JP4266315B2 - 光学部材支持装置、画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

光学部材支持装置、画像読取装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像読取装置の光学部材を支持する光学部材支持装置およびイメージスキャナ等の画像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1 特開2001−313783号公報
特許文献2 特開平6−19008号公報
イメージスキャナや、複写機,ファクシミリ等における画像読取部においては、照明手段によって照明した原稿の反射光をCCD等の読取手段やあるいは感光体等まで導き入射させている。一般的な画像読取装置では、照明手段の光を無駄なく原稿面に照射するためのリフレクタ(反射板)や、原稿からの反射光の光路を変更するためのミラー等の光学部材を有している。
【0003】
例えば特許文献1に記載された画像読取装置においては、キャリッジ102に集光リフレクタ107や反射器110等を搭載している(特許文献1、図1)。また、特許文献2には、原稿走行型の画像読取部を備える画像形成装置が開示されているが、その画像読取部には反射笠113や反射部材114が設けられている(特許文献2、図1)。これらの光学部材は、特許文献1ではリフレクタ107がキャリッジ102にネジ止めされており、また、特許文献2では反射部材114が本体フレーム106に接着されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、リフレクタ(反射部材)をキャリッジや装置筐体等にネジ止めあるいは接着等により固定した場合、リフレクタを交換する際に手間がかかり、作業効率が良くないという問題があった。
【0005】
また、従来の画像読取装置においては、ミラーの長手方向の位置決めは、長手方向の両端から差し込むタイプのミラークランプで規制していたため、そのミラークランプをミラーの外側に差し込むためのスペースが必要であり、装置小型化の妨げになっているという問題もある。
【0006】
本発明は、従来の画像読取装置における上述の問題を解決し、小型でかつ光学部材の交換作業を容易におこなうことのできる光学部材支持装置、画像読取装置及び画像形成装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記の課題は、本発明により、少なくとも光源からの光を反射して原稿を照明するリフレクタ及び原稿からの反射光の光路を変更する光路変更手段を支持する光学部材支持装置において、当該光学部材支持装置の基板に装着することにより前記リフレクタの主走査方向の両端部付近でリフレクタの一部に当接してリフレクタを前記基板と共に挟持する1対のリフレクタ保持部材を設け、該リフレクタ保持部材を前記基板に装着すると、該1対のリフレクタ保持部材のそれぞれが前記光路変更手段の主走査方向の両端に当接して前記光路変更手段の主走査方向における位置規制を行うことにより解決される。
【0008】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記リフレクタは略鉛直方向に延在する根元部を有し、前記リフレクタ保持部材に、前記根元部に当接して前記リフレクタの倒れを防止する縦方向支持面を設けることを提案する。
【0009】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記リフレクタ保持部材に、リフレクタ側に突出する凸部を設け、前記リフレクタに、前記凸部が嵌合する勘合穴を設けることを提案する。
【0010】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記基板は原稿からの反射光を前記光路変更手段に導くための開口を有し、前記リフレクタ保持部材を前記開口に差し込むことにより、前記リフレクタ保持部材が前記基板に装着されることを提案する。
【0011】
また、前記の課題を解決するため、本発明は、前記リフレクタ保持部材が前記基板に着脱可能に構成されていることを提案する。
また、前記の課題は、本発明により、請求項1〜5のいずれか1項に記載の光学部材支持装置を備えることを特徴とする画像読取装置により解決される。
