JP4254579B2 - 蒸気エンジン - Google Patents
蒸気エンジン Download PDFInfo
- Publication number
- JP4254579B2 JP4254579B2 JP2004063014A JP2004063014A JP4254579B2 JP 4254579 B2 JP4254579 B2 JP 4254579B2 JP 2004063014 A JP2004063014 A JP 2004063014A JP 2004063014 A JP2004063014 A JP 2004063014A JP 4254579 B2 JP4254579 B2 JP 4254579B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- steam engine
- inner tube
- tube
- engine according
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01K—STEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
- F01K7/00—Steam engine plants characterised by the use of specific types of engine; Plants or engines characterised by their use of special steam systems, cycles or processes; Control means specially adapted for such systems, cycles or processes; Use of withdrawn or exhaust steam for feed-water heating
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01K—STEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
- F01K11/00—Plants characterised by the engines being structurally combined with boilers or condensers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01K—STEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
- F01K21/00—Steam engine plants not otherwise provided for
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Description
この装置では、加熱室内に封入した揮発性流体を加熱して気化させ、気化した流体を上下方向に配置した導管を通して上昇させる。そして、上昇した箇所に設けられた冷却室では気化状態の流体を冷却して液化させる。液化した流体は導管を介して下降し加熱室内に戻る。この装置では、この様にして装置内で発生する流体循環中に磁性体等の物体を配置し、それにより、当該物体の移動を誘起させる。そして、それにより外部に配置したコイルに起電力を生じさせて電気エネルギの取り出しを行う。
すなわち、蒸気エンジン500は、環状の流体通路を有する流体容器502と、流体容器502内の流体を加熱する加熱器504と、加熱器504よりも上方に配置され、加熱器504における加熱により液体が気化してなる蒸気を冷却する冷却器506と、出力部508と、を備える。出力部508は、シリンダ510と、シリンダ510内を往復運動できるよう構成されたピストン512と、ピストン512に一端が連結された可動部514と、可動部514の他端に配置されたばね材516と、を備える。ピストン512は、流体容器502内の流体から受ける圧力に応じてシリンダ510内を往復運動するよう構成されている。
つまり、この蒸気エンジン500では、加熱器504における加熱により気化してなる蒸気が上方に移動すると、該蒸気の真下に位置していた液体状態の流体が、加熱器504によって加熱されながらも気化される程の加熱を受ける前の液体の状態で加熱器504を通過し、上方に流動する場合があった。
そこで、本発明は、容器内に封入された液体の加熱による気化と冷却による液化とを繰り返し実行することによって、容器内の液体に自励振動変位を生じさせるよう構成された蒸気エンジンにおいて、熱効率を向上させることを目的とする。
更に、この蒸気エンジンには、内管内の液体に圧力変化を付与する加減圧手段が設けられている。また、内管の上方における加熱器近傍の箇所には、加減圧手段によって内管内の液体に付与される圧力が増加された際に、内管内の液体が内管と上下方向延在外管部との間の領域に押し出されるよう供給口が設けられている。
