JP4267841B2 - 磁気ディスク装置のヘッドアーム - Google Patents

磁気ディスク装置のヘッドアーム Download PDF

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    • G11B5/5521Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks
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  • Moving Of Heads (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は磁気ディスク装置のヘッドアームに関するものであり、特に、磁気ディスクの回転に伴って発生する気流の乱れに起因する振動を低減するための構造に特徴のある磁気ディスク装置のヘッドアームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、外部記憶装置等に用いられているハードディスク装置は、CSS(Contact Start Stop)方式に代表されるように起動時には磁気ディスク媒体と磁気ヘッドとが接触しているタイプが主流であり、磁気ディスクの回転に伴って発生する気流によってヘッドアームの先端にサスペンションを介して取り付けられた磁気ヘッドが浮上するものである。
【0003】
ここで、図11を参照して、従来の磁気ディスク装置を説明する。
図11参照
図11は、従来の磁気ディスク装置の概略的斜視図であり、ハウジング41に固定されたスピンドルモータ42に磁気ディスク43が取り付けられており、スピンドルモータ42によって所定の回転速度で回転されることになる。
【0004】
また、この磁気ディスク43に記録された磁気情報を読み書きする磁気ヘッド46はヘッドアーム44の先端に取り付けられたサスペンション45に支持されて、磁気ディスク43の回転に伴って発生する気流によって浮上する。
【0005】
このヘッドアーム44は回転軸47に対して回動自在に装着されて、ヘッドアーム駆動用モータ49を構成するアクチュエータによって磁気ディスク43の直径方向に揺動する。
【0006】
この場合、磁気ディスク43に書き込まれたデータに対するアクセス速度は、磁気ディスク43の回転数とヘッドアーム44の移動速度によって決まり、より高速なアクセスのためには磁気ディスク43の回転数とヘッドアーム44の移動速度の向上が必要になる。
【0007】
そこで、アクセス速度の向上のために、従来のヘッドアーム44においては、サスペンション45寄りの先端部に、例えば、幅が6mmで長さが20mm程度の略矩形状の軽量化穴48を設けることによって、ヘッドアーム44の慣性モーメントを低減させていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、磁気ディスク43の回転に伴って引き起こされた空気の流れは、ヘッドアーム44に設けた軽量化穴48で渦を発生させ、この渦がヘッドアーム44の振動源となって、磁気ヘッド46の位置決め精度が低下するという問題があるので、この事情を図12を参照して説明する。
【0009】
図12(a)及び(b)参照
図12(a)は、従来のヘッドアームの概略的平面図であり、また、図12(b)は、二枚の磁気ディスク50,51の挟まれた状態における図12(a)におけるA−A′を結ぶ一点鎖線に沿った概略的断面図であり、ヘッドアーム44に設けた軽量化穴48で渦53が発生し、この渦53の影響によってヘッドアーム44が振動する。
【0010】
また、従来のヘッドアーム44の断面形状は長方形形状であるので、ヘッドアーム44の下流側において流れの剥離現象が生ずるとともに、渦が発生し、この渦がヘッドアーム44の振動源となって、磁気ヘッド46の位置決め精度が低下するという問題があるので、この事情を図13を参照して説明する。
【0011】
図13(a)及び(b)参照
図13(a)は、従来のヘッドアームの概略的平面図であり、また、図13(b)は、二枚の磁気ディスク50,51の挟まれた状態における図13(a)におけるA−A′を結ぶ一点鎖線に沿った概略的断面図であり、ヘッドアーム44の下流側端部近傍において渦54が発生し、この渦54の影響によってヘッドアーム44が振動する。
【0012】
図13(c)参照
図13(c)は、図13(a)において矢印で示す視点の方向から見た場合の、ヘッドアーム44の下流側端部近傍における気流52の流れをシミュレーションした結果を示す図であり、ヘッドアーム44の下流側端部近傍において気流52が乱れて渦54が発生することが理解される。
