JP4269967B2 - 炭化ケイ素質アウターチューブおよび半導体熱処理装置 - Google Patents

炭化ケイ素質アウターチューブおよび半導体熱処理装置 Download PDF

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本発明は、半導体ウエハの表面に例えばポリシリコン膜や窒化膜等の非酸化膜を形成する低圧CVD装置や、半導体ウエハの表面に酸化膜を形成する高温熱処理装置などの半導体熱処理装置で用いられる炭化ケイ素質アウターチューブおよび半導体熱処理装置に関する。
従来、半導体熱処理用の低圧CVD装置や高温熱処理炉に用いられるアウターチューブとしては、高純度のものが入手しやすく、耐熱性があり、熱膨張率が小さく発生熱応力が小さい、熱伝導率が小さいので断熱性に優れる等の理由で石英ガラスが一般的に使用されてきた。近年、堆積膜がポリシリコン膜や窒化膜の場合、石英ガラスとの熱膨張率の差により装置内の堆積膜が剥離してウエハーの汚染源となるパーティクルが発生する問題点やさらなる耐熱性の要求から炭化ケイ素質のアウターチューブ(特許文献1、2参照。)が提案されている。
しかし、炭化ケイ素は石英ガラスに比べて熱膨張係数が大きく、熱伝導率も大きいことから、特許文献2の第7図(本件第4図)に示されるように主にA、B、Cの3箇所に引張応力や曲げ応力が発生するため壊れやすいという問題がある。さらに、熱伝導率が大きいためにアウターチューブと基台との間に介装されるOリングが焼き付けしやすく、それによってガスシール性が損なわれやすいという問題もある。
この対策として、熱源からOリングを物理的に離すため炭化ケイ素質アウターチューブの下面とヒータの最下端との間の距離を200mm以上とする方法(以下、対策Aという)が提案されている(特許文献1参照。)。別の対策として炭化ケイ素質アウターチューブのフランジ部と基台との間にシールリングを介在させると共に、前記フランジ部の前記シールリングよりも内周の部分を基台上に当接支持させる方法(以下、対策Bという)も提案されている(特許文献2参照)。
ところが、近年、1回の処理で大量のSiウエハを処理したいとの要望も強く、低圧CVD装置等の半導体熱処理炉内でのSiウエハ処理枚数を増やすため、均熱帯を広くする、すなわちヒータ下端をできるだけ基台に近づける傾向にあり、前記200mm以上を確保することが難しくなっている。したがって、対策A以外の方法が要求されるようになってきた。
また、Siウエハの口径は200mmから300mm以上へと、ますます大口径化し、それにつれてアウターチューブの内直径も350mm以上へと大口径化している。そのため、対策Bを採用する場合、アウターチューブのフランジの冷却が不充分となるおそれがあるほか、内周で支持する箇所が線接触で、その接触位置も熱処理温度により変化することからシール圧が不足しガス漏れのおそれもある。
すなわち、対策A、対策B以外の方法で、大口径化、大処理量化、パーティクル汚染防止等の要求に対応した炭化ケイ素質アウターチューブは提案されていない。
特開平9−251991号公報(第1頁〜第7頁、図1) 特開平10−195657号公報(第1頁〜第8頁、図1〜図7、特に図7)
本発明は、大口径化しても耐久性があり、しかも1回の処理量を上げるため均熱ゾーンを広くとれ、しかもパーティクル汚染に効果のある炭化ケイ素質アウターチューブの提供を目的とする。
本発明は、上部が閉塞し、下部が開口し、下部に端部方向に径が拡大するようにテーパ部が形成され、かつ下部外周にフランジ部が設けられた炭化ケイ素質アウターチューブであって、前記アウターチューブの厚さをt(mm)、前記アウターチューブの内直径をD(mm)、前記フランジ厚さをt(mm)、前記フランジ内直径をDF1(mm)、前記フランジ外直径をDF2(mm)、前記テーパ部の高さをL(mm)、前記テーパ部の広がりをL(mm)、としたとき、下記1)〜4)を満足することを特徴とする炭化ケイ素質アウターチューブを提供する。
