JP4267009B2 - 半導体メモリおよびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は半導体メモリおよびその製造方法に関し、特にセンスアンプの一対のMOSFETが完全に対称になり、電気的なばらつきも低減できる半導体メモリおよびその製造方法に関する。
半導体メモリの微細化・高集積・高性能化に伴い、DRAMのセルサイズも縮小し、記憶容量も増加している。また高性能化に伴い動作電圧も低くなり、トランジスタの特性のばらつきが及ぼす影響が大きくなってきている。
DRAMの動作は、DRAMのセルのキャパシタに蓄積された電荷によって、ビット線の電位が微小な値で上がり、この微小な電位をセンスアンプによって増幅し、データの1、0を判定してデバイスが動作する。微細化・高集積化はDRAMのセル容量の確保を困難とし、また高速化に伴い、低電圧化が必要となり、センスアンプの役割がますます重要になってきている。
センスアンプは少なくとも一対のMOSFETで形成される半導体デバイスであり、その一対のMOSFETの特性に関しては、高い対称性が要求される。それぞれのMOSFET自体の特性のばらつきも問題となるが、センスアンプを構成するMOSFETに対しては、一対のMOSFETそれぞれの特性の差のばらつきが最も重要な問題となる。これらの特性に差があると、DRAMの微細化や電圧の低電圧化によって信号量が減少するため、特性の差が微小であっても、センスアンプの動作に影響し、誤動作が発生する可能性が大きくなる。
従来の一般的なセンスアンプの平面構造を図5に示す。図5は特許文献1(特開平6−13574)に開示されている、センスアンプを構成する一対のMOSFETの特性の差のばらつきを低減するためのセンスアンプの配置を示す模式的平面図である。
拡散層61上に、リング型のゲート電極62aと62bが形成されている。また、拡散層61上にコンタクト66、ゲート電極62内の拡散層61に対してコンタクト67aと67bが形成され、センスアンプのゲート電極62a、62b上にコンタクト68が形成されている。拡散層61の周囲は素子分離領域(STI:Shallow Trench Isolation)70とされている。
センスアンプとして動作する一対のMOSFETをMOSFET 6a、MOSFET 6bとする。MOSFET 6aではゲート電極62aを介して、コンタクト67aとコンタクト66との間で電流が流れる。MOSFET 6bではゲート電極62bを介して、コンタクト67bとコンタクト66との間で電流が流れる。コンタクト67aとコンタクト67bは拡散層61の上面における線図アンプの中心点に対して対称に配置されているため、MOSFET 6aとMOSFET 6bの特性の差のばらつきが低減される。
特開平6−13574号公報
しかしながら、特許文献1に記載の半導体メモリにおいてもゲート電極62a、62bと素子分離のための素子分離領域70までの距離が常に一定でなく、拡散層61上にゲート電極62a、62bを形成するプロセス加工工程で位置ずれが生じた場合、MOSFET 6aにおけるゲート電極62aと素子分離領域70との間の拡散層間隔64とMOSFET 6bにおけるゲート電極62bと素子分離領域70との間の拡散層間隔65とが異なり、センスアンプのMOSFET 6a側とMOSFET 6b側とが対称でなくなる。
また、拡散層61上への配置方法によっては、拡散層間隔64および拡散層間隔65につながる素子分離領域70の端部の形状が異なり、不純物プロファイルが異なる可能性がある。
少なくとも以上の2点によっても、MOSFET 6aとMOSFET 6bの特性が異なり、特性に微小の差が出てくる。DRAMの微細化・電圧の低電圧化によって、例え微小の差であってもセンスアンプの動作に影響し、誤動作の可能性が大きくなるという問題がある。
本発明の目的は、センスアンプの一対のMOSFETが形状的にも拡散層の不純物プロファイル的にも完全に対称になり、電気的なばらつきも低減できる半導体メモリおよびその製造方法を提供することにある。
本発明の半導体メモリは、
少なくとも一対のMOSFETで形成されるセンスアンプを有する半導体メモリにおいて、一対のMOSFETは互いに前記センスアンプの中心点に対して点対称となるように構成され、センスアンプに形成された拡散層がそのセンスアンプを区画する素子分離領域に接する部分にも、拡散層と素子分離領域に跨がるようにゲート電極が形成されていることを特徴とする。