【0013】
図14参照
また、ヘッドアーム44の近傍の厚さ方向の中央部付近では、磁気ディスク43の回転に伴ってヘッドアーム44の根元から先端方向に向かって流れる気流52が発生するが、従来のヘッドアーム44の先端部は円弧状であるため、先端部において気流52の剥離現象が生ずるとともに、渦55が発生し、この渦55がヘッドアーム44の振動源となって、磁気ヘッドの位置決め精度が低下するという問題がある。
なお、図示を簡略化するために、サスペンション及び磁気ヘッドは図示を省略している。
【0014】
従来の磁気ディスク装置においては、磁気ディスクの回転数が小さく、磁気ディスクの回転によって引き起こされる空気の流速も遅かったため、振動はあまり問題とされず、そのため、空気流を特に考慮したヘッドアームの軽量化穴の形状或いはヘッドアームの断面形状の設計はなされていなかった。
【0015】
しかし、近年、高速アクセスを実現するために、磁気ディスクの回転数が高速化しており、それに伴って磁気ディスクの回転によって引き起こされる空気流の流速も高くなりつつあり、従来では問題とならなかった、空気力によるヘッドアームの加振の低減が重要な問題となりつつある。
【0016】
即ち、近年の記録密度の向上に伴い、磁気ヘッドの位置決め精度の向上が重大な問題となるが、そのためには、ヘッド位置決め制御系の改善だけではなく、磁気ヘッドの位置決め精度に影響を与えるヘッドアームの空気力外乱を低減させる必要がある。
【0017】
したがって、本発明は、軽量化穴の形状或いはヘッドアームの断面形状を考慮することによって、ヘッドアーム周りの気流の乱れを低減することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明の原理的構成の説明図であり、この図1を参照して本発明における課題を解決するための手段を説明する。
なお、図における符号2及び6は、夫々、サスペンション及び回転軸を表す。
図1参照
上述の目的を達成するため、本発明は、先端部に磁気ヘッド3が取り付けられたバネ性を有したサスペンション6が取り付けられるとともにアクチュエータによって駆動される磁気ディスク装置のヘッドアーム1において、ヘッドアーム1の下流側の端部の一部に周期的面取り部を設けたことを特徴とする。
このような構成を採用することによって、ヘッドアーム1の下流側で発生する渦を抑制することができるので、ヘッドアーム1の振動を低減することができる。
【0019】
また、このヘッドアーム1に、ヘッドアーム1の幅方向に対して複数個に分割したアーム穴4,5を設けても良く、それによって、アーム穴4,5の中で発生する渦を抑制することができるので、ヘッドアーム1の振動を低減することができる。
【0020】
また、本発明においては、ヘッドアーム1の下流側の端部に凹凸を併せて設けても良いし、或いは、ヘッドアーム1の磁気ディスクに対向する二つの面の少なくとも一方に突起を併せて設けても良く、それによって、ヘッドアーム1の下流側で発生する渦を抑制することができるので、ヘッドアーム1の振動を低減することができる。
【0022】
また、上記のアーム穴4,5の構成、下流側の端部の構成、磁気ディスクとの対向面の構成、或いは、先端部の構成は、互いに重複して採用しても良いものであり、それによって、アーム穴4,5、ヘッドアーム1の下流側端部、及び、先端部における渦の発生を抑制してヘッドアーム1の振動をさらに低減することができる。
【0023】
さらに、上記の各構成に加えて、ヘッドアーム1の上流側の端部に面取り部を設けても良いものであり、それによって、ヘッドアーム1に衝突した際の気流の流をスムーズにして振動の原因となる流の乱れを抑制することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
ここで、図2を参照して、本発明の第1の実施の形態のヘッドアームを説明する。
図2(a)参照
図2(a)は、本発明の第1の実施の形態のヘッドアームの概略的平面図であり、ヘッドアーム11には、従来と同様に先端部に磁気ヘッド13を支持するサスペンション12が取り付けられているとともに、回転軸14が設けられている。
この第1の実施の形態のヘッドアームには、例えば、長さが13mmで幅が1.25mmの軽量化穴15,16が、1.5mmの間隙を介して設けられている。
【0025】
図2(b)参照
図2(b)は、二枚の磁気ディスク17,18の挟まれた状態における図2(a)におけるA−A′を結ぶ一点鎖線に沿った概略的断面図であり、ヘッドアーム11に設けた軽量化穴15,16の幅が小さいので、軽量化穴15,16の内部で発生する渦20は小さくなり、あたかも軽量化穴15,16が存在しない場合のように、気流19の乱れが少なくなる。
