JP2008134190A - カンチレバーホルダーおよびこれを備えた走査型プローブ顕微鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化されたカンチレバーを有するカンチレバーチップを容易に再現性良く高い位置精度で位置決めして保持するカンチレバーホルダーを提供する。
【解決手段】カンチレバーホルダーは、カンチレバーチップ110が載置されるガラス基板130と、ガラス基板130を保持している保持台140と、ガラス基板130の下面136に固定された振動子138と、ガラス基板130を介して振動子138に対向する位置にカンチレバーチップ110を位置決めして保持する保持機構とを有している。保持機構は、カンチレバーチップ110の支持部113を一方の端部で押さえるための押圧部材120と、押圧部材120を保持台140に係合する支点部材128と、押圧部材120の他方の端部を上方に付勢するプランジャー144とを有している。押圧部材120は、支持部113にぴったり合う切り欠き部122を有している。
【選択図】 図3

Description

本発明は、走査型プローブ顕微鏡に関する。
走査型プローブ顕微鏡(SPM)はプローブを走査して試料表面の情報を得る装置であり、走査型トンネリング顕微鏡(STM)、原子間力顕微鏡(AFM)、走査型磁気力顕微鏡(MFM)、走査型電気容量顕微鏡(SCaM)、走査型近接場光顕微鏡(SNOM)、走査型熱顕微鏡(SThM)などの総称である。
なかでもAFMは最も広く使用されている装置であって、プローブをその自由端にもつカンチレバー、カンチレバーの変位を検出する光学式変位センサー、プローブと試料とを相対的に走査するスキャナーを主要な機械機構として備えている。その光学式変位センサーとしては、構成が簡単でありかつ高い変位検出感度を有することから、光てこ式の光学式変位センサーが最も広く使われている。この光てこ式の光学式変位センサーは、カンチレバー上に直径2〜10μm程度の光束を照射し、その反射光の反射方向がレバーの反りに応じて生じる変化を二分割ディテクタなどによりとらえて、カンチレバーの自由端にあるプローブの変位を反映した電気信号を出力する。カンチレバーは、圧電素子などからなる励振機構により機械的共振周波数で励振されている。その振動振幅が一定になるようにスキャナーをZ方向に制御しながら、同じくスキャナーをXY方向に走査することにより、コンピューターのモニター上に試料表面の凹凸の状態をマッピング・表示する。
このAFMは、液体中の生きた生物試料の動く様子を光学顕微鏡より高い解像度で観察できる可能性があるとして注目されている。これまで生物試料の動く様子を観察できるのは光学顕微鏡だけであったが、光学顕微鏡は回折限界により光の波長以下の解像度で試料を観察するのは難しい。また、ナノメータオーダーの高い解像度を実現できる電子顕微鏡では、試料を液体中におくことは難しく、液体中の生きた生物試料の観察はできない。これに対しAFMは、ナノメータオーダーの高い解像度を期待でき、液体中に試料があっても観察が可能である。
例えば特開2005−274461号公報は、液中で生物試料を観察するためのAFMを開示している。
特開2005−274461号公報
AFM観察像のビデオレートでの取得を目標にした高速AFMが開発検討されている。そのような像取得の高速化のためには、カンチレバーの小型化が必須であり、その条件を満たすカンチレバーの大きさは数μmのオーダーとなる。
しかし、このように小型化されたカンチレバーは、小さいために、装置にセットする際や像測定のために調整する際に、下記のような不具合を引き起こす。
カンチレバーの交換後にカンチレバーの先端部が観察視野に入らず、カンチレバーの先端部を観察視野内に入れるために多大な時間を要することがある。
カンチレバーを効率的に励振させるためには、振動子の振動を確実かつ効率的にカンチレバーに伝える必要がある。前述の小型化されたカンチレバーは共振周波数が非常に高いため、高周波の振動子が利用されるが、周波数の高い振動子ほど媒体内を伝達する際の振動の吸収が大きいため、振動子とカンチレバーの機械的結合距離は最短となることが望ましい。カンチレバー交換後、振動子とカンチレバーの機械的結合距離が最短となるように配置位置が再現される必要がある。
本発明は、この様な実状を考慮して成されたものであり、その目的は、小型化されたカンチレバーを有するカンチレバーチップを容易に再現性良く高い位置精度で位置決めして保持するカンチレバーホルダーおよびこれを備えた走査型プローブ顕微鏡を提供することである。
