JP4263649B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、弾球遊技機等の遊技機に関する。
パチンコ遊技機等の弾球遊技機には、ハンドル操作によって遊技球を発射する発射装置が設けられ、この発射装置によって遊技盤の遊技領域に発射された遊技球が始動入賞口を通過するのに応じて、開閉部材を動作させることにより、遊技盤の略中央に設けられた構造物(いわゆる第二種特別電動役)の開口部を所定回数開閉させるものが知られている。そして、開口部を通過した遊技球が構造物内の入賞領域に設けられた特定入賞口に入賞するのに応じて、遊技者は多くの賞球を獲得することができる。なお、出願人が認識している関連先行技術は文献公知発明に係るものではないため、先行技術文献情報は記載していない。
ところで、上記のような弾球遊技機では、開閉部材によって開閉される入賞領域が1箇所である。このため、遊技が単調となり、遊技を進めていくうちに遊技者の興味が削がれてしまう可能性があった。
本発明の目的は、遊技性の幅を拡げることができ、遊技者の興味が削がれてしまうことを防止することができる弾球遊技機を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、遊技盤の遊技領域に遊技球を発射して遊技する弾球遊技機であって、第1入賞領域と第1開閉部材と第2入賞領域と第2開閉部材と連通路と第1及び第2遊技球検知手段と特定入賞球検知手段と制御手段とを備える。
第1入賞領域は、遊技領域に設けられ、第1通常入賞口と特定入賞口とを有する。第1開閉部材は、第1入賞領域を開閉して該第1入賞領域への遊技球の進入の難易性を変更する。第2入賞領域は、遊技領域に設けられ、第2通常入賞口を有する。第2開閉部材は、第2入賞領域を開閉して該第2入賞領域への遊技球の進入の難易性を変更する。連通路は、第2入賞領域から第1入賞領域への遊技球の移動を許容する。第1及び第2遊技球検知手段は、遊技領域のうち第1入賞領域及び第2入賞領域を除く領域で遊技球を検知する。特定入賞球検知手段は、特定入賞口に入賞する遊技球を検知する。制御手段は、第1遊技球検知手段による遊技球の検知に応じて、第1開閉部材を所定時間開放して第1入賞領域へ遊技球が進入し易い状態を生起し、第2遊技球検知手段による遊技球の検知に応じて、第2開閉部材を所定時間開放して第2入賞領域へ遊技球が進入易い状態を生起し、且つ特定入賞球検知手段による遊技球の検知に応じて、遊技者に有利な遊技状態を生起する。
第1通常入賞口、第2通常入賞口、又は特定入賞口の何れかに遊技球が進入(入賞)すると、遊技者へ所定量の賞球が払い出される。すなわち、第1通常入賞口、第2通常入賞口、及び特定入賞口は、共に賞球の払い出しの契機となる遊技球の進入口である。
第1入賞領域又は第2入賞領域に進入した遊技球は、第1通常入賞口、第2通常入賞口、又は特定入賞口の何れかに必ず入賞する。すなわち、第1入賞領域及び第2入賞領域は、共に遊技者への賞球の払い出しが確定する領域である。
遊技球が特定入賞口に入賞すると、特定入賞球検知手段が遊技球を検知し、制御手段が遊技者に有利な遊技状態を生起する。すなわち、特定入賞口は、遊技者に有利な遊技状態が生起される契機となる遊技球の進入口である。この遊技者に有利な状態とは、例えば、第1開閉部材又は第2開閉部材の少なくとも一方が所定時間又は所定回数開閉され、第1入賞領域又は第2入賞領域への多数の遊技球の進入が許容されて、結果として遊技者へ多量の賞球が払い出される状態をいう。
また、連通路は、上記複数の第2入賞領域のうち一つの第2入賞領域と第1入賞領域とを連通する第1通路と、上記複数の第2入賞領域のうち他の一つの第2入賞領域と第1入賞領域とを連通する第2通路とを有する。これら第1及び第2通路と一つ及び他の一つの第2入賞領域の第2通常入賞口とは、それぞれ単数の遊技球の移動を許容する断面積を有する。上記一つの第2入賞領域から第1入賞領域へ移動する遊技球の到達確率が、上記他の一つの第2入賞領域から第1入賞領域へ移動する遊技球の到達確率よりも高くなるように、上記一つの第2入賞領域における第2通常入賞口の数に対する第1通路の数の割合は、上記他の一つの第2入賞領域における第2通常入賞口の数に対する第2通路の数の割合よりも高く設定されている。
上記構成では、遊技領域に発射された遊技球を第1遊技球検知手段が検知すると、制御手段は、第1開閉部材を所定時間開放して第1入賞領域へ遊技球が進入し易い状態を生起する。第1入賞領域に進入した遊技球は、第1通常入賞口又は特定入賞口の一方に入賞する。遊技球が第1通常入賞口に入賞することにより、遊技者は所定量の賞球を獲得する。また、遊技球が特定入賞口に入賞することにより、遊技者は所定量の賞球を獲得すると共に、遊技者にとって有利な遊技状態が生起される。