そして、本発明では、上記のように加熱器による液体の気化が内管と上下方向延在外管部との間の領域の上端部近傍の箇所で起きるため、加熱器によって気化されてなる蒸気が加熱器近傍の箇所を上方に通過していくことは防がれる。
また、本発明では、加熱器が、内管と上下方向延在外管部との間の領域に位置する液体に熱付与を行ない、該液体の気化を行なう。
このようにすれば、供給口が1つの場合に比べ、複数の供給口を設けたことに伴う供給口断面積合計が増えた分だけ、比較的多量の液体が比較的短時間のうちに内管と上下方向延在外管部との間の領域に押し出されるようにすることができる。
このようにすれば、このような構成を有さない場合に比べ、内管内から供給口を通って押し出される液体が上下方向延在外管部の内壁面上で広がり易くなる。よって、この場合においては、このように液体が広がり易くなる分だけ、供給口から押し出された液体が加熱器によって効率良く気化され、当該蒸気エンジンの熱効率が向上される。
このようにすれば、このような構成を有さない場合に比べ、供給口から押し出された液体のうち、内管の外壁面に付着してしまい、それにより加熱器により十分に加熱できなくなってしまう液体の量が低減されることから、その分だけ、当該蒸気エンジンの熱効率が向上される。
この場合には、加熱器が、内管内の液体でなく内管内から供給口を介して押し出された液体だけをより効率良く加熱できることから、その分だけ、当該蒸気エンジンの熱効率が向上される。
このようにすれば、加熱器からの熱が、内管内の液体よりも内管内から供給口を介して押し出された液体に効率良く伝達されることから、その分だけ、当該蒸気エンジンの熱効率が向上される。
本発明の蒸気エンジンにおいては、加減圧手段によって内管内の液体に付与される圧力が比較的低くされ、供給口からの液体の押し出しがない状態では、内管と上下方向延在外管部との間の領域における液面が、加熱器よりも下方に位置するよう構成されていても良い。
本発明において、冷却器は、内管の下端部よりも上方における上下方向延在外管部の外面に設けられていても良い。
つまり、冷却器は、内管の下端部よりも下方に設けられていても良いが、この場合には、蒸気が、外管内の中心部分など、外管の外面に設けられた冷却器から比較的遠い箇所に位置する場合には、蒸気の冷却・液化を効率良く実行するのが困難となりうる。
この場合においては、例えば、上下方向延在外管部の外部に駆動手段を設け、その駆動手段により内管内などに磁界を形成することで、可動子を往復運動させる態様が考えられる。よって、この場合においては、例えば、上下方向延在外管部の内部に可動子の往復運動のための複雑な機構や電気的な構造を設けずに済み、その分だけ蒸気エンジンを安価に製造できるという効果が得られる。
すなわち、可動子には、内管と上下方向延在外管部との間の領域に挿入配置される挿入部材を設け、該挿入部材には磁性体を備えさせると良い。
また、上記の挿入部材は、磁性体として永久磁石を備えていると良い。このようにすれば、一層高効率に可動子を往復運動させることができる。
このようにすれば、例えば、駆動手段からの駆動力が可動子に付与されていない状態において、可動子を予め定められた位置に安定して配置できる。
本発明の蒸気エンジンは、容器内の液体に発生する自励振動変位に応じて駆動されるエネルギ取り出し用駆動部を備えていても良い。
この場合においては、容器内の液体に発生する自励振動変位が容器内の流体の液面変化として発生することから、エネルギ取り出し用可動部の往復運動が好適に誘起され、所望のエネルギ取り出しが可能となる。
また、本発明の蒸気エンジンが上記のようなエネルギ取り出し用可動部を有するエネルギ取り出し用駆動部を備える場合においては、加減圧手段を次のように構成しても良い。
また、本発明の蒸気エンジンが可動子を備える場合においては、可動子に、上下方向に当該可動子を貫通してなる液体供給穴を設けると共に、該液体供給穴に一方向弁を設けても良い。
[実施例1]
図1は、実施例1の蒸気エンジン1の概略構成を示す図である。
外管12は、上下方向に延在する2つの上下方向延在管14,18と、2つの上下方向延在管14,18の下端部を連結する左右方向延在管20と、からなる略U字状に形成されたパイプ状の容器である。
また、液体供給穴44には、一方向弁46が設けられている。一方向弁46は、可動子42の下方への移動により内管22内の液体に付与される圧力が比較的低くされたときには開状態とされ、内管22外の液体が液体供給穴44を介して内管22内へ流入することを許容する一方、可動子42の上方への移動により内管22内の液体に付与される圧力が比較的高くされたときには閉状態とされ、内管22外の液体が液体供給穴44を介して内管22内へ流入することを妨げるよう機能する。