本発明は、ひとつには、カンチレバーチップを保持するカンチレバーホルダーである。このカンチレバーホルダーは、カンチレバーチップが載置されるガラス基板と、前記ガラス基板を保持する保持台と、前記ガラス基板の下面に固定された振動子と、前記ガラス基板を介して前記振動子に対向する位置に前記カンチレバーチップを位置決めして保持する保持機構とを有している。前記保持機構は、前記カンチレバーチップを前記ガラス基板に押圧するための押圧部材を含み、前記押圧部材は、前記カンチレバーチップの一部にぴったり合う切り欠き部を有している。
本発明は、ひとつには、上記のカンチレバーホルダーを備えた走査型プローブ顕微鏡である。この走査型プローブ顕微鏡は、カンチレバーチップが載置されるガラス基板と、前記ガラス基板を保持する保持台と、前記ガラス基板の下面に固定された振動子と、前記ガラス基板を介して前記振動子に対向する位置に前記カンチレバーチップを位置決めして保持する保持機構と、試料を保持する試料台と、前記試料台を走査するスキャナーと、対物レンズを含む前記試料を観察するための観察光学系と、前記対物レンズの光軸に沿った前記保持台の位置を調整する位置調整機構とを有している。前記保持機構は、前記カンチレバーチップを前記ガラス基板に押圧するための押圧部材を含み、前記押圧部材は、前記カンチレバーチップの一部にぴったり合う切り欠き部を有しており、前記対物レンズは、前記ガラス基板の厚さと前記ガラス基板上に供給された液体とによる収差を補正する補正機能を有している。
本発明によれば、小型化されたカンチレバーを有するカンチレバーチップを容易に再現性良く高い位置精度で位置決めして保持するカンチレバーホルダーおよびそれを備えた走査型プローブ顕微鏡が提供される。
本実施形態は、カンチレバーチップを保持するカンチレバーホルダーを備えたステージに向けられている。本実施形態について説明する前に、本実施形態が適用される走査型プローブ顕微鏡の一種である原子間力顕微鏡の一従来例について説明する。
従来例の原子間力顕微鏡(AFM)を図8に示す。図8において、AFMは、カンチレバー13、カンチレバー13を保持するカンチレバーホルダー40、試料を保持する試料台23、センサー光学系9と対物レンズ11と位置ディテクタ14とからなる光てこ式光学センサー機構、スキャナー保持台43とXYZ走査を担うスキャナー18と少なくとも二本のマイクロメーター19(図8には一本のみが描かれている)とからなる走査機構、板状構造部材8に設けられた二本の支持部材42(図8には一本のみが描かれている)と走査機構をZ方向に粗動するためのZ粗動ガイド41とZ粗動モーター10とからなるZ粗動機構、コントローラ6、コンピューター7を有している。走査機構と光てこ式光学センサー機構とZ粗動機構は、コントローラ6に接続され、コンピューター7により制御される。また測定した結果はコンピューター7で処理されモニターTV上に表示することができる。
AFMは倒立型光学顕微鏡を含んでいる。倒立型光学顕微鏡は、顕微鏡鏡体1、照明光源ランプ4、ランプ電源5、ハーフミラー20、ミラー21、CCDカメラ2、テレビモニター3で構成され、主に試料の光学観察や、カンチレバー13と光てこ式光学センサー機構のレーザー光の位置調整のために用いられる。顕微鏡鏡体1には板状構造部材8が通常のステージの代わりに取り付けられ固定されている。板状構造部材8の下側には、対物レンズ11とセンサー光学系9が配置され、対物レンズ11の光軸が板状構造部材8に垂直となるよう対物レンズ11が板状構造部材8に支持されている。対物レンズ11は、顕微鏡観察を行うための対物レンズでもあり、光てこ式光学センサー機構の集光レンズの機能と併せ持っている。
対物レンズ11の上方には、カンチレバー13が配置され、その変位が光てこ式光学センサー機構によって測定される。カンチレバー13は、板状構造部材8に対して平行となるようカンチレバーホルダー40により保持されている。カンチレバーホルダー40には、カンチレバー13をその機械的共振周波数で励振させるための圧電素子などからなる励振手段(図示しない)が設けられている。またカンチレバーホルダー40には、試料観察に必要な液体22がその表面張力を利用して置かれている。
