JP4257013B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体集積回路装置に関し、特に、DRAM(Dynamic Random Access Memory)を有する半導体集積回路装置に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体チップの外部から内部への水分等の侵入を防ぐために、半導体チップの外周部に配線で構成される2列のガードリングが設けられている。上下配線間に設けられる層間絶縁膜の界面を通しての水分等の侵入をガードリングによって防ぐ必要があるため、上記層間絶縁膜に形成され、半導体チップを1周する溝パターンに埋め込まれたプラグと、このプラグに接続され、同様に半導体チップを1周する上層配線とによってガードリングは構成される。
【0003】
ガードリングに関しては、例えば丸善株式会社発行「VLSIシステム設計」平成7年3月30日発行、中澤喜三郎、中村宏著、P56などに記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記層間絶縁膜は、下層配線の凹凸を平滑化するために、SOG(Spin On Glass )膜を含む複数の絶縁膜を堆積した積層構造を成している。
【0005】
しかしながら、本発明者が検討したところ、前記構造のガードリングを形成する際、プラグを埋め込む溝パターンの側壁に露出したSOG膜からの脱ガスによって上層配線の形成が阻害されて、ガードリングを構成する2列の配線間がショートするという問題が生ずることが見い出された。すなわち、上層配線を構成する金属膜、例えばアルミニウムをスパッタリング法で堆積する際にSOG膜で脱ガスが生じると、アルミニウム膜がはがれ、隣接する上層配線間がショートしてしまう。半導体チップの面積を縮小するためにガードリングを構成する配線を電源線として用いているため、ショートが生じた場合は、重大な電流不良となり歩留まりの低下を引き起こす。
【0006】
このショートを回避するため、例えば最小ルールが0.5μmにもかかわらず、上層配線間のスペースを1.6μm以上とし、かつ溝パターン間のスペースを4μm以上とするレイアウト上の制約が従来は設けられている。しかし、このレイアウト上の制約は、ガードリング部の面積の縮小を困難とするなどチップサイズの縮小の障害となり、半導体ウエハ単位のチップ取得数の増大を困難としている。さらに、次世代のデバイス設計ではレイアウトルールがさらに縮小されるが、ガードリング部にはデバイス設計で用いるレイアウトルールが適用できなくなるという問題も生ずる。
【0007】
本発明の目的は、ガードリングを有する半導体集積回路装置の歩留まりを向上することのできる技術を提供することにある。
【0008】
本発明の他の目的は、ガードリング部の面積を縮小することによって半導体チップのサイズを縮小することのできる技術を提供することにある。
【0009】
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば次のとおりである。すなわち、
(1)本発明の半導体集積回路装置は、半導体基板上に第1の配線層が形成され、この第1の配線層上に第1の層間絶縁膜を介して第2の配線層が形成され、第2の配線層上にSOG膜を含む積層構造の第2の層間絶縁膜を介して第3の配線層が形成され、第1の配線は、第1の層間絶縁膜に形成された第1開口部に埋め込まれた第1プラグを介して第2の配線に接続され、第2の配線層は、第2の層間絶縁膜に形成された第2開口部に埋め込まれた第2プラグを介して第3の配線層に接続され、半導体基板の外周部に、上記第1の配線、上記第1プラグ、上記第2の配線層、上記第2プラグおよび上記第3の配線層によって構成される少なくとも2列のガードリングを備えたガードリング部を有しており、ガードリング部における第1開口部が、外周部を1周する溝パターンで構成され、且つ第2開口部が、複数の分離された穴パターンまたは矩形パターンで構成されるものである。
(2)本発明の半導体集積回路装置は、上層配線と下層配線との間に、少なくとも1層がSOG膜で構成された積層構造の層間絶縁膜が形成され、上層配線は、層間絶縁膜に形成された開口部に埋め込まれたプラグを介して下層配線に接続され、半導体チップの外周部に、上記上層配線と上記プラグとによって構成される少なくとも2列のガードリングを備えたガードリング部を有しており、ガードリング部における開口部が、S字形状に近い複雑な矩形パターンで構成され、半導体チップの側面または斜め方向から見て上記開口部がオーバーラップするものである。
