JP3778643B2 - 塗膜転写具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、転写塗膜の種類(例えば、文字修正用塗膜や接着用粘着膜、装飾用着色塗膜等)が異なる転写リボン、転写塗膜の厚みが異なる転写リボン、或いは、転写リボンの基材の種類が異なる転写リボンなど、種類の異なる転写リボンを個別に備えた複数の交換カセットが選択的に装着される転写具ケースのヘッド取付け位置に、前記交換カセットから繰り出される転写リボンの転写塗膜を被転写面に転写する複数種類の転写ヘッドを、前記交換カセットの転写リボンの種類に対応して選択使用自在に設けてある塗膜転写具に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の塗膜転写具では、例えば、転写リボンの転写塗膜が接着用粘着膜の場合はローラ状の転写ヘッドを使用し、また、転写リボンの転写塗膜が文字修正用塗膜の場合にはヘラ状の転写ヘッドを使用するといった具合に、転写リボンの種類に応じて転写ヘッドの種類を選択使用することが塗膜転写性能の面で要望されている。
そのため、従来では、上述の要望を達成する方法として下記のものが提案されている。
(イ)種類の異なる転写リボンを個別に備えた複数の交換カセットの各々に、該交換カセットに装備される転写リボンに対応した転写ヘッドを設けたもの。
(ロ)種類の異なる転写リボンを個別に備えた複数の交換カセットが選択的に装着される転写具ケースのヘッド取付け位置に、転写リボンの種類に対応した種類の転写ヘッドを選択的に付け替え自在に構成したもの(例えば特開平1−122870号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の前者(イ)による場合では、使用済み後に破棄される交換カセットの各々に転写ヘッドを設けるため、交換カセット自体の製造価格が高騰し、塗膜転写具のランニングコストの上昇を招来していた。
また、従来の後者(ロ)による場合では、転写具ケースに対して複数種類の転写ヘッドを選択的に付け替えるため、使用済み後に破棄される交換カセット自体の製造価格の低廉化を図ることができるものの、転写具ケースに対する転写ヘッドの付け替えと転写具ケースに対する交換カセットの装着とが別々に行われるため、転写具ケースに付け替えられた転写ヘッドの種類と転写具ケースの装着された交換カセットの転写リボンの種類とが相違することがあり、その結果、被転写面に対する転写塗膜の転写不良を招来することがあった。
【0004】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、その主たる課題は、複数種類の転写ヘッドを転写具ケースに選択使用自在に設けて、塗膜転写具のランニングコストの低廉化を図りながらも、選択使用された転写ヘッドの種類に対応していない種類の交換カセットの誤装着を防止して、この誤装着に起因する被転写面に対する転写塗膜の転写不良を回避することができる塗膜転写具を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載の塗膜転写具の特徴構成は、種類の異なる転写リボンを個別に備えた複数の交換カセットが選択的に装着される転写具ケースのヘッド取付け位置に、前記交換カセットから繰り出される転写リボンの転写塗膜を被転写面に転写する複数種類の転写ヘッドを、前記交換カセットの転写リボンの種類に対応して選択使用自在に設けてある塗膜転写具であって、
前記選択使用された転写ヘッドの種類と転写具ケースに装着される交換カセットの転写リボンの種類とが合致したときのみ、該交換カセットが転写具ケースに装着可能となる装着牽制手段を設けてある点にある。
上記特徴構成によれば、選択使用された転写ヘッドの種類と転写具ケースに装着される交換カセットの転写リボンの種類とが相違すると、該交換カセットの転写具ケースに対する装着ができないから、選択使用された転写ヘッドの種類と相違する種類の転写リボンを備えた交換カセットが転写具ケースに誤装着されることがない。