ここで光てこ式光学センサー機構について図9を用いて説明する。光てこ式光学センサー機構は、半導体レーザー33、コリメートレンズ34、偏光ビームスプリッター35、四分の一波長板36、ハーフミラー37からなるセンサー光学系9と対物レンズ11および板状構造部材8の上方に配置された位置ディテクタ14で構成される。位置ディテクタ14は、二分割あるいは四分割されたフォトダイオード30とプリアンプ回路基板31からなる。
半導体レーザー33から発せられたレーザー光をコリメートレンズ34で平行光とし、偏光ビームスプリッター35により片方の直線偏光成分の光のみを透過させる。透過された直線偏光のレーザー光は四分の一波長板36で円偏光に変化された後、ハーフミラー37で反射され、対物レンズ11により集光されて、透明板32、液体22を介してカンチレバー13に照射される。カンチレバー13で反射されたレーザー光は、透明板32、対物レンズ11、ハーフミラー37、四分の一波長板36へと進む。四分の一波長板36では円偏光が直線偏光に変換され偏光ビームスプリッター35で反射されて位置ディテクタ14に至る。カンチレバー13の先端が変位するとその変位はフォトダイオード30上のレーザー光スポットの位置変化に変換され、それに応じた電気信号がプリアンプ回路基板31へと供給される。プリアンプ回路基板31は、その電気信号を光てこセンサ出力信号、すなわち、カンチレバー13の変位信号に変換して出力する。
図8に示すように、スキャナー18は、スキャナー保持台43の面44に対して例えば8°の傾きをもって保持されている。ここでは8°としたが、5°〜10°程度の範囲なら何度でもよい。スキャナー18には試料台23が設けられており、試料台23は、マイクロメーター19によりスキャナー18を介して、スキャナー保持台43の面44に対して8°の傾きをもつ平面内で適宜粗動される。
Z粗動機構は、走査機構を支持部材42とZ粗動ガイド41とで三点支持し、Z粗動モーター10によりZ粗動ガイド41を伸縮させることにより、走査機構を板状構造部材8と垂直なZ方向に粗動駆動する。
以下、本発明の一実施形態のカンチレバーホルダーを備えたステージについて説明する。
このカンチレバーホルダーに保持されるカンチレバーチップ110は、図4に示すように、プローブ111と、プローブ111を支持しているカンチレバー112と、カンチレバー112を支持している支持部113とを有している。プローブ111は鋭利な先端を有している。カンチレバー112は支持部113に片持ち支持され、自由端部にプローブ111を備えている。カンチレバー112は柔軟で、プローブ111に作用する力に応じて弾性変形する。
本実施形態のカンチレバーホルダーは、図1〜図3に示されるように、カンチレバーチップ110が載置されるガラス基板130と、ガラス基板130を保持している保持台140と、ガラス基板130の下面136に固定された振動子138と、ガラス基板130を介して振動子138に対向する位置にカンチレバーチップ110を位置決めして保持する保持機構とを有している。
保持機構は、カンチレバーチップ110の支持部113を一方の端部(以下、便宜上、第一の端部と呼ぶ)で押さえるための押圧部材120と、押圧部材120を保持台140に係合する支点部材128と、押圧部材120の他方の端部(以下、便宜上、第二の端部と呼ぶ)を上方に付勢するプランジャー144とを有している。
図5に示すように、押圧部材120は、第一の端部に、ガラス基板130との接触を避けるために削って形成された傾斜部121と、カンチレバーチップ110の支持部113にぴったり合う切り欠き部122を有している。
図3に示すように、押圧部材120は中央付近に形成された貫通穴125を有している。支点部材128は、押圧部材120の貫通穴125を通り、保持台140に固定されている。支点部材128は貫通穴125より大きい径の上端部を有し、押圧部材120の上方向への動きを規制している。プランジャー144は保持台140にねじ込まれている。プランジャー144は、穴が形成された本体と、本体の穴の中に直列に収容されたコイルバネとピンとを含み、ピンはコイルバネによって上方に向けて付勢されている。押圧部材120は、第二の端部に、プランジャー144のピンの球状の先端部を受ける円錐溝126を有している。プランジャー144は、ピンの球状の先端部が押圧部材120の円錐溝126に係合している。押圧部材120は、支点部材128を支点として、第二の端部がプランジャー144により押し上げられる結果、第二の端部がガラス基板130に向けて押し下げられる。
