JP4254987B2 - ホース継手 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、水・油などの液体や空気などの気体や粉体などの流体が通るホースを、配管接続するために用いるホース継手に関する。
詳しくは、ニップルの外周面にホースを差し込み、その外周に沿ってスリーブを被せ、このスリーブの締め付けによりそれが径方向へ収縮してホースの内周面をニップルの外周面に密着させるホース継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のホース継手として、例えば実用新案登録第2564380号や実開昭57−182691号公報に開示される如く、スリーブの軸方向全長に亘って直線状の切り割りを形成し、スリーブの締め付けに伴って直線状切り割りを周方向へ狭くすることにより、スリーブ全体が径方向へ収縮(以下縮径という)して、ホースをニップルの外周面に押圧するものがある。
一方、屈曲が容易な軟質ホースは、それを縮径して配管接続した状態で時間が経過すると、この縮径部が素材歪みを生じて、圧縮変形したまま元の形状に復元するための弾性力を失い、その結果、ニップルの外周面に対するホースの押圧力が弱くなって両者間に隙間が発生し、漏れやホース抜けの原因となった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし乍ら、このような従来のホース継手では、スリーブとニップルの間に変形可能な軟質ホースを挟み込む場合、直線状切り割りに対面する軟質ホース外周の軸方向へ延びる直線部分が、切り割りを周方向へ狭くして縮径することにより噛み込まれ易く、この噛み込み部分は略くの字型に折り曲げられ外方へ膨出してニップルの外周面との間に空洞が軸方向へ一直線状に発生するため、そこから漏れが生じるという問題がある。
これを防止するため、スリーブを更に締め付けて縮径することにより一旦漏れなくなったとしても、軟質ホースは時間経過に伴って縮径部が素材歪みを生ずる恐れがあるため、漏れを長期間に亘って完全に防止できないという問題がある。
【0004】
本発明のうち請求項1記載の発明は、軟質ホースを漏れずに配管接続することを目的としたものである。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の発明の目的に加えて、漏れ防止機能を向上させることを目的としたものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載の発明の目的に加えて、縮径に伴う周延部と環状シール材の位置ズレを防止することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、スリーブの軸方向全長に亘って形成された切り割りに、該スリーブの軸方向と交差させて周方向へ延びる周延部を部分的に設け、この周延部と対向当接するニップルの外周面には、弾性変形可能な環状シール材を突設したことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に、前記切り割りの全長に亘って複数の周延部を部分的に設け、これら周延部と対向して複数の環状シール材を夫々突設した構成を加えたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明の構成に、前記スリーブに、ニップルに対する位置決め手段を設けた構成を加えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
請求項1の発明は、スリーブの軸方向全長に亘って形成された切り割りに、軸方向と交差させて周方向へ延びる周延部を部分的に設けることにより、切り割りを周方向へ狭くして縮径するのに伴い、周延部の径方向全長に対する縮径比率が、周延部以外の軸方向へ延びる部分の径方向全長に対する縮径比率に比べ遙かに小さくて、該周延部と対面する軟質ホースの外周面の噛み込みが発生し難くなると共に、万一、周延部と対面する軟質ホースの外周面が噛み込まれてニップルの外周面との間に空洞が発生しても、この空洞に対向する環状シール材が当接することにより、該空洞が線状に埋められて遮断されるものである。
請求項2の発明は、請求項1記載の構成に対して、前記切り割りの全長に亘って複数の周延部を部分的に設け、これら周延部と対向して複数の環状シール材を夫々突設した構成を追加したので、複数の周延部に対して複数の環状シール材を夫々当接させることにより、スリーブの軸方向全長に亘り複数箇所で空洞が遮断される。