1)t/Dの比が0.0067〜0.025、
2)t×Dの積が600〜4000(mm)、
3)(DF2−DF1)×t/(D×t)が0.1〜0.7、
4)かつL/Lが1〜10。
本外管は特定の条件を満足する形状を有するため、本外管を用いた半導体熱処理装置においてヒータ下端と基台の間を近づけることができる。そのため均熱ゾーンが広くなり、本外管を使用した半導体熱処理装置では1回で処理できるウエハの処理量を上げることができる。また、本発明により基台に外管フランジ部を支持するための特別の突起部を設けずに外管の大口径化に対応でき、耐久性に優れる長所を有する。したがって、突起部で当接支持する場合のシール圧不足によるガス漏れや外管フランジ部冷却が不充分となるおそれなどの問題が本外管ではない。さらに、本外管は炭化ケイ素質であることからパーティクル汚染防止にも効果がある。
本発明者らは、従来のアウターチューブ(以下、外管という)を低圧CVD装置として使用した場合の応力解析を行った。その結果を図4に示すが、従来の外管を低圧CVD装置として使用した場合、図4のA、B、Cの位置に主要な応力が発生する。
本発明者らは、さらに解析を進め図4のA、B、Cの位置に発生する応力を低減させる対策としてある処置を講ずると、別の箇所の発生応力が増加する、または外管とそれを支持する基台との間に介在するOリングに熱が流れすぎるという、一種のトレードオフ的な関係にあることを見出した。例えば、前記Aの位置に発生する応力を下げるためには外管の厚さtを肉薄化すればよいが、そうすると機械的強度が不足し、外管の大口径化ができない。逆に機械的強度の点から外管の厚さtを肉厚化すると、炭化ケイ素の熱伝導率が高いため外管の下端に熱が流れすぎ、冷却能力を上回ってOリングが焼けてしまう。
そのため、本発明の外管(以下、本外管という)は、外管の厚さを外管の直径に応じて制限し、外管内の高温部から冷却された下端への伝熱量を一定の範囲とする。以下、本発明の実施の形態の一つによる、本外管を図面を用いて説明する。図1は本外管の縦断面図を、図2は本外管のフランジ部の拡大縦断面図を、それぞれ示す。
本外管72は、上部が閉塞され、下部が開口され、下部端にテーパ部72dが形成され、かつ下部外周にフランジ72cが設けられた外管であって、外管の厚さをt(mm)、外管の内直径をD(mm)、前記フランジ72cの厚さをt(mm)、前記フランジ72cの内直径をDF1(mm)、前記フランジ72の外直径をDF2(mm)、前記テーパ部72dの高さをL(mm)、前記テーパ部の広がりをL(mm)、としたとき、t/Dの比が0.0067〜0.025で、かつ、t×Dの積が600〜4000(mm)である。なお、t×Dは外管を輪切りにしたときの断面積に比例することから、t×Dは伝熱量に関係する。
/Dの比が0.0067未満であると機械的強度の面で問題となるおそれがあり、t/Dの比が0.025を超える場合伝熱量が過大となり過ぎるとともにフランジに対して大きな応力(図4のA位置に発生する応力)を与えるおそれがある。t/Dの比は、0.01〜0.02であると好ましい。
同様に、t×Dの積が600(mm)未満であると機械的強度の面で問題となるおそれがあり、t×Dの積が4000(mm)を超える場合は伝熱量が過大となり過ぎるおそれがある。t×Dの積は、2000(mm)以下であると好ましく、1400(mm)以下であるとさらに好ましい。
本外管72はフランジ72cを有するが、フランジ72cは使用時においても室温に近い温度であるため使用時に高温となるフランジ以外の本体72a、72b、72dに対してその膨張を拘束するような役目となり前述した図4のB、Cの位置に曲げ応力が発生する。この曲げ応力はフランジの厚さをtとすると、外管の厚さtとフランジの厚さtとの比t/tに比例して大きくなることからあまり大きくできない。
