JP4254427B2 - 電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

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本発明は、電気光学装置及び電子機器に関する。
電気光学物質として液晶を用いる液晶装置は、複数の画素がデータ線と走査線との交差に対応して配置されている。図13は、1画素の構成を示す回路図である。この図に示されるように、1画素は、スイッチング素子として薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:以下、「TFT」と称する)50、画素電極6、液晶、及び画素電極6と液晶を挟んで対向する対向電極(図示せず)とを備える。このような構成において、TFT50がオン状態となると、データ線3の電圧が画素電極6に取り込まれ、画素電極6、液晶、及び対向電極で構成される容量に電荷が蓄積される。
液晶の透過率は印加電圧の実効値によって定まる。液晶に直流電圧を印加するとその組成が変化していわゆる焼き付き等の問題が発生する。このため、液晶に印加する電圧極性を所定周期で反転する交流駆動法が知られている。交流駆動法の一手法として、対向電極の電位(以下、コモン電位と称する)を所定周期で高電位と低電位とに交互に切り替えるものが知られている。
図14にTFT50の静特性を示す。この図に示すようにTFT50は逆バイアス電圧が増加すると、リーク電流が増加する傾向がある。ある画素が非選択状態であるときは、TFT50をオフ状態にするため走査線2に所定の電位が供給される。しかし、対向電極と画素電極6とは容量結合しているので、対向電極の電位が切り替わると、これに同期して画素電極の電位が変動し、TFT50の逆バイアスの程度が増大されることがある。そこで、非選択状態にある走査線の電位として2レベルを有し、コモン電位の変化に応じて同位相で交互に切り替えることにより、逆バイアスの程度の増大を抑えてTFT50のリーク電流を低減する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特許3000637号公報(請求項1)
ところで、非選択状態にある走査線2に接続された各TFT50はオフ状態となっているから、非選択状態にある走査線2の負荷容量は比較的小さな値となる。従って、非選択状態にある走査線2の電位応答は早い。一方、画素電極6と容量結合している対向電極の負荷容量が比較的大きな値となる。従って、画素電極6の電位応答は遅い。このように走査線2の電位(TFT50のゲート電位)と画素電極6の電位(TFT50のドレイン電位)との応答特性は前者の方が速い。このため、非選択状態にある走査線の電位を、コモン電位の変化に応じて同位相で交互に切り替えると、TFT50が一時的にオンしてしまうことがある。
図15は、従来の駆動方法の問題点を説明するためのタイミングチャートである。なお実際には走査線と画素電極間の寄生容量などでさらに複雑な挙動を示すが、説明のために簡略化している。この例では、非選択状態にある走査線電位V1をVSSHとVSSLとの間で切り替え、TFT50がオン状態の時に画素電極電位V2がdataになるように書き込みが行われたものとする。また、走査線2の時定数をτG、対向電極の時定数をτVCOMとすると、負荷容量の関係からτG<τVCOMとなる。このため、走査線電位V1の立ち上がり時間TUAは、画素電極電位V2の立ち上がり時間TUBより短く、走査線電位V1の立ち上がり波形は、画素電極電位V2の立ち上がり波形と比較して急峻である。そして、期間Taにおいて、走査線電位V1が画素電極電位V2を上回り、TFT50が一時的にオンしてしまう。この結果、保持状態の画素において電荷の増減を生じて表示画像が異常となってしまう。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、画素に用いられるトランジスタの逆バイアスによるリーク電流を適切に防止することができる電気光学装置及びこれを用いた電子機器を提供することを解決課題とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係る電気光学装置は、複数の走査線と、複数のデータ線と、前記走査線と前記データ線との交差に対応してマトリクス状に配置された複数の画素電極と、前記走査線の電位に応じて前記データ線と前記画素電極との間の接続状態を切り替えるトランジスタと、前記画素電極と電気光学物質を挟んで対向する対向電極とを備え、所定周期で切り替わる低コモン電位と高コモン電位とが前記対向電極に交互に供給されるものであって、前記対向電極の電位変化に応じて、非選択状態にある前記走査線に供給する非選択電位を低走査線電位と高走査線電位との間で遷移させる走査線駆動手段と、前記対向電極と前記電気光学物質を挟んで対向する電源配線を介して供給される電源電位を用いて動作する第1手段と、前記電源電位を前記対向電極の電位変化に応じて変化させる第2手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、電源配線と対向電極との間には電気光学物質の誘電率等で定まる寄生容量が存在するが、電源配線の電源電位を対向電極の電位変化に応じて変化させることができる。