JP4268307B2 - 転写具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、表面に転写媒体を貼着した帯状フィルムを筐体内から送り出し、被転写体に対して転写媒体を転写し、被転写体に転写媒体を転写した後の帯状フィルムを筐体内に巻き取る転写具に係り、特に、転写部以外の箇所を被転写体に当接させることで、被転写体に対する転写部の転写角度を安定させることができる転写具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、例えば液状の修正液や液状の糊に代って、適量を容易に使用できる使い易さなどといった利点から、白色の転写媒体を貼着した帯状フィルムを筐体内から送り出し、紙などの被転写体に対して転写媒体を転写して、被転写体に記された修正個所を前記白色の転写媒体でもって修正する転写具や、また、両面に粘着性を呈する塗膜を転写媒体として貼着した帯状フィルムを、同じく筐体内から送り出し、紙などの被転写体と他の貼着体とを貼り付ける転写具が、普及してきている。
【0003】
こうした転写具は、筐体内に、転写媒体を貼着した帯状フィルムを送り出す送出軸部及び被転写体に転写媒体を転写した後の帯状フィルムを巻き取る巻取軸部を備え、また、筐体の一端部に形成された開口に、該開口から突出し、送出軸部から転写媒体を貼着した帯状フィルムを送り出して被転写体に対して転写媒体を転写すると共に該帯状フィルムを該筐体内に送る転写部を備えた構成とされている。
【0004】
なお、上記構成は、被転写体と他の貼着体とを貼り付ける塗膜を使用する転写具であっても、被転写体の記載を修正する白色の転写媒体を使用する転写具であっても、転写媒体が異なるだけで同様の構造となっている。
【0005】
一方、こうした転写具においては、筐体の開口から異物が侵入して、巻取軸部や送出軸部の回転に異常を来たしたり、また、転写媒体の不要な転写を防止するために、開口及び転写部を覆うカバーを設けたものがある。
【0006】
転写具に設けたカバーは、カバーを開けたときに筐体と完全に分離するものや、カバーの一部が筐体に係止されて、カバーを開けたときにも筐体から分離しないものもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の転写具は、転写部のみが被転写体に対して当接する構成とされていたので、筐体を手に持って転写部を転写媒体に当接させて操作する際、転写部を介して筐体と被転写体とでなす角度が安定しないばかりか、帯状フィルムの送出方向と直交する方向の角度(以下、これらの角度を総称して転写角度という)が安定せず、操作が不慣れな者が使用すると、転写媒体を確実に被転写体に転写できないといった問題があった。
【0008】
本発明は、上記の問題を解決するものであり、転写部以外の箇所を被転写体に当接させることで、被転写体に対する転写部の転写角度を安定させることができる転写具を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は、筐体の開口及び転写部を覆うカバーを備え、このカバーの端部に形成された軸を開口の近傍に位置する筐体の外側に設けた枢支部によって枢支し、転写時にはカバーの一部が筐体に当接し、別の一部が被転写体に当接するように構成したのである。このようにすることで、転写部以外にカバーの別の一部が被転写体に当接して筐体自体を支持するため、転写角度が安定する。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明は、転写媒体を貼着した帯状フィルムを送り出す送出軸部及び被転写体に転写媒体を転写した後の帯状フィルムを巻き取る巻取軸部を筐体内に備えると共に、筐体の一端部に形成された開口に、帯状フィルムに貼着された転写媒体を被転写体へ転写する転写部を該開口から突出して設けた転写具において、開口及び転写部を覆うカバーを備え、このカバーの端部に形成された軸を開口の近傍に位置する筐体の外側に設けた枢支部によって枢支し、転写時にはカバーの一部が筐体に当接し、別の一部が被転写体に当接するように構成したものである。