また、通常フランジ72cの外周より冷却されることからフランジ72cの外周と内周との温度差により熱応力が発生する。この熱応力は、フランジ72cの内直径をDF1、フランジの外直径をDF2とするとその差(DF2−DF1)と外管の内直径Dとの比(DF2−DF1)/Dとともに大きくなると考えれられる。シミュレーションと実物との対比からt/tと(DF2−DF1)/Dとの積(t・(DF2−DF1))/(t・D)が0.7を超えると前記熱応力で本外管が破損するおそれがある。この積の値が0.6以下であると好ましく、0.5以下であるとさらに好ましい。一方、この積の値が0.1未満であると大口径化したときに機械的強度が不足するおそれがある。0.2以上であると好ましく、0.25以上であるとさらに好ましい。
熱応力を下げるためにはフランジ72cを小さくする、すなわち、tや(DF2−DF1)を小さくするとよい。しかし、その場合、冷却のための伝熱面積が不足してOリング焼けが発生するほか、シール部の幅が不足するためシール性の点で問題となるおそれがある。そのため、上記の関係のほかにt・(DF2−DF1)が150〜1200(mm)であると好ましい。t・(DF2−DF1)が200(mm)以上であるとさらに好ましく、250(mm)以上であると特に好ましい。一方、t・(DF2−DF1)が1000(mm)以下であるとさらに好ましく、800(mm)以下であると特に好ましい。
また、本外管72は下部に端部方向に径が拡大するようにテーパ部72dが形成されているため熱伝導に要する実効長さを長くして温度勾配を緩くでき熱応力低減に有効である。テーパ部72dの高さをL(mm)、フランジ72cとこのテーパ部72dとが交差する広がりをL(mm)とすると、テーパ部72dの勾配は、L/Lの比で与えられるが、本外管72のテーパ部72dの勾配は1〜10である。本外管72のテーパ部72dの勾配が、2〜8であると好ましく、3〜5であるとさらに好ましい。
本外管72においてテーパ部72dの内周側の上端および下端に半径2mm(R2)以上の丸みを形成すると、応力集中を防止できるため、特に高温用途で本外管を使用する場合に好ましい。テーパ部72dの両端部に半径4mm(R4)以上の丸みを形成するとさらに好ましい。また、テーパ部72dの内面の表面粗さRaを7μm以下にすると加工傷による強度低下を防止できるため好ましく、テーパ部72dの内面の表面粗さRaを3μm以下にするとさらに好ましい。より好ましくは、テーパ部72dの両端部にR2以上の丸みを形成し、かつテーパ部72dの内面の表面粗さRaを7μm以下にするとよい。
本外管72は半導体処理用途の炭化ケイ素質であれば特に制限はないが、Feに代表される不純物濃度が50質量ppm以下の高純度であると好ましく、表面に炭化ケイ素膜がCVDコートされていると、HF等の酸による繰り返しの洗浄に対しても耐久性が高くなるので、さらに好ましい。
本外管72の作成法としては特に制限されず、一体品を成形後、焼成等して製作してもよいが、周壁72a、上壁72b、フランジ部72cのそれぞれの部分を別々に成形・焼成等した後、これらの部分を炭化ケイ素の接着剤等で接合して製作してもよい。
本外管72を低圧CVD装置、高温熱処理炉などの半導体熱処理装置の外管として使用すると、耐久性、生産性などに優れるため好ましい。本外管72を低圧CVD装置に使用した場合を図3に示す。低圧CVD装置60は、金属缶体61と、その内周に貼られた断熱材62とからなる炉壁63を有している。炉壁63の内周にはヒータ64が取付けられている。炉壁63の下面は、基台65によって閉塞されている。基台65の中央には、半導体ウエハWの導出入口をなす開口が設けられ、図示しないリフトによって昇降動作することにより、上記開口を開閉する蓋体66が設けられている。蓋体66の上にはウエハWをのせるためのウエハボート50が載置されている。また、ウエハボート50は、端板51、52とそれらを連結する支柱53とからなる。さらに、基台65にはガスの導入排出口67が設けられている。