カンチレバーチップ110は、プローブ111を上方に向けて、ガラス基板130の載置面132の上に載置される。カンチレバーチップ110の支持部113は押圧部材120の切り欠き部122に完全につまり奥に当たるまで挿入される。切り欠き部122はカンチレバーチップ110の載置面132に沿った動きを規制する。これによりカンチレバーチップ110が位置決めされる。また支持部113は押圧部材120によってガラス基板130に押し付けられ、これによりカンチレバーチップ110が固定される。カンチレバーチップ110の固定の強さはプランジャー144のコイルバネの圧縮量により決まる。
カンチレバーチップ110のプローブ111の周囲に位置するガラス基板130と試料台192の間の空間は、たんぱく質や有機化合物などの観察試料が機能する状態でこれらを保持するため、培養液などの液体194で満たされる。
図1と図2に示すように、ガラス基板130は、カンチレバーチップ110が載置される載置面132と、載置面132から連続して延びていて載置面132に対して傾斜している傾斜面134とを有している。図2から分かるように、傾斜面134は、載置面132に対して、保持機構によって位置決めされ保持されたカンチレバーチップ110のカンチレバー112が支持部113から延出している側に位置している。また、図3から分かるように、傾斜面134は、載置面132に対して、プローブ111からの距離が増大する側に傾斜している。ガラス基板130の載置面132と傾斜面134と下面136は鏡面に仕上げられ、反射防止膜が施されている。
ステージは、ホルダーに加えて、ホルダーを支持する高さ調整台150と、高さ調整台150を支持する固定台160と、ホルダーを固定台160に対して水平に移動させる水平移動機構と、ホルダーを固定台160に対して上下に移動させる高さ調整機構とを有している。
固定台160は中央部に開口部を有し、この開口部に対物レンズ210が固定されている。対物レンズ210は、ガラス基板130の厚さと液体194とによる収差を補正する補正環212を含んでいる。固定台160は、上面から突出した二つの支持ピン162を備えている。
高さ調整台150は、対物レンズ210が通る開口部を中央部に有している。また高さ調整台150は、その下面に、二つの支持ピン162をそれぞれ受ける円錐溝153(図6に示す)と長溝154(図7に示す)とを有している。高さ調整台150は、円錐溝153と長溝154が固定台160に設けられた支持ピン162に係合した状態で、固定台160の上方に配置されている。高さ調整台150には、支持ピン162から離れた位置に高さ調整ねじ155が設けられている。高さ調整ねじ155は、その先端部が高さ調整台150から下方に突出し、固定台160の上面に接している。高さ調整台150は、二つの支持ピン162と高さ調整ねじ155とによって、固定台160の上方に支持されている。
高さ調整ねじ155は送りねじであり、回転操作に応じて高さ調整台150からの先端部の突出量が変化する。高さ調整ねじ155のねじピッチは好ましくは0.25mm以下であるとよい。高さ調整ねじ155の回転操作によって、高さ調整台150は固定台160に対して上下に移動される。つまり、高さ調整ねじ155は、高さ調整台150に支持されたホルダーを固定台160に対して上下に移動させる高さ調整機構を構成している。高さ調整ねじ155の回転操作に対して、高さ調整台150は正確には支持ピン162を支点として回動する。しかし、支持ピン162と高さ調整ねじ155の間の距離が長いため、高さ調整台150の傾きは実質的に無視してよい。
高さ調整台150はさらに、その上面に、三つの支持ピン152を有している。保持台140は高さ調整台150の上方に配置され、三つの支持ピン152によって支持されている。保持台140は、対物レンズ210を収容する開口部を中央部に有している。この開口部の上端をふさぐようにガラス基板130が保持台140に取り付けられている。
固定台160には、二つのリニアガイド172を備えたリニアガイド固定部材171が設けられている。リニアガイド固定部材171は、リニアガイド172を介して、二本の平行支持部材173を支持している。二本の平行支持部材173は連結部材174によって連結されている。平行支持部材173はリニアガイド固定部材171に対してリニアガイド172に沿って直線的に移動し得る。平行支持部材173は、磁石に吸着する鉄などの材料でできた先端部を有している。保持台140は、平行支持部材173の先端部が接する位置に固定された磁石147を有している。平行支持部材173の先端部は保持台140に固定された磁石147に接触しており、磁石147は平行支持部材173の先端部との接触を維持する。