しかも、前記複数種類の転写ヘッドは、転写具ケースのヘッド取付け位置に選択使用自在に設けてあるから、交換カセットが使用済みとなって破棄されても転写ヘッドは破棄されることがなく、交換カセットの各々に、該交換カセットに装備される転写リボンに対応した転写ヘッドを設けたものに比して、交換カセットの構造の簡素化及び部品点数の削減を図ることができ、その結果、使用済み後に破棄される交換カセットの製造価格を低廉化することができるとともに、転写ヘッドを交換カセットの交換に拘らず繰り返し使用することができる。
それ故に、塗膜転写具のランニングコストの低廉化を図ることができるとともに、選択使用された転写ヘッドの種類と転写具ケースに装着される交換カセットの転写リボンの種類とが相違する交換カセットの誤装着を防止できるから、この誤装着に起因する被転写面に対する転写塗膜の転写不良を回避することができる。
【0006】
本発明の請求項2記載の塗膜転写具の特徴構成は、前記装着牽制手段が、選択使用された転写ヘッドと転写具ケースに装着される交換カセットとのカセット装着方向で相対向する部位に、カセット装着方向から脱着自在に嵌合する嵌合部と被嵌合部とを形成して構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、嵌合部と被嵌合部との嵌合という簡単な構造をもって、選択使用された転写ヘッドの種類と合致する種類の転写リボンを備えた交換カセットのみを、転写具ケースに装着できるように構成してあるから、装着牽制手段の構造の簡素化を図ることができ、その結果、塗膜転写具の製造価格の低廉化を図ることができる。
【0007】
本発明の請求項3記載の塗膜転写具の特徴構成は、前記装着牽制手段の被嵌合部が、選択使用されなかった転写ヘッドをもって構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、前記転写ヘッドを嵌合部に兼用構成するから、その分だけ、塗膜転写具の部品点数を削減することができ、その結果、更に塗膜転写具の製造価格の低廉化を図ることができる。
【0008】
本発明の請求項4記載の塗膜転写具の特徴構成は、前記複数種類の転写ヘッドが一体的に形成されていて、前記転写具ケースに対する回転操作により、前記ヘッド取付け位置に対して選択的に使用切り換え自在に構成されている点にある。上記特徴構成によれば、前記複数種の転写ヘッドが一体的に設けられているから、それらの転写ヘッドを一つの部材として取り扱うことができ、しかも、転写具ケースに取付けた状態で使用切り換えすることができるから、例えば、別々に形成された複数種類の転写ヘッドを、ヘッド取付け位置に対して選択的に付け替えるように構成されているものに比して、複数種類の転写ヘッドの付け替え作業途中で、転写ヘッドを紛失する可能性が極めて低く、しかも、転写ヘッドの交換作業を迅速、容易に行うことができる。
それ故に、塗膜転写具の使い勝手の向上を図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
図1と図2は、本発明の塗膜転写具の第1実施形態を示し、種類の異なる転写リボンR(当該第1実施形態では二種類)を個別に備えた複数(当該第1実施形態では二つ)の交換カセットAが選択的に装着される転写具ケースCのヘッド取付け位置Eに、該転写具ケースCに装着された交換カセットAから繰り出される転写リボンRの転写塗膜Dを被転写面Bに転写する複数種類(当該第1実施形態では二種類)の転写ヘッドHを、交換カセットAの転写リボンRの種類に対応して選択使用自在に設けてあるとともに、前記選択使用された転写ヘッドHの種類と転写具ケースCに装着される交換カセットAの転写リボンRの種類とが合致したときのみ、該交換カセットAが転写具ケースCに装着可能となる装着牽制手段Gを設けて構成してある。
前記転写具ケースCのヘッド取付け位置Eに設けられた選択使用された転写ヘッドHの種類と対応する種類の交換カセットAを、装着牽制手段Gを介して転写具ケースCに装着した状態では、該交換カセットAから繰り出された転写リボンRが、前記選択使用された転写ヘッドHに、転写塗膜Dを外側向きとして巻き掛けられる。
【0010】
