JP4264847B1 - 工作機械の冷却システム - Google Patents

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Abstract

【課題】主軸の回転数の速度変化に対応して冷却能力を変化させることができ、発生熱を確実に除去することが可能な工作機械の冷却装置を提供することを目的とする。
【解決手段】主軸28内部に主軸冷却油を循環させて、工作機械2の熱変形を防止する工作機械2の冷却装置1において、主軸28の回転速度情報Vθを受信する速度情報受信部41と、回転速度の取り得る範囲を段階的に複数の速度領域に区分して、該速度領域毎に、発熱量に対応する温度設定値が定められた主軸速度・温度テーブルを備えた温度データ記憶部42と、回転速度情報Vθと主軸速度・温度テーブルとを読み込んで、回転速度情報Vθが属する速度領域を判別して、該速度領域に対応する温度設定値を主軸冷却油の設定温度とする比較演算部43と、該設定温度に基づいて主軸冷却油に温度調節を施して送油を行う主軸冷却装置35とを設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、主軸内部に形成された主軸冷却路又は主軸をワークに対して相対移動させる送り軸内部に形成された送り軸冷却路に冷却油を循環させて工作機械の熱変形を防止する工作機械の冷却装置に関する。
マシニングセンタ等の工作機械においては、一般に主軸の回転数や送り軸の送り速度、加工抵抗等の加工条件等に応じて熱が発生し、主軸や送り軸に熱変形が生じることがある。これに対処すべく、特に主軸の熱を除去するものとして、例えば特許文献1及び2には主軸内部に冷却油を循環させて発熱を除去する冷却装置が開示されている。
特許文献1には、発熱量や主軸の回転数に応じて冷却油の流量を制御することにより主軸の冷却を行う発明が記載されている。
また、特許文献2には、主軸回転数に対応した必要冷却熱量を予め記憶し、主軸回転数が低速から高速に変速されることを検知して、該変速に先立って高速の主軸回転数に対応する必要冷却熱量の潤滑油を吐出するに際し、主軸からの戻り潤滑油を吐出する潤滑油に混同して温度を制御する発明が記載されている。この発明においては、吐出される潤滑油の温度は、工作機械のベース等の基準温度に対して定められた温度差に調節されている。
特開2005−230955号公報 特許第3119768号公報
ところで、上記のような冷却装置には以下のような問題があった。
即ち、主軸内の冷却路の伝熱面積を増加すれば冷却能力が向上するが、設計上、スペース上の制限から一定以上伝熱面積を増やすことはできない。したがって、近年の高速化、高出力化に伴う発熱量の大きな工作機械に対しては、従来の方式では発熱量を除去するための十分な冷却能力を得ることができないという問題があった。
また、特許文献1に記載の発明のように発熱量に応じて冷却液の流量を制御する方式の場合、上記同様冷却液循環路の伝熱面積を増加するには限界があるため、冷却能力の向上を図ることができず、さらに、流量を増加するためにはポンプの圧力を高める必要があるため、これによりポンプ自体からの発熱により冷却油が加熱されて十分な冷却性能を得ることができないという問題があった。
一方、特許文献2に記載の発明では、吐出される潤滑油の温度を基準温度に対して一定の温度差に調節する方式のため、主軸の速度変化に追従したものとはいえず冷却能力に不足を生じていた。また、使用条件で温度が変化する戻り潤滑油を混合するため、主軸に供給する潤滑油の温度が不安定になり易いという欠点があった。
また、一般的にこのような工作機械においては主軸速度が頻繁に変化するため、僅かな主軸速度の変化が起こった場合でもこれに応じて冷却能力を変化させようとすると、冷却能力の調整が不安定に行われて適確な冷却をすることができないという問題が生じる。
さらに、主軸や送り軸を冷却するに際しては、発生熱を確実に除去するとともに過冷却を防ぐべく、発熱量に適した冷却性能の冷却油を供給することが望まれる。
