JP4264283B2 - 粘着テープカッター - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はダンボール箱等の荷造り等に用いられる粘着テープカッターに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ダンボール箱で荷造りする際、開閉部に所定の長さに切った粘着テープを貼り付けて封緘しているが、かかる作業は、粘着テープを回転可能に保持する保持体にカッター部が設けられた粘着テープカッターを用いて作業したり、単に粘着テープとカッターナイフ等を用いて行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の作業は、ダンボール箱に粘着テープを貼り付けるだけであるので、封緘されたダンボール箱を開ける際、指で粘着テープをきれいに剥がしきれず、手間取るという欠点があり、カッターナイフ等の刃物を使用することが多いが、うまく直線状に切れず、浅かったり、深く切り過ぎて中身の商品まで傷つけたり、不注意で怪我をする危険性があるため、手軽に効率よく開口作業ができないという欠点があった。
【0004】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、粘着テープに切り裂き糸を貼着させるとともに、該粘着テープの切断部に切り裂きを容易にするためのつまみ片を形成することにより、手軽にかつ簡易にダンボール箱等を開ける作業を行うことができる粘着テープカッターを提供することを目的としている。
【0005】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は粘着テープを回転可能に取り付けることができる粘着テープ保持体と、この粘着テープ保持体に設けられた、粘着テープの繰り出し方向の粘着面の中央部あるいは略中央部に切り裂き糸を供給することができる切り裂き糸供給手段と、この切り裂き糸供給手段から供給された切り裂き糸を貼り付けた粘着テープを切断することができるとともに、該粘着テープの切断部のうち、前記切り裂き糸が貼り付けられた部分に、対向する二つのつまみ片となるように切り込みを入れることができるカッター部と、このカッター部と前記切り裂き糸供給手段に介装された、前記粘着テープの一方のつまみ片形成部の近傍に第1の切り裂き用のガイド孔を切り込むことができる第1のガイド孔形成手段と、前記粘着テープの他方のつまみ片形成部の近傍に第2の切り裂き用のガイド孔を切り込むことができる、あるいは任意の途中部位に第3の切り裂き用のガイド孔を切り込むことができる第2のガイド孔形成手段とで粘着テープカッターを構成している。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0008】
図1ないし図21に示す本発明の第1の実施の形態において、1は手軽にかつ簡易にダンボール箱等を開ける作業を行うことができる本発明の粘着テープカッターで、この粘着テープカッター1は、粘着テープ2を回転可能に取り付けることができる保持部3が形成された粘着テープ保持体4と、この粘着テープ保持体4に設けられた、粘着テープ2の繰り出し方向の粘着面2aの中央部あるいは略中央部に切り裂き糸5を供給することができる切り裂き糸供給手段6と、この切り裂き糸供給手段6から供給された切り裂き糸5を貼り付けた粘着テープ2Aを切断することができるとともに、該粘着テープ2Aの切断部のうち、前記切り裂き糸5が貼り付けられた部分に、対向する二つのつまみ片7、8となるように切り込み9を入れることができるカッター部10と、このカッター部10と前記切り裂き糸供給手段6に介装された、前記粘着テープ2Aの一方のつまみ片7形成部の近傍に第1の切り裂き用のガイド孔11、11を切り込むことができる第1のガイド孔形成手段12と、前記粘着テープ2Aの他方のつまみ片8形成部の近傍に第2の切り裂き用のガイド孔13、13、13、13を切り込むことができる、あるいは任意の途中部位に第3の切り裂き用のガイド孔14、14、14、14を切り込むことができる第2のガイド孔形成手段15とで構成されている。
【0009】
