JP4260948B2 - バーナおよび燃焼方法ならびにそれらの使用方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくとも一つの噴射器を具備する少なくとも一つのバーナにより燃料の供給が行われる燃焼方法および装置に関する。
【0002】
本発明は、ガラス製造炉、特にフロート式の平ガラスの製造用の炉、あるいは、たとえば再生装置(エネルギー回収装置)を使用する炉の種類で反転動作する炉等、梱包凹ガラスの製造用の炉においてガラスを溶融するための使用について特に記述するが、このような適用に限定されるものではない。
【0003】
【従来の技術】
前述の種類の燃焼方法、とくにガラス製造炉内で使用される方法の大部分は、好ましくないNOxが燃焼煙内に排出されるという問題に直面している。
【0004】
NOxは、人間および環境の双方に有害な影響を与える。例えば、NO2は呼吸器系疾患の原因となる刺激性ガスである。またNOxは、大気と接触すると、いわゆる酸性雨を次第に形成することがある。最後に、NOxは光化学汚染を発生する。なぜなら、NOxは揮発性有機化合物および太陽光線とあいまっていわゆる対流圏オゾンの形成の原因となり、低い高度でのオゾンの濃度が上昇すると、特に暑熱期には人間にとって有毒になる。
【0005】
これら全ての理由により、NOxに関する現行規格は次第に厳格なものになってきている。ところで、これら規格が存在するため、ガラス製造炉などの炉の製造者は常に、NOxの排出を最大限に、好ましくは1m3の排煙あたり500mg未満の割合まで制限するよう専心しなければならない。
【0006】
NOxの形成に影響を与えるパラメータは既に分析されている。まず第一に温度である。なぜなら、1300℃を超えるとNOxの排出量は過剰空気に対し指数関数的に増加するからであり、これは、NOxの濃度は酸素の濃度の平方根、あるいはさらにはN2の濃度に依存する。
【0007】
NOxの排出量を減らすために、すでに多くの技術が提案された。
【0008】
第一の方法は、排出ガスに還元剤を介入させて、NOxを窒素に変換することから成る。この還元剤はアンモニアとすることができるが、そのような物質の保存および取り扱いが困難であるなどの問題が知られている。還元剤として天然ガスを使用することも可能であるが、これは炉の消費量が犠牲にされ、CO2の排出量が増加する。
【0009】
従って、義務ではないが、いわゆる一次的措置を採用することによって、この技術を使用しないようにすることが好ましい。
【0010】
これらの措置が一次的と呼ばれているのは、上で記述した技術におけるように、すでに形成されたNOxを破壊しようとするのではなく、例えば炎のレベルでその形成を阻止をはかるものであるからである。これらの措置は実施が簡単であり、結果として、より経済的である。しかしながらこれらの措置は前述の技術の完全な代替にはなりえないことがある得るが、これらを有利に補完することはできる。いずれにせよこれら一次的措置は、二次的措置の試薬の消費を減少させるために必須な前提条件である。
【0011】
実際には、非限定的には、既存の措置をいくつかのカテゴリに分類することができる。
【0012】
− 第一のカテゴリは、炉の燃焼室のレベルにおいて空気欠如ゾーンを設ける「リバーニング(reburning)」と呼ばれる技術により、NOxの形成を低減することから成る。この技術はまた、再生装置(regenerateurs)を積み重ねるレベルにおいて温度を上昇させ、場合によっては、特に気密性および耐食性に関して、再生装置およびその積み重ねについて特殊な設計を行わなければならないという欠点を有する。
【0013】
− 第二のカテゴリは、炎に作用させて、炎のレベルでNOxの形成を阻止、あるいは少なくとも低減させることから成る。これを行うために、たとえば、燃焼空気の過剰分の低減をはかることができる。また、炎の長さを維持することにより、温度のピークを制限し、炎の先端の体積を増して、炎の中心の平均温度の下降をはかることも可能である。このような解決方法は、例えば、1996年7月11日出願のフランス特許出願FR96/08663、および1997年7月9日出願の国際特許出願PCT/FR97 01244に記述されている。この解決方法は、燃料の供給および混合燃料の供給が共に、燃料/混合燃料の接触(contact)を時間的に平準化し、かつ/またはNOxの排出を低減させるために、この接触の体積を増すように実施される、ガラスの溶融用燃焼方法である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、燃料が液体燃料であり、炎を長くすることおよび/または炎の内部の温度のピークを下げてNOxの形成を少なくすることができる新しい燃焼方法および装置を提供することである。