(3)本発明の半導体集積回路装置は、上層配線と下層配線との間に、少なくとも1層がSOG膜で構成された積層構造の層間絶縁膜が形成され、上層配線は、層間絶縁膜に形成された開口部に埋め込まれたプラグを介して下層配線に接続され、半導体チップの外周部に、上記上層配線と上記プラグと上記下層配線によって構成される少なくとも2列のガードリングを備えたガードリング部を有しており、ガードリング部に隣接して下層配線で構成されるダミー配線を設けるものである。
(4)本発明の半導体集積回路装置は、前記(3)記載の半導体集積回路装置において、前記ダミー配線が内部回路部に配置される前記上層配線層と同一層である配線の下に配置されるものである。
(5)本発明の半導体集積回路装置は、前記(3)または(4)記載の半導体集積回路装置において、前記ダミー配線がドットパターンであるものである。
(6)本発明の半導体集積回路装置は、上層配線と下層配線との間に、少なくとも1層がSOG膜で構成された積層構造の層間絶縁膜が形成され、上層配線は、層間絶縁膜に形成された開口部に埋め込まれたプラグを介して下層配線に接続され、半導体チップの外周部に、上記上層配線と上記プラグとによって構成される少なくとも2列のガードリングを備えたガードリング部を有しており、ガードリング部に隣接して下層配線で構成される複数のダミー配線が設けられ、少なくとも1つのダミー配線は、スクライブ領域に設けられているものである。
(7)本発明の半導体集積回路装置は、上層配線と下層配線との間に、少なくとも1層がSOG膜で構成された積層構造の層間絶縁膜が形成され、上層配線は、層間絶縁膜に形成された開口部に埋め込まれたプラグを介して下層配線に接続され、半導体チップの外周部に、上記上層配線と上記プラグとによって構成される少なくとも2列のガードリングを備えたガードリング部を有しており、ガードリング部に隣接して下層配線で構成される複数のダミー配線が設けられており、ガードリング部における開口部が、複数の分離された穴パターンまたは矩形パターンで構成されるものである。
【0011】
上記した手段によれば、ガードリングの一部を構成するプラグが埋め込まれる開口部の形状を、分離されたパターンとすることで、開口部の側壁に露出するSOG量を低減することができる。これによって、SOG膜からの脱ガス量が減少するので、ガードリングの他の一部を構成する上層配線のはがれが抑制されて、隣接するガードリング間のショートを回避することができる。さらに、上記ショートの回避によって、隣接するガードリング間のスペースを最小ルールとすることが可能となる。
【0012】
また、上記した手段によれば、ガードリングに設けられた開口部が、半導体チップの側面または斜め方向から見てオーバーラップすることから、半導体チップの側面または斜め方向から内部への水分の侵入を防ぐことができる。
【0013】
また、上記した手段によれば、ガードリング部に隣接してダミー配線を設けることによって、ガードリング部のSOG膜のたまり量が少なくなり、SOG膜からの脱ガス量が減少するので、ガードリングの他の一部を構成する上層配線のはがれが抑制されて、隣接するガードリング間のショートを回避することができる。さらに、上記ダミー配線をスクライブ領域に配置することによって、半導体チップの面積の増大を抑えることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0015】
なお、実施の形態を説明するための全図において同一機能を有するものは同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0016】
(実施の形態1)
図1は、本発明の一実施の形態であるDRAMのガードリング部を示す平面レイアウト図であり、図2は、前記図1のA−A′線における半導体基板の要部断面図である。ガードリング部は、第1のガードリングGL1 と第2のガードリングGL2 とが並走して、半導体チップの外周部に設けられている。
【0017】
半導体基板1の主面上には、メモリセル選択用MISFET(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Transistor )とこれに直列に接続された情報蓄積用容量素子とによって構成される記憶部(メモリアレイ)、およびnチャネル型MISFETとpチャネル型MISFETとによって構成される周辺回路部が設けられているが、これらの図示は省略する。
【0018】
第1層目の配線M1 は、接続孔2内に埋め込まれたプラグ3を介して、例えば周辺回路部のnチャネル型MISFETまたはpチャネル型MISFETのソース、ドレインを構成する半導体領域などに接続される。
【0019】