【0011】
本発明の転写具は、カバーを開けて筐体の開口及び転写部を露出して使用する。カバーは、筐体の枢支部で枢支された軸を中心に回転させることによって開状態とされる。このときに、カバーにおける軸が形成された側の外面の一部を、筐体の外側に当接させる。
【0012】
カバーの上記回転によってカバーの一部を筐体の外側に当接させる一方、使用時に転写部を被転写体に当接させると共に、カバーにおける軸が形成された側と反対側の別の一部を、被転写体に当接させる。
【0013】
これによって、本発明の転写具は、転写部とカバーの別の一部とが被転写体に当接して2点で支持されることとなり、自立する。このとき、転写角度が決定して本発明の転写具は、安定状態となるのである。従って、本発明の転写具は、カバーを開けて使用するときには、転写媒体を被転写体に確実かつ安定して転写することができる。
【0014】
上記の構成において、転写媒体とは、白色などの透明でない修正用の膜体、両面に粘着性を呈する塗膜など、をいう。こうした転写媒体を貼着した帯状フィルムは、転写部を被転写体に当接させた状態で、筐体を手に持って帯状フィルムを送り出すように移動させると、筐体の移動とは相対的に転写媒体を貼着した帯状フィルムが送出軸部から転写部へと送り出される。そして、帯状フィルムは、転写部によって被転写体に転写媒体が転写された後、送出軸部と連動して回転する巻取軸部に巻き取られる。
【0015】
また、本発明の転写具は、上記構成において、カバーの軸を筐体の枢支部から脱着可能とし、使用時にカバーの方向を変えて該カバーの軸を筐体の枢支部に枢支させることで、転写角度を変更する構成としたり、また、枢支部を、開口の近傍に位置する筐体の外側に複数設け、使用時に、カバーの軸を選択的に枢支部に枢支させることで、転写角度を変更する構成とすることで、所望の転写角度でかつ安定させた状態で転写媒体を被転写体に確実に転写することができる。
【0016】
また、本発明の転写具は、上記構成において、送出軸部に、逆回転を防止する逆転防止機構を設けたものである。逆転防止機構は、例えば送出軸部のギヤに、帯状フィルムの送出方向にのみ回転を許容する爪を当接させる。このようにすれば、筐体を、帯状フィルムの送出方向に移動させたときであっても、送出軸部のギヤが爪と係合して回転せず、よって転写媒体を貼着した帯状フィルムが送出軸部に巻き戻ることがなくなる。
【0017】
また、本発明の転写具は、上記構成において、巻取軸部の一端に、筐体外へ突出する回転操作用の突部を形成すれば、仮に帯状フィルムが巻き緩んだときには、適正に巻き取ることができ、常に正常な状態で使用することが可能となる。
【0018】
【実施例】
以下に、本発明の転写具の実施例について図面を参照して説明する。
図1及び図2は、本発明の転写具の第1実施例の態様を示す。図3は、本発明の転写具の第2実施例の態様を示す。図4は、本発明の転写具の第3実施例の態様を示す。なお、以下の実施例では、例えば転写媒体として粘着性を呈する塗膜を帯状フィルムに貼着した場合について説明する。
【0019】
図1〜図4において、1は、被転写体に塗膜Pを転写する本発明の転写具であり、第1実施例〜第3実施例で共通して以下の構成とされている。
【0020】
2は、転写具1の外形を構成し、後述する部材を収納した筐体であり、この筐体2は、図示する状態では、縦分割した一方の筐体2の一部を除いた状態を示している。また、筐体2は、その一端部に開口2aが形成されている。
【0021】
3は、表面側に塗膜Pが貼着された帯状フィルムFを巻装した送出軸部としての送出軸であり、この送出軸3は、筐体2内で開口2aから奥方側に位置し、筐体2に回転可能に枢支されている。そして、この送出軸3の一端部には送出ギヤ3Aが固着されている。
