JP4204935B2 - スキャナ装置およびこれを使用する複写機 - Google Patents

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Description

本発明は、スキャナ装置およびこのスキャナ装置を使用する複写機に関するものである。
スキャナ装置において第2キャリッジの筐体が前アーム、後アーム、ステーの3つの部材から構成されることは従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−328436号公報
図12は従来技術による第2キャリッジの構成を示す概略図である。特許文献1における開示である図12の構成によれば、第2キャリッジ9は前および後アーム部9bとステー部9dの部材が一体的に略コ字状に構成されている。
その各辺を上方に立ち曲げて強度アップさせている。前および後アーム部9bとステー部9dのつながっている部分9eは立ち曲げ部分がそれぞれ干渉しないように逃げ部を形成している。
その付近にミラーステー9aがカシメなどの工法で結合されている。上記逃げ部は強度的にはウィークポイントとなり(立ち曲げ部が形成されていないため、縦断面係数が小さくなる)、組み立て時の不注意で作業者が変形させてしまうといった不具合が生じている。
具体的にはカシメ治具から第2キャリッジ9を無理矢理引き抜くと、部材をさらに変形させてしまう不具合が生じていた。とくにこの第2キャリッジ9では変形がスキャナ特性に大きな影響を与え、機械不良を招き、その修理時間の増大や歩留まりの悪さから生産コストの上昇を起こしていた。
そこで本発明の目的は、上記の問題点を解決するために、強度的に頑丈で外乱に強く、精度の高いスキャナ装置およびこのスキャナ装置を用いて組み立て作業効率の良い安価な複写機を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1記載の発明では、原稿面を照明する露光ランプおよび原稿面からの反射光を受ける第1ミラーを有する第1キャリッジと、前記第1ミラーから反射された光の光路方向を変えるための第2ミラーおよび第3ミラーを有する第2キャリッジとを備え、前記第1キャリッジと前記第2キャリッジとを2:1の速度比で副走査方向に移動させることにより前記原稿面を露光走査するスキャナ装置において、前記第2キャリッジの筐体は前アーム、後アーム、ステーの3つの部材をコの字状に結合して構成され、前記前アームおよび前記後アームのコの字の外側の辺が上方に立ち曲げられ、内側の辺が下方に立ち曲げられ、前記ステーの長手方向の両辺全域が上方に立ち曲げられ、前後それぞれの結合部において前記アームの内側下曲げ線が前記ステーの両側の上曲げ線と直交するように構成されているスキャナ装置を最も主要な特徴とする。
請求項2記載の発明では、請求項1に記載のスキャナ装置を用いて読み取られた画像を、電子写真方式により顕像化し、用紙に転写した後、定着させて複写画像を得る複写機を最も主要な特徴とする。
請求項1によれば、内側の辺が下方に立ち曲げられ、ステーの長手方向の両辺全域が上方に立ち曲げられ、前後それぞれの結合部においてアームの内側下曲げ線がステーの両側の上曲げ線と直交するように構成されているので、外乱に強く、精度の高いスキャナを提供でき、また作業者の取り扱いも楽になり作業効率が向上する。
請求項2によれば、請求項1に記載のスキャナ装置を用いて読み取られた画像を、電子写真方式により顕像化し、用紙に転写した後、定着させて複写画像を得る原稿複写装置としているので、組み立て作業効率の良い安価な複写機を提供することができる。
以下、図面により本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明のスキャナ装置の1つの実施の形態を説明する概略図である。本実施の形態は、フラットベッドタイプ(原稿固定型)のスキャナ装置への適用例を示す。
図2はスキャナ装置の内部構造を示す水平断面図である。図3はスキャナ装置の内部構造の縦断側面図である。図4はスキャナハウジング内に設けられた各部を示す斜視図である。