拡散層と素子分離領域に跨がるように形成されたゲート電極の側端部とMOSFETのゲート電極の側端部との間隔が一対のMOSFETにおいて同じであることが望ましい。MOSFETのリング型のゲート電極に囲まれた内部とゲート電極の外部には、素子分離領域に接する端部に設けられたゲート電極を含めて層間絶縁膜が形成され、その層間絶縁膜を貫通してコンタクトが形成されていてもよく、MOSFETのリング型のゲート電極に囲まれた内部とゲート電極の外部には、それぞれ独立してポリパッドが形成され、素子分離領域に接する端部に設けられたゲート電極を含めポリパッド上に層間絶縁膜が形成され、その層間絶縁膜を貫通してコンタクトが形成されていてもよい。
本発明の半導体メモリの製造方法は、
センスアンプを区画する素子分離領域とセンスアンプを形成する拡散層とが接する領域にも、その素子分離領域とその拡散層とに跨がるようにゲート電極が形成されている半導体メモリの製造方法であって、
第1の態様では、拡散層となるシリコン基板内に素子分離領域を形成するステップと、シリコン基板上にゲート絶縁膜と、ゲート下部電極と、ゲート上部電極とを積層して形成し、ゲート上部電極上にマスク窒化膜を堆積するステップと、
フォトリソグラフィ工程とエッチング工程を用いてMOSFETのリング型のゲート電極を形成するとともに、拡散層と素子分離領域の接する部分にゲート電極を同時に形成するステップと、
シリコン基板に対してイオン注入プロセスを用いて低不純物濃度の拡散層を形成し、ゲート電極の側面にサイドウォール絶縁膜を形成し、シリコン基板に対してイオン注入プロセスを用いて高不純物濃度の拡散層を形成し、全体に層間絶縁膜を堆積して平坦化するステップと、通常のフォトリソグラフィ工程とエッチング工程を用いてリング型のゲート電極内にコンタクトホールを開口し、Wを埋め込んでコンタクトを形成するステップとを有することを特徴とする。
第2の態様では、拡散層となるシリコン基板内に素子分離領域を形成するステップと、シリコン基板上にゲート絶縁膜と、ゲート下部電極と、ゲート上部電極とを積層して形成し、ゲート上部電極上にマスク窒化膜を堆積するステップと、
フォトリソグラフィ工程とエッチング工程を用いてリング型のゲート電極を形成するとともに、拡散層と素子分離領域の接する部分にゲート電極を同時に形成するステップと、
シリコン基板に対してイオン注入プロセスを用いて、低不純物濃度の拡散層を形成し、ゲート電極の側面にサイドウォール絶縁膜を形成し、シリコン基板に対してイオン注入プロセスを用いて、高不純物濃度の拡散層を形成し、全体にポリシリコンを堆積して平坦化するステップと、
ポリシリコンからポリパッドを形成し、第1の層間絶縁膜を堆積して平坦化するステップと、第1の層間絶縁膜を用いてゲート電極を形成するマスクを形成し、拡散層と素子分離領域の接する部分に形成されたゲート電極のセンスアンプと反対側となる側壁を形成し、ゲート上部電極、およびゲート下部電極をエッチングするステップと、
第1の層間絶縁膜上に第2の層間絶縁膜を堆積して平坦化し、通常のフォトリソグラフィ工程とエッチング工程を用いてリング型のゲート電極内のポリシリコン上にコンタクトホールを開口し、Wを埋め込んでコンタクトを形成するステップとを有することを特徴とする。
リング型のゲート電極内のコンタクト形成するステップと同時に、拡散層上のコンタクトおよびゲート電極上のコンタクトを同時に形成してもよい。
本発明は、少なくとも一対のMOSFETで形成されるセンスアンプにおいて、センスアンプを形成する拡散層端部にも、素子分離領域を跨ぐようにゲート電極を形成し、またこのゲート電極の少なくとも一部をセンスアンプを構成するゲート電極と同一のリソグラフィー工程で形成することにより、一対のMOSFETが形状的にも、拡散層の不純物プロファイル的にも完全に対称になり、電気的なばらつきも低減できる。
本発明の半導体メモリの製造方法で作られた半導体メモリでは、少なくとも一対のMOSFETで形成されるセンスアンプを有するDRAMの高集積化・微細化・高性能化・低電圧化に対して、センスアンプの動作に関しても誤動作の可能性が低減し、半導体メモリの信頼性が向上するという効果がある。
それは、センスアンプを形成する拡散層端部にも、素子分離領域を跨ぐようにゲート電極が形成され、またこのゲート電極の少なくとも一部をセンスアンプを構成するゲート電極と同一のリソグラフィー工程で形成することにより、一対のMOSFETが形状的にも、また拡散層の不純物プロファイル的にも完全に対称になり、電気的なばらつきも低減できるからである。