また、遊技領域に発射された遊技球を第2遊技球検知手段が検知すると、制御手段は、第2開閉部材を所定時間開放して第2入賞領域へ遊技球が進入し易い状態を生起する。第2入賞領域に進入した遊技球は、第2通常入賞口に入賞するか、又は連通路に進入する。遊技球が第2通常入賞口に入賞することにより、遊技者は所定量の賞球を獲得する。また、連通路に進入した遊技球は、第1入賞領域へ移動するため、特定入賞口へ入賞して遊技者にとって有利な遊技状態が生起される可能性が生じる。
従って、遊技球が第1入賞領域に進入した場合と第2入賞領域に進入した場合とでは、特定入賞口への入賞確率が自ずと相違し、遊技球が何れの入賞領域に進入するかは、遊技球が特定入賞口へ入賞するか否か(遊技者にとって有利な遊技状態が生起されるか否か)に対して大きな影響を及ぼす。このため、遊技球が何れの遊技球検知手段によって検知され、何れの開閉部材が開放され、遊技球が何れの入賞領域に進入するかについて、遊技者の関心が高くなる。従って、入賞領域が1箇所である場合に比して、遊技性の幅を拡げることができる。
また、上記構成では、遊技球が進入する第2入賞領域が相違すると、第1入賞領域への遊技球の到達確率が相違するので、特定入賞口への入賞確率も自ずと相違し、遊技球が何れの第2入賞領域に進入するかは、遊技球が特定入賞口へ入賞するか否か(遊技者にとって有利な遊技状態が生起されるか否か)に対して大きな影響を及ぼす。このため、遊技球が何れの第2入賞領域に進入するかについても、遊技者の関心が高くなる。従って、第2入賞領域が1箇所である場合に比して、遊技性の幅をさらに拡げることができる。
また、上記構成では、一つの第2入賞領域における第2通常入賞口の数と第1通路の数との総数に対する第1通路の数の割合は、一つの第2入賞領域から第1入賞領域への遊技球の到達確率にほぼ相当し、他の一つの第2入賞領域における第2通常入賞口の数と第2通路の数との総数に対する第2通路の数の割合は、一つの第2入賞領域から第1入賞領域への遊技球の到達確率にほぼ相当する。従って、一つの第2入賞領域における第2通常入賞口の数に対する第1通路の数の割合を、他の一つの第2入賞領域における第2通常入賞口の数に対する第2通路の数の割合よりも高く設定することにより、一つの第2入賞領域から第1入賞領域への遊技球の到達確率を、他の一つの第2入賞領域から第1入賞領域への遊技球の到達確率よりも高く設定することができる。
さらに、第1入賞領域と第1開閉部材と第2入賞領域と第2開閉部材と第1及び第2通路とを、一つの構造物に設けてもよい。

本発明に係る弾球遊技機によれば、遊技性の幅を拡げて、遊技者の興味が削がれてしまうことを防止することができる。
以下、図面を参照して、遊技機設置営業店等の場所に設置され、遊技媒体(例えば、遊技球やメダル等)の供給に基づいて遊技者に遊技を行わせる弾球遊技機の構成及び動作について説明する。なお、本実施形態となる弾球遊技機は、風適法(風俗営業等の規則及び業務の適正化等に関する法律)の内規上「第2種特別電動役物」に区分されるものであっても良い。また、以下の説明において、入賞口とは、賞球の払い出しの契機となる遊技球の進入口をいい、役物とは、入賞口を備えた構造物をいう。
図1は本実施形態に係る遊技機の外観斜視図、図2は図1に示す遊技機の内部に配置される遊技盤の前面図である。図1及び図2に示すように、弾球遊技機Iの遊技盤1には、遊技球発射装置であるハンドル8の操作によって発射された遊技球7を遊技盤1内に誘導する誘導レール2がほぼ円状に植立されている。そして、誘導レール2で画成されたほぼ円形な領域が遊技領域3となる。また、この弾球遊技機Iは、プリペイドカードシステムに対応しており、隣接してプリペイドカードユニットIIが備えられている。
プリペイドカードユニットIIは、内部にカードリーダ10を有し、遊技者は遊技の実行前に購入しておいたプリペイドカード11をこのカードリーダ10の読取口12に挿入し、遊技準備に入る。そして、遊技を行う際には、貸出ボタン13を押すことにより遊技球7を貸りる。貸りた遊技球7は上皿14内に流れ込むようになっている。遊技球7の貸出が不要になった場合には、返却ボタン15を押すことによりプリペイドカード11を取り出すことになる。
係る弾球遊技機Iの遊技盤1には、中央入賞装置30と、右入賞装置40と、左入賞装置50と、始動入賞口(スタートチャッカー)4,5,6と、が設置されている。始動入賞口6には、始動入賞口6へ進入する遊技球7を検知する第1遊技球検知手段としての始動入賞球検知センサ17(図4に示す)が設けられている。始動入賞口4,5には、始動入賞口4,5へ進入する遊技球7を検知する第2遊技球検知手段としての始動入賞球検知センサ18,19(図4に示す)がそれぞれ設けられている。