第1層目の配線M1 は第1層間絶縁膜4で覆われ、さらにその上層を窒化シリコン膜5で覆っている。第1層間絶縁膜4は、例えばTEOS酸化膜4a、SOG膜4bおよびTEOS酸化膜4cの積層膜とすることができる。TEOS酸化膜4a、4cは、テトラエトキシシラン(Tetra Ethyl Ortho Silicate;Si(OC2 5 4 )とオゾン(O3 )とをソースガスに用いたプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition )法によって堆積される。さらに、窒化シリコン膜5の上層には酸化シリコン膜6が形成されている。
【0020】
第2層目の配線M2 は、接続孔7内に埋め込まれたプラグ8を介して第1層目の配線M1 に接続される。接続孔7は酸化シリコン膜6、窒化シリコン膜5および第1層間絶縁膜4を順次加工して形成される。プラグ8は、例えば窒化チタン膜8aおよびタングステン膜8bの積層膜とすることができる。
【0021】
第2層目の配線M2 は第2層間絶縁膜9で覆われ、さらにその上層に第3層目の配線M3 が形成されている。第2層間絶縁膜9は、例えばTEOS酸化膜9a、SOG膜9bおよびTEOS酸化膜9cの積層膜とすることができる。
【0022】
第3層目の配線M3 は、開口部10内に埋め込まれたプラグ11を介して第2層目の配線M2 に接続されており、第3層目の配線M3 とプラグ11とによって、第1のガードリングGL1 、第2のガードリングGL2 が構成される。プラグ11は、例えばチタン膜および窒化チタン膜の積層膜からなる接着層11aとCVD法によるタングステン膜11bとの積層膜とすることができる。また、第3層目の配線M3 は、例えばチタン膜、窒化チタン膜、アルミニウム合金膜および窒化チタン膜の積層膜とすることができる。さらに、第3層目の配線M3 はTEOS酸化膜12で覆われている。
【0023】
ここで、第1のガードリングGL1 、第2のガードリングGL2 の一部を構成するプラグ11が埋め込まれる開口部10を、複数の分離された穴パターンとする。これによって、開口部10の側壁に露出するSOG量が低減してSOG膜9bからの脱ガス量が減少できるので、第3層目の配線M3 のはがれが抑制され、第1のガードリングGL1 と第2のガードリングGL2 とのショートを回避することができる。
【0024】
さらに、SOG膜9bからの脱ガスが起因の第1のガードリングGL1 と第2のガードリングGL2 とのショートを回避できることから、図3に示すように、第1のガードリングGL1 と第2のガードリングGL2 とのスペースを最小ルールとすることが可能となる。
【0025】
例えば、最小ルールを0.5μmとした場合、第1のガードリングGL1 の一 部を構成する第3層目の配線M3 と第2のガードリングGL2 の一部を構成する第3層目の配線M3 とのスペースS1 を、例えば従来の1.6μmから0.5μmまで縮小することができる。
【0026】
次に、本実施の形態1の前記図2に示したガードリング部の製造方法を図4〜図6を用いて簡単に説明する。
【0027】
まず、図4に示すように、半導体基板1上に、例えば酸化シリコン膜で構成された絶縁膜13を形成する。この絶縁膜13によって、例えば周辺回路部のnチャネル型MISFETおよびpチャネル型MISFETが覆われる。
【0028】
次に、この絶縁膜13をエッチングして、例えば周辺回路部のnチャネル型MISFETおよびpチャネル型MISFETのソース、ドレインを構成する半導体領域のそれぞれに達する接続孔2を形成する。次いで、この接続孔2の内部にプラグ3を形成した後、接続孔2の上部に第1層目の配線M1 を形成する。
【0029】
プラグ3は、まず、接続孔2の内部および絶縁膜13の上部にスパッタリング法で、例えば窒化チタン膜とタングステン膜とからなる積層膜を堆積した後、接続孔2の外部の上記積層膜をCMP(Chemical Mechanical Polishing )法で除去することによって形成する。また、第1層目の配線M1 は、絶縁膜13の上部にスパッタリング法で、例えばタングステン膜を堆積した後、フォトレジスト膜をマスクにしたドライエッチングで上記タングステン膜をパターニングすることによって形成する。
【0030】
次に、図5に示すように、第1層目の配線M1 の上部を第1層間絶縁膜4で覆う。この第1層間絶縁膜4は、まず、テトラエトキシシランとオゾンとをソースガスに用いたプラズマCVD法でTEOS酸化膜4aを堆積し、次いでSOG膜4bをスピン塗布した後、半導体基板1を800℃、1分程度熱処理してSOG膜4bをシンタリング(焼き締め)する。この後、テトラエトキシシランとオゾンとをソースガスに用いたプラズマCVD法でTEOS酸化膜4cを堆積する。
【0031】
次に、第1層間絶縁膜4の上部にCVD法で窒化シリコン膜5を堆積し、続いて窒化シリコン膜5の上部にCVD法で酸化シリコン膜6を堆積した後、フォトレジスト膜をマスクにして酸化シリコン膜6、窒化シリコン膜5および第1層間絶縁膜4を順次エッチングすることにより、第1層目の配線M1 の上部に接続孔7を形成する。