【0022】
4は、送出軸3において、送出ギヤ3Aの歯に当接して、送出方向には回転を許容し、巻取方向には回転を禁止する逆転防止機構である。この逆転防止機構4は、送出ギヤ3Aにおける、送出方向側の面が直線状で、かつ、巻取方向側の面が円弧状とされたロック爪4Aと、このロック爪4Aを枢支する送出軸3と平行な軸4Bと、ロック爪4Aにおける送出ギヤ3Aの巻取方向の面と当接する位置に設けられた係止片4Cとで構成される。
【0023】
5は、塗膜Pが被転写体に転写された後の帯状フィルムFを巻き取る巻取軸部としての巻取軸であり、この巻取軸5は、筐体2内で開口2aから手前側に位置し、筐体2に回転可能に枢支されている。そして、この巻取軸5の一端部で、送出軸3の送出ギヤ3Aと噛合する位置に、巻取ギヤ5Aが固着されている。
【0024】
6は、巻取軸5の一端に筐体2外へ突出させて設けた回転操作用の操作突部であり、この操作突部6は、仮に何らかの要因で帯状フィルムFが弛んだりしたときに、巻取軸5へ弛んだ帯状フィルムFを巻き取るためのものである。
【0025】
7は、開口2aから露出した状態で設けた転写部としての、例えば転写ローラであり、この転写ローラ7は、送出軸3から送り出された帯状フィルムFの送出経路の途中箇所に位置し、該転写ローラ7を被転写体に押し付けて該帯状フィルムFが送られるように筐体2を移動させることで、帯状フィルムFを送出軸3から巻取軸5へと送ると共に、塗膜Pを被転写体に転写させる。
【0026】
8は、開口2a及び転写ローラ7を覆うカバーであり、このカバー8は、例えば開放面の一端部に送出軸3及び巻取軸5と平行な軸8Aが形成されている。
【0027】
(第1実施例)
図1及び図2に示す第1実施例では、上記した転写具1の第1実施例〜第3実施例共通の構成において、筐体2の開口2aの近傍の外側に、上記カバー8の軸8Aを枢支する枢支部2Aを1つ形成している。そして、カバー8は、枢支部2Aに枢支された軸8Aを中心に回動して開閉可能とされている。
【0028】
続いて第1実施例における転写具1の操作について説明する。
未使用状態では、カバー8が転写ローラ7及び開口2aを覆うように閉じた状態とされ、図1(a)に示す状態で開口2aの上部に位置するカバー8の端部(軸8Aを設けた側とは反対の端部)を図示斜め下方に押し出すことで、軸8Aを中心にカバー8が回転して開く。
【0029】
その後、カバー8の一部が筐体2に当接するまで該カバー8を回転させて、筐体2を斜めにすると、図2に示すように、該カバー8の別の一部が被転写体に当接することとなる。このとき、転写ローラ7も被転写体に当接させる。
【0030】
従って、転写具1は、転写ローラ7とカバー8の別の一部によって被転写体上に自立することとなり、転写具1の中央軸線と転写ローラ7の転写部分を介した被転写体とでなす転写角度が安定した状態となる。
【0031】
すなわち、この状態を保持しつつ、筐体2を手に持って帯状フィルムFを送り出すように移動させることで、転写角度が変更することによる転写不良が発生することがなくなり、不慣れな者であっても確実にかつ安定して塗膜Pを被転写体に転写させることが可能となる。
【0032】
そして、転写具1は、転写角度を安定させた状態で、筐体2を移動させることで、転写ローラ7によって塗膜Pを貼着した帯状フィルムFが送出軸3から送り出され、このときに、送出ギヤ3Aが回転すると共に、巻取ギヤ5Aが回転することで転写ローラ7を介して帯状フィルムFが巻取軸5に巻き取られる。
【0033】
このとき、逆転防止機構4において、ロック爪4Aの円弧状の面が送出ギヤ3Aの歯を滑るので、送出ギヤ3Aが回転可能となるのであり、送出ギヤ3Aを逆転させると、ロック爪4Aの直線状の面が送出ギヤ3Aの歯に係合すると共に、ロック爪4A自体が係止片4Cに当接して該ロック爪4Aの移動が禁止されるため、送出ギヤ3Aの逆転が禁止される。
