JP4265836B2 - 免震建築用エレベーター装置 - Google Patents

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  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、基部建築体及び基部建築体の上方に免震装置を介して支持された免震建築体のそれぞれに形成され、互いに直列に配置されて一体的に構成された昇降路を有する免震建築用エレベーター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図12〜図14は、例えば特開平9−202561号公報に示された従来の免震建築用エレベーター装置に類似した構成を示す図で、図12はエレベーター装置の昇降路の要部縦断面図、図13は図12の要部横断平面拡大図、図14は図12の昇降路における地震時の状態を説明する図12相当図である。図において、1は大地に建設された基部建築体、2は基部建築体1に設けられた下部昇降路、3は基部建築体1の上に設けられた免震装置である。
【0003】
4は免震装置3を介して基部建築体1に支持された免震建築体、5は上部昇降路で、免震建築体4に設けられて下部昇降路2と直列に配置されて、下部昇降路2とによってエレベーターの昇降路6を形成する。7は昇降路6に縦通して設けられ基部建築体1及び免震建築体4の両者の対向箇所に弾性変形区域8を形成して立設されたかご用案内レール、9はかご用案内レール7と同様に昇降路6に設けられたつり合おもり用案内レールである。
【0004】
10は下部昇降路2及び上部昇降路5の壁にそれぞれ設けられたブラケットで、かご用案内レール7又はつり合おもり用案内レール9が締結されている。11はかごからなる第一昇降体で、両側のかご用案内レール7に移動可能に係合した案内具12が設けられている。13は第一昇降体11から水平方向に離れて昇降路6に配置されたつり合おもりからなる第二昇降体で、両側のつり合おもり用案内レール9に移動可能に係合した案内具14が設けられている。
【0005】
従来の免震建築用エレベーター装置は上記のように構成され、図示が省略してあるが巻上機が動作して、両端に第一昇降体11及び第二昇降体13がそれぞれ連結された主索が駆動される。これにより、第一昇降体11及び第二昇降体13が互いに反対方向へ昇降する。そして、地震によって基部建築体1が加振された場合には基部建築体1がエレベーター装置を含む免震建築体4に対し、図14に示すように水平方向に変位する。
【0006】
また、地震時の基部建築体1の変位によって弾性変形区域8において、かご用案内レール7及びつり合おもり用案内レール9が弾性変形して緩やかに湾曲するように、基部建築体1及び免震建築体4の間の互いに上下方向に対向したブラケット10の相互間隔が設定される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の免震建築用エレベーター装置において、地震時の基部建築体1と免震建築体4の両者の水平方向変位が大きい場合に、上記両者間の前述の上下方向に対向したブラケット10の相互間隔を長くしたり、案内レールの曲げ強度を増したりして対策される。このため、大サイズの案内レールを立設することになり、また案内レールに付随したエレベーターの各機器の装着についても大サイズの案内レールに対応させることが必要となるので製作費が嵩むという問題点があった。
【0008】
また、地震時に第一昇降体11又は第二昇降体13が弾性変形区域8にいる場合に、両側の案内レールの相互間方向に地震の加振力が作用したときには、昇降体の水平方向変位によって案内具を介して水平方向荷重が一側の案内レールに作用する。このため、水平方向荷重が作用した一側の案内レールが撓む。したがって、他側の案内レールとこの案内レールに対向した案内具との間には空隙が生じる恐れがあって、案内レールによる昇降体の案内作用が不十分となるという問題点があった。
【0009】
この発明は、かかる問題点を解消するためになされたものであり、地震時に基部建築体と免震建築体の相互間に昇降体がいる場合にも、案内レールによる昇降体の正常な案内作用が達成される免震建築用エレベーター装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る免震建築用エレベーター装置においては、基部建築体の上方に免震装置を介して支持された免震建築体、基部建築体及び免震建築体の両者のそれぞれに形成されて互いに直列に配置されたエレベーターの昇降路と、この昇降路に縦通して設けられ上記両者の対向箇所に弾性変形区域を形成して立設された一対の案内レールと、一対の案内レールの間に配置されるとともに、各案内レールに係合する案内具が設けられ、案内レールに案内具を介して案内されて、昇降路を昇降するエレベーターの昇降体と、昇降路に縦通して立設されて少なくとも弾性変形区域に対応して設けられ、案内レールに対向しない昇降体の側面に対応して配置された補助レールと、昇降体に設けられ、案内レールの相互間方向の両側から補助レールに対向する対向具とが設けられる。
【0011】