請求項3の発明は、請求項1または2記載の構成に対して、前記スリーブに、ニップルに対する位置決め手段を設けた構成を追加したので、位置決め手段により周延部と環状シール材が正確に位置合わせされる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例は、図1及び図2に示す如く、例えば金属や硬質合成樹脂などの硬質材料で形成した継手本体Aの軸線方向一端に、円筒状のニップル1と、これを囲む筒体4とが一体に突設され、このニップル1の外周面1aにホースHとして軟質ホースを差し込み、その外周に沿ってスリーブ2を被せると共に、その外側に被せたナット3を上記筒体4に螺合させて回転操作することにより、スリーブ2を周方向へ締め付けたものである。
【0008】
上記スリーブ2は、例えば硬質ゴムや硬質合成樹脂などの弾性変形可能な材質で円筒状に形成され、その軸方向前後全長に亘って切り割り2aを形成し、この切り割り2aには、該スリーブ2の軸方向と交差させて周方向へ延びる周延部2bを部分的に設ける。
【0009】
本実施例の場合には、切り割り2aの軸方向へ適宜間隔毎に3つの周延部2b…を夫々軸方向と直交させて配置し、これら周延部2b…と、それ以外の軸方向へ延びる部分2c…とを円弧状に連結して、切り割り2aの全体が略S字形になっている。
なお、上記スリーブ2の内周面2dには、軟質ホースHの外周面H2との食い付きを良くするため、軸方向へ連続する凹凸、図示例では図1(b)に示す如くネジ山を形成することが好ましい。
【0010】
更に、上記スリーブ2は、後述するナット3の回転操作で周方向へ締め付けることにより、該切り割り2aが周方向へ狭くなるように構成される。
詳しくは、スリーブ2の外周面において軸方向前後両端部を、この前後中間位置から前後両端へ夫々向かうのに従って徐々に外径が小さくなるようにすることにより、逆向きの後側テーパー面2e及び前側テーパー面2fとし、後側テーパー面2eの軸方向寸法を前側テーパー面2fに比べ大きくしている。
【0011】
上記ナット3の内周面には、前記筒体4の外周面に形成された雄ネジ部4aが軸方向へ進退自在に螺合する雌ネジ部3aと、上記スリーブ2の後側テーパー面2eが平行に対向するテーパー孔面3bと、これら雌ネジ部3a及びテーパー孔面3bの間に位置する段部3cとを形成する。
このテーパー孔面3bには、スリーブ2のテーパー面2eとの食い付きを良くするため、軸方向へ連続する凹凸、図示例では図1(b)に示す如くネジ山を形成することが好ましい。
【0012】
また、上記スリーブ2には、これをニップル1に対して移動不能に固定する位置決め手段2gが設けられる。
本実施例の場合には、位置決め手段2gとして、スリーブ2外周面の軸方向前後中間部に環状突起を周設し、前記ナット3の回転操作により、その段部3cと前記筒体4の先端面4bとの間に、該環状突起2gを挟み込んで軸方向へ移動不能に固定している。
【0013】
一方、前記ニップル1の外周面1aには、弾性変形可能な環状シール材1bを、上記周延部2b…と対向する位置に夫々突設する。
この弾性変形可能な環状シール材1bとは、例えばOリングやそれに類するものであり、本実施例の場合には、3つの周延部2b…と対向して3つの環状シール材1bを、該ニップル1の軸方向と夫々直交させて嵌着している。
【0014】
前記ニップル1の基端部1cは、その開口端1dから離れるのに従って徐々に外径が大きくなるテーパー状に形成し、この基端テーパー部1c及びこれと対向する上記筒体4の内周面の間には、前記軟質ホースHの肉厚寸法より厚い円筒状の空間部Sを形成している。
更に、上記筒体4の内周面には、上記スリーブ2の前側テーパー面2fと平行に対向するテーパー孔面4cを形成している。
【0015】
また、本実施例の場合、前記継手本体Aの軸線方向他端には、他機への接続するために円筒状の接続筒部A1を一体に突設して、その外周面に例えばネジなどの連結部A2を形成している。
【0016】
そして、前記軟質ホースHは、例えば塩化ビニルなどの軟質合成樹脂やゴムなどの軟質材料で構成され、その内周面H1と外周面H2が平坦なものが好ましいが、これに限定されず、その内外中間層に金属製スプリングや硬質合成樹脂製の補強線材が螺旋状に埋設される伴って外周面H2に若干の凹凸があっても良い。
図示例では図1(b)に示す如く、透明な内外中間層に硬質合成樹脂製の補強糸Yを網状に編み込んだものを使用している。
【0017】
次に、斯かるホース継手の組み付け方法を手順に従って説明する。
先ず、図1(a)に示す分解状態から、ニップル1の外周面1aに軟質ホースHを差し込み、その先端部H1がニップル1のテーパー状基端部1c近くまで届くように押し込む。
【0018】
これに続き、この軟質ホースHの外周に沿ってスリーブ2を被せ、更にその外側にナット3を被せて、その内周の雌ネジ部3aを筒体4外周の雄ネジ部4aと螺合させる。
この状態で、ナット3の外周面に例えばスパナなどの工具(図示せず)を係合し、そのまま回転して継手本体Aの基端に向け前方へねじ込む。
