JP4262621B2 - 原子間力顕微鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、原子間力顕微鏡に関する。本発明の原子間力顕微鏡は、主に生物試料の観察に用いられる走査型プローブ顕微鏡装置であって、生物試料のマニピュレーションや生物試料以外の試料の観察、加工なども行うことが可能な装置である。
走査型プローブ顕微鏡(SPM)は機械的探針を機械的に走査して試料表面の情報を得る走査型顕微鏡であって、走査型トンネリング顕微鏡(STM)、原子間力顕微鏡(AFM)、走査型磁気力顕微鏡(MFM)、走査型電気容量顕微鏡(SCaM)、走査型近接場光顕微鏡(SNOM)、走査型熱顕微鏡(SThM)などの総称である。最近では試料表面にダイヤモンド製の探針を押しつけ圧痕をつけその圧痕のつき具合を解析して試料の固さなどを調べるナノインデンテータなどもこのSPMの一つと位置づけられており、前述の各種の顕微鏡とともに広く普及している。
なかでもAFMは最も広く使用されている装置であって、機械的探針をその自由端にもつカンチレバー、カンチレバーの変位を検出する光学式変位センサー、機械的探針と試料とを相対的に走査するスキャナを主要な機械機構として備えている。その光学式変位センサーとしては、構成が簡単でありかつ高い変位検出感度を有することから、光てこ式の光学式変位センサーが最も広く使われている。この光てこ式の光学式変位センサーは、カンチレバー上に直径2〜10μm程度の光束を照射し、その反射光の反射方向がレバーの反りに応じて生じる変化を2分割ディテクタなどによりとらえて、カンチレバーの自由端にある機械的探針の動作をとらえ電気信号として出力する。カンチレバーは、圧電素子などからなる励振機構により機械的共振周波数で励振されている。その振動振幅が一定になるようにスキャナをZ方向に制御しながら、同じくスキャナをXY方向に走査することにより、コンピュータのモニター上に試料表面の凹凸の状態をマッピング・表示することができる。
このAFMは、液体中の生きた生物試料の動く様子を光学顕微鏡より高い解像度で観察できる可能性があるとして注目されている。これまで生物試料の動く様子を観察できるのは光学顕微鏡だけであったが、光学顕微鏡は回折限界により光の波長以下の解像度で試料を観察するのは難しい。また、ナノメータオーダーの高い解像度を実現できる電子顕微鏡では、試料を液体中におくことは難しく、液体中の生きた生物試料の観察はできない。これに対しAFMは、ナノメータオーダーの高い解像度を期待でき、液体中に試料があっても観察が可能であるからである。
以下に、AFMの背景技術の装置構成について図1〜図3を用いて説明する。図1において、背景技術のAFMは、おおまかに倒立型光学顕微鏡機構と原子間力顕微鏡機構とからなる。後者は、カンチレバー13、カンチレバーホルダ12、液体22、試料台23、カンチレバーの変位を測定する、センサ光学系9と対物レンズ11と位置ディテクタ14とからなる光てこ式光学センサー機構、スキャナ保持台17とスキャナ18とマイクロメータ19とからなる走査機構、モータ10と可動支柱15と固定支柱16とからなるZ粗動機構、コントローラ6、コンピュータ7とにより構成される。走査機構、光てこ式光学センサー機構、Z粗動機構は、コントローラ6に接続され、コンピュータ7により制御される。また測定した結果はコンピュータ7で処理されモニターTV上に表示することができる。
倒立型の光学顕微鏡機構は、顕微鏡鏡体1、照明光源ランプ4、ランプ光源5、ハーフミラー20、ミラー21、CCDカメラ2、テレビモニター3で構成され、主に試料の光学観察や、カンチレバー13と光てこ式光学センサー機構のレーザ光の位置調整のために用いられる。顕微鏡鏡体1には板状構造部材8が通常のステージの代わりに取り付けられ固定されている。板状構造部材8の下側には、対物レンズ11と原子間力顕微鏡のセンサ光学系が配置され、対物レンズ11の光軸が板状構造部材8に垂直となるよう板状構造部材8に支持されている。対物レンズ11は、倒立型の光学顕微鏡観察を行う為の対物レンズでもあり、光てこ式光学センサー機構の集光レンズの機能と併せ持っている。