また、この発明に係る免震建築用エレベーター装置においては、補助レールが、昇降路に設けられた案内レールの弾性変形区域に対応する位置のみに設けられる。
【0012】
また、この発明に係る免震建築用エレベーター装置においては、補助レールが、案内レールの強度よりも強度の大きい部材によって構成される。
【0013】
また、この発明に係る免震建築用エレベーター装置においては、補助レールが、一般の構造用材料の棒鋼材により構成され、かつ対向具が、昇降体に対して通常時に補助レールとの間に空隙を形成する位置に装着される。
【0014】
また、この発明に係る免震建築用エレベーター装置においては、補助レールが、補助レールの長手端に配置されて自由端支持を形成する可撓継手を介して昇降路に立設される。
【0017】
また、この発明に係る免震建築用エレベーター装置においては、補助レールが、この補助レールの長手端に設けられて対向具との対向面から補助レールの長手端へ向かって引退する傾斜面を有する形態に構成される。
【0018】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1及び図2は、この発明の実施の形態の一例を示す図であり、図1はエレベーター装置の地震時の状況を示す昇降路の要部縦断面図、図2は図1の要部横断平面拡大図である。図において、1は大地に建設された基部建築体、2は基部建築体1に設けられた下部昇降路、3は基部建築体1の上に設けられた免震装置である。
【0019】
4は免震装置3を介して基部建築体1に支持された免震建築体、5は上部昇降路で、免震建築体4に設けられて下部昇降路2と直列に配置されて、下部昇降路2とによってエレベーターの昇降路6を形成する。7は昇降路6に縦通して設けられ基部建築体1及び免震建築体4の両者の対向箇所に弾性変形区域8を形成して立設されたかご用案内レール、9はかご用案内レール7と同様に昇降路6に設けられたつり合おもり用案内レールである。
【0020】
10は下部昇降路2及び上部昇降路5の壁にそれぞれ設けられたブラケットで、かご用案内レール7又はつり合おもり用案内レール9が締結されている。11はかごからなる第一昇降体で、両側のかご用案内レール7に移動可能に係合した案内具12が設けられている。13は第一昇降体11から水平方向に離れて昇降路6に配置されたつり合おもりからなる第二昇降体で、両側のつり合おもり用案内レール9に移動可能に係合した案内具14が設けられている。
【0021】
15はかご用案内レール7と同等の強度を有する補助レールで、昇降路6に縦通して設けられ基部建築体1及び免震建築体4の両者の対向箇所に弾性変形区域8を形成して立設され、かご用案内レール7から水平方向に離れ第一昇降体11の側面に対応した位置に配置されている。16は上記両者の壁にそれぞれ設けられたブラケットからなる取付金具であり、補助レール15が締結されている。17は第一昇降体11に装着されて補助レール15に対向して配置された対向具である。
【0022】
上記のように構成された免震建築用エレベーター装置において、図示が省略してあるが巻上機が動作して、両端に第一昇降体11及び第二昇降体13がそれぞれ連結された主索が駆動される。これにより、第一昇降体11及び第二昇降体13が互いに反対方向へ昇降する。そして、地震によって基部建築体1が加振された場合には免震装置5を介してエレベーター装置を含む免震建築体4が、図1に示すように基部建築体1に対して水平方向に変位して免震される。
【0023】
また、地震時の免震建築体4の変位によって弾性変形区域8において、かご用案内レール7、つり合おもり用案内レール9及び補助レール15が弾性変形して緩やかに湾曲するように、基部建築体1及び免震建築体4の間の互いに上下方向に対向したブラケット10、取付金具16の相互間隔が設定される。
【0024】
そして、地震時に第一昇降体11が弾性変形区域8にいる場合に、両側のかご用案内レール7の相互間方向に地震の加振力が作用したときには、第一昇降体11の水平方向変位によって案内具12を介して水平方向荷重が、その案内具12に対向した一側のかご用案内レール7に作用する。また、このときに第一昇降体11の水平方向変位によって対向具17を介して水平方向荷重が、その対向具17に対向した一側の補助レール15に作用する。
【0025】
したがって、地震時の第一昇降体11の水平方向変位による荷重が、かご用案内レール7及び補助レール15によって支持される。このため、第一昇降体11による水平方向荷重がかご用案内レール7及び補助レール15の双者に分散するのでかご用案内レール7の撓みが減少する。また、かご用案内レール7に発生する応力を小さくすることができる。これにより、特に大サイズのかご用案内レール7を使用しなくても所要の強度を得ることができる。
【0026】
このため、標準的な案内レール、案内レールに付随したエレベーターの標準的な各機器の使用が可能になって、製作費を低減することができる。また、地震時におけるかご用案内レール7の撓みが減少するので、かご用案内レール7と案内具12の係合が維持される。これによって、かご用案内レール7による第一昇降体11の案内作用が確保されるので、かご用案内レール7による第一昇降体11の案内作用が不十分となるために生じる障害を未然に防止することができる。
【0027】
実施の形態2.