【0032】
次に、接続孔7の内部および酸化シリコン膜5の上部にCVD法で窒化チタン膜8aとタングステン膜8bとを順次堆積した後、接続孔7の外部のこれらの膜をエッチング、またはCMP法で除去することによって、接続孔7の内部にプラグ8を形成する。次に、酸化シリコン膜6の上部にスパッタリング法で、例えばチタン膜、アルミニウム合金膜、チタン膜および窒化チタン膜を順次堆積した後、フォトレジスト膜をマスクにしたドライエッチングでこれらの膜をパターニングすることによって、第2層目の配線M2 を形成する。
【0033】
次に、図6に示すように、第2層目の配線M2 の上部を第2層間絶縁膜9で覆う。この第2層間絶縁膜9は、まず、テトラエトキシシランとオゾンとをソースガスに用いたプラズマCVD法でTEOS酸化膜9aを堆積し、次いでSOG膜9bをスピン塗布した後、半導体基板1を800℃、1分程度熱処理してSOG膜9bをシンタリング(焼き締め)する。この後、テトラエトキシシランとオゾンとをソースガスに用いたプラズマCVD法でTEOS酸化膜9cを堆積する。
【0034】
次いで、フォトレジスト膜をマスクにして第2層間絶縁膜9をエッチングすることにより、第2層目の配線M2 の上部に複数の独立した穴パターンの開口部10を形成する。この複数の開口部10は、例えば半導体チップの外周部を1周して配置される。
【0035】
次に、開口部10の内部および第2層間絶縁膜9の上部にチタン膜およびチタンナイトライド膜の積層膜からなる接着層11aとCVD法でタングステン膜11bとを順次堆積した後、開口部10の外部のこれらの膜をエッチング、またはCMP法で除去することによって、開口部10の内部にプラグ11を形成する。次に、第2層間絶縁膜9の上部にスパッタリング法で、例えばチタン膜、窒化チタン膜、アルミニウム合金膜および窒化チタン膜を順次堆積した後、フォトレジスト膜をマスクにしたドライエッチングでこれらの膜をパターニングすることによって、開口部10に接する第3層目の配線M3 を形成する。上記開口部10の内部に埋め込まれたプラグ11および第3層目の配線M3 によって第1のガードリングGL1 、第2のガードリングGL2 が構成される。
【0036】
この後、第3層目の配線M3 の上部に、テトラエトキシシランとオゾンとをソースガスに用いたプラズマCVD法でTEOS酸化膜12を堆積することによって、前記図2に示したガードリング部が形成される。
【0037】
図7〜図9に、本実施の形態1の変形例を示す。図には、第1のガードリングGL1 を構成する第3層目の配線M3 とプラグ11が埋め込まれた開口部10の平面レイアウトのみを示す。
【0038】
図7(a)、(b)は、開口部10の形状を、複数の分離された矩形パターンとするガードリング部を示す。半導体チップの側面から見て、第1のガードリングGL1 の一部を構成するプラグ11が埋め込まれた開口部10と、第2のガードリングGL2 の一部を構成するプラグ11が埋め込まれた開口部10がオーバーラップするように、これら開口部10は配置される。
【0039】
図7(a)は、第1のガードリングGL1 と第2のガードリングGL2 とのスペースを従来の1.6μmとするものであり、(b)は上記スペースを最小ルールの0.5μmとするものである。
【0040】
また、図8(a)、(b)は、第1のガードリングGL1 および第2のガードリングGL2 に、それぞれ設けられた矩形パターンの開口部10が第1の列(開口部10a)と第2の列(開口部10b)とによって構成されたガードリング部を示す。さらに、半導体チップの側面から見てこれら開口部10a、10bがオーバーラップするように、第1の列の開口部10aと第2の列の開口部10bとがずらして配置されている。第1の列の開口部10aと第2の列の開口部10bとがずらして配置されていることから、半導体チップの側面から内部への水分の侵入を防止することができる。
【0041】
図8(a)は、第1のガードリングGL1 と第2のガードリングGL2 とのスペースを従来の1.6μmとするものであり、(b)は上記スペースを最小ルールの0.5μmとするものである。第1の列の開口部10aと第2の列の開口部10bとの間にスペースを設ける必要があるが、最小ルールが適用されるので、例えば0.75μm程度でもよい。
【0042】
また、図9は開口部10を、複数の分離されたS字形状に近い複雑な矩形パターンとするガードリング部を示す。開口部10を複雑な矩形パターンとすることにより、半導体基板1の法線方向に対して角度をもって斜め方向から拡散侵入する水分を防止することができる。
【0043】