本実施例の蒸気エンジン1では、励磁コイル50に対する通電が実行されることで可動子42が下方に移動され、内管22内の液体に付与される圧力が比較的低くされた状態において、コントローラ62により励磁コイル50に対する通電が停止されると、バネ材56の付勢力により可動子42が最上位位置(図2(a)参照)に向かって上昇する。
このように噴射がなされる箇所は加熱部30近傍の箇所であるため、複数の供給口26から噴射された液体は加熱器30により加熱され気化される。その結果、気化に伴う流体の容積膨張により、容器10内の流体に容積膨張が起きる。
また、本実施例では、内管22が断熱性を有するよう構成され、加熱器30が、内管22と上下方向延在管14との間の領域という加熱器30より比較的近い箇所に位置する液体だけに熱付与を行なう。
また、本実施例では、冷却器32の配置位置は、内管22の下端部よりも上方の位置とされているため、例えば、冷却器32が内管22の下端部よりも下方の位置とされている場合に比べ、冷却器32による蒸気の冷却効率が向上される。
よって、本実施例によれば、供給口26が1つの場合に比べ、複数の供給口26を設けたことに伴う供給口26の断面積合計が増えた分だけ、比較的多量の液体が比較的短時間のうちに内管22と上下方向延在管14との間の領域に噴射されるようにすることができる。
よって、本実施例によれば、可動子42の上昇の際に励磁コイル50に対する通電が不要となる分だけ、常時通電が必要な態様等に比べ、エネルギ効率が向上されるという効果が得られる。
よって、本実施例によれば、出力部100による発電を効率良く実行できるよう、出力部100のピストン104の動きと可動子42の動きとを連動させることができる。
この場合においては、加熱器30からの熱が、内管22内の液体よりも内管22内から供給口26を介して噴射された液体に効率良く伝達されることから、内管22が断熱性を有するよう構成された場合と略同様の効果が得られる。
この場合においては、挿入部材48が備える永久磁石が有する磁極と固定子部材52や管内磁性体片54a,54bの表面に形成される磁極との間の吸引力や反発力によって、可動子42の往復運動が実現される。
[実施例2]
次に、実施例2について図3(a),(b)を用いて説明する。
図3(a)は、本実施例の蒸気エンジン1Aの概略構成を示す図である。また、図3(b)は、図3(a)中の破線円部の部分拡大図である。
すなわち、本実施例の蒸気エンジン1Aでは、内管22Aの上端部は、実施例1の内管22の場合と同様に、上下方向延在外管部としての上下方向延在管14Aの上端部16内壁面に固定されているが、内管22Aの内部と外部とを連通させる複数の供給口26Aが、内管22Aの上下方向に延在する側面における上端部に設けられている点で、実施例1の場合と異なる。
すなわち、本実施例では、複数の供給口26Aが内管22Aの上下方向に延在する側面における上端部に設けられているので、複数の供給口26Aから押し出される液体が上下方向延在管14Aの内壁面を上端から伝って下方に流れていく。
更に、本実施例では、内管22Aの外壁面のうち加熱器30近傍の箇所23Aは撥水性を有するよう構成されている。よって、供給口26Aから押し出される液体のうち、この箇所23Aに付着してしまい、それにより加熱器30により十分な熱付与を受けることができなくなってしまう液体の量が確実に低減される。
なお、内管22Aや上下方向延在管14Aは、図4に示す構造を有する内管22Bや上下方向延在管14Bとして構成されたものであっても良い。なお、図4は、内管22Bや上下方向延在管14Bの構成を図3(b)に対応する部分拡大図で示した説明図である。
[実施例3]
次に、実施例3について図5を用いて説明する。
図5は、本実施例の蒸気エンジンにおける加減圧手段としての加減圧部40Aの構成を示す説明図である。なお、図5では、外管12があたかも上下方向に延びる直線状の管として描かれているが、外管12は、上記実施例1,2の場合のように略U字状のものであっても良いのは勿論である。
本実施例において、加減圧部40Aは、可動子42Aと、該可動子42Aと出力部100Aの可動部106とをピストン104を介して連結するバネ材58とを備え、可動子42Aが内管22(22A,22B)内で上下方向に往復摺動運動することで内管22(22A,22B)内の液体に圧力変化を付与できるよう構成されたものである。
つまり、本実施例によれば、励磁コイル50、固定子部材52、管内磁性体片54a,54b、バネ材56に対応する構成を有さない比較的簡易な構成であるにも拘らず、バネ材58のばね特性を調整することで、例えば、可動子42Aの運動状態と、ピストン104や可動部106の運動状態とを、好適な発電が行なえるよう連動させることができる。
