・不当選と、入賞音1〜3の関係は、図11に示すようになっている。なお、この場合において、設定1、設定3、設定5が奇数の設定値であり、設定2、設定4、設定6が偶数の設定値である。
図11に示すように、入賞音1が発生されるのは、設定値が奇数の場合のみである。したがって、入賞音1が発生された場合には、設定1、設定3、設定5のいずれかが設定されていることとなり、少なくとも、ビッグボーナス・ゲームの発生確率が最も高い設定6ではないことがわかる。
また、入賞音2が発生された場合には、設定値が奇数である可能性が7/16であり、設定値が偶数である可能性が2/16+7/16=9/16である。したがって、設定値1、設定値3、設定値5よりも設定値2、設定値4、設定値6が選択されている可能性が若干高いこと、言い換えれば、ビッグボーナス・ゲームの発生確率が、平均値よりも若干高い可能性があることがわかる。
また、入賞音3が発生された場合には、設定値が奇数である可能性が7/16であり、設定値が偶数である可能性が7/16である。したがって、設定値1、設定値3、設定値5と、設定値2、設定値4、設定値6のいずれが選択されているかはわからないこととなる。
このようにして、設定値と乱数値とを使用してビッグボーナス・ゲームの入賞音を選択することにより、ビッグボーナス・ゲームの発生確率の目安を曖昧に報知することができる。
つぎに、図12を用いて、スロットマシン1における制御処理のうち、ビッグボーナス・ゲームおよびレギュラーボーナス・ゲームの入賞チェック処理(S9)を説明する。
なお、スロットマシン1における制御処理のメインルーチンの概略は、図7に示す第1実施例における制御処理と同様であるため説明を省略する。
すなわち、実施例2における制御処理では、図7に示す制御処理と同様に、リール停止制御処理(S1)からビッグボーナス・ゲームおよびレギュラーボーナス・ゲームの入賞チェック処理(S9)までを行うとともに、これらの処理に続いて所定の後処理等を行った後、再び上述した各処理(S1)〜(S9)を繰り返すことにより、スロットマシン1における遊技の制御を行う。
ビッグボーナス・ゲームおよびレギュラーボーナス・ゲームの入賞チェック処理(S9)では、図12に示すように、まず、ビッグボーナス・ゲームの入賞態様となっているかどうかを判断し(S91)、ビッグボーナス・ゲームの入賞態様となっている場合には、ビッグボーナス・ゲーム時の入賞音1をセットする(S92)。
つぎに、設定スイッチ46により設定された設定値と、報知乱数発生部45で発生させた乱数1および2の当選を判断して、入賞音の選択を行う(S93)〜(S98)。
すなわち、設定値(奇数)および乱数1の当選判断処理(S93)を行い、設定スイッチ46により設定された設定値が奇数で、かつ報知乱数発生部45で発生させた乱数1が当選している場合には、入賞音1セット処理(S92)でセットされた入賞音1をスピーカ21から発生させて(S98)、処理を復帰する。
一方、設定値(奇数)および乱数1の当選判断処理(S93)において上記以外の態様であると判断した場合には、入賞音2をセットする(S94)。
つぎに、設定値(偶数)および乱数1の当選判断処理(S95)と、乱数2の当選判断処理(S96)を連続して行い、設定スイッチ46により設定された設定値が偶数で、かつ報知乱数発生部45で発生させた乱数1が当選している場合、
あるいは、上記以外の態様であって、さらに報知乱数発生部45で発生させた乱数2が当選していない場合には、入賞音2セット処理(S94)でセットされた入賞音2をスピーカ21から発生させて(S98)、処理を復帰する。
一方、設定値(偶数)および乱数1の当選判断処理(S95)と、乱数2の当選判断処理(S96)において、上記以外の態様であると判断した場合には、入賞音3をセットし(S97)、入賞音3をスピーカ21から発生させて(S98)、処理を復帰する。
一方、ビッグボーナス・ゲームの入賞態様となっていない場合には、上述した処理(S91)〜(S98)を行わずに処理を復帰する。
つぎに、図13を用いて、ビッグボーナス・ゲームの効果音を発生させるタイミングを説明する。
図13に示すように、3個のリール5a〜cのうち、最後に停止するリール(通常は右側リール5c)の回転が停止したタイミングで、ビッグボーナス・ゲームの入賞が判断され、ビッグボーナス・ゲームの入賞態様である場合には、リフレッシュレジスタにより乱数を抽出して、リールランプ44のフラッシュパターンを選択する。そして、選択したフラッシュパターン1あるいはフラッシュパターン2に基づいて、リールランプ44を点滅させ、リールランプ44の点滅が終了すると、遊技メダルの払い出しを行う。
また、遊技メダルの払い出しが終了したタイミングで、入賞音の選択を行い、選択した入賞音1〜3をスピーカ21から発生させ、入賞音の発生が終了したタイミングで、スピーカ21からビッグボーナス・ゲームの作動音を発生させる。
なお、上述した第2実施例においては、3種類の入賞音を発生させているが、発生させる入賞音は2種類あるいは4種類以上であってもよい。また、複数種類の入賞音は、それぞれ他の入賞音と区別できればどのような種類のものであってもよく、例えばメロディが異なる複数の楽曲から構成したり、同一のメロディであってもテンポや音程を変更したり、あるいは設定値の目安を言葉によって表現してもよい。