この発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、主軸の回転数や送り軸の送り速度の変化に対応して適確に冷却能力を変化させることができ、発生熱を確実に除去することが可能な工作機械の冷却装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、この発明は以下の手段を提案している。
即ち、本発明に係る工作機械の冷却システムは、主軸内部に主軸冷却油を循環させて、工作機械の熱変形を防止する工作機械の冷却装置において、前記主軸の回転速度情報を受信する速度情報受信部と、前記主軸の回転速度の取り得る範囲を段階的に複数の速度領域に区分して、該速度領域毎に、発熱量に対応する温度設定値が定められた主軸速度・温度テーブルを備えた温度データ記憶部と、前記回転速度情報と前記主軸速度・温度テーブルとを読み込んで、前記回転速度情報が属する前記速度領域を判別して、該速度領域に対応する前記温度設定値を前記主軸冷却油の設定温度とする比較演算部と、該設定温度に基づいて前記主軸冷却油に温度調節を施して送油を行う主軸冷却装置とが設けられ、前記回転速度情報の属する前記速度領域が変更された際に、前記主軸冷却装置が、10秒〜1分以内は元の速度領域に対応する前記設定温度に基づいて前記主軸冷却油に温度調節を行い、前記10秒〜1分経過後に新たな前記速度領域に対応する前記設定温度に基づいて前記主軸冷却油に温度調節を行うことを特徴とする。
このような特徴の工作機械の冷却システムによれば、主軸の回転速度情報が属する速度領域の温度設定値を主軸冷却油の設定温度として温度調節を行うことにより、主軸の速度変化に対応した冷却能力の主軸冷却油を主軸に送油することが可能となる。
また、速度領域を段階的に区分し、この区分に応じた冷却能力を備えた主軸冷却油を循環させる方式とすることで、主軸冷却油の調整を安定的に行うことが可能となる。
さらに、主軸の回転速度が変化して速度領域が変更された際には、一定時間が経過しない限り主軸冷却油の設定温度が変更されることはないため、例えば、2つの速度領域の境界において主軸の回転速度が安定しないときであっても、設定温度が元の速度領域に対応するものに保持されて、主軸冷却油の温度調節が不安定に行われるのを防止することができる。
さらに、本発明に係る工作機械の冷却システムは、前記主軸の回転が停止してから10分〜30分経過後に、前記主軸冷却装置が、前記主軸冷却油の送油を停止することを特徴とする。
これにより、主軸の過冷却の防止と省エネルギー化を図ることが可能となる。
さらにまた、本発明に係る工作機械の冷却システムは、前記主軸の回転が停止した際に、前記主軸冷却装置が、前記工作機械のベース温度よりも高い温度を前記設定温度として、前記冷却油の温度調節を行うことを特徴とする。
工作機械は加工精度が安定している定常運転時が長時間の停止時に比べて主軸の温度は僅かに高いものとなっている。よって、運転が停止した後も冷却を続けると安定状態の温度が低下して加工再開時直後の精度が低下してしまう。そこで、上記のように、主軸の停止後冷却油を工作機械のベース温度よりも高く温度調節することで、加工再開時の加工精度を安定させることが可能となる。
また、本発明に係る工作機械の冷却システムは、前記比較演算部が、前記回転速度情報が属する前記速度領域を判別するのに代えて、前記回転速度情報に基づいて算出した1分〜10分間の平均回転速度が属する前記速度領域を判別して、該速度領域に対応する前記温度設定値を前記主軸冷却油の設定温度とすることを特徴とするものであってもよい。
これによっても、主軸の速度変化に対応した冷却能力の主軸冷却油を主軸に送油することが可能となる。