なお、本実施例においては、当該蒸気エンジンの起動を好適に行なえるようにするため、出力部100Aが有するコイルに対し起動時に所定時間だけ通電を行ない、それにより、ピストン104と可動部106の往復運動を自発的に発生させるスタータ機能を出力部100Aに備えさせても良い。このようにすれば、ピストン104と可動部106の自発的な往復運動に応じて、可動子42Aの往復運動も開始され、それ以後、継続的に発電を行なうことが可能となる。
[実施例4]
次に、実施例4について図6を用いて説明する。
図6は、本実施例の蒸気エンジンにおける加減圧手段としての加減圧部40Bの構成を示す部分拡大図である。
本実施例において、加減圧部40Bは、内管22(22A,22B)の下端部近傍の箇所に配置された部材であり、上記実施例1,2に示した液体供給穴44と同様の機能構成を有する液体供給穴44Bを備えている。また、該液体供給穴44Bの下方部分には、上記実施例1,2に示した一方向弁46と同様の機能構成を有する一方向弁46Bが設けられている。更に、液体供給穴44B内における一方向弁46Bよりも上方の箇所には、液体供給穴44B内に位置する液体を加熱して気化させ、それにより、内管22(22A,22B)内の液体に付与される圧力を上昇させる加熱加圧部47が設けられている。但し、本実施例では、加熱加圧部47の作用により生じた蒸気は、内管22(22A,22B)内の上方に上昇していく際に、該上方部分に位置する液体に冷却され、その後、液化される。
よって、本実施例によれば、内管22(22A,22B)内を往復運動する可動子42,42Aを設けなくても済む分だけ、構成を簡略化できるという効果が得られる。
Claims (24)
- 液体が封入された容器と、
前記容器内の液体を加熱する加熱器と、
前記加熱器における加熱により液体が気化してなる蒸気を冷却する冷却器と、を有し、
前記加熱器における加熱による液体の気化と前記冷却器における冷却による蒸気の液化とにより前記容器内の液体に自励振動変位を発生させる蒸気エンジンであって、
前記容器は、
上方に閉塞された上端部を有し、上下方向に延在する上下方向延在外管部を有する外管と、
前記上下方向延在外管部の内部に上下方向に延在するよう設けられ、前記外管内と連通する開口部を有する内管と、を有し、
前記加熱器は、前記上下方向延在外管部の上端部近傍における前記上下方向延在外管部の外面に設けられ、
前記冷却器は、前記加熱器よりも下方における前記外管の外面に設けられ、
前記内管内の液体に圧力変化を付与する加減圧手段が設けられ、
前記内管の上方における前記加熱器近傍の箇所には、前記加減圧手段によって前記内管内の液体に付与される圧力が増加された際に、前記内管内の液体が前記内管と前記上下方向延在外管部との間の領域に押し出されるよう供給口が設けられたことを特徴とする蒸気エンジン。 - 請求項1に記載の蒸気エンジンにおいて、
前記内管の上方における前記加熱器近傍の箇所に前記供給口が複数設けられたことを特徴とする蒸気エンジン。 - 請求項1または2に記載の蒸気エンジンにおいて、
前記内管の上端部は、前記上下方向延在外管部の上端部内壁面に設置され、
前記供給口は、前記内管の上下方向に延在する側面における上端部に設けられたことを特徴とする蒸気エンジン。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の蒸気エンジンにおいて、
前記上下方向延在外管部の内壁面のうち、少なくとも前記加熱器近傍の箇所は親水性を有するよう構成されたことを特徴とする蒸気エンジン。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の蒸気エンジンにおいて、
前記内管の外壁面のうち、少なくとも前記加熱器近傍の箇所は撥水性を有するよう構成されたことを特徴とする蒸気エンジン。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の蒸気エンジンにおいて、
前記内管は、断熱性を有するよう構成されたことを特徴とする蒸気エンジン。 - 請求項1〜6のいずれかに記載の蒸気エンジンにおいて、
前記内管は、前記上下方向延在外管部よりも熱伝導率が低くなるよう構成されたことを特徴とする蒸気エンジン。 - 請求項1〜7のいずれかに記載の蒸気エンジンにおいて、
前記加減圧手段によって前記内管内の液体に付与される圧力が比較的低くされたときに前記内管内の全体に液体が充填された状態となるよう構成されたことを特徴とする蒸気エンジン。 - 請求項1〜8のいずれかに記載の蒸気エンジンにおいて、
前記加減圧手段によって前記内管内の液体に付与される圧力が比較的低くされ、前記供給口からの液体の押し出しがない状態では、前記内管と前記上下方向延在外管部との間の領域における液面が、前記加熱器よりも下方に位置するよう構成されたことを特徴とする蒸気エンジン。 - 請求項1〜9のいずれかに記載の蒸気エンジンにおいて、