また、スピーカ21から入賞音を発生させて、ビッグボーナス・ゲームの発生確率の目安を報知するとともに、リールランプ44の発光パターンによってもビッグボーナス・ゲームの発生確率の目安を報知しているが、リールランプ44の発光パターンによるビッグボーナス・ゲームの発生確率の報知は行わなくともよい。
<その他の実施形態>
さらに、上述した各実施形態では、代表的な遊技機としてスロットマシン1を例にとって説明しているが、本発明は、他の遊技機、例えば、パチンコ機、パチスロ遊技機等にも応用することができる。
また、発光手段としてリールランプ44を使用しているが、発光手段は他の装置により構成してもよい。例えば、遊技機の前面に設けられた装飾ランプにより発光手段を構成したり、特別遊技の発生確率を報知するために別途設けられたランプ、LED、7セグメントLED、ドットマトリクス表示器等により発光手段を構成することもできる。
また擬似リールやボーナスゲーム中の演出や遊技履歴等を表示するための液晶等のディスプレイ装置を設けたタイプのスロットマシンであれば、それぞれの発生確率報知に対応したキャラクタ画像を用いて報知することも可能である。
またリール部に着目すれば、リールの回転速度、ブレ逆回転等、通常の回転とは異なる回転機能によって報知することも可能である。
また、効果音発生手段としてスピーカ21を使用しているが、効果音発生手段は他の装置により構成してもよい。例えば、打撃音を発生するハンマ等により効果音発生手段を構成することもできる。この場合には、打撃音の発生回数等により、特別遊技の発生確率の詳細あるいは目安を報知すればよい。
また、報知手段により特別遊技の発生確率を報知するタイミングを、特別遊技の入賞時としているが、報知タイミングはこれに限られず、例えば特別遊技の終了時、所定時間毎、あるいは所定回数の遊技終了時等としてもよい。
本発明に係る遊技機の代表的な一例であるスロットマシンの斜視図 スロットマシンの制御装置とこれに接続された周辺装置の概略構成を示すブロック図 第1実施例に係るリフレッシュレジスタの概念図 リールランプの発光パターンの選択を示す説明図 リールランプの発光パターンの説明図 リールランプの発光パターンの説明図 第1の実施形態に係るスロットマシンにおける制御処理の概略手順を示すフローチャート ビッグボーナス・ゲーム時のリールランプデモ選択処理の詳細を示すフローチャート 第2実施例に係るリフレッシュレジスタの概念図 ビッグボーナス・ゲームの入賞音の選択処理の手順を示すフローチャート ビッグボーナス・ゲームの効果音の出音条件の説明図 ビッグボーナス・ゲームおよびレギュラーボーナス・ゲームの入賞チェック処理の詳細を示すフローチャート ビッグボーナス・ゲームの効果音を発生させるタイミングを示すタイミングチャート
符号の説明
1 スロットマシン
2 前面扉
3 筐体
4a〜c 表示窓
5a〜c リール
6a〜e 入賞ライン表示
7a〜e 有効ライン表示ランプ
8 クレジット数表示部
9 配当表示部
10 棚部
11 メダル投入口
12 ベットスイッチ
13 マックスベットスイッチ
14 メダルセンサ
15 C/Pスイッチ
16 スタートスイッチ
17a〜c ストップスイッチ
18 メダル受皿
19 メダル払出口
20 透音孔
21 スピーカ
22 ホッパ
23 制御装置
24 CPU
25 ROM
26 RAM
27 クロック回路
28 確率設定部
29 クロックパルス発生器
30 分周器
31 乱数発生器
32 乱数サンプリング回路
33 モータ駆動回路
34 リール位置検出回路
35 リール停止信号回路
36 ホッパ駆動回路
37 払出完了信号回路
38 表示駆動回路
39 スピーカ駆動回路
40 ランプ駆動回路
41a〜c ステッピングモータ
42 メダル貯留部
43 メダル検出部
44 リールランプ
45 報知乱数発生部
46 設定スイッチ

Claims (6)

  1. 遊技媒体の投入を条件にリール回転および停止を制御し遊技を行わせるとともに、予め設定された発生確率に基づいて所定の条件が達成された場合に、通常遊技と比較して遊技者に有利な特別遊技を行わせる遊技機において、
    前記特別遊技の発生確率が複数段階に順に変化するように設定値を設定するための設定手段と、
    所定の数値範囲内で乱数を発生させるための乱数発生手段と、
    複数の発光パターンで発光可能な発光手段と、
    一連の遊技操作を制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記設定手段により設定された設定値が奇数か偶数かを判断し、該判断結果と前記乱数発生手段により発生させた乱数値を使用して抽選を行い、該抽選に当選しているか否かの判断に基づいて前記発光手段による発光パターンを選択することにより、該設定値が奇数か偶数かに応じて互いに異なる選択確率で該発光パターンが選択されるようにして、前記設定値の目安を遊技者に報知することを特徴とする遊技機。
  2. 遊技媒体の投入を条件にリール回転および停止を制御し遊技を行わせるとともに、予め設定された発生確率に基づいて所定の条件が達成された場合に、通常遊技と比較して遊技者に有利な特別遊技を行わせる遊技機において、