図3及び図4は、この発明の他の実施の形態の一例を示す図であり、図3はエレベーター装置の地震時の状況を示す昇降路の要部縦断面図、図4は図3の要部横断平面拡大図である。図において、前述の図1及び図2と同符号は相当部分を示す。
【0028】
18はかご用案内レール7よりも高剛性の材料で製作されるか、または断面係数の大きい形状、寸法に製作された補助レールで、昇降路6に縦通して設けられ基部建築体1及び免震建築体4の両者の対向箇所におけるかご用案内レール7の弾性変形区域8に対応した範囲のみに立設され、かご用案内レール7から水平方向に離れ第一昇降体11の側面に対応して配置されている。16は上記両者の壁にそれぞれ設けられたブラケットからなる取付金具で、補助レール18が締結されている。17は第一昇降体11に装着されて補助レール18に対向して配置された対向具である。
【0029】
上記のように構成された免震建築用エレベーター装置においても、前述の図1及び図2の実施の形態と同様に第一昇降体11及び第二昇降体13が昇降し、また地震時には免震装置5により免震建築体4が免震される。そして、地震時には弾性変形区域8において、かご用案内レール7、つり合おもり用案内レール9及び補助レール18が緩やかに湾曲するように、基部建築体1及び免震建築体4の間の互いに上下方向に対向したブラケット10等の相互間隔が設定される。
【0030】
そして、地震時に第一昇降体11が弾性変形区域8にいる場合には、前述の図1及び図2の実施の形態と同様に第一昇降体11による水平方向荷重が、かご用案内レール7及び補助レール18に作用する。したがって、詳細な説明を省略するが図3及び図4の実施の形態においても図1及び図2の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0031】
また、図3及び図4の実施の形態において、補助レール18の強度を第一昇降体11による水平方向荷重に応じて適宜に設定することができる。このため、基部建築体1及び免震建築体4の間の互いに上下方向に対向した取付金具16の相互間隔を補助レール18の剛性に応じて変更することができる。
【0032】
したがって、取付金具16の位置設定の自由度が向上し、基部建築体1及び免震建築体4の配置に応じて適宜に配置することができてレイアウトを容易化することができる。また、補助レール18がかご用案内レール7の弾性変形区域8に対応した範囲のみに装備されるので、補助レール18の装備の費用を節減することができる。
【0033】
実施の形態3.
図5も、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、エレベーター装置の昇降路の要部横断平面図である。なお、図5の他は前述の図3及び図4の実施の形態と同様にエレベーター装置が構成されている。図において、前述の図3及び図4と同符号は相当部分を示す。
【0034】
19は一般の構造用材料の棒鋼材、例えばI形鋼からなる補助レールで、昇降路6に縦通して設けられ基部建築体1及び免震建築体4の両者の対向箇所におけるかご用案内レール7の弾性変形区域8に対応した範囲のみに立設されて、かご用案内レール7から水平方向に離れ第一昇降体11の側面に対応して配置されている。16は上記両者の壁にそれぞれ設けられたブラケットからなる取付金具で、補助レール19が締結されている。17は第一昇降体11に設けられて補助レール19に対向し、通常時には補助レール19面との間に空隙gを形成して配置された対向具である。
【0035】
上記のように構成された免震建築用エレベーター装置においても、前述の図1及び図2の実施の形態と同様に第一昇降体11及び第二昇降体13が昇降し、また地震時には免震装置5により免震建築体4が免震される。そして、地震時には弾性変形区域8において、かご用案内レール7、つり合おもり用案内レール9及び補助レール19が緩やかに湾曲するように、基部建築体1及び免震建築体4の間の互いに上下方向に対向したブラケット10等の相互間隔が設定される。
【0036】
そして、地震時に第一昇降体11が弾性変形区域8にいる場合には、前述の図1及び図2の実施の形態と同様に第一昇降体11の水平方向変位による水平方向荷重が、かご用案内レール7及び補助レール19に作用する。したがって、詳細な説明を省略するが図5の実施の形態においても図1及び図2の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0037】
なお、図5の実施の形態において、直線精度が低い通常の構造用材料の形鋼が補助レール19として用いられるので、通常時には補助レール19面との間に空隙を形成して対向具17を配置する。これによって、通常時に補助レール19面に対向具17が接触して振動、騒音が発生しないようにすることができる。また、地震時に第一昇降体11が水平方向に変位すると対向具17が補助レール19を押圧して水平方向荷重が支持される。そして、このような構成によって補助レール19の材料費、加工費を節減でき、免震建築用エレベーター装置の製作費を低減することができる。
【0038】
実施の形態4.