本発明は、半導体素子を製造する工程における、プロセスばらつきに対して、少なくとも一対のMOSFETを有するセンスアンプの特性に関して、特性のばらつきを低減する、センスアンプの構造およびその製造方法に関するものである。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態の半導体メモリのセンスアンプの構成を示す模式的部分平面図である。センスアンプ1の拡散層11上に、リング型のゲート電極12a、12bが形成されている。また拡散層11から素子分離領域(STI)20の端部にまたがって、センスアンプ1と同時に形成した拡散層端のゲート電極13が形成されている。
拡散層11上にコンタクト16、ゲート電極12a、12b内の拡散層11に対してコンタクト17a、17b、およびセンスアンプのゲート電極12a、12b上にコンタクト18が形成されている。
センスアンプとして動作する一対のMOSFETをMOSFET 2a、MOSFET 2bとする。MOSFET 2aではゲート電極12aを介して、コンタクト17aとコンタクト16との間に電流が流れる。MOSFET 2bではゲート電極12bを介して、コンタクト17bとコンタクト16との間で電流が流れる。すべてはセンスアンプ1の中心点について対称に配置され、また、拡散層端のゲート電極13を配置する。ゲート電極12aおよびゲート電極12bと拡散層端のゲート電極13は同じ製造プロセスで形成されるため、ゲート電極12aおよびゲート電極12bと拡散層端のゲート電極13とのゲート電極間隔14および15を同じ値とすることができる。
また、拡散層11の不純物プロファイルも拡散層端のゲート電極13があるので素子分離領域20端部の影響を受けないため、MOSFET 2aおよびMOSFET 2bが完全に対称になり、特性のばらつきを低減できる。
さらに、拡散層端のゲート電極13上に所定電位を与えることにより、拡散層端の電界が一定となり、電気的なばらつきを、一層、低減できる。所定電位としては接地電位を与えることが多いが、特に接地電位に限定されるものではない。
次に、本発明の第1の実施の形態の半導体メモリの製造方法を図面を参照して説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態の半導体メモリの製造方法を示す図1のX−X断面の模式図である。図2(a)はシリコン基板上にゲート絶縁膜、ゲート電極、マスク窒化膜を積層した状態を示す模式的断面図であり、図2(b)はシリコン基板上にゲート電極と拡散層端のゲート電極を形成した状態を示す模式的断面図であり、図2(c)は拡散層とサイドウォール絶縁膜を形成して層間絶縁膜を堆積した状態を示す模式的断面図であり、図2(d)はリング型のゲート電極内にコンタクトを形成した状態を示す模式的断面図である。
まず、図2(a)に示すように、拡散層11となるシリコン基板30内に素子分離領域(STI)20を形成する。次にシリコン基板30上にゲート絶縁膜31を形成し、その上にゲート下部電極32としてポリシリコンを70nm、およびゲート上部電極33としてW(タングステン)/WN(窒化タングステン)を100nm形成する。次にゲート上部電極33上にゲート電極加工用および、セル部のセルコンタクト形成時に必要となるマスク窒化膜34を120nm堆積する。
次に、図2(b)に示すように、公知のフォトリソグラフィ工程とエッチング工程を用いてゲート電極12を形成する。このとき拡散層・素子分離領域端の部分に拡散層端のゲート電極13も同時に形成する。次に図2(c)に示すように、拡散層11となるシリコン基板30に対してイオン注入プロセスを用いて、低不純物濃度の拡散層35を形成する。
次に、ゲート電極12の側面にサイドウォール絶縁膜36を70nm程度形成し、次に拡散層11となるシリコン基板30に対してイオン注入プロセスを用いて、高不純物濃度の拡散層37を形成する。次に層間絶縁膜38を堆積し、公知の平坦化方法を用いて平坦化する。
次に、図2(d)に示すように、MOSFETビット線を接続するために通常のフォトリソグラフィ工程とエッチング工程を用いてコンタクトホールを開口し、Wを埋め込んで、Wプラグを形成し、リング型のゲート電極12内のコンタクト17を形成する。このとき拡散層上のコンタクト16およびゲート電極12上のコンタクト18を同時に形成しても構わないし、別々に形成しても本発明の半導体メモリに関しては関係ない。
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。図3は本発明の第2の実施の形態の半導体メモリのセンスアンプの構成を示す模式的部分平面図である。