固定台160には、二本の調整ねじ183をそれぞれ支持している二つの調整ねじ支持部材181が設けられている。調整ねじ183は送りねじであり、回転操作に応じて調整ねじ支持部材181からの先端部の突出量が変化する。調整ねじ183のねじピッチは好ましくは0.25mm以下であるとよい。二本の調整ねじ183は互いに直交して延びている。調整ねじ183は、磁石に吸着する鉄などの材料でできた先端部を有している。保持台140は、調整ねじ183の先端部が接する位置に固定された磁石148を有している。調整ねじ183の先端部は保持台140に固定された磁石148に接触しており、磁石148は調整ねじ183の先端部との接触を維持する。
一方の調整ねじ183が回転操作されると、その調整ねじ183は調整ねじ支持部材181に対して進退する。調整ねじ183の進退に伴って、保持台140は固定台160に対して調整ねじ183の進退方向に移動する。その際、他方の調整ねじ183は保持台140の移動を妨げず、平行支持部材173は保持台140の移動に追従する。他方の調整ねじ183が回転操作された場合も同様である。すなわち、二本の調整ねじ183の適宜の回転操作によって保持台140は固定台160に対して水平に任意に移動される。つまり、リニアガイド固定部材171とリニアガイド172と平行支持部材173と連結部材174と調整ねじ支持部材181と調整ねじ183は、ホルダーを固定台160に対して水平に移動させる水平移動機構を構成している。
図3に示すように、ガラス基板130の上方には、試料を保持する試料台192と、試料台192をXYZ方向に走査するXYZスキャナー191とが配置される。試料台192とXYZスキャナー191は水平面すなわちガラス基板130の載置面132に対して傾けられており、試料台192の下面はガラス基板130の傾斜面134とほぼ平行になっている。傾き角度は例えば8度程度である。試料台192に保持された試料とカンチレバーチップ110のプローブ111との位置合わせのため、XYZスキャナー191は傾いた平面内で移動可能に支持される。XYZスキャナー191は、例えば、図8に関連して説明した走査機構に組み込まれ、スキャナー18に代えて適用され、スキャナー保持台43に保持される。
対物レンズ210の下方向には、ダイクロイックミラー240が配置されている。ダイクロイックミラー240は水平面に対して45度傾いている。ダイクロイックミラー240は、カンチレバー変位検出用レーザー光の波長付近の波長の光を反射し、それ以外の波長の光を透過する。
ダイクロイックミラー240には、レーザー光源220から射出されたカンチレバー変位検出用レーザー光が側方から入射する。ダイクロイックミラー240に入射したレーザー光は、ダイクロイックミラー240によって上方に反射され、対物レンズ210を通ってカンチレバーチップ110のカンチレバー112の先端部に照射される。カンチレバー112の先端部で反射された光は、同じ光路を通り、変位検出部230に導かれる。変位検出部230は、入射する光に基づいて、カンチレバー112の先端部の変位すなわちプローブ111の変位を検出する。
ダイクロイックミラー240には、照明光学系250から射出された照明光が下方から入射する。ダイクロイックミラー240に入射した照明光は、ダイクロイックミラー240を透過し、対物レンズ210を通って試料とカンチレバー112に照射される。試料とカンチレバー112からの反射光は、同じ光路を通り、観察光学系260に導かれる。観察光学系260はCCDビデオカメラなどにより試料とカンチレバー112の観察画像を取得する。取得された光学画像はモニターなどの表示装置270に表示される。
ここで、レーザー光源220と変位検出部230で概略的に示した検出系は、例えば、図8と図9に関連して説明した光てこ式光学センサー機構で構成される。また、照明光学系250と観察光学系260で概略的に示した光学系は、例えば、図8に関連して説明した、照明光源ランプ4、ハーフミラー20、ミラー21、CCDカメラ2などで構成される。
次に上述したステージを適用した走査型プローブ顕微鏡における動作を説明する。