【0015】
本発明の別の目的は、既存のガラス製造炉の全構成に適し、特に、適切な長さで、溶融中のガラス化可能材料の浴の最大覆い(カバー)を促進するために十分な体積を有する炎を供給することにより、最適な熱移動を得ることができる燃焼方法、およびこれに関する装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は、これを行うために、少なくとも一つの内壁をもつ重油類の液体燃料の供給管路と前記燃料供給管路に対し同心に配置された噴霧化流体供給管路とを有する少なくとも一つの噴射器を具備する少なくとも一つのバーナにより燃料供給が行われる、特にガラスの溶融に使用される燃焼方法を対象とする。本発明によれば、液体燃料をその供給管路から排出させる直前に、前記内壁にほぼ沿った中空噴流の形状にする。
【0017】
本発明による解決方法は提起された問題に完璧に応えるものである。事実、このように、液体燃料がその供給管から出る直前に、きわめて特殊な液体燃料の流れを作ることにより、その管路の出口において、噴霧化流体による液体燃料の機械的噴霧の向上をはかることができ、それにより、この液体燃料のきわめて不均一な小滴を得ることが可能であり、従って、NOxが形成する原因となる、速すぎる燃料の燃焼を防止することが可能である。
【0018】
その結果、所望する炎の温度について、きわめて有利には、入り口、すなわち炎の根元に供給する燃料を少なくすることができ、それにより、NOxの形成の危険性がさらに減少する。
【0019】
本発明による解決方法は、冒頭で示した既存の技術に必ずしも置き換われるものではなく、場合によっては、きわめて有利にこれらを補完するようになる。
【0020】
本発明の有利な特徴によれば、少なくとも1.2MPaの供給運動圧力で液体燃料を排出させる。
【0021】
こうすることにより、本発明による方法が実施される炉の個別の構成の如何に関わらず、上に示したような速すぎる燃焼速度を防ぐのに必要な液体燃料の噴霧化が確実に得られる。
【0022】
好ましくは、100℃から150℃の間、好ましくは120℃から135℃の間の温度で液体燃料を排出させる。
【0023】
このような温度範囲により、現在の設備、特にガラス製造炉内で使用されている任意の種類の液体燃料を、その供給管路から排出される直前に、所要の粘度にすることが可能である。この粘度は、有利には、少なくとも5×10-6m2/s、特に10-5から2×10-5m2/sの間とすることができる。
【0024】
本発明の有利な特徴によれば、少なくとも10°、特に10°から20°の間に含まれる開口角のテーパに従って液体燃料を排出させる。
【0025】
このような値により、液体燃料の供給管路の幾何学形状およびその寸法とは無関係に、本発明の一環として必要な干渉である、噴霧化流体の噴流と液体燃料の小滴との間の干渉を必ず得ることができるだけでなく、結果として得られる炎の温度がその全長にわたり均一になるようなこれらの小滴の寸法の最適な分散も可能である。
【0026】
噴霧化流体に関しては、きわめて有利にはこれを、多くても40Nm3/hの流量で排出させる。
【0027】
もちろん、噴霧化流体の流量の値はこの流体の圧力の値と相関しており、流体の圧力はできる限り制限することが望ましい。上に示したような最大流量値をもつことにより、既存のあらゆる構成のガラス製造炉にとって十分な炎の長さが得られるようになる。
【0028】
本発明は、少なくとも一つの内壁をもつ重油類の液体燃料の供給管路と前記燃料供給管路に対し同心に配置された噴霧化流体供給管路とを有する、上に記述した方法を実施するのに特に適した少なくとも一つの噴射器を具備する少なくとも一つのバーナも対象とする。本バーナは、液体燃料供給管路が、液体燃料をその供給管路から排出させる直前に内壁にほぼ沿った中空噴流の形状にするための少なくとも一つの手段を含むことを特徴とする。
【0029】
一実施形態によれば、液体燃料供給管路は少なくとも一つの円筒形管を備える。
【0030】
この実施形態によれば、前述の手段は、有利にはねじ留めにより円筒形管の端部に固定されたノズルを備える。本発明によるバーナにきわめて適するノズルの幾何学形状は、ノズルが、内壁が円筒形フェルールにより延長された円錐台形の旋回室をその下流側端に含むような形状である。
