JP4266475B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ等の画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像読取装置における原稿押圧手段のアース取りの構成を図9に示すが、従来は図9(a)に示すように圧縮バネT1の端部を引き伸ばして直接ビス止めするか、図9(b)に示すように板バネT2をボスT3に差し込んだ後に圧縮バネT1を組み込む構造が採用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図9(a)に示す構成では、部品コストがアップする上、組立性が悪かった。又、図9(b)に示す構成では、板金の形状が複雑になる上、圧縮バネT1の仮固定をしようとすると接触不良が起こり、仮固定をしないと組立性が非常に悪くなるという問題があった。
【0004】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、原稿搬送の左右バランスを崩すことなく、原稿押圧手段の確実なアース取りと組込性の向上を図ることができる画像読取装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、原稿を搬送して該原稿に記載された情報を読み取る画像読取装置において、
原稿を搬送するための原稿搬送手段と、原稿をガイドするための上原稿ガイドと、読取面上に搬送された前記原稿に記載された情報を光学的に読み取るための読取手段と、該読取手段に原稿を押圧する原稿押圧手段と、該原稿押圧手段に平面度を確保するための金属部と、前記原稿押圧手段の押圧のための圧縮バネと、前記上原稿ガイドの上部でビス止めされる板金板バネと、前記上原稿ガイドの前記原稿押圧手段取付部の長手方向略中心に圧縮バネを仮固定及び規制するための円錐ボスとを有し、
前記板金板バネと前記圧縮バネを前記上原稿ガイドを挟んで接触部以外は上下に隔離させ、前記上原稿ガイドに前記板金板バネと前記圧縮バネを接触させるためのスリットを形成し、前記接触部を搬送原稿の幅方向略中心に位置せしめたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0007】
先ず、図7及び図8に基づいてファクシミリ装置の概略構成を説明する。
【0008】
図7はファクシミリ装置の断面図、図8は同ファクシミリ装置の斜視図であり、図中、1は装置本体であって、該装置本体1は読取対象としての原稿Sの画像を読み取る画像読取部2と記録対象としての記録紙Pに画像を記録する画像記録部10とで構成されている。
【0009】
上記画像読取部2は、複数枚の原稿Sを載置可能な原稿載置台8aを有する上面カバー8と、原稿Sの画像情報を読み取る読取手段としての密着型イメージセンサ4と、該密着型イメージセンサ4に原稿Sを押圧する原稿押圧手段5と、前記原稿載置台8a上に載置された原稿Sを1枚ずつ順次給送して前記密着型イメージセンサ4を介して搬出する原稿搬送部3と、原稿Sの搬送経路を形成する上原稿ガイド6及び下原稿ガイド7を有している。
【0010】
前記原稿載置台8aを有する上面カバー8は、後述するプロセスカートリッジ11e(図7参照)の交換やジャム処理が容易に行えるように、装置本体1に対して開閉可能に取り付けられている。又、原稿載置台8aには原稿Sの搬送方向と直交する幅方向にスライド可能なスライダ8bが設けられており、該スライダ8bにより原稿載置台8a上に載置された原稿Sの両端を揃えることができる。
【0011】
読取手段としての前記密着型イメージセンサ4は、光源としてのLEDアレイから原稿Sの画像情報面に光を照射し、該画像情報面で反射した反射光をセルフォックレンズ(登録商標)でセンサ素子に結像して画像情報を読み取るものである。
【0012】
