JP4257228B2 - 屋内壁用ボード板の入隅部取付け構造 - Google Patents

屋内壁用ボード板の入隅部取付け構造 Download PDF

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本発明は、屋内の入隅部において、屋内壁面を構成する一対のボード板を柱に支持させて取り付けるための屋内壁用ボード板の入隅部取付け構造、及び該取付け構造に用いるボード下地金物に関する。
在来軸組工法や枠組壁工法等による木造住宅建築物では、屋内に設けらる仕切壁の両側面や、外壁の内側面に、屋内壁面を構成する内装石膏ボードや合板等からなるボード板が取り付けられ、これらのボード板に対して、各種の壁用の化粧が施される。これらのボード板は、木造住宅建築物における仕切壁や外壁の骨組み部材である柱や間柱、横架材等に対して、固定釘やビス等を打ち込むことにより、屋内壁面に沿って取り付けられる。
一方、一対の屋内壁が直角に交わるように接合される入隅部では、このような入隅部における壁の内部に骨組み部材として柱が配置されるのが一般的であるが、柱に支持させて一対のボード板の側端部同士を隙間無く精度良く接合することが困難だった。すなわち、従来の入隅部におけるボード板の取付け構造によれば、例えば図6に示すように、入墨部51に位置する柱50の角部52を挟んだ両側に、当該角部52に沿って木製の角材からなる当木53を縦方向に取り付け、各当木53に、接合される一方のボード板54aの側端部と、他方のボード板54bの側端部とを固定ビス55等を介して各々固定するものであったが、このような取付け構造によれば、当木53は木製の材料であるため品質が安定せず、凹凸や反りの存在によって、ボード板54a,54bの側端部を強固に密着させることができない場合がある。また取付け時にボード板54a,54bの側端部を精度良く取り付けることができても、経年変化によって乾燥収縮等の影響により当木53に反り等が発生して、入墨部51における壁面に狂いやチリキレが生じやすくなる。
これに対し、亜鉛引き鉄板やステンレス等を用いて形成されるL字状断面の金属製の壁ジョイナーを用いた、間仕切り壁の接合構造が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1によれば、内壁とその外側に平行に配置される外壁との壁間に設けられる間柱に、前記壁ジョイナーのL字状断面の一片部の外側面を当接させて取り付けると共に、前記間柱と垂直に配置される他の間柱に、前記壁ジョイナーのL字状断面の他片部の外側面を当接させて取り付け、これらの片部の内側面に沿って、直角に配置される一対の壁板の側端部を各々固定するようにしたものである。
特開平14−242344号公報
しかしながら、特許文献1に記載の取付け構造によれば、壁ジョイナーは、柱に直接取り付けらるものではなく、柱に隣接して別途設けられた一対の間柱に跨って取り付けられるものであるため、その構成が複雑になると共に、間柱に向けて打ち込まれる固定ビスや固定釘の頭部がL字状断面の各片部の内側面に係止されている状態で、これらを覆って壁板の側端部が当該内側面に密着配置されることになるため、固定ビスや固定釘の頭部が出っ張っていると、隙間が生じて壁板の側端部を入隅部において精度良く取り付けることが困難になる。
本発明は、このような従来の課題に着目してなされたもので、簡易な構成によって、一対の屋内壁面が直角に交わる入隅部において、柱に支持させて一対のボード板の端部同士を隙間無く精度良く接合することを可能にする屋内壁用ボード板の入隅部取付け構造、及び該取付け構造に用いるボード下地金物を提供することを目的とする。