本発明に係る工作機械の冷却システムは、主軸をワークに対して相対移動させる送り軸内部に送り軸冷却油を循環させて、工作機械の熱変形を防止する工作機械の冷却装置において、前記送り軸の送り速度情報を受信する速度情報受信部と、前記送り軸の送り速度の取り得る範囲を段階的に複数の速度領域に区分して、該速度領域毎に、発熱量に対応する温度設定値が定められた送り軸速度・温度テーブルを備えた温度データ記憶部と、前記送り速度情報と前記送り軸速度・温度テーブルとを読み込んで、前記送り速度情報が属する前記速度領域を判別して、該速度領域に対応する前記温度設定値を前記送り軸冷却油の設定温度とする比較演算部と、該設定温度に基づいて前記送り軸冷却油に温度調節を施して送油を行う送り軸冷却装置とが設けられ、前記送り速度情報の属する前記速度領域が変更された際に、前記送り軸冷却装置が、10秒〜1分以内は元の速度領域に対応する前記設定温度に基づいて前記送り軸冷却油に温度調節を行い、前記10秒〜1分経過後に新たな前記速度領域に対応する前記設定温度に基づいて前記送り軸冷却油に温度調節を行うことを特徴とする。
送り軸の送り速度情報が属する速度領域の温度設定値を送り軸冷却油の設定温度として温度調節を行うことにより、送り軸の速度変化に対応した冷却能力の送り軸冷却油を送り軸に送油することが可能となる。
また、速度領域を段階的に区分し、この区分に応じた冷却能力を備えた送り軸冷却油を循環させる方式とすることで、送り軸冷却油の調整を安定的に行うことが可能となる。
らに、送り軸の回転速度が変化して速度領域が変更された際には、一定時間が経過しない限り送り軸冷却油の設定温度が変更されることはない。したがって、例えば、2つの速度領域の境界において送り軸の回転速度が安定しないときであっても、設定温度が元の速度領域に対応するものに保持されて、送り軸冷却油の温度調節が不安定に行われるのを防止することができる。
さらに、本発明に係る工作機械の冷却システムは、前記送り軸の送りが停止してから10分〜30分経過後に、前記送り軸冷却装置が、前記送り軸冷却油の送油を停止することを特徴とする。
これにより、送り軸の過冷却の防止と省エネルギー化を図ることが可能となる。
また、本発明に係る工作機械の冷却システムは、前記送り軸の回転が停止した際に、前記送り軸冷却装置が、前記工作機械のベース温度よりも高い温度を前記設定温度として、前記送り軸冷却油の温度調節を行うことを特徴とする。
これにより上記主軸と同様、加工再開時の加工精度を安定させることが可能となる。
さらにまた、本発明に係る工作機械の冷却システムは、前記比較演算部が、前記送り速度情報が属する前記速度領域を判別するのに代えて、前記送り速度情報に基づいて算出した1分〜10分間の平均送り速度が属する前記速度領域を判別して、該速度領域に対応する前記温度設定値を前記送り軸冷却油の設定温度とすることを特徴とする。
これによっても、送り軸の速度変化に対応した冷却能力の送り軸冷却油を送り軸に送油することが可能となる。
本発明の工作機械の冷却システムによれば、速度領域毎の温度設定値に基づいて主軸冷却油又は送り軸冷却油の温度調節を行うことで、速度変化に対応して発熱量に適した冷却性能の主軸又は送り軸冷却油を供給することが可能となる。よって、加工条件に応じて適確に発生熱を除去することができるため、工作機械の熱変形を確実に抑え、加工精度を向上させることが可能となる。
さらに、主軸冷却油又は送り軸冷却油の温度調節が不安定に行われるのを防止することができる。


以下、本発明に係る工作機械の冷却装置の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は工作機械の冷却システムが適用される工作機械の概略構成を示す斜視図、図2は実施の形態に係る工作機械の冷却装置の概略構成図、図3は(a)主軸速度・温度テーブル及び(b)送り軸速度・温度テーブルを示す図、図4は工作機械の冷却装置の動作を説明するフローチャート、図5は速度領域の速度値と温度設定値との関係を示す図である。
冷却システム1は、例えば図1に示すような、横型のマシニングセンタである工作機械2に適用される。
工作機械2は、図1に示すように、ベース3と、ベース3上に立設されたコラム部4と、コラム部4と同様にベース3上に配置されてパレットPを保持するテーブル5と、パレットPを自動交換する自動パレット交換装置(APC)6とを備えている。