前記冷却器は、前記内管の下端部よりも上方における前記上下方向延在外管部の外面に設けられたことを特徴とする蒸気エンジン。 - 請求項1〜10のいずれかに記載の蒸気エンジンにおいて、
前記加減圧手段は、
前記内管内で上下方向に往復運動することで前記内管内の液体に圧力変化を付与する可動子と、
前記可動子を前記内管内で上下方向に往復運動させる駆動手段と、
を備えたことを特徴とする蒸気エンジン。 - 請求項11に記載の蒸気エンジンにおいて、
前記可動子は、磁性体を備え、
前記駆動手段は、前記可動子を磁力によって往復運動させることを特徴とする蒸気エンジン。 - 請求項12に記載の蒸気エンジンにおいて、
前記駆動手段は、
前記上下方向延在外管部における上下方向に沿う側面を包囲する環状の励磁コイルを備え、該励磁コイルを用いて前記内管内に磁束を形成し、前記可動子を磁力によって往復運動させることを特徴とする蒸気エンジン。 - 請求項13に記載の蒸気エンジンにおいて、
前記可動子には、前記内管と前記上下方向延在外管部との間の領域に挿入配置される挿入部材が設けられ、該挿入部材は磁性体を備えることを特徴とする蒸気エンジン。 - 請求項14に記載の蒸気エンジンにおいて、
前記駆動手段は、
前記励磁コイル外周に覆設され、前記励磁コイルが通電された際に、前記上下方向延在外管部の外壁面に対向する部分に磁極が形成されるよう構成された固定子部材を更に備えたことを特徴とする蒸気エンジン。 - 請求項14に記載の蒸気エンジンにおいて、
前記挿入部材は、
前記磁性体として、永久磁石を備えることを特徴とする蒸気エンジン。 - 請求項11〜16のいずれかに記載の蒸気エンジンにおいて、
前記可動子には、当該可動子を予め定められた位置に保持するよう付勢するバネ材が取り付けられたことを特徴とする蒸気エンジン。 - 請求項1〜10のいずれかに記載の蒸気エンジンにおいて、
前記加減圧手段は、
前記供給口より下方の前記内管内の液体を加熱することで、前記内管内の液体の圧力を上昇させ、前記供給口を介して前記内管内の液体を前記内管と前記上下方向延在外管部との間の領域に押し出させる加熱加圧部を備えたことを特徴とする蒸気エンジン。 - 請求項1〜18のいずれかに記載の蒸気エンジンにおいて、
前記容器内の液体に発生する自励振動変位に応じて駆動されるエネルギ取り出し用駆動部を備えたことを特徴とする蒸気エンジン。 - 請求項19に記載の蒸気エンジンにおいて、
前記エネルギ取り出し用駆動部は、
前記容器内の液体に発生する自励振動変位に応じて往復駆動されるエネルギ取り出し用可動部を有することを特徴とする蒸気エンジン。 - 請求項20に記載の蒸気エンジンにおいて、
前記エネルギ取り出し用可動部の位置を検出する位置検出手段と、
前記位置検出手段による検出結果に基づき、前記加減圧手段の制御を行なう制御手段と、
を備えたことを特徴とする蒸気エンジン。 - 請求項1〜10のいずれかに記載の蒸気エンジンにおいて、
前記容器内の液体に発生する自励振動変位に応じて駆動されるエネルギ取り出し用駆動部を備え、
該エネルギ取り出し用駆動部は、前記容器内の液体に発生する自励振動変位に応じて往復駆動されるエネルギ取り出し用可動部を有し、
前記加減圧手段は、
前記内管内で上下方向に往復運動することで前記内管内の液体に圧力変化を付与する可動子と、
前記可動子と前記エネルギ取り出し用可動部とを連結するバネ材と、
を備えたことを特徴とする蒸気エンジン。 - 請求項1〜22のいずれかに記載の蒸気エンジンにおいて、
前記加減圧手段は、
当該加減圧手段により前記内管内の液体に付与される圧力が比較的低くされたときには開状態とされ、前記内管外の液体の前記内管内への流入を許容する一方、当該加減圧手段により前記内管内の液体に付与される圧力が比較的高くされたときには閉状態とされ、前記内管外の液体の前記内管内への流入を妨げる一方向弁を備えたことを特徴とする蒸気エンジン。 - 請求項11〜17,22のいずれかに記載の蒸気エンジンにおいて、
前記可動子は、
上下方向に当該可動子を貫通してなる液体供給穴を備え、
該液体供給穴は、
前記可動子の下方への移動により前記内管内の液体に付与される圧力が比較的低くされたときには開状態とされ、前記内管外の液体の前記内管内への流入を許容する一方、前記可動子の上方への移動により前記内管内の液体に付与される圧力が比較的高くされたときには閉状態とされ、前記内管外の液体の前記内管内への流入を妨げる一方向弁を備えたことを特徴とする蒸気エンジン。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004063014A JP4254579B2 (ja) | 2004-03-05 | 2004-03-05 | 蒸気エンジン |
DE102005009775.8A DE102005009775B4 (de) | 2004-03-05 | 2005-03-03 | Dampfmaschine |