センスアンプ4の拡散層41上に、リング型のゲート電極42a、42bが形成されている。また拡散層41と素子分離領域(STI)60の接する端部には、拡散層端のゲート電極51が形成されている。この拡散層端のゲート電極51のセンスアンプ側の辺43は、今回は図示していないが、DRAMのセル部のゲート電極および、先ほど示したリング型のゲート電極42と同時に形成される。
リング型のゲート電極42a、42bの内側および、リング型のゲート電極42a、42bと拡散層端に形成されたゲート電極51との間の部分に、ポリパッド54が形成されている。ポリパッド54の形成後に、拡散層端に形成されるゲート電極51のセンスアンプと、反対側のゲート電極の辺52と、今回図示していない周辺のゲート電極とを同時に形成する。
ポリパッド54上にコンタクト46およびリング型のゲート電極42内部に形成されたポリパッド54上に対してコンタクト47a、47bおよびセンスアンプ4のリング型のゲート電極42a、42b上にコンタクト48が形成されている。構造的には本発明の第1の実施の形態と同様になり、MOSFET 5aとMOSFET 5bとが完全に対称になり、特性のばらつきを低減できる。
次に、本発明の第2の実施の形態の製造方法を図面を参照して説明する。図4‐1、図4‐2は本発明の第2の実施の形態の半導体メモリの製造方法を示す図3のY−Y断面の模式図である。
図4‐1(a)はシリコン基板上にゲート絶縁膜、ゲート電極、マスク窒化膜を積層した状態を示す模式的断面図であり、図4‐1(b)はシリコン基板上にゲート電極と拡散層端のゲート電極を形成した状態を示す模式的断面図であり、図4‐1(c)は拡散層とサイドウォール絶縁膜を形成してポリシリコンを堆積した状態を示す模式的断面図であり、図4‐1(d)はポリシリコンからポリパッドを形成した状態を示す模式的断面図である。
図4‐2(e)は第1の層間絶縁膜を堆積した状態を示す模式的断面図であり、図4‐2(f)は第1の層間絶縁膜からゲート電極を形成するマスクを形成した状態を示す模式的断面図であり、図4‐2(g)はマスクによりゲート上部電極、およびゲート下部電極をエッチングした状態を示す模式的断面図であり、図4‐2(h)は第2の層間絶縁膜を堆積しリング型のゲート電極内にコンタクトを形成した状態を示す模式的断面図である。
図4‐1(a)に示すように、はじめにシリコン基板60内に素子分離領域(STI)50を形成する。次にシリコン基板60上にゲート絶縁膜61を形成し、その上にゲート下部電極62としてポリシリコンを70nmおよびゲート上部電極63としてW/WNを100nm形成する。次にゲート上部電極63上にゲート電極加工用および、セル部のセルコン形成時に必要となるマスク窒化膜64を120nm堆積する。
次に、図4‐1(b)に示すように、公知のフォトリソグラフィ工程とエッチング工程を用いてゲート電極42を形成する。このとき同時に拡散層41と素子分離領域50端部とに跨って形成されるゲート電極51のセンスアンプ側のゲート電極の辺43も同時に形成する。
次に、図4‐1(c)に示すように、拡散層41となるシリコン基板60に対してイオン注入プロセスを用いて、低不純物濃度の拡散層65を形成する。次にゲート電極42、および拡散層・素子分離領域端の部分に形成されるゲート電極51のセンスアンプ側のゲート電極51の辺43の側面にサイドウォール絶縁膜66を70nm程度形成し、次に低不純物濃度拡散層65に対してイオン注入プロセスを用いて、高不純物濃度の拡散層67を形成する。次にポリパッド54となるポリシリコン53を堆積する。
次に、図4‐1(d)に示すように、公知のフォトリソグラフィ工程とエッチング工程を用いてポリシリコン53からポリパッド54を形成する。
次に図4‐2(e)に示すように、第1の層間絶縁膜68を堆積し、公知の平坦化方法を用いて平坦化する。
次に、図4‐2(f)に示すように、公知のフォトリソグラフィ工程とエッチング工程を用いて拡散層41と素子分離領域50端部とに跨って形成される拡散層端のゲート電極51を形成するマスクを形成する。このとき、先に形成したセンスアンプ内にはマスクし、拡散層端のゲート電極51の酸化膜および窒化膜を残す。また拡散層端のゲート電極51のセンスアンプと反対側のゲート電極の辺52を形成する。
次に、図4‐2(g)に示すように、第1の層間絶縁膜68をマスクに、拡散層端のゲート電極51のゲート上部電極63、およびゲート下部電極62をエッチングする。