図1と図2に示すように、前記転写具ケースCは、リボン幅方向から接合可能な状態で合成樹脂により一体形成された本体ケース部材C1と蓋ケース部材C2とからなり、当該両ケース部材C1,C2の板状連設部分を肉薄に形成して揺動自在なヒンジ1を構成するとともに、これらケース部材C1,C2を当該ヒンジ1を介して開閉自在に構成してある。
また、前記両ケース部材C1,C2の周壁の外周面には、転写具ケースCを開閉操作するための操作部2が各々一体形成されているとともに、一方の蓋ケース部材C2の周壁には係止片(図示せず)が形成されていて、本体ケース部材C1の操作部2の内面側に形成された係合凹部(図示せず)と蓋ケース部材C2の前記係止片との係合で両ケース部材C1,C2が閉じ姿勢にロックするように構成してある。
【0011】
図1〜図4及び図7、図8に示すように、前記本体ケース部材C1内で、前記ヘッド取付け位置Eの側脇には、合成樹脂製の回転アーム3を、それの長手方向中間位置の転写リボン幅方向に沿う回転軸芯P周りで回転可能にビス4にて支承してあるとともに、前記回転アーム3の長手方向一端側に、前記転写ヘッドHとしての合成樹脂製のローラ状の転写ヘッド(以下、転写ローラと称する。)H1を前記回転軸芯Pと平行な軸芯周りで回転自在に片持ち姿勢で保持してあり、かつ、前記回転アーム3の長手方向他端側に、前記転写ヘッドHとしてのヘラ状の転写ヘッド(以下、転写ヘラと称する。)H2が一体形成してある。
前記転写ヘラH2は、該転写ヘラH2に巻き掛けられた転写リボンRの幅よりも少し大なる幅を備えたリボン押圧部5Aと、該リボン押圧部5Aにおける転写リボンRのリボン幅方向への移動を規制する規制部材としてのカセット装着方向視で三角形状の左右一対の側板5Bとを備えているとともに、前記転写ローラH1と転写ヘラH2とを、前記回転アーム3を介して一体的に形成してある。
そして、前記転写ローラH1と転写ヘラH2とは、転写具ケースCに対する回転アーム3の前記回転軸芯P周りでの回転操作により、前記ヘッド取付け位置Eに対して選択的に使用切り換え自在に構成されているとともに、前記本体ケース部材C1と回転アーム3とに亘って設けられている固定機構6により、選択使用された転写ローラH1又は転写ヘラH2をヘッド取付け位置Eに固定するように構成されている。
【0012】
図3と図4に示すように、前記固定機構6は、前記本体ケース部材C1の内面に一体的に突出形成された矩形状の突起7と、前記回転アーム3の本体ケース部材C1側の一側面に形成された前記突起7と嵌合する矩形状の凹部8とから構成してあるとともに、前記ビス4の先端部を突起7の前記回転軸芯Pに沿う中心部に固着(当該第1実施形態では螺合固着)してある。
前記突起7と凹部8との嵌合状態は、図4の(イ)に示すように、前記回転アーム3に形成された円形状の凹部9内に入り込む前記ビス4の頭部4aと前記凹部9の底面との間に設けられたコイルスプリング10の弾性付勢力により保持され、その結果、回転アーム3の回転が規制されて、転写ローラH1と転写ヘラH2とを択一的にヘッド取付け位置Eに固定することができるとともに、図4の(ロ)に示すように、前記コイルスプリング10の弾性付勢力に抗して回転アーム3を本体ケース部材C1とは反対側に移動操作することにより、前記突起7と凹部8との嵌合状態が解除されて回転アーム3の回転操作が許容される。
そして、図4の(イ)又は(ハ)に示すように、回転アーム3の回転操作で、転写ローラH1又は転写ヘラH2を選択的にヘッド取付け位置Eに回動させた後、回転アーム3の前記移動操作を解除することにより、前記固定機構6により、選択使用された転写ローラH1又は転写ヘラH2をヘッド取付け位置Eに固定することができる。
【0013】
前記交換カセットAは、前記転写ローラH1と種類が合致する転写リボンRを備えた第1交換カセットA1と、前記転写ヘラH2と種類が合致する転写リボンRを備えた第2交換カセットA2とがあり、図5に示すように、第1交換カセットA1は、前記転写塗膜Dとしての接着用粘着膜D1(図9の(イ)参照)を合成樹脂フィルム製の基材の一側面に設けてある接着用転写リボンR1(前記転写ローラH1と種類が合致する転写リボンRの一例)が、粘着膜D1側を外向きにしてパンケーキ状に巻き付けられている合成樹脂製の円筒状の繰り出しコア11と、前記ヘッド取付け位置に固定された転写ローラH1を通過したのちの使用済の接着用転写リボンR1を巻き取る合成樹脂製の円筒状の巻き取りコア12とを備え、これら各コア11,12を、平板状の保持部材13に回転自在に片持ち姿勢で保持させて構成してある。