前記粘着テープ保持体4は、図1ないし図6に示すように、粘着テープ2の一方の側面部位に配設される板状のベース体16と、このベース体16の後方部に一体形成あるいは固定された、前記粘着テープ2を着脱可能に取り付けることができるとともに、回転可能で抜け脱しないように保持することができる筒状の保持部3と、前記ベース体16の前方部に一体形成あるいは固定された、カッター部10、第2のガイド孔形成手段15をそれぞれ支持する、粘着テープ2の幅寸法よりも若干大きい幅寸法で形成された板状の支持体17と、この支持体17の外側部を覆うように該支持体17に接着剤等で固定して取り付けられた側部カバー板18と、前記支持体17の下端部に形成されたガイドローラー19とで構成されている。なお、前記粘着テープ本体4のガイドローラー19の下方部には、前記粘着テープ2Aの繰り出しをガイドするガイド片20、20が一体形成されている。
また、本発明の実施の形態において、前記粘着テープ保持体4は板状のベース体16に筒状のテープ保持体17を一体形成あるいは固定したものについて説明したが、本発明はこれに限らず、ドラム状のテープ保持体をベース体に回転可能に取り付けるように構成してもよい。
【0010】
前記切り裂き糸供給手段6は、図7および図8に示すように、前記ベース体4の粘着テープ2が繰り出される側の下方部に固定された軸21と、この軸21に回転可能に取り付けられた切り裂き糸5が巻かれたボビンケース22と、このボビンケース22を収納するように前記軸21に回転可能に取り付けられるとともに、中央部に切り裂き糸5を繰り出すための隙間23を形成した、外周部に粘着テープ2(2A)が貼り付いても容易に剥がすことができるようにするための複数の凹凸部24が形成された分割された略円筒状のガイド体25A、25Bと、このガイド体25A、25Bの下方部および前後の下方部を覆うように前記ベース体16に一体形成あるいは固定されたカバー体26と、このカバー体26の外側部に前記ガイド体25Aの側面を覆うように上下方向に回動可能に取り付けられた支持カバー板27とで構成されている。なお、前記ボビンケース22の切り裂き糸5がなくなった場合は、支持カバー体27を下方に回動させて外側のカバー体25Aを取り外して、ボビンケースを22を取り外し、切り裂き糸5が充填されたボビンケース22と交換する。
【0011】
前記カッター部10は、図9および図10に示すように、前記支持体17の下端部中央部に接着剤等で取り付けられた固定体10aに設けられた、両側部が鈍角状に突出した略H字状に形成され、切り裂き糸5が貼り付けられた粘着テープ2Aの略中央部を切断するとともに、該切断部のうち、粘着テープ2(2A)の巻き回り方向および繰り出し方向に、それぞれ対向する二つのつまみ片7、8が形成されるように切り込み9を入れることができるつまみ片形成カッター28と、このつまみ片形成カッター28の両側部に設けられた、前記粘着テープ2Aのつまみ片7、8を除く両側部を切断することができる鋸歯状のカッター29、29とで構成されている。このカッター部10で形成された対向する二つのつまみ片7、8(図16等参照)のうち、巻き回り方向側に配された一方のつまみ片7は、ダンボール箱等への貼り付け時の次の始点側となり、繰り出し方向側に配された他方のつまみ片8は、前の貼り付け時における終点側となる。
【0012】
前記第1のガイド孔形成手段12は、図11ないし図13に示すように、前記ベース体16に固定された2本の支持バー30、30に後端部側が支持され、先端側が前記支持体17の前方に配された後述する押し圧部材31の押し圧によって下方に回動されることができる板状の弾性体32と、この弾性体32の先端部に先端が下方に向けられて取り付けられた、該弾性体32の先端側の下方への回動によって、粘着テープ2Aの両側部および中央部を除く部位にテープの繰り出し方向(巻き回り方向)と直行する第1の切り裂き用のガイド孔11、11を切り込むことができる隙歯状のカッター33とで構成されている。この第1のガイド孔形成手段12で形成される第1の切り裂き用のガイド孔11、11は、図19に示すように、一方のつまみ片7の近傍に配されるように形成され、該つまみ片7をつまんで粘着テープ2Aを切り裂いてダンボール荷等を開ける際、切り裂きが前記粘着テープ2Aの所定部位、本実施の形態では略中央部でなされるためのガイドとして作用する。
【0013】
前記第2のガイド孔形成手段15は、図14および図15に示すように、後端中央部が前記支持体17の上方後端部に弾性変形する材質、例えば、スプリング34を介して取り付けられ、先端両側部がベース体本体16および側部カバー板18に上下方向に回動可能に取り付けられた板状のカッター保持体35と、このカッター保持体35の先端部に形成され、前記支持体17の上方開口部17aより外方に突出するように配設された、繰り出された粘着テープ2Aの所定部位、本実施の形態では他方のつまみ片8の近傍に前記第1の切り裂き用のガイド孔11、11と同様に作用する第2の切り裂き用のガイド孔13、13、13、13を切り込むことができる隙歯状のカッター36とで構成されている。