前記画像記録部10は、記録対象としての記録紙Pを積載する記録紙積載部23と、該記録紙積載部23から記録紙Pを1枚ずつ順次給送する記録紙給送部12と、給送された記録紙Pに画像を記録形成する画像形成部11と、該画像形成部11に画像情報としてのレーザー光を照射するレーザースキャナ13と、読み取り終了後に排出される記録紙Pを積載保持する共用排出トレイ19(図8参照)と、記録後にUターン排出される記録紙Pを積載保持する記録紙排出台18と、搬送される記録紙Pを案内支持する搬送ガイド17とを有している。
【0013】
前記記録紙給送部12は給送が開始されると、分離ローラ12bに圧接された記録紙Pを該分離ローラ12bとこれに圧接された分離パッド12aによって1枚ずつに分離した後、搬送ローラ12cとこれに圧接されて従動回転する搬送コロ12dによって、画像形成部11にて形成された画像(トナー像)の先端と該記録紙Pの先端が一致するようにタイミングを合わせて画像形成部11の感光ドラム11aと転写手段11fとの間に記録紙Pを搬送する。
【0014】
尚、記録紙積載部23は複数枚の記録紙Pを積載することが可能であり、記録紙セット可能枚数を約100枚程度としている。又、積載セット可能な記録紙PのサイズはA4サイズとレターサイズ及びリーガルサイズの3種類としている。但し、記録紙セット可能枚数及び積載セット可能な記録紙のサイズは上記のものに限定されるものではない。
【0015】
而して、前記画像形成部11では、先ず、画像信号に基づいてレーザースキャナ13のレーザービーム発振器から画像信号であるレーザー光が照射される。このレーザー光はポリゴンミラー13b、レンズ13a及び折り返しミラー13cによって画像形成部11の感光ドラム11aに照射され、該感光ドラム11aの表面に潜像が形成される。
【0016】
前記画像形成部11においては、感光ドラム11aとこれに作用するプロセス手段としての帯電手段11b、現像手段11c及びクリーニング手段11dとが枠体内に組み込まれてプロセスカートリッジ11eが形成され、このプロセスカートリッジ11eは装置本体1に対して着脱自在に構成されている。従って、前述した画像形成時には、帯電手段11bにより均一に帯電された感光ドラム11aの表面にレーザースキャナ13からレーザー光が照射されて潜像が形成され、この潜像が現像手段11cから供給されるトナーによって現像されてトナー像として顕像化される。
【0017】
又、画像形成部11において、感光ドラム11aの周辺部には、該感光ドラム11aの表面に形成されたトナー像を記録紙Pに転写するための転写手段11fが配置されており、感光ドラム11aよりも下流側の記録紙搬送経路には転写されたトナー像を記録紙Pに定着させるための定着手段14が配置されている。尚、図7において、15,16は排出ローラ対である。
【0018】
而して、記録紙積載部23から画像形成部11にタイミングを合わせて給送された記録紙Pは、前記転写手段11fにより感光ドラム11a表面に形成されたトナー像の転写を受けた後、搬送ガイド17に沿って搬送され、前記定着手段14により前記トナー像が定着されて排出ローラ対15により前記共用排出トレイ19或はUターンパスを介して排出ローラ対16により記録紙排出台18に排出される。
【0019】
尚、記録中にジャムが発生した場合には、前記原稿載置台8aを有する上面カバー8の開閉バーを開けることによって装置本体1の内部に滞留している記録紙Pを容易に取り出すことができる。
【0020】
次に、本発明に係る画像読取装置の構成及び動作を図1〜図6に基づいて説明する。
【0021】
図1は原稿押圧手段と白地アース板の接触部を示す要部斜視図、図2は原稿押圧手段と上原稿ガイドとの結合部を示す要部斜視図、図3は原稿押圧手段の構成図であって、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は正面図、(d)は(c)のA−A線断面図、図4は画像読取装置の断面図、図5は原稿押圧手段を上原稿ガイドに組み付けた状態の上原稿ガイドユニットの上面図、図6(a)〜(e)は原稿押圧手段と白地アースの取付構造の種々の形態を示す模式的断面図(図5のB−B線断面図)である。