基台65上には、インナーチューブ(以下、内管という)71と、内管71の外周を所定の間隙をもって囲む本外管72の二重管73が設置されている。本外管72は、円筒状の周壁72aと、この周壁72aの上面を閉塞する上壁72bと、周壁72aの下端外周に設けられたフランジ部72cとで構成されている。基台65のフランジ部72cの下面が接する部分には環状の凹部が形成され、この凹部に耐熱性ゴム等からなるOリング68あるいはパッキンが介装されていて、フランジ部72cの下面を気密的にシールしている。
なお、基台65内には、図示しない水冷ジャケットが形成されており、Oリング68の熱損傷を防止するようにしている。また、本外管72を使用した半導体熱処理装置において、内管71は低圧CVD装置などでは必要であるが、高温熱処理炉のようなものでは不要な場合もある。
本外管72を使用した半導体熱処理装置において、テーパ部72dの高さL(mm)は、ヒータ64の最下端と外管下面との高さH(mm)のほぼ半分とすると、B部での発生応力を低減できるため好ましい。例えば、H/4<L<3・H/4とするのが好ましく、より好ましくは、H/3<L<2・H/3とする。
本発明の実施例(例1、例2)と比較例(例3、例4)を以下に示す。
[例1]
内直径D=307(mm)、厚さt=2.5(mm)、高さ1200(mm)、フランジ厚さt=8(mm)、フランジ外径DF2=360(mm)、フランジ内径DF1=323(mm)、テーパ部高さL=34(mm)、テーパ部広がりL=8(mm)、すなわち、1)t/D=0.0081で、2)t×D=768(mm)で、3)(DF2−DF1)×t/(D×t)=0.39で、4)かつL/L=4.3の炭化ケイ素質外管72を作成した。なお、t×(DF2−DF1)=296(mm)であった。また、これと同材質の内径260(mm)、外径268(mm)の内管71を同時に準備し、二重管73とした。
この二重管73を使用して半導体ウエハWに対するドープドポリシリコン(D−Poly)CVD膜の形成作業を550℃にて40回繰り返したが、ヒータ高さHが80mmと特許文献1の200mmよりも半分以下に低くなったにもかかわらず、特に外管72にクラック等の異常は観察されなかった。
[例2]
例1において厚さt=2.5(mm)の代わりにt=4.5(mm)とし、テーパ部72dの両端、すなわち72aと72dとの交差する部分、72cと72dとの交差する部分に半径5mm(R5)の丸みを形成し、しかも72dの内表面を表面粗さRaを2.5μmとした以外は例1と同様に製作した外管72を用意した。すなわち、1)t/D=0.015で、2)t×D=1382(mm)で、3)(DF2−DF1)×t/(D×t)=0.21で、4)かつL/L=4.3の炭化ケイ素質外管72を作成した。なお、t×(DF2−DF1)=296(mm)であった。
例1に比べて700℃を超える温度で使用するとフランジの変形が大きくなり、発生熱応力が上昇するが、上記の丸みの形成と表面粗さの制御で、応力集中を避ける効果が得られる。この外管72と例1で使用した内管71を組み合わせた二重管73を使用して、780℃での窒化ケイ素CVD膜の形成作業を40回繰り返したが、Oリング68の焼き付きもなく、外管72に破損は生じなかった。
[例3]
内直径D=324(mm)、厚さt=3.5(mm)、高さ1300(mm)、フランジ厚さt=12(mm)、フランジ外径DF2=410(mm)、フランジ内径DF1=328(mm)、テーパ部高さL=2(mm)、テーパ部広がりL=2(mm)、すなわち、1)t/D=0.011で、2)t×D=1134(mm)で、3)(DF2−DF1)×t/(D×t)=0.87で、4)かつL/L=1の炭化ケイ素質外管72を作成した。なお、t×(DF2−DF1)=984(mm)であった。また、これと同材質の内径260(mm)、外径268(mm)の内管71を同時に準備し、二重管73とした。