【0014】
前記押し圧部材31は、図6に示すように、前記支持体17の前方および上方を覆うように配設され、下端部が前記ガイドローラー19に上下方向に回動可能に取り付けられた板状の押し圧部材本体37と、この押し圧部材本体37の前記支持体17の開口部17aと対応する部位に形成された、前記第2のガイド孔形成手段15のカッター36が外方に突出されることができる第1の開口部37aと、前記押し圧部材本体37の前記カッター部10と対応する部位に形成された、該カッター部10が外方に突出されることができる第2の開口部37bと、前記押し圧部材本体37の第2の開口部37bが形成された背面両側部寄りの部位に一体形成あるいは固定された、前記支持板17の下方両側部を通過して前記第1のガイド孔形成手段12の弾性体32の先端両側部寄りの部位を押し圧することができる押し圧片38、38とで構成されている。
【0015】
この押し圧部材31は、未使用時は第1のガイド孔形成手段12の弾性体32の弾性力によって、上端部が常時上方に回動するように作用するため、前記第2のガイド孔形成手段15のカッター36および前記カッター部10を収納状態にすることができる。そして、使用時には当該押し圧部材31を上端部を下方に押し圧するように用いることにより、カッター部10、第1のガイド孔形成手段12のカッター33および第2のガイド孔形成手段15のカッター36を突出させて切断作業等を行うことができる。なお、前記押し圧部材本体37の上端部が前方に所定以上回動しないようにするために、前記粘着テープ保持体4の前方上方部寄りの両側部および前記押し圧部材本体37の上端部寄りの部位に対応する両側部に、ストッパー片39、39、39、39が形成されている。
【0016】
上記構成の粘着テープカッター1は、まず、粘着テープ2を取り付けて使用する際、粘着テープ保持体4に保持された粘着テープ2の端部を切り裂き糸供給手段6のガイド体25A、25Bの外周部までもってくるとともに、該ガイド体25A、25Bの隙間23から外方に突出させた切り裂き糸5を粘着面2aに貼り付けて、該切り裂き糸5が貼り付けられた粘着テープ2Aの端部を第2のガイド孔形成手段15の側に位置するようにもってくる。
【0017】
次に、例えば、図13に示すように、粘着テープ2Aの端部を何らかの対象物に仮止めした状態あるいは手で持った状態で、カッター部10を押し圧して粘着テープ2Aを切断する。このような作業を行うと、粘着テープ2Aの切断部は、つまみ片形成カッター28によって切り裂き糸5が供給された中央部寄りの4箇所に、該粘着テープ2Aの繰り出し方向および巻き回り方向に切り欠き9が切り込まれる。この切り欠き9によって、図16に示すように、つまみ片7、8が形成される。
【0018】
また、この粘着テープ2Aの切断作業を行う際は、該粘着テープ2Aをカッター部10に押し圧することで、押し圧部材31の上端部が下方に回動するように作用し、この作用に伴って、第1のガイド孔形成手段12の弾性体32の先端部が下方に回動される。これにより、該弾性体32の先端部に取り付けられたカッター33が第1の切り裂き用のガイド孔11、11を切り込むことができる。
このような作業によって、市販の粘着テープ2の端部に一方のつまみ片7および該つまみ片7の近傍に第1の切り裂き用のガイド孔11、11を形成した状態にセッティングしてから使用を開始する。
【0019】
次に、ダンボール箱40を閉じる場合は、図18に示すように、端部につまみ片7が形成された粘着テープ2Aを、該ダンボール箱40の閉じる部位の始点に貼り付けて粘着テープ保持体4を引っ張るようにして繰り出す。そして、終点箇所に到達したところで、まず、図15に示すように、押し圧部材31を粘着テープ2Aに押し付けながら第2のガイド孔形成手段15のカッター36で第2の切り裂き用のガイド孔13、13、13、13を切り込んでから、前記セッティング作業と同様の切断作業および第1の切り裂き用のガイド孔11、11の切り込みを行う。
【0020】
また、ダンボール箱の角部等に粘着テープ2Aを十字状等に重ね貼りする場合は、図20に示すように、重ねる粘着テープ2Aの任意の途中部位、本実施の形態では、重ねられる粘着テープ2Aの切り裂き糸5が配された部位と対応する部位に、第3の切り裂き用のガイド孔14、14、14、14を切り込むことによって、図21に示すように、最初に重ねた粘着テープ2Aの切り裂きを行った後に重ねられた粘着テープ2Aのつまみ片7(8)をつまんで効率よく切り裂き作業を行うことができる。
【0021】
このような本発明の粘着テープカッター1を用いることにより、ダンボール箱40を開ける際は、粘着テープ2Aの両端部に形成されたつまみ片7、8をつまんで上方に持ち上げるようにして該粘着テープ2Aを切り裂いて開口することができる。したがって、簡易に開口することができる。なお、一方のつまみ片7(8)のみをつまんで開口することも可能である。
【0022】
(発明者が考えた粘着テープカッターの説明)
次に、図22ないし図27に示す本発明者が考えた粘着テープカッターについて説明する。なお、これらの本発明者が考えた粘着テープカッターの説明に当って、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0023】
図22ないし図24に示す本発明者が考えた粘着テープカッターにおいて、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、第1のガイド孔形成手段12および第2のガイド孔形成手段15を構成しないで粘着テープカッター1Aを構成した点で、このように構成された粘着テープカッター1Aにしてもよい。
【0024】
図25ないし図27に示す本発明者が考えた粘着テープカッターにおいて、前記図22ないし図24に示すものと主に異なる点は、ダンボール箱の封緘機となる構造物41のダンボール箱排出側上方部位に、上下方向に移動可能な昇降装置42を解して、テープ保持体4Aの前方側が上下方向に回動可能となるように取り付けられた点で、このように構成された粘着テープカッター1Bにしても前記図22ないし図24のものと同様の作用効果が得られるとともに、ダンボール箱を自動的に封緘する封緘機のテーピング手段として効果的に用いることができる。なお、粘着テープカッター1Bをダンボール箱の封緘機のテーピング手段に用いるものについて説明したが、これに限らず、蓋付きの缶箱を封緘する封緘機等におけるテーピング手段に用いてもよい。
【0025】
なお、本発明の実施の形態において、前記第1のガイド孔形成手段12および第2のガイド孔形成手段15で用いられるカッター34、37は隙歯状に形成されたものについて説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、櫛歯状等に形成されたもので構成してもよい。
【0026】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0027】
(1)粘着テープを回転可能に取り付けることができる粘着テープ保持体と、この粘着テープ保持体に設けられた、粘着テープの繰り出し方向の粘着面の中央部あるいは略中央部に切り裂き糸を供給することができる切り裂き糸供給手段と、この切り裂き糸供給手段から供給された切り裂き糸を貼り付けた粘着テープを切断することができるとともに、該粘着テープの切断部のうち、前記切り裂き糸が貼り付けられた部分に、対向する二つのつまみ片となるように切り込みを入れることができるカッター部と、このカッター部と前記切り裂き糸供給手段に介装された、前記粘着テープの一方のつまみ片形成部の近傍に第1の切り裂き用のガイド孔を切り込むことができる第1のガイド孔形成手段と、前記粘着テープの他方のつまみ片形成部の近傍に第2の切り裂き用のガイド孔を切り込むことができる、あるいは任意の途中部位に第3の切り裂き用のガイド孔を切り込むことができる第2のガイド孔形成手段とからなるので、使用時は、粘着面に切り裂き糸が供給された粘着テープをダンボール箱等に貼り付けて封緘することができるとともに、該粘着テープの両端部にはつまみ片を形成することができる。
したがって、前記切り裂き糸が供給された粘着テープで封緘されたダンボール箱等を開ける場合は、つまみ片をつまんで該粘着テープを切り裂くことができるので、簡易に開けることができる。
【0028】
(2)前記(1)によって、従来の粘着テープカッターによる粘着テープの切断作業と同じ様な状態で行うことができるので、誰もが簡易に取り扱うことができる。
【0029】
(3)前記(1)によって、構成が簡易であるので、容易に実施することができる。
【0030】
(4)前記(1)によって、第1のガイド孔形成手段および第2のガイド孔形成手段によって、切り裂き糸が貼り付けられた粘着テープのつまみ片形成部位の近傍に所定部位で切り裂きを行うための切り裂き用のガイド孔を形成することができる。
したがって、より確実に切り裂き作業を行うことができる。
【0031】
(5)前記(1)によって、第2のガイド孔形成手段によると、切り裂き糸が貼り付けられた粘着テープを十字状等に重ね貼りする場合、第2の切り裂き用のガイド孔を切り込む前に、重ねられる粘着テープの切り裂き糸が貼り付けられた部位と対応する部位に第3の切り裂き用のガイド孔を切り込むことができるので、粘着テープが重なっていても効率よく切り裂くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の正面図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の背面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の側面図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の平面図。
【図5】本発明の第1の実施の形態の底面図。
【図6】側部カバー体を省略した状態の一部破断側面図。
【図7】本発明の第1の実施の形態の切り裂き糸供給手段の分解斜視図。
【図8】切り裂き糸の供給状態を示す説明図。
【図9】本発明の第1の実施の形態のカッター部の正面図。
【図10】本発明の第1の実施の形態のカッター部の平面図。
【図11】本発明の第1の実施の形態の第1のガイド孔形成手段の正面図。
【図12】本発明の第1の実施の形態の第1のガイド孔形成手段の平面図。
【図13】切り裂き糸が貼り付けられた粘着テープの切断時の説明図。
【図14】本発明の第1の実施の形態の第2のガイド孔形成手段の説明図。
【図15】第1の切り裂き用のガイド孔の形成時の説明図。
【図16】切り裂き糸が貼り付けられた粘着テープの切断された状態の平面図。
【図17】図16の17−17線に沿う拡大断面図。
【図18】ダンボール箱を封緘する作業を示す説明図。
【図19】ダンボール箱を開ける作業を示す説明図。
【図20】第3の切り裂き用のガイド孔を切り込む状態の説明図。
【図21】ダンボール箱を開ける作業を示す説明図。
【図22】本発明者が考えた粘着テープカッターの正面図。
【図23】本発明者が考えた粘着テープカッターの側面図。
【図24】切り裂き糸が貼り付けられた粘着テープの切断された状態の平面図。
【図25】本発明者が考えた異なる粘着テープカッターの正面図。
【図26】本発明者が考えた異なる粘着テープカッターの側面図。
【図27】切り裂き糸が貼り付けられた粘着テープの切断時の説明図。
【符号の説明】
1、1A、1B:粘着テープカッター、
2、2A:粘着テープ、 3:保持部、
4:粘着テープ保持体、 5:切り裂き糸、
6:切り裂き糸供給手段、 7:一方のつまみ片、
8:他方のつまみ片、 9:切り込み、
10:カッター部、 11:第1の切り裂き用のガイド孔、
12:第1のガイド孔形成手段、13:第2の切り裂き用のガイド孔、
14:第3の切り裂き用のガイド孔、
15:第2のガイド孔形成手段、16:ベース体、
17:支持体、 18:側部カバー板、
19:ガイドローラー、 20:ガイド片、
21:軸、 22:ボビンケース、
23:隙間、 24:複数の凹凸部、
25A、25B:ガイド体、 26:カバー体、
27:支持カバー板、 28:つまみ片形成カッター、
29:カッター、 30:支持バー、
31:押し圧部材、 32:弾性体、
33:カッター、 34:スプリング、
35:カッター保持体、 36:カッター、
37:押し圧部材本体、 38:押し圧片、
39:ストッパー片、 40:ダンボール箱、
41:構造物、 42:昇降装置。

Claims (1)

  1. 粘着テープを回転可能に取り付けることができる粘着テープ保持体と、この粘着テープ保持体に設けられた、粘着テープの繰り出し方向の粘着面の中央部あるいは略中央部に切り裂き糸を供給することができる切り裂き糸供給手段と、この切り裂き糸供給手段から供給された切り裂き糸を貼り付けた粘着テープを切断することができるとともに、該粘着テープの切断部のうち、前記切り裂き糸が貼り付けられた部分に、対向する二つのつまみ片となるように切り込みを入れることができるカッター部と、このカッター部と前記切り裂き糸供給手段に介装された、前記粘着テープの一方のつまみ片形成部の近傍に第1の切り裂き用のガイド孔を切り込むことができる第1のガイド孔形成手段と、前記粘着テープの他方のつまみ片形成部の近傍に第2の切り裂き用のガイド孔を切り込むことができる、あるいは任意の途中部位に第3の切り裂き用のガイド孔を切り込むことができる第2のガイド孔形成手段とからなることを特徴とする粘着テープカッター。
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