カンチレバーホルダーに対するカンチレバーチップ110のセットは次のように行う。カンチレバーチップ110をガラス基板130の載置面132の上にプローブ111を上に向けて載置する。押圧部材120の第二の端部を指で押し下げ、押圧部材120の第一の端部を上方に持ち上げる。持ち上げられた押圧部材120の第一の端部の切り欠き部122にカンチレバーチップ110の支持部113を挿入する。挿入は完全に、つまり支持部113が切り欠き部122の背面に当たるまで行う。これにより、カンチレバーチップ110は再現性良く位置決めされ、支持部113はガラス基板130を介して振動子138に対向する。その後、指を離す。これにより、支持部113が押圧部材120によってガラス基板130に押し付けられ、カンチレバーチップ110が固定される。
カンチレバーチップ110のセット後、プローブ111の周辺を培養液などの液体194で満たす。ガラス基板130の厚さや液体194の厚さにより生じる収差は、対物レンズ210に設けられている補正環212によってあらかじめ補正してある。つまり、使用するホルダーを高さ調整台150の上に設置する前に、対物レンズ210の補正環212を回転操作して、予想される収差を補正しておく。これにより、観察光学系260により得られる観察像は輪郭のはっきりしたものとなる。また、カンチレバー変位検出用レーザー光はカンチレバー112上に良好に小さいスポットを形成する。
観察像の輪郭がはっきりしない場合には、対物レンズ210の焦点位置とカンチレバー112の位置とが光軸方向にずれていることが原因であるので、高さ調整ねじ155を回転させて、カンチレバー112の輪郭がはっきりするように、カンチレバー112の光軸方向の位置を調整する。
カンチレバー変位検出用レーザー光のスポットがカンチレバー112上に位置していない場合には、調整ねじ183を回転操作してカンチレバーチップ110を水平面内に移動させ、カンチレバー変位検出用レーザー光のスポットをカンチレバー112上に配置して、カンチレバー112で反射されるカンチレバー変位検出用レーザー光の量が最大となるようにする。
上記の調整を行うことにより、カンチレバー112からの反射光は毎回ほぼ一定の強度となり、良好な観察像が再現性良く得られる。
カンチレバー変位検出用レーザー光のスポットとカンチレバー112との位置合わせが完了した後、振動子138にAC電圧信号を印加する。印加するAC電圧信号の周波数は、液中におけるカンチレバーチップ110の共振周波数近傍であることが好ましい。振動子138が振動すると、この振動はガラス基板130を介してカンチレバーチップ110に伝播し、カンチレバー112をある振幅をもって振動させる。一般に液中では水などの抵抗でカンチレバー112の先端部は振動振幅を得にくい。しかし、本実施形態では、振動子138とカンチレバーチップ110の位置合わせの再現性が高く、また、両者間に介在する物体はヤング率の高いガラス基板130だけであり、振動子138の振動はほとんど減衰することなく効率良くカンチレバー112に伝播するため、安定した振動振幅が得られる。
次にプローブ111の上方にXYZスキャナー191に保持された試料台192を近接配置する。試料台192とプローブ111とを位置合わせするため、XYZスキャナー191を傾いた平面内で移動させる。従来の装置では、図10に示すように、透明板32の上面が平坦であるため、透明板32の上面に対して傾いた平面内で試料台23を移動させた際に、試料台23が透明板32の上面と干渉すなわち接触するおそれがある。これに対して本実施形態では、ガラス基板130は、載置面132に対して、保持機構によって位置決めされ保持されたカンチレバーチップ110のカンチレバー112が延出している側が傾斜面134となっており、さらに試料台192は傾斜面134に平行な平面内で移動されるので、試料台192がガラス基板130の上面と干渉すなわち接触するおそれがまったくない。
ガラス基板130の載置面132と傾斜面134と下面136は鏡面に仕上げられ、反射防止膜が施されているため、レーザー光や照明光の乱反射によるノイズの影響も受けにくい。
これまで、図面を参照しながら本発明の実施形態を述べたが、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において様々な変形や変更が施されてもよい。