【0031】
本発明の範囲内では、「下流」および「上流」という用語は、液体燃料の供給方向を基準にして理解すべきである。
【0032】
従って、ノズルの下流側端とは、液体燃料供給源から最遠の端部、従って燃料がその供給管路から排出される場所に最も近い端部を指す。特に好ましくは、旋回室頂部θの角度は、少なくとも30°、好ましくは60°に等しく、これにより、流れている液体燃料の負荷の損失を最小にすることが可能である。
【0033】
本発明の好ましい変形形態によれば、前述の手段は、液体燃料供給管路をほぼ塞ぐと共に液体燃料の供給方向に対し斜めの特に円筒形の流路が穿口された少なくとも一つの要素を備える。
【0034】
この要素は本発明の範囲において決定的なものである。なぜなら、その特別な幾何学形状により、液体燃料に前記に記載の流れを与え、寸法分散が最適な小滴の形態でその供給管の出口から液体燃料が噴霧されるのに十分な力学的エネルギーを与えるのはこの要素であるからである。
【0035】
有利には、流路は要素の周囲上に均等に分布することができる。
【0036】
この要素は、液体燃料供給管路内に挿入することができる形状であり、例えば、好ましくは相互にほぼ平行な二つの面を有するシリンダとすることができる。またこれらの面は、好ましくは、液体燃料の供給方向に対し直角な方向に向けられる。
【0037】
より有利には、各流路の母線が、液体燃料の供給方向に対し、少なくとも10°、特に15°から30°の間、好ましくは20°に等しい角度αをなすように、各流路の方向が選択される。
【0038】
この特別な方向により、対応する流路の出口において液体燃料の全「分割」(divises)噴流間の共働作用が得られ、その結果、噴流が、供給管路の下流側部分、特に前述のノズルの旋回室に衝突する際、噴流は噴流同士で干渉することはなく、内壁に沿った単一の中空噴流が、下流側で形成されるのに寄与する。
【0039】
追加的特徴によれば、要素は、ノズルの上流側で、液体燃料供給管路内に、好ましくは旋回室に圧入されて取り付けられる。
【0040】
噴霧化流体供給管路に関しては、これは、本発明によるノズルの少なくとも一部分が挿入されるオリフィスが穿口されたブロックが好ましくはねじ留めにより先端に固定された少なくとも一つの円筒形管を備える。
【0041】
好ましくは、ブロックのオリフィス、およびその中に挿入されるノズルの部分の外壁は同心に配置される。この好ましい配置は、中に挿入されるノズルの部分に対するブロックのオリフィスなど、上に記述した要素のセルフセンタリングを行わせることができる前述のねじ留めにより得ることもできる。
【0042】
この同心性は、この同心性がない場合、中空噴流の周囲に重油類の液体燃料のきわめて大きな滴が形成され、それにより不完全燃焼が生じ、COの出現しきい値が増加する危険性がある限り有利である。
【0043】
同様に、ノズルの終端部分が、噴霧化流体との接触が無くオリフィスが開口しているブロックの面により規定される面内で完全に整列していることが好ましい。実際、整列が正しくないと、各々その出口における液体燃料および噴霧化流体の空気力学的特性が変化することがある。
【0044】
有利には、上で記述した本発明による噴射器は、冷却フィンを具備するプレート含む気密装置を介して、耐火材料製ブロック内に気密に取り付けられる。このような気密な取り付けにより、噴射器の下流側端のレベルにおいて寄生あるいは邪魔な空気(air parasite)が到達することが防止される。寄生空気は、炎の最も高温の部分を構成する炎の根元における酸素含有量を増す限り、きわめて有害である。
【0045】
別の特徴によれば、本発明によるバーナはさらに、上に記述した噴射器、噴射器の下流側端、より詳細には前述のプレート側に向けられた送風流体ノズルが固定された調節可能支持体を含む。
【0046】
特に、気密装置のプレートを圧入するようにするために、支持体は好ましくは、傾斜、方位、移動における調節が可能である。
【0047】
一方、送風ノズルは、空気を吹き出すので、噴射器の下流側端のレベルにおける局部的加熱を防止することができる。
【0048】
最後に本発明は、少なくとも一つの内壁をもつ重油類の液体燃料の供給管路と燃料供給管路に対し同心に配置された噴霧化流体供給管路とを有する少なくとも一つの噴射器を具備する少なくとも一つのバーナであって、液体燃料供給管路が少なくとも一つのディフューザを含むことを特徴とするバーナを対象とする。
【0049】