【0012】
また、前記の課題は、本発明により、請求項6に記載の画像読取装置を備えることを特徴とする画像形成装置により解決される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る画像読取装置の一例であるフラットベッドタイプ(原稿固定型)のイメージスキャナの概略構成を示す断面図である。この図に示すイメージスキャナ1は、露光ランプ4,第1ミラー5,集光リフレクタ18等の光学部材を支持する光学部材支持装置としての第1キャリッジ6を有している。このイメージスキャナの全体的な構成と動作については後述するとして、先に光学部材支持装置について説明する。
【0014】
図2は、光学部材支持装置の第1実施例を示す斜視図である。また、図3は、その断面図である。これらの図に示される第1キャリッジ6Aおいて、原稿照明ランプとしてのキセノンランプ(以下、Xeランプという)4が、キャリッジベース61上に図示しないブラケットを介して支持されている。なお、図の煩雑を避けるために、図2ではXeランプ4の図示を省略している。キャリッジベース61には、集光リフレクタ18をガイドする凸部(以下、ガイド部という)62が設けられている。また、コンタクトガラス2上に載置された原稿(図示せず)からの反射光Lを第1ミラー5に導くための開口部63(図4)がキャリッジベース61に設けられている。集光リフレクタ18は、Xeランプ4からの光を反射する反射部と、本例では略鉛直方向に延在する根元部18bとを有している。
【0015】
第1ミラー5は、キャリッジハウジング(筐体)上に図示しないステーを介して保持され(図1参照)、開口部63の両端部にはめ込まれたストッパ64,64により長手方向の位置決めがなされている。このストッパ64の上端部の一方側には引っ掛け部64aが形成されており、開口部63へ上方から差し込んだときにベース61の上面に引っ掛け部64aが当接することにより、ストッパ64の上部が少し開口部63から突き出た状態で停止する。このとき、ストッパ64の下部はベース61の下方に突出し、第1ミラー5の両端に当接して長手方向(主走査方向)の位置を規制する。これにより、第1ミラー5の長手方向の位置決めを行うためのスペースとしては、ミラー両端外側にストッパ64,64の厚さ分だけの小さなスペースが有れば良く、従来のミラークランプによる方式と比べてキャリッジの横幅を狭くすることができ、読取装置の小型化に寄与することができる。
【0016】
また、開口部63の両端部にはめ込まれたストッパ64,64は、集光リフレクタ18の根元部18bをその下端付近でガイド部62に押し付けるようにして挟み込み、集光リフレクタ18を保持する機能も有している。すなわち、ストッパ64,64とキャリッジベースのガイド部62とに挟まれてリフレクタ18が固定される。第1ミラー5の位置決めとリフレクタ18の支持とを同一の部材(ストッパ64)により行うことができ、部品点数を減らしてコストダウンを図ることもできる。
【0017】
次に、光学部材支持装置の第2実施例を図5を参照して説明する。
図5に示す第2実施例のキャリッジ6Bは、主要部の構成は第1実施例のキャリッジ6Aと同じであり、重複する説明は省略して異なる部分についてのみ説明する。
【0018】
図5に示すように、本実施例におけるストッパ65は、引っ掛け部65aの反対側が上方に長く延ばされて倒れ防止部(縦方向支持部)65bを形成している。このため、ストッパ65の上面は、引っ掛け部65aと倒れ防止部65bを結ぶ斜面となり、開口部63(図4)より上の部分が三角形のくさび形状となっている。このストッパ65を開口部63の両端部にはめ込むことによって、ストッパ65,65が第1ミラー5の両端に当接してミラー長手方向の位置を規制することは第1実施例の場合と同様である。また、ストッパ65,65とガイド部62とに挟まれてリフレクタ18が固定されることも、第1実施例の場合と同様である。
【0019】
