JP4269143B2 - 生産作業装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板に電子部品を装着して回路基板を製造する電子部品実装装置等の生産作業装置に関し、詳しくは情報の入力及び/又は表示を行う操作パネルを備えた生産装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
基板に対して電子部品を実装する作業を行う電子部品実装装置等の生産作業装置は、一般に、生産作業に関する情報の入力、生産作業に関する状態の表示の少なくとも何れかを行うための手段として液晶タッチパネル等の操作パネルを備えている。作業者は、操作パネルを操作することによって生産に関する情報を入力し、操作パネルを目視することによって、現在行われている生産作業の状態を確認する。また、操作パネルは、生産作業を補助する作業者が、入力操作又は表示の目視を行うにあたって適した位置に設けられている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−76698号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この種の生産装置においては、必要に応じて、部品の交換、修理及び調整等の保守作業が行われるが、例えば、筐体に設けられた開口を閉鎖していた扉を開放し、作業者が自分自身の手、顔を装置内部に侵入させて保守作業を行うことがある。
【0005】
ところが、作業者が装置の内部に侵入するに際に、生産作業を監視する作業者にとって好適な位置に設けたはずの操作パネルが、保守作業を行う場合には邪魔になるという問題があった。また、操作パネルを保守作業に関する情報の入力や表示にも用いるとすると、作業者は、装置の内部に侵入して保守作業を行いつつ、操作パネルの表示内容を目視し操作パネルを操作することが要求されるため、保守作業の作業性、安全性が劣化するという問題があった。
【0006】
本発明は、上記の課題を解決するものであり、保守作業の作業性、安全性に優れた操作パネルを備えた生産作業装置を提供することを第1の目的とし、更に、この生産作業装置を簡易な構成で実現することを第2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、装置内部を開放する開放位置と装置内部を閉鎖する閉鎖位置との間で移動可能な扉部と、少なくとも情報の表示又は情報の入力を可能とする操作表示面を備えた操作部と、を含む生産作業装置であって、操作部変位機構は、一端が装置本体に対して回動自在に連結されその回動に応じて装置内部を開放又は閉鎖する扉部と、扉部の他端に回動自在に連結された操作部と、一端が装置に対して回動自在に連結され他端が操作部に対して回動自在に連結された連結部材とを含んで構成され、扉部の一端と他端の間の距離と連結部材の一端と他端の間の距離とが異なることを特徴とする生産作業装置。
【0008】
この発明によれば、扉部を操作部変位機構の構成部材としても兼用して低コスト化をもたらすとともに、操作位置連結部材の長さを適宜設定するだけで、生産作業時及び保守作業時における操作表示面の姿勢を好適化することができる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の生産作業装置において、操作部変位機構は、扉部が閉鎖位置に位置する場合は装置前面に対面して起立した作業者が操作又は目視するに適した位置及び姿勢となるように操作部を位置付けるとともに、扉部が開放位置に位置する場合は装置内部に対する作業を行う作業者が操作又は目視するに適した位置及び姿勢となるように操作部を位置付けることを特徴とする。
【0010】
この発明によれば、扉部の位置に応じて、操作部を自動的に各作業に適した位置に位置付け且つ操作表示面を各作業に適した姿勢とすることができるので、操作部の特別な位置決め作業及び姿勢調整作業を要することなく、両作業の作業性を夫々向上させることができる。
【0011】
請求項3に記載の発明は、生産作業を行う生産作業部と、少なくとも、一対の側板部と、一対の側板部間の装置前面を開閉可能とする前扉部と、一対の側板部の間の装置上面を開閉可能とすべく装置後方側の一端が支承される上扉部とを備え、生産作業部を画設すべく設けられた筐体部と、上扉部の装置前方側の他端に対して支承され、少なくとも表示又は入力を可能とする操作表示面を備えた操作部と、を含み、前扉部及び前記上扉部を開放することにより、生産作業部に対する保守作業を許容する生産作業装置であって、操作部変位機構は、上扉部と、一端が装置に対して支承され他端が操作部に対して支承された連結部材とを含んで構成され、上扉部の一端と他端の間の距離と連結部材の一端と他端の間の距離とが異なることを特徴とする。