前述のバーナにより提供される利点は疑いのないものである。例えば炉など、燃焼室内で発生するNOxが以前よりも少ないことに加え、はるかに少ない噴霧化流体の流量で室の動作が確保され、そのため、燃料の使用の幅が広くなり、より弾力的になり、エネルギーの観点から見てよりすぐれた結果が得られる。
【0050】
本発明は、あらゆる構成の炉、特に、ループ、クロスバーナ、反転炉など、ガラス製造炉に適用される。本発明は、特にNOxの排出を減らすために使用される。
【0051】
最後に、本発明は、前述のフランス特許出願FR96/08663および国際特許出願PCT/FR97/01244において記述されている技術、すなわち、「FENIX」という名称でSAINT−GOBAIN VITRAGE社が開発した技術に特に属する技術をきわめて有利に補完するものである。
【0052】
本発明の他の詳細および有利な特徴は、添付の図面を参照して行う非限定的例を読むことにより明らかになろう。
【0053】
【発明の実施の形態】
まず、わかり易くする配慮から図1および図2は略図であり、種々の要素間の相対的比率に従ったものではないことをことわっておく。
【0054】
図1は、本発明によるインジェクタあるいは噴射器1の部分断面略図である。
【0055】
この噴射器1は、二つの流体供給部、すなわち、液体燃料供給管路2と、噴霧化流体供給路3とで構成される。
【0056】
本発明の範囲内で使用される液体燃料は、ガラス製造炉内のガラス化可能材料を加熱するための燃焼装置内で通常使用される液体石油燃料である。例えば重油などがこれに該当する。同様に、噴霧化流体(fluide de pulverisation)は、通常の設備において一般にあり、前記液体燃料を噴霧化するのに使用されるものである。これは例えば空気(この場合、主燃料として使用される二次空気と対比して、一次空気と呼ばれる)とすることができる。また、ガス、酸素(酸素燃焼の場合)、蒸気とすることもできる。
【0057】
前記液体燃料供給路および噴霧化流体供給路は各々、二つの流体の各々の流れの上流側で、図示しない液体燃料供給源および噴霧化流体供給源からの回路(circuit)に接続される。
【0058】
液体燃料供給路2は、主に、先端にノズル22がねじ留め(vissee)された円筒形管21で構成される。
【0059】
ノズルは、円筒形内壁25のフェルールあるいはチップ(embout)24により延長された円錐台形の旋回室23を、その下流側端に含む。旋回室(chambre de giration)23の頂部θの角度は60°に等しいが、この値が選択された理由は下で説明する。
【0060】
前述のノズル22の内部には、旋回室23に圧入されて気密に取り付けられたシリンダ4が配置されている。
【0061】
シリンダ4は、その周囲上に均等に分布する流路41を含み、相互に平行で、図1の矢印fにより表わす液体燃料の供給方向であって、さらに噴霧化流体の方向と同一の方向にほぼ直角な二つの面42、43を有する。
【0062】
流路41は円筒形であり、その母線(generatrice)は前述の方向に対し20°の角度αをなす。
【0063】
一方、噴霧化流体供給路3は、主に、内部肩部33が管31の下流側端を圧入するようになるブロック32が先端にねじ留めされた円筒形管31で構成される。
【0064】
ブロック32には、ノズル22の一部分をはめ込むことが可能な形状のオリフィス34が穿口されている。
【0065】
ブロック32は、ブロック32を円筒形管31にねじ留めすることにより、オリフィス34の内側でフェルール24の外壁26の完璧なセルフセンタリングを行うことが可能な突起部分35も、オリフィス34側に有する。
【0066】
言い変えれば、前述の二つの要素26、34は相補形状であるため、それらの同心度は完璧に確保され、それにより、下で説明するように、管路2から液体燃料の小滴が出る際のこれら小滴の寸法のばらつきについての好ましくない変更を行わなくて済む。
【0067】
円筒形管31と接触しているブロック32の部分の寸法dは正確に計算し、面(II)内のノズルの終端部36の整列(アラインメント)が完璧に実現されるようにしなければならない。この面IIは、ブロックの外面37、すなわち噴霧化流体との接触が無く、オリフィス34が開口している外面により規定される。
【0068】
このような構成は、二つの流体が各々その供給管路から出る際の空気力学的な保持に寄与する。
【0069】
次に、図1による噴射器を具備するバーナ5を含むガラス製造炉の壁の垂直断面図である図2を参照する。
【0070】