【0022】
先ず、図4に基づいて画像読取部2の構成を原稿の流れに沿って説明する。
【0023】
図4に示すように、画像読取部2では、原稿載置台8a(図7及び図8参照)上に原稿Sを積載するときに該原稿Sの先端が分離ローラ3aとこれに圧接された予備圧接アーム3hに挟まれ、ストッパ3gのストップ面に突き当たり、原稿Sをそれ以上奥には突っ込めないようになっている。このようにして原稿Sがセットされた後、該原稿Sの搬送をスタートするとストッパ3gが給紙コロ3cにより開放され、原稿Sは分離ローラ3aとこれに圧接された予備圧接アーム3hによって摩擦片3b部まで送られる。そして、原稿Sは分離ローラ3aとこれに圧接された摩擦片3bにより1枚ずつ分離されて給送される。この1枚に分離された原稿Sは更に押圧バネ3iにより押圧された給紙コロ3cに圧接された給紙ローラ3d等によって密着型イメージセンサ4に搬送され、後述する原稿押圧手段5により密着型イメージセンサ4に密着されつつ、順次ライン送りされながら画像情報が読み取られる。その後、原稿Sは、押圧バネ3iにより押圧された排紙コロ3eに圧接された排紙ローラ3fによって共用排紙トレイ19(図8参照)に排出され、この間、原稿Sは上原稿ガイド6と下原稿ガイド7によりガイドされる。
【0024】
尚、上原稿ガイド6側にはストッパ3g、予備圧接アーム3h、摩擦片3b、給紙コロ3c、排紙コロ3e、押圧バネ3i、原稿押圧手段5等が設けられており、下原稿ガイド7側には分離ローラ3a、給紙ローラ3d、排紙ローラ3f、密着型イメージセンサ4等が設けられている。そして、上原稿ガイド6側は下原稿ガイド7側に対して図4の矢印方向に開閉可能になっている。従って、ジャム等が発生した場合には、上原稿ガイド6側を開くことにより原稿搬送路が開放され、これによってジャム処理が容易に行えるようになっている。
【0025】
次に、前記原稿押圧手段5について詳述する。
【0026】
図2及び図3において、5は原稿押圧手段であり、これは原稿Sを密着型イメージセンサ4に押圧するためのものである。この原稿押圧手段5は、白地シート5aと、該白地シート5aを介して原稿Sを密着型イメージセンサ4の読取面上に押圧する原稿押圧部材5bとで構成され、白地シート5aと原稿押圧部材5bは両面テープによって結合されている。尚、白地シート5aと原稿押圧部材5bの結合方法はこれに限定されるものではなく、両面テープ以外のその他の粘着剤(アクリル系、ゴム系粘着剤)或は接着剤により結合しても良い。
【0027】
ところで、白地シート5aは、図1及び図2に示すように、その長手方向両端(原稿搬送方向と直交する幅方向両端)に上原稿ガイド6への取付部となる取付孔5a1が形成されている。この白地シート5aは変形自在であり、具体的にはポリエステルフィルム、合成紙(ユポ)、ポリカーボネートシート、塩化ビニルシート等で構成されている。
【0028】
そして、上原稿ガイド6には、前記白地シート5aの取付孔5a1を引っ掛けて支持するための引っ掛け部としての三角リブ6aが設けられている(図1、図2及び図5参照)。
【0029】
又、図2に示すように、前記三角リブ6aには、前記白地シート5aの取付孔5a1の抜け止めのための抜け止め部6bと、原稿押圧手段5を上原稿ガイド6へ取り付けるときに白地シート5aの取付孔5a1を案内するための斜面6cが形成されている。
【0030】
従って、原稿押圧手段5の上原稿ガイド6への取り付けは、白地シート5aの取付孔5a1を三角リブ6aの斜面6cに沿って押し込み、この押し込みによって長手方向内側に撓んだ白地シート5aの取付孔5a1を長手方向外側に向かって開いて三角リブ6aに差し込むことによって容易になされる。
【0031】
前述のように原稿押圧部材5bは白地シート5aに両面テープによって結合されており、該原稿押圧部材5bが結合された変形自在な白地シート5aを上原稿ガイド6の所定位置に押し込み、その取付孔5a1を上原稿ガイド6の三角リブ6aに差し込むだけで原稿押圧手段5を上原稿ガイド6に簡単に取り付けることができる。