図5は図4の一部を示す斜視図である。図6はベルトの係止・固定による力の作用方向を概略的に示す説明図である。図7は第1および第2キャリッジの移動動作についての動滑車の原理を略図的に示す説明図である。図8は図7の第1および第2キャリッジが移動した位置を示す説明図である。
まず、スキャナ装置1の全体構成を概略的に説明する。図1ないし図8は、スキャナ装置1の1つの実施の形態を概略的に示す縦断側面図である。スキャナ装置1は、上面に原稿載置用のコンタクトガラス2を備える筐体形状のスキャナハウジング3を有している。
スキャナハウジング3内には、ランプとしてのキセノンランプ(以降、Xeランプという)4および45°傾斜の第1ミラー5を搭載する第1キャリッジ6、45°傾斜で互いの反射面のなす角度が直交して読み取り光軸を180°反転させる第2、第3ミラー7,8を搭載する第2キャリッジ9が設けられている。
第1、第2キャリッジ6,9は、主走査方向(図1において紙面に対する垂直方向)を長手方向として配設され、副走査方向(図1において左右方向)に沿って2:1の速度比で往復動自在に設けられている。
原稿画像の読み取りを待機している場合の第1、第2キャリッジ6,9は図1中左端部位置のホームポジションに位置付けられている。Xeランプ4、第1ミラー5、第2ミラー7、第3ミラー8は原稿面に沿ってスキャンさせる光学系である。
Xeランプ4はコンタクトガラス2に対向する位置にスリット(アパーチャ)が形成されるように、光反射面を軸心方向に向けてコンタクトガラス2から離反する側を覆うリフレクタ18が設けられている。
これによって、Xeランプ4が発光する光を有効に利用して、コンタクトガラス2に向けて照射する光の利用効率の向上を図ることができる。また、スキャナハウジング3内には、第1、第2キャリッジ6,9を副走査方向に沿って往復動させるためのステッピングモータによる駆動モータ10を設けている。
さらに、読み取り素子としてのライン状のCCD11を搭載するセンサボードユニット12、レンズブロック13を搭載するレンズブロックステー14等が設けられている。加えて、スキャナハウジング3の底板3aには、コンタクトガラス2上に載置された原稿のサイズを検出する幅センサ15および長さセンサ16等が設けられている。
次に、スキャナ装置1が備える各部について説明する。スキャナハウジング3の副走査方向に沿って立ち上げられた左右1対の側壁3b(図2参照)にはレール部材17が各々取り付けられている。
これらのレール部材17は断面形状がコの宇形状を有しており、これによって、図3に示すように上下方向で対向するレール17a,17bが2段レール構造として形成されている。以降、上側で対をなすレールを第1キャリッジ6用の第1レール17a、下側で対をなすレールを第2キャリッジ9用の第2レール17bと称して説明する。
このように第1、第2キャリッジ6,9の走行摺動面をレール17a,17bとして分けることにより、第1、第2キャリッジ6,9の位置(ホームポジション状態で)を近づけることができ、スキャナ装置1全体の大きさを必要最小限に小さくするのに役立つ。
図2に示すように、スキャナハウジング3の主走査方向に沿って立ち上げられたホームポジション側の壁3cには、ホームポジションに位置付けられた第2キャリッジ9の上下方向への移動を規制するためのストッパ17cが壁3cの一部の切り起し片により一体に形成されている。
これらのストッパ17cは第2キャリッジ9のミラーステー9a(後述)に形成されたL字状腕部9c(図5参照)に対応する位置に形成されている。第1キャリッジ6の下面四隅にはスライダ(図示せず)が設けられており、これらの4つのスライダは第1レール17aの上面に当接させることで副走査方向に沿って往復動自在とされている。
第1キャリッジ6の下面両端部には、スキャナハウジング3内のほぼ全長にわたり副走査方向に沿って延出するエンドレスタイプのタイミングベルト21が各々配設されている。
タイミングベルト21の一部は、後述する平ベルト30の一部とともに、ベルトクランプ6a(図3、図5ないし図7参照)によって、第1キャリッジ6の端部側下面に係止されている。このさい、ベルトクランプ6aの形状は、タイミングベルト21と平ベルト30との第1キャリッジ6に対する係止個所の高さが同一の高さ(水平状態)となるように定められている(図5参照)。