【0026】
因に、この様な軽量化穴15,16を設けたヘッドアーム11の近傍における気流19の流れをレーザドップラー流速計によって流速分布を測定し、ヘッドアーム11の下流側における乱流エネルギーを求めたところ、軽量化穴を設けない場合に比べて、10%程度乱流エネルギーが低減しているのが確認された。
【0027】
なお、この様な軽量化穴15,16の寸法は、上記の数値に限られるものではなく、ヘッドアームの形状及び重量に応じて適宜変更されるものであり、また、数も二本に限られるものではなく、必要に応じて三本以上設けても良いものである。
【0028】
なお、上記の第1の実施の形態においては、軽量化穴15,16は打抜き加工で形成しているが、この様な構成に限られるものではなく、大きめの一個の軽量化穴を打抜き加工で形成したのち、プラスチック製橋梁部材を軽量化穴を分割するように接着しても良いものである。
【0029】
この様に、本発明の第1の実施の形態によれば、ヘッドアーム11の軽量化のために軽量化穴15,16を設けても、軽量化穴15,16を幅細にしているので、軽量化穴15,16の内部で渦が発生することはほとんどなく、気流に乱れが生じないので、ヘッドアーム11の振動を低減することができる。
【0030】
次に、図3を参照して、本発明の第2の実施の形態のヘッドアームを説明する。
図3(a)及び(b)参照
図3(a)は、本発明の第2の実施の形態のヘッドアームの概略的平面図であり、また、図3(b)は図3(a)におけるA−A′を結ぶ一点鎖線に沿った概略的断面図であり、ヘッドアーム11には、従来と同様に先端部に磁気ヘッド13を支持するサスペンション12が取り付けられているとともに、回転軸14が設けられている。
【0031】
この第2の実施の形態のヘッドアームには、下流側に、例えば、幅が1mmで、突出長さが1mmの凸部21を周期的に設けており、図においては6個の凸部21を示している。
【0032】
この様な凸部21を設けることによって、凸部21の近傍で発生しようとするヘッドアーム面に対して直交する面内での二次元的な渦に対して、直交方向に回転軸を有する渦が発生し、この渦によって大きな二次元的な渦が縮小・崩壊させられるので、気流の乱れを低減することができる。
【0033】
したがって、この第2の実施の形態においては、ヘッドアーム11の下流側に凸部21を設けることによって、下流側の流の乱れを抑制することができ、それによって、ヘッドアームへの加振力を低減することができる。
【0034】
次に、図4を参照して、本発明の第3の実施の形態のヘッドアームを説明するが、この第3の実施の形態においては、打抜き加工によって形成した凸部の代わりに、別体の突起部を設けたものである。
図4(a)乃至(c)参照
図4(a)は、本発明の第3の実施の形態のヘッドアームの概略的平面図であり、また、図4(b)は図4(a)におけるA−A′を結ぶ一点鎖線に沿った概略的断面図であり、さらに、図4(c)は図4(a)におけるB−B′を結ぶ一点鎖線に沿った概略的断面図であり、ヘッドアーム11には、従来と同様に先端部に磁気ヘッド13を支持するサスペンション12が取り付けられているとともに、回転軸14が設けられている。
【0035】
この第3の実施の形態のヘッドアームには、ヘッドアーム11の下流側の側面に、例えば、幅が1mmで、突出長さが1mmのプラスチック製の突起部22を周期的に設けており、図においては6個の突起部22を示している。
【0036】
この第3の実施の形態においては、材質が異なるだけで、形状は上記の第2の実施の形態と同様であるので、第2の実施の形態と同様に、ヘッドアーム11の下流側に設けた突起部22によって、下流側の流の乱れを抑制することができ、それによって、ヘッドアームへの加振力を低減することができる。
【0037】
次に、図5を参照して、本発明の第4の実施の形態のヘッドアームを説明するが、この第4の実施の形態においては、打抜き加工によって凸部を形成する代わりに、面取り部を設けたものである。
図5(a)乃至(c)参照
図5(a)は、本発明の第4の実施の形態のヘッドアームの概略的平面図であり、また、図5(b)は図5(a)におけるA−A′を結ぶ一点鎖線に沿った概略的断面図であり、さらに、図5(c)は図5(a)におけるB−B′を結ぶ一点鎖線に沿った概略的断面図であり、ヘッドアーム11には、従来と同様に先端部に磁気ヘッド13を支持するサスペンション12が取り付けられているとともに、回転軸14が設けられている。
【0038】