対物レンズ11の上方には、カンチレバー13が配置され、その変位が光てこ式光学センサー機構によって測定される。カンチレバー13は、板状構造部材8に対して5°〜10°の範囲内の傾きをもつようカンチレバーホルダ12により保持されている。カンチレバーホルダ12には、カンチレバー13をその機械的共振周波数で励振させるための圧電素子などからなる励振手段(図示しない)が設けられている。またカンチレバーホルダ12には、生体試料観察に必要な液体22がその表面張力を利用して置かれている。
ここで光てこ式光学センサー機構について図2を用いて説明する。光てこ式光学センサー機構は、半導体レーザ33、コリメータレンズ34、偏光ビームスプリッター35、四分の一波長板36、ハーフミラー37からなるセンサ光学系9と対物レンズ11および板状構造部材8の上方に配置された位置ディテクタ14で構成される。位置ディテクタ14は、2分割あるいは4分割されたフォトダイオード30とプリアンプ回路基板31からなる。
半導体レーザ33から発せられたレーザ光をコリメータレンズ34で平行光とし、偏光ビームスプリッター35により片方の直線偏光成分の光のみを透過させる。透過された直線偏光のレーザ光は四分の一波長板36で円偏光に変化された後、ハーフミラー37で反射され、対物レンズ11により集光されて、透明板32、液体22を介してカンチレバー13に照射される。カンチレバー13で反射されたレーザ光は、透明板32、対物レンズ11、ハーフミラー37、四分の一波長板36へと進む。四分の一波長板36では円偏光が直線偏光に変換され偏光ビームスプリッター35で反射して位置ディテクタ14に至る。カンチレバー13の先端が変位をするとその変位はフォトダイオード30上のレーザ光スポットの位置変化に変換され、それに応じた電気信号がプリアンプ回路基板31へと供給される。そしてプリアンプ回路基板31は、その電気信号を光てこセンサ出力信号、すなわち、カンチレバー13の変位信号に変換して出力する。
走査機構は、XYZ走査を担うスキャナ18、スキャナ保持台17、少なくとも2本のマイクロメータ19(図1には1本のみが描かれている)とからなる。スキャナ18には、試料台23が設けられており、マイクロメータ19によりスキャナ18を介して、試料台23をスキャナ保持台17と平行なXY平面内で粗動可能になっている。 Z粗動機構は、板状構造部材8に設けられた2本の支持部材16(図1には1本のみが描かれている)、走査機構をZ方向に粗動するためのZ粗動ガイド15、Z粗動モータ10からなる。このZ粗動機構では、走査機構を支持部材16とZ粗動ガイド15で3点支持し、Z粗動モータ10によりZ粗動ガイド15を伸縮させ、走査機構を板状構造部材8と垂直なZ方向に沿うように粗動駆動する。
以上のように構成されたAFMにおいては、測定時、つまりカンチレバー13と試料が接触している時は、図3―Aに示すように、スキャナ保持台17と試料台23の試料面とと板状構造部材8とはほぼ平行状態となる。またそれ以外では、図3―Bに示すように、Z粗動ガイド15を伸ばすことで試料をほぼZ方向に回避させた状態になる。
特開2002-082037
しかしながら以上に説明した背景技術のAFMには次の3つの問題がある。
1、カンチレバーが、対物レンズの光軸に垂直な面に対して5°〜10°の範囲内の傾きをもつよう設置されている。カンチレバーの長さは10μm程度あるので、カンチレバーの先端と根元に同時に焦点が合わない。これは、光学顕微鏡観察によるカンチレバーと光てこ式光学センサー機構によるレーザ光の位置調整を困難する。
2、カンチレバーが5°〜10°の範囲内の傾きをもつよう設置されているので、カンチレバー先端の高さが高くなる。これは、表面張力によりカンチレバー全体を液体に浸すのを困難にする。液体の量も無駄に増えることにもなる。
3、測定状態、つまりカンチレバーと試料(試料台)が接触している状態では、試料面は対物レンズの光軸とほぼ垂直になり、カンチレバーから洩れたり透過したりしたレーザ光の試料面反射による戻り光が増える。これは、光てこ式光学センサーのノイズを増やす原因になる。近年のAFMでは、高速化のためにカンチレバーのサイズが非常に小さくなっているので、 レーザ光の試料面反射による戻り光は増える傾向にある。