図6も、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、エレベーター装置の昇降路の要部縦断面図である。なお、図6の他は前述の図3及び図4の実施の形態と同様にエレベーター装置が構成されている。図において、前述の図3と同符号は相当部分を示し、20はボールジョイントからなる可撓継手で、取付金具16に設けられて自由端支持を形成して補助レール18の端部を保持する。
【0039】
上記のように構成された免震建築用エレベーター装置においても、前述の図1及び図2の実施の形態と同様に第一昇降体11及び第二昇降体13が昇降し、また地震時には免震装置5により免震建築体4が免震される。そして、地震時には弾性変形区域8において、かご用案内レール7、つり合おもり用案内レール9及び補助レール18が緩やかに湾曲するように、基部建築体1及び免震建築体4の間の互いに上下方向に対向したブラケット10等の相互間隔が設定される。
【0040】
そして、地震時に第一昇降体11が弾性変形区域8にいる場合には、前述の図1及び図2の実施の形態と同様に第一昇降体11の水平方向変位による水平方向荷重が、かご用案内レール7及び補助レール18に作用する。したがって、詳細な説明を省略するが図6の実施の形態においても図1及び図2の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0041】
なお、図6の実施の形態において、地震時に基部建築体1に対して免震建築体4が水平方向に変位したときに、可撓継手20によって補助レール18が保持されているので補助レール18に曲げ応力が作用しない。このため、補助レール18としては地震時に第一昇降体11による水平方向荷重に対応する強度に設計することができる。
【0042】
したがって、補助レール18を小サイズ化することができ補助レール18の材料費、加工費を節減でき、免震建築用エレベーター装置の製作費を低減することができる。
なお、可撓継手20が保持部の回動を許容するばねやゴム等によって構成されたものであっても、図6の実施の形態における作用を得ることができる。
【0043】
実施の形態5.
図7及び図8も、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図7は前述の図2のA部を拡大して示す相当図、図8は図7の正面図である。なお、図7及び図8の他は前述の図3及び図4の実施の形態と同様にエレベーター装置が構成されている。図において、前述の図1及び図2と同符号は相当部分を示す。
【0044】
21は第一昇降体11に設けられた係合板で、補助レール15が空隙を形成して嵌合する凹所22及び凹所22に設けられて補助レール15の基部23の幅方向の端部がそれぞれ空隙を形成して嵌合する係合部24が構成されている。25は係合板21に枢着されて第一昇降体11の昇降により補助レール15面を転動する転子26を有する対向具である。
【0045】
上記のように構成された免震建築用エレベーター装置においても、前述の図1及び図2の実施の形態と同様に第一昇降体11及び第二昇降体13が昇降し、また地震時には免震装置5により免震建築体4が免震される。そして、地震時には弾性変形区域8において、かご用案内レール7、つり合おもり用案内レール9及び補助レール15が緩やかに湾曲するように、基部建築体1及び免震建築体4の間の互いに上下方向に対向したブラケット10等の相互間隔が設定される。
【0046】
そして、地震時に第一昇降体11が弾性変形区域8にいる場合には、前述の図1及び図2の実施の形態と同様に第一昇降体11の水平方向変位による水平方向荷重が、かご用案内レール7及び対向具25を介して補助レール15に作用する。したがって、詳細な説明を省略するが図7及び図8の実施の形態においても図1及び図2の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0047】
なお、図7及び図8の実施の形態において、地震時に第一昇降体11が水平方向に変位したときに、補助レール15の基部23が係合板21の係合部24に嵌合しているので、第一昇降体11の水平方向荷重が両側の補助レール15によって支持される。このため、地震時の第一昇降体11の水平方向変位を少なくすることができ、地震時にかご用案内レール7と案内具12の係合が維持される。
【0048】
これによって、かご用案内レール7による第一昇降体11の案内作用が確保されるので、かご用案内レール7による第一昇降体11の案内作用が不十分となるために生じる障害を未然に防止することができる。また、補助レール15を小サイズ化することができ補助レール15の材料費、加工費を節減でき、免震建築用エレベーター装置の製作費を低減することができる。なお、摺動体によって構成された対向具25であっても、また補助レール15面との間に空隙を形成して対向具25を配置した構成であっても、図7及び図8の実施の形態における作用を得ることができる。
【0049】
実施の形態6.