この第4の実施の形態のヘッドアームには、ヘッドアーム11の下流側の側面に、例えば、幅が1mmで、食い込み長さが1mmの面取り部23を周期的に設けており、図においては6個の面取り部23を示している。
【0039】
この第4の実施の形態においても、下流側の端部の凹凸形状は上記の第2の実施の形態と似た状況になるので、第2の実施の形態と同様の流の乱れを抑制する効果が期待される。
【0040】
次に、図6を参照して、本発明の第5の実施の形態のヘッドアームを説明する。
図6参照
図6は、本発明の第5の実施の形態のヘッドアームの概略的平面図であり、ヘッドアーム11には、従来と同様に回転軸14が設けられている。
なお、図示を省略しているが、従来と同様に先端部に磁気ヘッド13を支持するサスペンション12が取り付けられている。
【0041】
この第5の実施の形態のヘッドアームは、ヘッドアーム11の先端部を楔状先端部24にしたものである。
この様に、先端部を楔状先端部24にすることによって、先端部において気流19に剥離が生じにくくなり、渦の発生も抑制されるので、ヘッドアーム11への加振力を低減することができる。
【0042】
次に、図7を参照して、本発明の第6の実施の形態のヘッドアームを説明する。
図7(a)参照
図7(a)は、本発明の第6の実施の形態のヘッドアームの概略的平面図であり、ヘッドアーム11には、従来と同様に先端部に磁気ヘッド13を支持するサスペンション12が取り付けられているとともに、回転軸14が設けられている。
この第6の実施の形態のヘッドアームは、ヘッドアーム11の上下の平面上に、例えば、長さが1mm、幅が1mm、厚さが0.2mmのプラスチック製の突起部25を設けたものである。
なお、図においては4個の突起部25を示している。
【0043】
図7(b)参照
図7(b)は、二枚の磁気ディスク17,18の挟まれた状態における図7(a)におけるA−A′を結ぶ一点鎖線に沿った概略的断面図であり、ヘッドアーム11に突起部25を設けることによって、突起部25で、ヘッドアーム11の主面と直交する回転軸をもつ渦が発生し、この渦が渦を縮小・崩壊させるので、気流19の乱れが少なくなる。
【0044】
次に、図8を参照して、本発明の第1の実施の形態の変形例に関する本発明の第7の実施の形態を説明する。
図8(a)参照
図8(a)は、上記の第1の実施の形態と第2の実施の形態とを組み合わせたものであり、ヘッドアーム11に幅細の2本の軽量化穴15,16を設けるとともに、ヘッドアーム11の下流側の端部に周期的な凸部21を設けたものである。
【0045】
この様な構成によって、軽量化穴を設けたことよる渦の発生を抑制することができるとともに、断面形状が長方形状であることに起因する下流側における渦の発生を抑制することができるので、ヘッドアーム11への加振力をさらに低減することができる。
【0046】
図8(b)参照
図8(b)は、上記の第1の実施の形態と第5の実施の形態とを組み合わせたものであり、ヘッドアーム11に幅細の2本の軽量化穴15,16を設けるとともに、ヘッドアーム11の先端部を楔状先端部24としたものである。
【0047】
この様な構成によって、軽量化穴を設けたことよる渦の発生を抑制することができるとともに、先端部における気流の剥離或いは渦の発生を抑制することができるので、ヘッドアーム11への加振力をさらに低減することができる。
【0048】
図8(c)参照
図8(c)は、上記の第1の実施の形態と第2の実施の形態及び第5の実施の形態とを組み合わせたものであり、ヘッドアーム11に幅細の2本の軽量化穴15,16を設けるとともに、ヘッドアーム11の先端部を楔状先端部24とし、さらに、ヘッドアーム11の下流側の端部に周期的な凸部21を設けたものである。
【0049】
この様な構成によって、軽量化穴を設けたことよる渦の発生を抑制することができるとともに、先端部における気流の剥離或いは渦の発生を抑制することができ、さらに、断面形状が長方形状であることに起因する下流側における渦の発生を抑制することができるので、ヘッドアーム11への加振力をより一層低減することができる。
【0050】
次に、図9を参照して、本発明の第2の実施の形態の変形例に関する本発明の第8の実施の形態を説明する。
図9(a)参照
図9(a)は、上記の第2の実施の形態に従来と同様の大きさの軽量化穴を設けたものであり、ヘッドアーム11に幅太の軽量化穴26を設けるとともに、ヘッドアーム11の下流側の端部に周期的な凸部21を設けたものである。
【0051】
この様な構成によって、従来と同様の軽量化が可能になるので回転軸14の周りの慣性モーメントを低く抑えることができるとともに、断面形状が長方形状であることに起因する下流側における渦の発生を抑制して、ヘッドアーム11への加振力を低減することができる。