従って本発明の目的は、上記課題を解決することで、操作性が良く、ノイズの少ない原子間力顕微鏡を提供することにある。
前記問題を解決し、前記目的を達成するために、本発明の原子間力顕微鏡においては、カンチレバーは、前記対物レンズの光軸に垂直な面である水平面とほぼ平行に配置され、試料保持台の試料面はカンチレバーと5ないし10度の角度を成している。
また本発明の原子間力顕微鏡においては、スキャナ保持台には、試料面と「対物レンズの光軸に垂直な面である水平面」の成す角度が5°〜10°の範囲に入るときに、「対物レンズの光軸に垂直な面である水平面」とほぼ平行になる面を備えている。
さらに本発明の原子間力顕微鏡においては、スキャナ保持台の「対物レンズの光軸に垂直な面である水平面」とほぼ平行になる面に、傾斜角を測る水準器が設けられている。

本発明の原子間力顕微鏡によれば、カンチレバーを対物レンズの光軸に垂直な面に対して平行に配置し、かつ試料面を対物レンズの光軸に垂直な面に対して5°〜10°範囲内の傾きをもつよう配置することで、カンチレバーと光てこ式光学センサー機構によるレーザ光の位置調整が簡単になる。また、カンチレバー全体を液体に浸しやすくなるとともに、必要な液体も少なくなる。さらに、光てこ式光学センサー機構への不要な戻り光が減るので、ノイズを低減できる。
また、本発明の原子間力顕微鏡によれば、試料面の対物レンズの光軸に垂直な面に対する角度を調整するための水準器を備えているので、試料面と対物レンズの光軸に垂直な面との角度をコントロールし易くなり、またカンチレバーと試料面との距離も概略判断が可能になる。従って、本発明によれば、操作性が非常に良く、かつノイズの少ない原子間力顕微鏡を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態の原子間力顕微鏡(AFM)を図4に示す。図1ないし図3を用いて説明した背景技術と同様の構成要素や同様の機能部材等には同じ番号と名称を用いるものとする。図4において、AFMは、おおまかに倒立型光学顕微鏡機構と原子間力顕微鏡機構とからなる。後者は、カンチレバー13、カンチレバーホルダ40、液体22、試料台23、カンチレバーの変位を測定する、センサ光学系9と対物レンズ11と位置ディテクタ14とからなる光てこ式光学センサー機構、スキャナ保持台43とスキャナ18とマイクロメータ19とからなる走査機構、モータ10とZ粗動ガイド41と支持部材42とからなるZ粗動機構、コントローラ6、コンピュータ7とからなる。走査機構、光てこ式光学センサー機構、Z粗動機構は、コントローラ6に接続され、コンピュータ7により制御される。また測定した結果はコンピュータ7で処理されモニターTV上に表示することができる。
倒立型の光学顕微鏡機構は、顕微鏡鏡体1、照明光源ランプ4、ランプ光源5、ハーブミラー20、ミラー21、CCDカメラ2、テレビモニター3で構成され、主に試料の光学観察や、カンチレバー13と光てこ式光学センサー機構のレーザ光の位置調整のために用いられる。顕微鏡鏡体1には板状構造部材8が通常のステージの代わりに取り付けられ固定されている。板状構造部材8の下側には、対物レンズ11と原子間力顕微鏡のセンサ光学系が配置され、対物レンズ11の光軸が板状構造部材8に垂直となるよう板状構造部材8に支持されている。対物レンズ11は、倒立型顕微鏡観察を行う為の対物レンズでもあり、光てこ式光学センサー機構の集光レンズの機能と併せ持っている。
対物レンズ11の上方には、カンチレバー13が配置され、その変位が光てこ式光学センサー機構によって測定される。カンチレバー13は、板状構造部材8に対して平行となるようカンチレバーホルダ40により保持されている。カンチレバーホルダ40には、カンチレバー13をその機械的共振周波数で励振させるための圧電素子などからなる励振手段(図示しない)が設けられている。またカンチレバーホルダ40には、生体試料観察に必要な液体22がその表面張力を利用して置かれている。