【0012】
この発明によれば、上扉部を操作部変位機構の構成部材としても兼用して低コスト化をもたらすとともに、操作位置連結部材の長さを適宜設定するだけで、生産作業時及び保守作業時における操作表示面の姿勢を好適化することができる。
【0013】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の生産作業装置であって、操作部変位機構は上扉部が閉鎖位置に位置する場合は、装置前面に対面して起立した作業者が操作表示面を操作又は目視するに適するよう、操作表示面が垂直又は上方に向けて傾斜する姿勢に操作部を位置付けるとともに、上扉部が開放位置に位置する場合は、一対の側板部の間に侵入した作業者が操作表示面を操作又は目視するに適するよう、操作表示面が下方側に向いて傾斜する姿勢に操作部を位置付けることを特徴とする。
【0014】
この発明によれば、上扉部の開放動作を行うだけで、操作部を自動的に保守作業に適した位置に退避させることができるとともに、操作表示面を保守作業に適した姿勢に変更することができるので、操作部の特別な位置決め作業及び姿勢調整作業を要することなく、両作業の作業性、安全性を夫々向上させることができる。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、生産作業装置の一種である電子部品実装装置を例として図面に基づいて説明する。
【0022】
図1は本発明が適用される電子部品実装装置の正面を示した図であり、図2は側面を示した図である。これらの図に示されるように、電子部品実装装置は、大略的には装置本体部1と電気制御系の回路等を内蔵したベース部2とからなる。更に、装置本体部1は、図示しない生産作業部と、その生産作業部を内包すべく画設された筐体部と、操作パネル30と、操作パネル変位機構100とを備えて構成される。
【0023】
生産作業部は実際の生産作業を遂行する部分であり、電子部品実装装置の場合においては、電子部品が実装される基板の搬出入を行う基板搬送部、電子部品を供給する電子部品供給部、及び電子部品供給部から供給された電子部品を採取して基板上に実装する電子部品実装部、等がこれに該当する。
【0024】
筐体部は、図示しない底板と、装置の左右側面を仕切る一対の側板部10a、10bと、装置の前面を仕切る前扉11と、装置の後面を仕切る後扉12と、一対の側板部10a、10bの上部に架設され装置の上面を仕切る天井板13と、該天井板13とともに装置の天井を仕切る上扉101とから構成される。
【0025】
前扉11は、その側辺部の一方が一対の側板10a、10bの何れかに対して図示しないヒンジ等の機構を介して連結されることで、側板部10a、10bの何れか一方によって回動自在に支承されている。また、前扉11には作業者が前扉11を開閉するときに把持する把手15が設けられている。なお、後扉12も前扉11と同様に、側板部10a、10bの何れかに対して回動自在に支承されている。
【0026】
上扉101は、一対の側板部10a、10bによってこれらの間に回動自在に支承されており、作業者によって回動させられることによって、一対の側板部10a、10bの間の装置上面の天井板13によって仕切られていない領域を開放し又は閉鎖するものである。なお、上扉101は上述したように筐体部を構成する構成部材の一つであるが、同時に後述する操作パネル変位機構100を構成する構成部材でもある。
【0027】
操作パネル30は、入力部31と表示部32とから構成される操作部である。入力部31は、生産作業及び保守作業に関する情報、指令等の入力を行うべく操作釦等によって構成されるものであり、表示部32は、装置の現状に関する情報等を表示するものである。図示されるように、入力部31と表示部32は操作パネル30の略同一面上に設けられており、該面が操作表示面とされる。この操作表示面は、入力部31と表示部32をともに含むものには限られず、少なくともその何れかを備えていれば良い。
【0028】
また、操作パネル30は、装置の前面側に位置する上扉101の自由端部に対して回動自在に連結されており、上扉101を含んで構成される操作パネル変位機構100によって支持されており、且つ、その位置及び姿勢が変更されるようになっている。図2に示されるように、操作パネル30は、上扉101が閉鎖位置にあるときは実線で示される第一の位置に位置付けられ、上扉101が開放位置にあるときは二点鎖線で示される第二の位置に位置付けられる。
【0029】