【0052】
図9(b)参照
図9(b)は、図9(a)に示した軽量化穴を一本の幅細の軽量化穴27に置き換えたものであり、ヘッドアーム11に1本の軽量化穴27を設けるとともに、ヘッドアーム11の下流側の端部に周期的な凸部21を設けたものである。
【0053】
この様な構成によって、軽量化は若干犠牲になるものの、穴を設けたことよる渦の発生を抑制することができるので、上記の第2の実施の形態と、上記の図8(a)に示した構成との中間の効果が期待されるものである。
【0054】
図9(c)参照
図9(c)は、上記の図9(a)の構成と第5の実施の形態とを組み合わせたものであり、ヘッドアーム11に幅太の1本の軽量化穴26を設けるとともに、ヘッドアーム11の先端部を楔状先端部24とし、さらに、ヘッドアーム11の下流側の端部に周期的な凸部21を設けたものである。
【0055】
この様な構成によって、従来と同様の軽量化が可能になるので回転軸14の周りの慣性モーメントを低く抑えることができるとともに、先端部における気流の剥離或いは渦の発生を抑制することができ、さらに、断面形状が長方形状であることに起因する下流側における渦の発生を抑制することができるので、ヘッドアーム11への加振力を低減することができる。
【0056】
次に、図10を参照して、上記の各実施の形態に共通な変形例に関する第9の実施の形態を説明するが、ここでは、上記の第1の実施の形態の変形例として説明する。
図10(a)及び(b)参照
図10(a)は、本発明の第9の実施の形態のヘッドアームの概略的平面図であり、また、図10(b)は図10(a)におけるA−A′を結ぶ一点鎖線に沿った概略的断面図であり、ヘッドアーム11の上流側の端部に面取り部28を設けたものであり、その他の構成は上記の第1の実施の形態と同様である。
この様な面取り部28を上流側に設けることによって、気流の流れはよりスムーズになるので、流の乱れの発生を抑制することが可能になる。
【0057】
以上、本発明の各実施の形態を説明してきたが、本発明は各実施の形態に記載した構成に限られるものではなく、各種の変更が可能である。
例えば、上記第7及第8の実施の形態は、変形例のほんの一例に過ぎないものであり、基本的には、上記の第1の実施の形態乃至第6の実施の形態において示した構成を重複して採用しても良いものである。
【0058】
特に、ヘッドアームの下流側の構成に関しては、第2の実施の形態を例に説明しているが、第2の実施の形態の構成の代わりに、第3の実施の形態、第4の実施の形態、或いは、第6の実施の形態の構成を採用しても良いものである。
【0059】
また、上記の第6の実施の形態においては、突起部25をヘッドアーム11の上下の主面に設けているが、どちらか一方の主面にのみ設けても良いものである。
【0060】
また、上記第2の実施の形態における凸部、第3の実施の形態における突起部、第4の実施の形態における面取り部、及び、第6の実施の形態における突起部の寸法及び数は、各実施の形態に記載した寸法及び数に限られるものでないことは言うまでもなく、ヘッドアームの形状及び重量に応じて適宜変更されるものである。
【0061】
また、上記の各実施の形態においては、ヘッドアームの材質については言及していないが、通常はAlを用いるものであるが、ステンレス等の他の金属を用いても良いものである。
【0062】
ここで、再び、図1を参照して、本発明の詳細な特徴を説明する。
図1参照
(付記1) 先端部に磁気ヘッド3が取り付けられたバネ性を有したサスペンション6が取り付けられるとともにアクチュエータによって駆動される磁気ディスク装置のヘッドアーム1において、前記ヘッドアーム1の下流側の端部の一部に周期的面取り部を設けたことを特徴とする磁気ディスク装置のヘッドアーム。
(付記2) 上記ヘッドアーム1に、前記ヘッドアーム1の幅方向に対して複数個に分割したアーム穴4,5を設けたことを特徴とする付記1記載の磁気ディスク装置のヘッドアーム。
(付記3) 上記ヘッドアーム1の下流側の端部に凹凸を併せて設けたことを特徴とする磁気ディスク装置の付記1記載のヘッドアーム。
(付記4) 上記ヘッドアーム1の磁気ディスクに対向する二つの面の少なくとも一方に突起を併せて設けたことを特徴とする付記1記載の磁気ディスク装置のヘッドアーム。
(付記5) 上記ヘッドアーム1の先端部を、楔状形状にしたことを特徴とする付記1乃至4のいずれか1に記載の磁気ディスク装置のヘッドアーム。