コラム部4は、ベース3上に立設された門型のコラム11と、該コラム11の上下にX軸方向xに沿って一対が配設されたX軸ガイドレール12と、該X軸ガイドレール12を介してX軸方向に移動可能に支持されているサドル13と、このサドル13のX軸方向両側にY軸方向yに沿って一対が配設されたY軸ガイドレール14と、該Y軸ガイドレール14を介してY軸方向に移動可能とされたヘッド15と、ヘッド15に設けられてZ軸方向zに沿ってテーブル5側に延びる主軸筒16とによって構成されている。
サドル13は、X軸モータ21により回転させられるX軸送り軸24を介してX軸方向に移動可能とされている。また、ヘッド15もサドル13と同様に、Y軸モータ22により回転させられるY軸送り軸25を介してY軸方向yに移動可能となっている。
主軸筒16には、先端に切削工具(図示省略)がZ軸方向zの軸線回りで回転可能に取り付けられ、図2に示すような主軸モータ27によりZ軸方向zと平行な軸線の軸回りで回転可能となっており、これら主軸筒16及び主軸モータ27により主軸28が構成されている。
なお、コラム部4の上部には自動工具交換装置(ATC)19が設けられており、これにより上記切削工具が自動交換されるように構成されている。
テーブル5は、ベース3上にZ軸方向zに沿って一対が平行に設けられたZ軸ガイドレール20を介してZ軸方向zに移動可能に支持されており、該テーブル5の上面にはワークがイケール又は治具を介して取り付けられるパレットPが配設されている。
自動パレット交換装置6は、ベース3上にてテーブル5から見てコラム部4とは反対側の位置に設けられており、鉛直方向周りに回転自在に支持され水平方向に延びて、一端側がテーブル5に向けられた旋回支持アーム17と、該旋回支持アーム17の他端側に位置する段取りテーブル18とを備えている。
この自動パレット交換装置6は、テーブル5がパレット交換位置に移動したときに、旋回支持アーム17が該テーブル5上のパレットPと段取りテーブル18上のパレットPとを受け取って旋回することにより、テーブル5上の加工済みワークと段取りテーブル18上の新しいワーク(待機ワーク)Wとを互いに入れ替える(テーブル5に対してワークWを受け渡しする)ようにしている。
以上のような工作機械2においては、コラム部4のサドル13がX軸方向xに、ヘッド15がY軸方向yに移動可能であるとともに、テーブル5がZ軸方向zに移動可能であることにより、主軸筒16がテーブルに配設されたパレットP上のワークに対してXYZ方向に任意に相対移動可能となるように構成されている。
また、加工の際には、工作機械2の外部に設置されたNC装置30(図2参照)による、主軸モータ27への回転速度指令、X軸モータ21、Y軸モータ22及びZ軸モータ23への送り速度指令により、主軸28及び各送り軸24、25、26が駆動される。なお、NC装置30は回転速度指令及び送り速度指令に対応する回転速度情報Vθ及び送り速度情報VXYZを後述する速度情報受信部41へと送信している。
次に、上記の工作機械2に適用される冷却システム1の構成について図2を参照して説明する。
この冷却システム1は、主軸28内を通過する主軸冷却路50と、X軸送り軸24、Y軸送り軸25及びZ軸送り軸26内をそれぞれ通過する送り軸冷却路60と、主軸冷却路50に温度調節を施した主軸冷却油を送油する主軸冷却装置35と、送り軸冷却路60に温度調節を施した送り軸冷却油を送油する送り軸冷却装置36と、これら主軸冷却装置35及び送り軸冷却装置36の冷却油の設定温度を制御する温度制御装置40とを備えている。
主軸冷却装置35及び送り軸冷却装置36は、それぞれ冷却油を貯留するタンク35a、36aと、該タンク35a、36a内の冷却油に対して温度制御装置40による設定温度に基づいて温度調節を行う温度調節部35b、36bとから構成されている。