第一の位置は140〜160cm程度の高さであり、第一の位置に位置付けられた操作パネル30は、操作表示面が略垂直となる姿勢で支持される。従って、装置前面に対面して起立した作業者が生産作業を監視する場合において、操作表示面を操作し且つ目視することに適している。一方、第二の位置は、160〜220cm程度の高さであり、第二の位置に位置付けられた操作パネル30は、操作表示面が下方を向いて傾斜した姿勢で支持される。従って、作業者が前扉11を開放し側板部10a、10bの間に装置前面から顔、手を侵入させて保守作業を行う場合において、操作パネル30が保守作業の邪魔になることはなく、また、操作表示面を操作し、且つ目視することに適している。なお、保守作業とは消耗部品や不良部分の交換作業、修理補修作業、性能検査、初期設定作業、等の装置の維持に関わる作業のことである。
【0030】
次に、操作パネル変位機構100の詳細について、図3乃至図5に基づいて説明する。図3は上扉101が開放位置に位置する状態を示した操作パネル変位機構100の側面図であり、図4は上扉101が閉鎖位置に位置した状態を示す操作パネル変位機構100の側面図である。図5は上扉101が閉鎖位置に位置した状態を装置の前面側から示した操作パネル変位機構100の正面図である。
【0031】
操作パネル変位機構100は、操作パネル30を移動させつつその移動に伴っての姿勢の変更を行わせるものであり、リンク機構の一種である両てこ機構を応用して構成されたものである。
【0032】
操作パネル30にはその裏面に左右一対のパネル側プラケット33、34が固定されており、各プラケット33、34には、上扉101が結合される孔33a、34aと長尺部材104、105が結合される孔33b、34bとが設けられている。
【0033】
また、一対の側板部10a、10bの間を連結する連結板16には左右一対の本体側プラケット17、18が装置前方に突出するように固定されており、各プラケット17、18には、上扉101が結合される孔17a、18aと、長尺部材104、105が結合される孔17b、18bと、伸縮ダンパ棒108、109が連結する孔17c、18cとが設けられている。
【0034】
ここで孔17aと孔17bの直線距離(孔18aと孔18bの直線距離)は、孔31aと孔31bの直線距離(孔32aと孔32bの直線距離)よりも長いものとされている。
【0035】
上扉101には、プラケット17、18、31、32等との連結を行うための一対の連結部材102、103が裏面から突出するように固定されており、上扉101及び連結部材102、103によって上扉部が構成されている。そして、上扉部は、連結部材102、103の装置前方側の一端部に各々設けられた孔102a、103aがパネル側プラケット33、34の孔33a、34aと枢着結合することで、プラケット33、34を支承するとともに、装置後方側の他端部に各々設けられた孔102b、103bが本体側プラケット17、18の孔17a、18aと枢着結合することで、本体側プラケット17、18に支承されている。
【0036】
また、長尺部材104、105は、各々の装置前方側の一端部に設けられた孔104a,105aがパネル側プラケット33、34の孔33b、34bと枢着結合することでプラケット33、34を支承するとともに、装置後方側の他端部に設けられた孔104b、105bが本体側プラケット17、18の孔17b、18bと枢着結合することで本体側プラケット17、18に支承されている.
【0037】
ここで、孔102aと孔102bの直線距離(孔103aと孔103bの直線距離)は、孔104aと孔104bの直線距離(孔105aと孔105bの直線距離)よりも長いものとされている。
【0038】
このように、操作パネル変位機構100は、本体側プラケット17、18、パネル側プラケット33、34、上扉部及び長尺部材104、105を四節回転可能に枢軸連結することで構成されており、本体側プラケット17、18が固定リンクであり、パネル側プラケット33、34が可動リンクであり、上扉101及び長尺部材104、105が一組のクランクである左右一対の両てこ機構として実現されている。
【0039】
従って、上扉101を閉鎖位置から開放位置へ向けて回動させるだけで、操作パネル30を装置上方側に向けて退避させることができる。また、一組のクランクを構成する上扉部の実質的なクランク長(孔102aと孔102bの直線距離)と長尺部材104、105の実質的なクランク長(孔104aと孔104bの直線距離)を異ならせたことにより、上扉101を閉鎖位置から開放位置へ向けて回動させるだけで、操作パネル30の姿勢、すなわち、操作パネルの角度が変更されるようになっている。なお、第一の位置又は第二の位置における操作パネル30の姿勢の調整は、上扉部の実質的クランク長と長尺部材104、105の実質的クランク長の比を適宜設定することで行うことができる。