また、図6に示すように、第2交換カセットA2は、前記転写塗膜Dとしての文字修正用塗膜D2(図9の(ロ)参照)を紙材製の基材の一側面に設けてある文字修正用転写リボンR2(前記転写ヘラH2と種類が合致する転写リボンRの一例)が、塗膜D2側を外向きにしてパンケーキ状に巻き付けられている合成樹脂製の円筒状の繰り出しコア11と、前記ヘッド取付け位置Eに位置させた転写ヘラH2を通過したのちの使用済の文字修正用転写リボンR2を巻き取る合成樹脂製の円筒状の巻き取りコア12を備え、これら各コア11,12を、平板状の保持部材13に回転自在に片持ち姿勢で保持させて構成してある。
【0014】
前記装着牽制手段Gは、選択使用された転写ヘッドHと転写具ケースCに装着される交換カセットAとのカセット装着方向で相対向する部位に、転写具ケースCに装着される交換カセットAの転写リボンRの種類と選択使用された転写ヘッドHの種類とが合致したときのみカセット装着方向から脱着自在に嵌合する嵌合部G1と被嵌合部G2とを形成して構成してある。
【0015】
詳しくは、図1と図2に示すように、前記装着牽制手段Gを構成する前記嵌合部G1は、前記第1交換カセットA1の保持部材13に貫通形成されたカセット装着方向視で三角形の嵌合孔14Aと、前記第2交換カセットA2の保持部材13に貫通形成されたカセット装着方向視で円形の嵌合孔14Bとであり、また、前記装着牽制手段Gを構成する前記被嵌合部G2は、選択使用されなかった転写ヘラH2の蓋ケース部材C2側の側板5B及び転写ローラH1をもって形成されている。
従って、図1と図8とに示すように、前記転写ローラH1を選択使用し、転写具ケースCに第1交換カセットA1を装着するとき、選択使用されなかった転写ヘラH2の蓋ケース部材C2側の側板5Bと第1交換カセットA1の嵌合孔14Aとが嵌合して、該第1交換カセットA1が転写具ケースCに装着される。
また、図2に示すように、前記転写ヘラH2を選択使用し、転写具ケースCに第2交換カセットA2を装着するとき、選択使用されなかった転写ローラH1と第2交換カセットA2の嵌合孔14Bとが嵌合して、該第2交換カセットA2が転写具ケースCに装着される。
前記保持部材13の周縁部分と各嵌合孔14A,14Bとに亘って形成されている切欠き部15は、各交換カセットA1,A2を転写具ケースCに装着するとき、前記回転アーム3の一部が保持部材13と接当することを回避させるためのものである。
【0016】
尚、前記第1交換カセットA1の嵌合孔14Aと転写ローラH1とはカセット装着方向視で輪郭が相違し、かつ、カセット装着方向から互いに嵌合不能な大きさに形成されているとともに、前記第2交換カセットA2の嵌合孔14Bと転写ヘラH2の蓋ケース部材C2側の側板5Bとはカセット装着方向視で輪郭が相違し、かつ、カセット装着方向から互いに嵌合不能な大きさに形成されていて、図示しないが、前記転写ローラH1を選択使用し、転写具ケースCに第2交換カセットA2を装着しようとしても、選択使用されなかった転写ヘラH2の蓋ケース部材C2側の側板5Bと第2交換カセットA2の嵌合孔14Bとが嵌合しないため、該第2交換カセットA2の転写具ケースCへの装着が阻止される。
また、前記転写ヘラH2を選択使用し、転写具ケースCに第1交換カセットA1を装着しようとしても、選択使用されなかった転写ローラH1と第1交換カセットA1の嵌合孔14Aとが嵌合しないため、該第1交換カセットA1の転写具ケースCへの装着が阻止される。
つまり、選択使用された転写ヘッドHの種類と転写具ケースCに装着される交換カセットAの転写リボンRの種類とが相違する場合、転写具ケースCに該交換カセットAを装着することができない。
【0017】
図7と図8に示すように、前記両交換カセットA1,A2の各々の繰り出しコア11の内周面には、転写具ケースC内に設けられている繰り出しコア用筒軸16の外周面に一体形成してある係合突起16Aに一体回転状態で係合する複数のリブ11aを一体形成してあり、また、前記両交換カセットA1,A2の各々の巻き取りコア12の内周面には、転写具ケースC内に設けられている巻き取りコア用筒軸17の外周面に形成してある凹凸面17aに一体回転状態で係合する突条12aを備えた4本の係止体12Aを一体形成してある。