従って、対向電極の電位が変化しても寄生容量に流れ込む電流及び寄生容量から流れ出る電流を大幅に低減できる。換言すれば、対向電極電位を低コモン電位と高コモン電位との間で交流駆動するに際し、上記寄生容量が負荷として作用しなくなる。このことは、対向電極の時定数が低減することを意味する。この結果、低コモン電位と高コモン電位との間の遷移時間を短縮することができ、画素に用いられるトランジスタの逆バイアスによるリーク電流を適切に防止して、表示品質を大幅に向上させることが可能となる。なお、電源電位の振幅は、低コモン電位と高コモン電位との電位差に等しいことが、対向電極の時定数を低減する観点から好ましいが、必ずしも両者が一致しなくてもよい。さらに、電源電位は非選択電位と一致しなくてもよい。
ここで、前記電源電位は前記非選択電位であり、前記電源配線を介して前記走査線駆動手段及び前記第1手段に前記非選択電位が供給されることが好ましい。この場合には、電源配線を走査線駆動手段と第1手段で共用化することができ、しかも電源電位と非選択電位とを一致させることができるので、構成を簡易化できる。
また、上述した電気光学装置において、前記第2手段は、第1制御信号に基づいて前記低コモン電位と高コモン電位とのうち一方を選択して前記対向電極に出力する第1選択手段と、第2制御信号に基づいて前記低走査線電位と前記高走査線電位とのうち一方を選択して前記電源配線へ出力すると共に、前記第1選択手段よりも選択に要する遅延時間が小さい第2選択手段と、前記第1制御信号を生成すると共に、非選択状態にある前記走査線の電位が、前記非選択状態にある前記走査線に接続される前記トランジスタの前記画素電極の電位を下回るように、前記第1制御信号に対して遅延した前記第2制御信号を生成する制御手段とを備えたことを特徴とする。
一般に、対向電極に付随する寄生容量は、電源配線に付随する寄生容量よりも大きい。従って、第1選択手段は第2選択手段と比較して選択に要する遅延時間が大きくなる。この発明によれば、第1制御信号に対して遅延した第2制御信号を生成するので、非選択状態にある走査線の電位がトランジスタの画素電極の電位を下回るように設定することが可能となる。
ここで、前記第1手段は、静電保護回路であってもよい。また、前記第1手段は、前記データ線を駆動するデータ線駆動手段であってもよい。より具体的には、前記データ線駆動手段は、転送開始パルスを順次転送するシフトレジスタと、前記シフトレジスタの出力信号のレベルをシフトするレベルシフタと、前記レベルシフタの出力信号に基づいて画像信号をサンプリングするサンプリング回路とを備え、前記レベルシフタは前記電源配線を介して前記電源電位が給電されることが好ましい。例えば、レベルシフタに電源配線を介して負電源電位を供給してもよい。加えて、前記第1手段は、前記データ線を検査する検査回路であることが好ましい。
次に、本発明に係る電子機器は、上述した電気光学装置を備える。このような電子機器としては、液晶プロジェクタ、パーソナルコンピュータ、携帯電話、電子カメラ、PDA等が該当する。
以下、図面を参照して、本発明に係わる実施形態を説明する。
<1:液晶装置の全体構成>
まず、本発明に係る電気光学装置として、電気光学材料として液晶を用いた液晶装置を一例にとって説明する。液晶装置は、主要部として液晶パネルAAを備える。液晶パネルAAは、スイッチング素子としてTFTを形成した素子基板と対向基板とを互いに電極形成面を対向させて、かつ、一定の間隙を保って貼付し、この間隙に液晶が挟持されている。
図1は実施形態に係る液晶装置の全体構成を示すブロック図である。この液晶装置は、液晶パネルAA、タイミング発生回路300、画像処理回路400、電源回路500、コモン電位生成回路600、及び非選択電位生成回路700を備える。液晶パネルAAは、その素子基板上に画像表示領域A、走査線駆動回路100、データ線駆動回路200、サンプリング回路230、静電保護回路240及び250、検査回路260、並びに画像信号供給線L1〜L3を備える。液晶パネルAAの各回路を構成するトランジスタの一部又は全部は、画像表示領域Aにおけるトランジスタと同一のプロセスで同時に形成される。