【0019】
それにより、ナット3のテーパー孔面3bがスリーブ2の後側テーパー面2eと係合し、その切り割り2aの後側を周方向へ狭くして、該スリーブ2の前側一部を除く略全体が縮径(径方向へ収縮)され、このスリーブ2の内周面2dを軟質ホースHの外周面H2に押圧する。
【0020】
上記ナット3による周方向へ締め付けに伴い、ナット3のテーパー孔面3bに形成したネジ山によりスリーブ2のテーパー面2eと食い付くと同時に、スリーブ2の内周面2dに形成したネジ山により軟質ホースHの外周面H2と食い付いて、これらが一体化する。
【0021】
その後の更なるナット3のねじ込みにより、ニップル1の外周面1aに対してスリーブ2及び軟質ホースHが一緒に前方へ摺動し、それに伴いスリーブ2の前側テーパー面2fが筒体4のテーパー孔面4c内に嵌入して、その切り割り2aの前側を周方向へ狭くして、該スリーブ2の前側が縮径される。
【0022】
そして、ついには図1(b)に示す如く、位置決め手段2gを構成するスリーブ2の環状突起が、ナット3の段部3cと筒体4の先端面4bとの間に挟み込まれて、該スリーブ2はニップル1に対して軸方向へ移動不能に固定される。
この位置決め状態で、切り割り2aの各周延部2bと各環状シール材1bが正確に位置合わせされる。
【0023】
また、上述した縮径に際して切り割り2aを周方向へ狭くするのに伴い、周延部2b以外の軸方向へ延びる部分2cと対面する軟質ホースHの外周面H2が噛み込まれる恐れがある。
しかし、周延部2bの径方向全長に対する縮径比率が、周延部2b以外の軸方向へ延びる部分2cの径方向全長に対する縮径比率に比べ遙かに小さくて、該周延部2bと対面する軟質ホースHの外周面H2の噛み込みが発生し難い。
【0024】
万一、図2に示す如く周延部2bと対面する軟質ホースHの外周面H2が噛み込まれ、この噛み込み部分が略くの字型に折り曲げられ外方へ膨出してニップル1の外周面1aとの間に空洞が発生しても、この空洞に対向する環状シール材1bが当接する。
それにより、該空洞が線状に埋められて遮断され、その結果、継手本体Aのニップル1に対して軟質ホースHを漏れずに配管接続できる。
【0025】
ところで、環状シール材1bを構成する例えば合成ゴムなどの弾性材料が持つ弾性維持力は、軟質ホースHの縮径部が素材歪みを生ずるまでの時間経過より遙かに永いのが一般的であり、このような永い弾性維持力がある環状シール材1bを使用すれば、スリーブ2の更なる締め付けがなくても漏れを長期間に亘って完全に防止できる。
【0026】
特に本実施例の場合には、切り割り2aの全長に亘って3つの周延部2b…を部分的に設け、これら周延部2b…に対して3つの環状シール材1b…を夫々当接させることにより、スリーブ2の軸方向全長に亘り3箇所で空洞が遮断される。
その結果、遮断箇所が多い分だけ漏れ防止機能を向上できる。
【0027】
更に、本実施例の場合には、軟質ホースHとして透明な内外中間層に硬質合成樹脂製の補強糸Yを編み込んだものを使用し、その先端の切断面H3を基端テーパー部1cと筒体4の内周面の間に形成される空間部Sに挿入して、該切断面H3から離れた部分をスリーブ2とニップル1とにより挟み込んで固定したから、補強糸Yが移動せず、切断面H3から糸抜けしない。
【0028】
一方、図3に示すものと図4に示すものは、夫々が本発明の他の実施例である。
図3に示すものは、前記切り割り2aの軸方向へ1つの周延部2bを軸方向と直交させて配置し、この周延部2bと、それ以外の軸方向へ延びる部分2cとを円弧状に連結して、切り割り2aの全体をクランク形にすると共に、この周延部2bと対向して1つの環状シール材1bをニップル1の外周面1aに突設した構成が、前記図1及び図2に示した実施例とは異なり、それ以外の構成は図1及び図2に示した実施例と同じものである。
【0029】
従って、図3に示すものは、切り割り2aの形状が簡略化されると共に環状シール材1bが最小の1つに減少され、その結果、前記図1及び図2に示した実施例よりも構造を最も簡略化できて製造コストを最低レベルまで低減できるという利点がある。
【0030】
また図4に示すものは、前記切り割り2aの軸方向へ適宜間隔毎に2つの周延部2b,2bを夫々軸方向と直交させて配置し、これら周延部2b,2bと、それ以外の軸方向へ延びる部分2cとを円弧状に連結して、切り割り2aの全体を略U字形にすると共に、これら周延部2b,2bと対向して2つの環状シール材1b,1bをニップル1の外周面1aに突設した構成が、前記図1〜図3に示した両実施例とは異なり、それ以外の構成は図1〜図3に示した両実施例と同じものである。
【0031】