このように、本実施の形態1によれば、第1のガードリングGL1 および第2のガードリングGL2 の一部を構成するプラグ11が埋め込まれる開口部10を、それぞれが分離された複数の穴パターンまたは矩形パターンとすることによって、開口部10の側壁に露出するSOG量を低減することができる。これによって、SOG膜からの脱ガス量が減少するので、第1のガードリングGL1 および第2のガードリングGL2 の他の一部を構成する第3層目の配線M3 のはがれが抑制されて、第1のガードリングGL1 と第2のガードリングGL2 とのショートを回避することができる。さらに、上記ショートの回避によって、第1のガードリングGL1 と第2のガードリングGL2 とのスペースを最小ルールとすることが可能となる。
【0044】
また、半導体チップの側面から見て、第1のガードリングGL1 に設けられた開口部10と第2のガードリングGL2 に設けられた開口部10、あるいは第1のガードリングGL1 または第2のガードリングGL2 にそれぞれ設けられた第1の列の開口部10aと第2の列の開口部10bとが、半導体チップの側面または斜め方向から見てオーバーラップすることから、半導体チップの側面または斜め方向から内部への水分の侵入を防止することができる。
【0045】
(実施の形態2)
図10は、本発明の他の実施の形態であるDRAMのガードリング部を示す平面レイアウト図であり、図11は、前記図10のB−B′線における半導体基板の要部断面図である。
【0046】
第1のガードリングGL1 、第2のガードリングGL2 の一部を構成するプラグ11が埋め込まれる開口部10は、半導体チップの外周部を1周する溝パターンである。しかしながら、ガードリング部の開口部10が形成される領域のSOG膜9bのたまり量が相対的に少なくなるように、第2層目の配線M2 によって構成されるダミー配線DMがガードリング部に隣接して配置されている。これによって、SOG膜9bからの脱ガス量が減少できるので、第3層目の配線M3 のはがれが抑制できて、第1のガードリングGL1 と第2のガードリングGL2 とのショートを回避することができる。
【0047】
さらに、SOG膜9bからの脱ガスが起因の第1のガードリングGL1 と第2のガードリングGL2 とのショートを回避できることから、第1のガードリングGL1 と第2のガードリングGL2 とのスペースを最小ルールとすることが可能となる。
【0048】
図10では、ダミー配線DMをガードリング部の外側に配置したが、内側または内側と外側の両側に配置しても同様な効果が得られる。
【0049】
さらに、上記ダミー配線DMは、ガードリング部の外周に設けられるスクライブ領域に配置してもよく、これによって半導体チップの面積の増大を抑えることができる。
【0050】
図12は、第1のガードリングGL1 、第2のガードリングGL2 の一部を構成するプラグ11が埋め込まれる開口部10を半導体チップの外周部を1周する溝パターンで構成し、さらに、ガードリング部の内側に隣接して第1のダミー配線DM1 (第2層目の配線M2 )を配置し、ガードリング部の外周に設けられたスクライブ領域に第2のダミー配線DM2 (第2層目の配線M2 )を配置したレイアウト図を示す。
【0051】
ガードリング部の周辺に第2層目の配線M2 で構成されるダミー配線DM1 、DM2 を敷き詰めることによって、SOG膜9bのたまりを回避することができる。
【0052】
なお、ガードリング部の面積を最小とするため、第1のガードリングGL1 、第2のガードリングGL2 の他の一部を構成する第3層目の配線M3 と、これらの下層に設けられる第2層目の配線M2 とは重ねてレイアウトされている。
【0053】
図13は、第1のガードリングGL1 、第2のガードリングGL2 の一部を構成するプラグ11が埋め込まれる開口部10を半導体チップの外周部を1周する溝パターンで構成し、内部回路部に設けられた第3層目の配線M3 とガードリング部に設けられた第3層目の配線M3 とを最小スペースで配置したレイアウト図を示す。
【0054】
前記図12と同様に、ガードリング部の外周に設けられたスクライブ領域に第2のダミー配線DM2 (第2層目の配線M2 )が配置されており、さらにガードリング部の面積を最小とするため、第1のガードリングGL1 、第2のガードリングGL2 の他の一部を構成する第3層目の配線M3 と、これらの下層に設けられる第2層目の配線M2 とは重ねてレイアウトされる。
【0055】
また、ガードリング部に隣接して第2層目の配線M2 が存在せず、第3層目の配線M3 のみが存在する場合は、内部回路部にダミー配線DM3 を配置することによってSOG膜9bのたまり量を相対的に少なくして、ガードリング部に設けられた第3層目の配線M3 と内部回路部を構成する第3層目の配線M3 とを最小スペースで配置するが、これによって、内部回路部とガードリング部とのスペースが削減できて、半導体チップの面積を縮小することができる。