この液晶装置に供給される入力画像データDは、例えば、3ビットパラレルの形式である。タイミング発生回路300は、入力画像データDに同期してYクロック信号YCK、反転Yクロック信号YCKB、及びY転送開始パルスDYを生成して、走査線駆動回路100に供給する。また、タイミング発生回路300は、入力画像データDに同期してXクロック信号XCK、反転Xクロック信号XCKB、及びX転送開始パルスDXを生成して、データ線駆動回路200に供給する。さらに、タイミング発生回路300は、コモン同期信号VC及び選択制御信号CTLを生成し、コモン電位生成回路600及び非選択電位生成回路700に供給する。本実施形態においては、低コモン電位COMLと高コモン電位COMHとを所定周期で切り替えて、これをコモン電位VCOMとして対向電極に供給する。コモン同期信号VCは、低コモン電位COMLと高コモン電位COMHとの切り替えを指示する信号である。また、この例の選択制御信号CTLはコモン同期信号VCから所定時間遅れた信号である。加えて、タイミング発生回路300は、画像処理回路400を制御する各種のタイミング信号を生成し、これを出力する。
ここで、Yクロック信号YCKは1周期が2水平走査期間の信号であり、反転Yクロック信号YCKBはYクロック信号YCKを反転したものである。Xクロック信号XCKは、所定周期の信号であり、その1周期がデータ線3の選択期間の2倍となっている。反転Xクロック信号XCKBはXクロック信号XCKを反転したものである。また、Y転送開始パルスDYは走査線2の選択開始を指示するパルスであり、一方、X転送開始パルスDXはデータ線3の選択開始を指示するパルスである。
画像処理回路400は、入力画像データDに、液晶パネルの光透過特性を考慮したガンマ補正等を施した後、RGB各色の画像データをD/A変換して、画像信号40R、40G、40Bを生成し、これらの信号を液晶パネルAAに供給する。
電源回路500は、各種の電源電位を生成し、液晶装置の各構成部分に供給する。電源回路500が生成する電源電位には、高コモン電位COMH、低コモン電位COML、低選択電位VSSL、及び高選択電位VSSHが含まれる。
コモン電位生成回路600は、コモン同期信号VCに基づいて、高コモン電位COMHと低コモン電位COMLとのうち一方を選択して、コモン電位VCOMとして対向電極へ供給する。従って、コモン電位VCOMは、コモン同期信号VCに応じて反転する。コモン同期信号VCは、所定期間毎に極性が反転するものであればよく、フィールド毎に極性が反転するものであっても良いし、1水平走査期間毎に極性が反転するものであってもよい。
非選択電位生成回路700は、選択制御信号CTLに基づいて、低選択電位VSSL、と高選択電位VSSHとのうち一方を選択して非選択電位を生成し、これを負電源電位VSSとして液晶パネルAAに供給する。選択制御信号CTLは、コモン同期信号VCを遅延したものである。このため、負電源電位VSSはコモン電位VCOMのレベルに応じて、低選択電位VSSLと高選択電位VSSHとの間で遷移する。
<1−2:画像表示領域>
次に、画像表示領域Aには、図1に示されるように、m(mは2以上の自然数)本の走査線2が、X方向に沿って平行に配列して形成される一方、n(nは2以上の自然数)本のデータ線3が、Y方向に沿って平行に配列して形成されている。そして、走査線2とデータ線3との交差付近においては、TFT50のゲートが走査線2に接続される一方、TFT50のソースがデータ線3に接続されるとともに、TFT50のドレインが画素電極6に接続される。そして、各画素は、画素電極6と、対向基板に形成される対向電極(後述する)と、これら両電極間に挟持された液晶とによって構成される。この結果、走査線2とデータ線3との各交差に対応して、画素はマトリクス状に配列されることとなる。なお、TFT50は、N型又はP型のいずれであってもよいが、この例ではN型の半導体を用いるものとする。
また、TFT50のゲートが接続される各走査線2には、走査信号Y1、Y2、…、Ymが、パルス的に線順次で印加されるようになっている。このため、ある走査線2に走査信号が供給されると、当該走査線に接続されるTFT50がオンするので、データ線3から所定のタイミングで供給される画像信号X1、X2、…、Xnは、対応する画素に順番に書き込まれた後、所定の期間保持されることとなる。
各画素に印加される電圧レベルに応じて液晶分子の配向や秩序が変化するので、光変調による階調表示が可能となる。例えば、液晶を通過する光量は、ノーマリーホワイトモードであれば、印加電圧が高くなるにつれて制限される一方、ノーマリーブラックモードであれば、印加電圧が高くなるにつれて緩和されるので、液晶装置全体では、画像信号に応じたコントラストを持つ光が各画素毎に出射される。このため、所定の表示が可能となる。