本発明は、屋内の入隅部において、屋内壁面を構成する一対のボード板を柱に支持させて取り付けるための屋内壁用ボード板の入隅部取付け構造であって、ビスをネジ込み貫通させることが可能な厚さの帯板状の薄鉄板を用いて、該薄鉄板を長手方向に沿った中央部分で二つ折りに折曲げると共に、折曲げた一方の片を長手方向に沿った中央部分で立設させるように折り返した状態で、当該一方の片の残りの半分の部分を他方の片に押し付けるようにして密着させることにより形成された、基板部と該基板部の中央部分から垂直に延設する突出板部とからなるT字断面形状を有するボード下地金物を、前記基板部と前記突出板部との接合部分を前記柱の角部に沿わせて配置すると共に、前記基板部の前記突出板部を挟んだ一方の部分の背面を前記柱に密着させ、前記柱に向けてビスをネジ込むことにより、前記基板部の前記突出板部を挟んだ他方の部分と前記突出板部とを前記入隅部の各壁面方向に沿って突出させた状態で前記ボード下地金物を前記柱に固定し、前記入隅部の一方の屋内壁面を構成するボード板の側端部を、前記基板部の前記突出板部を挟んだ他方の部分に沿わせてビスをネジ込んで固定すると共に、前記入隅部の他方の屋内壁面を構成するボード板の側端部を前記突出板部に沿わせてビスをネジ込んで固定することにより、前記一対のボード板の各側端部を前記柱に支持させて取り付ける屋内壁用ボード板の入隅部取付け構造を提供することにより、上記目的を達成したものである。
また、本発明の屋内壁用ボード板の入隅部取付け構造よれば、前記帯板状の薄鉄板は、0.5〜1.2mmの厚さを備えていることが好ましい。
さらに、本発明の屋内壁用ボード板の入隅部取付け構造よれば、前記基板部の前記突出板部を挟んだ他方の部分には、前記接合部分に近接して、これと平行に延設する直角段差部が設けられており、該直角段差部を前記柱の角部に係止した状態で、前記ボード下地金物を前記柱に固定することもできる。
また、本発明は、上記いずれかに記載の屋内壁用ボード板の入隅部取付け構造に用いるボード下地金物であって、0.5〜1.2mmの厚さの帯板状の薄鉄板により、該薄鉄板を長手方向に沿った中央部分で二つ折りに折曲げると共に、折曲げた一方の片を長手方向に沿った中央部分で立設させるように折り返した状態で、当該一方の片の残りの半分の部分を他方の片に押し付けるようにして密着させることによって、基板部と該基板部の中央部分から垂直に延設する突出板部とからなるT字断面形状に形成され、前記基板部と前記突出板部との接合部分を前記柱の角部に沿わせて配置すると共に、前記基板部の前記突出板部を挟んだ一方の部分の背面を前記柱に密着さることにより、前記基板部の前記突出板部を挟んだ他方の部分と前記突出板部とを、前記入隅部の各壁面方向に沿って突出させるボード下地金物を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明の屋内壁用ボード板の入隅部取付け構造、及び該取付け構造に用いるボード下地金物によれば、簡易な構成によって、一対の屋内壁面が直角に交わる入隅部において、柱に支持させて一対のボード板の端部同士を隙間無く精度良く接合することができる。
本発明の好ましい第1実施形態に係る屋内壁用ボード板の入隅部取付け構造は、図1に示すように、例えば在来軸組工法による木造住宅建築物において、外壁の屋内側の壁面21aと、屋内に設けられる壁である間仕切壁の壁面21bとが直角に交わるように接合される入隅部20において、これらの屋内壁面21a,21bを構成する一対のボード板11a,11bの側端部を、外壁と間仕切壁との交差接合部分の壁の内部に配置されたコーナー柱12に支持させつつ、強固且つ精度良く取り付けるための取付け構造として採用されたものである。なお、ボード板11a,11bは、これらの一方の側端部を、後述する本第1実施形態のボード下地金物10を介してコーナー柱12に支持固定すると共に、他の部分を、壁の骨組み部材である横架材や間柱等に固定して屋内壁面に沿って取り付けられると共に、これらのボード板11a,11bの表面には、各種の壁用の化粧が施されて、屋内壁が形成されることになる。