光てこ式光学センサー機構の構成については、図2を用いて説明した背景技術のAFMと同等なので説明を省略する。
走査機構は、XYZ走査を担うスキャナ18、スキャナ保持台43、少なくとも2本のマイクロメータ19(図4には1本のみが描かれている)とからなる。スキャナ18は、スキャナ保持台43の面44に対して例えば8°の傾きをもって保持されている。本実施形態では8°としたが、5°〜10°程度の範囲なら何度でもよい。スキャナ18には試料台23が設けられており、マイクロメータ19によりスキャナ18を介して、試料台23をスキャナ保持台43の面44に対して8°の傾きをもつ面内で粗動可能になっている。
Z粗動機構は、板状構造部材8に設けられた2本の支持部材42(図4には1本のみが描かれている)、走査機構をZ方向に粗動するためのZ粗動ガイド41、Z粗動モータ10からなる。このZ粗動機構では、走査機構を支持部材42とZ粗動ガイド41で3点支持し、Z粗動モータ10によりZ粗動ガイド41を伸縮させ、走査機構を板状構造部材8と垂直なZ方向に沿うように粗動駆動する。
図6は、板状構造部材8を上方からみた配置図である。図6において、2本の支持部材42および42−2は位置ディテクタ14を挟み、Z粗動ガイド41を頂点とする二等辺三角形を構成している。
図7は走査機構を下方からみた図である。図7において、スキャナ保持台43には「点45」、「溝46」、「面44と平行な平面47」が設けられており、支持部材42および42−2とZ粗動ガイド41でキネマティックマウント式3点支持(点・溝・平面)により保持される構成になっている。
図8は走査機構を上方からみた図である。図8において、スキャナ保持台43に2本のマイクロメータ19および19−2が設けられており、マイクロメータ19および19−2によりスキャナ18を介して、試料台23をスキャナ保持台43の面44に対して8°の傾きをもつ面内で粗動可能になっている。
以上のように構成されたAFMにおいては、測定時、つまりカンチレバー13と試料が接触している時は、図5―Aに示すように、試料台23の試料面が板状構造部材8に対して8°傾いた状態となる。一方、面44と板状構造部材8が平行となる。また測定時以外では、図3―Bに示すように、Z粗動ガイド15を伸ばすことで試料をほぼZ方向に回避させた状態になる。
以上のように構成されたAFMにおいては、カンチレバー13は対物レンズ11の光軸に垂直な面に対して平行に配置される。従って、カンチレバー13の光学顕微鏡観察が容易になる。すなわちカンチレバー13と光てこ式光学センサー機構によるレーザ光の位置調整が簡単になる。また、カンチレバー13全体を液体22に浸しやすくなるとともに、必要な液体22の量も少なくなる。
また以上のように構成されたAFMにおいては、試料面は対物レンズの光軸に垂直な面に対して8°の傾きをもつよう配置されるので、試料面でのレーザ反射光が光てこ式光学センサー機構へ戻りにくくなる。従って、戻り光に起因するノイズを減らすことができる。
本発明の第2の実施の形態の原子間力顕微鏡の走査機構を図9〜図10に示す。図9において、スキャナ18、マイクロメータ19および19−2、試料台23、スキャナ保持台43は図8に示した走査機構と同一のものである。水準器50は、面44上に設けられた水準器である。この水準器50は面44の水平を測るもので、水準器50がほぼ水平状態を示している場合、面44は板状構造部材8とほぼ平行になる。すなわち、試料面が対物レンズの光軸に垂直な面に対して8°傾いた状態になる。
これによれば、試料面と対物レンズの光軸に垂直な面の成す角度をコントロールし易くなり、またカンチレバー13と試料面との距離も概略判断が可能になる。これは、AFMの操作性の向上につながる。
カンチレバー13と試料が接触している時に板状構造部材8に対して平行となる面、つまり、面44と同様の機能を有する面は、スキャナ保持台43上にではなく、スキャナ18の上面にあってもよい。