また、保持された画像信号がリークするのを防ぐために、蓄積容量51が、画素電極6と対向電極との間に形成される液晶容量と並列に付加される。例えば、画素電極6の電圧は、ソース電圧が印加された時間よりも3桁も長い時間だけ蓄積容量51により保持されるので、保持特性が改善される結果、高コントラスト比が実現されることとなる。
<1−3:走査線駆動回路、データ線駆動回路及び負電源配線>
図2に、液晶パネルAAの詳細な構成を示す。走査線駆動回路100は、Yシフトレジスタ110とレベルシフタ120を備える。Yシフトレジスタ110は、Y転送開始パルスDYをYクロック信号YCK及び反転Yクロック信号YCKBに同期して転送して、シフト信号y1、y2、…、ymを順次生成する。シフト信号y1、y2、…、ymは、第1番目から第m番目の走査線2を選択期間において各々アクティブとなる。
レベルシフタ120は、シフト信号y1、y2、…、ymのレベルを変換して走査信号Y1、Y2、…、Ymを生成する。レベルシフタ120は、複数のインバータを含む。各インバータはPチャネルTFTとNチャネルTFTを直列に接続して構成され、PチャネルTFTのソースには正電源電位VHHが供給され、NチャネルTFTのドレインには負電源電位VSSが供給される。走査信号Y1、Y2、…、Ymは正電源電位VHHでアクティブとなり、走査線2を選択状態とする一方、負電源電位VSSで非アクティブとなり、走査線2を非選択状態とする。
ここで、負電源電位VSSは、上述したようにコモン電位VCOMのレベルに応じて、低選択電位VSSLと高選択電位VSSHとの間で遷移する。従って、走査線駆動回路100は、対向電極の電位変化に応じて、非選択状態にある走査線2に供給する非選択電位を低選択電位VSSLと高選択電位VSSHとの間で遷移させる手段として機能する。低選択電位VSSLと高選択電位VSSHとの間の電位差は、低コモン電位COMLと高コモン電位COMHとの間の電位差と等しいことが好ましい。走査線2と対向電極との間には容量が存在するが、コモン電位VCOMの遷移に応じて非選択状態にある走査線2の電位が遷移するので、コモン電位VCOMが変化しても非選択状態にある走査線2に付随する容量に電流が流れることはない。従って、このように非選択状態にある走査線2の電位を制御することによって、対向電極の容量性の負荷を実質的に低減することが可能となる。
次に、データ線駆動回路200は、Xシフトレジスタ210及びレベルシフタ220を備える。Xシフトレジスタ210は、X転送開始パルスDXをXクロック信号XCK及び反転Xクロック信号XCKBに同期して転送して、シフト信号x1、x2、…、xnを順次生成する。レベルシフタ220は、シフト信号x1、x2、…、xnのレベルを変換してサンプリング信号SR1、SR2、…、SRnを生成する。レベルシフタ220は、複数のインバータを含む。レベルシフタ220には、負電源配線Laを介して負電源電位VSSが供給される。サンプリング信号S1、S2、…、Snは非アクティブの状態で負電源電位VSSとなる。負電源電位VSSは、低選択電位VSSLと高選択電位VSSHとの間で遷移するが、いずれの電位であっても、サンプリング回路230を構成するスイッチング素子SW1〜SWn(図1参照)をオフ状態とできるように選ばれている。
静電保護回路240はデータ線3の下側に設けられており、静電保護回路250はデータ線3の上側に設けられている。静電保護回路240及び250は、各データ線3に対応する単位回路を備える。図3に静電保護回路240及び250を構成する単位回路を示す。この図に示すように単位回路は、PチャネルTFT241とNチャネルTFT242とを備える。PチャネルTFT241のゲートは正電源電位VHHに接続される一方、NチャネルTFT242のゲートは負電源電位VSSに接続される。このため、PチャネルTFT241とNチャネルTFT242とはダイオードとして機能する。静電保護回路240及び250は、静電気がデータ線3に印加され、TFT50が静電破壊するのを防止するために設けられている。従って、負電源電位VSSが、低選択電位VSSLと高選択電位VSSHとの間で遷移しても、TFT50を静電破壊から十分保護することができる。
検査回路260は、各データ線3の断線やショートを検査するために用いられ、トランスファーゲートやその制御回路等を備える。また、検査回路260には負電源配線Laが接続されており、負電源電位VSSが供給される。制御回路は負電源電位VSSの給電を受けて動作するが、負電源電位VSSが低選択電位VSSLと高選択電位VSSHとの間で遷移しても安定した動作が確保されるように構成されている。