主軸冷却路50は、主軸冷却装置35の温度調節部35bに接続されて、主軸28を経由した後、主軸冷却装置35のタンク35aに接続されている。具体的には、温度調節部35bから主流路51が延びており、途中で回転体冷却路52と固定体冷却路53とに分岐する。回転体冷却路52は、その途中に加圧ポンプ54が設けられており、主軸28における主軸モータ27及び主軸筒16の回転軸内を軸線方向に沿って往復するように通過し、その後タンク35aに接続されて、循環通路を形成している。
固定体冷却路53は、さらに2つの流路53a、53bに分岐した後、一方の流路53aが主軸筒16の内部を、他方の流路53bが主軸モータ27の内部を、それぞれコイル状に通過し、その後合流してタンク35aに接続され循環流路を形成している。
送り軸冷却路60は、送り軸冷却装置36の温度調節部36bに接続されて、X軸送り軸24、Y軸送り軸25及びZ軸送り軸26内を経由した後、送り軸冷却装置36のタンク36aに接続されている。具体的には、温度調節部36bから延びる主流路61は、途中でX軸送り軸24、Y軸送り軸25及びZ軸送り軸26内を通過する3つの軸流路62a、62b、62cに分岐し、それぞれの送り軸24、25、26内通過後合流してタンク36bに接続され、循環流路を形成している。
なお、上記主軸冷却装置35及び送り軸冷却装置36の温度調節部35b、36bは、それぞれ主流路51、61を通過する冷却油の温度を温度センサー38、38で測定することでフィードバック制御を行いそれぞれ主軸冷却油、送り軸冷却路の温度調節を行っている。
さらに、温度調節部35b、36bは、工作機械2のベース3に設けられた温度センサー39、39からの温度情報が入力されている。
次に、冷却システム1において冷却油の温度設定を行う温度制御装置40について、図2の左上のブロック図を参照して説明する。
この温度制御装置40は、速度情報受信部41と、温度データ記憶部42と、比較演算部43と、2つの送受信部44、44とを備えている。
速度情報受信部41は、NC装置30から回転速度情報Vθ及び送り速度情報VXYZを受信し、これらを比較演算部に出力する。
温度データ記憶部42は、主軸28の回転速度及び各送り軸24、25、26の送り速度に対応した冷却油の温度設定値が記憶されている。
より具体的には、温度データ記憶部42は、例えば図3に示すような、速度・温度テーブルを主軸28及び送り軸24、25、26についてそれぞれ所有している。
図3(a)に示す主軸28についての速度・温度テーブル(以下、主軸速度・温度テーブルと称する)は、主軸28の回転速度の取り得る範囲が、上欄に示すように、例えば、回転停止、速度領域Aθ、速度領域Bθ、速度領域Cθ、速度領域Dθの計5つの速度領域に区分されている。なお、速度領域Aθ〜Dθは、その速度の値が小さいものから大きなものへと順に並べられており、これら5つの速度領域の区分毎に、温度設定値Tθ1〜Tθ5がそれぞれ定められている。なお、これら温度設定値Tθ1〜Tθ5はそれぞれの速度領域における主軸28の発生熱を除去するのに必要な温度が定められており、温度設定値と速度領域との関係は例えば図5に示すように、速度領域の速度値が大きいほど温度設定値が低い値をとるようになっている。
図3(b)に示す各送り軸24、25、26についての速度・温度テーブル(以下、送り軸速度・温度テーブルと称する)も上記同様に、各送り軸24、25、26の送り速度の取り得る範囲が、例えば、送り停止、速度領域AXYZ、速度領域BXYZ、速度領域CXYZ、速度領域DXYZの計5つの速度領域に区分されており、これら速度領域AXYZ〜DXYZ毎に冷却油の温度設定値TXYZ1〜TXYZ5が定められている。
比較演算部43は、速度情報受信部41から入力される回転速度情報Vθ及び送り速度情報VXYZと温度データ記憶部42が所有する主軸速度・温度テーブル及び送り軸速度・温度テーブルとに基づいて主軸冷却装置35と送り軸冷却装置36との設定温度を決定する。
具体的には、主軸28について言えば、回転速度情報Vθが属する速度領域を5つの速度領域Aθ〜Dθの中から判別し、この速度領域に対応する温度設定値を主軸冷却路50の設定温度として決定する。例えば、主軸28の回転速度情報Vθが、5つの速度領域のうち速度領域A内に該当すると判別した場合、速度領域Aに対応する温度設定値Tθ1が主軸冷却油の設定温度となる。