従って、図4に示すものは、切り割り2aの形状が簡略化されると共に環状シール材1bが2つに減少でき、その結果、前記図1及び図2に示した実施例よりも構造を最も簡略化できて製造コストを低減でき、図3に示した実施例よりも遮断箇所が多い分だけ漏れ防止機能を向上できるという利点がある。
【0032】
尚、前示実施例では、スリーブ2の外側に被せたナット3の回転操作によってスリーブ2を径方向へ締め付けたが、これに限定されず、ナット3以外のものでスリーブ2を径方向へ締め付けても良い。
また継手本体Aの軸線方向他端には、他機への接続するために円筒状の接続筒部A1を一体に突設したが、これに限定されず、接続筒部A1を一体に突設しなくとも良い。
【0033】
更に、スリーブ2の軸方向と直交させて周延部2bを設け、これと対向する環状シール材1bをニップル1の軸方向と直交させて突設したが、これに限定されず、周延部2bと環状シール材1bが対向して配置できれば、スリーブ2の軸方向と傾斜させて周延部2bを設けると共に環状シール材1bをニップル1の軸方向と同角度に傾斜させて突設しても良い。
更にまた、ニップル1の基端部1cを開口端1dから離れるのに従って徐々に外径が大きくなるテーパー状に形成したが、これに限定されず、ニップル1の基端部1cをテーパー状ではなく開口端1dから同一径の筒状に形成しても良い。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のうち請求項1記載の発明は、スリーブの軸方向全長に亘って形成された切り割りに、軸方向と交差させて周方向へ延びる周延部を部分的に設けることにより、切り割りを周方向へ狭くして縮径するのに伴い、周延部の径方向全長に対する縮径比率が、周延部以外の軸方向へ延びる部分の径方向全長に対する縮径比率に比べ遙かに小さくて、該周延部と対面する軟質ホースの外周面の噛み込みが発生し難くなると共に、万一、周延部と対面する軟質ホースの外周面が噛み込まれてニップルの外周面との間に空洞が発生しても、この空洞に対向する環状シール材が当接することにより、該空洞が線状に埋められて遮断されるので、軟質ホースを漏れずに配管接続できる。
従って、直線状切り割りを周方向へ狭くするのに伴って軟質ホース外周の軸方向へ延びる直線部分が噛み込まれ易く、しかもこの噛み込み部分は略U字形に折れ曲がってニップルの外周面との間に空洞が軸方向へ一直線状に発生する従来のものに比べ、軟質ホースの縮径部が素材歪みを生ずるまでの時間経過より、遙かに永い弾性維持力がある環状シール材を使用すれば、スリーブの更なる締め付けがなくても漏れを長期間に亘って完全に防止できる。
【0035】
請求項2の発明は、請求項1の発明の効果に加えて、複数の周延部に対して複数の環状シール材を夫々当接させることにより、スリーブの軸方向全長に亘り複数箇所で空洞が遮断されるので、漏れ防止機能を向上できる。
【0036】
請求項3の発明は、請求項1または2の発明の効果に加えて、位置決め手段により周延部と環状シール材が正確に位置合わせされるので、縮径に伴う周延部と環状シール材の位置ズレを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示すホース継手の正面図であり、(a)は組み込み前の分解状態を示し、(b)は組み込み後の状態を拡大すると共に一部切欠して示している。
【図2】 図1(b)の(2)−(2)線に沿える縦断拡大側面図である。
【図3】 本発明の他の実施例を示すホース継手の一部切欠正面図である。
【図4】 本発明の他の実施例を示すホース継手の一部切欠正面図である。
【符号の説明】
H ホース(軟質ホース) H1 内周面
1 ニップル 1a 外周面
1b 環状シール材 2 スリーブ
2a 切り割り 2b 周延部
2g 位置決め手段(環状突起)
Claims (3)
- ニップル(1)の外周面(1a)にホース(H)を差し込み、その外周に沿ってスリーブ(2)を被せ、このスリーブ(2)の締め付けによりそれが径方向へ収縮してホース(H)の内周面(H1)をニップル(1)の外周面(1a)に密着させるホース継手において、前記スリーブ(2)の軸方向全長に亘って形成された切り割り(2a)に、該スリーブ(2)の軸方向と交差させて周方向へ延びる周延部(2b)を部分的に設け、この周延部(2b)と対向当接するニップル(1)の外周面(1a)には、弾性変形可能な環状シール材(1b)を突設したことを特徴とするホース継手。
- 前記切り割り(2a)の全長に亘って複数の周延部(2b)を部分的に設け、これら周延部(2b)と対向して複数の環状シール材(1b)を夫々突設した請求項1記載のホース継手。
- 前記スリーブ(2)に、ニップル(1)に対する位置決め手段(2g)を設けた請求項1または2記載のホース継手。
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