次に、負電源配線Laは、レベルシフタ120及び220、静電保護回路240及び250、並びに検査回路260と接続されており、負電源電位VSSを供給する。負電源配線Laは液晶を介して対向電極と対向しているので容量が付随している。図4は、対向電極、走査線、負電源配線La及び正電源配線Lbに付随する容量を示す等価回路である。この図に示すように走査線2と対向電極との間に第1容量C1が、負電源配線Laと対向電極との間には第2容量C2、負電源配線Laと正電源配線Lbとの間には第3容量C3が存在する。
ここで、非選択状態にある走査線2は、コモン電位VCOMの変化に応じて電位が変化するので、第1容量C1は対向電極を駆動する際に負荷とはならない。一方、負電源配線Laの電位が固定であれば、第2容量C2は対向電極を駆動する際に負荷となる。しかしながら、本実施形態においては、負電源配線Laの負電源電位VSSは、コモン電位VCOMの変化に応じて低選択電位VSSLと高選択電位VSSHとの間で遷移する。従って、第2容量C2は第1容量C1と同様に対向電極を駆動する際に負荷とはならない。即ち、対向電極の等価容量を低減することが可能となる。
コモン電位VCOMの立ち上がり時間及び立ち下がり時間は、時定数に依存する。時定数は等価抵抗と等価容量との積で定まるから、時定数を下げることが可能となり、コモン電位VCOMの遷移時間は短くなる。
一方、負電源配線Laには第3容量C3が付随するが、正電源配線Lbの電位は固定であるから、負電源配線Laを低選択電位VSSLと高選択電位VSSHとの間で駆動する際に第3容量C3は容量負荷として作用する。ここで、第3容量C3を大きくすれば、負電源配線Laの時定数を大きくすることができる。
この結果、図5に示すように画素電極電位V2の応答は早くなる一方、走査線電位V1の応答は遅くなる。従って、TFT50の逆バイアスによるリーク電流を防止しでき、表示品質を大幅に向上させることができる。
<1−5:コモン電位生成回路及び非選択電位生成回路>
次に、コモン電位生成回路600の回路図を図6に示す。コモン電位生成回路600(第1選択手段)は、直列に接続されるインバータ601〜604と選択回路610を備える。選択回路610はコモン同期信号VC’に応じて低コモン電位COMLと高コモン電位COMHとを選択する。各インバータ601〜604はPチャネルTFTとNチャネルTFTとを直列に接続して構成されている。インバータ601のトランジスタのゲート幅をWとしたとき、例えば、インバータ602のゲート幅は4W、インバータ603のゲート幅は16W、インバータ604のゲート幅は64Wである。
対向電極は、走査線2の他にデータ線3や画素電極6と対向しているため、大きな寄生容量を有する。このため、選択回路610は駆動能力が大きい比較的大きなトランジスタによって構成されるので、これを制御する信号としては大きな駆動能力が要求される。インバータ601〜604のトランジスタサイズが次第に大きくなるように配置したのは、出力電流を次第に大きくして選択回路610を構成するトランジスタのオン・オフを確実に制御するためである。
次に、非選択電位生成回路700の回路図を図7に示す。この図に示すように非選択電位生成回路700(第2選択手段)は、直列に接続されるインバータ701及び702と選択回路710を備える。選択回路710は選択制御信号CTL’に応じて低選択電位VSSLと高選択電位VSSHとを選択する。例えば、インバータ701のゲート幅はWであり、インバータ702のゲート幅2Wである。
負電源配線Laの寄生容量は対向電極の寄生容量と比較して小さい。従って、選択回路710を構成するトランジスタのサイズは、選択回路610を構成するトランジスタのサイズと比較して小さいので、選択回路710を制御するために必要とされる電流は、選択回路610に比較して少なくて済む。このため、非選択電位生成回路700は、コモン電位生成回路600と比較してインバータの数が少ない。
ところで、インバータ601〜604の遅延時間は、インバータ701及び702と比較して大きい。このため、コモン同期信号VCと選択制御信号CTLとを同時にアクティブにすると、選択回路710に供給される選択制御信号CTL’がコモン同期信号VC’より先にアクティブとなる。すると、TFT50が逆バイアスされ、一時的にTFT50がオン状態になり、表示品質が劣化する。そこで、本実施形態のタイミング発生回路300は、非選択状態にある走査線2の電位が、非選択状態にある走査線2に接続されるTFT50の画素電極6の電位を下回るように、コモン同期信号VCに対して遅延した選択制御信号CTLを生成する。
例えば、選択回路610と選択回路710の遅延時間がないと仮定し、インバータ601〜604の遅延時間をt1、インバータ701及び702の遅延時間をt2とすれば、図5に示すように、選択制御信号CTLの立ち上がりタイミングは、コモン同期信号VCの立ち上がりタイミングに対してt1−t2だけ遅延するように設定される。これによって、走査線電位V1が画素電極電位V2を下回るように設定でき、TFT50のリーク電流を低減して表示品質を向上させることができる。