中央入賞装置30は、遊技盤1の略中央よりもやや下方に配置され、その内部に第1入賞領域30aを区画形成する。右入賞装置40は、図2において中央入賞装置30の右斜め上方に配置され、その内部に第2入賞領域40aを区画形成する。左入賞装置50は、図2において中央入賞装置30の左斜め上方に配置され、その内部に第2入賞領域50aを区画形成する。始動入賞口4,5,6は、中央入賞装置30、右入賞装置40、及び左入賞装置50のそれぞれ下方に配置されている。
中央入賞装置30の上部には、始動入賞口6へ遊技球7が入賞(進入)するのに応じて第1入賞領域30aを開閉し、第1入賞領域30aへの遊技球7の進入の難易性を変更する第1開閉部材31が、左右2箇所に設けられている。各第1開閉部材31は、一つの可動片32と、可動片32を駆動するソレノイドやモータなどの駆動部(図示外)とにより構成され、可動片32は、第1入賞領域30aを閉止する閉位置(図中実線で示す)と開放する開位置(図中二点鎖線で示す)との間で開閉移動する。可動片32が閉位置にある閉状態では、第1入賞領域30aへの遊技球7の進入が禁止される。反対に、可動片32が開位置にある開状態では、遊技球7が第1入賞領域30aへ比較的容易に進入する。なお、各第1開閉部材31を対の可動片から構成してもよい。また、閉状態の第1開閉部材31は、第1入賞領域30aへの遊技球7の進入が困難となるように遊技球7の直径よりも僅かに広い間隙を形成してもよい。
第1入賞領域30aには、可動片32の開閉によって進入した遊技球7の落下方向を多様化させるための障害物33が設けられている。第1入賞領域30aの最下部には、遊技球7が入賞するのに応じて遊技者に有利な遊技(大当たり)状態を生起する特定入賞口(Vゾーン)34と、遊技球7が入賞しても遊技者に有利な遊技状態を生起しない第1通常入賞口35とが設けてある。第1入賞領域30aに進入した遊技球7は、特定入賞口34又は第1通常入賞口35の何れか一方に必ず入賞する。特定入賞口34には、入賞する遊技球7を検出する特定入賞球検知手段としての継続球検知センサ73(図4に示す)が設けられている。特定入賞口34の上方には、遊技球7を特定入賞口34へ案内するガイド36が設けられている。
右入賞装置40の上部には、始動入賞口4へ遊技球7が入賞(進入)するのに応じて第2入賞領域40aを開閉し、第2入賞領域40aへの遊技球7の進入の難易性を変更する第2開閉部材41が、左右2箇所に設けられている。各第2開閉部材41は、一つの可動片42と、可動片42を駆動するソレノイドやモータなどの駆動部(図示外)とにより構成され、可動片42は、第2入賞領域40aを閉止する閉位置(図中実線で示す)と開放する開位置(図中二点鎖線で示す)との間で開閉移動する。可動片42が閉位置にある閉状態では、第2入賞領域40aへの遊技球7の進入が禁止される。反対に、可動片42が開位置にある開状態では、遊技球7が第2入賞領域40aへ比較的容易に進入する。なお、各第2開閉部材41を対の可動片から構成してもよい。また、閉状態の第2開閉部材41は、第2入賞領域40aへの遊技球7の進入が困難となるように遊技球7の直径よりも僅かに広い間隙を形成してもよい。
図3に示すように、右入賞装置40の第2入賞領域40aの下方には、可動片42の開閉によって進入した遊技球7を下方へ落下移動させる落下通路43と、落下通路43の下方でモータ(図示外)によって定速回転する円板状の回転部材44と、第2入賞領域40aを外部と連通する外部連通路47とが設けられている。
落下通路43は、遊技球7の最大径の断面積よりも僅かに大きい断面積を有し、遊技球7の移動を1個ずつ許容する。回転部材44には、その外周面から回転部材44の回転中心方向へ延びる3箇所の遊技球収容溝45,46が設けられている。このうち1つの遊技球収容溝45は、他の2つの遊技球収容溝46よりも深く形成されている。各遊技球収容溝45,46も、落下通路43と同様に、遊技球7の最大径の断面積よりも僅かに大きい断面積を有し、遊技球7の移動を1個ずつ許容する。3箇所の遊技球収容溝45,46は、回転部材44の外周面を周方向でほぼ3等分する位置にそれぞれ配置され、回転部材44の回転に伴って、落下通路43の下端と順次連通する。各遊技球収容溝45,46と落下通路43とが連通した状態で、落下通路43内の遊技球7が遊技球収容溝45,46内へ移動する。
右入賞装置40の回転部材44の裏面側には、右入賞口48が設けられている。この右入賞口48は、遊技球収容溝46内からの遊技球7の移動を許容し、且つ遊技球収容溝45内からの遊技球7の移動を禁止する位置に配置されている。また、外部連通路47は、右入賞口48よりも回転部材44の回転方向後方に配置され、右入賞口48へ移動しない遊技球収容溝45内の遊技球の移動を許容する位置に配置されている。外部連通路47は、連絡路49を介して中央入賞装置30の第1入賞領域30aと連通する。