1つのベルトクランプ6aにつきタイミングベルト21と平ベルト30とを同時に同一平面内で係止させたとき、第1キャリッジ6は第1レール17aに押さえ付けられるように、第1タイミングベルト21と平ベルト30とを少し持ち上げて第1キャリッジ6に締結されている(略図的に示す図6参照)。
このようにすることで、第1キャリッジ6の4隅下側に取り付けられたスライダが第1レール17a上に確実に接触して走査でき、読み取り画像のジター防止に効果がある。
また、第1キャリッジ6は、平ベルト30を介して第2キャリッジ9を走査方向に引っ張っているが、タイミングベルト21と平ベルト30とを同一平面で固定しているため、第1キャリッジには回転モーメントが発生しない。
各タイミングベルト21の一端側は主走査方向に沿って延出する駆動軸22の両端部に各々固定された駆動タイミングプーリ23に架け渡されている。各タイミングベルト21の他端側はスキャナハウジング3に取り付けられた従動タイミングプーリ24に架け渡されている。
従動タイミングプーリ24はこの従動タイミングプーリ24とスキャナハウジング3との間に架け渡された図示しない引っ張りスプリングによって駆動タイミングプーリ23から離反する方向へ付勢されている。これにより、各タイミングベルト21に対して、副走査方向にテンションが加えられる。
駆動軸22の一端には駆動伝達タイミングプーリ25aが取り付けられている。上述の駆動モータ10は駆動伝達タイミングプーリ25aの側方に配設されている。図3に示すように、駆動モータ10の駆動軸10a上にはハスバギヤ10bが固定され、減速ギヤ25bと噛み合い回転する。
減速ギヤ25bには同軸上に位置させて伝達用タイミングブーリ25cが設けられ、この伝達用タイミングプーリ25cと駆動伝達タイミングプーリ25aとの間にはエンドレスタイプの駆動タイミングベルト26が架け渡されている。これにより駆動モータ10の駆動力が駆動軸22を介して駆動タイミングプーリ23に伝達される。
なお、駆動モータ10の後ろ側には回転の安定化を図って鉄製の円盤が駆動軸10aに固定されている。ハスバギヤl0b側には騒動モータ10とモータブラケットの間に防振用のゴムダンパが配されている。
モータブラケットは前述した駆動タイミングベルト26の張力を調整するためにスライド可能になっており、ばねにより所定のテンションが掛けられた後、ネジ止めされる。
第2キャリッジ9は、第2、第3ミラー7,8の両端を支持する一対のミラーステー9aと、ミラーステー9aの両外側から第1キャリッジ6側へ向けて延出するアーム9bとを有している。このアーム9bの延出長さは第2キャリッジ9の副走査方向への移動量相当の長さとされている。
したがって、本実施の形態の第2キャリッジ9は平面的に見て略コ字状とされている。このような第2キャリッジ9において、ミラーステー9aの外側には、ミラーステー9aの面方向に沿って回転自在な平プーリ27が設けられる。
アーム9bの先端部には平プーリ27と対をなす平プーリ29を回転自在に保持するブラケット28が取り付けられており、これらの平プーリ27,29間には平ベルト30が架け渡されている。
この際、平面的に見て平ベルト30がタイミングベルト21と少し離れて平行となるように平プーリ27,29等が配設されている。また、平プーリ29を支持するブラケット28はアーム9bに対して摺動可能であり、ばね(図示せず)より所定のテンションをもって取り付けられている。
すなわち、平ベルト30に関しては、タイミングベルト21のように駆動力を伝達する必要がないため、基本的には、平プーリ27,29間で弛みがなければ張力を必要としないが、組み立て時に弛みが生じないようにするため、数百グラム程度の弱いテンションを掛けているものである。
このようにテンションが弱いため、主軸受けを用いなくても平プーリ27,29とこれらの平プーリ27,29を回転支持している軸(駆動軸22等)との回転負荷は非常に小さい。