【0056】
図14は、前記図13と同様なガードリング部を有しているが、スクライブ領域に設けられたダミー配線DM2 および内部回路部に設けられたダミー配線DM3 をドットパターンとしたレイアウト図を示す。
【0057】
ダミー配線DM2 、DM3 をドットパターンとすることにより、SOG膜9bのたまり量が半導体チップの内外でほぼ均一となり、SOG膜9bからの脱ガス量の減少が可能となる。
【0058】
なお、本実施の形態2では、第1のガードリングGL1 、第2のガードリングGL2 の一部を構成するプラグ11が埋め込まれる開口部10は、半導体チップの外周部を1周する溝パターンとしたが、前記実施の形態1で示した分離された穴パターンまたは矩形パターンを用いてもよい。
【0059】
このように、本実施の形態2によれば、ガードリング部に隣接してダミー配線DMを設けることによって、ガードリング部の開口部10が形成される領域のSOG膜9bのたまり量が相対的に少なくなる、これによって、SOG膜9bからの脱ガス量が減少するので、第1のガードリングGL1 および第2のガードリングGL2 の他の一部を構成する第3層目の配線M3 のはがれが抑制されて、第1のガードリングGL1 と第2のガードリングGL2 とのショートを回避することができる。さらに、上記ショートの回避によって、ガードリング部を最小ルールでレイアウトすることが可能となる。また、ダミー配線DMをスクライブ領域に配置することによって、半導体チップの面積の増大を抑えることができる。
【0060】
以上、本発明者によってなされた発明を発明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0061】
【発明の効果】
本願によって開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
【0062】
本発明によれば、隣接するガードリング間のショートを回避することができる。また、半導体チップの側面または斜め方向から内部への水分の侵入を防止することができる。このため、半導体集積回路装置の歩留まりを向上することが可能となる。
【0063】
さらに、前記ショートの回避によって、隣接するガードリンング間のスペースを最小ルールとすることができ、また、ダミー配線をスクライブ領域に配置することで半導体チップのサイズの縮小が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるDRAMのガードリング部を示す平面レイアウト図である。
【図2】前記図1のA−A′線における半導体基板の要部断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態であるDRAMのガードリング部の変形例を示す平面レイアウト図である。
【図4】本発明の一実施の形態であるDRAMのガードリング部の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図5】本発明の一実施の形態であるDRAMのガードリング部の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図6】本発明の一実施の形態であるDRAMのガードリング部の製造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図7】本発明の一実施の形態であるDRAMのガードリング部の変形例を示す平面レイアウト図である。
【図8】本発明の一実施の形態であるDRAMのガードリング部の変形例を示す平面レイアウト図である。
【図9】本発明の一実施の形態であるDRAMのガードリング部の変形例を示す平面レイアウト図である。
【図10】本発明の他の実施の形態であるDRAMのガードリング部を示す平面レイアウト図である。
【図11】前記図10のB−B′線における半導体基板の要部断面図である。
【図12】本発明の他の実施の形態であるDRAMのガードリング部の変形例を示す平面レイアウト図である。
【図13】本発明の他の実施の形態であるDRAMのガードリング部の変形例を示す平面レイアウト図である。
【図14】本発明の他の実施の形態であるDRAMのガードリング部の変形例を示す平面レイアウト図である。
【符号の説明】
1 半導体基板
2 接続孔
3 プラグ
4 第1層間絶縁膜
4a TEOS酸化膜
4b SOG膜
4c TEOS酸化膜
5 窒化シリコン膜
6 酸化シリコン膜
7 接続孔
8 プラグ
8a 窒化チタン膜
8b タングステン膜
9 第2層間絶縁膜
9a TEOS酸化膜
9b SOG膜
9c TEOS酸化膜
10 開口部
10a 開口部