【0040】
以上、本実施形態における操作パネル変位機構100の主要部を説明したが、これ以外にも、操作パネル変位機構100は、操作パネル30を開放位置でロックするためのロック機構と、操作パネル30を閉鎖位置と開放位置の間で回動させる際に補助力を発するダンパ機構とを備えている。
【0041】
ロック機構は、伸縮ロック棒106を含んで構成されるものであり、その一端は上扉101の裏面に固定されたブラケット107に対して枢着結合され、他端は連結板16に固定されたブラケット19に枢着結合される。伸縮ロック棒106は上扉101の回動に応じて伸縮自在とされているが、図3に示す上扉101が開放位置に位置付けられた状態に対応する長さまで伸長したときには、容易に伸縮されないようにロックが機能する。これにより、上扉101を開放位置に停止させるべく位置決めすることができる。
【0042】
ダンパ機構は、左右一対の伸縮ダンパ棒108、109を含んで構成されるものであり、それらの一端は連結部材102、103のアーム部102c、103cに枢着結合され、他端は本体側プラケット17、18の孔17c、18cに対して枢着結合される。図3及び図4に示されるように、伸縮ダンパ棒108、109は、上扉101が閉鎖位置にあるときは収縮し、開放位置にあるときは伸長するものとされているが、ダンパ棒108、109自体は伸長方向に付勢されているため、上扉101の閉鎖位置から開閉位置に向う回動方向へ補助力を発する。従って、作業者が上扉101を閉鎖位置から開閉位置に回動させる際は、ダンパ棒108、109が発する補助力に助けられて容易に回動させることができる。一方で、上扉101を開放位置から閉鎖位置に向けて回動させる際は、ダンパ棒108、109は、その回動方向に対して反対の力を発することとなるが、上扉部の重力がこれと抗するため、さほど回動動作を妨げるものにはならない。なお、図5に示されるように、連結部材102、103はアーム部102c、103cにおいて長尺部材104、105から離間する側に屈曲しており、これにより、長尺部材104、105と伸縮ダンパ棒108、109の干渉が回避されている。
【0043】
次に、本実施形態の電子部品実装装置の動作について説明する。生産作業は、図1等に示されるように、上扉101及び前扉11が閉ざされた状態で実行される。このとき、図示しないスイッチ手段が、上扉101及び前扉11が閉鎖位置に位置することを検知しており、検知に応じて生産作業の実行が許容されるようになっている。また、上述したように、操作パネル30は第一の位置に位置付けられ、その操作表示面が略垂直となる姿勢で支持されているので、装置前面に対面して起立した作業者にとっては、操作表示面の操作と目視に適した状態となっている。
【0044】
保守作業は、生産作業の中断を確認した上で、前扉11と上扉101を開放してから行われる。この開放動作は作業者の人力によって行われるが、上扉101は上述したダンパ機構によって補助力を受けるため容易に回動することができる。また、上扉101は、開放位置まで持ち上げられると、上述したロック機構によって位置決め固定される。
【0045】
作業者は、自身の体を前扉11が開放された装置前面から装置内部に侵入させて、保守作業を行うが、閉鎖位置に位置付けられた上扉101は、図3に示すように、その先端部(装置前方側の端部)が上方に跳ね上げられた状態となっているため、作業者の侵入スペースが装置の上方側に拡張される。従って、作業者は、腰を深く曲げる等の極端な姿勢をとることなく、自身の顔、腕を装置内部に侵入させることができ、保守作業を作業性と安全性とに優れたものとすることができる。
【0046】
また、上述したように、操作パネル30は、第二の位置に位置付けられ、その操作表示面が下方を向いて傾斜した姿勢で支持されているので、作業者が装置内部に侵入したままで、操作表示面を操作し、且つ目視することに適した状態となっている。
【0047】
以上、本発明の実施形態について電子部品実装装置の例を挙げて説明したが、この態様に限られるものではなく、半田印刷装置等の対基板作業装置や、様々な加工を行う加工装置、等、生産作業を行う装置であれば全て適用可能である。また、本発明における生産作業とは、生産の準備を行う作業や、生産された作業物を検査する作業等の生産に準ずる作業も含むものであり、本発明は基板検査装置等においても適用することができる。
【0048】