本発明の一実施形態のカンチレバーホルダーを備えたステージの斜視図である。 図1に示したステージの平面図である。 図2に示したIII-III線に沿ったステージの断面図である。 図1〜図3のカンチレバーホルダーに保持されるカンチレバーチップを示している。 カンチレバーチップの支持部を押さえる押圧部材の端部を拡大して示している。 図1〜図3に示した高さ調整台の下面に形成された円錐溝を示している。 図1〜図3に示した高さ調整台の下面に形成された長溝を示している。 図1〜図3に示したカンチレバーホルダーを備えたステージが適用される走査型プローブ顕微鏡の一従来例を示している。 図8の走査型プローブ顕微鏡に含まれる光てこ式光学センサー機構を示している。 図8の走査型プローブ顕微鏡の透明板周辺部を拡大して示している。
符号の説明
1…顕微鏡鏡体、2…CCDカメラ、3…テレビモニター、4…照明光源ランプ、5…ランプ電源、6…コントローラ、7…コンピューター、8…板状構造部材、9…センサー光学系、10…Z粗動モーター、11…対物レンズ、13…カンチレバー、14…位置ディテクタ、18…スキャナー、19…マイクロメーター、20…ハーフミラー、21…ミラー、22…液体、23…試料台、30…フォトダイオード、31…プリアンプ回路基板、32…透明板、33…半導体レーザー、34…コリメートレンズ、35…偏光ビームスプリッター、36…四分の一波長板、37…ハーフミラー、40…カンチレバーホルダー、41…Z粗動ガイド、42…支持部材、43…スキャナー保持台、44…面、110…カンチレバーチップ、111…プローブ、112…カンチレバー、113…支持部、120…押圧部材、121…傾斜部、122…切り欠き部、125…貫通穴、126…円錐溝、128…支点部材、130…ガラス基板、132…載置面、134…傾斜面、136…下面、138…振動子、140…保持台、144…プランジャー、147…磁石、148…磁石、150…高さ調整台、152…支持ピン、153…円錐溝、154…長溝、155…高さ調整ねじ、160…固定台、162…支持ピン、171…リニアガイド固定部材、172…リニアガイド、173…平行支持部材、174…連結部材、181…調整ねじ支持部材、183…調整ねじ、191…XYZスキャナー、192…試料台、194…液体、210…対物レンズ、212…補正環、220…レーザー光源、230…変位検出部、240…ダイクロイックミラー、250…照明光学系、260…観察光学系、270…表示装置。

Claims (3)

  1. カンチレバーチップが載置されるガラス基板と、
    前記ガラス基板を保持する保持台と、
    前記ガラス基板の下面に固定された振動子と、
    前記ガラス基板を介して前記振動子に対向する位置に前記カンチレバーチップを位置決めして保持する保持機構とを有し、
    前記保持機構は、前記カンチレバーチップを前記ガラス基板に押圧するための押圧部材を含み、前記押圧部材は、前記カンチレバーチップの一部にぴったり合う切り欠き部を有している、カンチレバーホルダー。
  2. 前記カンチレバーチップは、プローブと、このプローブを先端部で支持しているカンチレバーと、カンチレバーを支持している支持部とからなり、
    前記ガラス基板は、前記カンチレバーチップが載置される載置面と、前記載置面から連続して延びていて前記載置面に対して傾斜している傾斜面とを有し、
    前記傾斜面は前記載置面に対して、前記保持機構によって位置決めされ保持されたカンチレバーチップのカンチレバーが支持部から延出している側に位置するとともに、前記プローブからの距離が増大する側に傾斜している、請求項1に記載のカンチレバーホルダー。
  3. カンチレバーチップが載置されるガラス基板と、
    前記ガラス基板を保持する保持台と、
    前記ガラス基板の下面に固定された振動子と、
    前記ガラス基板を介して前記振動子に対向する位置に前記カンチレバーチップを位置決めして保持する保持機構と、
    試料を保持する試料台と、
    前記試料台を走査するスキャナーと、
    対物レンズを含む前記試料を観察するための観察光学系と、
    前記対物レンズの光軸に沿った前記保持台の位置を調整する位置調整機構とを有しており、
    前記保持機構は、前記カンチレバーチップを前記ガラス基板に押圧するための押圧部材を含み、前記押圧部材は、前記カンチレバーチップの一部にぴったり合う切り欠き部を有し、
    前記対物レンズは、前記ガラス基板の厚さと前記ガラス基板上に供給された液体とによる収差を補正する補正機能を有している、走査型プローブ顕微鏡。
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