この二重管73を使用してヒータ高さHが80mmの低圧CVD装置において半導体ウエハWに対するD−PolyCVD膜の形成作業を550℃にて実施したが、1回目で外管72に亀裂が発生した。
[例4]
内直径D=386(mm)、厚さt=2.5(mm)、高さ1100(mm)、フランジ厚さt=20(mm)、フランジ外径DF2=470(mm)、フランジ内径DF1=390(mm)、テーパ部高さL=2(mm)、テーパ部広がりL=2(mm)、すなわち、1)t/D=0.0065で、2)t×D=965(mm)で、3)(DF2−DF1)×t/(D×t)=1.66で、4)かつL/L=1の炭化ケイ素質外管72を作成する。なお、t×(DF2−DF1)=1600(mm)である。
この外管72を使用してヒータ高さHが150mmの高温熱処理炉において半導体ウエハWに対する酸化膜の形成作業を1150℃にて実施すると、1回目で外管のフランジ72cの外周部から亀裂が発生する。
半導体熱処理用の低圧CVD装置や高温熱処理炉に用いられるアウターチューブとして、大口径化しても耐久性があり、しかも1回の処理量を上げるため均熱ゾーンを広くとれ、しかもパーティクル汚染に効果のある炭化ケイ素質アウターチューブを提供できる。
本外管の縦断面図。 本外管を基台上に設置したときのフランジ部の拡大縦断面図。 本外管を使用した低圧CVD装置の縦断面図。 従来の外管に発生する応力を示す概念図。
符号の説明
50:ウエハボート
51:端板
52:端板
53:支柱
60:低圧CVD装置
61:金属缶体
62:断熱材
63:炉壁
64:ヒータ
65:基台
66:蓋体
67:ガス導入排出管
68:Oリング
71:インナーチューブ(内管)
72:アウターチューブ(外管)
72a:周壁
72b:上壁
72c:フランジ
72d:テーパ部
73:二重管
:外管内直径
F1:フランジ内直径
F2:フランジ外直径
H:ヒータ高さ
:テーパ部の高さ
:テーパ部の広がり
:周壁72aの厚さ
:フランジ72cの厚さ
W:半導体ウエハ

Claims (5)

  1. 上部が閉塞し、下部が開口し、下部に端部方向に径が拡大するようにテーパ部が形成され、かつ下部外周にフランジ部が設けられた炭化ケイ素質アウターチューブであって、前記アウターチューブの厚さをt(mm)、前記アウターチューブの内直径をD(mm)、前記フランジ厚さをt(mm)、前記フランジ内直径をDF1(mm)、前記フランジ外直径をDF2(mm)、前記テーパ部の高さをL(mm)、前記テーパ部の広がりをL(mm)、としたとき、下記1)〜4)を満足することを特徴とする炭化ケイ素質アウターチューブ。
    1)t/Dの比が0.0067〜0.025、
    2)t×Dの積が600〜4000(mm)、
    3)(DF2−DF1)×t/(D×t)が0.1〜0.7、
    4)かつL/Lが1〜10。
  2. 前記テーパ部の内周側の上端および下端に半径2mm(R2)以上の丸みを形成する請求項1記載の炭化ケイ素質アウターチューブ。
  3. 前記テーパ部の内面の表面粗さRaを7μm以下にした請求項1または2記載の炭化ケイ素質アウターチューブ。
  4. 請求項1〜3のいずれか記載の炭化ケイ素質アウターチューブを使用することを特徴とする半導体熱処理装置。
  5. テーパ部の高さL(mm)は、ヒータの最下端とアウターチューブ下面との高さをH(mm)とするとき、H/4<L<3・H/4の関係を満足する請求項4記載の半導体熱処理装置。
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