そして、本第1実施形態の屋内壁用ボード板の入隅部取付け構造は、屋内の入隅部20において、屋内壁面21a,21bを構成する一対のボード板11a,11bをコーナー柱12に支持させて取り付けるための取付け構造であって、図2にも示すように、ビス13をネジ込み貫通させることが可能な厚さの帯板状の薄鉄板22を用いて形成された、基板部14と該基板部14の中央部分から垂直に延設する突出板部15とからなるT字断面形状を有するボード下地金物10を、基板部14と突出板部15との接合部分16をコーナー柱12の角部17に沿わせて配置すると共に、基板部14の突出板部15を挟んだ一方の部分18の背面をコーナー柱12に密着させ、コーナー柱12に向けてビス13をネジ込むことにより、基板部14の突出板部15を挟んだ他方の部分19と突出板部15とを、入隅部20の各壁面21a,21b方向に沿って突出させた状態でボード下地金物10をコーナー柱12に固定し、入隅部20の一方の屋内壁面21aを構成するボード板11aの側端部を、基板部14の突出板部15を挟んだ他方の部分19に沿わせてビス13をネジ込んで固定すると共に、入隅部20の他方の屋内壁面21bを構成するボード板11bの側端部を、突出板部15に沿わせてビス13をネジ込んで固定することにより、一対のボード板11a,11bの各側端部をコーナー柱12に支持させて取り付けるようにしたものである。
ここで、本第1実施形態によれば、屋内壁面21a,21bを構成するボード部材11a,11bは、壁用耐力面材として知られる種々のボード部材を用いることができ、好ましくは例えば内装石膏ボード、ケイ酸カルシウム板、スレート板、火山性ガラス質復層板、パーライト板、木片セメント板、合板、MDF板等を用いることができる。
また、本第1実施形態によれば、ボード下地金物21は、ビスをネジ込み貫通させることが可能な厚さの帯板状の薄鉄板22として、好ましくはメッキによって防錆処理された0.5〜1.2mmの厚さの鋼板に、折曲げ加工等を施すことによって容易に形成することができる。すなわち、図3(a),(b)に示すように、例えば巾が120〜220mm程度、長さがボード板11a,11bの設置高さに対応した1800〜3000mm程度の縦長矩形形状の帯板状の薄鉄板22を、長手方向に沿った中央部分で二つ折りに折曲げると共に、折り曲げた一方の片22aを長手方向に沿った中央部分で立設させるように折り返した状態で、当該一方の片22aの折り返さない残りの半分の部分を他方の片22bに押し付けるようにして密着させることにより、基板部14と該基板部14の中央部分から垂直に延設する突出板部15とからなるT字断面形状を有するボード下地金物10が、容易かつ高精度に形成されることになる。
そして、本第1実施形態の入隅部取付け構造によって、入隅部20において、屋内壁面21a,21bを構成する一対のボード板11a,11bの側端部をコーナー柱12に支持させて取り付けるには、まずT字断面形状を有するボード下地金物10を、図1及び図2に示すように、基板部14と突出板部15との接合部分16の背面を、コーナー柱12の入隅部20に位置する角部17に沿わせるように重ねて配置すると共に、基板部14の突出板部を挟んだ一方の部分18の背面をコーナー柱12の側面に密着させた状態で、当該一方の部分18を貫通させてコーナー柱12に向けてビス13をネジ込むことにより、ボード下地金物10をコーナー柱12に強固に固定する。
ここで、ビス13は、所定の配置及びピッチで複数ネジ込まれることにより、ボード下地金物10は、強固且つ安定した状態でコーナー柱12に固定されることになる。またボード下地金物10は、金属製の薄鉄板22からなり、工場等においてその直線性を保持した状態で精度良く形成されるので、施工現場において例えばコーナー柱12が若干傾いて設置されている場合でも、このような立ちの狂いを修正して、ボード板11a,11bの側端部を更に精度良く取り付けることを可能にする。すなわち、コーナー柱12が傾いている場合に、これの側面に沿ってボード下地金物10の傾きを調整したり、コーナー柱12の側面とボード下地金物10の基板部14の背面との間に薄いプレート材を介在させて傾きを調整することにより、ボード下地金物10を垂直に精度良く立設させた状態で固定することが可能になる。なお、ボード下地金物10は、ボード板11a,11bの側端部の全高さに亘って連続して取り付ける必要は必ずしもなく、少なくとも、ボード板11a,11bの側端部を精度良く配置するのに充分な、相当の長さで設けられていれば良い。また、ボード下地金物10は、連続することなく高さ方向に分断された状態で取り付けられていても良い。