各送り軸24、25、26についても同様に、送り速度情報VXYZが属する速度領域を5つの速度領域AXYZ〜DXYZの中から判別し、この速度領域に対応する温度設定値を送り軸冷却路60の設定温度として決定する。例えば、各送り軸24、25、26の送り速度情報VXYZが、5つの速度領域のうち速度領域A内に該当すると判別した場合、速度領域Aに対応する温度設定値TXZY1が主軸冷却油の設定温度となる。
そして、このようにして決定された設定温度は、回転速度情報Vθ及び送り速度情報VXYZが属する速度領域が変更されて、10秒〜1分経過後に、送受信部44へと出力される。
具体的には、加工条件に応じて回転速度情報Vθ又は送り速度情報VXYZが変化して速度領域が変更された場合、当該変更から10秒〜1分以内は設定温度が送受信部44に出力されず、10秒〜1分経過後に初めて、新たな速度領域に対応する設定温度が送受信部44へと出力される。
即ち、比較演算部43は回転速度情報Vθ及び送り速度情報VXYZが属する速度領域が変更された際に、一定の猶予時間の経過後に新たな設定温度を送受信部44に出力するようになっている。
また、比較演算部43には、省エネモードが備えられている。具体的には、主軸28及び各送り軸24、25、26が停止して、速度情報受信部41から入力される回転速度情報Vθ又は送り速度情報VXYZが0となった場合には、当該0の状態が10分〜30分経過後に、主軸冷却油及び送り軸冷却油の送油を停止させる信号を送受信部44に送出する。
送受信部44、44は、比較演算部43から入力された主軸冷却油及び送り軸冷却油の設定温度を設定温度変更指令としてそれぞれ主軸冷却装置35及び送り軸冷却装置36へと送信する。
本実施形態による冷却システム1は上述の構成を備えており、次にその作用を図4に示すフローチャートに沿って説明する。
まず最初に温度制御装置40の有効スイッチがONか否か確認する(ステップS1)。この有効スイッチがOFFの場合には温度制御装置40は作動しない。
次に、比較演算部43が、NC装置30から速度情報受信部41に送出される回転速度情報Vθ及び送り速度情報VXYZを読み込んで(ステップS2)、速度が変化したか否かを判別し(ステップS3)、速度変化があった場合には、温度データ記憶部42から主軸速度・温度テーブル及び送り軸速度・温度テーブルの読み込みを行う。(ステップS4)。
そして、比較演算部43が、回転速度情報Vθ及び送り速度情報VXYZが現状の速度領域から外れて別の速度領域に入ったかを判別する。(ステップS5)。
別の速度領域に入ったと判断した場合、タイマカウントを行い(ステップS6)、その後、一定時間T1(本実施形態では10秒〜1分)が経過したか否かを判別し(ステップS7)、経過した場合には省エネモードがONか否かの確認を行う(ステップS8)。
省エネモードがOFFの場合、送受信部44が主軸冷却装置35及び送り軸冷却装置36の温度調節部35b、36bに対し、比較演算部43で決定された設定温度に基づいて設定温度変更指令を送出し(ステップS9)、その後、主軸冷却装置35及び送り軸冷却装置36の設定温度を確認し(ステップS10)、正常に設定温度が変更されたか否かを確認する(ステップS11)。そして、正常でない場合には異常表示を行う(ステップS12)。
そして、主軸冷却装置35及び送り軸冷却装置36は設定温度に基づいて、それぞれ主軸冷却油及び送り軸冷却油の温度調節を行う。
一方、省エネモードがONの場合、回転速度情報Vθ及び送り速度情報VXYZが0か否か、即ち、速度が停止したか否かを確認し(ステップS13)、停止していない場合、冷却油の送油実行を継続し(ステップS14)、停止している場合には、タイマカウントを行い(ステップS15)、その後、一定時間T2(本実施形態では10分〜30分)経過したか否かを判別し(ステップS16)、経過した場合には主軸冷却油及び送り軸冷却油の送油を停止する信号を主軸冷却装置及び送り軸冷却装置に送出する(ステップS17)。