<1−6:液晶パネルの構成例>
次に、上述した電気的構成に係る液晶パネルの全体構成について図8及び図9を参照して説明する。ここで、図8は、液晶パネルAAの構成を示す斜視図であり、図9は、図8におけるZ−Z’線断面図である。
これらの図に示されるように、液晶パネルAAは、画素電極6等が形成されたガラスや半導体等の素子基板151と、対向電極158等が形成されたガラス等の透明な対向基板152とを、スペーサ153が混入されたシール材154によって一定の間隙を保って、互いに電極形成面が対向するように貼り合わせるとともに、この間隙に電気光学材料としての液晶155を封入した構造となっている。なお、シール材154は、対向基板152の基板周辺に沿って形成されるが、液晶155を封入するために一部が開口している。このため、液晶155の封入後に、その開口部分が封止材156によって封止されている。
ここで、素子基板151の対向面であって、シール材154の外側一辺においては、上述したデータ線駆動回路200が形成されて、Y方向に延在するデータ線3を駆動する構成となっている。また、データ線駆動回路200とデータ線3の一方の端部との間には、サンプリング回路230及び静電保護回路240(図示略)が形成され、データ線3の他方の端部には静電保護回路250及び検査回路260が形成される。
さらに、素子基板151には複数の接続電極157が形成されて、タイミング発生回路300からの各種信号や画像信号40R、40G、40Bを入力する構成となっている。また、この一辺に隣接する一辺には、走査線駆動回路100が形成されて、X方向に延在する走査線2をそれぞれ両側から駆動する構成となっている。
一方、対向基板152の対向電極158は、素子基板151との貼合部分における4隅のうち、少なくとも1箇所において設けられた導通材によって、素子基板151との電気的導通が図られている。そして、導通材を介してコモン電位VCOMが供給されるようになっている。ほかに、対向基板152には、液晶パネルAAの用途に応じて、例えば、第1に、ストライプ状や、モザイク状、トライアングル状等に配列したカラーフィルタが設けられ、第2に、例えば、クロムやニッケルなどの金属材料や、カーボンやチタンなどをフォトレジストに分散した樹脂ブラックなどのブラックマトリクスが設けられ、第3に、液晶パネルAAに光を照射するバックライトが設けられる。特に色光変調の用途の場合には、カラーフィルタは形成されずにブラックマトリクスが対向基板152に設けられる。
加えて、素子基板151および対向基板152の対向面には、それぞれ所定の方向にラビング処理された配向膜などが設けられる一方、その各背面側には配向方向に応じた偏光板(図示省略)がそれぞれ設けられる。ただし、液晶155として、高分子中に微小粒として分散させた高分子分散型液晶を用いれば、前述の配向膜、偏光板等が不要となる結果、光利用効率が高まるので、高輝度化や低消費電力化などの点において有利である。
なお、データ線駆動回路200、走査線駆動回路100等の周辺回路の一部または全部を、素子基板151に形成する替わりに、例えば、TAB(Tape Automated Bonding)技術を用いてフィルムに実装された駆動用ICチップを、素子基板151の所定位置に設けられる異方性導電フィルムを介して電気的および機械的に接続する構成としても良いし、駆動用ICチップ自体を、COG(Chip On Grass)技術を用いて、素子基板151の所定位置に異方性導電フィルムを介して電気的および機械的に接続する構成としても良い。
<2.応用例>
<2−1:負電源電位>
上述した実施形態においては、走査線駆動回路100に供給する非選択電位VSSを負電源配線Laを介してデータ線駆動回路200、静電保護回路240及び250、並びに検査回路260に供給したが、本発明はこれに限定されるものではなく、走査線駆動回路100以外の回路に非選択電位VSSを負電源電位として供給し、当該回路を非選択電位VSSを用いて動作させるのであれば、如何なるものであってもよい。
さらに、走査線駆動回路100以外の回路に負電源配線Laとは独立した配線で負電源電位を引き回してもよい。この場合には、負電源電位は、非選択電位と必ずしも一致しなくてもよく、電源電位を対向電極の電位変化に応じて変化させてもよい。要は、コモン電位VCOMが変化したとき、対向電極と負電源配線Laとの間に発生する第2容量C2に流れる電流を低減できるように負電源配線の電位を変化させればよい。この場合には、第2容量C2が、実質的に負荷として作用しなくなるので、対向電極を駆動する際の時定数が低減する。この結果、低コモン電位と高コモン電位との間の遷移時間を短縮することができ、画素に用いられるトランジスタの逆バイアスによるリーク電流を適切に防止して、表示品質を大幅に向上させることが可能となる。なお、電源電位の振幅は、低コモン電位と高コモン電位との電位差に等しいことが、対向電極の時定数を低減する観点から好ましいが、必ずしも両者が一致しなくてもよい。