また、前記本体ケース部材C1内には、各交換カセットA1,A2を転写具ケースCに対して相対姿勢で装着した状態で、前記繰り出しコア11のリブ11aが係合する前記係合突起16Aを備えた繰り出しコア用筒軸16を回転のみ自在に外嵌保持する繰り出しコア用支軸18と、前記巻き取りコア12の前記係止体12Aの突条12aが係合する前記凹凸面17aを備えた巻き取りコア用筒軸17を回転のみ自在に外嵌保持する巻き取りコア用支軸19を一体形成してある。
【0018】
図8に示すように、前記蓋ケース部材C1のヘッド取付け位置Eには、前記転写ローラH1を選択使用したとき、この転写ローラH1の遊端側に突出形成されている支軸20を回転自在に支承して、該転写ローラH1を前記回転アーム3と蓋ケース部材C2との間で両持ち姿勢に保持する支承孔21が貫通形成されている。
【0019】
図7と図8に示すように、前記繰り出し用筒軸16には大径ギア22Aが一体形成されているとともに、前記巻き取りコア用筒軸17には小径ギア22Bが一体形成されていて、これら両ギア22A,22B同士の噛合と、巻き取りコア用筒軸17の凹凸面17aと係止体12Aの突条12aとの噛合とで、繰り出しコア11の回転と巻き取りコア12の回転とを連動させ、転写具ケースC内に装着した各交換カセットA1,A2の転写リボンR1,R2の繰り出しに伴って繰り出しコア11が回転すると、使用済の転写リボンR1,R2が巻き取りコア12に巻き取られるようギア連動機構22を構成してあり、当該ギア連動機構22は、転写リボンR1,R2の繰り出しコア11に対する巻き付け径が小さくなっても、繰り出しコア11からのリボン繰り出し速度よりも巻き取りコア12によるリボン巻き取り速度が速くなるよう両ギア22A,22Bのギア径が設定されていて、使用済の転写リボンR1,R2を巻き取りコア12に確実に巻き取よう構成してある。
尚、リボン繰り出し速度とリボン巻き取り速度との速度差により、前記転写リボンRに過大な張力が作用した場合、巻き取りコア用筒軸17の凹凸面17aと巻き取りコア12の係止体12Aの突条12aとに一定以上の噛合力が生じ、係止体12Aが噛合解除方向(巻き取りコア12の直径方向外方側)に弾性変形して、凹凸面17aと突条12aとの噛合が解除されて巻き取りコア用筒軸17と巻き取りコア12との間の動力伝達が解除され、リボン繰り出し速度とリボン巻き取り速度との速度差が断続的に吸収されるように構成してある。
【0020】
〔第2実施形態〕
図10〜図11は、本発明の塗膜転写具の第2実施形態を示し、種類の異なる転写リボンR(当該第2実施形態では二種類)を個別に備えた複数(当該第2実施形態では二つ)の交換カセットAが選択的に装着される転写具ケースCのヘッド取付け位置Eに、該転写具ケースCに装着された交換カセットAから繰り出される転写リボンRの転写塗膜Dを被転写面Bに転写する複数種類(当該第2実施形態では二種類)の転写ヘッドHを、交換カセットAの転写リボンRの種類に対応して選択使用自在に設けてあるとともに、前記選択使用された転写ヘッドHの種類と転写具ケースCに装着される交換カセットAの転写リボンRの種類とが合致したときのみ、該交換カセットAが転写具ケースCに装着可能となる装着牽制手段Gを設けて構成してある。
前記装着牽制手段Gを介して、転写具ケースCのヘッド取付け位置Eに設けられている選択使用された転写ヘッドHの種類と対応する種類の交換カセットAを転写具ケースCに装着した状態では、該交換カセットAから繰り出された転写リボンRが、転写具ケースCのヘッド取付け位置Eに設けられている選択使用された転写ヘッドHに、転写塗膜Dを外側向きとして巻き掛けられる。
【0021】
詳しくは、前記複数種類の転写ヘッドHは、前記転写具ケースCのヘッド取付け部Eに対して選択的に付け替え自在な、合成樹脂製のローラ状の転写ヘッド(以下、転写ローラと称する。)H1と、合成樹脂製のヘラ状の転写ヘッド(以下、転写ヘラと称する。)H2とであって、これら転写ローラH1と転写ヘラH2とを別々に形成してある。