    前記特別遊技の発生確率が複数段階に順に変化するように設定値を設定するための設定手段と、
    所定の数値範囲内で乱数を発生させるための乱数発生手段と、
    複数の発光パターンで発光可能な発光手段と、
    一連の遊技操作を制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記設定手段により設定された設定値と、前記乱数発生手段により発生させた乱数値との加算値が、所定の数値以上であるか否かを判断し、該判断結果に基づいて前記発光手段による発光パターンを選択し、該設定値の目安を遊技者に報知することを特徴とする遊技機。
  3. 遊技媒体の投入を条件にリール回転および停止を制御し遊技を行わせるとともに、予め設定された発生確率に基づいて所定の条件が達成された場合に、通常遊技と比較して遊技者に有利な特別遊技を行わせる遊技機において、
    前記特別遊技の発生確率が複数段階に順に変化するように設定値を設定するための設定手段と、
    所定の数値範囲内で乱数を発生させるための乱数発生手段と、
    複数の効果音パターンを発生可能な効果音発生手段と、
    一連の遊技操作を制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記設定手段により設定された設定値が奇数か偶数かを判断し、該判断結果と前記乱数発生手段により発生させた乱数値を使用して抽選を行い、該抽選に当選しているか否かの判断に基づいて前記効果音発生手段による効果音パターンを選択することにより、該設定値が奇数か偶数かに応じて互いに異なる選択確率で該効果音パターンが選択されるようにして、前記設定値の目安を遊技者に報知することを特徴とする遊技機。
  4. 遊技媒体の投入を条件にリール回転および停止を制御し遊技を行わせるとともに、予め設定された発生確率に基づいて所定の条件が達成された場合に、通常遊技と比較して遊技者に有利な特別遊技を行わせる遊技機において、
    前記特別遊技の発生確率が複数段階に順に変化するように設定値を設定するための設定手段と、
    所定の数値範囲内で乱数を発生させるための乱数発生手段と、
    複数の効果音パターンを発生可能な効果音発生手段と、
    一連の遊技操作を制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記設定手段により設定された設定値と、前記乱数発生手段により発生させた乱数値との加算値が、所定の数値以上であるか否かを判断し、該判断結果に基づいて前記効果音発生手段による効果音パターンを選択し、該設定値の目安を遊技者に報知することを特徴とする遊技機。
  5. 遊技媒体の投入を条件にリール回転および停止を制御し遊技を行わせるとともに、予め設定された発生確率に基づいて所定の条件が達成された場合に、通常遊技と比較して遊技者に有利な特別遊技を行わせる遊技機において、
    前記特別遊技の発生確率が複数段階に順に変化するように設定値を設定するための設定手段と、
    所定の数値範囲内で乱数を発生させるための乱数発生手段と、
    複数の発光パターンで発光可能な発光手段と、
    複数の効果音パターンを発生可能な効果音発生手段と、
    一連の遊技操作を制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記設定手段により設定された設定値が奇数か偶数かを判断し、該判断結果と前記乱数発生手段により発生させた乱数値を使用して抽選を行い、該抽選に当選しているか否かの判断に基づいて、前記発光手段による発光パターンを選択するとともに前記効果音発生手段による効果音パターンを選択することにより、該設定値が奇数か偶数かに応じて互いに異なる選択確率で該発光パターンおよび効果音パターンが選択されるようにして、前記設定値の目安を遊技者に報知することを特徴とする遊技機。
  6. 遊技媒体の投入を条件にリール回転および停止を制御し遊技を行わせるとともに、予め設定された発生確率に基づいて所定の条件が達成された場合に、通常遊技と比較して遊技者に有利な特別遊技を行わせる遊技機において、
    前記特別遊技の発生確率が複数段階に順に変化するように設定値を設定するための設定手段と、
    所定の数値範囲内で乱数を発生させるための乱数発生手段と、
    複数の発光パターンで発光可能な発光手段と、
    複数の効果音パターンを発生可能な効果音発生手段と、
    一連の遊技操作を制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記設定手段により設定された設定値と、前記乱数発生手段により発生させた乱数値との加算値が、所定の数値以上であるか否かを判断し、該判断結果に基づいて前記発光手段による発光パターンを選択するとともに前記効果音発生手段による効果音パターンを選択し、該設定値の目安を遊技者に報知することを特徴とする遊技機。
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