図9も、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、前述の図7相当図である。なお、図9の他は前述の図3及び図4の実施の形態と、図7及び図8の実施の形態と同様にエレベーター装置が構成されている。図において、前述の図1及び図2と図7及び図8と同符号は相当部分を示す。
【0050】
27は合成樹脂製の低摩擦材料からなり溝形をなす摺動片で、係合板21の凹所22に設けられて、補助レール15の基部23の幅方向の端部にそれぞれ対応した引退部28に嵌着され、内部に基部23の幅方向の端部と空隙を形成して嵌合する係合部24が構成されている。
【0051】
上記のように構成された免震建築用エレベーター装置においても、前述の図1及び図2の実施の形態と同様に第一昇降体11及び第二昇降体13が昇降し、また地震時には免震装置5により免震建築体4が免震される。そして、地震時には弾性変形区域8において、かご用案内レール7、つり合おもり用案内レール9及び補助レール15が緩やかに湾曲するように、基部建築体1及び免震建築体4の間の互いに上下方向に対向したブラケット10等の相互間隔が設定される。
【0052】
そして、地震時に第一昇降体11が弾性変形区域8にいる場合には、前述の図1及び図2の実施の形態と同様に第一昇降体11の水平方向変位による水平方向荷重が、かご用案内レール7及び対向具25を介して補助レール15に作用する。また、補助レール15と嵌合する係合板21が設けられているので、詳細な説明を省略するが図9の実施の形態においても図1及び図2の実施の形態と、図7及び図8の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0053】
また、図9の実施の形態において、補助レール15の基部23の幅方向の端部に対向して摺動片27が配置される。このため、第一昇降体11の昇降時に補助レール15と係合板21の係合が円滑化し、これらの係合時の振動、騒音の発生を少なくすることができる。
【0054】
実施の形態7.
図10も、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、前述の図3相当図である。なお、図10の他は前述の図3及び図4の実施の形態と同様にエレベーター装置が構成されている。図において、前述の図3及び図4と同符号は相当部分を示し、29は補助レール18の長手端部にそれぞれ設けられた傾斜面であり、対向具17との対向面から補助レール18の長手端へ引退する形状に形成されている。
【0055】
上記のように構成された免震建築用エレベーター装置においても、前述の図3及び図4の実施の形態と同様に第一昇降体11及び第二昇降体13が昇降し、また地震時には免震装置5により免震建築体4が免震される。そして、地震時には弾性変形区域8において、かご用案内レール7、つり合おもり用案内レール9及び補助レール18が緩やかに湾曲するように、基部建築体1及び免震建築体4の間の互いに上下方向に対向したブラケット10等の相互間隔が設定される。
【0056】
そして、地震時に第一昇降体11が弾性変形区域8にいる場合には、前述の図3及び図4の実施の形態と同様に第一昇降体11の水平方向変位による水平方向荷重が、かご用案内レール7及び対向具17を介して補助レール18に作用する。したがって、詳細な説明を省略するが図10の実施の形態においても図3及び図4の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0057】
また、図10の実施の形態において、補助レール18の長手端部に傾斜面29が設けられる。このため、第一昇降体11が昇降して補助レール18の長手端部に対向するときに、傾斜面29によって補助レール18と対向具29の両者が所定位置に誘導される。したがって、上記両者の対向時に第一昇降体11が横揺れして補助レール18に対して水平方向に変位した場合であっても、傾斜面29によって上記両者が正常に対向する。これによって振動、騒音の発生を減少することができる。
【0058】
実施の形態8.