これにより、可動片42の開閉によって第2入賞領域40aへ進入した遊技球7は、落下通路43を通過して3箇所の遊技球収容溝45,46の何れかに収容される。遊技球7が何れの遊技球収容溝45,46に収容されるかは、遊技球収容溝45,46の位置に対する遊技球7の落下のタイミングに依存する。遊技球収容溝46に収容された遊技球7は、回転部材44の回転によって移動し、右入賞口48へ入賞する。一方、遊技球収容溝45に収容された遊技球7は、右入賞口48へは移動せず、外部連通路47から連絡路49を介して中央入賞装置30の第1入賞領域30aへ移動する。
すなわち、右入賞装置40では、回転部材44の1箇所の遊技球収容溝45が連通路(第2通路)として機能し、2箇所の遊技球収容溝46が第2通常入賞口として機能する。従って、第2入賞領域40aへ進入した遊技球7のうち、約1/3が第1入賞領域30aへ移動し、約2/3が遊技球収容溝46から右入賞口48へ移動する。
左入賞装置50の上部には、始動入賞口5へ遊技球7が入賞(進入)するのに応じて第2入賞領域50aを開閉し、第2入賞領域50aへの遊技球7の進入の難易性を変更する第2開閉部材51が、左右2箇所に設けられている。各第2開閉部材51は、一つの可動片52と、可動片52を駆動するソレノイドやモータなどの駆動部(図示外)とにより構成され、可動片52は、第2入賞領域50aを閉止する閉位置(図中実線で示す)と開放する開位置(図中二点鎖線で示す)との間で開閉移動する。可動片52が閉位置にある閉状態では、第2入賞領域50aへの遊技球7の進入が禁止される。反対に、可動片52が開位置にある開状態では、遊技球7が第2入賞領域50aへ比較的容易に進入する。なお、各第2開閉部材51を対の可動片から構成してもよい。また、閉状態の第2開閉部材51は、第2入賞領域50aへの遊技球7の進入が困難となるように遊技球7の直径よりも僅かに広い間隙を形成してもよい。
左入賞装置50の第2入賞領域50aの下方には、可動片52の開閉によって進入した遊技球7を下方へ落下移動させる落下通路53と、落下通路53の下方でモータ(図示外)によって定速回転する円板状の回転部材54と、第2入賞領域50aを外部と連通する外部連通路57とが設けられている。
落下通路53は、遊技球7の移動を1個ずつ許容する寸法形状の断面を有している。回転部材54には、その外周面から回転部材54の回転中心方向へ延びる4箇所の遊技球収容溝55,56が設けられている。このうち2つの遊技球収容溝55は、他の2つの遊技球収容溝56よりも深く形成されている。各遊技球収容溝55,56も、落下通路53と同様に、遊技球7の移動を1個ずつ許容する寸法形状の断面を有している。4箇所の遊技球収容溝55,56は、回転部材54の外周面を周方向でほぼ4等分する位置に交互に配置され、回転部材54の回転に伴って、落下通路53の下端と順次連通する。各遊技球収容溝55,56と落下通路53とが連通した状態で、落下通路53内の遊技球7が遊技球収容溝55,56内へ移動する。
左入賞装置50の回転部材54の裏面側には、左入賞口58が設けられている。この左入賞口58は、遊技球収容溝56内からの遊技球7の移動を許容し、且つ遊技球収容溝55内からの遊技球7の移動を禁止する位置に配置されている。また、外部連通路57は、左入賞口58よりも回転部材54の回転方向後方に配置され、左入賞口58へ移動しない遊技球収容溝55内の遊技球の移動を許容する位置に配置されている。外部連通路57は、連絡路59を介して中央入賞装置30の第1入賞領域30aと連通する。
これにより、可動片52の開閉によって第2入賞領域50aへ進入した遊技球7は、落下通路53を通過して4箇所の遊技球収容溝55,56の何れかに収容される。遊技球7が何れの遊技球収容溝55,56に収容されるかは、遊技球収容溝55,56の位置に対する遊技球7の落下のタイミングに依存する。遊技球収容溝56に収容された遊技球7は、回転部材54の回転によって移動し、左入賞口58へ入賞する。一方、遊技球収容溝55に収容された遊技球7は、左入賞口58へは移動せず、外部連通路57から連絡路59を介して中央入賞装置30の第1入賞領域30aへ移動する。
すなわち、左入賞装置50では、回転部材54の2箇所の遊技球収容溝55が連通路(第1通路)として機能し、2箇所の遊技球収容溝56が第2通常入賞口として機能する。従って、第2入賞領域50aへ進入した遊技球7のうち、約1/2(2/4)が第1入賞領域30aへ移動し、約1/2(2/4)が遊技球収容溝56から左入賞口58へ移動する。
中央入賞装置30と右入賞装置40と左入賞装置50とには、それぞれ開閉部材31,41,51の可動片32,42,52の開閉によって各入賞領域30a,40a,50aへ進入する遊技球7を検出する大入賞球検知センサ72(図4に示す)が設けられている。