そして本第2実施例では、ストッパ65の倒れ防止部65bが、リフレクタ18の根元部18bと長い距離で(根元部18bのほぼ全体に)当接して押えることにより、リフレクタ18が開口部側(ランプ4側)に倒れることを防止している。このため、スキャン中に(キャリッジ6Bの走行時に)大きな加速度がかかった場合や、画像読取装置の搬送時などに衝撃を受けた場合なども、リフレクタ18が倒れることなくしっかりと支持され、常に安定した照明を行う(Xeランプ4の光を安定して反射する)ことができ、照明光の変動による濃度ムラなどを起こすことがなく、読取装置における安定した画像品質を得ることができる。
【0020】
なお、第1ミラー5の位置決めとリフレクタ18の保持とを同一の部材により行うことで、部品点数を減らしてコストダウンを図ることができるのは、第1実施例の場合と同じである。
【0021】
次に、光学部材支持装置の第3実施例を図6を参照して説明する。
図6に示す第3実施例のキャリッジ6Cは、主要部の構成は第1実施例のキャリッジ6Aと同じであり、重複する説明は省略して異なる部分についてのみ説明する。
【0022】
図6に示すように、本実施例におけるストッパ66は、引っ掛け部66aの反対側に凸部66bが形成されている。ストッパ66の凸部66bは、リフレクタ18の根元部に形成された図示せぬ嵌合穴に勘合することによって、リフレクタ18が抜けてしまうことを防止する機能を有している。このストッパ66を開口部63の両端部にはめ込むことによって、ストッパ66,66が第1ミラー5の両端に当接してミラー長手方向の位置を規制することは第1実施例の場合と同様である。また、ストッパ66,66とガイド部62とに挟まれてリフレクタ18が固定されることも、第1実施例の場合と同様である。
【0023】
そして本第3実施例では、上述したようにストッパ66の凸部66bがリフレクタ18の図示せぬ嵌合穴に勘合することによってリフレクタ18の抜けを防止しているので、スキャン中や搬送時などに大きな衝撃を受けたり振動が加わった場合なども、リフレクタ18が抜けたりズレたりすることなくしっかりと支持され、常に安定した照明を行う(Xeランプ4の光を安定して反射する)ことができ、照明光の変動による濃度ムラなどを起こすことがなく、読取装置における安定した画像品質を得ることができる。
【0024】
なお、第1ミラー5の位置決めとリフレクタ18の保持とを同一の部材により行うことで、部品点数を減らしてコストダウンを図ることができるのは、第1実施例の場合と同じである。図5の第2実施例において、倒れ防止部65bの一部に凸部を設け、また、リフレクタ側にその凸部が勘合する嵌合穴を設けてやれば、本第3実施例と同様にリフレクタ18の抜けを防止することが可能である。
【0025】
次に、光学部材支持装置の第4実施例を図7を参照して説明する。
図7に示す第4実施例のキャリッジ6Dは、主要部の構成は第1実施例のキャリッジ6Aと同じであり、重複する説明は省略して異なる部分についてのみ説明する。
【0026】
図7に示すように、本実施例におけるストッパ67は、その上端部の一方側に引っ掛け部67aが形成されている。そして、ストッパ67の両側面から突出する1対のフック部67b、67bが設けられている。ストッパ67のフック部67b部分の横幅は通常時に開口部63の幅よりも広く形成されているが、フック部67b、67bは弾性を有しており、ストッパ67を開口部63に差し込むときにはフック部67b、67bが弾性変形して開口幅以内となり、ストッパ67を開口部63に差し込むことができる。そして、フック部67bの上面と引っ掛け部67a下面間の距離が開口部63の高さ(ベース部61の厚さ)とほぼ同じになるように構成されており、ストッパ67を開口部63に完全に差し込むとキャリッジベース61の下面にフック部67b、67bが抜け出て元の形状に戻り、外側に開いた状態となる。このようにして、フック部67b、67bによりストッパ67の抜け止めが行われる。また、このとき、上側の引っ掛け部67aと下側のフック部67b、67bとによりストッパ67がしっかりと開口部63に(ベース61に)保持されることとなり、スキャン中や搬送時などに振動や衝撃が加わった場合でも、ストッパ67の抜けやズレなどがより確実に防止され、信頼性が向上し、画像品質も向上する。
【0027】
また、フック部67b、67bを両側から押し込んで弾性変形させてやれば、フック部67b部分の部材幅が開口部63の幅よりも小さくなり、そのままストッパ67を上に押し上げる又は引き抜くことにより、ストッパ67を簡単に取り外すことができる。
【0028】