【0032】
又、原稿押圧手段5は、所定の範囲内でどこからも規制を受けないように、その長手方向両端(白地シート5aの取付孔5a1)が上原稿ガイド6の三角リブ6aに支持されている。本実施の形態に係る原稿押圧手段5は、図4に示すように、上原稿ガイド6を閉めたときに密着型イメージセンサ4の読取面上に乗り、この状態において所定の範囲内で原稿搬送方向上流側と下流側及び原稿搬送方向と垂直な方向から規制を受けないように構成されている。
【0033】
ここで、原稿押圧手段5が規制を受けない範囲とは、白地シート5aの取付孔5a1と上原稿ガイド6の三角リブ6aとの間の遊び分である。この白地シート5aの取付孔5a1と上原稿ガイド6の三角リブ6aとの間の遊びは、前述のように原稿押圧手段5が密着型イメージセンサ4の読取面上に乗った状態において、図2に示すように取付孔5a1と三角リブ6aとの間に形成される隙間t1〜t4である。尚、本実施の形態では、原稿搬送方向上流側と下流側の隙間t1,t2はそれぞれ約0.05mm〜0.5mm程度、原稿搬送方向と垂直な方向の隙間t3,t4はそれぞれ約0.5mm〜5mm程度に設定されている。
【0034】
以上の構成により、白地シート5aの取付孔5a1と上原稿ガイド6の三角リブ6aとの間の遊び(隙間t1〜t4)の範囲内で、原稿押圧手段5は原稿搬送方向上流側と下流側及び原稿搬送方向と垂直な方向に規制を受けないため、密着型イメージセンサ4の読取面に対して原稿Sを自由自在に押圧することができ、該原稿Sをより確実に密着型イメージセンサ4の読取面上に密着させることができる。
【0035】
次に、原稿押圧手段5の原稿押圧部材5bのアースを取るための構成を図1、図5及び図6に示す。
【0036】
図1において、3jは白地アース板バネ、3kは白地アース圧縮バネであり、アースの接触構造は、白地アース圧縮バネ3kと白地アース板バネ3jのバネ力によって原稿押圧部材5bと白地アース圧縮バネ3kが圧接されることによって構成されている。又、白地アース圧縮バネ3kと原稿押圧部材5bも前記バネ力によって圧接されている。尚、白地アース板バネ3jはビス孔3j1に挿通するビス30(図5参照)によって上原稿台6に固定されている。
【0037】
図5は上原稿ガイドユニットの上面図であり、白地アース板バネ3jは上原稿ガイド6に形成されたスリット6dを介して図1に示す白地アース圧縮バネ3kと接触している。白地アース板バネ3jはビス止め部でコロ押圧板バネ3n1と接触し、コロ軸3mを介してコロ押圧板バネ3n2に接触することによってグランド線Gにアースが落ちるように構成されている。ここで、白地アース板バネ3jを搬送幅方向の中心で接触させることによって押圧バランスを崩さない接触が可能である。
【0038】
図6に上記アース構成の組立要領を示す。
【0039】
図6(a)に示す上原稿ガイド6において、6eは円錐のボス、6dはスリットであり、スリット6dの長手方向の幅は円錐ボス6eの根元直径より大きく設定されている。
【0040】
而して、先ず図6(b)に示すように白地アース圧縮バネ3kを▲1▼方向に差し込むと、該白地アース圧縮バネ3kは円錐ボス6eとバネ内径の嵌め合いにより仮固定される。次に、図6(c)に示すように原稿押圧手段5を▲2▼方向に組み込む。このとき、前述のように白地アース圧縮バネ3kは仮固定されているため、上原稿ガイド6を裏返さなくてもこれを組み込むことができる。尚、原稿押圧手段5の組込方法は前述したため、これについての説明は省略する。
【0041】
次に、図6(d)に示すように、白地アース板バネ3jを▲3▼方向に上原稿ガイド6のスリット6dに差し込む。すると、白地アース圧縮バネ3kは白地アース板バネ3jと接触する。このようにして、白地アース圧縮バネ3kの仮固定と確実なアースの接触が可能となる。
【0042】