図11も、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、前述の図2の要部相当図である。なお、図11の他は前述の図1及び図2の実施の形態と同様に免震建築用エレベーター装置が形成されている。図において、前述の図1及び図2と同符号は相当部分を示す。
【0059】
30は前述の補助レール15と同様な補助レールで、第二昇降体13に対してつり合おもり用レール9から離れた第二昇降体13の側面に対応して配置されている。31は第二昇降体13に枢持された転子からなる対向具で、補助レール30の横断面において基部の幅方向の中心から突出した案内面の両側にそれぞれ対向して配置されている。
【0060】
上記のように構成された免震建築用エレベーター装置においても、前述の図1及び図2の実施の形態と同様に第一昇降体11及び第二昇降体13が昇降し、また地震時には免震装置5により免震建築体4が免震される。そして、地震時には弾性変形区域8において、かご用案内レール7、つり合おもり用案内レール9、補助レール15及び補助レール30が緩やかに湾曲するように、基部建築体1及び免震建築体4の間の互いに上下方向に対向したブラケット10等の相互間隔が設定される。
【0061】
そして、地震時に第一昇降体11が弾性変形区域8にいる場合には、前述の図1及び図2の実施の形態と同様に第一昇降体11による水平方向荷重が、かご用案内レール7及び補助レール15に作用する。したがって、詳細な説明を省略するが図11の実施の形態においても図1及び図2の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0062】
また、図11の実施の形態において、地震時に第二昇降体13が弾性変形区域8にいる場合に、両側のつり合おもり用案内レール9の相互間方向に地震の加振力が作用したときには、第二昇降体13の水平方向変位によって案内具14を介して水平方向荷重が、その案内具14に対向した一側のつり合おもり用案内レール9に作用する。また、このときに第二昇降体13の水平方向変位によって対向具31を介して水平方向荷重が、その対向具31に対向した補助レール30の一側に作用する。
【0063】
したがって、地震時の第二昇降体13の水平方向変位による荷重が、つり合おもり用案内レール9及び補助レール30によって支持される。このため、第二昇降体13による水平方向荷重がつり合おもり用案内レール9及び補助レール30の双者に分散するのでつり合おもり用案内レール9の撓みが減少する。また、つり合おもり用案内レール9に発生する応力を小さくすることができる。これにより、特に大サイズのつり合おもり用案内レール9を使用しなくても所要の強度を得ることができる。
【0064】
このため、標準的な案内レール、案内レールに付随したエレベーターの標準的な各機器の使用が可能になって、製作費を低減することができる。また、地震時におけるつり合おもり用案内レール9の撓みが減少するので、つり合おもり用案内レール9と案内具14の係合が維持される。これによって、つり合おもり用案内レール9による第二昇降体13の案内作用が確保されるので、つり合おもり用案内レール9による第二昇降体13の案内作用が不十分となるために生じる障害を未然に防止することができる。
【0065】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように、基部建築体の上方に免震装置を介して支持された免震建築体、基部建築体及び免震建築体の両者のそれぞれに形成されて互いに直列に配置されたエレベーターの昇降路と、この昇降路に縦通して設けられ上記両者の対向箇所に弾性変形区域を形成して立設された一対の案内レールと、一対の案内レールの間に配置されるとともに、各案内レールに係合する案内具が設けられ、案内レールに案内具を介して案内されて、昇降路を昇降するエレベーターの昇降体と、昇降路に縦通して立設されて少なくとも弾性変形区域に対応して設けられ、案内レールに対向しない昇降体の側面に対応して配置された補助レールと、昇降体に設けられ、案内レールの相互間方向の両側から補助レールに対向する対向具とを設けたものである。
【0066】
これによって、地震時に昇降体が弾性変形区域にいる場合に、両側の案内レールの相互間方向に地震の加振力が作用したときには、案内具を介して昇降体の水平方向荷重が案内レールに作用すると共に、対向具を介して補助レールに作用する。したがって、地震時の昇降体の水平方向変位による荷重が、案内レール及び補助レールに分散して支持される。このため、案内レールの撓みが減少し、案内レールの応力が小さくなり、標準サイズの案内レールにより所要の強度を得ることができて製作費を低減することができる。そして、地震時における案内レールの撓みの減少により、案内レールと案内具の係合が維持されて案内レールによる昇降体の案内作用が不十分となるために生じる障害を未然に防止する効果がある。