遊技球7が特定入賞口34に入賞して遊技者に有利な遊技状態が生起されると、第1開閉部材31は遊技者にとって有利となるように作動する。例えば、第1開閉部材31は、遊技球7が第1入賞領域30aに所定個数入賞するまで、第1入賞領域30aを開放する。そして、この間に遊技球7が再び特定入賞口34に入賞すると、その時点から遊技球7が第1入賞領域30aに所定個数入賞するまで開放を継続し、第1入賞領域30aに入賞した遊技球7の合計が所定数を越えると、第1開閉部材31を閉じる。なお、この遊技者に有利な遊技状態において、第1開閉部材31に加えて又は代えて、第2開閉部材41の一方又は双方を開閉しても良い。
中央入賞装置30の第1通常入賞口35と、右入賞装置40の右入賞口48と、左入賞装置50の左入賞口58とには、それぞれ遊技球の入賞を検知する一般入賞球検知センサ20が設けられている。
また、特に図示していないが、遊技盤1には風車に発光ランプを内蔵した飾りランプや、サイドランプ、プラ風車等が設けられている。
なお、本実施形態では、始動入賞口4への遊技球7の入賞に応じて右入賞装置40の第2開閉部材41が開放し、始動入賞口5への遊技球7の入賞に応じて左入賞装置50の第2開閉部材51が開放するように構成したが、両者の対応関係が逆であってもよく、また、何れの始動入賞口4,5に遊技球7が入賞した場合であっても、双方の第2開閉部材41,51を開放してもよい。
このような構成を有する弾球遊技機Iは、図4に示すように、主基板60と表示器発生回路81とドライバ82とサウンド・ジェネレータ83と可動物駆動制御回路21とを備えている。主基板60は、制御手段としてのCPU(中央処理装置)60aと、ROM60bと、RAM60cとを備え、電源回路70に接続されている。
主基板60には、入出力インターフェイス61を介して、始動入賞球検知センサ17,18,19、一般入賞球検知センサ20、大入賞球検知センサ72、継続球検知センサ73、遊技球発射検知センサ75、及び賞球払出検知センサ76からの各検知信号が入力される。主基板60のCPU60aは、遊技機の各動作を制御するための信号を生成して出力し、表示器発生回路81とドライバ82とサウンド・ジェネレータ83と可動物駆動制御回路21とは、主基板60から出力された信号に基づいて弾球遊技機Iの各構成部品を個別に制御する。
すなわち、数値・ランプ・液晶等の表示器85は、表示器発生回路81に接続されている。表示器発生回路81は、出力インターフェイス62を介して主基板60と接続しており、主基板60が出力するコマンドに基づき数値・ランプ・液晶等の表示器85を制御する。
サイドランプ等の電飾品86は、半透明の合成樹脂材料にて形成された樹脂製レンズと、この樹脂製レンズ内に設けられた蛍光灯やLED等にて構成され、遊技の進行状態に応じて点灯又は点滅される。すなわち、光の視覚的演出装置としての機能を備える。なお、電飾品86はドライバ82に接続されており、例えば、遊技の進行状態が遊技者に有利な遊技状態(特定遊技状態、大当たり遊技状態)に移行したことを受けて点滅点灯を繰り返すように制御されている。また、役物関係、球発射、排出駆動ソレノイド(以下、役物関係ソレノイドと表記)87は、ドライバ82に接続されており、例えば、始動入賞球検知センサ17,18,19等の遊技球7の入賞を検知する検知センサが遊技球7を検知すると、検知信号が入出力インターフェイス61を介して主基板60へ送信され、主基板60のCPU60aがROM60bに登録されたプログラムに基づいて遊技処理を実行し、検知信号に対する遊技処理であるコマンドを出力インターフェイス62を介してドライバ82に送信し、役物関係ソレノイド87を駆動して賞球を払い出す処理を行う。また、球排出ソレノイドにより払い出される賞球は、賞球払出検知センサ76により計数される。そして、賞球払出検知センサ76の計数信号は、入出力インターフェイス61を介して主基板60にて管理される。このように、ドライバ82は、出力インターフェイス62を介して主基板60と接続しており、主基板60が出力するコマンドに基づき電飾品86及び役物関係ソレノイド87を制御する。
弾球遊技機I上部に設けられたスピーカ16を含むスピーカユニット89は、遊技の進行状態に応じて音声を出力する。すなわち、音の聴覚的演出装置としての機能を備える。なお、スピーカユニット89は、アンプ88を介してサウンド・ジェネレータ83に接続されており、例えば、遊技の進行状態が特定遊技状態に移行したことを受けて音声を出力するように制御されている。なお、サウンド・ジェネレータ83は、出力インターフェイス62を介して、主基板60と接続しており、主基板60が出力するコマンドに基づきアンプ88及びスピーカユニット89を制御する。そして、スピーカ16は大当たり遊技状態である旨を音声により報知する。