次に、コーナー柱12に取り付けられたボード下地金物10をガイドとして、外壁の屋内側の壁面21aを構成するボード板11aの側端部を、基板部14の突出板部15を挟んだ他方の部分19に沿わせて複数のビス13をネジ込んで固定すると共に、間仕切壁の壁面21bを構成するボード板11bの側端部を、突出板部15に沿わせて復数のビス13をネジ込んで固定する。すなわち、例えば一方のボード板11aの端面を突出板部15の基端部に当接させるようにしつつ、当該ボード板11aの側端部の背面を、基板部14の他方の部分19に密着させてビス13で固定すると共に、他方のボード板11bの端面を固定された一方のボード板11aの端部に当接させるようにしつつ、当該ボード板11bの側端部の背面を、突出板部15に密着させてビス13で固定する。
このようなボード板11a,11bの側端部の取付け作業は、予め精度良くコーナー柱12に取り付けられたボード下地金物10をガイドとして、容易且つ精度良く行うことが可能になる。また当該側端部の固定は、ボード板11a,11bの外側からボード下地金物10に向けてビス13をネジ込むことによって行われ、ボード板11a,11bの側端部の背面と、ボード下地金物10の基板部14の他方の部分19や突出板部15の表面との間には、ビス13の頭部が介在しないことになるので、これらを強固に密着させて、ボード板11a,11の側端部を入隅部20に安定した状態で隙間無く取り付けることが可能になる。なお、一方のボード板11aと他方のボード板11bは、これらの順序を逆にして、側端部をボード下地金物10に取り付けることもできる。また、図2において符号23で示されるものは、ボード板11a,11bの下端部を覆って取り付けられる巾木又は畳寄せである。
そして、本第1実施形態の屋内壁用ボード板の入隅部取付け構造によれば、簡易な構成によって、一対の屋内壁面21a,21bが直角に交わる入隅部20において、コーナー柱12に支持させて一対のボード板の端部同士を隙間無く精度良く接合することができる。すなわち、本実施形態によれば、T字断面形状のボード下地金物10を、コーナー柱12の角部17に設置し、これをガイドとしてボード板11a,11bの側端部を取り付けるといった簡易な構成を備えると共に、ボード下地金物10は、金属製の薄鉄板からなり、品質が安定していて経年変化によっても変形しないので、入墨部20における壁面に狂いやチリキレを生じさせることなく、ボード板11a,11bの端部同士を隙間無く精度良く接合することが可能になる。
図4は、本発明の好ましい第2実施形態に係る屋内壁用ボード板の入隅部取付け構造を示すものである。本第2実施形態によれば、ボード板31a,31bの背面側の通り線が、コーナー柱32の側面よりも一段下がった形態の入隅部33において、屋内壁面34a,34bを構成する一対のボード板31a,31bの側端部を、コーナー柱32に支持させつつ、強固且つ精度良く取り付けるための取付け構造として採用されたものである。すなわち、本第2実施形態によれば、T字断面形状のボード下地金物30として、図5に示すような、基板部35の突出板部36を挟んだ他方の部分37に、基板部35と突出板部36との接合部分38に近接して、これと平行に延設する直角段差部39が設けられたものを使用する。そして、この直角段差部39をコーナー柱32の角部40に係止した状態で、ボード下地金物30をコーナー柱32に固定し、直角段差部39の角部を挟んだ両側の側面にボード板31a,31bの各端面を当接させた状態で、一対のボード板31a,31bの端部同士が接合されることになる。
そして、本第2実施形態の屋内壁用ボード板の入隅部取付け構造によっても、コーナー柱32の角部40に設置されたT字断面形状のボード下地金物30をガイドとしてボード板31a,31bの側端部を取り付けることにより、上記第1実施形態と同様の作用効果を奏することになる。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えばT字断面形状のボード下地金物は、一枚の帯板状の薄鉄板を折り曲げて形成する必要は必ずしもなく、例えば矩形帯板形状の平板部材の片側に、L字断面形状の部材を接合して、全体としてT字断面形状に形成することもできる。