加えて、第2キャリッジ9の下面には、第2キャリッジ9全体での対角位置となる四隅に図示しないスライダが設けられており、これらの4つのスライダは第2レール17bの上面に当接させることで副走査方向に沿って往復動自在とされている。
第2キャリッジ9は、各々のアーム9bをタイミングベルト21の内周側に位置させるようにして配設されている。このとき、1対の平ベルト30は、主走査方向において、1対のタイミングベルト21の内側に位置付けられる。
各平ベルト30の一部は、スキャナハウジング3の底板3aに固定された固定部材31に係止させることにより位置固定されている。この固定部材31による平ベルト30の固定位置は、ベルトクランプ6aによる第1キャリッジ6の平ベルト30に対する係止位置に対して略半周異なる位置となるように設定されている。
このように平ベルト30の一部が固定部材31により位置固定されているため、ベルトクランプ6aによる係止位置でタイミングベルト21に追従させて平ベルト30を移動させても、平ベルト30自体は回転することなく動滑車の原理にしたがって平プーリ27,29とともに副走査方向に移動することとなる。したがってこれらの平プーリ27,29および平ベルト30を支持する第2キャリッジ9も副走査方向に移動することとなる。
前述したように、平ベルト30の上側は、少し持ち上げた状態で第1キャリッジ6に係止されていることから、第2キャリッジ9には第1キャリッジ6に持ち上げられるような力が作用している。
しかし、平ベルト30の下側は底板3aに取り付けられた固定部材31により固定される高さを少し下側の位置で固定されており、固定部材31は第2キャリッジ9を下方向に引き付ける力が作用している(略図的に示す図6参照)。
本実施の形態では、この上下に作用する力を略同等とすることにより、第2キャリッジ9はレール17bに確実に接触しながら走査することができる。これによって、第2キャリッジ9に対して下方へ付勢する力を作用させることができ、往復動に際しては第2キャリッジ9の下面を第2レール17bから浮き上がることなく確実に当接させながら安定して走行移動させることができる。
光学系としてのXeランプ4、第1ミラー5、第2ミラー7、第3ミラー8を原稿面に沿ってスキャンさせるスキャン手段32は、Xeランプ4と第1ミラー5とが搭載された第1キャリッジ6、第2ミラー7と第3ミラー8とが搭載された第2キャリッジ9、これらのキャリッジ6,9を摺動自在に支持するレール17、駆動モータ10により駆動されるタイミングベルト21および平ベルト30、固定部材31により構成されている。
このようなスキャナ装置1において、原稿画像の読み取りにさいしては、駆動モータ10を駆動して第1、第2キャリッジ6,9を2:1の速度比で往復動させ、Xeランプ4を点灯することで原稿画像を露光走査する。
これにより、Xeランプ4から発光された光が、コンタクトガラス2を介して原稿面で反射されて第1ミラー5に到達した後、第2、第3ミラー7,8で順次反射されて、レンズブロック13を介して、CCD11に集光されて原稿画像の読み取りが行われる。
これらにより原稿面照度の経時変化がなく安定した画像が得られる画像読み取り装置を提供でき、また、小型で組み立て作業効率の良い安価な画像読み取り装置を提供できる。
図9は複写機の一実施の形態を概略的に示す縦断側面図である。次に、本発明によるスキャナ装置を備えた複写機の一実施の形態を図9に基づいて説明する。複写機40は、上側に配置された前述の実施の形態のような構成のスキャナ装置1と、このスキャナ装置1で読み取った原稿の画像を用紙に形成するプリンタ装置41とを有している。
プリンタ装置41内には、シート状の用紙を積層保持する給紙トレイ42あるいは手差しでの用紙を受け付ける手差しトレイ43から、プリンタエンジン44、定着ユニット45を介して排出紙スタッカ部46へ至る用紙搬送路47が形成されている。
本実施の形態では、感光体(本実施の形態では有機感光体)48と、その周囲に既設された帯電器(図示せず)、露光器50、現像器51、転写器52とを有する電子写真方式のプリンタエンジン44を使用している。また、プリンタ装置41内には、片面に画像を形成した用紙を反転するための用紙反転機構53が設けられている。