前記転写ローラH1は、第1アーム26に回転自在に支承されていて、該第1アーム26を介してヘッド取付け位置Eの嵌合片23に選択的に嵌合固定されるとともに、前記転写ヘラH2は、第2アーム27に一体形成されていて、該第2アーム27を介してヘッド取付け位置Eの嵌合片23に選択的に嵌合固定される。
そして、前記転写ローラH1をヘッド取付け位置Eの固定した状態では、選択使用されなかった転写ヘラH2を、第2アーム27を介して転写具ケースC内の保管空間24の嵌合片25に脱着自在に嵌合保持させて保管するとともに、前記転写ヘラH2をヘッド取付け位置Eの固定した状態では、選択使用されなかった転写ローラH1を、第1アーム26を介して転写具ケースC内の保管空間24の嵌合片25に着脱自在に嵌合保持させて保管する。
前記保管空間24は、前記両交換カセットA1,A2の保持部材13の一部を切欠き形成して構成してある。
【0022】
図10と図11に示すように、前記装着牽制手段Gは、選択使用された転写ヘッドHと転写具ケースCに装着される交換カセットAとのカセット装着方向で相対向する部位に、転写具ケースCに装着される交換カセットAの転写リボンRの種類と選択使用された転写ヘッドHの種類とが合致したときのみ、カセット装着方向から脱着自在に嵌合する嵌合部G1と被嵌合部G2とを形成して構成してある。
【0023】
詳しくは、前記装着牽制手段Gを構成する前記嵌合部G1は、前記第1交換カセットA1の保持部材13に貫通形成されたカセット装着方向視で円形の嵌合孔30Aと、前記第2交換カセットA2の保持部材13に貫通形成されたカセット装着方向視で円形の嵌合孔30Bとであり、また、前記装着牽制手段Gを構成する前記被嵌合部G2は、選択使用された転写ヘッドH1,H2のアーム26,27に一体形成された円柱状の突起28,29をもって構成されている。
前記両嵌合孔30A,30Bの各々は、保持部材13のうち、両交換カセットA1,A2をカセット装着方向で重合わせた状態で位置齟齬する部位に形成してある。
従って、図10に示すように、前記転写ローラH1を選択使用し、転写具ケースCに第1交換カセットA1を装着するとき、この転写ローラH1の第1アーム26に形成された突起28と第1交換カセットA1の嵌合孔30Aとが嵌合して、該第1交換カセットA1が転写具ケースCに装着される。
また、図11に示すように、前記転写ヘラH2を選択使用し、転写具ケースCに第2交換カセットA2を装着するとき、この転写ヘラH2の第2アーム27に形成された突起29と第1交換カセットA1の嵌合孔30Bとが嵌合して、該第2交換カセットA2が転写具ケースCに装着される。
【0024】
尚、前記転写ローラH1を選択使用し、転写具ケースCに第2交換カセットA2を装着しようとしても、第1アーム26の突起28と第2交換カセットA2の嵌合孔30Bとは、カセット装着方向で対向することがなく嵌合しないため、該第2交換カセットA2の転写具ケースCへの装着が阻止される。
また、前記転写ヘラH2を選択使用し、転写具ケースCに第1交換カセットA1を装着しようとしても、第2アーム27の突起29と第1交換カセットA1の嵌合孔30Aとが嵌合しないため、該第1交換カセットA1の転写具ケースCへの装着が阻止される。
つまり、選択使用された転写ヘッドHの種類と転写具ケースCに装着される交換カセットAの転写リボンRの種類とが相違する場合、転写具ケースCに該交換カセットAを装着することができない。
その他の構成は前記第1実施形態と同一であり、第1実施形態で記載した構成部分と同一構成又は同一機能を有する構成部分には同一番号を付記してそれの説明を省略する。
【0025】
〔その他の実施形態〕
▲1▼ 前記各実施形態では、転写ヘッドHの種類、及び、交換カセットAの種類が共に2種類のものにおいて説明したが、転写ヘッドHの種類、及び、交換カセットAの種類は共に3種類以上であってもよく、また、一つの転写ヘッドにて複数種の交換カセットAに対応できる場合は、転写ヘッドHの種類の数と交換カセットAの種類の数とは必ずしも一致しない。