この個別の構成では、バーナ5は、傾斜、方位、移動における調節が可能な支持体6を含むことがわかる。
【0071】
この調節可能支持体6には、冷却フィンを具備するプレート8を介して、耐火材料製ブロック7の壁を圧入するように噴射器1が固定される。耐火材料製ブロック7自体は炉9の壁の開口部に取り付けられる。
【0072】
バーナ5は、前述のプレート側に向けられた送風用ノズル10も含む。
【0073】
最後に、液体燃料および噴霧化流体供給源に各々接続された二つの可撓供給管11、12も見える。ただし供給源は図示していない。
【0074】
次にバーナの動作について以下に説明する。
【0075】
円筒形管21を経由して供給される液体燃料は、シリンダ4を通過後、接線方向あるいは接線性の流路(canaux tangentiels)41の同数の個々の噴流に分割される。
【0076】
次に個々の噴流は旋回室23内に達し、その壁に衝突するが、頂部θの角度が60°に等しいため、負荷の損失は最小である。
【0077】
接線性流路41が均一に分布していること、およびこれら各流路のシリンダ4の全周にわたる母線が20°に等しい傾斜を有していることにより、個々の噴流全体が遠心分離され、旋回室23に当たるようになるが、噴流同士が干渉することはない。
【0078】
旋回室のレベルでのこの遠心分離は、下流側で、燃料が、フェルール24の内壁25にほぼ完全に沿った(epousant)中空噴流(jet creux)の形態になり、ら旋形軌道(trajectoire helicoidale)を描くようになることに寄与する。
【0079】
従って液体燃料は、フェルール24から出た時点で最大の力学的エネルギーを得、噴霧流体の作用を受けて、寸法の分散度が最適な文字どおり超微細小滴となって飛散する。バーナから出て主燃料により活性化される炎は、このような分散により、その全長にわたり温度がきわめて均一になる。
【0080】
さらに、同じ流量の燃料の場合、燃料のこのような噴霧により、シリンダ4なしの同じ噴射器1により生じるであろう噴霧と比較して、炎が大幅に長くなる。
【0081】
シリンダ4の寸法設計は、充満あるいは充填が決して行われず、本発明に従い、この内壁に実質的に一致する中空噴流が常に得られるように実施しなければならない。
【0082】
流路41の数、傾斜α、および寸法等、種々のパラメータは、噴射器1の所望流量に応じて決定しなければならない。
【0083】
この所望流量自体も、噴射器を設置しようとする炉の種類、使用液体燃料の継続期間および性状などの動作パラメータを基にして決定される。
【0084】
もちろん、試験を実施して性能表を作成することができる当業者であれば、これらの値を経験的に簡単に設定することができる。
【0085】
当業者は、高速で、旋回室、流路、および内壁のフェルールに行き渡る液体燃料の単数または複数の噴流の摩擦による負荷の損失が最小なるように配慮された、各々、旋回室、流路、および内壁のフェルールの表面状態を選択するように注意すべきである。
【0086】
上で記述した噴射器は単純な設計で低コストである。さらに、全体を簡単に分解し、既存設備に適合させることができる。
【0087】
上で記述した炉はNOxの排出量が少なく、場合によってはガラスの色調に対し有害な還元燃焼のおそれはない。
【0088】
本発明による燃焼方法およびバーナは、フロート法により製作される板ガラスなど、特に光学高品質ガラスの製造に特に適している。
【0089】
本発明は重油類の燃料に特に適用され、本発明による単一の噴射器にこの種の燃料をきわめて高い流量(500から600kg/時)で供給することが可能である。
【0090】
もちろん、本発明の範囲から逸脱しないで、種々の変更を行うことができる。すなわち、液体燃料を、空気などの噴霧流体を用いて排出させる直前に、中空噴流の形状で噴霧することができ、その際、ら旋形構成要素なしに燃料供給部品の軸および内壁に沿ってのみ出るように管路が保証される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による噴射器の部分断面略図である。
【図2】図1による噴射器を具備するバーナを含むガラス製造炉の壁の垂直断面図である。
【符号の説明】
1 噴射器
2 液体燃料供給管路
3 噴霧化流体供給管路
4 シリンダ
5 バーナ
6 調節可能支持体
7 耐火材料製ブロック
8 プレート
10 ノズル
23 旋回室
24 フェルール
25 円筒形内壁
26 外壁
31 円筒形管
32 ブロック
34 オリフィス
36 ノズルの終端部分