次に、図4‐2(h)に示すように、第2の層間絶縁膜69を堆積し、公知の平坦化方法を用いて平坦化する。次にMOSFETビット線を接続するために通常のフォトリソグラフィ工程とエッチング工程を用いてポリシリコン上にコンタクトホールを開口し、Wを埋め込み、Wプラグを形成し、リング型のゲート電極42内のポリパッド上にコンタクト47a、47bを形成する。このとき同時に拡散層上のポリパッド上のコンタクト46およびゲート電極42上のコンタクト48を同時に形成しても構わないし、別々に形成しても本発明の半導体メモリに関しては関係ない。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明はこれら実施形態に限定されることはなく、発明の本旨を逸脱しない限り、種々の変形が可能であることは勿論である。
図1は本発明の第1の実施の形態の半導体メモリのセンスアンプの構成を示す模式的部分平面図である。 本発明の第1の実施の形態の半導体メモリの製造方法を示す図1のX−X断面の模式図であり、(a)はシリコン基板上にゲート絶縁膜、ゲート電極、マスク窒化膜を積層した状態を示す模式的断面図であり、(b)はシリコン基板上にゲート電極と拡散層端のゲート電極を形成した状態を示す模式的断面図であり、(c)は拡散層とサイドウォール絶縁膜を形成して層間絶縁膜を堆積した状態を示す模式的断面図であり、(d)はリング型のゲート電極内にコンタクトを形成した状態を示す模式的断面図である。 は本発明の第2の実施の形態の半導体メモリのセンスアンプの構成を示す模式的部分平面図である。 本発明の第2の実施の形態の半導体メモリの製造方法を示す図3のY−Y断面の模式図であり、(a)はシリコン基板上にゲート絶縁膜、ゲート電極、マスク窒化膜を積層した状態を示す模式的断面図であり、(b)はシリコン基板上にゲート電極と拡散層端のゲート電極を形成した状態を示す模式的断面図であり、(c)は拡散層とサイドウォール絶縁膜を形成してポリシリコンを堆積した状態を示す模式的断面図であり、(d)はポリシリコンからポリパッドを形成した状態を示す模式的断面図である。 本発明の第2の実施の形態の半導体メモリの製造方法を示す図3のY−Y断面の模式図であり、(e)は第1の層間絶縁膜を堆積した状態を示す模式的断面図であり、(f)は第1の層間絶縁膜からゲート電極を形成するマスクを形成した状態を示す模式的断面図であり、(g)はマスクによりゲート上部電極、およびゲート下部電極をエッチングした状態を示す模式的断面図であり、(h)は第2の層間絶縁膜を堆積しリング型のゲート電極内にコンタクトを形成した状態を示す模式的断面図である。 特開平6−13574に開示されているセンスアンプを構成する一対のMOSFETのばらつきを低減するセンスアンプの配置を示す模式的平面図である。
符号の説明
1、4 センスアンプ
2a、2b、5a、5b、6a、6b MOSFET
11、41、61 拡散層
12、12a、12b、42、62a、62b ゲート電極
13、51 拡散層端のゲート電極
14、15、44、45 ゲート電極間隔
16、17、17a、17b、18、38、46、47a、47b、48、66、67a、67b、68 コンタクト
20、50、70 素子分離領域(STI)
30、60 シリコン基板
31、61 ゲート絶縁膜
32、62 ゲート下部電極
33、63 ゲート上部電極
34、64 マスク窒化膜
35、65 低不純物濃度拡散層
36、66 サイドウォール絶縁膜
37、67 高不純物濃度拡散層
38 層間絶縁膜
43 センスアンプ側のゲート電極の辺
52 センスアンプと反対側のゲート電極の辺
53 ポリシリコン
54 ポリパッド
64、65 拡散層間隔
68 第1の層間絶縁膜
69 第2の層間絶縁膜

Claims (12)

  1. 半導体基板上に形成された素子分離領域
    前記素子分離領域によって区画された拡散層と、
    前記拡散層上に形成され、センスアンプを形成する少なくとも一対のMOSFETと、
    前記素子分離領域と前記拡散層とに跨るように形成された一対のゲート電極とを有し、
    前記一対のMOSFETは、互いに前記センスアンプの中心に対して点対称となるように配置され、かつ、第1のリング型のゲート電極と第2のリング型のゲート電極とを備え、
    前記一対のゲート電極は、前記第1のリング型のゲート電極の一辺と対向する第1のゲート電極と前記第2のリング型のゲート電極の一辺と対向する第2のゲート電極とを備え、