ストッパ67を開口部63の両端部にはめ込むことによって、ストッパ67,67が第1ミラー5の両端に当接してミラー長手方向の位置を規制することは第1実施例の場合と同様である。また、ストッパ67,67とガイド部62とに挟まれてリフレクタ18が固定されることも、第1実施例の場合と同様である。
【0029】
また、第1ミラー5の位置決めとリフレクタ18の保持とを同一の部材により行うことで、部品点数を減らしてコストダウンを図ることができるのは、第1実施例の場合と同じである。
【0030】
そして、上記各実施例の光学部材支持装置においては、ストッパ64(65,66,67)を開口部63に差し込むだけでリフレクタ18の支持および第1ミラー5の位置決めを行うことができるので、ネジなどの締結部品が不要となるばかりでなく、工具も必要とせず、作業性が良いことから組み立て時間を短縮することができる。したがって、組み立てコストを低下させ、画像読取装置のコストダウンに寄与することができる。
【0031】
また、ストッパ64(65,66,67)を開口部63から引き抜くことにより、リフレクタ18の支持が容易に解除されるので、リフレクタ18の着脱が簡単になり、部品交換などの時間を短縮してサービスコストを低減することができる。
【0032】
以下に、図1のイメージスキャナの構成と動作について説明する。なお、このイメージスキャナ1の第1キャリッジとしては上記説明した各実施例の光学部材支持装置を使用可能であり、図1では第1キャリッジの符号を6としてある。
【0033】
イメージスキャナ1は、上面に原稿載置用のコンタクトガラス2を備える筐体形状のスキャナハウジング(スキャナ機枠)3を有している。ハウジング3内には、露光ランプとしてのキセノンランプ(Xeランプ)4及び45°傾斜の第1ミラー5を搭載する第1キャリッジ6、45°傾斜で互いの反射面のなす角度が直交して読取り光軸を180°反転させる第2,第3ミラー7,8を搭載する第2キャリッジ9が配設されている。第1,第2キャリッジ6,9は、主走査方向(図1の紙面表裏方向)を長手方向として配設され、副走査方向(図1の左右方向)に沿って2:1の速度比で往復動自在に設けられている。原稿画像の読み取りを待機している場合の第1,第2キャリッジ6,9は、図1の左端部位置のホームポジションに位置付けられている。
【0034】
Xeランプ4は、コンタクトガラス2に対向する位置にスリット(アパーチャ)が形成されるように、光反射面を軸心方向に向けてコンタクトガラス2から離反する側を覆う光反射膜が設けられている(図4参照)。これによって、Xeランプ4が発光する光を有効に利用して、コンタクトガラス2に向けて照射する光の利用効率の向上を図ることができる。
【0035】
また、スキャナハウジング3内には、第1,第2キャリッジ6,9を副走査方向に沿って往復動させるためのステッピングモータによる駆動モータ10、読取素子としてのライン状のCCD11を搭載するセンサボードユニット12、レンズブロック13を搭載するレンズブロックステー14等が設けられている。加えて、スキャナハウジング3には、コンタクトガラス2上に載置された原稿のサイズを検出する幅センサ15及び長さセンサ16等が設けられている。
【0036】
次に、イメージスキャナ1の各部について説明する。図8はスキャナ装置1の内部構造を示す水平断面図、図9はその縦断側面図、図10はスキャナハウジング3内に設けられた各部を示す斜視図、図11はその一部を示す斜視図、図12はベルトの係止・固定による力の作用方向を概略的に示す模式図、図13は第1,第2キャリッジの移動動作についての動滑車の原理を略図的に示す模式図である。
【0037】
スキャナハウジング3の副走査方向に沿って立ち上げられた側壁3bには、コの字形状のレール部材17が各々取り付けられている。これによって、スキャナハウジング3の内側には、副走査方向に沿って延出する2対のレール17a,17bが2段レール構造として形成されている。以降、上側で対をなすレールを第1キャリッジ6用の第1のレール17a、下側で対をなすレールを第2キャリッジ9用の第2のレール17bとする。このように第1,第2キャリッジ6,9の走行摺動面をレール17a,17bとして分けることにより、第1,第2キャリッジ6,9の位置(ホームポジション状態で)を近づけることができ、スキャナ装置1全体の大きさを必要最小限に小さくするのに役立つ。