本発明の好ましい第1実施形態に係る屋内壁用ボード板の入隅部取付け構造の構成を説明する部分破断斜視図である。 本発明の好ましい第1実施形態に係る屋内壁用ボード板の入隅部取付け構造の構成を説明する断面図である。 (a)及び(b)はボード下地金物の構成を説明する斜視図である。 本発明の好ましい第2実施形態に係る屋内壁用ボード板の入隅部取付け構造の構成を説明する断面図である。 ボード下地金物の他の使用形態を説明する斜視図である。 従来の屋内壁用ボード板の入隅部取付け構造の構成をを説明する断面図である。
符号の説明
10,30 ボード下地金物
11a,11b,31a,31b ボード板
12,32 コーナー柱
13 ビス
14,35 基板部
15,36 突出板部
16,38 基板部と突出板部との接合部分
17,40 コーナー柱の角部
18 基板部の突出板部を挟んだ一方の部分
19,37 基板部の突出板部を挟んだ他方の部分
20,33 入隅部
21a,21b,34a,34b 屋内壁面
22 薄鉄板
39 直角段差部

Claims (4)

  1. 屋内の入隅部において、屋内壁面を構成する一対のボード板を柱に支持させて取り付けるための屋内壁用ボード板の入隅部取付け構造であって、
    ビスをネジ込み貫通させることが可能な厚さの帯板状の薄鉄板を用いて、該薄鉄板を長手方向に沿った中央部分で二つ折りに折曲げると共に、折曲げた一方の片を長手方向に沿った中央部分で立設させるように折り返した状態で、当該一方の片の残りの半分の部分を他方の片に押し付けるようにして密着させることにより形成された、基板部と該基板部の中央部分から垂直に延設する突出板部とからなるT字断面形状を有するボード下地金物を、前記基板部と前記突出板部との接合部分を前記柱の角部に沿わせて配置すると共に、前記基板部の前記突出板部を挟んだ一方の部分の背面を前記柱に密着させ、前記柱に向けてビスをネジ込むことにより、前記基板部の前記突出板部を挟んだ他方の部分と前記突出板部とを前記入隅部の各壁面方向に沿って突出させた状態で前記ボード下地金物を前記柱に固定し、
    前記入隅部の一方の屋内壁面を構成するボード板の側端部を、前記基板部の前記突出板部を挟んだ他方の部分に沿わせてビスをネジ込んで固定すると共に、前記入隅部の他方の屋内壁面を構成するボード板の側端部を前記突出板部に沿わせてビスをネジ込んで固定することにより、前記一対のボード板の各側端部を前記柱に支持させて取り付ける屋内壁用ボード板の入隅部取付け構造。
  2. 前記帯板状の薄鉄板は、0.5〜1.2mmの厚さを備える請求項1に記載の屋内壁用ボード板の入隅部取付け構造。
  3. 前記基板部の前記突出板部を挟んだ他方の部分には、前記接合部分に近接して、これと平行に延設する直角段差部が設けられており、該直角段差部を前記柱の角部に係止した状態で、前記ボード下地金物を前記柱に固定する請求項1又は2に記載の屋内壁用ボード板の入隅部取付け構造。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の屋内壁用ボード板の入隅部取付け構造に用いるボード下地金物であって、0.5〜1.2mmの厚さの帯板状の薄鉄板により、該薄鉄板を長手方向に沿った中央部分で二つ折りに折曲げると共に、折曲げた一方の片を長手方向に沿った中央部分で立設させるように折り返した状態で、当該一方の片の残りの半分の部分を他方の片に押し付けるようにして密着させることによって、基板部と該基板部の中央部分から垂直に延設する突出板部とからなるT字断面形状に形成され、前記基板部と前記突出板部との接合部分を前記柱の角部に沿わせて配置すると共に、前記基板部の前記突出板部を挟んだ一方の部分の背面を前記柱に密着さることにより、前記基板部の前記突出板部を挟んだ他方の部分と前記突出板部とを、前記入隅部の各壁面方向に沿って突出させるボード下地金物。
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