10b 開口部
11 プラグ
11a 接着層
11b タングステン膜
12 TEOS酸化膜
13 絶縁膜
1 第1層目の配線
2 第2層目の配線
3 第3層目の配線
GL1 第1のガードリング
GL2 第2のガードリング
1 スペース
DM ダミー配線
DM1 〜DM3 ダミー配線

Claims (7)

  1. 半導体基板上に第1の配線層が形成され、この第1の配線層上に第1の層間絶縁膜を介して第2の配線層が形成され、前記第2の配線層上にSOG膜を含む積層構造の第2の層間絶縁膜を介して第3の配線層が形成され、
    前記第1の配線は、前記第1の層間絶縁膜に形成された第1開口部に埋め込まれた第1プラグを介して前記第2の配線に接続され、前記第2の配線層は、前記第2の層間絶縁膜に形成された第2開口部に埋め込まれた第2プラグを介して前記第3の配線層に接続され、前記半導体基板の外周部に、前記第1の配線、前記第1プラグ、前記第2の配線層、前記第2プラグおよび前記第3の配線層によって構成される少なくとも2列のガードリングを備えたガードリング部を有する半導体集積回路装置であって、
    前記ガードリング部における前記第1開口部が、前記外周部を1周する溝パターンで構成され、且つ前記第2開口部が、複数の分離された穴パターンまたは矩形パターンで構成されることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 上層配線と下層配線との間に、少なくとも1層がSOG膜で構成された積層構造の層間絶縁膜が形成され、
    前記上層配線は、前記層間絶縁膜に形成された開口部に埋め込まれたプラグを介して前記下層配線に接続され、
    半導体チップの外周部に、前記上層配線と前記プラグとによって構成される少なくとも2列のガードリングを備えたガードリング部を有する半導体集積回路装置であって、
    前記ガードリング部における前記開口部が、S字形状に近い複雑な矩形パターンで構成され、前記半導体チップの側面または斜め方向から見て前記開口部がオーバーラップしていることを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 上層配線と下層配線との間に、少なくとも1層がSOG膜で構成された積層構造の層間絶縁膜が形成され、
    前記上層配線は、前記層間絶縁膜に形成された開口部に埋め込まれたプラグを介して前記下層配線に接続され、
    半導体チップの外周部に、前記上層配線と前記プラグと前記下層配線によって構成される少なくとも2列のガードリングを備えたガードリング部を有する半導体集積回路装置であって、
    前記ガードリング部に隣接して前記下層配線で構成されるダミー配線が設けられていることを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 請求項3記載の半導体集積回路装置において、
    前記ダミー配線は、内部回路部に配置される前記上層配線層と同一層である配線の下に配置されることを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 請求項3または請求項4記載の半導体集積回路装置において、
    前記ダミー配線は、ドットパターンであることを特徴とする半導体集積回路装置。
  6. 上層配線と下層配線との間に、少なくとも1層がSOG膜で構成された積層構造の層間絶縁膜が形成され、
    前記上層配線は、前記層間絶縁膜に形成された開口部に埋め込まれたプラグを介して前記下層配線に接続され、
    半導体チップの外周部に、前記上層配線と前記プラグとによって構成される少なくとも2列のガードリングを備えたガードリング部を有する半導体集積回路装置であって、
    前記ガードリング部に隣接して前記下層配線で構成される複数のダミー配線が設けられており、少なくとも1つの前記ダミー配線は、スクライブ領域に設けられていることを特徴とする半導体集積回路装置。
  7. 上層配線と下層配線との間に、少なくとも1層がSOG膜で構成された積層構造の層間絶縁膜が形成され、
    前記上層配線は、前記層間絶縁膜に形成された開口部に埋め込まれたプラグを介して前記下層配線に接続され、
    半導体チップの外周部に、前記上層配線と前記プラグとによって構成される少なくとも2列のガードリングを備えたガードリング部を有する半導体集積回路装置であって、
    前記ガードリング部に隣接して前記下層配線で構成される複数のダミー配線が設けられており、前記ガードリング部における開口部が、複数の分離された穴パターンまたは矩形パターンで構成されることを特徴とする半導体集積回路装置。
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