また、実施形態2の水準器50の代わりに、図10に示すように、1方向水準器を2つ(水準器51と水準器52)用いても同様の効果が得られる。水準器51だけを用いても最低限の効果は得られる。さらに、実施形態1および2に示したマイクロメータ19および19−2は、図11に示すマイクロメータ19−3および19−4ように、45°傾けて配置してもよい。
本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において様々な変形や変更がされてもよい。
倒立型の光学顕微鏡機構と原子間力顕微鏡機構とからなる背景技術の装置構成を示す図である。 背景技術の装置の光てこ式光学センサー機構を示す図である。 背景技術の装置のスキャナ保持台と板状構造部材の関係を示す図である。 本発明の第1実施形態の原子間力顕微鏡を示す図である。 本発明の第1実施形態のスキャナ保持台と板状構造部材の関係を示す図である。 本発明の第1実施形態の板状構造部材8を上方からみた配置図をしめす図である。 本発明の第1実施形態の走査機構を下方からみた図である。 本発明の第1実施形態の走査機構を上方からみた図である。 本発明の第2実施形態の原子間力顕微鏡の走査機構を示す図である。 本発明の第2実施形態の原子間力顕微鏡の走査機構を示す図である。 本発明のマイクロメータの配置を示す図である。
符号の説明
1:顕微鏡鏡体
2:CCDカメラ
3:テレビモニター
4:照明光源ランプ
5:ランプ光源5
6:コントローラ
7:コンピュータ
8:板状構造部材
9:センサ光学系
10:Z粗動モータ
11:対物レンズ
12:カンチレバーホルダ
13:カンチレバー
14:位置ディテクタ
15:Z粗動ガイド
16:支持部材
17:スキャナ保持台
18:スキャナ
18−2:スキャナ
19:マイクロメータ
19−2:マイクロメータ
19−3:マイクロメータ
19−4:マイクロメータ
20:ハーフミラー
21:ミラー
22:液体
23:試料台
24: (なし)
25:(なし)
26:(なし)
27:(なし)
28:(なし)
29:(なし)
30:フォトダイオード
31:プリアンプ回路基板
32:透明板
33:半導体レーザ
34:コリメータレンズ
35:偏光ビームスプリッター
36:四分の一波長板
37:ハーフミラー
38:(なし)
39:(なし)
40:カンチレバーホルダ
41:Z粗動ガイド
42:支持部材
43:スキャナ保持台
44:面
45:点
46:溝
47:平面
48:(なし)
49:(なし)

50:水準器
51:水準器
52:水準器

Claims (3)

  1. 試料を保持する試料面を有する試料台と、
    前記試料台を保持し、前記試料面に平行な方向と前記試料面に垂直な方向に走査動作させるスキャナと、
    前記スキャナを保持し粗動位置調整するスキャナ保持台と、
    前記スキャナ保持台を保持する鏡体と、
    前記試料に対峙して配置されるカンチレバーと、
    前記カンチレバーを保持するカンチレバー保持機構と、
    前記カンチレバー保持機構上に設けられた液体と、
    対物レンズと、
    前記対物レンズを含む光学顕微鏡の照明光学機構および観察光学機構と、
    カンチレバーの変位状態を検出する前記対物レンズを含む光学式変位検出機構とを有する原子間力顕微鏡において、
    前記カンチレバーは、前記対物レンズの光軸に垂直な面である水平面と略平行に配置され、
    試料保持台の試料面はカンチレバーと5ないし10度の角度を成していることを特徴とする原子間力顕微鏡。
  2. 前記スキャナ保持台には、前記試料面と「前記対物レンズの光軸に垂直な面である水平面」とが5ないし10度の角度を成しているときに、「前記対物レンズの光軸に垂直な面である水平面」と略平行になる面を備えていることを特徴とする請求項1記載の原子間力顕微鏡。
  3. 前記スキャナ保持台の「前記対物レンズの光軸に垂直な面である水平面と略平行になる面」には、水準器が設けられていることを特徴とする請求項2記載の原子間力顕微鏡。
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