このような構成において、スキャナ装置1で読み取った原稿画像はプリンタ装置41により感光体48上で作像されて現像され、給紙トレイ42あるいは手差しトレイ43から給紙された用紙に転写され、その用紙に転写されたトナー画像は定着ユニット45により定着される。
なお、これらの実施の形態では、スキャナ装置1としてCCD11を備えるデジタルスキャナへの適用例を示したが、例えば、第3ミラー8により反射された原稿画像光を結像レンズ、反射ミラー等を介して感光体上に直接露光させるアナログ複写機等にも適用可能である。
図10は本発明の第2キャリッジの組み立て構成を説明する概略斜視図である。図11は図10の円部Aを拡大して示す平面図である。本発明の第2キャリッジの組み立て構成をさらに説明する。
本発明の第2キャリッジは1対の前および後アーム9bとステー9dの部材が互いに結合され、略コ字状に構成されている。ステー9dは長手方向の両辺9d1全域が上方に立ち曲げられている。
アーム9bはコの字の外側の辺9b1が上方に立ち曲げられ、内側の辺9b2が下方に立ち曲げられている。前および後アーム9bの上側にステー9dが載るように位置決めされてカシメによって互いに結合されている。
このとき、前後それぞれの結合部においてアーム9bの内側下曲げ線がステー9dの両側の上曲げ線と直交するように構成されている。これによって結合部付近に曲げ部のないウィークポイントがなくなり、さらに上下方向2つの曲げが直交することによってさらに強度アップされ、外乱に強いスキャナ装置1を提供できる。また作業者の取り扱いも楽になり作業効率が向上する。
さらに、このスキャナ装置を用いれば、第2キャリッジの変形による不良発生を防ぐことができ、修理時間も短く歩留まりの高い複写機の生産ができ、組み立て作業効率の良い安価な複写機を提供することができる。
本発明のスキャナ装置の1つの実施の形態を説明する概略図である。 スキャナ装置の内部構造を示す水平断面図である。 スキャナ装置の内部構造の縦断側面図である。 スキャナハウジング内に設けられた各部を示す斜視図である。 図4の一部を示す斜視図である。 ベルトの係止・固定による力の作用方向を概略的に示す説明図である。 第1および第2キャリッジの移動動作についての動滑車の原理を略図的に示す説明図である。 図7の第1および第2キャリッジが移動した位置を示す説明図である。 複写機の1実施の形態を概略的に示す縦断側面図である。 本発明の第2キャリッジの組み立て構成を説明する概略斜視図である。 図9の円部Aを拡大して示す平面図である。 従来技術による第2キャリッジの構成を示す概略図である。
符号の説明
1 スキャナ装置
5 第1ミラー
6 第1キャリッジ
7 第2ミラー
8 第3ミラー
9 第2キャリッジ
9b 前および後アーム
9b1 前および後アーム9bの外側辺(上方立ち曲げ部)
9b2 前および後アーム9bの内側辺(下方立ち曲げ部)
9d ステー
9d1 ステー9dの辺(上方立ち曲げ部)

Claims (2)

  1. 原稿面を照明する露光ランプおよび原稿面からの反射光を受ける第1ミラーを有する第1キャリッジと、前記第1ミラーから反射された光の光路方向を変えるための第2ミラーおよび第3ミラーを有する第2キャリッジとを備え、前記第1キャリッジと前記第2キャリッジとを2:1の速度比で副走査方向に移動させることにより前記原稿面を露光走査するスキャナ装置において、前記第2キャリッジの筐体は前アーム、後アーム、ステーの3つの部材をコの字状に結合して構成され、前記前アームおよび前記後アームのコの字の外側の辺が上方に立ち曲げられ、内側の辺が下方に立ち曲げられ、前記ステーの長手方向の両辺全域が上方に立ち曲げられ、前後それぞれの結合部において前記アームの内側下曲げ線が前記ステーの両側の上曲げ線と直交するように構成されていることを特徴とするスキャナ装置。
  2. 請求項1に記載のスキャナ装置を用いて読み取られた画像を、電子写真方式により顕像化し、用紙に転写した後、定着させて複写画像を得ることを特徴とする複写機。
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