【0038】
スキャナハウジング3の主走査方向に沿って立ち上げられたホームポジション側の壁3cには、ホームポジションに位置づけられた第2キャリッジ9の上下方向への移動を規制するためのストッパ17cが壁3cの一部の切り起し片により一体に形成されている。これらのストッパ17cは第2キャリッジ9のミラーステー9a(後述)に形成されたストッパとしてのL字状腕部9cに対応する位置に形成されている。
【0039】
第1キャリッジ6の下面四隅にはスライダ(図示せず)が設けられており、これらの4つのスライダを第1のレール17aの上面に当接させることで副走査方向に沿って往復動自在とされている。
【0040】
第1キャリッジ6の下面両端部には、スキャナハウジング3内のほぼ全長に亘り副走査方向に沿って延出するエンドレスタイプのタイミングベルト21が各々配設されている。タイミングベルト21の一部は、後述する平ベルト30の一部とともに、後述するベルトクランプ(係止部材)42によって、第1キャリッジ6の端部側下面に係止されている。この際、タイミングベルト21と平ベルト30との第1キャリッジ6に対する係止個所の高さは、同一高さ(水平状態)となるように設定されている(図5参照)。1つのベルトクランプ42につきタイミングベルト21と平ベルト30とを同時に同一平面内で係止させた時、第1キャリッジ6は、レール17aに押さえつけられるように、第1タイミングベルト21と平ベルト30とを少し持ち上げて第1キャリッジ6に締結されている(略図的に示す図6参照)。このようにすることで、第1キャリッジ6の4隅下側に取り付けられたスライダがレール17a上に確実に接触して走査でき、読み取り画像のジタ−防止に効果がある。また、第1キャリッジ6は、平ベルト30を介して第2キャリッジ9を走査方向に引っ張っているが、タイミングベルト21と平ベルト30とを同一平面で固定しているため、第1キャリッジには回転モーメントが発生しない。
【0041】
各タイミングベルト21の一端側は、主走査方向に沿って延出する駆動軸22の両端部に各々固定された駆動タイミングプーリ23に架け渡されている。各タイミングベルト21の他端側は、スキャナハウジング3に取り付けられた従動タイミングプーリ24に架け渡されている。従動タイミングプーリ24は、従動タイミングプーリ24とスキャナハウジング3との間に架け渡された図示しない引っ張りスプリングによって駆動タイミングプーリ23から離反する方向へ付勢されている。これにより、各タイミングベルト21に対して、副走査方向にテンションが加えられる。
【0042】
駆動軸22の一端には、駆動伝達タイミングプーリ25aが取り付けられている。上述の駆動モータ10は、駆動伝達タイミングプーリ25aの側方に配設されている。駆動モータ10の駆動軸10a上にはハスバギヤ10bが固定され、減速ギヤ25bと噛み合い回転する。減速ギヤ25bには同軸上に位置させて伝達用タイミングプーリ25cが設けられ、この伝達用タイミングプーリ25cと駆動伝達タイミングプーリ25aとの間にはエンドレスタイプの駆動タイミングベルト26が架け渡されている。これにより駆動モータ10の駆動力が駆動軸22を介して駆動タイミングプーリ23に伝達される。
【0043】
なお、駆動モータ10の後ろ側には回転の安定化を図って鉄製の円盤が駆動軸10aに固定されている。ハスバギヤ10b側には駆動モータ10とモータブラケットの間に防振用のゴムダンパーが配されている。モータブラケットは前述した駆動タイミングベルト26の張力を調整するためにスライド可能になっており、スプリングにより所定のテンションが掛けられた後、ネジ止めされる。
【0044】