【0067】
また、この発明は以上説明したように、補助レールを、昇降路に設けられた案内レールの弾性変形区域に対応する位置のみに設けたものである。
【0068】
これによって、地震時に昇降体が弾性変形区域にいる場合に、両側の案内レールの相互間方向に地震の加振力が作用したときには、案内具を介して昇降体の水平方向荷重が案内レールに作用すると共に、対向具を介して補助レールに作用する。したがって、地震時の昇降体の水平方向変位による荷重が、案内レール及び補助レールに分散して支持される。このため、案内レールの撓みが減少し、案内レールの応力が小さくなり、標準サイズの案内レールにより所要の強度を得ることができ、また補助レールが短い区域に設けられることによって製作費を低減することができる。そして、地震時における案内レールの撓みの減少により、案内レールと案内具の係合が維持されて案内レールによる昇降体の案内作用が不十分となるために生じる障害を未然に防止する効果がある。
【0069】
また、この発明は以上説明したように、補助レールを、案内レールの強度よりも強度の大きい部材によって構成したものである。
【0070】
これによって、地震時に昇降体が弾性変形区域にいる場合に、両側の案内レールの相互間方向に地震の加振力が作用したときには、案内具を介して昇降体の水平方向荷重が案内レールに作用すると共に、対向具を介して補助レールに作用する。したがって、地震時の昇降体の水平方向変位による荷重が、案内レール及び補助レールに分散して支持される。このため、案内レールの撓みが減少し、案内レールの応力が小さくなり、標準サイズの案内レールにより所要の強度を得ることができ、また補助レールが短い区域に設けられることによって製作費を低減することができる。そして、強固な補助レールが設けらて地震時における案内レールの撓みが減少することにより、案内レールと案内具の係合が維持されて案内レールによる昇降体の案内作用が不十分となるために生じる障害を未然に防止する効果がある。
【0071】
また、この発明は以上説明したように、補助レールを、一般の構造用材料の棒鋼材により構成し、かつ対向具を、昇降体に対して通常時に補助レールとの間に空隙を形成する位置に装着したものである。
【0072】
これによって、地震時に昇降体が弾性変形区域にいる場合に、両側の案内レールの相互間方向に地震の加振力が作用したときには、案内具を介して昇降体の水平方向荷重が案内レールに作用すると共に、対向具を介して補助レールに作用する。したがって、地震時の昇降体の水平方向変位による荷重が、案内レール及び補助レールに分散して支持される。このため、案内レールの撓みが減少し、案内レールの応力が小さくなり、標準サイズの案内レールにより所要の強度を得ることができ、また一般の構造用材料からなる補助レールが短い区域に設けられることによって製作費を低減することができる。そして、地震時における案内レールの撓みが減少することにより、案内レールと案内具の係合が維持されて案内レールによる昇降体の案内作用が不十分となるために生じる障害を未然に防止する効果がある。
【0073】
また、この発明に係る免震建築用エレベーター装置においては、補助レールを、補助レールの長手端に配置されて自由端支持を形成する可撓継手を介して昇降路に立設したものである。
【0074】
これによって、地震時に昇降体が弾性変形区域にいる場合に、両側の案内レールの相互間方向に地震の加振力が作用したときには、案内具を介して昇降体の水平方向荷重が案内レールに作用すると共に、対向具を介して補助レールに作用する。したがって、地震時の昇降体の水平方向変位による荷重が、案内レール及び補助レールに分散して支持される。このため、案内レールの撓みが減少し、案内レールの応力が小さくなり、標準サイズの案内レールにより所要の強度を得ることができ、また補助レールが短い区域に設けられることによって製作費を低減することができる。そして、地震時における案内レールの撓みの減少により、案内レールと案内具の係合が維持されて案内レールによる昇降体の案内作用が不十分となるために生じる障害を未然に防止する効果がある。
また、地震時に免震建築体が水平方向に変位したときに、自由端支持を形成する可撓継手によって補助レールが保持されているので補助レールに曲げ応力が作用しない。このため、補助レールを地震時の昇降体による水平方向荷重に対応する強度に設計することができ、製作費を低減する効果がある。
【0079】
また、この発明は以上説明したように、補助レールを、この補助レールの長手端に設けられて、対向具との対向面から補助レールの長手端へ引退する傾斜面を有する形態に構成したものである。
【0080】