また、上述した本実施形態においては、操作パネル変位機構100は、操作パネル30を移動させつつその姿勢を変更させるものとして、両てこ機構を応用した機構とされていたが、本発明はこれに限られるものではなく、扉部の開放動作に応じて、少なくとも、操作パネルの姿勢を変更させるものであれば、どのような手段で構成されても良い。
【0049】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、生産作業を行う場合と保守作業を行う場合とに応じて操作部を各々適した状態とすることが可能となる。従って、両作業、特に保守作業の作業性と安全性に優れた操作パネルを備えた生産作業装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の電子部品実装装置を前面側から示した正面図である。
【図2】本実施形態の電子部品実装装置の側面を示した側面図である。
【図3】上扉が開放位置にある状態を示した操作パネル変位機構の側面図である。
【図4】上扉が閉鎖位置にある状態を示した操作パネル変位機構の側面図である。
【図5】上扉が閉鎖位置にある状態を装置の前面側から示した操作パネル変位機構の正面図である。
【符号の説明】
1 装置本体部
2 ベース部
10a,10b 側板部
11 前扉
12 後扉
13 天井板
15 把手
16 連結板
17,18 本体側ブラケット
19 ブラケット
30 操作パネル
31 入力部
32 表示部
33,34 パネル側ブラケット
100 操作パネル変位機構
101 上扉
102,103 連結部材
104,105 長尺部材
106 伸縮ロック棒
107 ブラケット
108,109 伸縮ダンパ棒

Claims (4)

  1. 装置内部を開放する開放位置と装置内部を閉鎖する閉鎖位置との間で移動可能な扉部と、少なくとも情報の表示又は情報の入力を可能とする操作表示面を備えた操作部と、を含む生産作業装置であって、
    前記扉部の移動に連動して、前記操作部を移動させ且つ前記操作表示面の姿勢を変更させる操作部変位機構を設け、
    該操作部変位機構は、一端が装置本体に対して回動自在に連結されその回動に応じて装置内部を開放又は閉鎖する前記扉部と、前記扉部の他端に回動自在に連結された操作部と、一端が前記装置に対して回動自在に連結され他端が操作部に対して回動自在に連結された連結部材とを含んで構成され、前記扉部の前記一端と前記他端の間の距離と前記連結部材の前記一端と前記他端の間の距離とが異なることを特徴とする生産作業装置。
  2. 前記操作部変位機構は、前記扉部が前記閉鎖位置に位置する場合は装置前面に対面して起立した作業者が操作又は目視するに適した位置及び姿勢となるように前記操作部を位置付けるとともに、前記扉部が前記開放位置に位置する場合は装置内部に対する作業を行う作業者が操作又は目視するに適した位置及び姿勢となるように前記操作部を位置付けることを特徴とする請求項1に記載の生産作業装置。
  3. 生産作業を行う生産作業部と、
    少なくとも、一対の側板部と、前記一対の側板部間の装置前面を開閉可能とする前扉部と、
    前記一対の側板部の間の装置上面を開閉可能とすべく装置後方側の一端が支承される上扉部とを備え、前記生産作業部を画設すべく設けられた筐体部と、
    前記上扉部の装置前方側の他端に対して支承され、少なくとも表示又は入力を可能とする操作表示面を備えた操作部と、を含み、
    前記前扉部及び前記上扉部を開放することにより、前記生産作業部に対する保守作業を許容する生産作業装置であって、
    前記上扉部の開閉に連動して前記操作部を移動させるとともに前記操作表示面の姿勢を変更させる操作部変位機構を設け、
    該操作部変位機構は、前記上扉部と、一端が前記装置に対して回動自在に連結され他端が前記操作部に対して回動自在に連結された連結部材とを含んで構成され、
    前記上扉部の前記一端と前記他端の間の距離と前記連結部材の前記一端と前記他端の間の距離とが異なることを特徴とする生産作業装置。
  4. 前記操作部変位機構は、前記上扉部が閉鎖位置に位置する場合は、装置前面に対面して起立した作業者が前記操作表示面を操作又は目視するに適するよう、前記操作表示面が垂直又は上方に向けて傾斜する姿勢に前記操作部を位置付けるとともに、前記上扉部が開放位置に位置する場合は、前記一対の側板部の間に侵入した作業者が前記操作表示面を操作又は目視するに適するよう、前記操作表示面が下方側に向いて傾斜する姿勢に前記操作部を位置付けることを特徴とする請求項3に記載の生産作業装置。
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