(付記6) 上記ヘッドアーム1の上流側の端部の少なくとも一部に、面取り部を設けたことを特徴とする付記1乃至5のいずれか1に記載の磁気ディスク装置のヘッドアーム。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ヘッドアームの軽量化のために軽量化穴を設ける場合には、幅細の複数本の軽量化穴を設けているので、軽量化穴に起因する渦の発生を抑制することができ、それによって、ヘッドアームへの加振力を抑制することができるので、磁気ヘッドの位置決めを精度良く行うことができ、磁気ディスク装置の高速化・高性能化に寄与するところが大きい。
【0064】
また、本発明によれば、ヘッドアームの下流側端部或いは主面上に凹凸或いは突起部を設けているので、この凹凸或いは突起部によって発生する渦で渦を縮小・崩壊させることができ、それによって、ヘッドアームへの加振力を抑制することができるので、磁気ヘッドの位置決めを精度良く行うことができ、磁気ディスク装置の高速化・高性能化に寄与するところが大きい。
【0065】
さらに、本発明によれば、ヘッドアームの先端部を楔状にしているので、ヘッドアームの端部に沿った気流が剥離しにくくなって渦の発生を抑制することができ、それによって、ヘッドアームへの加振力を抑制することができるので、磁気ヘッドの位置決めを精度良く行うことができ、磁気ディスク装置の高速化・高性能化に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成の説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のヘッドアームの説明図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態のヘッドアームの説明図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態のヘッドアームの説明図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態のヘッドアームの説明図である。
【図6】本発明の第5の実施の形態のヘッドアームの説明図である。
【図7】本発明の第6の実施の形態のヘッドアームの説明図である。
【図8】本発明の第7の実施の形態のヘッドアームの説明図である。
【図9】本発明の第8の実施の形態のヘッドアームの説明図である。
【図10】本発明の第9の実施の形態のヘッドアームの説明図である。
【図11】従来の磁気ディスク装置の概略的斜視図である。
【図12】従来のヘッドアームの問題点の説明図である。
【図13】従来のヘッドアームの下流側の気流状態の説明図である。
【図14】従来のヘッドアームの先端部における気流状態の説明図である。
【符号の説明】
1 ヘッドアーム
2 サスペンション
3 磁気ヘッド
4 アーム穴
5 アーム穴
6 回転軸
11 ヘッドアーム
12 サスペンション
13 磁気ヘッド
14 回転軸
15 軽量化穴
16 軽量化穴
17 磁気ディスク
18 磁気ディスク
19 気流
20 渦
21 凸部
22 突起部
23 面取り部
24 楔状先端部
25 突起部
26 軽量化穴
27 軽量化穴
28 面取り部
41 ハウジング
42 スピンドルモータ
43 磁気ディスク
44 ヘッドアーム
45 サスペンション
46 磁気ヘッド
47 回転軸
48 軽量化穴
49 ヘッドアーム駆動用モータ
50 磁気ディスク
51 磁気ディスク
52 気流
53 渦
54 渦
55 渦

Claims (4)

  1. 先端部に磁気ヘッドが取り付けられたバネ性を有したサスペンションが取り付けられるとともにアクチュエータによって駆動される磁気ディスク装置のヘッドアームにおいて、前記ヘッドアームの下流側の端部の一部に周期的面取り部を設けたことを特徴とする磁気ディスク装置のヘッドアーム。
  2. 上記ヘッドアームに、前記ヘッドアームの幅方向に対して複数個に分割したアーム穴を設けたことを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置のヘッドアーム。
  3. 上記ヘッドアームの下流側の端部に凹凸を併せて設けたことを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置のヘッドアーム。
  4. 上記ヘッドアームの磁気ディスクに対向する二つの面の少なくとも一方に突起を併せて設けたことを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置のヘッドアーム。
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