Claims (24)
- 少なくとも一つの内壁(25)をもつ重油類の液体燃料の供給管路(2)と前記液体燃料供給管路に対し同心に配置された噴霧化流体供給管路(3)とを有する少なくとも一つの噴射器(1)を具備したバーナ(5)であって、
前記液体燃料の供給管路(2)が、液体燃料を排出するためのノズル(22)を備えており、前記噴霧化流体供給管路は、噴霧化流体を排出するオリフィス(34)が穿口されたブロック(32)で終端し、ノズルの少なくとも一部分が前記ブロックに挿入されており、前記液体燃料供給管路が、液体燃料をその供給管路から排出させる直前に前記内壁の形にほぼ沿った中空噴流の形状にするための少なくとも一つの手段(4)を備えており、
ノズルの終端部(36)が、噴霧化流体との接触が無くかつオリフィスが開口しているブロックの面によって規定された面に位置していることを特徴とする、前記バーナ。 - 前記液体燃料供給管路は、ノズルが固定された少なくとも一つの円筒形管(21)であることを特徴とする、請求項1に記載のバーナ。
- 前記ノズルが、内壁(25)が円筒形フェルール(24)により延長された円錐台形の旋回室(23)をその下流側端に含むことを特徴とする、請求項2に記載のバーナ。
- 旋回室頂部θの角度が少なくとも30°であることを特徴とする、請求項3に記載のバーナ。
- 旋回室頂部θの角度が60°に等しいことを特徴とする、請求項4に記載のバーナ。
- 前記手段が、液体燃料供給管路をほぼ塞ぐと共に液体燃料の供給方向に対し斜めの流路(41)が穿口された少なくとも一つの要素(4)を備えることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載のバーナ。
- 前記流路(41)が円筒形であることを特徴とする、請求項6に記載のバーナ。
- 前記流路が要素の周囲上に均等に分布することを特徴とする、請求項6または7に記載のバーナ。
- 前記要素がシリンダであることを特徴とする、請求項6から8のいずれか一項に記載のバーナ。
- 前記要素が、相互にほぼ平行な二つの面(42、43)を有するシリンダであることを特徴とする、請求項9に記載のバーナ。
- 前記流路の各々の母線が、液体燃料の供給方向に対し、少なくとも10°である角度αをなすことを特徴とする、請求項6から10のいずれか一項に記載のバーナ。
- 前記流路の各々の母線が、液体燃料の供給方向に対し、15°から30°の角度αをなすことを特徴とする、請求項11に記載のバーナ。
- 前記流路の各々の母線が、液体燃料の供給方向に対し、20°に等しい角度αをなすことを特徴とする、請求項11に記載のバーナ。
- 前記要素が、ノズルの上流側で、液体燃料供給管路内に気密に取り付けられることを特徴とする、請求項6から13のいずれか一項に記載のバーナ。
- 前記要素が、ノズルの上流側で旋回室に隣接して、液体燃料供給管路内に気密に取り付けられることを特徴とする、請求項14に記載のバーナ。
- 噴霧化流体供給管路(3)は、オリフィス(34)が穿口されたブロック(32)が先端に固定された少なくとも一つの円筒形管(31)を備えることを特徴とする、請求項1から15のいずれか一項に記載のバーナ。
- オリフィス(34)が穿口されたブロック(32)は、少なくとも一つの円筒形管(31)の先端にねじ留めにより固定されることを特徴とする、請求項16に記載のバーナ。
- 前記ブロックのオリフィス(34)、およびその中に挿入されるノズルの部分の外壁(26)が同心に配置されることを特徴とする、請求項16または17に記載のバーナ。
- 前記噴射器(1)が、冷却フィンを具備するプレート(8)を含む気密装置を介して、耐火材料製ブロック(7)内に気密に取り付けられることを特徴とする、請求項1から18のいずれか一項に記載のバーナ。
- 前記噴射器が固定された調節可能支持体(6)と、前記噴射器の下流側端に向けられた送風流体ノズル(10)とをさらに含むことを特徴とする、請求項1から19のいずれか一項に記載のバーナ。
- 請求項1から20のいずれか一項に記載された少なくとも一つのバーナによって燃料が供給される、燃焼方法。
- ガラスの溶融に使用される、請求項21に記載の燃焼方法。
- NOxの排出を減らすための、請求項21もしくは22に記載の方法または請求項1から20のいずれか一項に記載のバーナの使用方法。
- ガラス製造炉内のNOxの排出を減らすための、請求項23に記載の使用方法。
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