第2キャリッジ9は、第2,第3ミラー7,8の両端を支持する一対のミラーステー9aと、ミラーステー9aの両外側から第1キャリッジ6側へ向けて延出するアーム9bとを有している。このアーム9bの延出長さは、第2キャリッジ9の副走査方向への移動量相当の長さとされている。従って、本実施の形態の第2キャリッジ9は平面的に見て略コ字状とされている。このような第2キャリッジ9において、ミラーステー9aの外側には、ミラーステー9aの面方向に沿って回転自在な平プーリ27が設けられ、アーム9bの先端部には平プーリ27と対をなす平プーリ29を回転自在に保持するブラケット28が取り付けられており、これらの平プーリ27,29間には平ベルト30が架け渡されている。この際、平面的に見て平ベルト30がタイミングベルト21と少し離れて平行となるように平プーリ27,29等が配設されている。また、平プーリ29を支持するブラケット28はアーム9bに対してスライド可能であり、スプリング(図示せず)より所定のテンションをもって取り付けられている。即ち、平ベルト30に関しては、タイミングベルト21のように駆動力を伝達する必要がないため、基本的には、平プーリ27,29間で弛みがなければ張力を必要としないが、組立時に弛みが生じないようにするため、数百gr程度の弱いテンションを掛けているものである。このようにテンションが弱いため、玉軸受けを用いなくても平プーリ27,29とこれらの平プーリ27,29を回転支持している軸(駆動軸22等)との回転負荷は非常に小さい。
【0045】
加えて、第2キャリッジ9の下面には、第2キャリッジ9全体での対角位置となる四隅に図示しないスライダが設けられており、これらの4つのスライダを第2のレール17bの上面に当接させることで副走査方向に沿って往復動自在とされている。
【0046】
第2キャリッジ9は、各々のアーム9bをタイミングベルト21の内周側に位置させるようにして配設されている。このとき、一対の平ベルト30は、主走査方向において、一対のタイミングベルト21の内側に位置づけられる。
【0047】
各平ベルト30の一部は、スキャナハウジング3の底板3aに固定された固定部材31に係止させることにより位置固定されている。この固定部材31による平ベルト30の固定位置は、ベルトクランプ42による第1キャリッジ6の平ベルト30に対する係止位置に対して略半周異なる位置となるように設定されている。このように平ベルト30の一部が固定部材31により位置固定されているため、ベルトクランプ42による係止位置でタイミングベルト21に追従させて平ベルト30を移動させても平ベルト30自身は回転することなく動滑車の原理に従い平プーリ27,29とともに副走査方向に移動することとなる。従って、これらの平プーリ27,29及び平ベルト30を支持する第2キャリッジ9も副走査方向に移動することとなる。
【0048】
前述したように、平ベルト30の上側は、少し持ち上げた状態で第1キャリッジ6に係止されていることから、第2キャリッジ9には第1キャリッジ6に持ち上げられるような力が作用している。しかし、平ベルト30の下側を底板3aに取り付けられたブラケット4により固定される高さを少し下側の位置で固定されており、ブラケット4は第2キャリッジ9を下方向に引き付ける力が作用している(略図的に示す図6参照)。本実施の形態では、この上下に作用する力を略同等とすることより、第2キャリッジ9はレール17bに確実に接触しながら走査することができる。これによって、第2キャリッジ9に対して下方へ付勢する力を作用させることができ、往復動に際しては第2キャリッジ9の下面を第2のレール17bから浮き上がることなく確実に当接させながら安定して走行移動させることができる。
【0049】
このような構成において、原稿画像の読み取りに際しては、駆動モータ10を駆動して第1,第2キャリッジ6,9を2:1の速度比で往復動させ、Xeランプ4を点灯することで原稿画像を露光走査する。これにより、Xeランプ4から発光された光が、コンタクトガラス2を介して原稿面で反射されて第1ミラー5に到達した後、第2,第3ミラー7,8で順次反射されて、レンズブロック13を介して、CCD11に集光されて原稿画像の読み取りが行われる。
【0050】
第1,第2キャリッジ6,9の往復動に際しては、タイミングベルト21及び平ベルト30が第1キャリッジ6に係止されているため、タイミングベルト21の回転移動による第1キャリッジ6の往復動に伴って平ベルト30の係止部分も同一方向に同じ量だけ引かれるが、平ベルト30の下側の一部が固定部材31により位置固定とされているため、図7に略図的に示す動滑車の原理に従い、第2キャリッジ9は第1キャリッジ6に対して理論的に正確に1/2の移動量及び1/2の移動速度で同一方向に移動することとなる。このように、第2キャリッジ9は直接駆動部(駆動モータ10や駆動軸22)から駆動されるわけではなく、第1キャリッジ6用のタイミングベルト21に引っ張られるようにして、第1キャリッジ6に対して正確に1/2のスピードで追従走行することとなる。これによって、第1,第2キャリッジ6,9の位置関係が、往復動に際しても正確に維持されるため、読み取った原稿画像の副走査方向における歪みの発生を抑制することができる。特に、タイミングベルト21、平ベルト30等を両側に配設し、いわゆる両側駆動方式としているので、各々の走行体6,9の走行を安定させることができ、読み取り画像品質を向上させることができる。