US11/073,483 US6973788B2 (en) | 2004-03-05 | 2005-03-04 | Steam engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004063014A JP4254579B2 (ja) | 2004-03-05 | 2004-03-05 | 蒸気エンジン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005248907A JP2005248907A (ja) | 2005-09-15 |
JP4254579B2 true JP4254579B2 (ja) | 2009-04-15 |
Family
ID=34879862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004063014A Expired - Fee Related JP4254579B2 (ja) | 2004-03-05 | 2004-03-05 | 蒸気エンジン |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6973788B2 (ja) |
JP (1) | JP4254579B2 (ja) |
DE (1) | DE102005009775B4 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4390059B2 (ja) * | 2004-05-19 | 2009-12-24 | 株式会社デンソー | 蒸気エンジン |
US7185491B2 (en) * | 2004-06-08 | 2007-03-06 | Denso Corporation | Steam engine |
JP4706522B2 (ja) * | 2006-03-17 | 2011-06-22 | 株式会社デンソー | 蒸気エンジン |
JP4706520B2 (ja) * | 2006-03-17 | 2011-06-22 | 株式会社デンソー | 外燃機関 |
JP4696992B2 (ja) * | 2006-03-22 | 2011-06-08 | 株式会社デンソー | 外燃機関 |
JP4251222B2 (ja) * | 2007-03-12 | 2009-04-08 | 株式会社デンソー | 外燃機関 |
JP4285561B2 (ja) * | 2007-05-17 | 2009-06-24 | 株式会社デンソー | 外燃機関 |
JP4993019B2 (ja) * | 2010-12-22 | 2012-08-08 | 株式会社デンソー | 外燃機関 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4272383A (en) * | 1978-03-17 | 1981-06-09 | Mcgrew Jay Lininger | Method and apparatus for effecting subsurface, controlled, accelerated chemical reactions |
US4241722A (en) * | 1978-10-02 | 1980-12-30 | Dickinson Norman L | Pollutant-free low temperature combustion process having carbonaceous fuel suspended in alkaline aqueous solution |
US4818371A (en) * | 1987-06-05 | 1989-04-04 | Resource Technology Associates | Viscosity reduction by direct oxidative heating |
US5160581A (en) * | 1990-06-01 | 1992-11-03 | Titmas And Associates Incorporated | Method for oxygen bleaching paper pulp |
JPH07180649A (ja) * | 1993-12-21 | 1995-07-18 | Masahisa Shimizu | 気化機関による発電機構 |
US5711817A (en) * | 1996-05-01 | 1998-01-27 | Eau-Viron Incorporated | Method for the continuous conversion of cellulosic material to sugar |
US6238568B1 (en) * | 1999-05-06 | 2001-05-29 | General Atomics | Hydrothermal processing with phosphate additive |