主基板60のRAM60cは、カウンタ60dを備える。主基板60のCPU60aは、大入賞球検知センサ72の検知結果に従って、カウンタ60dの値を増数することにより、各入賞領域30a,40a,50aに進入した遊技球の個数を計数する。
可動物駆動制御回路21は、第1開閉部材31や第2開閉部材41,51や回転部材44,54などの可動物を、主基板60のCPU60aからの出力信号に基づいて駆動制御する。
具体的には、主基板60のCPU60aは、始動入賞球検知センサ17による遊技球7の検知(始動入賞口6への遊技球の入賞)に応じて第1開閉部材31を所定時間開放させる信号を出力し、始動入賞球検知センサ18による遊技球7の検知(始動入賞口4への遊技球の入賞)に応じて第2開閉部材41を所定時間開放させる信号を出力し、始動入賞球検知センサ19による遊技球7の検知(始動入賞口5への遊技球の入賞)に応じて第2開閉部材51を所定時間開放させる信号を出力する。可動物駆動制御回路21は、CPU60aから出力インターフェイス62を介して入力される信号に基づいて、第1開閉部材31又は第2開閉部材41,51を所定時間開放させる。
また、主基板60のCPU60aは、継続球検知センサ73による遊技球7の検知(特定入賞口34への遊技球の入賞)に応じて第1開閉部材31を開移動させる信号を出力すると共に、遊技球7が第1入賞領域30aに所定個数入賞するまで(カウンタ60dの値が所定個数が達するまで)、第1入賞領域30aの開放状態を維持し、この間に継続球検知センサ73が遊技球7を再び検知する(遊技球7が特定入賞口34に入賞する)と、その時点から遊技球7が第1入賞領域30aに所定個数入賞するまで開放をさらに継続し、第1入賞領域30aに入賞した遊技球7の合計が所定数に達したときに、第1開閉部材31を閉移動させる信号を出力する。
なお、始動入賞口4,5,6への遊技球の入賞に応じて第2開閉部材41,51又は第1開閉部材31を常に所定時間開放させずに、電子的な抽選に基づいて各開閉部材31,41,51の開閉の実行や開閉回数や開閉時間など(開閉状態)を決定してもよく、また、開閉を実行する開閉部材31,41,51(開閉対象)を決定してもよい。この場合、例えば、乱数発生回路71を設けると共に、発生乱数と開閉状態や開閉対象とを対応付ける開閉設定テーブルをRAM60cに記憶させておき、始動入賞口4,5,6への遊技球7の入賞(始動入賞球検知センサ17,18,19による遊技球7の検知)に応じて、主基板60のCPU60aが発生乱数を取得すると共にRAM60cから開閉設定テーブルを読み出し、取得乱数と開閉設定テーブルとを比較して、開閉部材31,41,51の開閉状態や開閉対象を決定する。
以上説明したように、本実施形態によれば、遊技領域3に発射された遊技球7が始動入賞口6に入賞すると、第1開閉部材31が所定時間開放されて第1入賞領域30aへ遊技球7が進入し易い状態が生起される。そして、第1入賞領域30aに進入した遊技球7は、第1通常入賞口35又は特定入賞口34の一方に入賞する。遊技球7が第1通常入賞口35に入賞することにより、遊技者は所定量の賞球を獲得する。また、遊技球7が特定入賞口34に入賞することにより、遊技者は所定量の賞球を獲得すると共に、大当たり遊技状態が生起される。
また、遊技領域3に発射された遊技球7が始動入賞口4,5の何れかに入賞すると、対応する第2開閉部材41,51が所定時間開放されて第2入賞領域40a,50aへ遊技球7が進入し易い状態が生起される。第2入賞領域40a,50aに進入した遊技球7は、遊技球収容溝46,56から右入賞口48又は左入賞口58に入賞するか、又は遊技球収容溝45,55から外部連絡通路47へ進入する。遊技球7が右入賞口48又は左入賞口58に入賞することにより、遊技者は所定量の賞球を獲得する。また、外部連通路47へ進入した遊技球7は、連絡路49,59を通過して第1入賞領域30aへ移動するため、特定入賞口34へ入賞して大当たり遊技状態が生起される可能性が生じる。
従って、遊技球7が第1入賞領域30aに進入した場合と第2入賞領域40a,50aに進入した場合とでは、特定入賞口34への入賞確率が自ずと相違し、遊技球7が何れの入賞領域30a,40a,50aに進入するかは、遊技球7が特定入賞口34へ入賞するか否か(大当たり遊技状態が生起されるか否か)に対して大きな影響を及ぼす。このため、遊技球7が何れの始動入賞口4,5,6に入賞し、何れの開閉部材31,41,51が開放され、遊技球7が何れの入賞領域30a,40a,50aに進入するかについて、遊技者の関心が高くなる。従って、入賞領域が1箇所である場合に比して、遊技性の幅を拡げることができ、遊技者の興味が削がれてしまうことを防止することができる。
また、遊技球7が第2入賞領域40a,50aに進入する場合であっても、何れの第2入賞領域40a,50aに進入かによって第1入賞領域30aへの遊技球7の到達確率が相違する(第2入賞領域40aから第1入賞領域30aへの到達確率は約1/3であり、第2入賞領域50aから第1入賞領域30aへの到達確率は約1/2である)。このため、第2入賞領域40a,50aが相違すると、特定入賞口34への入賞確率も自ずと相違し、遊技球7が何れの第2入賞領域40a,50aに進入するかは、遊技球7が特定入賞口34へ入賞するか否か(大当たり遊技状態が生起されるか否か)に対して大きな影響を及ぼす。このため、遊技球7が何れの第2入賞領域40a,50aに進入するかについても、遊技者の関心が高くなる。従って、第2入賞領域が1箇所である場合に比して、遊技性の幅をさらに拡げることができ、遊技者の興味が削がれてしまうことをさらに防止することができる。
また、左入賞装置50の回転部材54の遊技球収容溝55,56の総数に対する遊技球収容溝55の数の割合(1/2)は、第2入賞領域50aから第1入賞領域30aへの遊技球7の到達確率にほぼ相当し、右入賞装置40の回転部材44の遊技球収容溝45,46の総数に対する遊技球収容溝45の数の割合(1/3)は、第2入賞領域40aから第1入賞領域30aへの遊技球7の到達確率にほぼ相当する。従って、上記のように、遊技球収容溝56の数に対する遊技球収容溝55の数の割合(2/2)を、遊技球収容溝46の数に対する遊技球収容溝45の数の割合(1/2)よりも高く設定することにより、第2入賞領域50aから第1入賞領域30aへの遊技球7の到達確率を、第2入賞領域40aから第1入賞領域30aへの遊技球7の到達確率よりも高く設定することができる。さらに、これらの遊技球収容溝45,46,55,56は、任意に設定することができるので、第1入賞領域30aへの到達確率についても自由に設定することができる。
なお、上記実施形態では、中央入賞装置30と右入賞装置40と左入賞装置50とを離間して配置したが、図5に示すように、これらを一体的に設けてもよい。この場合、連絡路49,59(図2に示す)を省略することができる。
また、開閉部材31,41,51は、上記可動片32,42,52に限定されるものではなく、例えば、図6に示すようないわゆる羽根状の可動片74で構成してもよい。なお、図6では、右入賞装置40の例を示すが、中央入賞装置30及び左入賞装置50についても同様である。この可動片74は、第2入賞領域40aを閉止して遊技球の進入を禁止する閉位置と、この閉位置から揺動して第2入賞領域40aを開放する開位置との間で移動自在である。
図7は、他の実施形態示す要部前面図である。本実施形態では、中央入賞装置30、右入賞装置40、及び左入賞装置50に代えて、単一の入賞装置90が設けられている。入賞装置90の内部には、上下方向に配置された下入賞領域90aと中入賞領域90bと上入賞領域90cとが区画形成されている。下入賞領域90aは第1入賞領域を構成し、中入賞領域90bと上入賞領域90cとは第2入賞領域を構成する。なお、上記実施形態と同様の構成については、その詳細な説明を省略する。
入賞装置90の左右両側には、下入賞領域90aを開閉する第1開閉部材としての可動片91と、中入賞領域90bを開閉する第2開閉部材としての可動片92と、上入賞領域90cを開閉する第2開閉部材としての可動片93とが設けられている。
下入賞領域90aの下部には、特定入賞口34と第1通常入賞口35とが設けられている。中入賞領域90bの下部には、第2通常入賞口94と、中入賞領域90bと下入賞領域90aとを連通する第1通路95とが設けられている。上入賞領域90cの下部には、第2通常入賞口96と、上入賞領域90cと中入賞領域90bとを連通する第2通路97とが設けられている。
下入賞領域90aでは、可動片91の開移動により進入した遊技球の一部が特定入賞口34へ入賞し、その残りが第1通常入賞口35へ入賞する。中入賞領域90bでは、進入した遊技球の一部が第2通常入賞口94へ入賞し、その残りが第1通路95を介して下入賞領域90aへ移動する。上入賞領域90cでは、進入した遊技球の一部が第2通常入賞口96へ入賞し、その残りが中入賞領域90bへ移動する。そして、中入賞領域90bへ移動した遊技球の一部が第2通常入賞口94へ入賞し、その残りが第1通路95を介して下入賞領域90aへ移動する。
すなわち、上入賞領域90cに進入した遊技球は、中入賞領域90bに進入した遊技球よりも第2通常入賞口94,96に入賞する可能性が高くなる。換言すると、中入賞領域90bから下入賞領域90aへの遊技球の到達確率は、上入賞領域90cから下入賞領域90aへの遊技球の到達確率よりも自ずと高くなる。