以上のようにして、本実施形態の冷却装置によれば、比較演算部43によって、速度情報受信部41から入力される回転速度情報Vθ及び送り速度情報VXYZと温度データ記憶部42が所有する主軸速度・温度テーブル及び送り軸速度・温度テーブルとに基づき、それぞれ主軸冷却油及びの設定温度が決定される。
従って、主軸28の回転速度及び各送り軸24、25、26の速度変化に応じた冷却能力の冷却油をそれぞれ主軸冷却路50及び送り軸冷却路60に供給することができる。よって、加工条件に応じて適確に発生熱を除去することができるため、工作機械の熱変形を確実に抑え、加工精度を向上させることが可能となる。
また、回転速度情報Vθ及び送り速度情報VXYZが属する速度領域が変更された場合には、タイマカウントを行って一定時間(本実施形態では10秒〜1分)が経過するまでは温度設定変更指令が主軸冷却装置35及び送り軸冷却装置36に送出されることはない。
したがって、温度調節部35b、36bが上記一定時間経過後に新たな速度領域に対応する設定温度に基づいての冷却油の温度調節を開始するため、例えば、2つの速度領域の境界で回転速度及び送り速度が安定しないときであっても、設定温度が元の速度領域に対応するものに保持されて、主軸冷却油及び送り軸冷却油の温度調節が不安定に行われるのを防止することができる。
さらに、上述の省エネモードにより、回転速度及び送り速度が停止してから一定時間(本実施形態では10分〜30分)が経過した後に主軸冷却路50及び送り軸冷却路60の冷却油の送油が停止されることにより、必要以上の冷却が行われることがないため、主軸28及び各送り軸24、25、26の過冷却の防止と省エネルギー化を図ることが可能となる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、変形例として、上記省エネモードに代えて、加工準備モードが備えられたものであってもよい。
この加工準備モードによれば、前記主軸28及び各送り軸24、25、26が停止した際に、温度調節部35a、35bが主軸冷却路50及び送り軸冷却路60の各冷却油の調設定温度を、温度センサー39によって得られる工作機械2のベース3の温度よりも高い温度に設定する。
ここで、工作機械2においては、加工精度が安定している定常運転時は長時間の停止時に比べて主軸28及び各送り軸24、25、26の温度は僅かに高いものとなっている。よって、工作機械2が停止した後も冷却を続けると安定状態の温度が低下して、加工再開時直後の精度が低下してしまう。そこで、上記のように、主軸28及び各送り軸24、25、26の停止後、工作機械2のベース3温度よりも高く温度調節して加工準備状態としておくことで、加工再開時の加工精度を安定させることが可能となる。
さらに、比較演算部43が、回転速度情報Vθ又は送り速度情報VXYZが属する速度領域を判別するのに代えて、これら回転速度情報Vθ又は送り速度情報VXYZに基づいて算出した1分〜10分間の平均回転速度が属する速度領域を判別して、この速度領域に対応する温度設定値を主軸冷却油及び送り軸冷却油の設定温度とするものであってもよい。
工作機械の冷却装置が適用される工作機械の概略構成を示す斜視図である。 実施の形態に係る工作機械の冷却装置の概略構成図である。 速度・温度テーブルを示す図である。 工作機械の冷却装置の動作を説明するフローチャートである。 速度領域の速度値と温度設定値との関係を示す図である。
符号の説明
1 冷却システム
2 工作機械
3 ベース
16 主軸筒
21 X軸モータ
22 Y軸モータ
23 Z軸モータ
24 X軸送り軸
25 Y軸送り軸
26 Z軸送り軸
27 主軸モータ
28 主軸
30 NC装置
35 主軸冷却装置
35b 温度調節部
36 送り軸冷却装置
36b 温度調節部
40 温度制御装置
41 速度情報受信部
42 温度データ記憶部
43 比較演算部
44 送受信部
50 主軸冷却路
60 送り軸冷却路

Claims (8)