<2−2:素子基板の構成など>
上述した各実施形態においては、液晶パネルの素子基板151をガラス等の透明な絶縁性基板により構成して、当該基板上にシリコン薄膜を形成するとともに、当該薄膜上にソース、ドレイン、チャネルが形成されたTFTによって、画素のスイッチング素子(TFT50)やデータ線駆動回路200、および走査線駆動回路100の素子を構成するものとして説明したが、本発明はこれに限られるものではない。
例えば、素子基板151を半導体基板により構成して、当該半導体基板の表面にソース、ドレイン、チャネルが形成された絶縁ゲート型電界効果トランジスタによって、画素のスイッチング素子や各種の回路の素子を構成しても良い。このように素子基板151を半導体基板により構成する場合には、透過型の表示パネルとして用いることができないため、画素電極6をアルミニウムなどで形成して、反射型として用いられることとなる。また、単に、素子基板151を透明基板として、画素電極6を反射型にしても良い。
<2−3:電子機器>
次に、上述した液晶装置を各種の電子機器に適用される場合について説明する。
<2−3−1:プロジェクタ>
まず、この液晶装置をライトバルブとして用いたプロジェクタについて説明する。図10は、プロジェクタの構成例を示す平面図である。
この図に示されるように、プロジェクタ1100内部には、ハロゲンランプ等の白色光源からなるランプユニット1102が設けられている。このランプユニット1102から射出された投射光は、ライトガイド1104内に配置された4枚のミラー1106および2枚のダイクロイックミラー1108によってRGBの3原色に分離され、各原色に対応するライトバルブとしての液晶パネル1110R、1110Bおよび1110Gに入射される。
液晶パネル1110R、1110Bおよび1110Gの構成は、上述した液晶パネルAAと同等であり、画像信号処理回路(図示省略)から供給されるR、G、Bの原色信号でそれぞれ駆動されるものである。そして、これらの液晶パネルによって変調された光は、ダイクロイックプリズム1112に3方向から入射される。このダイクロイックプリズム1112においては、RおよびBの光が90度に屈折する一方、Gの光が直進する。したがって、各色の画像が合成される結果、投射レンズ1114を介して、スクリーン等にカラー画像が投写されることとなる。
ここで、各液晶パネル1110R、1110Bおよび1110Gによる表示像について着目すると、液晶パネル1110Gによる表示像は、液晶パネル1110R、1110Bによる表示像に対して左右反転することが必要となる。なお、液晶パネル1110R、1110Bおよび1110Gには、ダイクロイックミラー1108によって、R、G、Bの各原色に対応する光が入射するので、カラーフィルタを設ける必要はない。
<2−3−2:モバイル型コンピュータ>
次に、この液晶パネルを、モバイル型のパーソナルコンピュータに適用した例について説明する。図11は、このパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。図において、コンピュータ1200は、キーボード1202を備えた本体部1204と、液晶表示ユニット1206とから構成されている。この液晶表示ユニット1206は、先に述べた液晶パネル1005の背面にバックライトを付加することにより構成されている。
<2−3−3:携帯電話>
さらに、この液晶パネルを、携帯電話に適用した例について説明する。図12は、この携帯電話の構成を示す斜視図である。図において、携帯電話1300は、複数の操作ボタン1302とともに、反射型の液晶パネル1005を備えるものである。この反射型の液晶パネル1005にあっては、必要に応じてその前面にフロントライトが設けられる。
なお、図10〜図12を参照して説明した電子機器の他にも、液晶テレビや、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた装置等などが挙げられる。そして、これらの各種電子機器に適用可能なのは言うまでもない。
なお、液晶パネルは、電気光学材料として液晶の替わりに有機LEDを用いたもの、プラズマを用いたもの、無機エレクトロルミネッセンス素子を用いたものであってもよい。さらに、電子ペーパー等の電気泳動パネルにも適用することができる。