これによって、地震時に昇降体が弾性変形区域にいる場合に、両側の案内レールの相互間方向に地震の加振力が作用したときには、案内具を介して昇降体の水平方向荷重が案内レールに作用すると共に、対向具を介して補助レールに作用する。したがって、地震時の昇降体の水平方向変位による荷重が、案内レール及び補助レールに分散して支持される。このため、案内レールの撓みが減少し、案内レールの応力が小さくなり、標準サイズの案内レールにより所要の強度を得ることができ、また補助レールが短い区域に設けられることによって製作費を低減することができる。そして、地震時における案内レールの撓みの減少により、案内レールと案内具の係合が維持されて案内レールによる昇降体の案内作用が不十分となるために生じる障害を未然に防止する効果がある。
また、昇降体が昇降して補助レールの長手端部に対向するときに、傾斜面によって補助レールと対向具の両者が所定位置に誘導される。したがって、上記両者の対向時に昇降体が横揺れして水平方向に変位した場合であっても、傾斜面によって上記両者が正常に対向して振動、騒音の発生を減少する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図で、エレベーター装置の地震時の状況を示す昇降路の要部縦断面図。
【図2】 図1の要部横断平面拡大図。
【図3】 この発明の実施の形態2を示す図で、エレベーター装置の地震時の状況を示す昇降路の要部縦断面図。
【図4】 図3の要部横断平面拡大図。
【図5】 この発明の実施の形態3を示す図で、エレベーター装置の昇降路の要部横断平面図。
【図6】 この発明の実施の形態4を示す図で、エレベーター装置の昇降路の要部縦断面図。
【図7】 この発明の実施の形態5を示す図で、前述の図2のA部を拡大して示す相当図。
【図8】 図7の正面図。
【図9】 この発明の実施の形態6を示す図で、前述の図7相当図。
【図10】 この発明の実施の形態7を示す図で、前述の図3相当図。
【図11】 この発明の実施の形態8を示す図であり、前述の図2の要部相当図。
【図12】 従来の免震建築用エレベーター装置に類似した構成を示す図で、エレベーター装置の昇降路の要部縦断面図。
【図13】 図12の要部横断平面拡大図。
【図14】 図12の昇降路における地震時の状態を説明する図で、図12相当図。
【符号の説明】
1 基部建築体、3 免震装置、4 免震建築体、6 昇降路、7 かご用案内レール(案内レール)、8 弾性変形区域、9 つり合おもり用案内レール(案内レール)、11 第一昇降体(昇降体)、12 案内具、13 第二昇降体(昇降体)、14 案内具、15 補助レール、17 対向具、18 補助レール、19 補助レール、20 可撓継手、21 係合板、23 基部、24 係合部、25 対向具、27 摺動片、29 傾斜面、30 補助レール、31 対向具。

Claims (6)

  1. 基部建築体の上方に免震装置を介して支持された免震建築体、
    上記基部建築体及び免震建築体の両者のそれぞれに形成されて互いに直列に配置されたエレベーターの昇降路と、
    この昇降路に縦通して設けられ上記両者の対向箇所に弾性変形区域を形成して立設された一対の案内レールと、
    上記一対の案内レールの間に配置されるとともに、上記各案内レールに係合する案内具が設けられ、上記案内レールに上記案内具を介して案内されて、上記昇降路を昇降する上記エレベーターの昇降体と、
    上記昇降路に縦通して立設されて少なくとも上記弾性変形区域に対応して設けられ、上記案内レールに対向しない上記昇降体の側面に対応して配置された補助レールと、
    上記昇降体に設けられ、上記案内レールの相互間方向の両側から上記補助レールに対向する対向具と
    を備えた免震建築用エレベーター装置。
  2. 補助レールを、昇降路に設けられた案内レールの弾性変形区域に対応する位置のみに設けたことを特徴とする請求項1記載の免震建築用エレベーター装置。
  3. 補助レールを、案内レールの強度よりも強度の大きい部材により構成したことを特徴とする請求項2記載の免震建築用エレベーター装置。
  4. 補助レールを、一般の構造用材料の棒鋼材により構成し、かつ対向具を、昇降体に対して通常時に上記補助レールとの間に空隙を形成する位置に装着したことを特徴とする請求項2記載の免震建築用エレベーター装置。
  5. 補助レールを、この補助レールの長手端に配置されて自由端支持を形成する可撓継手を介して昇降路に立設したことを特徴とする請求項2記載の免震建築用エレベーター装置。
  6. 補助レールを、この補助レールの長手端に設けられて対向具との対向面から上記補助レールの長手端へ向かって引退する傾斜面を有するものとしたことを特徴とする請求項2記載の免震建築用エレベーター装置。
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