  1. 主軸内部に主軸冷却油を循環させて、工作機械の熱変形を防止する工作機械の冷却装置において、
    前記主軸の回転速度情報を受信する速度情報受信部と、
    前記主軸の回転速度の取り得る範囲を段階的に複数の速度領域に区分して、該速度領域毎に、発熱量に対応する温度設定値が定められた主軸速度・温度テーブルを備えた温度データ記憶部と、
    前記回転速度情報と前記主軸速度・温度テーブルとを読み込んで、前記回転速度情報が属する前記速度領域を判別して、該速度領域に対応する前記温度設定値を前記主軸冷却油の設定温度とする比較演算部と、
    該設定温度に基づいて前記主軸冷却油に温度調節を施して送油を行う主軸冷却装置とが設けられ、
    前記回転速度情報の属する前記速度領域が変更された際に、前記主軸冷却装置が、10秒〜1分以内は元の速度領域に対応する前記設定温度に基づいて前記主軸冷却油に温度調節を行い、前記10秒〜1分経過後に新たな前記速度領域に対応する前記設定温度に基づいて前記主軸冷却油に温度調節を行うことを特徴とする工作機械の冷却システム。
  2. 前記主軸の回転が停止してから10分〜30分経過後に、前記主軸冷却装置が、前記主軸冷却油の送油を停止することを特徴とする請求項1に記載の工作機械の冷却システム。
  3. 前記主軸の回転が停止した際に、前記主軸冷却装置が、前記工作機械のベース温度よりも高い温度を前記設定温度として、前記冷却油の温度調節を行うことを特徴とする請求項1に記載の工作機械の冷却システム。
  4. 前記比較演算部が、前記回転速度情報が属する前記速度領域を判別するのに代えて、前記回転速度情報に基づいて算出した1分〜10分間の平均回転速度が属する前記速度領域を判別して、該速度領域に対応する前記温度設定値を前記主軸冷却油の設定温度とすることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の工作機械の冷却システム。
  5. 主軸をワークに対して相対移動させる送り軸内部に送り軸冷却油を循環させて、工作機械の熱変形を防止する工作機械の冷却装置において、
    前記送り軸の送り速度情報を受信する速度情報受信部と、
    前記送り軸の送り速度の取り得る範囲を段階的に複数の速度領域に区分して、該速度領域毎に、発熱量に対応する温度設定値が定められた送り軸速度・温度テーブルを備えた温度データ記憶部と、
    前記送り速度情報と前記送り軸速度・温度テーブルとを読み込んで、前記送り速度情報が属する前記速度領域を判別して、該速度領域に対応する前記温度設定値を前記送り軸冷却油の設定温度とする比較演算部と、
    該設定温度に基づいて前記送り軸冷却油に温度調節を施して送油を行う送り軸冷却装置とが設けられ、
    前記送り速度情報の属する前記速度領域が変更された際に、前記送り軸冷却装置が、10秒〜1分以内は元の速度領域に対応する前記設定温度に基づいて前記送り軸冷却油に温度調節を行い、前記10秒〜1分経過後に新たな前記速度領域に対応する前記設定温度に基づいて前記送り軸冷却油に温度調節を行うことを特徴とする工作機械の冷却システム。
  6. 前記送り軸の送りが停止してから10分〜30分経過後に、前記送り軸冷却装置が、前記送り軸冷却油の送油を停止することを特徴とする請求項5に記載の工作機械の冷却システム。
  7. 前記送り軸の回転が停止した際に、前記送り軸冷却装置が、前記工作機械のベース温度よりも高い温度を前記設定温度として、前記送り軸冷却油の温度調節を行うことを特徴とする請求項5に記載の工作機械の冷却システム。
  8. 前記比較演算部が、前記送り速度情報が属する前記速度領域を判別するのに代えて、前記送り速度情報に基づいて算出した1分〜10分間の平均送り速度が属する前記速度領域を判別して、該速度領域に対応する前記温度設定値を前記送り軸冷却油の設定温度とすることを特徴とする請求項5から7のいずれか一項に記載の工作機械の冷却システム。
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