従って、上入賞領域90cと中入賞領域90bとを連通する第2通路97を設けるという簡単な構成によって、中入賞領域90bから下入賞領域90aへの遊技球の到達確率を上入賞領域90cから下入賞領域90aへの遊技球の到達確率よりも高く設定することができる。
なお、上記各実施形態では、2箇所の第2入賞領域40a,50a,90b,90cを設けたが、第2入賞技領域は単数であってもよく、3箇所以上であってもよい。
本発明の実施形態となる遊技機の外観斜視図である。 図1に示す遊技機の遊技領域の構成を示す前面図である。 図1に示す右入賞装置の前面図である。 図1に示す遊技機の電気的構成を示すブロック図である。 変形例の遊技領域の構成を示す前面図である。 他の変形例の右入賞装置を示す前面図である。 他の実施形態の入賞装置を示す前面図である。
符号の説明
1:遊技盤
3:遊技領域
4:始動入賞口(スタートチャッカー)
5:始動入賞口(スタートチャッカー)
6:始動入賞口(スタートチャッカー)
7:遊技球
17:始動入賞球検知センサ(第1遊技球検知手段)
18:始動入賞球検知センサ(第2遊技球検知手段)
19:始動入賞球検知センサ(第2遊技球検知手段)
30:中央入賞装置
30a:第1入賞領域
31:第1開閉部材
32:可動片
34:特定入賞口
35:第1通常入賞口
40:右入賞装置
40a:第2入賞領域
41:第2開閉部材
42:可動片
45:遊技球収容溝(第2通路)
46:遊技球収容溝(第2通常入賞口)
50:左入賞装置
50a:第2入賞領域
51:第2開閉部材
52:可動片
55:遊技球収容溝(第1通路)
56:遊技球収容溝(第2通常入賞口)
60:主基板
60a:CPU(制御手段)
73:継続球検知センサ(特定入賞球検知手段)
74:可動片
90:入賞装置
90a:下入賞領域(第1入賞領域)
90b:中入賞領域(第2入賞領域)
90c:上入賞領域(第2入賞領域)
91:可動片(第1開閉部材)
92:可動片(第2開閉部材)
93:可動片(第2開閉部材)
94:第2通常入賞口
95:第1通路
96:第2通常入賞口
97:第2通路
I:弾球遊技機

Claims (2)

  1. 遊技盤の遊技領域に遊技球を発射して遊技する弾球遊技機であって、
    前記遊技領域に設けられ、第1通常入賞口と特定入賞口とを有する第1入賞領域と、
    前記第1入賞領域を開閉して該第1入賞領域への遊技球の進入の難易性を変更する第1開閉部材と、
    前記遊技領域に複数設けられ、第2通常入賞口を有する第2入賞領域と、
    前記第2入賞領域を開閉して該第2入賞領域への遊技球の進入の難易性を変更する第2開閉部材と、
    前記第2入賞領域から前記第1入賞領域への遊技球の移動を許容する連通路と、
    前記遊技領域のうち前記第1入賞領域及び第2入賞領域を除く領域で遊技球を検知する第1及び第2遊技球検知手段と、
    前記特定入賞口に入賞する遊技球を検知する特定入賞球検知手段と、
    前記第1遊技球検知手段による遊技球の検知に応じて、前記第1開閉部材を所定時間開放して前記第1入賞領域へ遊技球が進入し易い状態を生起し、前記第2遊技球検知手段による遊技球の検知に応じて、前記第2開閉部材を所定時間開放して前記第2入賞領域へ遊技球が進入易い状態を生起し、且つ前記特定入賞球検知手段による遊技球の検知に応じて、遊技者に有利な遊技状態を生起する制御手段と、
    を備え
    前記連通路は、前記複数の第2入賞領域のうち一つの第2入賞領域と前記第1入賞領域とを連通する第1通路と、前記複数の第2入賞領域のうち他の一つの第2入賞領域と前記第1入賞領域とを連通する第2通路とを有し、
    前記第1及び第2通路と前記一つ及び他の一つの第2入賞領域の前記第2通常入賞口とは、それぞれ単数の遊技球の移動を許容する断面積を有し、
    前記一つの第2入賞領域から前記第1入賞領域へ移動する遊技球の到達確率が、前記他の一つの第2入賞領域から前記第1入賞領域へ移動する遊技球の到達確率よりも高くなるように、前記一つの第2入賞領域における前記第2通常入賞口の数に対する前記第1通路の数の割合は、前記他の一つの第2入賞領域における前記第2通常入賞口の数に対する前記第2通路の数の割合よりも高く設定されている
    ことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 請求項1に記載の弾球遊技機であって、
    前記第1入賞領域と前記第1開閉部材と前記第2入賞領域と前記第2開閉部材と前記第1及び第2通路とは、一つの構造物に設けられている
    ことを特徴とする弾球遊技機。
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