本発明に係る液晶装置の全体構成を示すブロック図である。 液晶パネルAAの詳細な構成を示すブロック図である。 静電保護回路240及び250を構成する単位回路の回路図である。 対向電極、走査線、負電源配線La及び正電源配線Lbに付随する容量を示す等価回路の回路図である。 走査線電位V1及び画素電極電位V2の応答を示すタイミングチャートである。 コモン電位生成回路600の回路図である。 非選択電位生成回路700の回路図である。 液晶パネルAAの構成を示す斜視図である。 液晶パネルの構造を説明するための一部断面図である。 同液晶装置を適用した電子機器の一例たるビデオプロジェクタの断面図である。 同液晶装置を適用した電子機器の一例たるパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。 同液晶装置を適用した電子機器の一例たる携帯電話の構成を示す斜視図である。 従来の液晶装置における1画素の構成を示す回路図である。同液晶装置を適用した電子機器の一例たる携帯電話の構成を示す斜視図である。 TFT50の静特性を示すグラフである。 従来の駆動方法の問題点を説明するためのタイミングチャートである。
符号の説明
2…走査線、3…データ線、6…画素電極、50…TFT、100…走査線駆動回路、200…データ線駆動回路、240,250…静電保護回路、260…検査回路、COMH…高コモン電位、COML…低コモン電位、VSSH…高選択電位、VSSL…低選択電位、VSS…非選択電位、La…負電源配線、SW1,SW2…スイッチ。

Claims (8)

  1. 複数の走査線と、複数のデータ線と、前記走査線と前記データ線との交差に対応してマトリクス状に配置された複数の画素電極と、前記走査線の電位に応じて前記データ線と前記画素電極との間の接続状態を切り替えるトランジスタと、前記画素電極と電気光学物質を挟んで対向する対向電極とを備え、所定周期で切り替わる低コモン電位と高コモン電位とが前記対向電極に交互に供給される電気光学装置であって、
    前記対向電極の電位変化に応じて、非選択状態にある前記走査線に供給する非選択電位を低走査線電位と高走査線電位との間で遷移させる走査線駆動手段と、
    前記対向電極と前記電気光学物質を挟んで対向する電源配線を介して供給される電源電位を用いて動作する第1手段と、
    前記電源電位を前記対向電極の電位変化に応じて変化させる第2手段と、
    を備えたことを特徴とする電気光学装置。
  2. 前記電源電位は前記非選択電位であり、前記電源配線を介して前記走査線駆動手段及び前記第1手段に前記非選択電位が供給されることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記第2手段は、
    第1制御信号に基づいて前記低コモン電位と高コモン電位とのうち一方を選択して前記対向電極に出力する第1選択手段と、
    第2制御信号に基づいて前記低走査線電位と前記高走査線電位とのうち一方を選択して前記電源配線へ出力すると共に、前記第1選択手段よりも選択に要する遅延時間が小さい第2選択手段と、
    前記第1制御信号を生成すると共に、非選択状態にある前記走査線の電位が、前記非選択状態にある前記走査線に接続される前記トランジスタの前記画素電極の電位を下回るように、前記第1制御信号に対して遅延した前記第2制御信号を生成する制御手段と
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載の電気光学装置。
  4. 前記第1手段は、静電保護回路であることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の電気光学装置。
  5. 前記第1手段は、前記データ線を駆動するデータ線駆動手段であることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の電気光学装置。
  6. 前記データ線駆動手段は、
    転送開始パルスを順次転送するシフトレジスタと、
    前記シフトレジスタの出力信号のレベルをシフトするレベルシフタと、
    前記レベルシフタの出力信号に基づいて画像信号をサンプリングするサンプリング回路とを備え、
    前記レベルシフタは前記電源配線を介して前記電源電位が給電される
    ことを特徴とする請求項5に記載の電気光学装置。
  7. 前記第1手段は、前記データ線を検査する検査回路であることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の電気光学装置。
  8. 請求項1乃至7のうちいずれか1項に記載の電気光学装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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