【0034】
また、仮に何らかの要因で帯状フィルムFが弛んで、転写ローラ7に密着した状態ではなくなったときは、転写ローラ7による塗膜Pが被転写体に確実に転写されないこととなる。そのときは、操作突部6によって巻取軸5を操作して強制的に帯状フィルムFを巻き取ることでこうした弛みを解消することができる。
【0035】
すなわち、通常の使用では、送出ギヤ3Aに従動して巻取ギヤ5Aが回転するため、帯状フィルムFの送り出しと巻き取りが同時に行われる。一方、操作突部6を操作して巻取軸5を強制的に回転させると、送出ギヤ3Aと巻取ギヤ5Aのギヤ比が異なるから、巻取ギヤ5Aの回転による帯状フィルムFの巻き取りの方が、送出ギヤ5Aによる帯状フィルムFの送り出しより若干早く、よって次第に弛みが無くなるのである。
【0036】
(第2実施例)
次に、図3に示す本発明の転写具1の第2実施例について説明する。第2実施例では、上記した転写具1の第1実施例〜第3実施例共通の構成において、筐体2の開口2aの近傍の外側に、上記カバー8の軸8Aを脱着可能に枢支する枢支部2Aを1つ形成している。そして、カバー8は、枢支部2Aに枢支された軸8Aを中心に回動して開閉可能とされている。
【0037】
すなわち、第2実施例では、カバー8を開いたときに、軸8Aを枢支部2Aから外し、方向を変え、上記でカバー8の別の一部として被転写体と当接させていた部分を筐体2に当接させ、上記でカバー8の一部として筐体2に当接させていた部分を被転写体に当接させることで、上記の転写角度とは異なる転写角度とすることができる。以上が、第1実施例と異なる点であり、その他は、上記した第1実施例と同様であり、転写具1の塗膜Pの転写操作自体も同様である。
【0038】
第2実施例では、このようにすることで、カバー8の形状によって異なる2種類の転写角度を選択することが可能となり、操作者の操作しやすい転写角度で塗膜Pを被転写体に転写することができ、よって第1実施例に較べてより使い勝手がよくなる。
【0039】
(第3実施例)
次に、図4に示す本発明の転写具1の第3実施例について説明する。第3実施例では、上記した転写具1の第1実施例〜第3実施例共通の構成において、筐体2の開口2aの近傍の外側に、上記カバー8の軸8Aを脱着可能に枢支する枢支部2Aを、帯状フィルムFの送出方向へ順次例えば2つ形成している。そして、カバー8は、枢支部2Aに枢支された軸8Aを中心に回動して開閉可能とされている。
【0040】
すなわち、第3実施例では、カバー8を開いたときに、軸8Aを枢支部2Aから外し、枢支部2Aの位置を変えたり、カバー8の方向を変えることで、転写角度を多数設定できる。以上が、第1及び第2実施例と異なる点であり、その他は、上記した第1実施例と同様であり、転写具1の塗膜Pの転写操作自体も同様である。
【0041】
第3実施例では、このようにすることで、軸8Aの枢支位置と、カバー8の形状とで異なる転写角度を、複数の中から選択することが可能となり、操作者の操作しやすい転写角度で塗膜Pを被転写体に転写することができ、よって第1実施例及び第2実施例に較べてより一層使い勝手がよくなる。
【0042】
なお、上記した第1〜第3実施例では、転写媒体として塗膜Pを使用した例を示したが、白色などの透明でない修正用の膜体においても、上記と同様の作用効果が得られることは言うまでもない。また、カバー8における軸8Aを、カバー8の開放面の両端に形成してもよい。さらには、転写部は、上記では、転写ローラ7を示したが、必要に応じて舌片状の転写チップを採用してもよい。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の転写具は、筐体の開口及び転写部を覆うカバーを備え、このカバーの端部に形成された軸を開口の近傍に位置する筐体の外側に設けた枢支部によって枢支し、転写時にはカバーの一部が筐体に当接し、別の一部が被転写体に当接するように構成したしたので、転写部とカバーとによって筐体を被転写体上に支持して自立させることができるから、不慣れな操作者であっても転写角度が安定し、転写媒体を確実かつ安定して被転写体に転写することが可能となる。