【0051】
最後に、本発明の適用を画像形成装置に広げた場合について説明する。ここでは画像形成装置としての複写機への適用例を示す。
図14に示す複写機50は、装置上部に配置された前述のような構成のスキャナ装置(画像読取部)1と、このスキャナ装置で読み取った原稿の画像を用紙に形成するプリンタ装置51とを有している。
【0052】
プリンタ装置51内には、シート状の用紙を積層保持する給紙トレイ52あるいは手差しでの用紙を受付ける手差しトレイ53から、プリンタエンジン54、定着ユニット55を介して排紙スタッカ部56へ至る用紙搬送路57が形成されている。
【0053】
本例では、感光体(例えば有機感光体)58の周囲に帯電器,現像器,転写器(符号を付さず)等を配設し、露光器70により光書き込みを行う電子写真方式のプリンタエンジン54を使用している。また、プリンタ装置51内には、片面に画像を形成した用紙を反転するための用紙反転機構59が設けられている。
【0054】
このような構成において、スキャナ装置1で読み取った原稿画像は、プリンタ装置51においてトナー像として可視化され、そのトナー像を記録紙上に転写し、これを定着ユニット55により用紙上に定着して排紙スタッカ部56へ排出する。
【0055】
なお、ここでは、スキャナ装置1としてCCD11を備えるデジタルスキャナへの適用例を示したが、例えば、第3ミラー8により反射された原稿画像光を結像レンズ、反射ミラー等を介して感光体上に直接露光させるアナログ複写機等にも適用可能である。
【0056】
以上、本発明を図示例により説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。光学部材支持装置は、原稿固定型スキャナ(画像読取装置)の第1キャリッジだけでなく、原稿走行型スキャナ(画像読取装置)における集光リフレクタやミラー等の光学部材を支持する構成に適用可能である。また、光学部材支持装置のリフレクタやストッパの形状などは適宜な変更が可能である。
【0057】
画像読取装置は、画像形成装置の画像読取部としてだけでなく、コンピュータ等へ画像を入力するものでも良い。また、画像形成装置としては複写機に限らず、ファクシミリあるいはそれらの複合機でも良い。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の光学部材支持装置、画像読取装置及び画像形成装置によれば、光学部材支持装置の基板に装着することによりリフレクタの主走査方向の両端部付近でリフレクタの一部に当接してリフレクタを基板と共に挟持する1対のリフレクタ保持部材を設け、該リフレクタ保持部材を基板に装着すると、1対のリフレクタ保持部材のそれぞれが光路変更手段の主走査方向の両端に当接して位置規制を行うので、光路変更手段の主走査方向の位置決めとリフレクタの支持とを同一の部材により行うことができ、部品点数を減らしてコストダウンを図ることができる。また、従来のように光路変更手段の両側にクランプ部材を挿入するためのスペースが必要なく、長手方向の寸法を小さくして装置の小型化を実現することができる。
【0059】
請求項2の構成により、リフレクタは略鉛直方向に延在する根元部を有し、リフレクタ保持部材には前記根元部に当接してリフレクタの倒れを防止する縦方向支持面を設けたので、光学部材支持装置の移動(走行)時における加速度や振動、あるいは装置運搬時の振動や衝撃を受けた場合でも、リフレクタが倒れることなくしっかりと支持され、常に安定した照明を行う(光源の光を安定して反射する)ことができる。
【0060】
請求項3の構成により、リフレクタ保持部材にリフレクタ側に突出する凸部を設け、リフレクタには凸部が嵌合する勘合穴を設けたので、リフレクタの抜けを防止することができる。
【0061】
請求項4の構成により、光学部材支持装置の基板には原稿からの反射光を光路変更手段に導くための開口を有し、リフレクタ保持部材をその開口に差し込むことによりリフレクタ保持部材が基板に装着されるので、ネジなどの締結部品が不要となるばかりでなく、工具も必要とせず、作業性が良いことから組み立てコストを低下させることができる。
【0062】
請求項5の構成により、リフレクタ保持部材が基板に着脱可能に構成されているので、リフレクタの着脱が簡単になり、部品交換などの時間を短縮してサービスコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像読取装置の一例であるフラットベッドタイプ(原稿固定型)のイメージスキャナの概略構成を示す断面図である。
【図2】光学部材支持装置の第1実施例を示す斜視図である。
【図3】その断面図である。
【図4】原稿からの反射光を第1ミラーに導くための開口部を説明するための断面図である。
【図5】光学部材支持装置の第2実施例を示す斜視図である。
【図6】光学部材支持装置の第3実施例を示す斜視図である。
【図7】光学部材支持装置の第4実施例を示す斜視図である。
【図8】図1のイメージスキャナの内部構造を示す水平断面図である。
【図9】その縦断側面図である。
【図10】スキャナハウジング内に設けられた各部を示す斜視図である。
【図11】その一部を示す斜視図である。
【図12】ベルトの係止・固定による力の作用方向を概略的に示す模式図である。
【図13】第1,第2キャリッジの移動動作についての動滑車の原理を略図的に示す模式図である。
【図14】本発明を適用した画像形成装置の一例である複写機の断面構成図である。
【符号の説明】
1 イメージスキャナ
2 コンタクトガラス
4 露光ランプ
5 第1ミラー
18 集光リフレクタ
18a 反射部
18b 根元部
6 第1キャリッジ
50 複写機
61 キャリッジベース
62 リフレクタガイド部
63 開口部
64,65,66,67 ストッパ
64a,65a,66a,67a 引っ掛け部
65b 倒れ防止部(縦方向支持面)
66b 凸部
67b フック部

Claims (7)

  1. 少なくとも光源からの光を反射して原稿を照明するリフレクタ及び原稿からの反射光の光路を変更する光路変更手段を支持する光学部材支持装置において、
    当該光学部材支持装置の基板に装着することにより前記リフレクタの主走査方向の両端部付近でリフレクタの一部に当接してリフレクタを前記基板と共に挟持する1対のリフレクタ保持部材を設け、
    該リフレクタ保持部材を前記基板に装着すると、該1対のリフレクタ保持部材のそれぞれが前記光路変更手段の主走査方向の両端に当接して前記光路変更手段の主走査方向における位置規制を行うことを特徴とする光学部材支持装置。
  2. 前記リフレクタは略鉛直方向に延在する根元部を有し、
    前記リフレクタ保持部材に、前記根元部に当接して前記リフレクタの倒れを防止する縦方向支持面を設けたことを特徴とする、請求項1に記載の光学部材支持装置。
  3. 前記リフレクタ保持部材に、リフレクタ側に突出する凸部を設け、前記リフレクタに、前記凸部が嵌合する勘合穴を設けたことを特徴とする、請求項1又は2に記載の光学部材支持装置。
  4. 前記基板は原稿からの反射光を前記光路変更手段に導くための開口を有し、前記リフレクタ保持部材を前記開口に差し込むことにより、前記リフレクタ保持部材が前記基板に装着されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の光学部材支持装置。
  5. 前記リフレクタ保持部材が前記基板に着脱可能に構成されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の光学部材支持装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の光学部材支持装置を備えることを特徴とする画像読取装置。
  7. 請求項6に記載の画像読取装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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