以上説明したように、原稿押圧手段5の取り付けは上原稿ガイド6の上部で行われるため、白地アース圧縮バネ3kが仮固定されていない場合には組み込み時にこれが落ちてしまう。又、組み込んでからでは白地アース圧縮バネ3kが正規の位置にあるかどうか確認しづらい。
【0043】
而して、本実施の形態によれば、搬送の左右のバランスを崩すことなく、白地アース圧縮バネ3kの確実な接触と組込性の大幅な向上を同時に実現することができる。
【0044】
尚、以上の実施の形態では、1つの原稿押圧手段について例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、金属を用いた原稿押圧手段に適用可能であることは勿論である。
【0045】
又、以上の実施の形態では、画像読取装置としてファクシミリ装置を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば複写機等の画像形成装置における画像読取装置に本発明を適用することによって前記と同様の効果を得ることができる。
【0046】
更に、以上の実施の形態では、記録方式として電子写真方式を例示したが、これに限定されるものではなく、例えばインクジェット方式等の他の記録方式であっても良い。
【0047】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、画像読取装置において、板金板バネと圧縮バネを上原稿ガイドを挟んで接触部以外は上下に隔離させ、前記上原稿ガイドに前記板金板バネと前記圧縮バネを接触させるためのスリットを形成し、前記接触部を搬送原稿の幅方向略中心に位置せしめたため、原稿搬送の左右バランスを崩すことなく、原稿押圧手段の確実なアース取りと組込性の向上を図ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】原稿押圧手段と白地アース板の接触部を示す要部斜視図である。
【図2】原稿押圧手段と上原稿ガイドとの結合部を示す要部斜視図である。
【図3】原稿押圧手段の構成図である。
【図4】画像読取装置の断面図である。
【図5】原稿押圧手段を上原稿ガイドに組み付けた状態の上原稿ガイドユニットの上面図である。
【図6】原稿押圧手段と白地アースの取付構造の種々の形態を示す模式断面図(図5のB−B線断面図)である。
【図7】本発明に係るファクシミリ装置の断面図である。
【図8】本発明に係るファクシミリ装置の斜視図である。
【図9】従来の原稿押圧手段のアース取りの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 装置本体
2 画像読取部
3 原稿搬送部(原稿搬送手段)
3j 白地アース板バネ(板金板バネ)
3k 白地アース圧縮バネ(圧縮バネ)
4 密着型イメージセンサ(読取手段)
5 原稿押圧手段
5a 白地シート
5b 原稿押圧部材(金属部)
6 上原稿ガイド
6d スリット
6e 円錐ボス
S 原稿

Claims (1)

  1. 原稿を搬送して該原稿に記載された情報を読み取る画像読取装置において、
    原稿を搬送するための原稿搬送手段と、原稿をガイドするための上原稿ガイドと、読取面上に搬送された前記原稿に記載された情報を光学的に読み取るための読取手段と、該読取手段に原稿を押圧する原稿押圧手段と、該原稿押圧手段に平面度を確保するための金属部と、前記原稿押圧手段の押圧のための圧縮バネと、前記上原稿ガイドの上部でビス止めされる板金板バネと、前記上原稿ガイドの前記原稿押圧手段取付部の長手方向略中心に圧縮バネを仮固定及び規制するための円錐ボスとを有し、
    前記板金板バネと前記圧縮バネを前記上原稿ガイドを挟んで接触部以外は上下に隔離させ、前記上原稿ガイドに前記板金板バネと前記圧縮バネを接触させるためのスリットを形成し、前記接触部を搬送原稿の幅方向略中心に位置せしめたことを特徴とする画像読取装置。
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