▲2▼ 前記各実施形態では、交換カセットAを、繰り出しコア11及び巻き取りコア12を平板状の保持部材13に回転自在に片持ち姿勢で保持させて構成したが、繰り出しコア11及び巻き取りコア12を箱状の保持部材内に両持ち姿勢で保持させて構成してもよい。
▲3▼ 前記各実施形態では、交換カセットAに使用済みの転写リボンRを巻き取る巻き取りコア12を設けて構成したが、巻き取りコアを省略してもよい。
この場合、使用済の転写リボンRは、鋏やカッター等の切断具で切断除去する。
▲4▼ 上述の各実施形態では、転写塗膜Dとして接着用粘着膜、文字修正用転写塗膜を例示したが、装飾用の着色転写塗膜等であってもよく、転写塗膜の種類、機能、用途は限定されない。尚、使用される転写塗膜の種類、機能、用途に応じて転写ヘッドの種類は選定される。
▲5▼ 前記各実施形態において、繰り出しコア11と巻き取りコア12とをギア連動機構22を介して連動させたが、繰り出しコア11と巻き取りコア12とを連動する連動機構は適宜変更が可能であり、該ギア連動機構22に限定されるものではない。
▲6▼ 前記第1実施形態では、選択使用されなかった転写ヘッドをもって被嵌合部G2を構成したが、専用の被嵌合部を個別に各転写ヘッドに設けてもよい。
▲7▼ 前記第1実施形態における固定機構の構造は適宜変更が可能であり、該第1実施形態で説明した構造に限定されるものではない。
▲8▼ 前記第2実施形態では、転写具ケースC内に選択使用されなかった転写ヘッドを保管するための保管空間24を形成したが、選択使用されなかった転写ヘッドをケース以外の保管場所に保管するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の塗膜転写具を示し、転写具ケースに第1交換カセットを装着した状態の正面図
【図2】本発明の第1実施形態の塗膜転写具を示し、転写具ケースに第2交換カセットを装着した状態の正面図
【図3】固定機構の分解斜視図
【図4】固定機構を示し、(イ)は転写ローラをヘッド取付け位置に位置させた状態の断面図、(ロ)は固定解除状態を示す断面図、(ハ)は転写ヘラをヘッド取付け位置に位置させた状態の断面図
【図5】第1交換カセットの正面図
【図6】第2交換カセットの正面図
【図7】転写具ケースに第1交換カセットを装着する状態を示す断面図
【図8】転写具ケースに第1交換カセットを装着した状態を示す断面図
【図9】塗膜転写具の使用状態を示す斜視図で、(イ)は第1交換カセットを装着した塗膜転写具、(ロ)は第2交換カセットを装着した塗膜転写具
【図10】本発明の第2実施形態の塗膜転写具を示し、転写具ケースに第1交換カセットを装着した状態の正面図
【図11】本発明の第2実施形態の塗膜転写具を示し、転写具ケースに第2交換カセットを装着した状態の正面図
【符号の説明】
A 交換カセット
B 被転写面
C 転写具ケース
D 転写塗膜
E ヘッド取付け位置
G 装着牽制手段
G1 嵌合部
G2 被嵌合部
H 転写ヘッド
R 転写リボン
Claims (4)
- 種類の異なる転写リボンを個別に備えた複数の交換カセットが選択的に装着される転写具ケースのヘッド取付け位置に、前記交換カセットから繰り出される転写リボンの転写塗膜を被転写面に転写する複数種類の転写ヘッドを、前記交換カセットの転写リボンの種類に対応して選択使用自在に設けてある塗膜転写具であって、
前記選択使用された転写ヘッドの種類と転写具ケースに装着される交換カセットの転写リボンの種類とが合致したときのみ、該交換カセットが転写具ケースに装着可能となる装着牽制手段を設けてある塗膜転写具。 - 前記装着牽制手段が、選択使用された転写ヘッドと転写具ケースに装着される交換カセットとのカセット装着方向で相対向する部位に、カセット装着方向から脱着自在に嵌合する嵌合部と被嵌合部とを形成して構成されている請求項1記載の塗膜転写具。
- 前記装着牽制手段の被嵌合部が、選択使用されなかった転写ヘッドをもって構成されている請求項2記載の塗膜転写具。
- 前記複数種類の転写ヘッドが一体的に形成されていて、前記転写具ケースに対する回転操作により、前記ヘッド取付け位置に対して選択的に使用切り換え自在に構成されている請求項1、2又は3記載の塗膜転写具。
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