【0044】
また、本発明の転写具は、上記構成において、カバーの軸を筐体の枢支部から脱着可能とし、使用時にカバーの方向を変えて該カバーの軸を筐体の枢支部に枢支させることで、転写角度を変更する構成としたり、枢支部を、開口の近傍に位置する筐体の外側に複数設け、使用時に、カバーの軸を選択的に枢支部に枢支させることで、転写角度を変更する構成としたので、操作者の使いやすい転写角度を選択することができ、上記に較べより一層確実かつ安定して転写媒体に転写することが可能となる。
【0045】
また、本発明の転写具は、上記構成において、送出軸部に、逆回転を防止する逆転防止機構を設けたので、筐体を、帯状フィルムの送出方向に移動させたときであっても、送出軸部のギヤが爪と係合して回転せず、よって転写媒体を貼着した帯状フィルムが送出軸部に巻き戻ることがなくなる。
【0046】
また、本発明の転写具は、上記構成において、巻取軸部の一端に、筐体外へ突出する回転操作用の突部を形成したので、仮に帯状フィルムが巻き緩んだときには、適正に巻き取ることができ、常に正常な状態で使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の転写具の第1実施例における構成を示し、(a)は縦中央で分割した筐体の一方を取り外した状態の図、(b)は完成状態にある本発明の転写具を正面方向から見た図、である。
【図2】本発明の転写具の第1実施例における使用状態を示す図である。
【図3】(a)(b)は、本発明の転写具の第2実施例における構成及び使用態様例を示し、縦中央で分割した筐体の一方を取り外した状態の図である。
【図4】(a)(b)は、本発明の転写具の第3実施例における構成及び使用態様例を示し、縦中央で分割した筐体の一方を取り外した状態の図である。
【符号の説明】
1 転写具
2 筐体
2A 枢支部
2a 開口
3 送出軸(送出軸部)
4 逆転防止機構
5 巻取軸(巻取軸部)
6 操作突部(突部)
7 転写ローラ(転写部)
8 カバー
8A 軸
F 帯状フィルム
P 塗膜
Claims (5)
- 転写媒体を貼着した帯状フィルムを送り出す送出軸部及び被転写体に転写媒体を転写した後の帯状フィルムを巻き取る巻取軸部を筐体内に備えると共に、前記筐体の一端部に形成された開口に、帯状フィルムに貼着された転写媒体を被転写体へ転写する転写部を該開口から突出して設けた転写具において、前記開口及び転写部を覆うカバーを備え、このカバーの端部に形成された軸を前記開口の近傍に位置する前記筐体の外側に設けた枢支部によって枢支し、転写時には前記カバーの一部が筐体に当接し、別の一部が被転写体に当接するように構成したことを特徴とする転写具。
- カバーの軸を筐体の枢支部から脱着可能とし、使用時にカバーの方向を変えて該カバーの軸を筐体の枢支部に枢支させることで、転写角度を変更する構成としたことを特徴とする請求項1記載の転写具。
- 枢支部を、開口の近傍に位置する筐体の外側に複数設け、使用時に、カバーの軸を選択的に枢支部に枢支させることで、転写角度を変更する構成としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の転写具。
- 送出軸部に、逆回転を防止する逆転防止機構を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の転写具。
- 巻取軸部の一端に、筐体外へ突出する回転操作用の突部を形成したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の転写具。
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