    前記第1のリング型のゲート電極の側端部と前記第1のゲート電極の側端部との間隔が、前記第2のリング型のゲート電極の側端部と前記第2のゲート電極の側端部との間隔と等しいことを特徴とする半導体メモリ。
  2. 前記第1及び第2のリング型のゲート電極と前記第1及び第2のゲート電極とを覆うように前記半導体基板上に形成された層間絶縁膜を備え、
    前記層間絶縁膜を貫通する複数のコンタクトを有することを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリ。
  3. 前記第1及び第2のリング型のゲート電極に囲まれた内部と前記第1及び第2のリング型のゲート電極の外部とにはそれぞれ独立してポリパッドが形成され、
    前記第1及び第2のリング型のゲート電極、前記第1及び第2のゲート電極及び前記ポリパッドを覆うように形成された層間絶縁膜を備え、
    前記層間絶縁膜を貫通する複数のコンタクトを有することを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリ。
  4. 前記複数のコンタクトが、前記センスアンプの中心に対して点対称となるように配置されることを特徴とする請求項2又は3に記載の半導体メモリ。
  5. 前記一対のゲート電極には、所定の電位が与えられることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の半導体メモリ。
  6. 前記所定の電位は、接地電位であることを特徴とする請求項5に記載の半導体メモリ。
  7. 前記素子分離領域がシャロートレンチアイソレーション領域であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の半導体メモリ
  8. 半導体基板上に素子分離領域を形成する工程と、
    該素子分離領域よって区画された第1の領域上に、センスアンプを形成する少なくとも一対のMOSFETのゲート電極と、前記素子分離領域と前記第1の領域とに跨る一対のゲート電極とを同時に形成するゲート電極形成工程とを備え、
    前記一対のMOSFETは互いに前記センスアンプの中心に対して点対称となるように配置され、かつ、第1のリング型のゲート電極と第2のリング型のゲート電極とを備え、
    前記一対のゲート電極は、前記第1のリング型のゲート電極の一辺と対向する第1のゲート電極と前記第2のリング型のゲート電極の一辺と対向する第2のゲート電極とを備え、
    前記第1のリング型のゲート電極の側端部と前記第1のゲート電極の側端部との間隔が前記第2のリング型のゲート電極の側端部と前記第2のゲート電極の側端部との間隔と同じになるように形成されることを特徴とする半導体メモリの製造方法。
  9. 前記ゲート電極形成工程の後に、
    前記第1の領域に不純物を注入し拡散層を形成する拡散層形成工程を有することを特徴とする請求項8に記載の半導体メモリの製造方法
  10. 前記拡散層形成工程の後に、
    前記第1及び第2のリング型のゲート電極と前記第1及び第2のゲート電極とを覆うように前記半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記層間絶縁膜を貫通する複数のコンタクトを形成する工程とを有し、
    前記複数のコンタクトは、前記センスアンプの中心に対して点対称となるように配置されることを特徴とする請求項9に記載の半導体メモリの製造方法
  11. 前記拡散層形成工程の後に、
    前記第1及び第2のリング型のゲート電極に囲まれた内部と前記第1及び第2のリング型ゲート電極の外部とにそれぞれ独立してポリパッドを形成する工程と、
    前記第1及び第2のリング型のゲート電極、前記第1及び第2のゲート電極及び前記ポリパッドを覆うように前期半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記層間絶縁膜を貫通する複数のコンタクトを形成する工程とを有し
    前記複数のコンタクトは、前記センスアンプの中心に対して点対称となるように配置されることを特徴とする請求項9に記載の半導体メモリの製造方法。
  12. 前記素子分離領域がシャロートレンチアイソレーション領域であることを特徴とする請求項8乃至11のいずれか一項に記載の半導体メモリの製造方法。
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