US6497794B1 (en) * | 1999-07-12 | 2002-12-24 | Marine Desalination Systems L.L.C. | Desalination using positively buoyant or negatively buoyant/assisted buoyancy hydrate |
JP4411829B2 (ja) * | 2002-08-26 | 2010-02-10 | 株式会社デンソー | 蒸気エンジン |
-
2004
- 2004-03-05 JP JP2004063014A patent/JP4254579B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2005
- 2005-03-03 DE DE102005009775.8A patent/DE102005009775B4/de not_active Expired - Fee Related
- 2005-03-04 US US11/073,483 patent/US6973788B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE102005009775A1 (de) | 2005-09-22 |
DE102005009775B4 (de) | 2014-01-09 |
US6973788B2 (en) | 2005-12-13 |
US20050193737A1 (en) | 2005-09-08 |
JP2005248907A (ja) | 2005-09-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6976360B1 (en) | Steam engine | |
JP5210296B2 (ja) | 燃料インジェクタアセンブリ、及び、燃料を加熱する方法 | |
JP4254579B2 (ja) | 蒸気エンジン | |
US7073331B2 (en) | Steam engine | |
US8967124B2 (en) | Inductive heated injector using voltage transformer technology | |
JP4706522B2 (ja) | 蒸気エンジン | |
JP4157556B2 (ja) | 燃料噴射装置 | |
US7185491B2 (en) | Steam engine | |
US10598126B2 (en) | Four-process cycle for a Vuilleumier heat pump | |
US8694230B2 (en) | Fuel systems and methods for cold environments | |
JP4549142B2 (ja) | エンジン | |
JP4277909B2 (ja) | 外燃機関 | |
JP4992917B2 (ja) | 外燃機関 | |
JP4270028B2 (ja) | 蒸気エンジンおよびプログラム | |
JP2005264767A (ja) | 電磁式流体噴射弁の制御装置 | |
KR20140050719A (ko) | 프리 피스톤 엔진 발전기용 피스톤 | |
JP2008274867A (ja) | エンジンの冷却装置及びエンジン | |
JPH10306712A (ja) | 内燃機関のバルブ駆動装置 | |
JP5942962B2 (ja) | 高圧ポンプ | |
JP4930386B2 (ja) | 外燃機関 | |
JP5035109B2 (ja) | 外燃機関 | |
US8109086B2 (en) | External combustion engine | |
JP2010261409A (ja) | 熱機関 | |
JP2014015887A (ja) | 熱機関 | |
JP2005291199A (ja) | 外燃機関 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060427 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090106 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090119 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130206 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140206 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |